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検索結果 129 件

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  • 2022年4月に発生した知床半島海難事故での気象および海表面の流況変化の把握

    犬飼 直之, 安倍 淳, 斎藤 秀俊 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 2022年4月に知床半島で遊覧船が沈没した海難事故では乗員全員が行方不明となり,翌日から検索が行われたが難航し,現在でも全員発見には至っていない.ここでは事故発生時後の海域の状況を把握するとともに発見が困難となった要因を考察した.気象では事故日には寒冷前線が通過しその後風向が変化して海域の海上風と波浪が急激に増大した.捜索開始直後には知床半島周辺で多くの乗員が発見されたが,この状況を吹送流と...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 2021年5月1日に静岡県牧之原市で発生した竜巻の被害調査

    山本 晴彦, 兼光 直樹, 坂本 京子, 岩谷 潔 自然災害科学 41 (1), 55-75, 2022-05-31

    ...2021年5月1日18時30分頃,静岡県中部を寒冷前線に伴う活発な積乱雲が時速約60 kmで東進し,不安定な大気の状況で牧之原市付近では竜巻が発生した。竜巻は,菊川市沢水加を始点に,牧之原市の布引原地区を通り,勝田・切山,勝間,坂部地区へと東に進んだ。現地調査から被害の長さは約7km,被害の幅は布引原地区において最大130mであった。...

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  • モデル計算を用いた日本周辺における大気中ラドン濃度時間変動の理解

    石島 健太郎, 坪井 一寛, 松枝 秀和, 田中 泰宙, 眞木 貴史, 中村 貴, 丹羽 洋介, 平尾 茂一 気象集誌. 第2輯 100 (2), 343-359, 2022

    ...GSAM-TMによるシミュレーションは、そのような寒冷前線に起因するイベントが時として前線上空への成層圏空気の流入というような複雑な3次元大気構造を伴い、大気中微量成分の分布に大きく影響することを示した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献36件

  • :鈴鹿山麓における局所風「鈴鹿おろし」の空間構造と形成メカニズム

    山田 駿介, 日下 博幸 気象集誌. 第2輯 100 (5), 751-766, 2022

    ...鈴鹿おろしは、主に寒冷前線を伴った温帯低気圧が日本海を通過した後(全事例の55%)に発生することが明らかになった。また、逆転層(高度1〜5km)が74%の事例で観測された。空間的に密な観測データを用いた気候学的解析により、強風は鈴鹿山脈の風下側北部においても吹く傾向があることが示された。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献48件

  • 日本の近畿地方で発生する線状降水帯の形成メカニズム―2015年9月1日の事例研究―

    閔 庚夕, 坪木 和久, 吉岡 真由美, 諸田 雪江, 金田 幸恵 気象集誌. 第2輯 99 (2), 357-377, 2021

    ...また、線状降水帯の形成には寒冷前線やメソスケール低気圧が伴っていなかった。これらは本事例の線状降水帯の形成には必要条件ではないことが示された。</p> <p> 数値シミュレーションを用いた再現実験の結果、紀伊水道から流入する温暖湿潤な南南西風と西風の下層収束によって線状降水帯が形成されていることが分かった。淡路島の北で新しい対流セルが発生し、そのセルが中層の南西風によって北東方向に移動した。...

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  • 神戸市南部における六甲おろしの実態と風速の地域性

    安倍 啓貴 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 187-, 2021

    ...また, 六甲おろしが吹走する天気図のパターンについては, 冬型の気圧配置となる時, あるいは寒冷前線の通過時に多いことがわかっている(日下ら,2007)。</p><p> 以上のことから, 六甲おろしの発生機構や天気図のパターンについては, ある程度の知見が得られている。しかし,六甲おろしの実態についての科学的な解析は進められていない。...

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  • 気象条件による核惨事の汚染形態

    小川 進 水文・水資源学会研究発表会要旨集 34 (0), 24-, 2021

    ...<p>ロシアではウラルとチェルノブイリで2つの核惨事が発生し,放射能がウラルで2000万キューリー,チェルノブイリで240億キューリー放出した.これらの汚染形態を比較した.両者とも広島と福島の汚染とは全く異なるものだった.4つの核汚染の形態は主として地形と気象条件,低気圧と寒冷前線に強く依存した.</p>...

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  • 中学校理科における生徒の気象概念の構成に関する研究

    平山, 将也, 森藤, 義孝 福岡教育大学紀要. 第四分冊, 教職科編 = Bulletin of University of Teacher Education Fukuoka. Part IV, Education and psychology 69 201-207, 2020-03-10

    ...また,前線の変化について,多くの生徒がその理由を説明することができず,寒冷前線が温暖前線に追いついて閉塞前線となる現象を寒気と暖気の動きとして捉えることに困難が生じていることが明らかにされた。さらに,夏と冬の日本の気象について,多くの生徒が気団の影響だけで説明しようとすることが明らかにされた。...

