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  • 多発癌様の内視鏡像を呈した胃癌の1例

    萩原 信敏, 宮下 正夫, 山田 智彦, 野村 務, 牧野 浩司, 高橋 健, 赤城 一郎, 加藤 俊二, 木山 輝郎, 奥田 武志, 藤田 逸郎, 山下 精彦, 山下 直行, 桜澤 信行, 田尻 孝 Progress of Digestive Endoscopy 69 (2), 68-69, 2006

    胃前庭部に複雑な形態を示す胃癌の1例を経験した。症例は56歳男性。内視鏡像は前庭部大彎から後壁に3箇所の周提を伴う潰瘍性病変が近接しており,大彎側と後壁の病変の連続性はなく腫瘍間の境界は明瞭であった。摘出標本の組織学的所見では,中分化型腺癌が潰瘍性病変の間に連続して広がっていたため,同一病変と判断された。肉眼形態の極めて稀な胃癌であり,癌の発育進展を検討する上で貴重な症例であると考え報告する。

    DOI Web Site 医中誌

  • 閉塞性黄疸の病態に及ぼす内因性endotoxinの影響

    山田 智彦 日本消化器外科学会雑誌 18 (1), 97-104, 1985

    閉塞性黄疸に際しみられる内因性endotoxin (Et) 血症の生体障害作用を検討するために, 無菌および普通ラット計100匹を用いて, その総胆管を結紮し, 術後2, 5, 7日目に血中Et, 血清補体 (CH<SUB>50</SUB>), 肝機能および糖代謝能を測定した.血中Etは普通群でのみ出現し, 7日目で門脈血75%, 大動脈血69%と高い陽性率であり, …

    DOI Web Site 参考文献5件

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