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検索結果 103 件

  • 1 / 1

  • 三浦半島における大規模宅地造成と災害時要援護者の避難支援の検討

    三浦 エリカ, 小寺 浩二 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 115-, 2023

    ...</p><p><b>参考文献</b> </p><p>田村俊和・阿部隆・宮城豊彦(1978):丘陵地の宅地造成と地震被害-1978年宮城県沖地震の被害を例として-,総合都市研究(5),115-131. </p><p>桂敏樹・星野明子(2007):地域後期高齢者の閉じこもり予防のための歩行移動能力の維持に関する要因,日健医誌16(1),17-24.</p>...

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  • 温暖化による急激な海面上昇過程において乾燥地帯海岸平野一帯で進行するマングローブ林分布変動

    宮城 豊彦, 井上 智美, 三浦 真吾, 馬場 繁幸 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 98-, 2023

    <p>国立環境研究所の企画研究として、世界規模でのマングローブ林分布図の作成事業を実施している。アジア・太平洋・オーストラリア大陸の図化を完了している。図化は、世界各地のマングローブ林を実際に確認してきた経験知と最近のオープンデータの高精度オルソ画像の目視確認、その下敷きデータとして既に報告されたリモートセンシングの成果をも用いている。今回は、乾燥地域での森林分布変動について新たな知見を得たので…

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  • 低価格Lidarを用いた簡易3Dスキャナーによる マングローブ測量システムの開発と精度検証

    柳澤 英明, 宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 54-, 2022

    <p>1. はじめに</p><p>近年、3Dスキャナーによる非接触型の形状測量が多様な分野で行われるようになってきた。この技術をマングローブ森林測量に応用することができれば、複雑な根形状の分析や毎木調査の簡便化などが可能となる。しかしながら、測量用の商用3Dスキャナーは非常に高額であり、マングローブが密生する潮間帯などの測量環境下においては、このような高額商品を手軽に持ち込むことが難しい場合も多…

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  • 全球ダイレクトセンシングによるマングローブ林分布状況の把握(予報)

    宮城 豊彦, 馬場 繁幸, 井上 智美, 赤路 康郎, 趙 学群 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 32-, 2020

    <p>近年のビッグデータ充実に伴い、全球規模での高精度オルソ画像情報が手軽に利用できるようになった。これを用いて全球規模での目視判読によるマングローブ林の存在状況の把握を試みている。今回は、その手始めの報告である。</p>

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  • 3Dマングローブ模型を用いた津波減勢効果の検討

    柳澤 英明, 宮城 豊彦, 会田 俊介 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 129-, 2019

    <p>1. はじめに</p><p>潮間帯に成立するマングローブには、海洋からの津波インパクトを最前面で受け止め、陸域に広がる人間環境を保全するグリーンインフラとしての機能が期待される。特に東南アジアなどの沿岸域においては、経済的なコストや自然・生活環境の観点から、防潮堤のような人工構造物を多数建設することは難しく、グリーンインフラを組み合わせた総合的な防災対策が求められている。しかしながら、複雑…

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  • 中国・長白山天池の大規模地すべりに伴う津波の数値解析

    柳澤 英明, 宮城 豊彦, 呉 正方 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000086-, 2018

    1. はじめに<br> 長白山(朝鮮名:白頭山、標高2744m)は中国と北朝鮮の国境に位置する火山で、山頂には天池と呼ばれるカルデラ湖を有している。長白山はこれまで噴火を繰り返してきた活火山であり、15世紀以降、4度(1413年,1597年,1668年,1702年)の噴火が観測されている。また、長白山山頂周辺には複数の地すべり跡が確認されており、地すべり災害の発生も危惧されている。地すべりは、火…

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  • 中国・北朝鮮国境、長白山火口湖の大規模地すべり災害リスク

    宮城 豊彦, 柳澤 英明, 呉 正方 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000042-, 2018

    中国と北朝鮮の国境の長白山は標高2720mの成層火山で、約1300年前に巨大噴火を引き起こし、その火口が天池と称される火口湖となった。これ以後破局的な噴火を引き起こしてはいないが、その可能性は常に留意されるべき活火山である。長白山一帯、特に天池とその火口瀬である長白瀑布一帯はジオパークの拠点として年間150万人の観光客を集める場所であり、地すべりなど火山活動以外の災害発生リスクへの留意もあるべき…

