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  • プレ+ポスト・トランスパーソナルとしてのメスメル

    實川 幹朗 トランスパーソナル心理学/精神医学 11 (2), 36-68, 2012

    メスメルの理論と実践は、臨床心理学/心理療法の ごく初期の、興味深い一挿話をなす。このため、近 代の心を超えようとするトランスパーソナル心理学 /精神医学に通ずるところを含む。過去を振り返る のを「後ろ向き」と呼ぶのは、歴史の進歩の前提か らだが、これこそ近代の産物である。メスメルは、 前近代から現代へのいくつかの境目を跨ぐ。境目は 五つある。物と心、宇宙と人間、宗教と科学、素人 …

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  • どんな論文がどのように不採択となるのか

    實川 幹朗 心の諸問題論叢 4 (1), 27-61, 2009

    学術雑誌の投稿論文審査(査読)が適切に行われていない問題を検討し、改善策を探ることが本論の狙いである。問題の性格を明らかにするため、不採択となった心理学論文二編の内容と査読所見とを検討した。一編は論理的・形式的議論から、脳とは独立の魂の存在を推論するもの、もう一編は特殊な教育現場における心理療法の事例から、治療論と研究方法の見直しとを論じたものであった。対照的な性格を持つこれらの論文にはしかし、…

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  • 心理学と実証主義の〈存在妄想〉

    實川 幹朗 科学基礎論研究 34 (2), 71-82, 2007

    The modern psychology and the positivism as a methodology of science in general both emerged hand in hand in the middle of 19th century. At the beginning, they regarded human consciousness as the …

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  • 聖よりもハレ・俗でなくケで語れないか

    實川 幹朗 心の諸問題論叢 1 (1), 35-42, 2004

    伊藤幹治「日本文化の構造的理解をめざして」を対象とした批評論文。伊藤は、日常の生活の場が宗教的行事にも用いられるなどの民俗的事実から、「ハレとケとが自由に入れかわる」相互転換を「イレカワリの原理」と名づけた。こんにちでは聖俗のきびしい対立を理論的前提に民俗・宗教の分析の行なわれる場合が多いけれど、伊藤の提唱する原理の方が、世界的に見ても実態に合っている。聖俗の対立を和らげての理論化も考えられるが…

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