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  • 中学校理科における気象概念の構成に関する研究

    平山 将也, 森藤 義孝 日本科学教育学会研究会研究報告 34 (2), 13-18, 2019-11-30

    ...え,その問題点を明らかにすることを目的として,当該単元の主要な指導内容についての質問紙調査を実施した.その結果,低気圧の発生過程について,多くの学生が,寒気団と暖気団がぶつかると,暖気団が寒気団に押し上げられることを説明することができるものの,そのことを低気圧が発生する理由と関係付けることに困難が生じていることが明らかにされた.また,前線の変化について,多くの学生がその理由を説明することができず,寒冷前線...

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  • 5月下旬における本州付近の少雨期と前線出現数との連関

    大山 駿, 森島 済 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 155-, 2019

    ...この天気図は2000年からモノクロ表示からカラー表示に変更されており,温暖前線は赤色,寒冷前線は青色,停滞前線は赤と青の交互,閉塞前線は紫色で示されている。これらの色情報(RGB値)は他の記号には用いられておらず,前線特有のRGB値を持つ画素を前線位置として抽出した。前線位置のライン値・ピクセル値を緯度経度に変換し一次データとした。...

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  • 中学校理科における気象数値実験ソフト「Web-CReSS for Education」の教材化

    大町 慎, 名越 利幸 日本科学教育学会研究会研究報告 33 (1), 125-128, 2018-12-01

    ...<p>本研究では,気象数値実験ソフト「Web-CReSS for Education」の完成を目指す.本ソフトで計算可能な5つの気象現象のうち,「寒冷前線」と「海陸風」について調査する.「寒冷前線」は計算時間が短く,1単位時間の授業で計算設定から結果の考察までを実施できる.「海陸風」は,計算時間が長いため,2単位時間を必要とするが,計算設定を変えることで感度実験が可能である.</p>...

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  • 北関東内陸域における春季の強風による昇温現象

    山口 隆子, 鈴木 敦, 片岡 大地, 富田 龍 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000225-, 2018

    ...強風による昇温現象発生時の気圧配置は、日本海低気圧や、低気圧が東北北部、北海道、樺太付近にあり、西日本~東日本に移動性高気圧が位置する場合が多く、低気圧からのびる寒冷前線の通過に伴った風向の変化が、フェーン開始のきっかけになることが推察された。...

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  • 高密度観測により示される夏季首都圏の地上気温・気圧の時空間的特徴(その3)

    大和 広明, 森島 済, 赤坂 郁美, 三上 岳彦 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100209-, 2016

    ...極端に負の絶対値が大きい場合には、寒冷前線が接近している事例が見られたため、主成分得点の標準偏差σを基準に、都心周辺で周囲よりも低い気圧が観測されている事例を以下の条件で抽出した。条件は、①P-PC2の主成分得点が-2σ以上-σ以下、②P-PC1およびP-PC3の主成分得点がそれぞれ±σ以内の2点である。この条件で、13,248ケース中1,094ケース抽出された。...

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  • 長野県菅平高原における冬季降雨の発生傾向

    佐藤 香枝, 上野 健一, 南光 一樹, 清水 悟 水文・水資源学会誌 25 (5), 271-289, 2012

     The temporal tendency of winter rain events in the Sugadairakogen Highlands was investigated using 33 years daily records of rainfall/snowfall discrimination at the Sugadaira Montane Research …

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献59件

  • 中央日本における寒冷前線通過に伴う降水の特徴

    村井 謙太, 高橋 日出男 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100150-, 2012

    ...従って雨量計の設置が困難な山岳地域や海上における寒冷前線性降水についての面的な理解は十分ではなく、より詳細な解析が望まれていた。<br> 解析ではまず始めに、地上天気図を用いて2006年から2010年の5年間に寒冷前線が中央日本を通過した事例を抽出する。次に全事例についてひと雨の積算降水量の分布図を作成し、その特徴をもとに寒冷前線性降水をタイプ別に分類した。...

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  • 夏季モンゴルに降水をもたらす低気圧と前線

    木村 圭司, 篠田 雅人 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100107-, 2012

    ...つまり、降水域となっている寒冷前線の西側には切離低気圧による寒冷乾燥の気団があり、前線の東側には温暖湿潤な気団がある。850hPaでは日本海付近から流れ込む南風により水蒸気が流入している。...

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  • 2011年の梅雨期の愛媛県地方における顕著な降水の事例解析

    一 広志 日本地理学会発表要旨集 2011f (0), 100060-100060, 2011

    ...<br><br> 事例解析より見出される大雨発生時の特徴 分析結果に過去の事例を併せると、愛媛県地方の梅雨期の降水は寒冷前線の作用によるものが卓越していることが特徴として挙げられる。 ...

