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検索結果 101 件

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  • 「子育ての社会化」研究の視座

    山本 由紀子 太成学院大学紀要 22 (0), 51-56, 2020

    「子育ての社会化」という理念と子どもの養育に関する家族主義的規範のもと,ケアの受け手としての子どもに焦点が当たりにくくなっていることが指摘されている。そこで本稿では,社会化されたケア関係において「子ども」がこれまでどのように位置づけられてきたかということを明らかにする端緒として,「子育ての社会化」研究がどのような視座でおこなわれてきたかを検討した。方法として、計75件の文献を対象に分析を行った。…

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  • 微生物検査室が発信する血液培養陽性初期情報の有用性と診療支援効果

    大川 浩永, 諸戸 昭代, 山本 由紀恵, 伊藤 楓, 寺澤 圭祐, 中根 一匡, 宮田 栄三, 左右田 昌彦 医学検査 68 (3), 533-539, 2019-07-25

    <p>微生物検査室が発信する血液培養陽性初期情報の有用性について調査を行った。2016年4月から2017年3月までの血液培養陽性検体で菌血症と判定された437例を対象とした。血液培養陽性後,直ちにGram染色を実施し,塗抹所見から推定される菌種情報を「第一報」とし1時間以内にて診療側へ報告した。第一報と最終報告との一致率は92.7%であった。微生物検査室からの第一報を受けて328例(75.1%)…

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  • 「子育ての社会化」からみた保育所の子育て支援

    山本 由紀子 太成学院大学紀要 21 (0), 93-102, 2019

    本稿ではまず,「子育ての社会化」の必要性に基づいて,保育所が「保育に欠けない」地域の子育て家庭の児童と保護者にその機能が活用されてきたことを確認した。そのうえで,今後の保育所における地域の子育て家庭への支援のあり方を検討することを目的として,保育所保育指針第4次改定時の議論を読み解くことを試みた。結果として,保育所が行う地域子育て支援が「焦点化」され「限定」されていく中で,保護者の養育力の向上あ…

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  • 第20回〔飯田女子短期大学〕学内研究集談会抄録

    奥井, 現理, 山本, 由紀子, 鈴木, 真由美, 熊谷, 寛美, 刈部, 亜美, 下村, 美枝子, 田中, 真由美 飯田女子短期大学紀要 33 268-272, 2016-05-27

    第20回学内研究集談会抄録(抜粋)、会場:飯田女子短期大学視聴覚室、日時:平成28年2月5日(金)9:00~11:50 教育史かるたの実践発表―知識と思考との関係を考察する―、聴覚的協和感・不協和感の知覚に関する研究―楽音を用いた検討、看護基礎教育におけるシミュレーション演習の紹介、基礎看護学領域におけるシミュレーション演習の授業プログラムの紹介

    機関リポジトリ

  • 「子育ての社会化」と子どもの育ち

    山本 由紀子 太成学院大学紀要 18 (0), 83-88, 2016

    「子育ての社会化」とは, 「子育てに社会全体で取り組む」「誰もが子育てに参加する」「地域社会に開かれた」という概念で語られるが, 今日の家庭と地域社会との関係は「閉じたままその時々の個々のニーズに応じてつながる」という状態である。このような家庭と地域社会との関係においては「子育ての社会化」の現状として, …

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  • 協和感研究の動向と課題

    山本 由紀子, 仁科 エミ, 大西 仁 認知科学 22 (2), 282-296, 2015

    In musicology consonance is defined as the state where two or more tones simultane-<br>ously presented sound pleasantly. Sensory consonance, which is perceived from tones<br> isolated from a musical …

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  • NWA1232 CO3隕石中の微小クラストの集合からなる岩相

    松本 恵, 留岡 和重, 瀬戸 雄介, 桐石 美帆, 梅原 まり子, 山本 由紀子, 三宅 亮, 浜根 大輔 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 153-, 2014

