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検索結果 112 件

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  • 有機超伝導体におけるペタヘルツ電子ダイナミクス

    岩井 伸一郎, 川上 洋平, 伊藤 弘毅, 米満 賢治 日本物理学会誌 77 (5), 304-309, 2022-05-05

    <p>近年の超短パルスレーザー技術の発展は,電子温度の上昇に隠されていた物質の光励起の「内側」をもあらわにしつつある.わずか数フェムト秒(1フェムト秒=千兆分の1秒)に集中した~V/Åにも及ぶ瞬時電場振幅は,「ペタ(千兆)ヘルツ」というとてつもない高周波数で駆動される新たな光エレクトロニクスを創成しつつある.こうした研究は,主にバンド絶縁体やグラフェン,ナノ金属などで進められているが,電子の多体…

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  • 生体情報を用いた感情推定手法の検討

    高橋, 裕也, 川上, 洋平, 林, 亮輔, 駒澤, 真人, 岸本, 太郎, 菅谷, みどり 組込みシステムシンポジウム2018論文集 2018 106-107, 2018-08-23

    人の感情を客観的に理解する方法として,近年,生体信号による感情推定手法が提案されている.本研究では,脳波と心拍 / 脈拍などの生体情報を用いた感情推定手法について,心理モデルを用いた分類および,解析的な分類の 2 つの方法を検討している.今後比較しながら実証的に研究行う.

    情報処理学会

  • 三角格子有機伝導体における光誘起電荷局在の偏光解析

    天野 辰哉, 米山 雄登, 川上 洋平, 伊藤 弘毅, 山本 薫, 中村 優斗, 岸田 英夫, 佐々木 孝彦, 石原 純夫, 田中 康寛, 米満 賢治, 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1425-1425, 2017

    <p>三角格子構造の二次元有機伝導体alpha-(ET)2I3の光強電場誘起の電荷局在を7 fs近赤外光によって明らかにしてきた、今回は、7 fsプローブパルスの偏光を変え、局在電荷状態の異方性を明らかにする。また、ポンプ光による印加電場の偏光方向に対して、電荷局在の効率がどのように変わるのかを調べ、厳密対角化に基ずく理論計算との比較から、光誘起電荷局在の機構を議論する。</p>

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  • ダイマーモット絶縁体κ-(ET)<sub>2</sub>B(CN)<sub>4</sub>におけるテラヘルツ波発生および時間領域分光II

    伊藤 弘毅, 大畠 洋和, 藤原 里菜, 川上 洋平, 岸田 英夫, 吉田 幸大, 齋藤 軍治, 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1424-1424, 2017

    <p>前回我々は、ダイマーモット絶縁体κ-(ET)2X(X=B(CN)4, Cu2(CN)3, Ag2(CN)3)における、テラヘルツ波発生および光励起-テラヘルツプローブ実験について報告した。実験結果は、電荷ゆらぎがもたらすダイマー内双極子の存在を強く示唆しており、他グループを含めた過去の実験結果と符合する。本講演では、このダイマー内分極の光励起ダイナミクスの詳細について報告し、電荷ゆらぎが示…

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  • 金属-絶縁体転移を示す有機伝導体α''-(ET)<sub>2</sub>RbCo(SCN)<sub>4</sub>のテラヘルツ時間領域分光III

    藤原 里菜, 大畠 洋和, 伊藤 弘毅, 川上 洋平, 米山 直樹, 小林 亮太, 橋本 顕一郎, 井口 敏, 佐々木 孝彦, 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1423-1423, 2017

    <p>有機伝導体α''-(ET)2RbCo(SCN)4は100Kで金属-絶縁体転移を示す。低温の絶縁相では光励起によるTHz波発生が許容であり、電子型強誘電体の有力な候補物質である。ところがごく最近、α-(ET)2I3などと全く異なる特性として、急冷によって発生強度が増大することが明らかとなった。本講演では、顕微THz波発生イメージング実験によって調べた分極ドメインの空間構造から、このメカニズム…

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  • κ型ET塩の金属-モット絶縁体相境界における超高速臨界現象 III

    米山 雄登, 川上 洋平, 天野 辰哉, 加藤 隆寛, 伊藤 弘毅, 米山 直樹, 佐々木 孝彦, 米満 賢治, 石原 純夫, 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1422-1422, 2017

    <p>今まで我々は、赤外1.3サイクル(6fs)パルスを用いた実験から、κ型ET塩における電荷の光局在化(金属‐絶縁体転移)が金属‐絶縁体相境界の臨界終点(40K)および、金属‐超伝導転移(12K)において異常を示すことを報告してきた。今回は、中赤外領域の過渡反射分光からスペクトルの低エネルギー側(ドルーデ成分)の振る舞いを報告する。</p>

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  • 擬一次元有機伝導体(TMTTF)<sub>2</sub>X (X=PF<sub>6</sub>, AsF<sub>6</sub>, SbF<sub>6</sub>)のテラヘルツ時間分解分光

    大畠 洋和, 藤原 里菜, 伊藤 弘毅, 川上 洋平, 山本 薫, Dressel M., 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1562-1562, 2017

    <p>前回まで我々は、擬一次元有機伝導体(TMTTF)_2_Xの近赤外光励起-テラヘルツプローブ分光結果を報告してきた。電荷秩序(CO)の形成を反映した分子間振動の過渡応答から光誘起相転移が議論できる。結果、X=PF_6_では励起直後にCOが安定化する一方、X=AsF_6_ではCOが融解し、X=SbF_6_では安定化も融解も起こらないことが解った。本講演ではこれらの異なる応答の起源について、定常…

