検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 54 件

  • 1 / 1

  • 地方寺院の僧侶による葬儀実践の模索―法話に注目して―

    磯部 美紀 宗教と社会 27 (0), 49-63, 2021-06-05

    ...<p>近年の日本においては、宗教家を介在させない葬儀が一つの葬儀形態として受容されている。また、「故人らしさ」を反映させた個性的な葬儀を望む人々もいる。今や、葬儀に僧侶が関与することは自明ではなくなりつつある。本稿では、このような葬儀を取り巻く状況の変化を受けて、僧侶が自らの役割をどのような点に見出し、いかに葬儀実践を模索しているのかを、新潟県で行われた仏式葬儀を事例に論じる。...

    DOI

  • 志賀直哉「ナイルの水の一滴」をめぐる小稿

    橋爪 博幸 桐生大学紀要 32 (0), 71-77, 2021

    ...の思想家 である中江兆民や,英国の数学者であり哲学者であったB・ラッセル,あるいはW・K・クリフォードらは物質主義に 傾倒し,志賀のいう「ナイル」の存在を否定した.彼らは果敢にも,自身を微小な「一滴」あるいは「一粟」だけの存在 に見立て,現実世界に立ち向かう生涯を選んだのである.個々の人間は,孤立する一粒の意識体にすぎないのか, あるいはそれを包含する極大の意識を想定しうるのか――これまで数多くの宗教家...

    DOI

  • 普及福音教会と森鷗外「鎚一下」

    村上, 祐紀 拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 43 136-150, 2020-03-25

    ...そのうえで、「鎚一下」におけるキリスト教者H君への礼讃は、現実に行動し続けるH君の宗教家としての行為そのものに向けられていると解釈できることを示した。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 人間の「自由意志」についてのエラスムスの見解─知識人の人間観ならびに社会観(4)─

    久保田 義弘 札幌学院大学経済論集 = Sapporo Gakuin University Review of Economics (14) 41-95, 2018-11-30

    ...中世の思想家1 であり,平和主義者2 であり,宗教家3 でもあり,そして人文主義者4(ヒューマニスト,ユマニスト)であったデシデリウス・エラスムス(Desiderius Erasmus,1466/1467 年生-1536 年没)の言葉を通して,彼自身が人間をどのように捉えていたのか,あるいは社会をどのように見ていたのか,同時に,彼自身が日常的に接していた現実の一般大衆5(後の17 世紀には市民革命後...

    機関リポジトリ

  • St.Christopher's Hospice 研修報告: 本学における多職種連携教育実践へのヒント

    濱吉, 美穂 保健医療技術学部論集 11 65-75, 2017-03-01

    ...,近代ホスピス文化の祖ともいわれる英国のDame Sysily Sundersが創設したSt.Christopher’s Hospitalにおける教育研修と病院見学会に参加した.Dame Sysily Sundersは,人の人生最期の時のより良いEnd of Life care実践を支え,十分な緩和ケアを提供するためには医師や看護師はもちろんのこと,理学療法士や作業療法士,栄養士,社会福祉士,宗教家...

    機関リポジトリ

  • 東ドイツ紀行—宗教改革と音楽・美術の旅—

    井上 征剛 山梨英和大学紀要 16 (0), 87-95, 2017

    ...彼のこのような姿勢は、後のドイツの音楽家と宗教家の両方に引き継がれた。ルターの時代以降、18世紀までは、音楽家は神学を学び、他方、牧師を目指す者は音楽を学び、実践することがルター派教会の慣例であった。ルター亡き後も、17〜18世紀のドイツ音楽界においてルター派が大きな影響力を保持し続けたことを考えると、ルターはいわば、ドイツ語によるキリスト教音楽発展の礎を作った存在ということになる。...

    DOI Web Site

  • 全国厚生連病院の医療圏におけるターミナルケア意識に関するアンケート調査 第2報

    服部 晃, 服部 麗波, 田邉 直仁, 岩田 文英 日本農村医学会雑誌 64 (4), 650-660, 2015

    ...男性では被災により, “日常宗教あり”, “ターミナルケアよく知る”, “本人告知が望ましい”, そして“麻薬十分に使用する”, “ターミナルで宗教家に会う”, という希望が増えた。女性では, %ldquo;最後の場所は自宅で”が増加したのみであった。  最後の所見について, 全体集計を再検討すると, もともと, 男性に比べ, 女性, 特に壮年期の一般職の女性は, 自宅希望率が抑制されていた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • E系列の時間とはなにか

    野村 直樹, 橋元 淳一郎, 明石 真 時間学研究 5 (0), 37-50, 2015

    ...この時間世界を拡張していく主役は、E系列と呼ばれる時間であり、詩人やアーティスト、宗教家の直観として古来より語られてきたものではあるが、これを科学の枠組みの中に位置づけようとするのが本稿の目的である。相互作用し、同期するものが作る「生きた時間」という視点がもたらす広がりを説明したい。...

