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検索結果 59 件

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  • 球磨川流域における最大クラス洪水も考慮した川辺川ダムの治水効果推定

    小林 健一郎, 矢野 真一郎, 伊島 実咲, 角 哲也, Le Duc, 川畑 拓矢 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 本稿では,ダム治水効果をできるだけ簡潔に推定して表示する方法論について検討した事例を示す.対象は,九州の球磨川流域に建設予定の川辺川ダムで,大規模洪水時のこのダムの治水効果を推定した.対象降雨は令和2年7月豪雨で,まず解析雨量を用いて市房ダム及び建設予定の川辺川ダム位置での流出計算を貯留関数法により実施した.川辺川ダム位置ではダムが無い場合の流入流量及び今回設定したゲートによる洪水防御操作を...

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  • R2年7月豪雨時の川辺川における水害防備林の氾濫流減勢の評価と配置に関する検討

    徳永 至, 皆川 朋子 河川技術論文集 29 (0), 443-448, 2023

    ...<p>本研究では,川辺川を対象に川沿いに分布する竹林(水害防備林)分布状況,令和2年7月豪雨時の水害防備林がもたらした氾濫流の減勢効果を評価し,これを踏まえさらなる氾濫流減勢対策として堤内地への樹林帯の配置を提案し評価した.防備林は2020年時点で左岸16.5km,右岸10.7kmに分布しており,1976年と比較しその多くが残存していた.令和2年7月豪雨に防備林の有無と氾濫流の関係をシミュレーション...

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  • 令和2年球磨川大水害と川辺川ダム計画の再浮上及びその問題点

    つる詳子 水資源・環境研究 36 (1), 40-45, 2023

    ...一方で、水害の直後には、2008年に中止になった川辺川ダム計画が流水型ダムとして浮上し、十分な検証も行われずに計画は急スピードで進んでいる。筆者の検証から見えてきたものは、降った雨を川の中でコントロールすることを含め、国が行おうとする流域治水の限界で、今までの河川政策、土地利用政策、森林政策等、流域の土地改変に関わるすべての政策を見直す必要があるのではないかということである。...

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  • 流水型の川辺川ダムでも環境悪化の恐れ

    日経コンストラクション = Nikkei construction (788) 23-, 2022-11

    ...プロジェクト 国土交通省九州地方整備局は熊本県の川辺川に整備する流水型ダムについて、適切な対策を講じないとアユなどの生息環境に悪影響を及ぼす恐れがあるとの評価結果を明らかにした(資料1)。従来の貯留型ダムと比べて環境への影響が小さいといわれ…...

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  • 川辺川ダムで地域振興施設が水没範囲に

    日経コンストラクション = Nikkei construction (783) 29-, 2022-06

    ...2009年にいったん中止となった熊本県相良村の川辺川ダム建設計画の復活に伴い、中止を前提に整備した地域振興施設が水没範囲に入ることが分かった。国土交通省と熊本県が22年4月10日に同県五木村で住民説明会を開き、ダムが完成した場合の水没規模に関するシミ…...

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  • 流れを止めて濁りを堆積させ,濁りを持続させ増大させる穴あきダムは環境に優しくない

    川辺 孝幸, 阿部 修, 清野 真人, 高桑 順一, 最上小国川の 清流を守る会 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 257-, 2022

    ...<p>近年,「防災と環境の調和」を目指して環境に優しいという触れ込みで「穴あきダム」(流水型ダム;以下,穴あきダムと表記)の建設が各地で進められようとしている(池田ほか,2017).現在までに5基が完成し,4基が建設中,さらに川辺川ダムをはじめ,今後nの治水対策で穴あきダムが選ばれようとしている....

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  • 令和2年7月豪雨による球磨川と筑後川流域における流木発生量評価のための現地調査と川辺川の流木リスク評価の試行

    小林 知朋, 正垣 貴大, 矢藤 壮真, Yiwen WU, 福田 凌大, 津末 明義, 丸谷 靖幸, 矢野 真一郎 土木学会論文集B1(水工学) 77 (1), 174-184, 2021

    ...流木発生源となった斜面崩壊地を測量した.得られた崩壊地面積などのデータと森林に関するデータから各崩壊地毎に発生流木量を推定した.各流域で得られた流木発生量はダムなどで捕捉された流木量と比べると少ないものであった.加えて,平成30年7月西日本豪雨による土砂・流木災害に対して最適化されたロジスティックモデルを球磨川流域に適用し,今次豪雨による流木発生傾向を再現した.その結果,建設計画が再検討されている川辺川...

