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検索結果 1,025 件

  • 愛知県知多半島,中新統師崎層群にみられる生痕化石をともなう障害物痕

    二村 光一, 山岡 雅俊 地球科学 78 (1), 1-14, 2024-01-23

    ...<p>愛知県知多半島に分布する中新統師崎層群豊浜層に,生痕化石(棲管)を内在するマウンド周りに馬蹄形の溝や尾根が発達した構造がみられる.本構造のもつ形態的な特徴を検討した結果,障害物痕であると判断された.しかし,棲管を内在するマウンドには,礫や貝殻などの剛体や底質面と高低差をもつような障害物は観察されない.本構造は,生痕形成者の粘液などにより硬化された棲管のハローを核とする部分,あるいは生痕形成者自身...

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  • 大佐渡山地北西斜面の風衝地にみられる植生の成立環境

    細渕 有斗, 森島 済 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 214-, 2024

    ...佐渡島の1,000m程度の標高を持つ大佐渡山地においても,山頂付近に高山帯の景観に類似した植生が指摘され(瀬沼 1981),同山地北部では,斜面部においても,尾根部同様の植生が局所的に成立していることが報告されている(蒲澤 2021)。...

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  • 高瀬川・鹿島川の蛇紋岩礫の岩石学的性質とその地質学的意義:河床礫岩石学の重要性

    荒井 章司, 江島 輝美, 田村 明弘, 輪湖 恵美, 森下 知晃, 石丸 聡子 地質学雑誌 129 (1), 643-654, 2023-12-22

    ...<p>長野県北西部,高瀬川・鹿島川に見出される蛇紋岩礫は,鹿島川の上流に向かい出現頻度が増し,有明花崗岩(古第三紀初期)分布域である飛騨山脈主稜(遠見尾根上部~五竜岳・鹿島槍ヶ岳)付近からもたらされたものである.花崗岩中に分布するとされる小規模な蛇紋岩体由来であろう.蛇紋岩礫はトレモラ閃石,タルクを含むが,直方輝石を欠き,軽度の接触変成作用を受けている.岩石学的性質は八方尾根のものに似るが,トレモラ...

    DOI Web Site 参考文献46件

  • 釜淵森林理水試験地における作業道開設と小面積間伐が月流出量に及ぼす影響

    阿部 俊夫, 久保田 多余子, 小川 泰浩, 延廣 竜彦, 野口 享太郎 日本森林学会誌 105 (11), 338-343, 2023-11-01

    ...<p>釜淵森林理水試験地では2018年10月に2号沢(尾根沿い)と4号沢(谷近く)で作業道開設と小面積間伐が行われ,材積伐採率は2号沢3.5%,4号沢4.4%と推定された。小規模施業が多雪地域の水流出に及ぼす影響を明らかにするため,施業前後での月流出量の変化を解析した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • 亜熱帯常緑広葉樹林における尾根と谷に適応した樹種の細根形質の違い

    蜂須賀 莉子, 高嶋 敦史, 鵜川 信 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 168-, 2023-05-30

    ...樹木の成長に必要な資源(養水分)は地形によって変化しており、尾根や谷に特異的に出現する樹種は、環境に合わせて資源の獲得器官である細根の形質を変化させて適応していると考えられる。そこで、本研究では、尾根や谷に適応した樹種の細根形質の違いを明らかにすることを目的とした。調査は琉球大学与那フィールド内の天然林に設置された4haプロットで行った。...

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  • 微地形がリター分解に与える影響  ー大型土壌動物の機能に着目してー

    中辻 宏平 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 201-, 2023-05-30

    ...リター分解に影響を及ぼす要因として、4種類の微地形(尾根、谷、南西斜面、北斜面)、リター含水率を記録・測定した。調査の結果、微地形とリター含水率はリター分解率に対して正または負の効果を与えた。一方で、リター分解に対する大型土壌動物の寄与は比較的小さかった。これは大型土壌動物による分解の寄与と分解者を捕食することによる分解の抑制が相殺したためだと推察される。</p>...

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  • 流量・水質・地下水位データを利用した地下水流動の推定

    稲岡 諄, 小杉 賢一朗, 正岡 直也 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 185-, 2023-05-30

    ...この流域について詳しく調べると、流域源頭部の尾根の地下水が弱酸性を示すこと、源頭部で弱酸性の湧水が見られ、その標高は尾根の地下水の水位とほぼ等しいことが分かった。また、pHは流域末端では中性となることも判明した。この流域ではpHが低く保たれている領域とミズゴケ属の植物が繁茂する領域がほぼ一致しており、植生による水質への影響が考えられた。...

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  • カラマツ根のポリフェノールと土壌窒素無機化速度との関係

    戸田 浩人, 赤羽 雄, 崔 東寿 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 490-, 2023-05-30

    ...本研究では、群馬県みどり市の東京農工大学FM草木において、沢から尾根にかけて点在するカラマツの根を7月と11月に採取し、根の総PPと水溶性PP濃度を分析すると同時に、周辺の表層土壌を用いて、有効態リン、C/N比およびビン培養法(20℃、28日)で窒素無機化速度を測定した。7月より11月で、総PPは上昇、水溶性PPは低下、有効態リンは低下、C/N比は変化なく、窒素無機化速度は低下した。...

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  • 隠岐諸島におけるヒメコマツの生育状況

    久保 満佐子, 立花 寛奈, 宇都宮 幹人, 須貝 杏子, 武井 郁也 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 456-, 2023-05-30

    ...その結果,ヒメコマツは標高180 mから560 mで確認され,多くは岩尾根や崖,岩盤上に生育していた。胸高直径1 cmから70 cmの個体があり,直径2 cm高さ2 mの個体から結実していた。ヒメコマツは特にアカマツおよびクロベと共に生育していた。2 m未満の稚樹は岩盤に多く,大径木は森林の中でもみられた。ヒメコマツの稚樹から大径木までが分布している生育地は岩尾根とそれに続く崩壊斜面であった。...

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  • スギ・ヒノキ人工林における近接した斜面位置の土壌理化学性の違い

    赤間 宥紀, 戸田 浩人, 崔 東寿 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 499-, 2023-05-30

    ...土壌は同一斜面内で尾根、山腹、谷部から合計5地点の表層0~10、10~20cmから採取した。尾根・山腹と谷部の水平距離は50m未満である。無機態窒素量は尾根・山腹で谷部よりも5~15mg/kg乾土少なく、NO3-Nの割合(硝化率)も低く、純窒素無機化速度も0.2~0.4mg/kg・day小さい傾向であった。...

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  • GISを用いた簡易架線集材可能範囲の抽出手法の開発

    木野 朗斗, 長島 啓子 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 564-, 2023-05-30

    ...続いて元柱から周囲360°で尾根を越えない500m以内の範囲を集材可能範囲として抽出し、架線の垂下を考慮して架線下高の算出を行った。また、各架線を中間サポートの必要性などで分類を行い、施業適地・中間サポート必要範囲・搬器走行可能範囲の3つに分類した集材区分図の作成を行った。...

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  • タワーヤーダ上げ荷集材における集材可能範囲の抽出手法の開発

    大岩 葉月, 木野 朗斗, 長島 啓子 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 563-, 2023-05-30

    ...同社の架設履歴からタワーヤーダが尾根部と平衡斜面に架設されていたため、この地形に位置する対象路網上に60 m間隔でポイントを発生させ、タワーヤーダの架設可能位置とした。次に架設可能位置から仰角0度で見通せる可視領域を算出し、領域内に30 m間隔でポイントを発生させ、先柱位置を抽出した。...

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  • 生育地の地形からみたクロモジ属低木2種の分布特性

    荒瀬, 輝夫, 中野, 正基 信州大学農学部AFC報告 21 35-42, 2023-03-31

    ...斜面方位と大地形を説明変数とする重回帰分析(数量化Ⅰ類)の結果,個体数への影響は,斜面方位は有意でなく大地形が有意で,重み(偏回帰係数)の値から,アブラチャンでは谷寄り,クロモジでは尾根寄りが適地であることが読み取れた。...

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  • 北アルプス北部,八方沢地すべり地における完新世後期以降の環境変化

    佐藤 匠, 苅谷 愛彦 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 228-, 2023

    ...</p><p><b>2.調査地・方法</b> </p><p>北アルプス北部,八方尾根八方山(標高1,974 m)南面を流れる小河川=八方沢には,大規模地すべり地が存在する(後述).八方沢一帯の地質は年代未詳の超苦鉄質岩と白亜紀~古第三紀の有明花崗岩を主とする.八方沢には更新世後期の氷河堆積物も分布するが,詳細は未検討である<sup>2)</sup>.地すべり移動体上に生じた閉塞凹地性池溏のうち3地点...

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  • 北海道礼文島におけるお花畑の植生分布と立地環境

    立石 和奏 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 247-, 2023

    ...気温,降水量,湿度,消雪時期,風速・風向,日射量,標高,地形,斜面方位,土壌硬度,地質を調査した.人為的要因として,土地利用および観光業ならびに保全活動を,文献調査と聞き取り調査により検討した.西海岸一帯の極めて急峻な海蝕崖と北部・南部の小規模な丘陵性高地において,冬季の西南西の季節風と地形の複合的作用により山頂現象が生じ,冷温帯・山地帯の温度気候下でお花畑が成立する.海蝕崖や丘陵性高地の山頂部や尾根筋...

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  • 山口県周防大島町・大水無瀬島のニホンザル:近年の人との相互行為と自動撮影カメラを用いた社会構造の推定

    花村 俊吉, 原 竜也, 藤本 正明 霊長類研究 Supplement 39 (0), 41-41, 2023

    ...2)島の尾根沿いの獣道と島の対角線上に位置する2つの浜に計3台設置した自動撮影カメラによって、2022年4月から約1年間で数千枚の画像が記録できた。本抄録執筆時の直前に直近4ヶ月分の記録を回収したばかりであり具体的な結果は発表当日に紹介するが、個体識別を試みてサルの群れの数やサイズ、性年齢構成を推定するとともに、行列の記録やクーコールの発声個体とその文脈から社会構造についても考察をくわえたい。...

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  • UAV-LiDARと廃路面を用いた花崗岩斜面における土砂移動の空間分布評価

    原田 駿介, 八反地 剛, 小倉 拓郎, 早川 裕弌 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 114-, 2023

    ...300 RTK+Zenmuse L1)によるレーザ測量を行った.対地高度80 m,サイドラップ70%の条件で廃路面とその上部の斜面を測定し,22~215 pts/m<sup>2</sup>の地上点密度をもつ点群を取得した.計測と併せて現地調査を実施し,GIS上での判読と現地の堆積物の特徴を整合させた.傾斜量図と道路現役時代の平面図の判読から,各調査地で路盤の範囲を設定した.廃路面を約50 m間隔で尾根...

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  • (エントリー)火山性深部低周波地震とマグマ貫入の関連可能性を示す地質学的記録:高温変成岩中のマグマ貫入の記録

    奈良 拓実, 宇野 正起, ディアナ ミンダレワ, 河上 哲生, 東野 文子, 足立 達郎, 松野 哲士, 山崎 慎一, 土屋 範芳 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 283-, 2023

    ...調査地域は東南極セール・ロンダ―ネ山地人差し指尾根で,約6億年前に東西ゴンドワナ大陸の衝突に関連した高度変成岩分布地域である(Osanai et al., 2013).花崗岩質岩脈(~100m)とそこから派生した角閃石脈によって,母岩の面構造が高角に切られている.また,岩脈には引張せん断き裂が観察された.母岩は赤褐色の珪長質グラニュライトで主な鉱物は直方輝石,単斜輝石,斜長石,角閃石であるが,花崗岩質岩脈...

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  • 東南極,セール・ロンダーネ山地産のジルコノライト:京都府産新鉱物「河辺石」との関係

    志村 俊昭, 宮脇 律郎, 門馬 綱一, 亀井 淳志, 束田 和弘, 柚原 雅樹, 大和田 正明 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 394-, 2023

    ...第50次日本南極地域観測隊(2008-2009)により,東南極大陸 セール・ロンダーネ山地,ブラッドニーパネ地域 小指尾根の変成スカルン中から,新鉱物マグネシオヘグボマイト2<i>N</i>4<i>S </i>(magnesiohögbomite-2<i>N</i>4<i>S</i>, IMA#2010-084)(以下略号Hög)が発見された(Shimura et al., 2012).本発表で述べる...

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  • テフラ層すべりを準備したテフラ被覆斜面の地質構造

    廣瀬 亘 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 476-, 2023

    ...特徴から,iii~iv層は古川ほか(2010)のTa-d2,v層はTa-d1に相当する.Ta-d中には白色で極めて高含水な粘土化軽石(argillized zone:az)が認められ,千木良ほか(2019)の粘土化軽石層(argillized pumice),雨宮・中川(2019)の粘土化帯に相当する.一部の例外を除き,azはiii層中に形成されている.斜面の凹部では側方連続性がよい一方で,斜面の尾根部...