    NWA1232CO3隕石は異なる熱変成度を示す3つの岩相A、B、Cからなる角礫岩である。これまで角礫岩組織を持つCO隕石の報告はほとんどなく、この隕石からCO母天体について新しい情報が得られる可能性は高い。本研究では、岩相AをSEM、EPMA、STEM、SR-XRDを用いて調べた。岩相Aのコンドリュールのオリビン斑晶のFe/Mg組成は、コンドリュールごとに大きく異なり、岩相B、Cに比べてばらつき…

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  • 気温変化が野菜栽培に与える影響の予測手法の検討

    小林 慎太郎, 古家 淳, 山本 由紀代, 米満 彩 システム農学 29 (1), 11-22, 2013

    穀物に比べて作物モデルにより地球温暖化の影響を予測することが困難といわれる野菜を対象とし、生産費を利用した影響予測法の検討を行った。その準備として、気温と生産費の関係について理論的な仮説を設定するとともに、栽培環境の地域性に基づく気温が生産費に影響を与えているかどうかについて統計的検証を行った。その結果、一部の野菜について生産費が気温の影響を受ける傾向が確認された。その要因として、生育適温から外…

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  • 重回帰分析とGISを用いたバングラデシュのコメ生産適地評価手法の定量化

    山本 由紀代, 越智 士郎, 小林 慎太郎, 古家 淳, KABIR Md. Shahjahan システム農学 29 (1), 1-9, 2013

    環境の変化に対して脆弱な発展途上地域では、気候変動に伴う影響評価と対応策の確立が急がれている。途上国の農業は自然条件に強く依存するため、栽培に適した土地条件と気象条件を有する地域において生産量が多いと考えられる。気候変動が栽培適地に及ぼす影響を評価するには、土地条件に由来する潜在的な適地性を面的かつ定量的に把握しておく必要がある。そこで本研究では、重回帰分析とGIS を適用し、6 …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • <b>カンボジアにおける経済開発と貧困削減</b>

    小林 慎太郎, 山本 由紀代, 丹治 肇, 齋藤 勝宏 Input-Output Analysis 20 (1), 49-58, 2012

    1993 年の民主化以降,カンボジアは急速な経済成長を遂げ,所得も向上しているが,未だ最貧国の一つに数えられ,貧困削減は重要な課題のままである.そのようなカンボジアを対象とし,産業連関データから産業構造の特徴を明らかにするとともに,今後期待される経済開発の方向性と課題を検討した.高度成長の原動力は短期間に急成長した縫製業で,生産額の20%を占め,雇用創出と外貨獲得に大きく貢献している.今後,貧困…

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  • オブジェクト指向分類を用いたインドネシア・プランテーション地帯における農地の特徴把握

    山本 由紀代, 平野 聡, 内田 諭 システム農学 27 (4), 137-148, 2011

    高解像度衛星画像の普及にともない、人間の目視判読に近い分類結果が得られるオブジェクト指向分類が注目されている。オブジェクト指向分類は、対象画像を均質空間に分割する領域分割と、分割された領域をクラス特徴量に基づいて分類するふたつのステップによって実行される。テクスチャや形状など、多様な特徴量を分類に反映できることはオブジェクト指向分類の大きな利点であるが、的確な土地利用分類図を作成するには、分類に…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 空間解析手法を用いたラオスの降雨およびコメ生産特性の把握

    山本 由紀代, 古家 淳, 鈴木 研二, 越智 士郎 システム農学 23 (1), 71-86, 2007

    インドシナ半島内陸部に位置するラオスでは天水田や灌漑水田、焼き畑における稲作が広く行われている。メコン川平原を中心に灌漑開発が進められているが、コメ生産量の8 割は天水に依存している。南西モンスーンの影響を受け、5 月から10 月が雨期となり、この間に天水による稲作が行われるが、雨期の開始時期や降水量の年変動が大きく、旱ばつや洪水が生産を不安定化させる大きな要因になっている。そこでまず降水量の地…

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 2型糖尿病患者に対する薬物療法開始薬剤としてのグリメピリド0.5 mg投与の有用性