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  • 川辺川合流点上流の球磨川氾濫原の変化が令和2年出水に及ぼした影響の概略評価

    石川 忠晴, 赤穂 良輔 土木学会論文集B1(水工学) 77 (1), 185-190, 2021

    <p> 本稿は「令和2年7月九州豪雨災害調査(代表:熊本大学・大本教授)」の一環として球磨川本川上流氾濫原の遊水機能の変化を検討した結果を述べている.まず地図情報データ解析から左岸段丘面および氾濫低地の地形の特徴を明らかにし,続いて一連の航空写真により1960年代以降の流域状況の変化を把握した.上記の結果に基づき本川上流左岸の地形モデルを作成し,氾濫数値シミュレーションにより遊水機能の変化を概算…

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  • 九州における今後の豪雨災害リスクとその対策

    小松 利光, 橋本 彰博, 押川 英夫 土木学会論文集B1(水工学) 77 (1), 158-166, 2021

    ...一級河川の球磨川や筑後川の流域全体を覆う形で発生して大量の降雨をもたらし,甚大な洪水災害を引き起こした.従来の線状降水帯の範囲は比較的狭く,短時間で集中的に豪雨を降らせていたが,地球温暖化による線状降水帯の大型化ならびに台風の強大化・低速化により,地形や位置的特性から九州の河川における大規模氾濫リスクが高まっている.また,今次水害で大規模な浸水被害が発生した球磨川流域の治水対策として,主要支川の清流川辺川...

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  • NEWS 時事・プロジェクト:川辺川ダムで浸水面積が6割減

    日経コンストラクション = Nikkei construction (747) 24-, 2020-11-09

    ...国土交通省は、2020年7月の豪雨で熊本県南部の球磨川流域に生じた被害を検証する委員会で、川辺川ダムがあれば人吉市とその近隣地域の浸水面積を6割ほど抑えられたとする推計を示した。一方で、氾濫を完全には防げなかったと結論付けた。 球磨川支流の川辺川…...

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  • 記者の眼 合意形成を急げ、川辺川ダム論争

    日経コンストラクション = Nikkei construction (745) 82-, 2020-10-12

    「過去最大級の勢力まで発達し、接近する見込みです」。2020年9月、非常に強い勢力を保ったまま日本に近づいた台風10号。九州地方はわずか2カ月前に「令和2年(2020年)7月豪雨」による被害を受けたばかり。住民は気が気でなかっただろう。

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  • ダムと環境保全の対立

    伊藤 達也 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 139-, 2020

    ...</p><p> では,川辺川ダムがあった場合,どれくらい被害を緩和させることができたのか。これについてはよくわからない。球磨川本流,川辺川以外の球磨川支流の洪水によって亡くなった人は,川辺川ダムがあっても助けることはできない。球磨川本流の溢流で市街地に水が流れ込んだ結果亡くなった人も,川辺川ダムでしか助けることができなかったかは不明である。...

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  • 熊本県頭地下手遺跡の調査成果

    宮崎,敬士 熊本県文化財調査報告 : 頭地下手遺跡 1 (297), 407-414, 2014-03-31

    ...頭地下手遺跡は、沿海部で活動する集団が山間部に川辺川つたいに進みいり、山間部で活動する集団を生成した初期に形成された。この動機は、釣針等に用いる石材、漁網等を仕立てる草本材等、漁撈具の材料となる山間部の産品の獲得であり、阿高式から市来式にいたる長期間にわたり維持された。なお、沿海部と山間部の両集団はそれぞれの自律性を保持して、各個に特有の産品を移出入している。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • ダム計画の中止・推進をめぐる地域事情(<特集>水資源・環境政策と地域社会)

    伊藤 達也 経済地理学年報 57 (1), 21-38, 2011

    ...であった将来的な水需要増加は,現在,その根拠を失っている.治水面でもダムの限界が強く意識されるようになった.ダムによる便益はいよいよ小さくなり,ダムの受益地域であった下流地域は過重な費用負担によって受苦地域化している.さらに上流山村地域は地域の存続をかけて多くの苦難と向き合っており,ダム計画はそうした山村地域をさらに苦境へおとしめる手段になっている.ダム計画の中止を巡っては自治体間で対応に差が出ている.川辺川...

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  • 国営川辺川総合土地改良事業受益地における灌水の意義

    新井 祥穂 水資源・環境研究 23 1-14, 2010

    ...熊本県川辺川は、ダム建設の是非をめぐり長期間議論が重ねられたことで知られている。本研究は、ダム建設推進の目的の一つであった利水事業に注目し、受益地の農家が灌水を肥培管理技術上どのように位置づけているかを明らかにするため、同地域の適応的技術変化を分析した。...

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  • 市民参加と電子市民参加による環境市民活動の展開

    山本 佳世子 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 44-44, 2010

    ...<BR><BR> <B>2.対象事例における環境市民活動</B><BR>  本報告で対象とした2事例は,吉野川が「四国三郎」,川辺川が「日本最後の清流」と呼ばれ,河川に関連している.しかし吉野川可動堰建設問題よりも球磨川水系川辺川流域におけるダム建設問題は長期間にわたっており,地域社会への影響は深刻であるとともに,北海道で実施されているような「時のアセスメント」の必要性も示されている....

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  • NEWS 時事:新政権のダム事業見直しが波及:本体工事の入札の実施か中止か各県の判断揺れる

    日経コンストラクション = Nikkei construction (481) 21-22, 2009-10-09

    ...八ツ場ダムや川辺川ダムの中止などをマニフェスト(政権公約)に掲げた民主党政権の誕生を受けて、国直轄のダム事業だけでなく、県が事業主体となるダム事業にも様々な影響が広がっている。 兵庫県は9月10日、9月下旬に予定していた与布土ダムの堤体建設工事の入札を、当分は延期すると発表した。10年度に国庫の補助を得られるかどうかの見通しが立たないことを理由に挙げている。...