    DOI

  • ふたりの宗教家にみる<救癩>の主題化と倫理

    輪倉 一広 宗教研究 87 (1), 55-78, 2013

    カトリック司祭の岩下壮一と日蓮宗僧侶の綱脇龍妙は、いずれも昭和戦前期に救癩施設の院長としてその活動を展開した。昭和戦前期は、全体主義が横行する準戦時期であったばかりでなく、救癩史においてはちょうど「絶対隔離推進期」と呼ばれ、それは負の遺制である癩政策の絶頂期にあたっていた。本稿は、ふたりに共通する昭和戦前期を取り上げ、その時期にみられたふたりの救癩実践の思想、とりわけ<救癩>をどのように主題化し…

    DOI Web Site

  • 宮沢賢治の世界の心理学的考察

    免田, 賢 教育学部論集 23 147-163, 2012-03-01

    ...なおかつ科学者、宗教家、そして行動実践者の側面をもっている。本論文では、賢治理解の枠組みを提示し、宮沢賢治についてこれまで報告された心理学研究について概観をおこなった。第二に賢治自身による世界理解の方法論がどのようなものであったか、諸アプローチから心理学的に検討をすることを目的にした。その上で、作品の「心象イメージ」について知覚・発達心理学、認知心理学、心理力動的な観点からの分析を試みた。...

    機関リポジトリ Web Site

  • ターミナルケアに関する意識調査(性差・職種・世代間の差について)

    岡野 明子, 服部 晃, 田邉 直仁, 岩田 文英 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 122-122, 2011

    ...職業は、医療・福祉関係(以下医福)が43.8%、その他一般(会社員、公務員、教員、宗教家、主婦他)は45.3%である。なお医福グル―プは直接の医療関係者のみならず事務その他の関係者を多く含み、学生は高校生、専門学校生、その他の学生で9.9%である。年齢的には一部青年世代もいるが、学生という身分兼年令層にまとめた。就職層は青年(20~30代)、壮年(40~50代)、老年(60代以上)の期に分けた。...

    DOI

  • 哲学から体験へ : 近角常観の宗教思想

    碧海 寿広 宗教研究 84 (1), 75-100, 2010

    ...近角は学生時代、哲学研究に執心したが、その後は哲学を放棄し、個々人の体験を重視する宗教家へと自己形成を遂げた。だが、自らの救済体験の意義を、仏教史を貫く普遍的な要素によって根拠づけるという彼の方法は、その転身の前後を通して一貫していた。近角は、親鸞や釈尊など、真宗仏教史における至高存在の体験に、自らの体験を重ねて語るという言語実践を遂行したが、こうした体験の語りを、自己の信徒たちにも行わせた。...

    DOI Web Site

  • L. メーソンの『海外音楽便り』

    今井, 民子 弘前大学教育学部紀要 (102) 33-38, 2009-10-30

    ...これらの中から、彼の厳格な音楽教育者として、また敬虔な宗教家としての側面が浮き彫りにされ、さらにやや古風で穏健な音楽趣味、アメリカにおける音楽文化向上への強い意欲も明らかとなった。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 翻訳 数学的思考と人間の本性 : 協和と不協和

    Leron Uri, 湊 三郎 東北数学教育学会年報 (39) 63-74, 2008-03-31

    ...人間の本性は伝統的に作家,哲学者,宗教家が扱う領域のものとされてきたが,近時に認知科学、神経科学,乳児学,動物学,人類学,進化心理学の研究対象となるに至った.本稿では関連する研究を概観し,数学に関する二三の事例を分析することによって,数学的思考のある部分は人間の本性的な側面によって如何に可能とされ,また別の部分は如何に阻害されるかを示す.この新奇な理論的枠組みは,学習指導の基礎的問題に対してだけでなく...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 進化論批評 : ダーウィニズムが文学について教えてくれること

    持留, 浩二 文学部論集 91 139-150, 2007-03-01

    ...彼らは、科学者や宗教家と比べてより自由な立場にいる作家こそが最もよく人間の真の姿を理解しており、文学作品には普遍的な人間性が描かれていると言う。そこに描かれているものは生物学的な理屈に適っているのである。しかし進化論批評にも問題点がある。 時々、生物学的事実に反するようなことが作品に描かれていることがあるのだ。作品内容のみに注意を向けるだけではこの問題を解決できない。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 「根源悪」について : 原罪と宿業

