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検索結果 527 件

  • 2022 年3 月16 日の福島県沖の地震による大規模集客施設6 施設における天井落下被害調査について

    LY SOPHEARITH, 川口 健一, 張 天昊, 幸田 雄太, 武藤 宝 生産研究 74 (4), 317-329, 2022-11-01

    <p>本稿では2022 年3 月16 日に福島沖で発生した規模M7.4 の地震による天井落下被害について報告する.この調査では震度5 強以上の地域に位置する大規模集客施設である東北地方の計6 施設を対象に行った.これらの施設では大規模な天井落下から天井における小規模な損傷まで,施設によって被害の規模は異なるが,吊りボルトの破断や点付け溶接の外れ,ハンガーの開きなどの共通の被害が確認できた.また,…

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  • 2021年2月13日の福島県沖の地震による大規模集客施設における天井落下被害調査について

    中楚 洋介, 川口 健一, 張 天昊, 幸田 雄太, 李 陽洋, 梅田 直哉 生産研究 73 (5), 345-353, 2021-11-01

    <p>本稿では,2021 年2 月13 日に発生した福島沖の地震による仙台市,福島市内の公共ホール及び公共体育館で発生した天井落下被害の調査結果を報告する.幸いいずれの施設でも大規模な被害や人的被害は起きなかったが,同施設において同様の天井被害が過去の地震でも発生していた.人命保護だけでなく機能維持の観点からも,施設管理者が補助金の出やすい原状復帰を選ばざるを得ない現状を打破するため,状況に応じ…

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  • 開閉式膜天井を有する建物のエネルギーおよび環境性能に関する研究

    胡 建輝, 川口 健一, 馬 俊斌, 中楚 洋介 生産研究 73 (4), 275-280, 2021-08-01

    <p>膜天井への改修が公共ホールや水泳場,体育館などの建物で行われている.開閉式膜天井を用いることで,室内の温熱性能を容易に調整することが可能となる.本研究では,開閉式膜天井を有する水泳場と住宅の定量的な熱性能に着目している.水泳場において,開閉式膜天井による温熱環境の改善効果を検証した.日間及び年間の計測結果から,天井上下の温度差は空調と日射量に依存することが分かった.水泳場内外の温度差は,室…

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  • MPS法を用いた地下空間浸水解析に関する基礎的研究と考察

    大塚 陽汰, 川口 健一 生産研究 72 (6), 411-414, 2020-11-01

    <p>地下空間は地上建物と比べて作用する地震荷重が小さい. 一方で津波等による浸水災害時には高所避難と比べて, 迅速避難の難易度は小さいが脆弱である. 従って, 浸水に対する脆弱性を克服することができれば, 多くの人々が避難しやすく, より多くの災害時に有効なシェルターとして活用できると考える. 本報では, 地下空間の浸水解析手法としてポリゴン壁境界を用いたMPS 法に着目し, …

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  • 植物の葉表皮細胞のジグソーパターンの木造継ぎ手への直接的応用に関する基礎的研究

    有本 清香, 川口 健一, 中楚 洋介, 檜垣 匠, 出村 拓, 堀口 翔太 生産研究 72 (3), 257-259, 2020-05-01

    <p>実験植物であるシロイヌナズナの葉の表皮細胞は成長するにつれて境界線が複雑に入り組み,ジグソーパズルに似た形状のパターンを形成する.これを本論ではジグソーパターンと呼ぶこととし,木造建築の継ぎ手へ応用することを考え,簡易な引張試験を行い,強度や特性を伝統的な継ぎ手と比較した.その結果,今回取り出した曲線については継ぎ手としてある程度の強度と,靭性のある破壊挙動を示した.ジグソーパターンを用い…

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  • シザーズを用いた宇宙展開構造物設計法に関する基礎的研究

    髙橋, 樹生, 内野, 翔太, 藤森, 祐陽, 川口, 健一, 宮坂, 明宏, TAKAHASHI, Tatsuki, UCHINO, Shota, FUJIMORI, Yuhi, KAWAGUCHI, Ken'ichi, MIYASAKA, Akihiro 第35回宇宙構造・材料シンポジウム:講演集録 = Proceedings of 35th Symposium on Aerospace Structure and Materials 2019-12

    第35回宇宙構造・材料シンポジウム(2019年12月2日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 (JAXA)(ISAS)), 相模原市, 神奈川県

