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検索結果 105 件

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  • 亜熱帯島嶼奄美大島の河川における流下微粒状有機物の起源推定

    高橋 真司, 合屋 祐国, 阿部 信一郎, 竹門 康弘, 井口 恵一朗 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    <p> 亜熱帯性気候である奄美大島の河川において,流下微粒状有機物(SFPOM)の生産経路は未だ不明な点が多い.そこで本研究では,炭素・窒素安定同位体比を用いて河川内のSFPOMの起源と生産経路を推定することを目的とした.アマミノクロウサギの生息地域では,SFPOMに対する糞の寄与率が39%を示した.また,付着藻類量が多い地点でリュウキュウアユの個体数密度も高まったが,SFPOM中の藻類現存量は…

    DOI Web Site 参考文献31件

  • 石垣島からネグロス島へ,みどり戦略の提唱に向けた取組み

    岡 直子, 安西 俊彦, 竹中 浩一, 岡本 健, 寺島 義文, 奥津 智之, 菊地 哲郎 農業農村工学会誌 90 (9), 705-708,a2, 2022

    ...国際農林水産業研究センターでは,沖縄県・石垣島とフィリピン・ネグロス島の2つの熱帯島嶼を主な対象とする「熱帯島嶼環境保全プロジェクト」を実施しており,劣化山地における山地生業システムの開発,地下灌漑による施肥量削減技術の開発,サトウキビ株出し栽培による環境負荷低減,水圏生物を利用した水質・生態系保全技術の開発,技術導入による負荷軽減効果の検証,開発した技術を国際ルールメーキングにつなげる取組みを行っており...

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  • 生物多様性と地域経済を考慮した亜熱帯島嶼環境保全

    山野 博哉 日本LCA学会誌 18 (3), 130-134, 2022

    <p>陸域での開発行為は、その場所のみならず、河川を通じて沿岸域の生物多様性への影響をもたらす。1972 年の沖縄の日本復帰後、大規模な土地改良事業により、農地からの土砂流出が大幅に増加し、サンゴ礁生態系の劣化を引き起こした。沖縄県等の努力により流出量は減少しているが、現在も農地からの流出は継続している。現在、赤土流出は主にサトウキビ畑とパイナップル畑から起こっており、地域経済も考慮して地域と密…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 山陰帯島根県雲南地域に分布する大東花崗閃緑岩の火成活動

    野口 将志, 亀井 淳志, 鈴木 博美, 小林 夏子 地質学雑誌 127 (8), 461-478, 2021-08-15

    <p>本研究では西南日本弧の山陰帯に産する大東花崗閃緑岩について,野外の産状,岩石記載,帯磁率測定,および全岩化学分析をもとにその火成活動を明らかとした.この岩体は,1)苦鉄質包有岩を普遍的に含むこと,2)自形性の強い普通角閃石もしくは黒雲母を含むこと,3)磁鉄鉱が苦鉄質鉱物に多く伴われること,4)高い帯磁率を有すること(5×10<sup>-3</sup> …

    DOI Web Site Web Site 参考文献44件

  • 山陰帯島根県雲南地域に分布する大東花崗閃緑岩の火成活動

    野口 将志, 亀井 淳志, 鈴木 博美, 小林 夏子 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 199-, 2021

    <p>本研究では西南日本弧の山陰帯に産する大東花崗閃緑岩について,野外の産状,岩石記載,帯磁率測定,および全岩化学分析をもとにその火成活動を明らかとした.この岩体は,1)苦鉄質包有岩を普遍的に含むこと,2)自形性の強い普通角閃石もしくは黒雲母を含むこと,3)磁鉄鉱が苦鉄質鉱物に多く伴われること,4)高い帯磁率を有すること(5×10<sup>-3</sup> …

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  • 亜熱帯島嶼の小規模貯水池における気泡循環による貯水池水温成層構造への影響

    古里 栄一, 鮎川 和泰, 上原 幸彦 土木学会論文集B1(水工学) 76 (2), I_1369-I_1374, 2020

    <p> 沖縄県久米島の儀間ダム貯水池に導入されている気泡循環対策の効果を現地調査や数値解析結果に基づき評価した.本ダムでは2.2kwコンプレッサーで生産された約240NL/min.の圧縮空気が,最深部である水深約10mの湖底部に設置された4基の吐出施設から放出され(1基あたり約60NL/min.),全層循環対策が実施されている.効果評価は,上昇気泡周囲の局所流である気泡噴流形態と貯水池全域におけ…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 沖縄県の島嶼地域における農業農村整備