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  • 長野県上高地,梓川左岸斜面における重力変形体の内部構造

    永田 秀尚, 小嶋 智 山の科学 6 (0), 1-12, 2023

    ...上高地,梓川左岸斜面での地質調査によって,重力変形体の内部構造が明らかになった.変形体の基岩は,ジュラ紀付加体美濃帯の主として泥岩からなる.層理面は北北東-南南西走向をもち,分水界の尾根にほぼ平行である.また地層は西に高角度で傾斜しており,これによって岩盤は地表面傾斜より面構造が急な逆目盤構造となっている.変形体内部では,その上部で岩盤のゆるみが大きいほど層理面傾斜が低角度となり,また下部では層理面...

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  • 大佐渡山地北西斜面の風衝地にみられる植生の特徴

    細渕 有斗, 長田 強志, 森島 済 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 232-, 2023

    ...大佐渡山地は,標高1,000m程度であるが,尾根部で高山帯に類似した植生の分布が見られ,冬季季節風の影響による山頂現象の発生が確認されている(瀬沼 1981,目代・小泉 2007)。 さらに大佐渡山地北部においては,尾根部に加え,北西斜面上でも同様の植生が成立していることが報告されている。...

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  • 過度な森林資源の収奪による斜面土層の存続性変化と流域環境の遷移

    太田 凌嘉, 松四 雄騎 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 26-, 2023

    ...結果・考察 </p><p>保存流域と荒廃流域では,レゴリスの性状が異なっている.保存流域では,細粒分に富み相対的に粘着質な土層が凸形尾根型斜面では比較的薄く,凹形谷型斜面では比較的厚く分布する.荒廃流域では,無機質で未熟なレゴリスがごく薄く斜面を覆い(<20 cm),貫入抵抗値の大きな基盤岩(<i>N</i><sub>c</sub>>50)が斜面全体にわたって地表付近に存在する.レゴリスの性状にみられる...

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  • 津軽十二湖地すべり地における地学的・地生態学的な評価と観光客の動態とニーズ

    鄒 青穎, 田口 一汰, 佐藤 龍之世, 石川 幸男, 檜垣 大助, 蔡 美芳, 五十嵐 光, 山邉 康晴 E-journal GEO 18 (1), 142-156, 2023

    ...<p>津軽十二湖地すべり地は,白神山地の最西部,青森県津軽国定公園にある約300年前の地震によってできた地すべりである.そこには,流れ山や舌状小尾根地形や巨礫や湖沼群など,十二湖を形成した地すべりの運動やその範囲を示す痕跡が各所に見られる.ここへの来訪者の多くは,推奨散策ルート沿いに1~4時間滞在し,池とブナ自然林の自然風景を鑑賞するために訪れている.来訪者は,地すべりに関連する池の成因や地形と植生...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 東京都多摩市の橋

    大内 俊二 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 24-, 2023

    ...その後、自然地形を生かした案も考えられたようだが、結局、採算の問題から丘陵の尾根部を切り細かい谷を埋める中規模開発となり(木下,根本,2006)、尾根部に建設された住区をつなぐ橋を中心に多くの陸橋が建設されることとなった。また、これに呼応するかのように、土地区画整理事業地区やニュータウン以外の市内の河川や水路にも橋の建設が進んだようである。...

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  • 大佐渡山地北西斜面の風衝地における植生と冬季温度環境の関係

    細渕 有斗, 森島 済 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 78-, 2023

    ...本現象は,標高1,000m程度の佐渡島北西部大佐渡山地においても指摘され,尾根部では冬季季節風による影響で高山帯に類似した植生が成立している(目代・小泉 2007)。 さらに,大佐渡山地北部では,尾根部ではなく,北西斜面上でも同様の植生の成立が報告されている。...

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  • 和歌山県南部にある熊野酸性岩類山麓にある棚田地形の分布と土石流の関係

    此松 昌彦 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 140-, 2023

    ...棚田地形は土石流後の谷に造られている場合と尾根などを切って切土状で造られたテラスがあることも明らかにできた。擁壁には丸い酸性岩類(流紋岩)のコアストーンの石を利用して作られている。5.考察 山麓の広い川幅の谷地形にはかつての土石流堆積物が堆積し、その上に棚田地形が作られていると考えられる。そのため山麓には幅の広い谷が観察される。尾根を切ったテラス地形は集落跡の可能性がある。...

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  • 産業廃棄物最終処分場等の立地条件としての地質環境について-社会インフラから見た条件-

    田村 嘉之 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 232-, 2023

    ...特に市道部分は尾根上にあり、道路の両側が急傾斜地形となっている箇所が存在している。<u>管理型3</u><u></u>地形:標高58m前後の埋立地。もとは南側に開いた谷地形である。処分場南側には海食崖がある。地質:下総層群香取層、犬吠層群名洗層、飯岡層。地質構造は、北西方向へ緩く傾斜している単斜構造で、上位の香取層とは不整合関係にある。...

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  • 日立地域、カンブリア系赤沢層中に挟在する石炭系金山石灰岩のジルコンU-Pb年代

    田切 美智雄, 大路 樹生, 安藤 寿男, 塙 勝利, 及川 晃, 加藤 太一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 432-, 2023

    ...金山石灰岩第一尾根試料の成長累帯の明瞭なジルコン1粒では、核部が518Ma、縁部が338Maとなった(図2)。同第一尾根東試料のジルコン1粒子では、分析位置が核部か縁部か不明であるが、366Maが得られた。この結果、金山石灰岩の地質時代は石炭紀と判断できる。分析した金山石灰岩中ジルコンの年代頻度分布を図3に示した。...

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  • 関東平野内陸部,多摩丘陵北西端におけるMIS 9地形面

    鈴木 毅彦, 渡辺 樹, 田中 宏沖, 川畑 美桜子 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 207-, 2023

    ...</p><p> 小比企1~3 面が分布する一帯は八王子市街の南側にあたり小比企丘陵と呼ばれている.その南側には浅川の支流である湯殿川が東流し,さらにその南側に多摩丘陵が発達する.今回報告する建設現場は湯殿川から南に約400 m離れた多摩丘陵に位置する.明確な平坦面が認められない丘陵状の地形からなり,尾根部頂面の標高は190m前後である.湯殿川対岸の小比企1面の標高160 mよりも数10 m程高い.建設現場...

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  • 石鎚山における登山者の行動特性と近年の登山観光

    井口 梓 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 302-, 2023

    ...石鎚山は、愛媛県西条市側の石鎚ロープウェイ山頂成就駅から登る「石鎚神社成就ルート」と石鎚スカイラインを経て愛媛県久万高原町の土小屋登山口から登る「土小屋ルート」が主な登山道であり、3時間程のコースタイムで天狗岳を目指すが、岩場の尾根が続く崩落危険個所であり、かつ山頂部に滞留するスペースが無いため、手前の弥山を登頂とする登山者も多い。...

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  • ペルー、ナスカ台地の地形分類図(1)

    阿子島 功, 坂井 正人 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 93-, 2023

    ...<b>例2 </b>丘陵麓の扇状地群の新旧判別は尾根型格子点の密度×等高線密度でも読める。 </p><p>【<b>大縮尺地形分類図の仕様例】 1:3,000図にて扇面上微起伏と図形との対応例</b> ケブラダと地上絵図形との切りあいは等高線間隔0.5m(線幅0.5mm)と凹斜面 (TPI 0未満)の表示で検討できる。...

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  • 三波川帯における深層崩壊斜面の地震動計測

    荒井 紀之, 山崎 新太郎, 土井 一生 日本地すべり学会誌 60 (6), 265-273, 2023

    ...その結果, 地質学的素因として崩壊崖が位置する尾根沿いには硬質な珪質片岩, 塩基性片岩が分布し, 尾根以外は泥質片岩からなること, 局所的に東西方向で鉛直に近に軸面を持つ褶曲が発達し軸面に平行な開口割れ目が発達していることがわかった。...

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  • (エントリー)根尾谷断層最新すべり面及びその近傍における方解石の形成過程

    岡田 直也, 吉田 拓海, 大谷 具幸 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 287-, 2023

    ...断層活動が断層ジョグの内側を6 m隆起させた濃尾地震と同様であると仮定すれば,最新すべり面近傍で自形からやや自形性を有する方解石が認められたのは断層ジョグの外側であることから,この地点においては断層による鉛直方向の移動はないものと見なすことができる.また中田ほか(2018)から,根尾水鳥における河川の下刻は根尾市場・根尾長嶺の上位段丘面と河床面の高低差から60~100 m,あるいは根尾川沿いの山の尾根...

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  • メッシュサイズとデータソースの異なるDEMの地形解析特性について

    小荒井 衛, 栗原 夏希, 岩橋 純子, 吉田 一希 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 102-, 2023

    ...それぞれのDEMの尾根谷密度のヒストグラムを作成して特徴を検討したほか、尾根谷密度分布を地質図や土地条件図と重ね合わせて、地形・地質と尾根谷密度の関係について検討した。 </p><p>山地での地形解析結果では、尾根谷密度の数値は、等高線DEMの方が航空レーザDEMよりも小さい傾向が認められた。また、解像度が粗くなるほど、尾根谷密度の数値が大きくなっている。...

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  • 山地におけるジオ多様性と生物多様性

    高岡 貞夫, 井上 恵輔, 東城 幸治, 齋藤 めぐみ, 苅谷 愛彦 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 35-, 2023

    ...以上のことから、種レベルの多様性は池沼の成因に結び付いた環境条件の違いによって生み出され、遺伝子レベルの多様性には、分散の障壁となる尾根や谷といった小地形・中地形スケールの地形がかかわっていると考えられる。</p><p>(2) 珪藻群集</p><p> 同地域の45池沼において、池底の表層堆積物に含まれる珪藻を殻の形態にもとづいて分類したところ、75分類群以上が確認された。...

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  • 光学衛星画像とDEMに基づく機械学習を用いた土砂災害発生箇所の検出

    吉田 圭佑, 中山 大地, 松山 洋 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 97-, 2023

    ...DSEは尾根地形である場合には正の値,谷地形である場合には負の値を示す。これらの説明変数のうち,厚真町の説明変数のみを用いた厚真モデル,朝倉市の説明変数のみを用いた朝倉モデル,厚真町と朝倉市の双方の説明変数を用いた厚真+朝倉モデルを作成し,厚真町と朝倉市の双方における検出精度の評価を行った。...

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  • 河川下刻による地形変化に関するデータ収集及び予察的な解析

    川村 淳, 賈 華, 小泉 由起子, 西山 成哲, 梅田 浩司 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 198-, 2023

    ...このような検討には、最低限、両河岸の尾根間の距離、河川幅、下刻深さ、河岸法面の傾斜角など、河川の横断面形状の情報が必要になるが、研究対象となることが多い河川縦断形に比べ参考になる情報が少ない。そこで本検討では我が国における主要な河川を対象に国土地理院の10m DEMを用いたGISによる地形解析により、河川を中心とした横断面形状を河口から上流にかけて多数取得した。...

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  • 紀伊半島北山川流域の四万十帯に発達するリニアメント群の構造特性

    木村 克己, 金子 誠, 菊地 輝行 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 248-, 2023

    ...これらの断裂系は尾根・河川の方位を強く制御しており,2011年に十津川流域で多数発生した深層崩壊地の輪郭やその斜面を横断する位置にもその存在が認められる.地質構造的な制約条件として,従来は,付加体の覆瓦構造や脆弱な泥質岩の分布に注意が払われていたが,中期中新世以後に形成された断裂系についても,斜面崩壊の予測や対策において重要な構造的素因として考慮すべき対象であると考えられる.</p>...

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  • 中央構造線掘削コア試料の活用

    坂口 有人 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 327-, 2023

    ...空中写真では尾根や谷地形を直線的に斜断するリニエーションとして認識され、垂直に近い高角断層の様相を示す。また、地表露頭でも垂直に近い高角断層であることが確認できる。そのため地質境界としてのMTLと、活断層としてのMTLは、地下で互いに斜交するものとして広く認識されてきた。 愛媛県西部の湯谷口には、地質境界としてのMTLの露頭があり、そのすぐ北側には活断層としての川上断層が並走している。...

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  • 岡山県中部におけるヨタカの営巣環境の特徴

    多田 英行 日本鳥学会誌 71 (2), 137-144, 2022-10-24

    ...本研究では岡山県中部におけるヨタカ<i>Caprimulgus indicus</i>の営巣環境を調査した.2015–2020年の調査で,のべ119の推定なわばりを踏査し,16巣を確認した.確認した巣のうち,巣の痕跡のみで親鳥やヒナを観察できなかったのが5巣,抱卵は観察されたが育雛は観察されなかったのが5巣,育雛まで観察されたのが6巣だった.ヨタカが好む営巣環境は,アカマツ二次林地や植林伐採跡地の尾根付近...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 富山市山岳域自然調査報告(2021)

    藤田, 将人, 岩田, 朋文, 吉岡, 翼, 清水, 海渡, 太田, 道人 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 46 61-65, 2022-07-01

    The geology, topology, fauna, and flora of the alpine and subalpine zone between Oritate and the Lake Kurobe in Toyama and Nagano Prefecture were researched. Plant fossils and sandstone from the …

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  • 逢初川上流部での地形改変と土石流発生との関連性

    中野, 晋, 蒋, 景彩, 上月, 康則 河川技術論文集 28 397-402, 2022-06

    ...令和3年7月に熱海市の逢初川源頭部で大規模盛土が崩壊し,深刻な土石流災害が発生した.逢初川源頭部付近で複数行われた地形改変に注目し,これらの地形改変が流出過程に及ぼした影響について数値解析により検討した.地形改変前と後の地形データを用いて令和3年7月豪雨時の雨水流出過程を計算し,逢初川源頭部付近の断面通過水量の比較を行った.その結果,尾根部を削って谷を埋めるなどの宅地造成に伴う地形改変の結果,北側を...