    浦風 雅春, 山崎 勝也, 薄井 勲, 岩田 実, 宇野 立人, 村上 史峰, 山本 由紀, 岸田 みか, 相川 秀彦, 川原 順子, 仙田 聡子, 石塚 健, 池本 雅仁, 沢崎 茂樹, 福居 和人, 高野 敦子, 山崎 夕, 堀 宏之, 和田 攻, 加村 裕, 五十嵐 保史, 佐藤 啓, 福島 泰男, 鷹田 美智代, 手丸 理恵, 大角 誠治, 赤川 直次, 加藤 弘巳, 小林 正 糖尿病 50 (12), 835-841, 2007

    現在,スルホニル尿素(SU)薬として汎用されているグリメピリドを0.5 mg/日から開始することの有用性は,ほとんど検討されていない.そこで本研究では,食事・運動療法のみで治療中の日本人2型糖尿病患者(HbA<sub>1</sub>c 6.5%以上8.0%未満)40例を対象に,グリメピリド0.5 …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • ラオス・ビエンチャン特別市における日降雨特性の経年変化

    鈴木 研二, 山本 由紀代, 古家 淳 水文・水資源学会誌 20 (1), 17-24, 2007

    ラオス・ビエンチャン特別市における50年間の日雨量データを第I期(1951~1975年)と第II期(1976~2000年)に分割し,日降雨特性の経年変化と天水条件下での米生産に及ぼす影響について検討した.対象期間における年総雨量に顕著な傾向はなかったが,年最大日雨量は前半よりも後半で大きな変動を示すとともに,同じ確率年に対応する年最大日雨量が増大した.また,干害発生を引き起こすと考えられる10日…

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • ラオスの主要な米生産県における日降雨特性の経年変化

    鈴木 研二, 佐藤 知典, 山本 由紀代, 古家 淳 水文・水資源学会研究発表会要旨集 20 (0), 75-75, 2007

    ラオスの4地点(Thangon(ビエンチャン特別市)、Paksane(ボリカムサイ県)、Seno(サバナケット県)、Pakse(チャンパサック県))において、日降雨特性の経年変化を集計し、稲に対する洪水被害を引き起こす可能性のある大きな降雨イベントの発生時期に関する解析を行った。Thangon、Paksane、Senoについては、1965~2004年の40年間の観測値を、Pakseについては19…

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  • ラオス・県別洪水被害面積と地点観測日雨量の関係

    鈴木 研二, 山本 由紀代, 古家 淳 水文・水資源学会研究発表会要旨集 19 (0), 147-147, 2006

    本研究では、ラオスにおける県別の地点観測日雨量から洪水被害面積を推定するはじめの段階として、それらの対応関係を検討することとした。ラオス国内で比較的洪水被害面積の大きな5県を選定し、それぞれ県内で観測された1地点の日雨量データをもとに、洪水被害面積データとの対応関係を1995?1997, 1999?2002年の7年間について検討した。その結果、複数の県で8?9月の大きな降雨イベントと洪水被害面積…

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  • <原著>妊娠中期の栄養摂取と体重増加の関係

    山本 由紀, 中村 美知子 山梨大学看護学会誌 5 (1), 25-30, 2006

    妊娠中期の妊婦の体重増加(体重,BMI,体脂肪量,体水分量)と栄養摂取状況を調査し,妊娠中期における健全な体重増加のための食事摂取方法について検討した。その結果,1)妊娠中期の体重増加の影響は,体脂肪増加量が体水分増加量よりも大きかった。2)体重増加は摂取エネルギー,たんぱく質,脂質,水分,食塩の摂取量との関係が強かった。3)1日の食事摂取基準(厚生労働省,2005)と比較するとエネルギー摂取量…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • 高解像度衛星データを用いた小規模溜池の水文立地に関する画像判読

    鈴木 研二, 山本 由紀代 水文・水資源学会誌 19 (3), 205-211, 2006

    タイ国東北部の小規模溜池を対象として,フィールドにおける水文・水利学の知見に基づいた画像判読について紹介する.高解像度衛星データであるQuickBirdを用いた判読の結果,1)立地に応じた溜池の判読・分類が可能である,2)溜池の取水口・配置から集水域の接続方向を推定することが可能,3)こうした手法は,DEMなどから作成された落水網の精度検証に役立つ可能性があることが示唆された.複数の画像判読を通…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • フィールド調査における高解像度衛星画像の利用