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  • 今 マングローブに年輪があると判ること

    宮城 豊彦, 内山 庄一郎, 柳澤 英明, 馬場 繁幸, 渡辺 信, 吉田 璃奈 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 156-, 2018

    熱帯の不思議な森と言われ、興味・研究の対象だったマングローブ林の研究が格段に新展開を迎えようとしている。ここでは、その現状と展開の小さな一例としての年輪解析の試みについて報告する。

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  • 土砂災害予測に関する研究集会-熊本地震とその周辺-プロシーディング

    飯田 智之, 山田 隆二, 酒井 直樹, 小山内 信智, 檀上 徹, 石澤 友浩, 藤本 将光, 深川 良一, 酒匂 一成, 石丸 聡, 後藤 聡, 木村 誇, 若井 明彦, 佐藤 剛, 檜垣 大助, 林 信太郎, 川合 昭彦, 八反地 剛, 沖村 孝, 地頭薗 隆, 松本 祐樹, 田中 俊和, 清﨑 淳子, 林 幸一郎, 木下 篤彦, 今森 直紀, 田中 健貴, 福囿 輝旗, 笹原 克夫, 伊藤 和也, 吉川 直孝, 平岡 伸隆, 土佐 信一, 大類 光平, 板山 達至, 林 拙郎, 井口 隆, 稲垣 秀輝, ハスバートル, 内田 太郎, 桜井 亘, 松田 昌之, 高山 陶子, 林 真一郎, 櫻井 正明, 島野 敏行, 神谷 静, 上野 将司, 宮城 豊彦, 浅野 陽一, 中埜 貴元, 藤原 智, 森下 遊, 小林 知勝, 佐々木 靖人, 新井場 公徳, 上石 勲, 田中 義朗, 拝崎 昌雄, 本島 明, 中村 真也, 松尾 竜也, 平良 健, 長谷中 利昭, 渡邉 勇, 藤見 俊夫, 北園 芳人, 鳥井 真之, 稲本 義人, 松本 久志, 三木 公一, 佐藤 英和, 中川 理絵 防災科学技術研究所 研究資料 (411) 1-231, 2017-03

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  • 空中写真、UAV,SfMを用いたマングローブ域の地形植生再現性

    宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100239-, 2015

    様々な画像情報からDSMを発生させる技術が開発大きく進歩し、併せてUAVが簡易に利用できる状況があらわれた。これによって土地自然情報の多角的な利用が促進される。マングローブとその周辺域で検証している。

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  • シンポジウム「地理学からみる日本アルプスの大規模地すべり」:趣旨説明

    苅谷 愛彦, 高岡 貞夫, 松四 雄騎 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100095-, 2015

    ...<u>宮城豊彦</u>氏には,大規模地すべりはいかにジオパークに活用しうるのかを,栗駒山・荒砥沢大規模地すべりの実例をもとに論じ,JAにおける将来展望を透視していただく。 ◆コメント  以上の発表に対して,2名にコメントをお願いする。...

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  • 微地形と地理学-その応用と展開-:趣旨説明

    藤本 潔, 宮城 豊彦, 西城 潔, 竹内 裕希子 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100084-, 2014

    地形学辞典によると、「微地形」とは「5万分の1~2.5万分の1の地形図には表現されないような地表面の微細な凹凸」と定義されている。実際には、例えば平野上では、自然堤防、後背湿地、旧河道、浜堤列など、丘陵地では、谷頭凹地、頂部斜面、上部谷壁斜面、下部谷壁斜面などが微地形単位と認識されており、貝塚(1998)で分類されたように、空間スケールとしては10<sup>1</sup>mオーダー、時間スケール…

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  • Structure from Motionによって生成したDSMの応用可能性

    内山 庄一郎, 宮城 豊彦, 大友 萌子, 中川 理絵 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 126-, 2014

    背景<br>複数時期の空中写真からその変化を簡易,迅速に抽出する事ができるならば,その技術は自然災害発生時の広域における被災状況把握に有用と考える.この観点から,二時期の空中写真より生成したオルソ画像およびDSM(Digital Sruface Model: 数値表層モデル)を用いた差分解析の研究を進めている.本稿を含む一連の研究では,空中写真スケールで見た場合の地表面形態が比較的単純なマングロ…