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  • 斜面上の位置の違いがコナラ当年枝の放射性セシウム濃度に及ぼす影響

    阪田 匡司, 篠宮 佳樹, 小松 雅史, 伊東 宏樹, 長倉 淳子, 金指 努, 三浦 覚 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 672-, 2022-05-30

    ...各地点の斜面位置(上部または尾根部と下部)毎に5個体のコナラから当年枝を適当量採取し、Ge検出器を用いてrCsを測定した。その結果、1地点を除き斜面の上部や尾根部のrCsが高くなる傾向を示した。これらのことから、さらなる精度向上のための改善が必要であるものの、斜面の上部や尾根部のコナラ当年枝のrCsを測定することで、林分単位で利用可能なきのこ原木林であることを判定できる可能性が示された。</p>...

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  • 北関東の異なる立地条件における落葉広葉樹の根と葉のポリフェノール含有量

    田中 真子, 戸田 浩人, 崔 東寿 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 437-, 2022-05-30

    ...概括すると水溶性・総PPともに、根は山腹から尾根に分布するミズナラ、ハクウンボクで高濃度、沢筋のシオジ、チドリノキで低濃度であり、葉はミズナラで高濃度、シオジで低濃度であった。根と葉のいずれも水溶性PPと総PPには正の相関がみられた。根と葉の水溶性PPの間には正の相関がみられたが、総PPでは無相関であった。水溶性PPは樹木の根と葉のCN比および周辺土壌のCN比との間に正の相関を示した。...

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  • 沖縄島北部人工林での異なる伐区形状とサイズが更新木の種組成に及ぼす影響

    谷口 真吾, 新関 一心, 松本 一穂 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 39-, 2022-05-30

    ...人工林では「環境に配慮した産業としての林業生産を持続的に進める木材生産」のための伐採収穫施業法として、伐採の小面積・分散化で伐区をパッチ状に配置し、尾根と谷筋の前生樹林帯を種子供給源として残存する「帯状伐採(小面積帯状択伐)」が示された。...

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  • 高知県嶺北地域におけるスギコンテナ苗の初期成長に対する下刈りの影響

    米田 令仁, 大谷 達也, 福本 桂子, 山川 博美 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 352-, 2022-05-30

    ...調査の結果、植栽苗の成長は下刈りの有無に関係なく緩やかな尾根で表層土壌が深い場所で高い値を示した。一方、成長が悪い植栽苗は2021年7月の調査では下刈りの有無に関係なく谷筋の表層土壌が薄い場所で顕著であったが、同年12月の調査では谷筋の表層土壌が薄い場所に加え、無下刈りで競合植生の高さが高い場所においても確認された。...

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  • 複数スケールに分けた立地環境からみる外生菌根性子実体発生状況の特徴

    田中 恵, 白川 誠 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 643-, 2022-05-30

    ...このような多様性がもたらされる要因のひとつとしては、林内に尾根や谷といった、微地形に起因する小面積かつ多様な立地環境がモザイク状に分布していることが影響している可能性が考えられる。そこで外生菌根性子実体の発生状況と種組成を異なるスケールごとに区分し、宿主樹種の構成とその立地環境が林内の菌根菌種多様性にもたらす影響について調べた。</p><p>調査は東京都八王子市の都立長沼公園で行った。...

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  • 1-4-3. 奄美大島における照葉樹林の種組成と伐採履歴および微地形との関係

    川西, 基博, 酒匂, 春陽 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 20-21, 2022-03-30

    ...照葉樹林の種組成は尾根に近い上部斜面域と、深い谷に面した下部斜面域との間で共通性が見られるものの、明瞭に分布パターンが異なるいくつかの種群が認められた。特に、地生草本は下部斜面域に分布する種が多く、非伐採地を中心に絶滅危惧種を多く含む着生植物の生育地となっていた。琉球・奄美の固有種としては13種が出現した。...

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  • 1-4-1. 奄美大島における統合型モニタリングシステムの構築

    鵜川, 信 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 15-17, 2022-03-30

    ...現在モニタリングサイトの設置途中であるが、伐採後年数(林齢)の異なる森林において尾根と谷にモニタリングサイトを合計14か所設置したので、そこに成立する樹木群落の構造および種組成を解析した。その結果、尾根ではサイズの小さい樹木が高密度に生育し、林齢とともに樹木サイズが大きくなり、立木密度が減少した。...

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  • ホルスタイン種雌子牛預託農場における体表温センサを用いた導入後の発熱検知とBRDCの原因との関連

    安西 真奈美, 赤間 俊輔, 米山 州二, 尾澤 知美, 澤田 浩, 高橋 雄治, 宮本 亨, 宗田 吉広 日本獣医師会雑誌 75 (1), e1-e8, 2022

    ...<p>本研究では,牛呼吸器病症候群(Bovine Respiratory disease complex:BRDC)が多発する栃木県内の子牛預託牧場にて,冬季のBRDC発症による発熱の検知を目的として,群導入時の子牛40頭の尾根部腹側に体表温センサを装着し,発熱検知及び発熱原因の探索を行った.測定された体表温実測値から補正式を用いて計算された補正体表温を用いて算出した一日発熱積算値及び発熱検知頭数の...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • 逢初川上流部での地形改変と土石流発生との関連性

    中野 晋, 蒋 景彩, 上月 康則 河川技術論文集 28 (0), 397-402, 2022

    ...<p>令和3年7月に熱海市の逢初川源頭部で大規模盛土が崩壊し,深刻な土石流災害が発生した.逢初川源頭部付近で複数行われた地形改変に注目し,これらの地形改変が流出過程に及ぼした影響について数値解析により検討した.地形改変前と後の地形データを用いて令和3年7月豪雨時の雨水流出過程を計算し,逢初川源頭部付近の断面通過水量の比較を行った.その結果,尾根部を削って谷を埋めるなどの宅地造成に伴う地形改変の結果,...

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  • 阿蘇山の半自然草原における斜面崩壊が植生に与える影響

    手代木 功基, 齋藤 仁, 内山 庄一郎 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 80-, 2022

    ...</p><p></p><p><b>方法</b></p><p> 現地調査は2021年から2022年にかけて複数回実施した.調査では,主に2012年の豪雨による崩壊地内部の斜面において1m×1mのコドラートを設置して出現種を記載するとともに,それらの高さ別の植被率を測定した.また対照区として斜面崩壊が発生していない尾根や斜面においても同様の調査を実施した....

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  • 谷頭凹地の埋積速度に対する中世以降の人間活動の影響

    八反地 剛, 古賀 亘, 河野 孝俊, 古市 剛久, 土志田 正二, 田中 靖 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 142-, 2022

    ...広島県広島市安佐南区・安佐北区の2014年豪雨に伴う崩壊跡地5か所(A1~A5),山口県防府市剣川流域の2009年豪雨に伴う崩壊跡地2か所(B1, B2)を調査対象とした.崩壊地A1とA2はコナラやシイなどの樹林になっており,集水域内に明確な土地利用の痕跡はみられない.崩壊地A3の尾根部には16世紀頃に使用されたとみられる城郭跡(中城)があり,斜面にはアカマツやシダ類が分布する.崩壊地A4・A5の尾根部...

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  • 南海トラフ地震 被害想定地域における集落立地の地形特性

    楮原 京子, 桐村 喬, 小林 茉由, 松多 信尚 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 162-, 2022

    ...</p><p> これらの集落のうち,1)は四国山地で,3)は紀伊山地で顕著に認められた.付加体からなる急峻な山地という地形・地質条件がよく似た四国・紀伊山地ではあるが,集落の立地パターンは異なっていた.また,3)は脆弱な地域と考えていたが,高野龍神スカイラインのように尾根に敷設された道路も多いことを考えると,道路が正常な限り,孤立は免れる可能性がある.一方,1)は主要な道路に近接している場合もあるが...

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  • カラコラム山脈北西部における1967-2020年の氷河面積の変化

    梶山 貴弘 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 179-, 2022

    ...北西部の主尾根の標高は7000 m以上に達するが,主谷は約1000-2000 mであり,比高が非常に大きい地域である。2009年の氷河台帳(梶山・藁谷,2013)によると,北西部の大部分を占めるインダス水系フンザ川流域には,1322氷河が認められ,その合計面積は4275.7 km<sup>2</sup>である。...

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  • 斜面崩壊とハゲ山の関係

    岩佐 佳哉, 熊原 康博 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 36-, 2022

    ...多くは尾根にのみ分布するが,廿日市市の中津岡川右岸では山地斜面にまで裸地が分布する。裸地は花崗岩地域に広く分布し,流紋岩地域では限られる。 斜面崩壊の発生密度と裸地の面積の相関関係を検討すると,弱い正の相関が認められ(相関係数r=0.347),裸地が広く分布するような荒廃した山地では斜面崩壊が発生しやすいことを示唆する。...

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  • 山口県周防大島町・大水無瀬島のニホンザル:人びとによる島の利用の歴史と新たな調査地としての可能性

    花村 俊吉, 林 泰彦, 青山 徳幸 霊長類研究 Supplement 38 (0), 26-, 2022

    ...糞が多数あった浜辺と尾根沿いの獣道に3台のカメラトラップを仕掛けたので、回収が間に合えばその結果も報告したい。大水無瀬島は、旧日本軍が無線基地としての利用を放棄して無人島になる以前は、この島を属島とする沖家室の人びとが救済島(困窮島)として利用してきた。そうした島の歴史のなかにサルの人為的な移動も位置づけ、自然・文化複合的な共有資源として活用していくことが期待される。...

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  • 遺跡内堆積土の透水性と岩石の風化過程について~溶結凝灰岩の風化皮膜に着目して~

    猪股 雅美 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 136-, 2022

    ...一般的に中世の山城は防御と攻撃を可能とする戦略的な構造を目的に斜面などを人工的に改変している<sup>2)</sup>.分析には,そうした山城遺構の一つであり,敵の侵入を防ぐために尾根を絶ち切る深さ数mの水のない空堀である「堀切」跡深さ25-30㎝に混在していた岩石礫を用いた.現在は「堀切」のほとんどが堆積土で埋没している....

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  • 兵庫県北西端,浜坂地域の新第三系層序の改定:中新統七釜層,鮮新統千谷火山噴出物および鐘尾火砕流堆積物の提案

    羽地 俊樹, 工藤 崇, 佐藤 大介, 仁木 創太, 平田 岳史 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 370-, 2022

    ...</p><p><b>鮮新統千谷火山噴出物および鐘尾火砕流堆積物</b></p><p> 鮮新統は千谷火山噴出物と鐘尾火砕流堆積物(いずれも新称)からなる.浜坂地域の西部の尾根上には玄武岩溶岩を主体とする火山岩類が存在する.この火山岩類は従来,浜坂火山(Furuyama et al., 1993)と呼称されていた.しかし,浜坂の地名は別の地層名で利用されていることや,推定される噴出源が浜坂集落から離れていることなどから...

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  • 八方尾根八方沢の地すべり移動体に生じた小規模閉塞凹地内の池溏における3.9 cal ka BP以降の環境変化

    佐藤 匠, 苅谷 愛彦, 高岡 貞夫 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 98-, 2022

    ...</p><p><b>2.調査地</b></p><p>北アルプス北部,八方尾根八方沢には大規模な地すべり地が存在する.この大規模地すべり地の移動体に形成された小規模閉塞凹地A(HDA)(北緯36度41分28.39秒,東経137度47分30.49秒,標高1820m)の池溏でハンドオーガーによる掘削を行い,深度239㎝に達する柱状コア(HPO-2021)を得た.八方沢一帯の地質は,年代未詳の超苦鉄質岩と白亜紀...

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  • 東南極セール・ロンダーネ山地,ブラットニーパネに産する変成岩類の<i>in-situ</i>年代測定に基づく<i>P-T-t</i>履歴解析

    足立 達朗, 河上 哲生, 東野 文子, 宇野 正起 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 42-, 2022

    ...Precambrian Res.).両テレーンには,約600Maのグラニュライト相に達する変成条件の痕跡を残す岩石と,約550Maの角閃岩相以下のピーク変成条件を保持するが約600Maの年代を記録していない岩石が分布する.これまで後者は前述の衝上運動時に地殻浅部にあったためにグラニュライト相変成作用を免れたと考えられてきたが,最近前者が後者の構造的上位に分布する例が南西テレーンのブラットニーパネ・親指尾根...