    鈴木 研二, 山本 由紀代 農業土木学会誌 74 (4), 321-324,a2, 2006

    東北タイにおけるフィールド調査で高解像度衛星画像を利用した経験をもとに, その擬態例を紹介しながら画像の利用方法を検討した。高解像度衛星画像のフィールド調査への貢献を要約すれば,(1) 比較的狭い範囲の調査サイトであっても, 詳細な変化を的確に抽出することが可能,(2) 現地での調査経験の積み重ねを通じて判読が可能となる地物がある,(3) 初めて調査する地区や詳細な地図のない地区であっても, …

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  • 東北タイにおける小規模溜池の水文立地に関する評価

    鈴木 研二, 山本 由紀代, 安藤 益夫 システム農学 21 (1), 59-64, 2005

    東北タイにおける小規模溜池の水文立地に関する評価の方法を提示した。はじめに、研究対象地域内の選定対象農家に対して溜池の利用の実態に関する聞き取りを行い、溜池が多目的で用いられていることを確認した。中でも養魚への利用が重視されており、そのためには年間を通じて水深を1m以上に保つ必要がある。次に、集水面積の異なる条件下で、典型的な諸元を持つ溜池の水位変動に関するモデルシミュレーションを行った。この計…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献5件

  • 高解像度衛星データとGISを用いた天水農業地域の水・土地資源の評価

    鈴木 研二, 山本 由紀代, 安藤 益夫, 小倉 力 システム農学 21 (3), 209-216, 2005

    東北タイ・天水農業地域において、水・土地資源の評価のためのGISデータベースを構築し、個別農家の所有する小規模溜池と水田の立地に関する空間解析を行った。はじめに、高解像度衛星画像を用いてベースマップを作成し、農家所有区画や溜池の利用に関する聞き取り調査の結果をGISデータベースに格納した。これらのデータを元に、個別農家を対象に溜池の立地配置の格差を定量化した。具体的には、溜池の貯留容量と分散度を…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 草原景観の衰退が農村生態系の諸機能に及ぼす影響

    小路 敦, 山本 由紀代, 佐々木 寛幸, 須山 哲男 農業土木学会誌 72 (1), 33-36,a2, 2004

    わが国の農村地域において面積が急速に減少している半自然草原を, 今後, 維持・保全, 修復・再生すべき対象ととらえ, 地理情報システムおよび現地調査による解析を通じて, 草原景観の衰退が島根県三瓶山地域における生態系の諸機能に及ぼす影響を考察した。<BR>その結果,(1) 草原パッチはその時々の社会的背景を反映しつつ, さまざまに形態を変化させていること,(2) …

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  • 気管支カルチノイドによる異所性ACTH産生Cushing症候群の1例

    岩田 実, 山本 由紀, 藤田 聡, 林 龍二, 五十嵐 保史, 佐藤 啓, 笹岡 利安, 丸山 宗治, 小林 正, 松井 一裕 日本内科学会雑誌 93 (2), 370-372, 2004

    症例は63歳,女性.胸部多発結節影の精査にて2002年1月に当科入院.身体所見,検査所見より異所性ACTH産生Cushing症候群と診断.肺腫瘍のある部位から採取した気管支肺胞洗浄液(BALF)中のACTH濃度は高値で,後日施行された肺生検にて, ACTH陽性の非定型気管支カルチノイドと診断. ACTH産生気管支カルチノイドの診断に, BALF中のACTH濃度測定が有用であることが示唆された.