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  • マングローブ環境の中にみる居住地の立地環境変化

    大友 萌子, 宮城 豊彦, 浅野 哲美 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 127-, 2014

    1.はじめに<br>ベトナム・ホーチミン市一帯のマングローブ地域を対象に、二時期間の居住地の立地環境変化を分析した。<br>マングローブ、またその自然環境へ及ぶ人為は種々様々であり、安食・宮城(1992)は、それをマングローブ植物の直接的利用と、マングローブの生育する環境を利用する間接的利用とに分類している。発表者らは、主に間接的利用による人為に着目し、マングローブ環境の利用度による地域区分や、…

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  • 多時期空中写真による変化抽出

    内山 庄一郎, 宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100258-, 2014

    SfM (Structure from motion)による簡単で正確なDSM、オルソ画像の作成が実現した。デジタルカメラ画像や空中写真画像からDSM、オルソフォトを作成できる。本稿では、複数時期の空中写真画像からDSM、オルソ画像を作成し、それらを比較し、変化を抽出することを目的として試行的に実施した。対象地域は、沖縄県の西表島仲間川下流域にあるガリー沿いにマングローブ林の破壊が観察された地域…

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  • 地すべり地形の危険度評価と微地形

    宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100202-, 2014

    地すべり地形の実形を写真判読から明らかする作業がほぼ完了している。日本では、このスケールよりも一段小規模な微地形スケールで見た地すべり地形の特徴を、地すべりの再活動可能性の指標として再評価することで、地すべり地形の再活動可能性を評価し始めている。この発想の土台には、田村先生の地形観が反映されている。

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  • 地すべり地形のジオパーク化を構想する視点

    宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 253-253, 2011

    巨大な地すべり地をジオサイトとして位置づけることを想定した場合の、実施前の時点における留意点を地形・地すべり学の立場から考えたい。事例である宮城県の荒砥沢地すべりに対するジオサイトとしての興味は、1)稀に起こる自然の猛威を安全に追体験したい。2)自然の営みに対する理解を深めたい。3)あの有名な場所を一目見たい。など色々あろうが、現場で動かす立場としては、安全確保と興味喚起の両立を常に迫られる。ま…

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  • 第三紀層地域における大規模初生地すべりの発生と強震動に関する試行的研究

    宮城 豊彦, 濱崎 英作, 柴崎 達也, 内山 庄一郎, 檜垣 大助 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 147-147, 2011

    地震断層・断層面の構造と大規模な岩盤すべりなど斜面災害の分布には密接な対応が指摘されている。しかし地すべりの運動自体はすべり面相当層でのC、φや間隙水圧に依存することも事実である。「地震性土砂災害と降水型の斜面災害の異同を明確化すること」が大きな課題として取り上げられた。そこで、本課題に対して我々は過去の巨大地すべりの初生滑動には巨大地震が関与しているという仮説を軸として、主として東北地域の第三…

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  • 岐阜県瑞浪市大湫盆地堆積物に記録された花粉化石群の変動

    守田 益宗, 神谷 千穂, 佐々木 俊法, 宮城 豊彦, 須貝 俊彦, 柳田 誠, 古澤 明, 藤原 治 季刊地理学 62 (4), 195-210, 2010

    本州中部の岐阜県瑞浪市大湫の小盆地で掘削されたOK4コアの花粉分析を行ない,下位よりOK4-1∼OK4-28の局地花粉帯を区分した。これらの花粉帯を先行研究であるOK1の局地花粉帯とともに,堆積物中に挾在する広域テフラの絶対年代を基にLR04の海洋酸素同位体曲線と比較した。その結果,大湫盆地の花粉分析結果はMIS1-9までの過去34万年の植生変遷を連続して記録していることが明らかとなり,OK4-…

    DOI Web Site 参考文献27件

  • 琉球列島における津波災害

    河名 俊男, 山本 正昭, 西岡 陽一, 竹内 仁, 喜屋武 昂, 星 宗博, 宇根 寛, 中埜 貴元, 小白井 亮一, 鈴木 康弘, 後藤 和久, 宮城 豊彦, 柳沢 英明, 馬場 繁幸, 熊木 洋太, 青木 賢人, 平井 幸弘 E-journal GEO 5 (1), 50-55, 2010

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  • 2004年インド洋大津波とマングローブ林域の破壊に関する定量的な評価例

    宮城 豊彦, 柳沢 英明, 馬場 繁幸 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 166-166, 2009