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  • 飛騨山脈の立山西面における砂根山の形成

    川澄 隆明 地理学評論 Series A 95 (1), 59-74, 2022-01-01

    ...<p>飛騨山脈の立山西面では砂根山と呼ばれる尾根状の地形が山崎カール直下の浄土沢に分布し,モレーンであると指摘されたり,氷成堆積物で構成されていると説明されたりしているが,その根拠は示されていなかった.そこで,砂根山と周辺の地形・地質学的調査に基づいて,砂根山の形成過程を明らかにした.砂根山の構成礫層は,西側に隣接する弥陀ヶ原火山の降下軽石によって立山の氷河が融解して生じたラハール堆積物を主体とし,...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 中央構造線沿いの開析された大規模地すべり移動体の識別方法

    菅原 大介, 長谷川 修一, 野々村 敦子, 千葉 達朗, 木村 祭 応用地質 62 (5), 296-307, 2021-12-10

    ...<p>開析されて不明瞭になった地すべり移動体の抽出方法を国土地理院5m数値標高モデルを用いて検討した.本研究では,①地すべり発生によって不動山体から分離することで生じる尾根の不連続,②不動山体から切り離された移動体が下へ滑動することによって背後の不動山体より低くなる標高,③移動体が滑動した結果,周辺へ広がることによって緩斜面となる傾斜量を地すべり移動体を認定する3要素とした.本手法を中央構造線北側の...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 白山南西部,手取川上流の湯之谷に露出する手取層群

    地学雑誌 130 (5), Cover05_01-Cover05_02, 2021-10-25

    ...<p> 手取層群は,わが国最大の分布面積をもつ含陸成層上部中生界である.北陸地方の白山周辺では,同層群の中・上部の陸成層が分布し,その岩相層序の解明と側方への広がりを把握するためには,岩相層序区分された「層」を複数セットにして,追跡することが必要である.写真は,手取川上流の湯之谷に露出する崖に観察される,桑島層の砂岩泥岩互層とその上位のアマゴ谷層の砂岩層である.これらの地層は尾根に沿っておよそ30°...

    DOI Web Site

  • 2018年北海道胆振東部地震時の日高幌内川岩盤地すべりの運動像

    高見 智之, 橋本 修一 応用地質 62 (4), 226-234, 2021-10-10

    ...<p>2018年北海道胆振東部地震時に日高幌内川流域で大規模な岩盤地すべりが発生した.長さ約1,200m,幅約400mの尾根が約350m滑動して対岸に衝突して停止し,河川をせき止めた.発生前の地形では地すべり地形の微地形がみられず,初生岩盤地すべりと考えられる.大規模な初生岩盤地すべり発生の地形地質条件と移動体の運動像を明らかとすることを目的として,発生前後の地形解析と送電線被災記録に基づく移動速度...

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • 三重県におけるセンダンの初期成長に及ぼす施肥と微地形の影響

    島田 博匡 中部森林研究 69 25-30, 2021-05-30

    ...津市に谷から尾根まで, 熊野市には谷から急崖地直下までを含む試験地を設置して樹高100cm程度のセンダン裸苗を植栽し,半数の植栽木には施肥を行った。施肥有の植栽木では植栽後3年間の樹高成長量とDBH成長量は施肥無の植栽木よりも大きく,施肥による成長促進効果が確認された。3成長期後の樹高,DBHは熊本県などで報告されている事例よりも小さかった。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 母島列島産のオオバシマムラサキにおけるエコタイプの分化と交雑

    鈴木 節子, 須貝 杏子, 葉山 佳代, 加藤 英寿 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 376-, 2021-05-24

    ...STRUCTURE解析と表現型から、母島列島では4つのエコタイプがあると考えられ、それらをDry(乾燥した崖)、Edge(尾根)、Glabra(湿性林、葉の星状毛なし)、Tall(湿性林、葉の星状毛あり)と名付けた。開花フェノロジーはDryが夏と秋の二度咲、EdgeとGlabraが夏咲、Tallが秋咲であった。人工授粉による結果率はエコタイプ間81.3%、エコタイプ内85.0%とほぼ同じであった。...

    DOI

  • 狭山丘陵における長期間放棄された二次林の林分構造

    三木 友貴, 大久保 敏宏, 平塚 基志 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 438-, 2021-05-24

    ...なお、階層化にあたっては、旧道(農道を含む)からの距離や地形(尾根谷指数)等を用いた。管理放棄された二次林は過去の土地利用のレガシーエフェクトが顕著に確認された。とくに旧道(農道を含む)沿いや屋敷林に植栽されたシラカシ等の常緑樹の更新が局所的に進んでいた。...

    DOI

  • 天然更新補助作業の確実性:かき起こし地の成長に及ぼす地形の影響

    吉田 俊也, 山崎 遥, 高木 健太郎 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 360-, 2021-05-24

    ...前者は緩やかな尾根上、後者は沢沿いの平坦地に立地している。施工地を10×10mの区画に分割し、2004年に取得した航空機LiDARデータによる3次元モデルから当該区画の林冠高(林冠標高-地盤高)を求めた。林冠高の平均値はA. 14.2m(sd 2.2)、B. 15.0m(sd 1.9)であった。...

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  • 大規模データから明らかにするスギの成長における環境応答性

    松下 通也 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 196-, 2021-05-24

    ...各試験地(検定林)で調査・蓄積されてきたスギの成長に関する大規模フィールドデータと、降水量等のマクロな環境情報および尾根や谷といった微地形に起因するミクロな環境情報とを統合的に解析することで、全国のスギ系統の樹高成長が環境に対してどう応答するかを明らかにした。</p>...

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  • マツ枯れ被害林分の再生におけるソヨゴ伐採の効果

    柴田 健土, 長島 啓子 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 323-, 2021-05-24

    ...まず、マツ枯れ被害林分が存在する尾根部に防鹿柵を設置し、防鹿柵内に100㎡の林冠を形成しているソヨゴを伐採した伐採区4プロット、無伐採区3プロット、鹿防柵外に対照区4プロットを設置した。各プロットにおいてに毎木調査を行い、個体数や胸高断面積割合を元に、伐採によって林分構造がアカマツ林の構造に近づいたことを確認した。...

    DOI

  • スギ林における放射性セシウムの分布に及ぼす地形の影響

    篠宮 佳樹, 三浦 覚, 金子 真司, 大橋 伸太, 荒木 眞岳, 今村 直広, 坂下 渉, 阪田 匡司 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 482-, 2021-05-24

    ...その結果、16地点の空間線量率に明確な違いはなかったのに対し、葉と材のCs-137濃度は尾根で相対的に高く、谷で低い傾向があった。また、リターのCs-137濃度は尾根で高く、谷に向かって低くなっていた。これに対して、土壌(0~5cm深)は尾根で低い傾向が認められた。以上のように、スギの葉、材、リター、土壌(0~5cm深)のCs-137濃度は地形の影響を受けていると考えられた。</p>...

    DOI

  • 京丹波町試験地におけるマツタケのシロの拡大過程

    藤田 博美, 小林 藤雄, 藤田 徹, 中村 善剛, 上家 祐 日本森林学会誌 103 (2), 156-160, 2021-04-01

    ...その結果,1964年までに確認された12個のシロは,尾根筋とその周辺部の限られたところに集中的に形成された。次に山腹上部から中部にかけてシロが形成され,1970~1978年に確認したシロは約3/4が山腹上部より下に形成された。シロはさらに山腹下部に形成され,林齢45年生になった1983年から1988年にかけて形成された9個のシロは全て山腹中部~下部に形成された。シロ形成は1993年まで確認された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献7件

  • LPWA を活用した西駒ステーションの気温データの遠隔測定

    渡邉, 修, 菊田, 文太郎, 嶋崎, 傑, 三木敦朗, 小林, 元 信州大学農学部AFC報告 19 71-77, 2021-03-31

    ...西駒ステーションの5カ所に端末を設置した結果,尾根筋の西駒登山道信大ルート(水無坂,標高1650m),西駒登山道信大ルート分岐(標高2100m),西駒ステーション将棋ノ頭(標高2675m)の3カ所で安定した通信を行うことができ,気温データ収集ツールとして活用可能であった。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 宮城県牧の崎スギ天然林の林分構造

    太田 敬之, 齋藤 智之, 野口 麻穂子 東北森林科学会誌 26 (1), 20-26, 2021-03-31

    ...林分構造を調査し,他のスギ天然林と比較するため,2017年に尾根の近くに調査区 1,谷に調査区2を設定し,胸高直径,立木位置の測定を行った。主要樹種はスギ,モミで尾根にはヒサカキの小径木が多く見られた。...

    DOI

  • 奄美大島の高海抜地におけるスギ人工林の植生型とその管理方法

    畠中, 雅之, 片野田, 逸朗 鹿児島県森林技術総合センター研究報告 = Bulletin of the Kagoshima Prefectural Forestry Technology Center (22) 35-44, 2021-03

    ...斜面や尾根部のスギ-スダジイ混交林斜面型のスギ人工林では,スダジイなどによる被圧で広葉樹林化が進みつつあることから,そのまま自然の推移に委ねるか,スギの弱度間伐によって目標林型である天然生スダジイ林斜面型への移行を促進させる方法が考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 樹木を有する斜面の地震時応答特性・安定性

    田中 宣多, 中村 満太, 上田 恭平, 渦岡 良介 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (4), I_689-I_696, 2021

    ...<p> 平成30年北海道胆振東部地震で崩壊した斜面は,尾根を残して中腹から立木を伴うすべりが確認された.尾根に残った部分と崩壊部分には樹木が分布しており,崩壊に影響を及ぼした可能性がある.これまでに樹木根系による斜面安定性向上や樹幹を伝う雨水浸透による斜面崩壊への寄与は分かっているが,地震時の斜面に対する樹木振動の影響はよく分かっていない.そこで本研究は,樹木を有する斜面において地震時の応答特性と安定性...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 長野県上高地南東山地における重力斜面変形とその発達過程

    永田 秀尚, 小嶋 智 山の科学 4 (0), 1-15, 2021

    ...長野県上高地南東方の徳本峠から大滝山にかけての山地斜面の重力変形について,航空レーザ測量による1 mメッシュの精細DEMをもちいた地形判読をもとに検討し,その発達過程を考察した.重力変形による微地形は,主稜線の北西側では全面的に発達し,一方南東側では主稜線や大きな派生尾根の周辺に限られる.重力変形ユニットの識別により,重力変形による運動は小規模な微小変形からはじまり,その結合による大きなユニットの形成...

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  • 熊野酸性岩類分布域における水力発電所の立地と地質

    後 誠介 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 045-, 2021

    ...</p><p> すなわち①取水堰は,硬岩である流紋岩の渓床に設置;②上部水槽は,谷を避けて尾根に設置;③有効落差を,滝や渓谷を活かして得る立地;④発電所は,地形が緩傾斜に変わる火成岩体辺縁部に設置されている.流紋岩体に形成された滝や渓谷は,地域の名所となっている....

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  • 山腹水路の迂回度指標の提案

    竹下 伸一 農業農村工学会論文集 89 (2), I_317-I_323, 2021

    ...において谷や尾根によって迂回している様が数値化されていることを確かめた.加えて,この指標を用いて用水路の水路延長および取水口標高との関係を検討したが,明瞭な相関は得られなかった....

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  • 埼玉県新産のクジュウツリスゲ(カヤツリグサ科)の分布と生育環境

    鐵 慎太朗, 岩田 豊太郎, 木山 加奈子, 須田 大樹 埼玉県立自然の博物館研究報告 15 (0), 1-8, 2021

    ...埼玉県新産となるクジュウツリスゲを秩父郡皆野町と東秩父村で確認した.また,埼玉県立自然の博物館の収蔵標本の再同定により,秩父市においても採集されていることが分かった.生育地は,外秩父山地の標高560-670 mの尾根や山頂付近に位置する疎林や小規模な草原,落葉広葉樹林であり,他県における既知の生育環境と共通していた.航空写真の判読により,クジュウツリスゲの生育地では1940年代から継続して草原や低木林...

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  • 土石流がもたらしたブランド石材:御影石(六甲花崗岩)

    先山 徹 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 044-, 2021

    ...2万分の1仮製地形図神戸及び六甲山(兵庫県立人と自然の博物館所蔵)では,住吉川上流の山中の2ヶ所で採石場が記されているのみで,大量に出回っている六甲花崗岩全体から見ると少ない.六甲山地の花崗岩は徳川大坂城築城に際して大量の石材が供給されたとされ,その残石は大名の刻印を記された「刻印石」や石割の過程を示す「矢穴石」として現地に多く存在するが,その大半は東方の芦屋川流域から西宮に至る地域で,その多くは尾根部...

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  • 崩壊形態を規制する断裂構造

    吉村 辰朗 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 156-, 2021

    ...尾根・谷の屈曲に留意して,土砂災害発生箇所周辺の断裂線を描いた場合,崩壊箇所は「断裂線間隔が狭い区間」が交差した区域に対応している。崩壊しやすい区域のグリッド幅は崩壊幅にあたり,斜面崩壊で約80m,地すべりで約160m,深層崩壊(十津川村栗林地区)で約240mである。地すべりの崩壊幅がすべり面深度の7~10倍との関係<sup>3)</sup>から,崩壊形態別にすべり面深度を求めた。...