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  • テラヘルツ波発生を用いたα型ET塩における光誘起相転移の観測V

    加藤 隆寛, 伊藤 弘毅, 川上 洋平, 山本 薫, 中村 優斗, 岸田 英夫, 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1563-1563, 2017

    <p>これまで我々は、電荷秩序強誘電体α-(ET)_2_I_3_におけるテラヘルツ波発生を初めて報告し、光誘起金属転移に伴う超高速応答について議論してきた。本講演では引き続き、近赤外光励起-テラヘルツ波発生プローブ実験において、温度および励起強度依存性の結果を報告する。テラヘルツ電場波形の時間発展から、光誘起相転移ダイナミクスの詳細を議論する。</p>

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  • 反強磁性モット絶縁体V<sub>2</sub>O<sub>3</sub>の赤外6 fs分光

    川上 洋平, 加藤 隆寛, 米山 雄登, 天野 辰哉, 伊藤 弘毅, 伊藤 桂介, 佐々木 孝彦, 中村 優斗, 岸田 英夫, Cario L., Janod E., Lorenc M., Cailleau H., Collet E., 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1466-1466, 2017

    <p>典型的なモット-ハバード絶縁体であるV_2_O_3_を対象に、光の高周波強電場が駆動する超高速電子-格子ダイナミクスを調べている。前回、赤外1.3サイクルパルス(パルス幅6 fs、瞬時電場強度40 MV/cm)を用いたポンプ-プローブ分光の結果から、高温金属相(295 K)における電子の熱平衡化過程やコヒーレントフォノンの生成ダイナミクスを議論した。今回は、低温(<150 …

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  • 有機電子型誘電体の顕微テラヘルツ波発生分光

    藤原 里菜, 村上 泰樹, 伊藤 弘毅, 川上 洋平, 山本 薫, 米山 直樹, 小林 亮太, 橋本 顕一郎, 井口 敏, 佐々木 孝彦, 中村 優斗, 岸田 英夫, Dressel M., 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 72.2 (0), 1173-1173, 2017

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  • 19aBH-10 V_2O_3の金属相における赤外6fs分光

    加藤 隆寛, 内藤 陽太, 伊藤 弘毅, 川上 洋平, 伊藤 桂介, 佐々木 孝彦, 岩井 伸一郎, Cario Laurent, Janod Etienne, Lorenc Maciej, Cailleau Herve, Collet Eric 日本物理学会講演概要集 71.1 (0), 1437-, 2016

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  • ダイマーモット絶縁体κ-(ET)<sub>2</sub>B(CN)<sub>4</sub>におけるテラヘルツ波発生および時間領域分光

    伊藤 弘毅, 大畠 洋和, 藤原 里菜, 川上 洋平, 岸田 英夫, 吉田 幸大, 齋藤 軍治, 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1239-1239, 2016

    <p>これまで我々は、ダイマーモット絶縁体κ-(ET)2Cu2(CN)3について、ダイマー内双極子の発現や、テラヘルツ帯の電荷集団励起の光励起に伴う成長などを報告してきた。これらの特異な物性の起源として、幾何学的フラストレーションに伴う電荷ゆらぎが考えられている。本講演では、最近開発された類縁物質κ-(ET)2B(CN)4のテラヘルツ(発生)測定結果とこれまでの結果を比較することで、電荷ゆらぎが…

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  • κ型ET塩の金属-モット絶縁体相境界における超高速臨界現象 II

    川上 洋平, 内藤 陽太, 加藤 隆寛, 米山 雄登, 伊藤 弘毅, 米山 直樹, 佐々木 孝彦, 米満 賢治, 石原 純夫, 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1240-1240, 2016

    <p>κ型ET塩は金属-モット絶縁体相境界近傍において特異な光応答を示す。絶縁体 κ-(d-ET)_2_Cu[N(CN)_2_]Brでは格子変位を介した絶縁体→金属転移が起こる一方、金属κ-(h-ET)_2_Cu[N(CN)_2_]Brでは光の高周波強電場によって金属→絶縁体転移(電荷の局在化)が起こる。赤外1.3サイクル(6 …

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  • 分子間振動で見る(TMTTF)<sub>2</sub>Xの光誘起相転移 III

    大畠 洋和, 藤原 里菜, 伊藤 弘毅, 川上 洋平, 山本 薫, Dressel M., 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1241-1241, 2016

    <p>前回まで我々は、擬一次元有機伝導体(TMTTF)_2_Xの近赤外励起-テラヘルツ分光の結果を報告し、電荷秩序(CO)により赤外活性となる分子間振動に注目して光誘起相転移の可能性を議論してきた。興味深いことに、COが不安定なX = PF_6_では光励起によりCOが安定化する一方、COが安定なX = AsF_6_では融解が起こる。本公演ではCOがより安定なX = …

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  • V<sub>2</sub>O<sub>3</sub>の金属相における赤外6 fs分光 II

    加藤 隆寛, 内藤 陽太, 米山 雄登, 伊藤 弘毅, 川上 洋平, 伊藤 桂介, 佐々木 孝彦, Cario L., Janod E., Lorenc M., Cailleau H., Collet E., 岩井 伸一郎 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1283-1283, 2016

    <p>典型的なモット-ハバード絶縁体である遷移金属酸化物V_2_O_3_を対象に、赤外1.3サイクルパルス(パルス幅6 fs)による瞬時強電場効果を調べている。前回、V_2_O_3_の高温金属相において、瞬時電場強度22 MV/cmの高周波光電場による電荷の局在化を報告した。今回は、反射型ポンプ-プローブ実験によって得られたスペクトル変化の時間発展から電荷局在ダイナミクスの詳細を議論する。</p>

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