    2004年12月26日にスマトラ島沖で発生したM.9.0の巨大地震における津波災害は極めて 激烈なものであった。この中で、沿岸の森林生態系であるマングローブ林とその土地は 、どのように破壊され、あるいは如何なる防災機能を発揮したのだろうか。最大波高が 10mを超え、流速が10mに達するような巨大津波の経験を踏まえて、今や、マングローブ …

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  • 岐阜県瑞浪市大湫盆地における約17 万年間の植生変遷

    神谷 千穂, 守田 益宗, 佐々木 俊法, 宮城 豊彦, 須貝 俊彦, 柳田 誠, 古澤 明, 藤原 治 植生史研究 17 (2), 55-63, 2009

    中期更新世末以降の植生史を明らかにするため,岐阜県瑞浪市大湫盆地で得られたOK4 ボーリングコアの花粉分析を行い,同盆地の既存分析結果(OK1)との対比を行った。OK4 に挟在する5 枚のテフラ層の深度と年代の関係から,深度10 m は約17 万年前(酸素同位体ステージ6)に遡ると推定される。コア上部10 m の分析結果に基づき, OK4-I 帯からOK4-XIV 帯の14 …

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • デルタ型マングローブ林の大規模な破壊と修復メカニズムに関する実証的研究

    宮城 豊彦, 斎藤 綾子, ビエン ノク ナム 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 135-135, 2008

    <BR> ベトナム戦争時に、枯葉剤の散布によって極めて激しい破壊を被ったホーチミン市郊外のカンザ地区に発達していたマングローブ林について、その修復過程を画像解析や植林データデータなどから明らかにした。結果、現在における地域の全森林面積のなかの約50%が植林によって、残りは自然に修復されたことが明らかになった。修復の過程をGIS用いて追跡すると、1973年から1994年に賭けて、地域住民の指向に沿…

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  • 岩手・宮城内陸地震時に荒砥沢ダム上流で発生した巨大地すべりの変形構造と運動様式

    宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2008f (0), 20-20, 2008

    平成20年6月14日の午前に、岩手・宮城両県に跨る奥羽山脈東麓に発生したM7.2の内陸直下型地震は、ほぼ余震域の範囲に極めて多数の斜面災害を発生させた。この内、宮城県栗原市荒砥沢ダムの上流で生じた地すべりは極めて大規模で、その規模は1.3km、0.9km、想定深度100m内外、移動土量が7000万m3に達し、本邦最大規模の破壊的な巨大地すべりであった。この地すべりは、その規模のみならず、運動様式…

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  • 2004年インド洋大津波とマングローブ林域の破壊に関する総括的な報告

    宮城 豊彦, 柳沢 英明, 馬場 繁幸, 今村 文彦, チャルチャイ タナブッド, ムザイリン アッファー 日本地理学会発表要旨集 2007s (0), 106-106, 2007

    <BR>はじめに<BR> 2004年12月26日にスマトラ島沖で発生した巨大地震における津波災害は極めて激烈なものであった。この中で、沿岸の森林生態系であるマングローブ林とその土地は、どのように破壊され、あるいは如何なる防災機能を発揮したのだろうか。最大波高が10mを超えるような巨大津波の経験を踏まえて、今や、マングローブ林とその土地が有する防災機能を適切に理解し、沿岸域の防災林整備に資する指針…

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  • 簡易RBSM三次元試行球面すべり面法を用いた造成地盛土斜面の地震被害評価法

    濱崎 英作, 宮城 豊彦, 竹内 則雄, 大西 有三 日本地すべり学会誌 43 (5), 251-258, 2007

    造成地盛土斜面においては, 地震によって地すべりや崩壊などの甚大な被害が発生することが多く, それらの発生に対する危険度評価手法の確立が求められている。我々はこれらの危険度予測をする手法として簡易RBSM三次元試行球面すべり面法を開発した。この手法は, 簡易ながら地震力とその方向を考慮した解析が可能で, 評価結果として平面図上の最小安全率分布 (<i>Fs</i> 値) …