    薗田 坦, Sonoda Tan 仁愛大学研究紀要 (5) 1-10, 2006-12-30

    ...「根源悪」の問題,あるいは根源的な「罪」という問題は,人間存在の根本に関わる事柄として,洋の東西を問わず古くから多くの宗教家や哲学者によって取り上げられ,深い考察が向けられてきた.ここではとくにキリスト教における「原罪」という考えと,また仏教で言われる「宿業」という思想を念頭に置きながら,それらに共通して見られる人間存在にとっての根本的な問題点を取り出し,より哲学的な観点から解明してみたい.その際,...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • チームとしての小児在宅ターミナルケア

    金井 理恵, 山口 清次 日本小児血液学会雑誌 19 (3), 123-130, 2005

    It is said that home care for dying children is difficult because family attitudes toward patients and care skills are different from the care for adults in the terminal stage. But the home care …

    DOI 医中誌 参考文献27件

  • 理学療法士養成教育におけるDeath Educationについて(第2報)

    鳥居 昭久, 高尾 公矢, 木山 喬博, 加藤 真弓, 木村 菜穂子, 林 修司, 戸田 秀彦 理学療法学Supplement 2004 (0), G0533-G0533, 2005

    ...しかし、多くのDE関係報告をみると、必ずしもDE実施者はその専門家と思われる職種(医師や宗教家、哲学者など)とは限らない。家庭科、理科、英語教育など、むしろ医療保健関連職種以外の報告が目立つ。これはDEが必ずしも専門家のみの領域ではなく、学校教育の中ではアプローチの立場や方法が多岐にわたり、PTもDEの実施を積極的に進める必要性を示している。...

    DOI 医中誌

  • ターミナルケアにおける宗教側面からの介入に対する看護職者の意識

    田中, 英子 保健科学研究誌 (1) 43-49, 2004-03-15

    ...この差に関しては,それぞれの病棟で宗教家がケアに参加しているか否かが要因の一つになっていると考えられる。また,看護識者がターミナルケアを実践する中で宗教家の参加の必要性を感じたことがあるかという問いに対しては,「ある」と答えた人は,一般病棟で35%,緩和系病棟で47.7%,であった。宗教家の参加の現状と比較すると,看護職者が必要と考えている状況との間にかなりの差があることが示された。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • シンハラ語の待遇表現をめぐって(<特集>言語の対人関係機能と敬語)

    花田 康紀 社会言語科学 5 (1), 85-93, 2002

    ...スリランカの言語の一つであるシンハラ語にも待遇表現の体系をみることができる.それは俗家の者の間での「丁寧なことば対粗野できたないことば」という意識と,ブッダや仏教僧に対することばが俗家の者同士の日常語とことなり,宗教家に対して特別な形式を使用して敬意を表することが義務的だという点にあらわれているといえる.後者は絶対敬語とみることができる.また,複数の二人称代名詞とそれらに呼応する動詞の命令形があり,...

    DOI Web Site

  • 身延深敬病院の運営方法-募金活動に関して-

    Murphy William Trevor, 山縣 然太朗 山梨医科大学紀要 = 山梨医科大学紀要 17 6-9, 2000

    ...近代日本において,宗教家が作った民間ハンセン病救済施設が6つあった(キリスト教系5つ,仏教系1つ)。NGO/NPO(Third Sector)活動であった。仏教系「身延深敬病院」の創設者は,外国人宣教師と違い,海外からの援助等に頼れなく,日本国内で資金集めをせざるを得なかった。その一環として,「十万一厘講」という募金方法を考えたが,結局維持困難であった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 地下からのキリスト

    中野 信子 Journal of UOEH 4 (4), 549-559, 1982

    ...しかし, 彼の宗教性は, 神秘主義者や宗教家のそれとは異なっており, 人間存在に関する地下からの認識とでもいうべきものに基づき, かつ, 無意識の中で, イエス・キリストのイメージに魅了されてもいた. 他方, 後世の神学的誇張を免れたマタイ, マルコ, ルカの, 三共観福音書の中に, イエスのことばや比喩を拾ってみると, D.H.ローレンスの哲学と共通するものを発見するのは不可能ではない....

    DOI Web Site

  • THE ROLE OF THE EAST IN THE STORIES OF J.D. SALINGER

    マシー フランシス 比較文学 13 (0), 128-112, 1970

    ...もし彼女がお祈りをしようとするなら、それはイエスに対して唱えるべきであり、彼女がイエスと混同する「他の五人か十人ばかしの宗教家たち」に対して唱えるべきではないのだ。ゾーイーは、長いことイエスを賛えてから、祈りの目的は「それを唱える人にキリストの意識を与えること」であることを彼女に気づかせてやる。...

    DOI

  • 1 / 1
ページトップへ