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  • 九州北部の離島および大都市部におけるPM<SUB>2.5</SUB>濃度の通年での挙動

    兼保 直樹, 高見 昭憲, 佐藤 圭, 畠山 史郎, 林 政彦, 原 圭一郎, 河本 和明, 山本 重一 大気環境学会誌 46 (2), 111-118, 2011

    ...これらの変動は、主として寒冷前線後面型、あるいは移動性高気圧周辺流型といった総観規模気象に駆動された長距離輸送により生じていた。夏季には、時折通過する低気圧による輸送による濃度上昇の他、梅雨前線の北側に入った際に濃度上昇が顕著にみられた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献9件

  • 東アジアから輸送される汚染大気中の炭素質エアロゾルの変動と発生源推定

    島田 幸治郎, 高見 昭憲, 加藤 俊吾, 梶井 克純, 畠山 史郎 大気環境学会誌 46 (1), 1-9, 2011

    ...冬季には主に北西季節風、春季には移動性高気圧と寒冷前線によってアジア大陸から大気汚染物質が輸送される一方で、夏季は太平洋からの清浄な空気が辺戸岬に輸送された。後方流跡線で発生源判別したEC、OC濃度とエミッションデータの結果から、中国から輸送される炭素質エアロゾル濃度の寄与が高いことが考えられる。<BR>次に炭素質エアロゾルのOC/EC比から起源推定を行った。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献1件 参考文献33件

  • 青森県と秋田県におけるアワヨトウの糖蜜誘殺による発生予察

    小山 重郎, 藤村 建彦, 伊藤 征司 北日本病害虫研究会報 2011 (62), 112-118, 2011

    ...比較した.成虫誘殺数と幼虫発生程度は年によって大きく変動する.成虫誘殺数が多い年でなければ,成虫の飛来に続く幼虫の多発生は起こらないが,成虫誘殺数が多い年でも必ずしも幼虫が多発生するとは限らない.従って,成虫誘殺数が多い年に,その後の若齢幼虫の密度を調査すれば,これよって老齢幼虫の多発生を予察することができる.青森県深浦町に設置した糖蜜誘殺器への日別成虫誘殺数と気象条件の関連を調べた結果,低気圧と寒冷前線...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 九州における大雨の地域差とその要因

    山口 隆志 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 120-120, 2009

    ...日降水量100_mm_以上の大雨をもたらした気象擾乱の解析には気象庁天気図を用い,さらに850hPa,700hPa,500hPaの風向などから総合的に判断し,低気圧,寒冷前線,停滞前線,熱帯低気圧を含む台風(以下,台風とする),複合要因,その他の6つに分類した. 3....

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  • 1999年に京阪神地域を通過した寒冷前線に伴って線状降水帯が発生したときの環境場

    東, 邦昭, 藤井, 健 京都産業大学論集. 自然科学系列 37 81-93, 2008-03

    ...1999年の1年間に京阪神を通過した寒冷前線を地上天気図から22例を検出した.これらについて気象庁現業用レーダーの降水エコーなどを調べた結果,3時間に100mm以上の大雨をもたらした顕著な線状降水帯が3例(5月27日,6月27日,6月29日)確認できた.本研究は,どのような環境場のときに,これらの線状降水帯が形成されたのかについて調べることが目的である.まず,潮岬の高層気象観測データによると,線状降水帯...

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  • 寒気流入時の自然放射性核種の収支に関する数値解析

    西沢 匡人, 永井 晴康, 茅野 政道 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2008f (0), 963-963, 2008

    ...寒冷前線通過後のアジア大陸からの寒気流入時の日本海および日本における自然放射性核種の収支の推定を行うために、自然放射性核種の数値モデルMM5-TMNRを用いた数値解析を行った。...

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  • 寒冷前線通過時の降水パターンのメカニズムの解明

    日下 博幸, 北畑 明華 日本地理学会発表要旨集 2008f (0), 37-37, 2008

    ...日本海低気圧に伴う寒冷前線は、本州を通過する際に地形の影響を受ける。そのため、関東地方では風、気温、降水が複雑に変化する。このことは天気予報を難しくする原因となっている。...

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  • 中国内蒙古における砂塵暴の発生とその気候条件

    境田 清隆, 咏 梅, 大月 義徳 日本地理学会発表要旨集 2008f (0), 32-32, 2008

    ...このような気圧と気温の変化傾向から、近傍を低気圧が通過し、一時的に暖域に入ったものの、15時には寒冷前線が通過し、気温が低下し風速が強まったことが想定された。 <BR> 実際に前後の天気図から当該地域の北方から南方まで深い気圧の谷が通過し、寒気の流入も著しかったこと、砂塵暴は内蒙古各地で広範に発生したことが判明した。...