    DOI 機関リポジトリ Web Site 被引用文献2件 参考文献14件

  • マングローブ林内を遡上した津波の挙動と樹木の破壊条件

    柳澤 英明, 越村 俊一, 後藤 和久, 今村 文彦, 宮城 豊彦, 林 一成 海岸工学論文集 53 231-235, 2006

    タイ南西部Khao Lakを対象に, 2004年インド洋大津波に関する樹木の被害調査および津波の数値解析を行い, 津波の挙動と倒木の関連性について検討した. 被害調査では, まず津波による倒木形態を五つに分類し, その状況について整理した. また, 河川周辺のマングローブ林における調査では, 倒木の方向や漂流物の状況より, 津波が河川を遡上する流れを確認した. 数値解析では, 津波高, …

    DOI 被引用文献6件

  • 強い外的インパクトを被ったマングローブ林の分布変動特性

    林 一成, 宮城 豊彦, Vien Ngoc NAM 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 67-67, 2006

    1.はじめに<BR> 熱帯・亜熱帯の海岸沿いに分布するマングローブ林は,近年,開発などによって面積が減少している.一方で,この生態系の重要性が認知されるようになり植林によって森林を修復しようという動きもみられる.マングローブは潮間帯の上半部という限られた土地に成立するために,そこで営まれる侵食・堆積などの地形作用や海水準変動に敏感に反応し,立地を変化させる生態系である.このことに関連して,マング…

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  • 東濃地方内陸小盆地埋積物の分析による過去30万年間の古気候変動

    佐々木 俊法, 須貝 俊彦, 柳田 誠, 守田 益宗, 古澤 明, 藤原 治, 守屋 俊文, 中川 毅, 宮城 豊彦 第四紀研究 45 (4), 275-286, 2006

    土岐面頂部付近の閉塞された小盆地で掘削されたボーリングコア (OK1コア : 深度25.3m) は, おもに泥炭層と無機質粘土~シルト層のリズミカルな互層からなり, コア下部から約30万年前に堆積した高山Ng1テフラが検出された. この約30万年前以降の連続試料について, テフラ分析, 帯磁率測定, 粒度分析, 色相計測, 花粉分析を実施した. 花粉分析のデータを基に, …

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献29件

  • ユカタン半島半乾燥地におけるマングローブ林の景観特性と土壌塩分

    宮城 豊彦, 濱満 靖, Marco Antonio Plata Mada 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 69-69, 2006

    はじめに 世界のマングローブ枯死林の状況を正確には把握してはいないので確定的ではないが、メキシコ湾岸のユカタン半島では極めて広大な面積のマングローブ林が枯死している。恐らく数万ヘクタール規模で世界最大であろう。このユカタン半島では僅か数種のマングローブが多彩な森林を発達させており、枯死林もその一つである。これらの森林景観の形成には、様々意味での塩分の集積が関わっていると考えられる。発表者らは、昨…

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  • 史学科地理から地域構想学科へ

    宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 76-76, 2006

    はじめに:東北学院大学における地理学の系統的な教育は、2005年3月までの40年間は文学部史学科において、これ以後は教養学部地域構想学科において実施されている。史学科から教養学部に組織替えがなされることを契機に、本学における地理学分野の教育研究に関する考え方を大きく転換することが可能になった。とは言え、地理学分野のみで新しい学科が設立されたのではない。ここでは、地域構想学科における地理学に関連す…

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  • 地すべり地形分布図集成図「長岡・高田・長野地域」の作成

    清水 文健, 井口 隆, 内山 庄一郎, 大八木 規夫, 宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2005f (0), 67-67, 2005

    1.はじめに 防災科学技術研究所では、1982年より5万分の1の精度で地すべり地形分布図を判読・刊行してきた。これまでに東北・関東・中部地方の刊行をほぼ終え、現在近畿から中国地方にかけて作成中である。これまで刊行を終えた範囲では広域での地すべり地形の分布状況の詳細が明らかにされた。その結果、予想以上に多数の地すべり地形が存在していることが明らかとなり、斜面地形の形成に関して地すべり変動が大きな役…

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  • 地すべり地における地形・運動特性・物質特性のリンク

    宮城 豊彦, 濱崎 英作, 内山 庄一郎, 林 一成 日本地理学会発表要旨集 2005f (0), 99-99, 2005

    はじめに:地表面形態の系統的な理解から導かれる地すべり活動や物質特性に関する想定は、実際のそれとどのように対応するのかについて、秋田県南東部に位置する大規模岩盤地すべりである「狼沢地すべり」を事例として検討する。目標を実現するために、狼沢地すべりの概要と再活動の危険度を把握した後、詳細等高線図、美地形分類、表面キレツの分類、スベリ面等高線などの地形関連情報、ボーリングコアキレツ密度と岩相、移動杭…