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献3件

  • 両眼瞼の浮腫性紅斑を初発症状とした甲状腺機能亢進症の1例

    榎本 さなえ, 山中 直樹, 伊藤 史朗, 山本 由紀子, 稲垣 宏 日本皮膚科学会雑誌 114 (4), 821-825, 2004

    症例,64歳,女性.2002年1月6日,両眼瞼から両頬部にかけての発赤・腫脹を主訴に来院した.両眼瞼の浮腫性紅斑をきたすものとして,皮膚筋炎,Sjögren症候群,肉芽腫性眼瞼炎,血管浮腫,接触性皮膚炎,光線過敏症,丹毒,上大静脈症候群等が考えられたが,血液生化学検査・病理組織学検査・甲状腺機能検査の結果からバセドウ病と診断した.抗甲状腺薬チアマゾール20 …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 障害の告知と受容  地域自閉症児親の会アンケート調査から

    二木 康之, 山本 由紀 脳と発達 34 (4), 336-342, 2002

    地域自閉症児親の会の会員を対象に障害の告知と受容に関するアンケート調査を行い, 14例 (男児10例, 女児4例) から回答を得た.子どもの調査時平均年齢は8.6歳, また子どもの障害の告知時平均年齢, 受容時平均年齢はそれぞれ4.0歳, 5.2歳であった.告知時年齢と受容時年齢の間には有意な正の相関が認められ, 早期の告知が早期の受容に結びついていた.また, …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件 参考文献8件

  • 数学と華道の総合に関する授業実践 : 作品の再現課程におけるモデル化に焦点をあてて

    松嵜 昭雄, 山本 由紀子, 加藤 恵美子, 林 真由美, 長野 東 理学専攻科雑誌 42 26-27, 2000-07-19

    数学と華道の総合にあたり、作品に対する華道の全体的な見方に着目して、数学の分析的な見方との対照を行った。華道は日本の芸術を代表する1つとして位置づけられる。華道の全体的な見方が織りなす目本独特の「非対称の美」を再現するために、正投影法による数学の分析的な見方を作品の鑑賞に取り入れた。華道の「非対称の美」は、例えばガーデニングの設計に見られる「対称の美」とは異なる特徴の1つである。高等学校3年の女…

    DOI 機関リポジトリ

  • 既存道路網による近接性に基づく糞尿窒素分配計画の立案 : 栃木県における適用

    山本 由紀代, 須山 哲男, 小路 敦 日本草地学会誌 42 (2), 168-175, 1996

    1970年,1980年,1990年の統計資料に記載された栃木県の家畜飼養頭数および経営耕地面積に基づき,家畜による窒素排泄量と耕地に期待できる糞尿窒素の還元容量を試算した。この結果,栃木県内の全経営耕地に対して家畜糞尿の耕地還元処理を仮定しても,1990年には,781.9トンの糞尿窒素が超過していることが示された。しかし,年間で500トン以上もの超適量を有する市町村が存在する一方で,算出される全…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献9件

  • 主成分分析による地域分析と適地評価への応用

    山本 由紀代, Bayasgalan Mijiddorjiin, 越智 士郎 システム農学 11 (2), 123-136, 1995-10-10

    ある地域における土地利用計画を策定しようとする場合、土地利用項目に対する適地性は重要な因子となる。地理情報システムは卓越した空間解析能力を有することから、しばしば適地評価に利用されるが、土地利用計画を作成するためには、個々の土地利用項目に対して行われた評価結果を統合するための論理が必要となる。特に、ある程度開発が進み、都市的な土地利用が成立している地域においては、これまでの政策や発展方向を十分に…

    DOI 参考文献8件

  • 言葉による形状表現を用いた三次元形状の表現と認識について

    塚本, 充, 金巻, 美保, 山本, 由紀恵, 小林, 良子 全国大会講演論文集 第51回 (メディア情報処理), 231-232, 1995-09-20

    筆者らは,人間の形状に関する概念形成過程のモデル化を試みているが,その研究を通して,人間にとって概念を形成しやすいような形状表現手法を検討してきた.本研究ではその形状表現手法を「言葉による形状表現」と呼んでいる.「言葉による形状表現」は,人間が地形を表現するときに使う言葉を用いて形状の特徴を表現する.本手法は,地形用語を用いているために地形に関して整合性のよい形状表現ができるだけでなく,さらに,…

    情報処理学会

  • 地理情報システムによる土地評価モデルへのニューラルネットワークの利用

    山本 由紀代, 築城 幹典, 佐々木 寛幸, 須山 哲男 システム農学 11 (1), 14-25, 1995-04-10

    地理情報システム(GIS)による土地評価を行う場合、関与する要因相互の関係を表す客観的な評価モデルが必要となるが、しばしば用いられる重み付け演算やランキング法は、解析者の判断に委ねられる部分が多く、評価モデルの妥当性を客観的に論じることは困難であった。本研究では論理的、客観的な評価モデルを構築する手法として、ニューラルネットワークに着目し、これをGISにおける評価モデルとして利用することにより、…