    瀬戸内 秀規, 仲村渠 将 農業農村工学会誌 88 (7), 555-560,a1, 2020

    ...<p>本報は,亜熱帯島嶼性という地理的条件下にある沖縄県の地勢とこれに伴う農業事情および歴史的経緯について触れ,沖縄返還後に実施された農業農村整備事業を各地のかんがい排水事業による水源開発を中心にして紹介する。また,農業農村整備事業に資する成果を生み出した研究の一部を簡潔に紹介する。...

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  • サトウキビ栽培における施肥窒素減肥が生育および硝酸態窒素溶脱に与える影響

    岡本 健, 後藤 慎吉, 安西 俊彦, 安藤 象太郎 熱帯農業研究 13 (2), 57-67, 2020

    ...<p>高い透水性の石灰岩が分布する熱帯・亜熱帯島嶼地域では,肥料由来の窒素が容易に地下に溶脱し,地下水の硝酸態窒素汚染を引き起こす.地下水を生活用水や農業用水として利用している沖縄県においては,サトウキビ肥培管理による施肥窒素の溶脱が地下への主な窒素負荷源である.特に,生育初期に多量に施用される施肥のほとんどは,サトウキビに吸収されない.サトウキビ肥培管理による窒素溶脱を削減するためには,サトウキビ...

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  • バイオシステム工学分野の研究活動および成果報告

    平良, 英三, 鹿内, 健志, Taira, Eizo, Shikanai, Takeshi 琉球大学農学部学術報告 (66) 87-87, 2019-12-31

    ...バイオシステム工学分野では,農業機械学,農業情報工学,農産施設工学を基礎とする講義科目を提供している.亜熱帯島嶼環境に適した機械化と情報化を核とする高度農業生産技術,バイオマス利用技術,農産物などの加工・高付加価値化技術の研究開発を行っており,近年は,スマート農業やスマート・フードチェーンシステムとして注目されている....

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  • 渇水リスクを考慮した島嶼河川における自然再生優先度に関する研究

    神谷 大介, 宮良 工, 赤松 良久, 辻本 真希, 乾 隆帝 土木学会論文集B1(水工学) 74 (1), 1-10, 2018

    ...本研究では水資源に乏しい亜熱帯島嶼地域における河川自然再生を対象とし,利水安定性を考慮した自然再生優先度の評価を行った.具体的には,沖縄島の河川を対象とし,リュウキュウアユの定着ポテンシャルという視点から自然再生の優先度が高い8河川を決定した.これらの河川は,河川横断構造物であるダムや取水堰が定着阻害要因と考えられるため,利水安定性という観点から堰撤去の可能性を検討した.これらの結果,観光客数が増加...

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  • キリバス共和国におけるENSOと同期した降水量変動について

    菅野 洋光, 西森 基貴, 野中 章久, 山下 義道, ウアケイア タクイア 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 46-, 2018

    ...ENSO(エルニーニョ・南方振動)による地球規模での気候変動に関しては多くの研究があるが、熱帯島嶼地域への小気候学的な影響については未解明な部分が多い。特に平均標高が2mのキリバス共和国においては、海水面高度の上昇や地下水の過剰な汲上による地盤沈下に伴う国土縮小・水没の可能性のほか、塩分濃度の上昇による地下水の水質悪化、降水量の変動による飲料水・農業用水の不足が深刻である。...

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  • 琉球石灰岩地域の地下水

    安元 純, 野崎 真司, 中屋 眞司, 益田 晴恵, 細野 高啓, 土岐 知弘, 新城 竜一 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 164-, 2018

    ...<p> 本報では、環境トレーサや数値シミュレーションを用いて、琉球石灰岩地域の地下水の流動特性、滞留時間及び水質形成機構、さらに、同地域の沿岸域でみられる海底湧水の湧出速度や栄養塩濃度に関する研究成果を報告すると共に、今後の熱帯・亜熱帯島しょ地域における統合的水資源管理の在り方について考察する。</p>...