    機関リポジトリ

  • 折紙型立体抵抗機構を用いた木造住宅用履歴型制振機構に関する実験及び数値解析による基礎的研究

    髙橋 祐貴, 川口 健一, 田口 朝康, 西野 晃充, 横山 眞一, 杉本 浩章, 大矢 俊治 生産研究 71 (6), 1065-1069, 2019-11-01

    <p>薄肉鋼板を用いた木造住宅の履歴型制振機構の力学的性状を明らかにすることを目的として有限要素解析及び実大実験を実施した.鋼板の形状について検討を行い,有限要素解析では折紙型の折り曲げを用いた立体形状とすることで剛性と降伏荷重,鋼板の塑性化面積が大きく向上することを確認した.一方実大実験においては,脆性破壊を生じないようにビスにワッシャ―をかませる等の接合部の改善したことで解析結果と精度よく一…

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  • 九段会館ホール天井落下事故に関する調査報告

    木村 勉, 津村 泰範, 川崎 香織, 岡 建司, 川口 健一, 大場 康史, 中楚 洋介, 上村 一貴 日本建築学会技術報告集 24 (57), 855-860, 2018-06-20

    <p>The paper reports the results of the cause investigations of the suspended ceiling collapse, in the auditorium of Kudan Kaikan, which occurred during the off the pacific of Tohoku earthquake on …

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  • 九段会館ホール天井落下事故に関する調査報告

    川口 健一, 木村 勉, 津村 泰範, 大場 康史, 中楚 洋介, 川崎 香織, 岡 建司, 上村 一貴 日本建築学会技術報告集 24 (56), 461-466, 2018

    The paper reports the results of the cause investigations of the suspended ceiling collapse, in the auditorium of Kudan Kaikan, which occurred during the off the pacific of Tohoku earthquake on …

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  • 津波用パーソナルシェルターの調査及びシェルター内酸素量に関する人体耐性的考察

    金井 純平, 川口 健一 生産研究 69 (6), 341-344, 2017

    <p>津波からの避難の際,高所への移動が困難な場合に対し,最後の手段として,ごく小さな空間を確保し避難する「津波用パーソナルシェルター」が様々に考案されている.本報では,現在製造されている津波用パーソナルシェルターや,搭乗者の人体傷害基準を調査し,シェルター内における生存時間を内部の酸素量に基づいた人体耐性的な見地から考察した.津波用パーソナルシェルターの製品はその規模によって大きく2種類に区別…

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  • 平成28年熊本地震における大規模集客施設の被害調査

    中楚 洋介, 川口 健一 生産研究 68 (6), 421-426, 2016

    <p>天井等の非構造材の落下被害について,著者らは1995 年の兵庫県南部地震の頃からその危険性を指摘し続けているが,最大震度7 を連続して記録した平成28 年熊本地震でも,不特定多数の人々が集まる大規模施設において多くの被害が発生した.本報では,音響性能を確保する上で重たい天井を設けざるを得ない公共ホールや大人数を収容でき避難所としての大きな役割を担う公共大型屋内運動施設からそれぞれ1 …

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  • 天井落下防止ネットへの緩衝装置の導入に関する基礎的理論と数値解析例

    平木 達也, 川口 健一 生産研究 68 (6), 427-430, 2016

    <p>天井落下事故は後を絶たず,特に音響性能を確保するため非常に重たい天井となるホール天井等の落下防止対策は急務である.天井落下防止ネットはフェイルセーフとして有効な手段であるが,衝撃荷重の算定やケーブル等に生じる負担の軽減が課題となっている.本報ではケーブル端部に取り付けてケーブルに生じる軸力を低減する緩衝装置の天井落下防止ネットへの導入を提案し,その効果を把握するために緩衝装置の性能をモデル…

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  • 1995年の兵庫県南部地震における公共スポーツホール等の被害調査および被災14年後の実状調査

    川口 健一, 石川 浩一郎, 谷口 与史也, 荻 芳郎, 大場 康史 生産研究 67 (6), 653-659, 2015-11-01

    死者6000 人以上を出した1995 年の兵庫県南部地震では,大規模施設において非構造部材の重大な被害が発生した.筆者等は,これらの被害が早朝の地震ではなく昼間に発生した場合の大きな危険性を指摘し,また,避難所としての機能が損なわれる点等を指摘し続けてきた.それらの活動の一環として,震災直後の調査を行った35 の大規模施設を対象として震災14 …