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  • 最近10年間のわが国における竜巻の統計的特徴

    小林 文明, 菅原 祐也, 松井 正宏 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2007 (0), 29-29, 2007

    ...また、温帯低気圧に伴う竜巻は、寒冷前線周辺に多く発生し、寒冷前線近傍のFrontal regionと暖域のPre-frontalの領域での発生割合は4:6であった。...

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  • 2005年12月25日JR羽越本線いなほ14号脱線現場付近の風況推定

    田村 幸雄, 須田 健一, 吉田 昭仁, 松井 正宏 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2007 (0), 40-40, 2007

    ...2005年12月25日,JR羽越本線特急いなほ14号が寒冷前線の通過中の山形県酒田市付近において,突風に煽られて脱線し,死者5名,負傷者32名の痛ましい惨事が発生した。運転手や乗客の証言や当時の気象状況等から判断して,脱線に突風が大きく絡んでいたであろうことは明白である。...

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  • 航空機の運航に影響を与える気象の高解像度数値予報

    中山, 寛, 本田, 有機, Nakayama, Hiroshi, Honda, Yuki 宇宙航空研究開発機構特別資料: 航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム2006論文集 = JAXA Special Publication: Proceedings of Aerospace Numerical Simulation Symposium 2006 JAXA-SP-06-010 157-162, 2006-12-01

    The Japan Meteorological Agency (JMA) operates a suite of numerical weather prediction models; the Meso-Scale Model (MSM), the Regional Spectral Model (RSM), and the Global Spectral Model (GSM) with …

    機関リポジトリ

  • 寒冷前線上で発生した突風災害

    小林 文明, 菅原 祐也, 今井  真希, 松井 正宏, 吉田 昭仁, 田村 幸雄 風工学シンポジウム論文集 19 (0), 193-198, 2006

    ...当日,低気圧から伸びた寒冷前線上に形成された積乱雲列が東進しており,1200JST前後に藤沢市上空を通過した際,突風災害が発生した。横須賀におけるドップラーレーダ観測の結果,被害域上空に水平スケール5 km 程度のフックエコーと直径2 km の局地的な渦(水平シアー)の存在が認められた。...

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  • T0421の接近・通過時に愛媛県東予地方で発生した大雨について

    一 広志 日本地理学会発表要旨集 2005f (0), 5-5, 2005

    ...以上より、解析された相当温位の急変帯は寒冷前線の性質を持っており、降水の極大は低相当温位気塊の流入によって発生したことがわかる。AMeDAS観測地点毎の降水ピーク時における10分間降水量の値を比較すると、山間部や東部における値は北西部・島嶼部の2から3倍に及んでおり、四国脊梁山地の地形による増幅が認められる。...

    DOI

  • 3PD-22 中学校におけるインターネットを活用した気象の学習

    槇坂 敏 日本科学教育学会年会論文集 26 (0), 349-350, 2002-09-12

    ...中学校地学領域において, 寒冷前線通過時の県内複数校の観測データを共有した気象の学習を行った。教育センターのホームページに掲載したデータを利用することで, 授業者の負担軽減, 学習への興味・関心, 理解の定着などに効果があった。...

    DOI 参考文献3件

  • 水蒸気勾配がGPS可降水量の精度に与える影響

    岩崎 博之, 木村 富士男, 中川 清隆, 三木 貴博, 木股 文昭, 島田 誠一, 中尾 茂 気象集誌. 第2輯 78 (3), 223-231, 2000

    ...もう一つの誤差は寒冷前線や温暖前線の通過に関連して観測される。その誤差は数時間スケールで変動し、その変動幅は最大で10mmであった。この評価誤差は、水蒸気勾配の大きさそのものではなく、急激な水蒸気勾配の変化と対応していた。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献23件

  • MU・気象レーダーで観測した梅雨季低気圧近傍の鉛直流および降水雲の階層構造

    柴垣 佳明, 山中 大学, 橋口 浩之, 渡辺 明, 上田 博, 前川 泰之, 深尾 昌一郎 気象集誌. 第2輯 75 (2), 569-596, 1997

    ...(i)、(ii)のケースでは、上昇流領域は対流圏界面付近の層状性乱流下端高度(LSTT)と前線面高度に大きく依存し、その後者のケースの上昇流は温暖前線北側では発達した降水雲を伴い、寒冷前線北側では中規模スケールの領域にわたって卓越しているが、降雨を伴わないことが多かった。さらに、(iii)の期間ではいくつかの上昇流領域はLSTTを突き抜けていた。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献8件 参考文献72件

  • 日本海および北西太平洋の寒気吹出の多種スケール的様相

    二宮 洸三, 藤森 順三, 秋山 孝子 気象集誌. 第2輯 74 (6), 745-761, 1996

    ...寒気流内でpolar troughにともなってcomma-cloudが発生し、発達につれ二次的寒冷前線の特徴を示し、さらに主前線に接近しinstant occlusionを形成する。この時点で寒気吹出は再強化される。<br>大陸からの寒気は閉塞低気圧の南西部に向かって西-北西流の寒気の楔として侵入し、一方太平洋からの相対的暖気流は低気圧の北側をまわり、その北西部に東-北東流として流入する。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献13件 参考文献40件