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  • 地すべり地特有の地域環境と地震性地盤災害

    宮城 豊彦 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 70-70, 2005

    2004年10月26日に、新潟県中越地方で発生した新潟県中越地震は、山古志村を中心として甚大な地盤災害を引き起こし、現在も全村避難が継続している。東頸城丘陵を中心とするこの一帯は古くから地すべり多発地帯として幾多の土砂災害に見舞われてきた。地すべりに孤立する雪深い松之山町の姿を1980年当時のニュースは伝えている。松之山町の地すべり災害から時を経て、この地は今や魚沼産コシヒカリの産地として脚光を…

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  • 津波災害によるマングローブ林の環境変化

    林 一成, 宮城 豊彦, 柳澤 英明, Tanavud Charlchai, Meepol Wijarn 日本地理学会発表要旨集 2005f (0), 100-100, 2005

    1. はじめに2004年12月27日に発生したスマトラ沖地震による津波はインド洋沿岸の諸地域において甚大な被害をもたらした。マングローブ林は一般に津波や高潮などの災害に対して緩衝地帯となって波高を減衰し、陸域の被害を軽減することが指摘されている(例えば、松田ほか1997)が、他の流亡物質と同様に、津波によって破壊された場合は流木洪水のように作用し災害を拡大する可能性がある。そこで本報告では、タイ…

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  • マングローブ堆積物とマングローブ地生態系

    宮城 豊彦 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 57 (3), 215-223, 2003

    The mangrove ecosystem and the deposit are developing only upper half of the tidal zone. The ecosystem is stretching like a narrow green belt surrounding the tropical to sub tropical coast. The …

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  • マレー半島におけるマングローブ植生の植物社会学的研究

    持田 幸良, 藤本 潔, 宮城 豊彦, 石原 修一, 室伏 多門, 菊池 多賀夫, PRAMOJANEE Paiboon Tropics 8 (3), 207-220, 1999

    The phytosociological data of the mangrove forests in the Malay Peninsula were collected from 216 releves, and so they were phytosociologically divided into 6 community types as follows: (1) the …

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  • 宮城県鬼首盆地の地すべり地形

    八木 令子, 宮城 豊彦, 八木 浩司 季刊地理学 44 (2), 107-114, 1992

    Many landslides have developed at the end of low relief surface consisting of soft clay deposit (Late Pleistocene) in Onikobe basin, northwestern area of Miyagi Prefecture. In this paper the authors …

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  • 地すべり地を構成する基本単位地形

    木全 令子, 宮城 豊彦 地すべり 21 (4), 1-9, 1985

    In humid temperate region, Landslide is one of the most important processes of slope formation. But usual landform classifications of landslide area were uncertain and even the name of each landform …

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  • 丘陵地の宅地造成と地震被害 : 1978年宮城県沖地震の被害を例として

    Tamura, Toshikazu, Abe, Takashi, Miyagi, Toyohiko, 田村, 俊和, 阿部, 隆, 宮城, 豊彦 総合都市研究 (5) 115-131, 1978

    1960年頃から全国各地の都市近郊丘陵地で,大規模な人工的地形改変をともなう宅地造成が盛んになったが,そのような宅造地の最初の地震被害が今回仙台周辺で発生した。仙台周辺は,宅地造成にともなう丘陵地の人工的地形改変が日本で最も著しい地域の1つである。小論では,この地域の宅地造成による地形改変状況とそこで発生した被害のタイプや規模とを整理し,このような土地に発生する地震被害およびその発生機構の類型化…

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  • 北上山地南西縁盆地群の侵蝕小起伏面

    阿子島 功, 宮城 豊彦 東北地理 28 (1), 48-56, 1976

    Undulating erosion surfaces were developed in the basins of the southwest piedmont of the Kitakami mountains. These basins are located along the east tributaries of the Kitakami river, i. e. …

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  • 丘陵地内の崩壊地形

    宮城 豊彦 東北地理 28 (1), 59-59, 1976

    The ravine bottom of the Iwana Channel, Narugo region, is thinly covered by alluvium. In this area, the writer discovered two examples of failures which may explain this deposit. In a case, an old …

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