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  • 天井落下防止ネットの基礎実験と考察

    西崎 慶, 大矢 俊治, 川口 健一 生産研究 67 (6), 661-666, 2015

    天井落下による事故は後を絶たない.天井落下に対する事後安全策としては,フェイルセーフの役割を果たす天井落下防止ネットなどが有効である.本研究では,まず天井落下防止ネットの基本的な力学特性を理論,数値解析により調べ,ネット一本当たりに生ずる軸力が設計時に安全側となる簡易式を薄膜理論に基づき提案した.さらに,3m ×4m …

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  • 膜面リンクル制御におけるパッチ状SMPアクチュエータの設置位置の影響

    岡本, 卓篤, 荻, 芳郎, 仙場, 淳彦, 小木曽, 望, 川口, 健一, 渡邉, 力夫, Okamoto, Takuma, Ogi, Yoshiro, Senba, Atsuhiko, Kogiso, Nozomu, Kawaguchi, Ken’ichi, Watanabe, Rikio 第29回宇宙構造・材料シンポジウム:講演集録 = Proceedings of 29th Symposium on Aerospace Structure and Materials 2013-12

    第29回宇宙構造・材料シンポジウム(2013年12月3日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 (JAXA)(ISAS)), 相模原市, 神奈川県

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  • ダンパーに利用される円環ゴムの転動抵抗の数値解析に関する基礎的研究

    定金 駿介, 川口 健一, 田口 朝康 生産研究 65 (6), 735-740, 2013

    ゴムに代表される粘弾性体は,動的エネルギーを熱エネルギーに散逸させる傾向が強く,その特性を利用し,粘弾性体の転動を用いてエネルギー吸収を図る装置が提案されている.このような装置を開発する上では,粘弾性体で構成される回転体の転動抵抗を効率的に算出することが求められるが,このような研究はタイヤの分野で盛んに行われている.本報ではゴム製のOリングを2本の円筒に挟んで転動させる円環ダンパーを対象とし,タ…

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  • P09 運動学的カップリングを用いた位置決め機構の相対運動に関する基礎的研究(ALSSポスターセッション/アピールタイム(2))

    君垣 敦, 荻 芳郎, 川口 健一, 宮坂 明宏, 渡邉 力夫 スペース・エンジニアリング・コンファレンス講演論文集 2013.22 (0), _P09-1_-_P09-3_, 2013

    小型衛星用ソリッドアンテナの展開再現性の向上に向けて,自由度拘束が明快な,運動学的カップリングを用いた高精度展開ヒンジ・ラッチ機構の開発が行われている.運動学的カップリングを備えた物体同士は,少なからず理想的な嵌合状態から外れて嵌合を始める.このため,押付荷重を印加し,先行する接触点で滑らせ,物体同士を相対的に可動させる必要がある.本報では,物体を剛体と仮定した釣り合い式を導出し,接触点の滑り・…

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  • ストロークが長く構成の簡易な円環ダンパーの開発

    田口 朝康, 川口 健一, 定金 駿介 生産研究 65 (6), 729-733, 2013

    免震構造は建築物への地震被害を軽減する優れた技術である.免震構造の主要部材の一つに「減衰材」があり,この部材は①安定したエネルギー吸収性能,②数百mmの変形性能が要求される.現在,一般的に使用されている減衰材はストロークの長い特注品で比較的高価であり,免震構造のコストアップの一因である.著者らは免震構造のコストを抑えるため,ストロークが長く構成が簡易な円環ダンパーを開発したので,その実験結果を報…

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  • TMDとソフトファーストストーリーを用いた制振改修システムの基礎的研究:振動台実験

    程 春, 川口 健一 生産研究 65 (6), 741-743, 2013

    過去の大地震から,鉄骨造建物は倒壊に至るような構造損傷を受ける場合はほとんどないが,その地震時応答は非常に大きいことが分かってきた.既存の鉄骨造建物の地震応答を抑えるため,著者らは安価で簡易に設置できる同調マスダンパー(TMD)とソフトファーストストーリーを用いた新たな制振改修法を提案した.本研究では,建物を一自由度モデルに簡略化し,地面から支えるTMDを用い,振動台実験を行った.本報ではその実…

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