    DOI

  • 耳介上部に対側性に生じた基底細胞癌の1例

    山本 由紀, 上出 康二, 松中 成浩 皮膚 37 (2), 291-296, 1995

    A 63-year-old Japanese man presented slowly enlarging black tumors on both helices of the ear that had been present for 9 month. Histological findings revealed typical basal cell carcinoma. However, …

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  • GISを利用した島根県三瓶山地域における景域変遷の解析

    小路 敦, 山本 由紀代, 須山 哲男 農業土木学会誌 63 (8), 847-853,a2, 1995

    かつて全山が牛の放牧地であった島根県三瓶山は, その野草地景観の美しさゆえ, 国立公園に指定された。しかし, その後の放牧衰退による植生遷移や植林等により, 現在では往時の美観が失われつつある。<BR>当該地域における野草地の多目的機能を評価するとりかかりとして, 発行年時の異なる地形図を用い, 農村景域の変遷をGISにより解析した。地形および土壌の自然立地条件と関連づけて解析を行った結果, …

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  • 共起データを用いた単語の意味ネットワークの作成

    松平, 正樹, 山本, 由紀雄, 坂本, 仁 全国大会講演論文集 第42回 (人工知能及び認知科学), 202-203, 1991-02-25

    我々は、日英/英日機械翻訳システムをすでに商品化し、引き続きより高度な機械翻訳システムの研究を行っている。その一環として自然言語の共起や意味に関する研究を行っているが、今回、共起データを用いて単語の意味ネットワークの作成を試みたので報告する。

    情報処理学会 被引用文献1件

  • 訳文理解のための概念辞書の利用について

    山本, 由紀雄 全国大会講演論文集 第42回 (人工知能及び認知科学), 27-28, 1991-02-25

    自然言語処理の一つである機械翻訳システムは、まだ不完全なものであるが、技術文献やマニュアルなどの資料の翻訳においては実用化の段階にきている[l]。現在の機械翻訳システムが不完全である理由の一つに、翻訳処理の単位が一文単位で行なわれているということが挙げられる。一文を解析する際に例えば単語の品詞に曖昧性があった場合、その単語に隣接する単語の情報から暖昧性を解消することができるように、ある文に暖昧性…

    情報処理学会

  • 共起関係に着目した動詞分析について

    荻野, 孝野, 前葉, 玉緒, 山本, 由紀雄, 清野, 正樹, 縄田, 路子 全国大会講演論文集 第37回 (自然言語処理), 962-963, 1988-09-12

    本研究の主たる目的は、文内における動詞と他の単語との共起関係に着目して、動詞の概念分類のためのパターンを抽出しようとするものである。著者らは、具体的に単語を三つの要素(関係子、意味情報、格表示)で記述した後、記述された種々の組み合わせでソートし、様々な角度から検討している。今回は、この研究の記述状況、ソート内容について報告する。この研究は、EDR概念辞書開発における概念分類項目の設定や概念体系構…

    情報処理学会 被引用文献2件

  • テトラマーブロック法によるDNAオクタマーの効率的合成

    山本 由紀子, 西垣 功一, 森田 数博, 杉本 宣敬 日本化学会誌(化学と工業化学) 1988 (2), 189-193, 1988-02-10

    ヌクレオチドオクタマーの合成を考えるとき,二つのタイプのテトラマー(X型,Y型)をそれぞれ256種ずつ用意すればそれらの組み合わせ合成によって任意の配列のものを一段の合成でつくりうる。本研究ではこの原理を実現させるために,まず2型のテトラマーを実際に合成し,それを用いたオクタマーの簡便合成の検討を行なった。X型に,DMTrN1*pN2*pN3*pN4*Po-またY型に,HON1*pN2*pN3*…

    DOI Web Site Web Site ほか1件

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