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  • 山口県北東部,長門峡断層のトレンチ調査(その1):トレンチ壁面観察結果

    相山 光太郎, 福地 亮, 飯田 高弘 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 140-, 2021

    ...<p>1.はじめに</p><p> 山口県北東部には,迫田-生雲断層と徳佐-地福断層がNE-SW方向に並走する(佐川ほか,2008).山内・白石(2013)は,両活断層に挟まれた区間で,複数の沢・尾根の右屈曲等の断層変位地形をENE-WSW方向に連続的に確認し,新たな活断層として長門峡断層を抽出した.しかし,長門峡断層では断層露頭が確認されておらず,その性状や活動時期はほとんど明らかにされていない.我々...

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  • 豪雨による傾斜農地の土砂崩壊実態と災害予測マップによる地形的特徴の再現

    岡島 賢治 棚田学会誌 22 (0), 2-14, 2021

    ...さらに、土砂崩壊地の源頭部をプロットした地図から、尾根線沿ってやや下がった標高に並んで発生する地形的特徴があることが分かった。この地形的特徴を表現しうる災害予測マップを作成するために、GISによる地形解析項目データをもとに、機械学習の一つであるニューラルネットワークを構築した。...

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  • 香川県におけるアカヒゲガヤ(イネ科)の生育地と種子発芽能力について

    茨木 靖, 久米 修 植物研究雑誌 95 (6), 348-353, 2020-12-20

    ...について,生育地の状況並びに種子発芽能力について報告する.本種は,多年生のイネ科植物で,これまで沖縄県にわずかに生育するのみとされ,同県の絶滅危惧IA 類(CR) にも指定されている.本種の香川県における産地は,丸亀市の城山中腹で,尾根にある開けた乾燥地にのみ生育していた.同地の土壌は風化の進んだ凝灰角礫岩であり,雨水の浸透性が悪いため,降雨後も直ちに乾燥し,土壌が形成され難い事から,植物の生育には...

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  • モンゴル北部,フブスグル湖―西岸山地からの夏の景観―

    地学雑誌 129 (3), Cover03_01-Cover03_02, 2020-06-25

    ...</p><p> 東北東約200 kmのシベリア南部には,はるかに大きなバイカル湖がある.ともにほぼ南北に伸びるこれら2つの湖は,新生代後半のアジア中央部地殻に展張応力場が生じ,リフト化してできた湖である.フブスグル湖の形成は新第三紀末から第四紀はじめだったとされるが,未解明なことが多い.西側には3000 m級の尾根をもつ急峻な山岳がそびえ,夏期でも雪を蓄えるその山容は欧州アルプスの景観に近い.先カンブリア...

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  • 白神山地のブナ天然林の森林動態のサイト間比較

    鳥丸 猛, 赤田 辰治, 石田 清 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 799-, 2020-05-25

    ...そこで本研究は、青森県白神山地の尾根部に位置する高倉森(標高約800m)と渓流沿いのサンスケ沢(標高約250m)に設置された固定調査区(それぞれ1.4haと1.14ha)において、ブナ天然林の群集全体と主要構成樹種の個体群の動態を調査した。10年間の高倉森における成木(胸高直径5cm以上の幹)の群集全体の死亡率は2.56%/年、加入率は1.57%/年であった。...

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  • コナラの菌根感染に及ぼす森林立地と樹木周辺土壌の影響

    塚谷 奈古, 戸田 浩人, 崔 東壽 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 511-, 2020-05-25

    ...感染率は、沢部と中腹で10~40%、尾根部で40~60%と、これまでの通説と同様に尾根部でよく共生関係が見られた。また、感染率の変動係数は沢部で0.39、中腹で0.32、尾根部で0.15となり、感染率が沢・中腹でばらつく一方で、尾根は安定して高い値であることが分かった。これらの結果から、コナラは立地の違いに応じて、菌根菌との共生による養水分の獲得戦略を変化させている可能性が示唆された。...

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  • 福島原発事故後9年間のブナ林における落葉の放射性セシウムの空間分布

    深澤 瑛一, 逢沢 峰昭, 飯塚 和也, 大久保 達弘 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 513-, 2020-05-25

    ...ここでは1haプロット内に尾根から斜面下部にかけて16基のシードトラップが設置され、毎年4月から11月まで月に1回内容物の回収が行われている。また、10月に各シードトラップ付近の堆積有機物層(A0層)、深さ0~5㎝および5~10㎝の土壌が採取されるとともに空間線量と表面線量が測定されてきた。採取した試料の<sup>137</sup>Cs濃度をゲルマニウム半導体検出器で測定した。...

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  • 非破壊検査機を用いた岩手県内におけるコナラ原木の放射性Cs濃度の測定

    成松 眞樹 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 526-, 2020-05-25

    ...各調査地で,地形の影響を抑えるために,尾根,谷等の異なる斜面要素を含まぬよう配慮して均質な斜面を選定し,約10本の立木を伐採,約60本のコナラ丸太(原木)を採取した。得られた原木のCs濃度を「しいたけ原木非破壊検査機」(日立造船)で測定した。</p><p> 年毎の総平均Cs濃度は3年間で低下した。同一調査地で連年測定した2例でも,Cs濃度が2年目に低下する傾向を示した。...

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  • デジタル地形データを用いた四国地方の土壌型を規定する地形要因の解析

    稲垣 昌宏, 山下 尚之 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 833-, 2020-05-25

    ...過去の土壌調査地点の地形パラメータを四国と九州で比較したところ、四国地方は凹凸度指数、谷部からの高さ、尾根からの深さ、地形位置指数、といった指数において九州より大きかった。地形湿潤指数は四国地方は九州より小さかった。これらの結果は四国地方の地形が急峻な斜面を持ち、斜面長が長い特徴を反映していた。九州のデータに四国のデータを加えて、勾配ブースティング法による土壌型の予想を行なった。...

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  • 水道水源林における異なる林床植生を持つ天然林の約20年間の種組成変化

    星野 義延, 蛭間 啓, 松田 隆平, 岩﨑 浩美, 千葉 徹也, 佐藤 萌子 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 798-, 2020-05-25

    ...松姫峠は、緩やかな平尾根と斜面、渓畔で構成され、林床は広葉草本が卓越し、α多様性が高い。一方藤尾山は、尾根、斜面、渓畔で構成され、林床は渓畔を除いて多くの場合スズタケが優占し、α多様性が低い。2018年の再調査では、両山域でニホンジカの食痕、シカ道などの痕跡が高頻度で確認された。2018年に記録された種数は全体的に減少傾向にあった。...

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  • 沖縄島やんばる地域の天然林におけるリュウキュウマツの出現傾向

    大嶋 優希, 高嶋 敦史 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 475-, 2020-05-25

    ...その結果、記録されたリュウキュウマツは30本と少なく、尾根の先端部にまとまって出現する傾向があったことから、天然林におけるリュウキュウマツの生育環境は極めて限定的である可能性が考えられた。</p>...

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  • 釜淵森林理水試験地における間伐後1年間の浮遊土砂流出

    阿部 俊夫, 久保田 多余子, 小川 泰浩, 村上 亘 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 581-, 2020-05-25

    ...2号沢は間伐が尾根の一部に限られていたこともあり、浮遊土砂流出量の顕著な増加は認められなかった。4号沢では間伐中から間伐直後に著しい浮遊土砂流出が生じたが、2019年春以降は目立った浮遊土砂流出は認められなかった。...

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  • 阿武隈・北上山系における蛇紋岩上の土壌カテナについて

    八島 匠, 岩渕 友亮, 加藤 諒大, 木村 優希, 渡辺 健太, 渡辺 秀一郎, 佐野 哲也 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 834-, 2020-05-25

    ...表層のpH(H2O)は概して谷部で高く、次表層のpH(H2O)は谷部よりも尾根部~中腹部で高くなり、田村で4.9~6.9 宮守で5.5~7.4を示し母岩の影響を大きく受けていた。</p>...

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  • 針葉樹人工林内の斜面位置が広葉樹の埋土種子組成および実生数に及ぼす影響

    田中 真子, 戸田 浩人, 崔 東寿 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 425-, 2020-05-25

    ...広葉樹林から離れた斜面では、広葉樹林と隣接する斜面に比べて、尾根での出現割合が高く、尾根から沢にかけて減少する傾向が強くみられた。表層土壌中からは最大で約4500粒/㎡の広葉樹種子が検出され、コゴメウツギなど発芽試験では出現しなかった種が含まれていた。...

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  • 宝ヶ池公園におけるアカマツ-コバノミツバツツジ群落の再生

    Sibata Kento, Nagashima Keiko 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 473-, 2020-05-25

    ...まず、2018年3月にマツ枯れ被害林分が存在する尾根部に鹿柵を設置し、鹿柵内にマツ枯れ後に林冠を形成しているソヨゴを間伐した間伐区(3プロット)と無間伐区(4プロット)、鹿柵外にコントロール区(4プロット)の合計11プロットを設置した。各プロットにおいて2019年4月と12月にアカマツ実生の現存量及び成長量を測定し、2019年4月から10月まで実生の出現量を計測した。...

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  • 沖縄島やんばる地域の非皆伐林における大径木の生育状況

    矢部 岳広, 高嶋 敦史 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 476-, 2020-05-25

    ...第二次大戦頃から強度な伐採活動が認められない森林域の尾根から斜面にかけて試験地を設定した。その結果、大径木の密度は全樹種合計で約160本/haであり、第一優占種はイタジイ、第二優占種はイスノキで、イジュは極めて少ない割合であった。やんばる地域の主要構成樹種であるオキナワウラジロガシは出現しなかった。...

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  • 育苗方法の違いは植栽当年のカラマツ類の成長と死亡に影響するのか?

    大野 泰之, 蝦名 益仁, 滝谷 美香, 新田 紀敏, 菅野 正人 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 698-, 2020-05-25

    ...その植生高は斜面上の位置によって異なり、尾根部と斜面下部に比べて斜面の中腹で最も高かった。植栽当年の樹高成長量は、樹冠被覆率に影響されており、品種間で異なっていた。樹冠被覆率は樹高成長に負の効果を与えていた。品種間では、CLコンテナ苗の成長量はKとF1のコンテナ苗に比べて大きく、KとCLの裸大苗の成長量と同等であった。</p>...

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  • 田沢湖カルデラ内の辰子堆・振興堆溶岩ドームの産状と噴出年代

    鹿野 和彦, 石塚 治, 中野 俊, 大口 健志 地質学雑誌 126 (4), 205-213, 2020-04-15

    ...されている.最近得られた音響測深データと水中ビデオ画像によれば,振興堆は対称的な溶岩ドームとそこから西方に分岐したブロック溶岩からなり,局所的にジグソー割れ目が認められる.辰子堆はやや非対称な溶岩ドームで,発達した柱状節理も認められる.また,そこから得られたデイサイト試料は1.73±0.08Maの全岩<sup>40</sup>Ar/<sup>39</sup>Arプラトー年代を示す.この年代は外輪山の尾根...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 奄美大島役勝川上流域における森林の発達段階と伐採履歴

    川西, 基博, 酒匂, 春陽, 高岡, ゆきの 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 61 28-29, 2020-03-30

    ...尾根の非伐採地はオキナワジイやウラジロガシなどが優占し、DBH82.2cm の個体もみられた。尾根の伐採地は出現種数が最も多く、シャリンバイやノボタンなどの樹種が多く生育していた。以上のように、谷沿い、尾根ともに森林伐採によって種組成、種多様性が大きく変化したことが明らかになった。...

    機関リポジトリ

  • 徳之島の天然林における種組成と地形の関係

    鵜川, 信 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 61 25-27, 2020-03-30

    ...その結果、尾根から谷にかけて種数と種の多様性が低下した。クラスター分析によって種組成は3つに分けられ、それぞれの種組成のグループは尾根、斜面、谷にそれぞれ対応して出現していた。以上の結果から、徳之島の常緑広葉樹天然林の多様性や種組成の形成は地形によって影響を受けることが示された。...