  • 丘陵地形上の降雪と気流に関する観測的研究

    中井 専人, 遠藤 辰雄 気象集誌. 第2輯 73 (2), 183-199, 1995

    ...1990年2月3日の寒冷前線の通過に伴って降雪雲が現れ、約5時間にわたって直径数十kmのエコーがいくつも出羽丘陵上を通過した。これらのエコーのエコー頂高度は丘陵上で低くなっていた。丘陵を通過する流れは‘subcritical’であり、混合層上端の高度も丘陵上で低くなっていたと考えられる。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献9件 参考文献48件

  • 高過飽和度における自然氷晶核の測定

    水野 量, 福田 矩彦 気象集誌. 第2輯 73 (6), 1115-1122, 1995

    ...寒冷前線通過前の暖気内で~10個/l、寒冷前線通過後の寒気内で~1個/lであった。また、各々の測定値の過飽和度0%における測定値に対する比を求めて、この日々変動をした氷晶核数濃度の中から過飽和度依存性を調べた。その結果、過飽和度5%と10%における氷晶核数濃度は、過飽和度0%における値のそれぞれ2倍と数倍に増加することが分かった。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 参考文献74件

  • 非汚染地域山間部におけるオゾンの濃度変化

    宇都宮 彬, 土井 妙子, 溝口 次夫 大気汚染学会誌 29 (6), 332-339, 1994

    High concentrations o ozone, principally stratospheric origin, are observed in spring at the northern Kyushu district. In order to estimate the long-term ozone variation and the effects of the …

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  • 関東平野に現れるメソ温暖・寒冷前線の気候学

    藤部 文昭 気象研究所研究報告 42 (4), 157-180, 1992

       A statistical analysis is made of mesoscale warm fronts (MWFs) and mesoscale cold fronts (MCFs) in the Kanto plain by using hourly surface data covering eleven years. A series of objective …

    DOI 被引用文献5件 参考文献31件

  • ユーラシアのブロッキング高気圧の華中や日本の梅雨に対する影響

    王 亜非 気象集誌. 第2輯 70 (5), 929-951, 1992

    ...更に、1982年6月の事例解析によると、C地域のブロッキング高気圧の発達はその後面の50°N/100-110°E付近の傾圧不安定波の発達と平行して起こり、この低気圧の寒冷前線の南下に伴って華中の前線帯へ下層寒気が南下した。つまり、C地域でのブロッキング高気圧発達過程において下層寒気の南下も見られたことになる。...

    DOI Web Site 被引用文献16件 参考文献18件

  • 台北における冬期の地表オゾンの研究

    柳 中明, 劉 紹臣 気象集誌. 第2輯 69 (2), 161-169, 1991

    ...野外実験の結果、2つの極大は台湾の北を寒冷前線が通過した後起こり易いことが分かった。この時、台北盆地は強い北東風の季節風、低温、少しの雨を伴う雲天という気象条件になる。山頂のオゾンデータは約30ppbvのバックグランドオゾン濃度が季節風により台北盆地にもたらされることを示している。自動車から放出される一酸化窒素(NO)の影響でオゾンが失われるが、この効率的な輸送が新たなオゾンを供給する。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 本州中部における寒冷前線の日変化的動き:暖候期の事例

    藤部 文昭 気象集誌. 第2輯 69 (4), 439-448, 1991

    ...暖候期に本州中部を総観規模の寒冷前線がゆっくり南下する際に、アメダスで定義される地上寒冷前線の動き方に著しい日変化が現れた事例を2つ紹介する。初めの例(1989年9月18~19日)では、1日目(18日)の午後に中部山岳を南下した前線が夜になって弱まり、翌日(19日)の昼間に新たな前線が北陸沿岸に現れて再び南下した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 初冬の粉じん濃度と相対湿度との関係

    水野 建樹, 近藤 裕昭 大気汚染学会誌 25 (6), 395-404, 1990

    Analyses of day averaged NO<SUB>x</SUB> and SP concentrations in early winter obtained at general environmental monitoring stations in Tokyo show that those two kinds of concentrations become lowest …

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  • 本州中部におけるひと雨降水量の分布型

    藤部 文昭 気象集誌. 第2輯 67 (6), 967-983, 1989

    ...降水に対する山岳効果は型によって差があり、最も著しいのは日本海低気圧、すなわち暖域~寒冷前線に対応する型である。この型では関東平野、特にその北西部が中部山岳の顕著なrain shadowになる。一方、南岸低気圧に対応する型では山地の南東~南側に数十%の降水増加がある程度である。<br>この解析を通じて、ファジーC-平均法はパターン分類の有力な方法になり得ることが示された。...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献20件