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  • 【研究報告】陸と海のつながりを考慮した亜熱帯島嶼環境の保全

    山野 博哉 「エコ・フィロソフィ」研究 Vol.11 別冊 11 71-78, 2017-03-01

    研究会『サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム(SSC)研究集会』 日時:2016 年6 月3 日(金)13:00~ 会場:東洋大学白山キャンパス8 号館7 階125 記念ホール 【主催】一般社団法人サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム(SSC)、東洋大学国際哲学研究センター(「エコ・フィロソフィ」学際研究イニシアティブ)

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  • 環境保全等を考慮した沖縄県北部における伐採適地の抽出

    宮本 麻子, 佐野 真琴, 大貫 靖浩, 寺園 隆一, 山田 茂樹 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 67-, 2017

    ...<p> 沖縄県北部地域の森林は亜熱帯島嶼地域に位置し、多種多様な固有動植物および希少動植物が生育・生息する生態系を有している。2016年9月には国内33カ所目の国立公園として新たにやんばる国立公園が指定されるなど豊かな自然環境に対する期待が高まっている。...

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  • 沖縄本島北部におけるホームガーデンの利用に関する調査研究

    藤井 理子, 仲間 勇栄, 陳 碧霞 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus (63) 19-33, 2016-12

    ...沖縄は亜熱帯島嶼地域に属し、たびたび台風や干ばつなどに見舞われる過酷な自然環境下にある。そのようなとき、アタイは非常時の天然の食料保管の供給機能をも果たす。このようにアタイは、地域の住民が日常の食生活を支えて行くための大事な土地利用の1つでもある。アタイは自作自食が原則である。その栽培方法には歴史的に伝承された先人の知恵が内在する。...

    日本農学文献記事索引

  • 精油による抗成人T細胞白血病効果

    木村 竜一朗 アロマテラピー学雑誌 16 (1), 15-24, 2015-10-08

    成人T細胞白血病(ATL)は,ヒトT細胞白血病ウイルスI型(HTLV-I)感染を原因とするリンパ性悪性腫瘍である。ATLの発症には,転写因子NF-κBが重要な役割を果たすことが知られており,特異性の高いNF-κB阻害剤の開発が悪性度の高いATLの治療に有効と考えられている。本研究でわれわれは,精油の抗ATL効果とNF-κB阻害効果について,ヒトHTLV-I感染T細胞株を用いた解析から明らかにした…

    DOI Web Site 医中誌

  • 太平洋島嶼における外来植物による影響の地理的差異

    吉田 圭一郎 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 89-, 2014

    I はじめに<br> 外来植物の生物学的侵入(biological invasion)はグローバルな環境問題の一つである(Vitousek et al. 1997).特に,太平洋島嶼では外来植物の生物学的侵入が顕著にみられ,外来植物の分布予測やその影響評価に関する研究が数多く行われてきた(Daehler et al. 2004など).<br> …

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  • 沖縄島北部の森林における穿孔虫の発生に影響する倒木・落枝の発生量の変動

    後藤 秀章, 古堅 公, 佐藤 大樹, 上田 明良, 新垣 拓也, 朝井 信行, 小高 信彦, 阿部 真, 生沢 均, 清水 晃 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 693-, 2014

    ...沖縄北部地域は、多くの固有種の分布する亜熱帯島嶼特有の生態系を持つ一方、沖縄県の林業の中心を担う木材生産の拠点であり、伐採・造林を中心とする様々な施業が行われている。近年では木材生産の場においても生物多様性の保全に対する配慮が求められ、多様性の保全と森林利用の両立は緊急の課題である。...

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  • 山陰帯島根県奥出雲に分布する阿毘縁花崗閃緑岩の火成活動および結晶作用

    岩田 智加, 亀井 淳志, 岩田 克彦, 柴田 知之, 三谷 明日華 地質学雑誌 119 (3), 190-204, 2013-03-15

    ...山陰帯島根県奥出雲町に産する阿毘縁花崗閃緑岩は,普通角閃石黒雲母花崗閃緑岩で構成され,北部で横田花崗岩体(黒雲母花崗岩)と,南部で竜駒花崗岩体(黒雲母花崗閃緑岩)と接する.野外調査によりこれらが同時期に活動したことが明らかとなった.阿毘縁岩体のRb–Sr全岩年代は60.5 ± 6.3 Ma(SrI = 0.7053)で横田岩体の既報年代(約59.6 Ma: SrI = 0.7048)と近似し,野外調査...