    機関リポジトリ

  • 山口県北西部における地すべりの地質と防災対策

    河内 義文, 久永 喜代志, 金折 裕司, 森山 亮一 地質学雑誌 126 (2), 95-110, 2020-02-15

    ...<p>山口県北西部の日本海に沿って,東西に油谷半島の付け根付近から半島先端を経て角島に至るまで,古第三紀後期漸新世から新第三紀中期中新世の堆積岩が分布している.この基盤岩は後期中新世に噴出した玄武岩の溶岩流によって被覆されている.この溶岩流によって形成された溶岩台地は,その後の地すべりや海水面の作用で侵食や運搬を受け,半島の尾根部にキャップロックとして残されている.この漸新-中新統堆積岩類は,十分固結...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 赤水の滝の形成過程から考える大規模土石流が安倍川上流域の地形に与えた影響

    白井 正明, 宇津川 喬子, 渡辺 万葉 第四紀研究 59 (1), 17-29, 2020-02-01

    ...<p>静岡県安倍川上流域では,1707年の宝永地震の際,大谷崩の大規模崩壊により発生した土石流堆積物が谷を埋めたとされる.土石流堆積物の分布と礫の配列から,大規模崩壊前の安倍川の谷は山地内を穿入蛇行しており,その谷が土石流堆積物に埋積された結果,安倍川の水流が一時的に谷底との高度差を失った頁岩の尾根を越えてショートカットし,赤水の滝の原型が形成されたことを明らかにした.赤水の滝以外にも安倍川上流部にいくつか...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 清正公道に沿って現れた2016年地表地震断層と地震被害

    渡辺 満久, 鈴木 康弘 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 317-, 2020

    ...阿蘇外輪山北西部の二重峠付近から西南西方向の大津町に至る地域では、尾根や斜面上に直線的な凹地があり、その一部は「清正公道(豊後街道)」として利用されている。すなわち、清正公道は既存の断層変位地形を利用して構築された可能性がある。周辺地域と比較して、清正公道に沿っては細い帯状に大きな被害が集中している。...

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  • 北上山地における新たな活断層の発見(速報)

    田力 正好, 中田 高 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 252-, 2020

    ...明瞭なリニアメントを横切る多くの河谷が左屈曲を示し、一部で截断尾根状の地形が認められることから、左横ずれ変位が卓越する断層と考えられる。本断層の北方延長には明瞭なリニアメント地形が折爪断層まで延長する。今回の判読では断層変位地形は見出されなかったが、断層としては折爪断層に連続する可能性がある。...

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  • 多機能尾部センサを用いた機械学習による豚の分娩予測

    鈴木 千恵, 檜垣 彰吾, 中島 康貴, 元井 美緒, 櫻井 玲奈, 須田 智子, 吉岡 耕治 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-120-P-120, 2020

    ...【方法】まず,ストール飼育下の雌豚4頭の尾根部腹側にセンサを装着し,加速度データから尾の長軸に対するロール角を算出した。並行してビデオ撮影を行い,ロール角から姿勢判別ならびに姿勢変化を検知可能なアルゴリズムの開発を試みた。ついで,妊娠豚10頭に対し,分娩前10日頃~分娩後7日頃までセンサを装着し,3分間隔で体表温,活動量,ロール角を計測した。...

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  • 韓国における「白頭大幹」の評価と「脈」の論理

    渋谷 鎮明 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 311-, 2020

    ...ここでは、その一環として、朝鮮半島の北部にある白頭山から半島南部の智異山に至る山の連なり(稜線・尾根線)を「気」と「脈」の論理で示す「白頭大幹」概念の現代的評価について検討した。</p><p>韓国における「白頭大幹保護に関する法律」などにみる「白頭大幹」の評価は、伝統的な地理思想の一端が積極的に評価されたとも言えるだろう。...

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  • 九州山地における重力性低崖地形の分布規定要因

    岩瀬 東吾, 吉田 英嗣 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 118-, 2020

    ...</p><p></p><p>2.方法</p><p></p><p> 低崖地形は,国土地理院の陰影起伏図をもとに尾根に平行で直線的なものを手動で抽出した。また,尾根に分布するものを尾根型,山腹斜面に分布するものを山腹型として分類した。マクロスケールでの解析は,九州山地主稜線を中心とした約1600km<sup>2</sup>を対象とした。...

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  • 世界自然遺産候補地奄美群島の森林生態系に関する基礎的研究 ―鹿児島大学薩南諸島森林生態研究グループ―

    川西 基博, 相場 慎一郎, 藤田 志歩, 鈴木 真理子, 鵣川 信, 宮本 旬子 自然保護助成基金助成成果報告書 29 (0), 126-139, 2020

    ...(約72%),斜面(約68%),谷(約54%)であった.一方,草本層の植被率は逆のパターンを示し谷,斜面,尾根の順に大きかった.出現種はシダ植物が39種,草本植物が12種,低木が27種,高木が26種,つる植物13種であった.シダ植物と草本植物の出現種数は谷がもっとも大きく,斜面から尾根に移るにしたがって種数が小さくなる傾向が認められた.一方,低木種と木本種は斜面で最も出現種数が多く,谷と尾根では比較的少...

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  • 多機能尾部センサを用いた機械学習法による繋ぎ飼育牛の発情検知

    檜垣 彰吾, 岡田 浩尚, 櫻井 玲奈, 須田 智子, 鈴木 千恵, 吉岡 耕治 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-121-P-121, 2020

    ...排卵後10日目に多機能尾部センサを尾根部腹側に装着し,3分毎の体表温,加速度センサデータから計算した尾の長軸に対するロール角および活動量を排卵後11日まで測定した。試験期間中は1日1回の超音波画像診断法(USG)による卵巣観察を行い,黄体退行開始後は6時間間隔で試情による発情観察,発情終了後は2時間間隔でUSGによる排卵時刻の特定を行った。...

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  • 内海ダム再開発事業にみる土木デザインの評価と景観検討の役割

    大村 瑛太, 福島 秀哉 土木学会論文集D1(景観・デザイン) 76 (1), 94-111, 2020

    ...により最優秀賞を受賞した内海ダム事業の評価の特徴と,それを体現したデザインや計画,マネジメント上の特徴との関係を明らかにすることを通して,土木デザイン評価の枠組みや優れた土木デザインの実現に向けた景観検討の役割等に関する議論の発展に寄与することを目的とするものである.成果として「上位計画・設計条件の調整」「新規性」「規範性」をはじめとする内海ダムの評価項目の特徴と,これらの評価と「堤体前盛土」「中尾根残置...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 平成30年北海道胆振東部地震に伴う斜面崩壊

    梅田 浩司, 千代谷 佳織, 柴 正敏, 近藤 美左紀 応用地質 60 (4), 172-179, 2019-10-10

    ...<p>平成30年北海道胆振東部地震に伴う斜面崩壊の総面積は13.4km<sup>2</sup>に及び,これは国内における明治以降の地震に伴う土砂災害の中で最も大きかった.さらに,この斜面崩壊の特徴として,丘陵の尾根から斜度20°~30°前後の緩斜面を形成する厚さ数m程度の土塊が崩壊したこと,崩壊面の擦過痕から土塊が高速で流動・流下したことなどがあげられる.斜面崩壊が発生した地域は,比較的緩い斜面に樽前...

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  • ブロックチェーン基盤ソフトウェア性能検証─Hyperledger Fabric,Quorum,Ethereum の横串比較─

    尾根田, 倫太郎, 秋田, 佳記, 何, 岩彬, 竹林, 陽, 小倉, 拓人, 鈴木, 貴之 デジタルプラクティス 10 (3), 506-523, 2019-07-15

    近年,ブロックチェーン技術に注目が集まっており,EthereumやHyperledger Fabricなどを始めとするさまざまな種類のブロックチェーン基盤ソフトウェア☆1がリリースされている.一方で,それらのソフトウェアがどのような業務特性に適しているかについての情報や,ブロックチェーン技術の課題としてよく挙げられる1秒あたりの取引性能(スループット等)等々の情報について,各ソフトウェアを調査,…

    情報処理学会

  • ブロックチェーンによるイノベーションの展望と課題

    近藤, 真史, 小早川, 周司, 金子, 雄介, 尾根田, 倫太郎, 吉濱, 佐知子 デジタルプラクティス 10 (3), 550-558, 2019-07-15

    2019年3月16日に行われた情報処理学会 第81回全国大会の「ブロックチェーンによるイノベーションの展望と課題 ─デジタルプラクティスライブ─」におけるパネル討論の内容を記録したものです.

    情報処理学会

  • 暖温帯から冷温帯まで混交するヒノキの更新機構に関する一考察

    酒井 武 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 99-, 2019-05-27

    ...しかし、ヒノキが優占する場所は痩せた尾根やポドゾル化した酸性土壌、超塩基性岩を母岩とする土壌など樹木の生育には条件が良くない立地である。演者はこれまで、四国西南部の暖温帯上部のヒノキが優占する針広混交林、ヒノキが純林状を呈する超塩基性の母岩を持つ高知県嶺北の白髪山、木曽地方の林床にササが優占するヒノキ天然生林で林分構造と更新機構を明らかにするため調査を行ってきた。...

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  • 秩父山地におけるヒナウチワカエデの空間遺伝構造

    芝野 萌菜実, 齊藤 陽子, 井出 雄二, 内山 憲太郎 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 280-, 2019-05-27

    ...STRUCTURE解析および近隣結合樹、PCoAの結果では集団の地理的な位置や、尾根や河川などの地形的な障壁に対応した遺伝構造は見られず、距離による隔離(IBD)も検出されなかった。...

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  • 高齢人工林の帯状伐採跡地におけるヒノキと広葉樹の更新状況

    酒井 敦, 米田 令仁, 稲澤 るみ, 冨田 忠雄, 原 哲郎 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 101-, 2019-05-27

    ...2018年9月に幅2mのベルトトランセクトを帯状伐採区内に3本(尾根部に1本、斜面に2本)設定して、樹高1.5m以上の高木種について本数と胸高直径、樹高を測定した。地拵えを行った尾根部ではヒノキが高密度(13,729本/ha)に成立しており、高木種全体の本数密度は17,627本/haだった。...

    DOI

  • きのこに含まれる<sup>137</sup>Csの生態学的半減期

    岡田 直紀 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 784-, 2019-05-27

    ...尾根筋の林道沿いおよそ300mの平坦な場所で7月から10月にかけて試料を採取し、乾燥後に粉砕してGe検出器で測定した。試料の大部分は外生菌の子実体であった。外生菌子実体の試料全体でみると<sup>137</sup>Csの値は毎年100 – 10万 Bq・kg-1の範囲にあり、おそらく試料のバラツキの影響で明瞭な減少傾向は認められなかった。...

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  • デジタル地形データを用いた九州地方の土壌型を規定する地形要因の解析

    稲垣 昌宏 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 336-, 2019-05-27

    ...また、谷部からの高さはBB型が他の土壌型よりやや大きく、尾根からの深さはBD、BE型が他の土壌型より大きい傾向がみられた。ランダムフォレスト法を用いてTWIを含むこれらのパラメータから土壌型を推定する場合、OOBエラー率は60%代後半であった。全体の1/3以上を占めるBD型の予想精度が高かったが、他の土壌型は低かった。</p>...

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  • 沖縄島やんばる地域の約65年生二次林における大径木の分布と地形の関係

    高嶋 敦史, 大島 順子 森林計画学会誌 52 (2), 59-65, 2019-04-25

    ...調査対象の小流域を尾根,中間斜面,谷の3つの地形に区分して大径木の密度やサイズを比較したところ,尾根では大径木の密度が谷や中間斜面の半分以下であった。また,イタジイやイジュは,尾根より谷でサイズが大きくなっていた。このように,やんばる地域の約65年生の二次林では,谷を中心にサイズの大きな幹が分布していた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 東京大学千葉演習林の林内に残る炭窯跡の実態

    當山, 啓介, 金井, 敬宏, 三次, 充和, 江口, 誠一 東京大学農学部演習林報告 (139-140) 1-15, 2019-03

    ...ただし,尾根に分布する炭窯跡も存在し,移動・運搬などを含む総合的な利便性が炭窯の設置場所に影響を及ぼした可能性もある。黒炭窯・白炭窯の双方が存在したと推察され,各々の炭窯跡について各属性の組合せは様々であったものの,「山腹・斜面間平坦地・イチョウ形・石積み」,「尾根・楕円形・土」の組合せはやや特徴的であった。炭窯跡立地小班の推定最終伐採時点の林種は天然林・人工林双方の場合があった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 郡山盆地における浅部地下の地形と地質構造

    石原 武志, 鈴木 毅彦, 谷藤 允彦, 阿部 健一郎 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 76-, 2019

    ...</u></b><b><u>浅部地下の地形・地質構造</u></b></p><p></p><p>郡山層の下底面高度は170〜240m程度(深度約25〜70m)の範囲にあり,起伏に富む.笹原川左岸の安積町付近の台地の地下と,逢瀬川左岸の富久山町付近の台地の地下には下底面の凹(谷)部が存在する.また,両者の間の郡山市街地中心部には,下底面高度の凸(尾根)部が概ね東西方向に延長する.埋没した尾根部の延長方向...

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  • 2016年熊本地震と清正公道に沿う被害

    渡辺 満久 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 68-, 2019

    ...1 はじめに<br><br>阿蘇外輪山北西部の二重峠付近から西南西方向の大津町に至る地域では、尾根や斜面上に直線的な凹地があり、その一部は「清正公道(豊後街道)」として利用されている。2016年熊本地震時には、清正公道に沿っても家屋の被害が目立ち、開口亀裂等の地変も確認された。本報告では、清正公道に沿う被害の特徴、地変の様子、トレンチ掘削調査結果を中心に報告する。...

