森山 昭雄, 丹羽 正則
Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron
58
(5),
275-294,
1985
東濃地方と三河高原の地形発達を考える上で重要な鍵となる土岐面・藤岡面は,ほぼ同時期に形成されたとされながら,確実な対比はなされてこなかった.そこで筆者らは,両地形面を構成する砂礫層の礫種構成・最大粒径・礫のオリエンテーションの平面的な分布を調べることによって,両地形面の対比を試みた.<br>その結果,土岐面・藤岡面はほぼ同時期の地形面であるとの結論を得た.そして,砂礫の供給源は木曾川水系ではなく…
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