  • 北海道西岸帯状収束雲のドップラーレーダー観測(II):寒冷前線

    坪木 和久, 藤吉 康志, 若濱 五郎 気象集誌. 第2輯 67 (6), 985-999, 1989

    ...寒冷前線型では、温暖前線型より強い下層収束とその結果生じた上昇流が前線の前方に存在した。一方、温暖前線型ではみられなかった明瞭な下降流が、前線の後方に存在した。また、このメソスケールの鉛直循環(~15km)の他に、温暖前線と同様な小スケールの循環(~6km)がみられた。前線の前方では上昇流によって対流性エコーが発達し、後方では下降流のためエコーは急速に衰弱する。...

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  • 局地モデルにおける力学的規準モード初期化法

    里村 雄彦 気象集誌. 第2輯 66 (2), 261-276, 1988

    ...<br>寒冷前線が計算領域を通過中の事例についてDNIと規準モード初期化法(NMI)との比較を行ったところ,次のことが分った。(1)山脈による水平風のまわり込みやブロッキングは DNI の方が NMI より良く再現される。(2) DNI による領域平均降水量の改善は大きくない。(3)予報初期3時間の降水量の平均2乗誤差は DNI により明らかに改善される。...

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  • 寒冷前線の通過時にみられるシークラッターの性質

    柴田 彰, 篠原 吉雄, 田畑 明, 柳沢 善次 気象研究所研究報告 38 (1), 29-57, 1987

       Observations of the sea clutter with the Doppler radar were carried out at Chosi in November, 1985. The distribution of Doppler velocities undergoes a change during the passage of a cold front, …

    DOI 参考文献3件

  • 1978-1979年冬期の北半球における温暖前線と寒冷前線の長さの比率の地理的分布

    中村 一, 豊田 威信, 大林 正典 気象集誌. 第2輯 64 (4), 519-529, 1986

    ...<br>温暖前線は,日本付近と北米大陸東岸では寒冷前線より短かく,ヨーロッパと北米大陸西岸では寒冷前線より長かった。この長さの違いは低気圧の発達度と非常に良い関係があった。日本付近と北米大陸東岸では低気圧は大きな気圧降下を伴って発達するものが多く,その大部分は短かい温暖前線を伴っていた。...

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  • 偏西風ジェットに伴い発達する低気圧の前線形成と閉塞における移流の役割

    高藪 出 気象集誌. 第2輯 64 (3), 329-345, 1986

    ...一方寒冷前線の中央部では2次元の前線形成が起きており,またその南西端では移流効果によって寒冷前線はひきのばされている。この時期には低気圧中心の北東方にもう一本強い前線が出現した。この前線の形成においてもまた,移流は重要であることが示された。<br>今回の研究では低気圧が閉塞するまで実験を行うことができた。この時期には渦度場の渦巻構造が低気圧中心のまわりに見られた。...

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  • 数値モデルを用いたチベット高原付近の寒気の吹き出しの研究

    住 明正 気象集誌. 第2輯 63 (3), 377-396, 1985

    ...<br>最初の寒気の吹き出しは,寒冷前線の南下に伴い,山の東側に,山の側面に沿って北風が加速されているもので,運動量収支の解析から,この加速は,主として,非地衝風成分に伴うものであることが分った。しかし.このcold surgeは,山に沿って廻り,25°Nあたりのチベット高原南西部で減衰した。<br>一方,2回目のcold surgeは,規模•強さも大きく主要なものと云って良い。...

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  • チベット高原のまわりのコールド•サージのケルヴィン波的性質に関する数値的研究

    中村 一, 堂谷 忠靖 気象集誌. 第2輯 63 (4), 547-563, 1985

    ...楕円型の山の北東端に,温度傾度が15°K/100kmという強い寒冷前線が形成された。20~25m/sの非地衡風的な北風が前線を横切って吹いていた。このedge状前線は山の周囲を時計回りに25m/sという速い速度で伝わっていった。1日後には山の南端に達し,翌日には西端まで達して消滅した。このような特徴から,この山にトラップされたedge状前線はケルヴィン波の性質を持つことが分る。...

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  • 日本とその周辺地域における寒冷前線の地域的・季節的特性

    山川 修治 Geographical review of Japan, Series B 57 (2), 154-165, 1984

    ...<br> まず,日本を含む広域で,寒冷前線とそのほかの前線,およびスコールライン(同一気団内で発生する線状の積雲群であり,前線と関連するものに限定している)について調査した。いずれも雲画像からの判読で,雲系と前線の関係 (Fig. 2) を基本にしている。日本付近を通過する寒冷前線は4月,9月,10月に最も多くなる。...

