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  • <論説>日清戦後の大陸政策と陸海軍 : 一八九五〜一九〇六年

    小林 道彦 史林 75 (2), 248-276, 1992-03-01

    第一回日英同盟協約の締結をきっかけに、日清戦後の大陸政策構想は北守南進論から満韓不可分論へと変化していった。その際、「満韓不可分」と大陸攻勢作戦主義とは表裏一体の関係にあったが、日本という島帝国が大陸攻勢作戦をおこなうためには強大な海軍力の構築が不可欠であった。この時期、陸軍が海軍の一方的な軍備拡張に同意せざるをえなかったのはそのためであった。日英同盟という"外枠"をはめられたことによって、陸海…

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  • <論説>後藤新平と植民地経営 : 日本植民政策の形成と国内政治

    小林 道彦 史林 68 (5), 673-704, 1985-09-01

    日清戦争による台湾領有は、台湾関係費の予想外の膨張をまねき、第二次松方内閣が地租増徴を決意する最大の直接的要因となった。地租増徴反対を唱える政党勢力もそれを推進せんとする藩閥勢力も、ともに台湾統治改革による台湾財政の整理を主張しはじめる。新任台湾民政局長後藤新平は「旧慣温存による経費節減」論にもとつく統治改革を断行し、台湾財政の経常費的部分を圧縮して本国の期待にこたえるとともに、台湾事業公債法に…

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