    DOI Web Site Web Site 参考文献39件

  • 生態系エンジニアとしてのホソウミニナの役割

    東 和之, 大田 直友, 河井 崇, 山本 龍兵, 橋本 温, 石田 達憲, 山中 亮一, 上月 康則 土木学会論文集B3(海洋開発) 69 (2), I_1114-I_1119, 2013

    ホソウミニナが提供する生態系機能と,取り巻く生物との種間関係を明らかにするために,ホソウミニナ,ユビナガホンヤドカリおよび底生珪藻に着目して,野外観察・実験を行った.既存干潟の77.5%のユビナガホンヤドカリはホソウミニナの貝殻を利用していた.ホソウミニナとユビナガホンヤドカリ,それぞれ単独では底生珪藻の密度を低下させたが,両種を混在させると底生珪藻の密度低下が緩和された.ホソウミニナは生態系エ…

    DOI 参考文献9件

  • 山陰帯島根県尾原に分布する混成岩および優白質花崗岩の火成活動

    藥師寺 亜衣, 亀井 淳志, 柴田 知之 地質学雑誌 118 (1), 20-38, 2012-01-15

    山陰帯には塩基性~中性岩のミングリングで形成した混成岩と呼ばれる岩体が散在し,優白質花崗岩を伴いつつMo鉱床や砂鉄鉱床を形成することがある.本研究では,島根県尾原の混成岩地域について詳細な地質学的・岩石学的検討を行い,Rb-Sr全岩年代測定を試みた.その結果,石英閃緑岩とトーナル岩とが大規模な混成岩を形成し,これに約61 …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献34件

  • 希少種ルイスハンミョウを対象とした海浜ミチゲーションと官学民協働による維持管理の重要性

    渡辺 雅子, 大塚 弘之, 上月 康則, 大田 直友, 河井 崇, 萬宮 竜典, 岡田 直也, 中野 晋 土木学会論文集B3(海洋開発) 68 (2), I_1233-I_1237, 2012

    希少種ルイスハンミョウの生息環境を代償する目的で,徳島県沖洲に人工海浜が造成された.ルイスハンミョウは海浜生態系の高次捕食者であるため,生息場所の物理的環境条件の模倣だけでなく,餌生物を含む海浜の食物連鎖の再現も目標とされた.人工海浜の概成後,2007-2010年におけるルイスハンミョウ出現数は年々増加しており,本ミチゲーション事業はその目的を達成したといえる.一方,希少種の保全と海浜の利活用を…

    DOI 被引用文献5件 参考文献3件

  • 山陰帯島根県高田に分布する花崗岩類の地質学的研究

    岩田 智加, 亀井 淳志 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 186-, 2012

    西南日本山陰帯の島根県奥出雲町高田周辺の地質調査を行い,深成岩類の地質学的・岩石学的特徴を記載した.その結果,この岩体が大きく角閃石黒雲母トーナル岩と角閃石黒雲母花崗閃緑岩に区分できることが明らかとなった.前者は岩相的に60Ma以降に活動した尾原トーナル岩(薬師寺ほか,2012)に対比できる可能性が高い.一方,後者はその南に分布する横田岩体(59.6Ma:西田ほか,2005)と漸移することから,…

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  • 人工干潟と自然干潟におけるマクロベントス相の比較

    東 和之, 大田 直友, 河井 崇, 山本 龍兵, 丸岡 篤史, 橋本 温, 上月 康則 土木学会論文集B3(海洋開発) 68 (2), I_1091-I_1096, 2012

    代償措置として創出された人工干潟と模倣した自然干潟においてマクロベントスの定量調査を行い,干潟中下部生態系を再現できているかを検討した.マクロベントスの個体数は,自然干潟の方が人工干潟を大きく上回っており,種数についても自然干潟の方が多い傾向であった.干潟へ流入してくる栄養塩や底生珪藻量も自然干潟の方が高く,自然干潟の豊富な生物量はこれらの栄養塩や一次生産に支えられているようであった.両干潟の決…