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  • 侵食地形の発達過程を理解するための地形実験

    大内 俊二 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 192-, 2019

    ...隆起速度が上方閾値より大きい場合は、隆起が卓越するために尾根部が上昇を続け、高い山脈ないしは山塊が発達する(Mountain building phase)。<br> 地形実験で最も一般的なのが、隆起速度が下方と上方の閾値の間にある場合である(Steady state phase)。実験開始後間もなくから、隆起する平坦な始原面の縁に流水による細かい溝が形成され、次第にまとまって谷となっていく。...

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  • 石川県白山麓におけるトチノキ巨木の分布と生育地の景観タイプ

    飯田 義彦, 手代木 功基, 藤岡 悠一郎 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 157-, 2019

    ...一方で、両白山地を構成する別山道チブリ尾根や雄谷清水谷上流の千丈平での現地踏査により、既存のセンサス情報において報告されているトチノキ巨木を含む多くのトチノキ巨木が生育していることがみとめられ、比較的高い標高帯でのトチノキ巨木林の成立を確認することができた。...

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  • 3Dプリントによる地形模型の教育的活用

    山内 啓之, 小口 高, 早川 裕弌, 小倉 拓郎, 淺野 悟史 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 73-, 2019

    ...具体的には、地理院タイル(標準地図)に陰影図を重ねた図、CS立体図、TPI(Topographic Position Index)と傾斜値によって尾根線を強調し陰影を加えた図(尾根線強調図)を用意した。テストは5問あり、各図と模型を用いて地形を読み取って標高や傾斜の違いを答えたり、特定の地形の範囲を地図に示したりした。...

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  • ニューロキニンB受容体作動薬投与が夏季のウシ体温に及ぼす影響

    中村 翔, 三輪 雅史, 森田 康広, 山村 崇, 若林 嘉浩, 大蔵 聡, 松山 秀一 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-7-P-7, 2019

    ...体表温は尾根部に装着した温度センサにより測定し,膣温は温度ロガーを埋め込んだblank-CIDRを膣内に留置により測定した。卵巣温は記録端子を卵巣実質に刺し込んで留置することで記録した。体温変化の解析には投与前1時間の平均体温を基準値とし,投与期間4時間における基準値からの体温変化を投与群間で比較した。...

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  • 草津白根山周辺地域の水環境に関する研究(4)

    猪狩 彬寛, 小寺 浩二, 浅見 和希 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 303-, 2019

    ...<br><b>2.火山灰溶出実験結果(2018年1月23日噴火)</b><br> 本白根山北側火口から放出された火山灰は、北東の振子沢・清水沢の尾根に多く堆積し、既に積もっていた積雪と新たな降雪に挟まれる形で固結していた。...

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  • 西丹沢花崗岩帯のヌタノ試験流域における流出特性把握のための基礎的解析

    安部 豊, 内山 佳美 水文・水資源学会研究発表会要旨集 32 (0), 204-, 2019

    ...地質は石英閃緑岩質であり、主に広葉樹に覆われ、尾根部にスギ林がある。流域面積は約7 ㏊で、地形流域界でA沢流域(3.8 ㏊)とB沢流域(3.1 ㏊)に分かれる。流量観測は、A沢・B沢流域末端におけるVノッチ量水堰により流出量を、尾根部に設置した深度50m地下水観測井における地下水位の連続観測を行った。...

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  • 沖縄本島最北部における皆伐後の土壌含水率・地温分布と立地環境との関係

    大貫 靖浩, 古堅 公, 生沢 均, 後藤 秀章, 新垣 拓也 森林立地 60 (2), 45-54, 2018-12-25

    ...その結果,冬季を除き土壌含水率と地温は皆伐地と隣接林分で明瞭な違いが認められ,特に尾根部と谷部の境界付近に位置する谷頭凹地で,土壌含水率の差は10%弱に達した。皆伐地内の斜面上部と下部では,隣接林分との土壌含水率の差は大きく異なり,皆伐前は湿潤であったと考えられる斜面下部でより乾燥が進み,弱乾性黄色土(Y<sub>C</sub>型)も出現していた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 「心に響く防災・減災教育」の研究(1)

    越智 秀二, 岡田 大爾 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (10) 201-217, 2018-12-20

    ...その結果、過去にも大規模土石流が発生した危険地域であったこと、土石流で流された岩塊が大変巨大であること、今回は膨大な降水量と流路の特性によって尾根を越えるという「想定外」の土石流災害が発生したこと等が明らかとなった。地球温暖化による集中豪雨の規模の増大化が心配される中、想定外の事例は教訓として今後の防災教育に確実に活かす必要があると考えられる。...

    機関リポジトリ

  • ウシの健康管理のための低消費電力の尾根部装着型脈波センサ

    野上 大史, 関 友貴 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 836-837, 2018-08-20

    ...<p>ストレス指標の高いウシほど疾病にかかりやすいため、ストレス指標の高いウシを早期に発見する尾根部装着型の光電式脈波センサを開発する。労働従事者の負担を増やさないために、バッテリーの交換によるセンサの着脱回数を減らすためセンサの低電力化が求められる。本研究では、センサ構造とSN比、光量と受光強度の関係についての実験を行い、低電力化のための条件を明らかにした。</p>...

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  • ニホンザルの集合性や行動に地形は影響するか

    鈴木 真理子 霊長類研究 Supplement 34 (0), 58-58, 2018-07-01

    ...TPIの分析では,尾根と斜面に比べて谷のほうがやや広がる傾向が見られた。ニホンザルの集団的まとまりには,わずかだが地形も影響していることがわかった。</p>...

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  • 全天球カメラを用いた林床植生の植被率の推定

    安野 諒, 長島 啓子, 田中 和博 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 249-, 2018-05-28

    ...京都市左京区の宝ヶ池公園の尾根、斜面、谷部で、撮影高度(1.2m、1.6m)、プロットサイズ(3m、5m、7m、10m)で撮影した計24枚の全天球画像から画像解析によって推定植被率を算出した。そして、現地調査で得た目視植被率と比較した。画像解析は、まず全天球画像を切り取り、編集可能なJPEGイメージとして保存した。その画像の彩度、明るさ、コントラストを上げ、RGB成分毎に分割した。...

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  • 亜高山帯常緑針葉樹林における標高別の土壌炭素の貯留量および放出量

    小林 元, 前川 夏子, 阪田 匡司, 平井 敬三 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 637-, 2018-05-28

    ...調査地は西駒ST丸尾根上の標高2045m,2255m,2453mの固定試験地とした。固定試験地近傍の地表に円筒型チャンバーを4ヶずつ設置し,土壌呼吸速度の測定を行った。地表面からB層あるいはC層までの土壌を10cmおきに採取し,土壌炭素量を測定した。地表温度は,標高が高い試験地ほど低い値を示した。地温10℃時の土壌呼吸速度(R<sub>10</sub>)は逆に標高が高い試験地ほど高かった。...

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  • 択伐施業における選木のための材の特性予測

    吉田 俊也 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 560-, 2018-05-28

    ...本研究の対象地は、緩傾斜の尾根・斜面が中心で地形のバリエーションは大きくなかったが、生育立地の影響も見られた。概して、相対的に湿った立地において、何らかの欠点を持つ立木の比率が高い傾向があった。これらの傾向をふまえて、択伐施業における選木について考察する。</p>...

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  • 新潟大学演習林における森林環境教育

    崎尾 均, 本間 航介, 阿部 晴恵, 菅 尚子 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 50-, 2018-05-28

    ...<p>森林環境教育を行う上で,あつかう森林の多様性が高いことは大きな利点である.新潟大学演習林は新潟県佐渡島の大佐渡山地の尾根上に位置しており,スギ・ヒノキアスナロや広葉樹の天然林,二次林やスギ人工林など異なる種類の森林がモザイク状に分布している.また,尾根や渓流,湿地など地形も変化に富んでおり,植物種の多様性も高い.冬に北西の季節風が卓越する尾根沿いには自然草原や牛の林間放牧が行われていた半自然草地...

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  • 亜熱帯域において混交した常緑広葉樹人工林の林分構造と侵入種の成長特性

    谷口 真吾, 芹澤 玲, 松本 一穂 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 107-, 2018-05-28

    ...毎木調査は各林分とも、標準地として尾根から斜面下部に30m×等高線方向に10mの帯状プロットを1箇所設定し、目的樹種と侵入種の成立本数、サイズ(樹高、胸高直径、樹冠幅)を計測した。施業歴は3林分とも同様であり、下刈りは5年間(年1回)実施、除伐は15~20年生時に1回実施した。これらは更新を阻害する個体の除去とともに有用樹を意識的に残す樹種選択的な施業であった。...

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  • 三郡山系における尾根筋を中心としたブナ個体の分布とサイズ構造

    板橋 幸史, 作田 耕太郎, 金谷 整一, 松尾 尚哉 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 327-, 2018-05-28

    ...標高500~936mの尾根筋において幅10m以内の範囲にある胸高直径≧5cm,樹高≧4m程度のブナ個体の位置とサイズを記録した。その後、標高別あるいは水平距離当たりの個体数および胸高直径と樹高の頻度分布などより三郡山系のブナの現状を確認した。</p>...

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  • 山形県におけるカラマツ人工林の現状

    上野 満 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 548-, 2018-05-28

    ...また,カラマツの適地判断の資料を得るために,8年生のカラマツ林地において,尾根部から山脚部にかけてラインプロットを設け、毎木調査とA層厚の測定を行った。 林分材積は,成育の良い林分はスギの地位2程度に相当し,成育の悪い林分は地位5以下程度に相当していた。また,カラマツの樹高とA層厚には相関が見られなかった。...

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  • 立地の違いによるミズナラ林の放射性Cs蓄積への影響

    戸田 浩人, 河野 沙紀, 崔 東寿, 吉田 智弘, 渡辺 直明 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 819-, 2018-05-28

    ...調査地土壌の放射性Cs濃度は、A<sub>0</sub>層では尾根部>沢部、鉱質土壌表層では尾根部<沢部であり、沢部で土壌のより深い層まで分布していた。以上より、尾根部では沢部に比べて、放射性Csが林床の表面で樹体に吸収されていることが示唆された。発表では、表層の細根量や樹体内層別の放射性Cs分布も含め立地の影響を議論する。</p>...

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  • マクロ・ミクロ環境に対するスギの樹高成長の応答性における系統間差

    松下 通也, 武津 英太郎, 花岡 創, 平岡 裕一郎 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 131-, 2018-05-28

    ...しかし、降水量や気温等のマクロ環境や、谷筋・尾根筋等の立地に起因する水分条件といったミクロ環境のばらつきに対して、種内の系統間で成長の応答性にどのような違いがあるか十分に理解されていない。...

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  • チークの個体成長に対する密度効果

    櫃間 岳, 八木橋 勉, Himmapan Woraphun, Vacharangkura Tosporn 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 557-, 2018-05-28

    ...また,各プロットは緩斜面の尾根部から谷部に分布するため,各個体のTopographic Indexから推定される土壌水分状態が異なる。個体間競争と土壌水分の二つの要因がチークの成長に与える影響を解析する。</p>...

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  • 常緑広葉樹林が隣接するヒノキ人工林皆伐1年後の広葉樹稚樹数と樹種

    石川 実 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 566-, 2018-05-28

    ...今回、愛媛県南宇和郡愛南町において、谷を挟んだ地形のヒノキ人工林皆伐地で、常緑広葉樹林が隣接する小尾根から谷部、そしてヒノキ人工林が隣接する小尾根にかけて皆伐後に調査区を設定した。調査区は2m×2mのプロットで、地表有機物層を剥ぎ取ったプロットとそのままの無処理のプロットをセットにして8区設定し、皆伐(2016年8月終了)後の2017年2月とさらに一成長期経過後に出現樹種の樹高と本数を調査した。...

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  • 熊本地震により草地斜面に生じた亀裂内の土壌及び水文特性

    荒田 洋平, 五味 高志, ROY C SIDLE, CHENWEI CHIU, GONGHUI WANG 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 387-, 2018-05-28

    ...尾根頂部や亀裂内部などで、5m間隔で深度2~3mまでの採取土壌を分析した。土壌中には、鬼界アカホヤ、姶良、草千里ヶ浜のテフラが存在し、その間に黒ボク層が見られた。土壌密度はテフラ層で平均0.66g/cm<sup>3</sup>(SD:0.14g/cm<sup>3</sup>)、黒ボク層で平均0.53g/cm<sup>3</sup>(SD:0.13g/cm<sup>3</sup>)であった。...

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  • 大分県南部のシカ生息地における植栽後7年間の無下刈によるスギの更新状況

    野宮 治人, 渡辺 行直 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 545-, 2018-05-28

    ...枠位置の地形(尾根・斜面・斜面下部)を記録し、枠内のスギ(合計275本)の樹高と地際直径等を測定した。また、枠内の除伐幹のうち最大のものについて樹種を確認して幹長を測定した。 枯損したスギは少なく、枠内に1本も確認できなかったのは1枠で、39枠ではスギを5~7本確認できた。スギの樹形異常は盆栽状が62本(23%)、二又が49本(18%)であった。...