    DOI 被引用文献6件 参考文献15件

  • 数値実験から見たコールド・サージとリー・サイクロジェネシスに及ぼす山岳の影響

    村上 多喜雄, 中村 一 気象集誌. 第2輯 61 (4), 547-567, 1983

    ...この併合過程と同時に, 寒冷前線が山の南東端から下流の中国東部まで, 東方に延びる。合併したリー・サイクロンは, 拡大した寒冷前線の付近の活発な傾圧変換によって, 中緯度の非常に良く発達したシステムとなる。低気圧の後面には寒波の吹き出しが広範囲に拡がり, 南支那海まで南下する。...

    DOI Web Site 被引用文献13件 参考文献17件

  • 尿中17-KS, 17-OHCS, VMA排泄量の季節並びに日々の変動と気象条件

    石榑 清司 日本生気象学会雑誌 19 (1), 27-44, 1982

    ...<BR>温暖前線と寒冷前線の両方を伴った低気圧の通過は, 春季や秋季ではその低気圧の通過した日とその翌日の尿中17-KSを増大させる傾向を示したが, 一般的には, 温暖前線と寒冷前線を伴った低気圧の通過, あるいは寒冷前線の通過と尿中17-KS, 17-OHCS, VMAの変動との間には明らかな関係が認められなかった。...

    DOI 医中誌

  • AMTEX期間に通過した寒冷前線の立体構造,乱流,フラックス,変質

    Bunker Andrew F. 気象集誌. 第2輯 55 (6), 586-605, 1977

    ...海上の寒冷前線の構造を調べるために,AMTEX期間に沖縄を南東方向に通過した前線を観測用飛行機エレクトラで6高度について種々の気象要素を観測した。この前線は比較的弱く典形的なものではないが,2本が間隔をおいて進み,高度2kmをおおっていた層積雲の上空には中•上層雲が存在しなかった。この前線の変遷と構造が述べられる。<br>前線に伴う種々の気団の特性を飛行機とラジオゾンデのデータからもとめた。...

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  • 昭和48年7月31日集中豪雨による北九州・太宰府周辺の土石流災害について

    田畑 茂清 地すべり 10 (3), 48-52, 1974

    ...7月30日夜から31日未明にかけて, 福岡県を中心に, 寒冷前線の移動に伴う集中豪雨に見舞われ, 時間雨量95mmという大きな雨量を記録した。このため, 福岡市周辺の太宰府町, 篠栗町などで, 土石流・中小河川のはんらんによる家屋の倒壊・流失・浸水などの被害が相次ぎ, 死者・行方不明26名にのぼる大きな災害となった。...

    DOI

  • 昭和48年7月31日集中豪雨による北九州・太宰府周辺の土石流災害について

    田畑 茂清 砂防学会誌 26 (2), 60-64, 1973

    ...7月30日夜から31日未明にかけて,福岡県を中心に,寒冷前線の移動に伴う集中豪雨に見舞われ,時間雨量95mmという大きな雨量を記録した。このため,福岡市周辺の太宰府町,篠栗町などで,土石流・中小河川のはんらんによる家屋の倒壊・流失・浸水などの被害が相次ぎ,死者・行方不明26名にのぼる大きな災害となった。...

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  • 昭和43年宮城県におけるトビイロウンカの異常発生

    千葉 文一, 日野 義一, 宮本 硬一 北日本病害虫研究会報 1969 (20), 174-180, 1969

    In this paper, authors dealt with an agro-meteorological analysis of the outbreak of brown planthopper, <I>Nilaparvata lugens</I> STÅL, in the north-eastern coastal region of Miyagi Prefecture in …

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  • 山越気流に関する研究概要

    矢吹 万寿, 鈴木 清太郎 Bulletin of the University of Osaka Prefecture. Ser. B, Agriculture and biology 19 51-193, 1967-03-31

    ...の場合は前線の通過直後から山越気流が発生し,同時に雨も伴う.日本では寒冷前線は主に北西風を伴うから,寒冷前線によって発生する山越気流は,広戸風,良比八荒,六甲山南麓オロシ(神戸の北風)などあであり,温暖前線の場合は前線通過前におこり,これによって発生する山越気流は,耳納山オロシ,ヤマジ風,六甲山北麓オロシなどである.また閉塞前線は低気圧の北側にあり,東風を伴うから,主に南北に走る山脈に山越気流は発生...

    DOI 機関リポジトリ

  • 中部北太平洋における寒冷前線の雲分布の一例

    孫野 長治, 菊地 勝弘, 葛西 俊之 気象集誌. 第2輯 45 (6), 478-489, 1967

    ...旅客機にとりつけた駒どり16ミリ撮影機をつかって,ホノルルとミッドウェー間の中部北太平洋上で寒冷前線にともなう雲系を観測した。この雲系を解析した結果,全体としてはベルジェロンの古典的なモデルとかなりよく似ているが,次の点をつけ加えた方がよいと思われる。<br>1.寒冷前線附近の個々の雲の模様は,その雲層附近の風の垂直シヤーを考慮することによって大体説明された。...