    DOI 参考文献3件

  • 水理観測と同位体分析に基づく干潟底質細粒画分の動態解析-沖縄県大浦川河口における事例-

    宮平 譲, 坂巻 隆史 土木学会論文集G(環境) 67 (2), 69-77, 2011

    大浦川河口干潟での調査から,底質含泥率と直上流速の関係を定量化した.その結果,含泥率と流速15cm/s以上の観測頻度の間に明確な負の関係がみられ,特に頻度が0.11~0.12以下の地点ではそれ以上の地点に比べ含泥率が顕著に高かった.放射性同位体<sup>7</sup>Beの分析では,表層底質中の細粒画分の平均滞留時間が非粘着性砂質,粘着性砂泥質,粘着性泥質を代表する3地点でそれぞれ36日,131…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 帯島嶼パラオ共和国における祭祀にまつわる植物利用と空間構成に関する研究

    野口 翠, 飯田 晶子, 大澤 啓志, 石川 幹子 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2011 (0), 129-129, 2011

    熱帯地域における農地と林地の混在した伝統的土地利用であるアグロフォレストリーが、持続的土地利用の一形態として注目されて久しく、その維持管理にあたっては、空間秩序を成立させる文化的背景に着目する必要がいわれている。パラオ共和国のアグロフォレストリーのうち、生活と密接に結びついて形成されてきた「家周りの園芸空間」に着目し、植物の利用と空間構成を調査した結果、そこが生や死にまつわる祭祀の舞台であること…

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  • 沖縄の海洋生物資源による癌治療の可能性

    石川 千恵 日本トキシコロジー学会学術年会 37 (0), 19-19, 2010

    亜熱帯沖縄では,本土にはない天然資源が豊富に入手できる。特に広大な海域を有するため,海洋生物(マリンバイオ)資源の有効利用 は重要である。海洋生物を取り巻く自然環境は,まだ開発が進んでおらず,多様性に溢れている。新しい医薬品の源泉は,陸上では枯 渇してきており,次世代医薬品のヒット作を狙うハンター達は次々と海に飛び込んでいる現況がある。沖縄には風土病とも言える白血 …

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  • 山陰帯島根県尾原地域に分布する深成岩類の地質と同位体年代

    亀井 淳志, 藥師寺 亜衣, 柴田 知之 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 194-194, 2010

    島根県奥出雲町尾原周辺には石英閃緑岩とトーナル岩とがミングリングした混成岩が広く分布し,優白質花崗岩がこれに伴う.本研究では,混成岩および優白質花崗岩の詳細な地質調査を行い,岩石記載,岩石化学分析,およびRb-Sr全岩年代測定を実施した.

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  • 琉球列島におけるジオパークの可能性

    尾方 隆幸 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 171-171, 2009

    ...<BR>  琉球列島の自然景観にジオパークとしての価値があることは疑いようがなく,これまでの日本のジオパーク活動に琉球列島を欠いていたことは大きな問題である.琉球列島の貴重な自然景観を適切に保全する上でも,ジオパーク活動の意義は大きい.世界的にみても,亜熱帯島嶼圏ではまだジオパークが設立されていない.太平洋島嶼地域にジオパークを広げる核として琉球列島を位置づけることも,われわれに課された責務と言えよう...

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  • 石垣島轟川流域の土地利用と河川水質特性

    飯泉 佳子, 大澤 和敏, 中西 康博, 下田 徹 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 144-144, 2008

    ...はじめに<BR>  熱帯・亜熱帯島嶼地域では、農地からの土壌流出や施肥や家畜糞尿等に起因する栄養塩類の流出により、河川水や地下水、沿岸海域の水質汚濁が問題となっている。本研究の目的は、沖縄県石垣島の農地河川流域である轟川流域を対象に、流域土地利用と河川水質の特徴を明らかにすることである。 <BR><BR> 2....

