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  • 冬季石狩川下流域における筋状雲の抽出と雲域・非雲域下におけるGPS可降水量の定量的評価

    橋本 弾, 宮本 真希, 大屋 祐太, 山田 朋人 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 冬季日本海上において北西からの季節風が卓越する時に筋状雲を形成する対流系は,温暖な海上と寒冷な大気間の気温差が駆動力となって生じた対流の上昇流域で水蒸気が凝結し雲が形成された雲域と対流の下降流域で雲が存在しない非雲域で構成される.本研究では,2015年から2020年の11月から3月に石狩湾近郊に出現した筋状雲の抽出を行い,その雲域と非雲域下における水蒸気の違いが標準偏差17%で平均1.1…

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  • 2016年台風10号および1981年台風12号の環境場および降雨分布の比較

    宮本 真希, 山田 朋人 土木学会論文集 79 (27), n/a-, 2023

    <p> 北海道における代表的な2つの豪雨災害はそれぞれ2016年台風10号および1981年台風12号の接近・通過時に発生した.本研究では当該事例を対象に気象場分析を実施したことで,両台風が低緯度帯の低圧部において発生し,太平洋高気圧の北東偏により太平洋を北上して北海道に接近した後,西側に存在する寒冷渦に向かって進行していたことを示した.どちらの事例においても山脈沿いに降雨が集中したが,北海道付近…

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  • 日本周辺における前線の出現特性およびその環境場の地域特性

    宮本 真希, 山田 朋人 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 318-, 2023

    <p>本研究では,梅雨時期において前線に伴う大雨の将来変化を予測することを目的とし,前線を大気場から抽出する手法を開発している.本解析は研究の一部であり,手法の構築のため,天気図に示された前線の出現特性および環境場の特徴を調べた.6月においては日本の南側に前線の出現が集中する.北西太平洋と東シナ海において出現した前線の平均的な環境場(水平方向の温位勾配および相当温位勾配)に顕著な違いは認められな…

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  • 天気図に示された前線に基づく梅雨期における九州地方の降雨の気候特性

    宮本 真希, 山田 朋人 土木学会論文集G(環境) 78 (5), I_151-I_156, 2022

    <p> 本研究では,気象情報として扱われている天気図から前線を抽出する手法を構築し,34年間分の天気図に適用した.前線をグリッドデータとして扱うことが可能となり,6, 7月の九州地方における降雨のうち,前線の周辺100キロメートルでの降雨が占める割合は3割以上であることを示した.さらに,前線が九州地方において南北方向に移動する時に通過した領域における空間平均降雨量は,前線が約300キロメートル移…

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  • 大量アンサンブルデータを用いた北海道周辺で抽出した線状降水帯の多発年・寡少年における夏季総観場の特徴

    大屋 祐太, 宮本 真希, 山田 朋人 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_43-I_48, 2022

    <p> 北海道周辺域における夏季の線状降水帯の発生数の顕著な年は,7, 8月平均の環境場と海面水温により特徴付けられることが先行研究において指摘されている.本研究では,水平5km解像度のレーダアメダス解析雨量から線状かつ停滞性を有する降雨イベントを線状降水帯と定義し,現在気候と将来予測気候の双方の数千年相当の情報量を有するd4PDFの降雨データに適用した.過去実験,2度上昇実験,4度上昇実験のそ…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 天気図に示された前線の高空間解像度グリッドデータによる表現とその活用

    宮本 真希, 山田 朋人 水文・水資源学会研究発表会要旨集 35 (0), 249-, 2022

    <p>日本が位置する中緯度帯において,年間降水量のうち約7割は前線による降水である.前線に伴う豪雨災害は広範囲かつ甚大であり,例えば令和2年7月豪雨や平成30年7月豪雨では西日本を中心に,昭和56年水害では北海道の道央において被害が拡大した.これらは各地域の代表的な豪雨災害であるため,日本全国を対象として,前線に伴い生じる豪雨を議論する必要がある.天気図に示された前線はUtsumi et …

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  • 梅雨期の九州地方における前線の停滞と降雨特性

    宮本 真希, 山田 朋人 水文・水資源学会研究発表会要旨集 34 (0), 202-, 2021

    <p>梅雨前線の南側ではたびたび線状降水帯が発生し,地域的に集中して降雨をもたらすため,梅雨末期における豪雨災害の被害は甚大である.この対策のためには,前線周辺における降雨の発生メカニズムの解明だけでなく,前線に伴う降雨特性を十分に理解することも重要である.本研究では,地上天気図を画像解析することで前線の位置を数値データ化し,九州地方において前線が停滞していた期間を調べた.過去15年間の5月から…

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  • 九州地方を対象とした梅雨期における前線および周辺環境場の年々特性

    宮本 真希, 山田 朋人 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_463-I_468, 2021

    <p> 梅雨末期における豪雨災害は日本各地に甚大な被害をもたらすことから,梅雨前線に伴う降雨の将来変化を予測することは防災上,非常に重要である.本研究では,2006年から2020年の九州地方の梅雨期における前線の降雨量への寄与を調べ,前線が九州地方に8日以上停滞していた4イベント全てにおいて豪雨災害が発生していたことを明らかにした.また,物理的指標による前線の抽出は,前線の将来変化の予測において…

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  • 植物プランクトンの生理と窒素代謝に与える鉄の影響

    工藤 勲, 國分 治代, 宮本 真希子, 野入 善史 沿岸海洋研究 56 (2), 106-114, 2019

    現在,海洋における植物プランクトンの生長制限因子としての鉄の重要性は広く認識されている.しかしながら,亜寒 帯北太平洋域,赤道湧昇域,南極海において栄養塩が一年を通して豊富であるにもかかわらず,植物プランクトン現存量 の指標であるクロロフィルが低いというパラドクスに関して,この20年間に世界の海洋学者の間で活発な議論が行われて …

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