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  • <研究論文>ヴァリニャーノの宣教方針と利休のわび茶

    スムットニー 祐美 日本研究 = NIHON KENKYŪ 62 35-67, 2021-03-31

    ...本論文は、16世紀末に来日したイエズス会東インド管区巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノが作成した茶の湯関連規則が、千利休によって形成されたわび茶の影響を受けていた可能性について、ローマイエズス会文書館所蔵の史料を用いて検証するものである。 ヴァリニャーノは日本視察を通して意図の異なる2つの茶の湯関連規則を作成し、修道院内に茶の湯による接客態勢を整えた。...

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  • わび茶を用いた中世日本のキリスト教宣教 : 茶書からの検証

    スムットニ-, 祐美 キリスト教と文化 : 関東学院大学キリスト教と文化研究所所報 19 29-43, 2021-03

    ...時を同じくして、イエズス会東インド管区巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノが再来日を果たし、そのわび茶を日本人に対するキリスト教宣教の準備として宣教方針に採り入れた。本稿では、ヴァリニャーノの宣教方針がわび茶の精神性を原点としていた可能性について、1592 年に作成された茶の湯関係規則及び、利休とその周辺の茶人にまつわる茶書を史料に用いて明らかにする。...

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  • ニュルンベルク市当局・教区牧師・民衆の「共同体意識」と「宗派化」

    井上 智也 洛北史学 21 (0), 19-42, 2019-06-01

    ...市参事会主導で行われた一五六〇/六一年の領域教会巡察記録から、市当局と各教区の教会関係者(牧師)・教区民(民衆)の間で行われた巡察時のやり取りを復元し、次の四点を明らかにした。 一.市当局は「宗派化」よりも統治の安定を重視したが、公権として紛争を仲裁し、支配領域の民衆の救済にまで責任を持とうとする意識を持っていたこと。...

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  • 津軽氏とキリシタン──津軽為信の キリスト教への接近(2)

    木鎌, 耕一郎 八戸学院大学紀要 (50) 61-81, 2015-03-31

    ...そのような中、1591年度の年報には、インド副王使節として都に居たヴァリニャーノ巡察師を訪問した人物に、「奥州の大名」がいたとする記述がある。「奥州の大名」は高山右近を通じて説教を聞くことを望んだとされる。この人物が為信であれば彼のキリスト教接近の「契機」にキリシタン大名高山右近の存在が浮かび上がってくる。本稿はこの仮説について検証した。...

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  • 韓国・海洋警察庁の竹島警備

    野中 健一, NONAKA Kenichi 海保大研究報告, 法文学系 59 (1), 125-159, 2014-10-31

    ...【目次】 序 問題意識と意義 一 民間船舶、海上保安庁船艇への対応策及び今後の課題 二 航空巡察/通信衛星の利用 三 武装と速力の強化‐ 40 ミリ自動砲/ 30 ノット以上の巡視船 結...

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  • 近代公権力者・大久保利通の空間履歴と空間認識

    山根 拓 人文地理学会大会 研究発表要旨 2007 (0), 112-112, 2007

    ...彼の本格的な東日本巡回は,天皇行幸に先行・同行した東北巡察であったが,それは人生の晩年の出来事となった。一方,彼の海外活動には,1872~74年頃の岩倉使節団での米欧視察や台湾問題に関する清国出張がある。  大久保の生涯空間履歴において,初上洛までの前期約30数年とその後の後期20年弱との間では,行動内容は対照的である。...

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