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  • 球磨川流域における環境運動の展開と川辺川ダム計画との関係

    高崎 章裕 人文地理学会大会 研究発表要旨 2009 (0), 25-25, 2009

    ...本報告は、熊本県球磨川流域を事例に、環境運動がどのように展開してきたか、川辺川ダム計画との関係に注目しながら、地域や政策決定に与えた影響について明らかにすることを目的とする。...

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  • 球磨川流域における環境保全活動によって形成された市民団体ネットワーク

    高崎 章裕 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 2-2, 2008

    ...<BR>  熊本県球磨川流域には17の自治体が含まれ,流域内人口は約14万,流域面積は1,880km<SUP>2</SUP>におよぶ.当該地域にはいまだに決着が付いていない川辺川ダムの建設問題が残されており,球磨川流域の住民は古くから環境問題と向き合ってきた.そして1996年,球磨川の変化に気づいた住民たちが「球磨川水系ネットワーク」を立ち上げた.現在は39団体で組織され,流域内の植林活動,一斉清掃...

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  • 公共事業をめぐる合意形成の場のあり方

    吉田 正人 情報と社会 = Communication & society (17) 2007-03-15

    ...ダム, 堰などの公共事業にあたって, 川辺川ダム, 長良川河口堰, 千歳川放水路など, 途中段階でその必要性や環境影響が問題となり, 大きな社会問題となる事例が増えている。そのため, 公共事業の計画段階から, 市民の意見を聞き, 整備計画を策定するというプロセスが, 1997 年に改正された新河川法等に盛り込まれるようになった。2001 年に国土交通省近畿地方整備局に設置された淀川水系流域委員会は,...

    機関リポジトリ

  • ダム移転集落による計画空間の再定義

    植田 今日子 ソシオロジ 52 (2), 21-37,179, 2007

    The purpose of this paper is to clarify the context of a community’s practice against the production of space by referring to the case of a community effected by plans for the construction of a dam …

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  • カメラ観測システムを用いた宮崎海岸の土砂移動機構調査

    藤原 要, 的場 孝文, 熊谷 隆則, 藤田 裕士, 堀口 敬洋, 佐々木 崇雄, 高木 利光 海岸工学論文集 54 671-675, 2007

    This paper presents the observation method for the current in the surf zone where topography change is intensive, based on images taken from camera of the sea surface near the coast. To predict the …

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  • 人工軽量骨材を利用した鉄筋コンクリート部材の耐震性能に関する実験的研究

    大塚 久哲, 矢葺 亘, Tuan HA Ngoc, 朝掘 泰明, 角本 周, 後藤 将明 土木学会論文集 2005 (794), 794_87-794_100, 2005

    本研究は, 人工軽量骨材を利用した鉄筋コンクリートの部材耐震性能を評価するために, シリンダー試験と中心軸圧縮実験により, コンクリートの基本物性を把握し, 帯鉄筋による拘束効果を考慮した軽量コンクリート応力―ひずみモデルを提案した. それとともに正負交番載荷実験を行った実験結果, 鉄筋コンクリート部材履歴特性や減衰特性などを定量的に把握した. さらに, 提案された応力―ひずみ関係を使って, …

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  • 内湾の環境や漁業に与えるダムの影響

    宇野木 早苗 海の研究 13 (3), 301-314, 2004

    It is difficult to clarify the river dam effects on the environment and fishery in the marine bay into which the river flows, by differentiating them from various coastal developments, such as …

    DOI 被引用文献3件

  • タンクモデルの係数と流域の保水機能

    中根 周歩, 嶋津 輝之 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 6-6, 2003

    ...そこで、広島県江田島の山火事後の植生再生過程や熊本県川辺川流域の一斉拡大造林前後、及び人工林の成長過程におけるハイドログラフの解析をタンクモデルで行い、その係数、特に第1タンクの係数値の変化と流域の植生変遷との関係を検討した結果を報告する。...

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  • 産直運動における消費者教育の可能性

    松浦 さと子 消費者教育 23 (0), 9-18, 2003

    Environmental advocacy takes various forms. In the case of Kawabe River, people have been performing " Shaku Ayu (big sweet fishes) Trust". Fishermen and residents sell famous sweet fishes directly …

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  • 人工軽量骨材を用いた高強度軽量コンクリートのポンプ圧送性に関する検討

    大塚 久哲, 塚原 健一, 中尾 好幸, 左東 有次 Concrete Journal 41 (12), 36-43, 2003

    熊本県五木村に4径間連続PCバランスドアーチ橋として計画されている頭地大橋 (仮称) は, 橋体重量軽減によるコスト縮減を目的として人工軽量骨材コンクリートの採用を検討している。この橋梁に人工軽量骨材を使用した高強度コンクリートを適用するために, 施工上懸念されるポンプ圧送性について定量的な評価検討を行ったので, 本報では, その配合選定試験, 加圧によるポンプ圧送性の事前評価試験, …

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