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  • 平成28年熊本地震に伴う山地災害の実態と特徴

    久保田 哲也 水利科学 61 (6), 1-17, 2018-02-01

    ...まず,外輪山カルデラ壁の林地急斜面では,地震力が集中し易い凸型急斜面の尾根近くにおいて,大規模崩壊を含む火山灰と風化溶岩類などの崩壊(土砂量数百 m<sup>3</sup>〜数十万 m<sup>3</sup>)が多数発生した。中央火口丘群周辺でも表層崩壊が多数発生したほか,緩斜面においては大規模地すべりも発生した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 平成28年(2016年)熊本地震によって生じた山腹崩壊

    黒川 潮 水利科学 61 (6), 18-33, 2018-02-01

    ...山腹崩壊は尾根部分の草原から発生している例が多く見られ,斜面下部に存在している森林が崩壊した岩石の移動を抑止している例も見られた。この地震によって森林内には上空から確認できない多数の亀裂が発生し,地盤内に雨水が浸透しやすい状態となっている。</p><p>6月下旬の豪雨では地震時に亀裂の入っていた斜面が拡大崩壊しており,今後も山腹崩壊の危険性が懸念される状況である。</p>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 景観写真と図で読み解く海岸の地形

    青木 久 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000210-, 2018

    ...<br><br> <br><br>2.リアス海岸<br><br> 高校の教科書では,リアス海岸について,『山地の谷と尾根が沈水して形成された出入りに富む海岸の地形であり,日本では三陸海岸,志摩半島,若狭湾沿岸などでみられる.』と説明される.ところで最終氷期(約2万年前)の日本付近の海面は現在よも140 mほど低かったと考えられており,現在の日本の海岸のほとんどが沈水したことになる.それにもかかわらず...

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  • 永久凍土の季節的変動が溶存鉄の挙動に与える影響

    田代 悠人, 楊 宗興, 大西 健夫, 白岩 孝之, 久保 匠 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000182-, 2018

    ...ティルマは点在的永久凍土地帯であり、現地調査で平坦な谷部や尾根部に永久凍土の存在を確認している。ソフロン川流域の谷部・斜面・尾根部にかけて設定した観測地点に、深さ20cm及び40cmに、また融雪期には10cm程度の浅い深度にもポーラスカップを設置した。シリンジ吸引法により2017年5月-10月まで土壌間隙水の採水を月2回行った。また間隙水採水日と同日にソフロン川の河川水も採取した。...

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  • <b>2017年釜石山林火災跡地における広域樹幹火傷観測</b>

    峠 嘉哉, Emang Grace Puyang, 風間 聡 水文・水資源学会研究発表会要旨集 31 (0), 258-, 2018

    ...<br><br>樹幹火傷の方向は特に尾根上では聞き取り調査で得られたおおよその延焼方向を示していた.しかし,斜面が急な場合は斜面上部を示し,火災により発生した局所的な上昇気流の影響と考えられる.樹幹火傷の方向は延焼の方向に関わらず風速の方向を向くことも推察された....

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  • インド北東部における焼畑農業の現代に―ナガランド州モコクチュン県の事例から―

    渡邊 三津子, 遠藤 仁, 小磯 学 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000241-, 2018

    ...尾根が境界となることもあるが、基本的には川が隣集落の用地との境界となる。領域内の全域が焼畑のサイクルに組み込まれるわけではなく、集落のルールにより保護林が定められている。保護林は、薪材の確保や家の建材としてのみ利用し、焼畑として利用してはならないという。<br><b>3. ...

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  • 山間地域における「へき地教育」の性格の変化

    河本 大地 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 152-, 2018

    ...図1から,学校が尾根上に位置し各集落と徒歩道でつながっていたことがわかる。出谷小は1969年に上湯川小と統合され,大字出谷の南部に西川第二小学校が設置された(初年度は名目統合)。ただし大字出谷の北部にあたる松柱地区は西川第一小の校区とされた。西川第二小は平谷小・西川第一小と統合され,2017年に十津川第二小学校が大字平谷に設置された。...

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  • <b>郡山盆地で掘削されたオールコアの層序(第2報)</b>

    石原 武志 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 56-, 2018

    ...<br><br>鈴木ほか(1967)は郡山層堆積前の郡山盆地が丘陵状の地形であったと推定しているが,両コアのSr-Kc-U8の高度差は,Sr-Kc-U8が堆積する直前にも丘陵状の地形が存在していた可能性を示唆する.Sr-Kc-U8堆積時に起伏地形が埋積され,その後一部地域では再び侵食が進み郡山層基底面の起伏地形が形成されたのではないか.GS-KR2015-1コア地点は郡山層基底の起伏地形の尾根部,KR...

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  • 溶存イオン濃度の類似性を用いた地下水流動の推定

    金澤 瑛, 丸山 清輝, 石田 孝司, 小杉 賢一朗, 勝山 正則, 正岡 直也, 木治 佐保 水文・水資源学会研究発表会要旨集 31 (0), 216-, 2018

    ...箇所14本のボーリング孔で実施した.各ボーリング孔で採水したサンプルは,イオンクロマトグラフにより溶存イオン(Na+,K+,Ca2+,Mg2+,Cl-,SO42-,NO3-)の濃度を分析した.各採水サンプルの溶存イオン濃度の特徴から地下水の流動状況を解析するため,各サンプルの水質の類似性を比較し,水質の類似性が高いほど同様の流動層を流れているとの仮定のもと,g01及びg02に流れている地下水がどの尾根...

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  • 平成 28 年熊本地震による金峰山西麓部棚田地帯の農地石垣の被災傾向

    岡島 賢治, 加納 奈樹 棚田学会誌 19 (0), 72-82, 2018

    ...さらに、尾根・谷の指標から、熊本地震による農地石垣の被災位置は調査対象地域全体と同じ尾根・谷の分布で被災していた。最後に、熊本地震による農地石垣の被災位置と、明治熊本地震において報告された被災の集中域は比較的近い傾向を示した。...

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  • 体表温センサによる肉用繁殖牛の分娩時刻予知の検討

    三輪 雅史, 中村 翔, 松山 秀一 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-90-P-90, 2018

    ...【方法】妊娠末期の肉用繁殖牛20頭(黒毛和種13頭,交雑種7頭)に体表温センサを尾根部腹側に装着し,分娩7日前から分娩にいたるまで分娩房内にて2分間隔で体表温度を収集した。また,一部の個体(n=7)にはロガー型温度センサを埋設したBlank-CIDRを腟内留置し腟温を10分あるいは15分毎に測定した。分娩時刻は分娩房内に設置した赤外線カメラによって撮影した映像をもとに分単位で特定した。...

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  • ニューロキニンB受容体作動薬投与がウシの体温に及ぼす影響

    中村 翔, 三輪 雅史, 山村 崇, 若林 嘉浩, 松山 秀一 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-3-P-3, 2018

    ...体表温および膣温を発情4日後以降の連続した3日間において,体表温は尾根部に装着した温度センサにより,膣温は膣内に留置した温度ロガーを埋め込んだblank-CIDRにより測定した。体温測定は10分間隔で7:30から16:30まで行い,投与前区(7:30–8:30),投与区(8:30–12:30),投与後区(12:30–16:30)の3区に分けた。...

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  • <i>Demodex gatoi</i>寄生が関与した外傷性脱毛のヒマラヤンの1例

    内田 二依菜, 園田 祐三, 熊倉 梓, 金井 泉, 今井 昭宏, 永田 雅彦 獣医臨床皮膚科 24 (4), 211-214, 2018

    ...<p>1歳齢,避妊雌のヒマラヤンの側腹部,尾根部,前胸部に外傷性脱毛がみられ,体幹触診時に過剰な舐め行動が誘導された。プレドニゾロン,選択的セロトニン再吸収阻害薬,神経障害性疼痛治療薬にて改善するも,プレドニゾロン休薬に合わせ再発を繰り返し,その後認められた落屑性脱毛から<i>Demodex gatoi</i>を検出した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 航空レーザ測量を用いた風衝斜面及び風背斜面における積雪分布の分析

    西原 照雅, 谷瀬 敦 土木学会論文集B1(水工学) 74 (4), I_883-I_888, 2018

    ...2017年3月に北海道大雪山系旭岳周辺において,航空レーザ測量により,流域界である尾根を挟み風衝斜面及び風背斜面に跨がる範囲の積雪分布を計測し,計測された積雪分布と地形及び植生との関係を分析した.樹林帯においては,標高の増加とともに積雪深が線形に増加すること,樹木や樹冠の密度が大きいほど積雪深が小さいことがわかった.流域スケールにおいては,尾根の遮蔽効果により,風衝斜面と比較して風背斜面における積雪深...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 駿河湾奥部(富士川河口~田子の浦)の海底地形と海底面状況

    村中 康秀, 神谷 貴文, 伊藤 彰, 大山 康一, 渡邊 雅之, 小野 昌彦, 丸井 敦尚 富士山研究 = Mount Fuji Research 11 23-33, 2017-09-01

    ...また、調査範囲全域において海底谷の谷筋には礫が堆積しており、尾根周辺では砂やシルト等の細粒土が堆積し、尾根の斜面では部分的に露岩があると推定される。さらに部分露岩域と海底地形調査で確認された急崖域の分布はおおむね一致していた。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 八丈島におけるスダジイ集団枯損の空間分布とその地形依存性

    吉田 圭一郎, 杉山 ちひろ 地理学評論 Series A 90 (5), 491-503, 2017-09-01

    ...な差異は,被害を受ける樹種の優占度や大径木の出現頻度といった植生構造の違いにより生じたものではないことが示唆される.ブナ科樹木の萎凋枯死現象は,カシノナガキクイムシが媒介する共生菌により通水阻害が引き起こされることで被害が生じる.これらのことから,八丈島では2010年の梅雨明け直後に卓越した乾燥環境が起因となり,より乾燥した立地条件となる南西向き斜面の尾根上を中心に,スダジイが一斉に枯損したものと推察...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 富山市山岳域自然調査報告 (2016)

    藤田, 将人, 吉岡, 翼, 太田, 道人 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 41 59-63, 2017-06-20

    ...として,尾根沿いの斜面では,階状砂礫や花崗岩の岩塊を確認した.これらは,寒冷気候下で,地下水の凍結,融解によって形成されたと考えられる.弓折岳と野口五郎岳の稜線でホシガラスやイワヒバリなどの鳥類を確認することができた.1100以上の植物分布データを写真とExif情報から抽出した....

    機関リポジトリ Web Site

  • 八方尾根における酸性雨の特徴とろ過式採取法の精度

    原田, 勉, 中込, 和徳, 宮川, あし子 長野県環境保全研究所研究報告 (13) 13-18, 2017-06

    ...大気汚染調査の一環として,八方尾根で実施したろ過式採取法による酸性雨調査結果について,同調査法で実施した県内の4都市と比較した。また,調査方法は異なるが,調査地点が隣接する国設酸性雨測定所の調査結果と比較した。その結果,酸性雨による汚染実態を把握するのに重要な硫酸イオン及び硝酸イオンを合わせた年沈着量は49mmol/m2/yearで,4都市の平均値28mmol/m2/yearの約1.8倍であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌

  • 真鶴半島“御林”における下層植物相の種多様性

    大西 亘 神奈川県立博物館研究報告(自然科学) 2017 (46), 39-50, 2017-02-28

    ...出現植物種に基づく調査区間のクラスタリングの結果、下層では谷と尾根の地形が植物の出現パターンに強く影響していた。また、下層、上層の出現パターンは全体として異なっており、上層部に広がる樹木の種組成が必ずしも下層植物の組成と関連していないことが示された。</p>...

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  • 八方尾根の変成堆積岩中のジルコンU-Pb年代

    宮下 敦, Pastor-Galan Daniel, 辻森 樹, Yi Keewook 日本地質学会学術大会講演要旨 2017 (0), 042-, 2017

    【台風のためプログラム中止】台風18号により学術大会の一部プログラムが中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地から今回に限りJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「台風のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • 三陸海岸中部における山麓緩斜面と津波からの避難・移転 (その1) 地形形成と集落用地への改変

    田村 俊和, 瀬戸 真之, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100152-, 2017

    ...については,Wako(1963),赤木(1964),三浦(1968),菅原・高橋(1974),西村・宮城・桧垣(1980),田村・宮城(1992),吉木(2014)等の報告がある.それらも参考に,船越半島とその周辺の山麓緩斜面を調査し,次のようなことが判明した(概要は田村・瀬戸 2016): (1) 縦断勾配3~15度の緩斜面が,海抜70~90m付近で背後の急斜面から画然と区別される.なだらかな尾根状...

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  • 史跡保存管理計画における地形分類図の意義(3)

    阿子島 功 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100114-, 2017

    ...<br>  約400年前の造成地がその姿をとどめている理由は、帯曲輪の平坦面は切り盛り造成ではあるが、原形の丘陵地形に沿って尾根の縦断方向・横断方向とも切り盛り土量の規模が小さく、地下水が集まるような深い谷を埋める造成はされていないこと、平坦面が集水型斜面となっていないためと考えられる。...

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