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  • 海況の伝導に関する一考察 : 沿岸海洋波の生成理論(その11)

    真鍋 大覚 西部造船会々報 34 (0), 37-58, 1967

    ...暴風中心あるいは寒冷前線の付近に集中する海況階級の分布は移動熱源によつて生じる温度分布ときわめてよく似ているので,熱伝導係数に対応する海況伝導係数という物理量を新しく定義して,夏季の台風や冬季の前線の通過前後の海況観測値を永い年月にわたつて集計し,各海域の特徴を考察した。...

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  • 垂直シアーをもつ風が強い雨を伴う対流雲におよぼす効果

    武田 喬男 気象集誌. 第2輯 44 (2), 129-144, 1966

    ...その結果,地上附近における下降気流からの冷い発散流が下層の温い空気におよぼす寒冷前線的効果は弱まる。更に,強い垂直シアーは上昇流の発達をも妨げる。強い垂直シアーが対流雲系(その上昇気流,下降気流のいずれも)の発達を抑えることは,エネルギー変換の立場からも明らかにされる。<br>著者の前の論文(1965)で分った事を考慮すると,これらの結果から次の結論を下すことが出来る。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 米国における前線の前方の降雨帯について

    小元 敬男 気象集誌. 第2輯 43 (6), 310-330, 1965

    ...米国ロッキー山脈以東においてスコールラインが寒冷前線の前方に発達する事はよく知られている.このような降雨分布は現在の殆どの気象学教科書に採用されている低気圧内の天気分布のモデルとかなり異なるので,スコールラインが前線の前方に発達する機構に関する種々の研究がなされている....

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献12件

  • 降水中のベリリウム7

    Miyake Y., Ohtsuka Y. Papers in Meteorology and Geophysics 15 (1), 89-92, 1964

    Beryllium-7 in Tokyo rain water which is produced in the upper atmosphere through the spallation of air molecules by the cosmic ray was determined. The content of Be-7 in rain water ranged from …

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  • 寒冷前線のレーダーおよびメソ解析

    立平 良三, 深津 林 気象集誌. 第2輯 41 (3), 145-157, 1963

    Meso-scale structure of a cold front is analyzed, using the data from radar and surface meteorographs. The principal results obtained from this analysis are as follows:<br>1. This cold front is …

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  • スコール⋅ラインのCase Study

    牛島 敏光 気象集誌. 第2輯 38 (1), 1-21, 1960

    ...すなわち,寒冷前線と接触を保ちながら約100km前方を進んだことがわかつた。スコール・ライン附近の上層風の分布から計算した発散量と垂直流の場は,トルネード発生のさいの場によく一致した。これは上層の温度移流とともにスコール・ライン発生の重要な原因となつたことを示した。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献10件

  • 大気中の氷晶核の物質と発源地

    磯野 謙治, 駒林 誠, 小野 晃 気象集誌. 第2輯 37 (6), 211-233, 1959

    ...<br>特に中国の北部及びモンゴルの乾燥地帯で風塵を経験した空気が寒冷前線に伴つて日太に来た場合には著しく大きい核数が観測された。一方海洋性気団の中の核数は少いが,しばしば大きい核数が観測され,これは日本の火山爆発に伴つていることが見出された。...

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  • 梅雨前線附近のレインバンドと天気構成

    Fujiwara M. Papers in Meteorology and Geophysics 9 (2), 63-86, 1958

    Radar and synoptic analyses were done on the storm that occurred around the stationary front, Baiu front. Many various echo patterns that appeared were compared with the synoptic situations. Then a …

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  • 雷雨を伴う不安定線

    大沢 綱一郎 気象集誌. 第2輯 36 (6), 227-238, 1958

    ...<br>昭和30年1月30日の冬の突風の例では,電光・雷鳴・ヒヨウ・アラレなど雷雨現象がもっとも発達した玄海灘で突風がもっとも強烈であったことから見ても冬の突風は雷雨現象と関連していることがわかる.この例では寒冷前線の前方約160キロメートルの処に寒冷前線にほぼ平行に不安定線が表現せられた.昭和31年8月27日の雷雨の場合には,佐世保で1時間の雨量102ミリという強烈のものでタツマキを伴ったものであるが...

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  • 寒冷前線と空電

    金原, 淳, KIMPARA, Atsushi 空電研究所報告 4 (2), 94-102, 1954-03-30

    Investigation was made on the atmospherics observed with a narrow sector goniometer tuned to 12 kc/s and an automatic intensity recorder tuned to 27 kc/s in Toyokawa observatory from December, 1952 …

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