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山本 四郎 史林 52 (2), 157-217, 1969-03-01
...本稿は、前稿「明治末年の日本」の続稿であり、第二次西園寺内閣の後半、倒閣まで約五ヵ月間の藩閥官僚派と政府との対立・抗争史である。前稿で明示したように、この期の内閣の存立にかんする最大の問題は、行財政整理の成否である。整理の計画は、官僚派の悪宣伝にもかかわらず、着々と進捗していた,あとは、世論の支持をうけて、いよいよ委員長原敬が、その政治力に物を言わせて実行する階段にさしかかる。...
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