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  • 亜熱帯島嶼西表島における河川水の水質形成

    江里口 和隆, 高嶋 温子, 栗崎 弘輔, 能登 征美, 廣瀬 孝, 井倉 洋二, 高相 徳志郎, 吉村 和久 日本地球化学会年会要旨集 55 (0), 276-276, 2008

    沖縄県西表島の河川について、化学組成分析と炭素同位体比分析から水質形成メカニズムと炭酸水素イオンの起源の解明を行った。島内河川の水質は、海塩と化学風化の寄与により形成されており、酸性雨に対する緩衝能である炭酸水素イオンの起源は島内にわずかにしか存在しない石灰質砂岩であることが分かった。

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  • 亜熱帯島嶼における窒素の地下水への流出と制御

    中西 康博 土壌の物理性 102 (0), 31-38, 2006

    湿潤亜熱帯石灰岩島嶼(わが国南西諸島の低島)における,地下水窒素汚染の発生機構と対策•制御についての研究成果を示すと共に,同地域における地下水水質保全の社会的意義について考察した。主として①地形•地質的な特性と地下水の涵養機構,②農業に由来する硝酸態窒素の地下水への負荷に関する原理的機構,③沖縄県宮古島,多良間島,沖縄島南部および鹿児島県喜界島の地下水硝酸態窒素濃度モニタリング結果,④地下水に含…

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  • アマミキヨ [No.1全ページ]

    - アマミキヨ : 琉球大学21世紀COEプログラムサンゴ礁島嶼系の生物多様性の総合解析 : newsletter (1) 1-15, 2005-07

    ...琉球列島の生物学の新たなスタート / 研究紹介「サンゴ礁から深海へ」 / COE研究員の研究紹介 - サンゴ礁と褐虫藻の共生関係の多様性 , 琉球諸島周辺の異尾甲殻類に関する分類学的研究 , 海草藻場の存在がサンゴ礁魚類の多様性に果たす役割 , 亜熱帯島嶼域におけるサンゴ礁生物群集代謝量の変遷と動態解析 / 2004年度に開催されたセミナーとシンポジウム / 第1回COEポスドク研究員合宿研修会報告...

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  • 亜熱帯島嶼(西表島)における物質収支の研究(1)

    高嶋 温子, 栗崎 弘輔, 宮崎 貴史, 吉村 和久, 井倉 洋二, 高相 徳志郎, 中野 孝教 日本地球化学会年会要旨集 52 (0), 295-295, 2005

    西表島における酸性降下物フラックス見積りのための調査を行った。2005年1月から5月までの雨水のpH は3.76から5.49の範囲にあり、平均するとpH 4.47の雨が降っていた。この影響は河川水にも顕著に現れており、岩石の化学風化により溶出してくる陽イオンに対して炭酸水素イオンと非海塩由来硫酸の和が当量関係を示した。また、雨水中の硫酸イオンの中で非海塩由来の硫酸が占める割合は80 …

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  • 南西諸島における地質構成と地震動特性について

    松島 良成, 矢吹 哲哉, 有住 康則 土木学会論文集 2005 (794), 794_301-794_306, 2005

    ...南西諸島に位置する沖縄県は, 亜熱帯島嶼地域に属しており, その特有な地形・地質特性と地震動特性の関係を把握し, それを適正に評価することは, 地震災害を最小限に抑える上で非常に重要である....

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  • 琉球列島のハゼ亜目の群集形成過程

    向井 貴彦 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 29-29, 2005

    ...琉球列島は日本列島南西部に連なる亜熱帯島嶼であり,発達したマングローブ林やその周辺の干潟・流入河川に多種多様な汽水魚が分布している.特に,小型の底性魚類であるハゼ亜目魚類の種数は多く,塩分・底質などの細かな違いを利用して各種が棲み分けている.こうしたハゼ亜目魚類の中には日本列島と琉球列島の間で地理的に分化しているものがいくつも知られており,色斑などの違いから日本列島と琉球列島の個体群が別種とされていたり...

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  • 亜熱帯島嶼域の森林生態系に流入する大気降下物に関する研究

    崎濱 秀明, 渡久山 章 日本地球化学会年会要旨集 52 (0), 113-113, 2005

    森林生態系への物質流入量および捕集能を見積もるため、琉球大学および同大学都市演習林において2004年11月から降水とエアロゾルを同時に採集した。分析は、降水およびエアロゾル試料について主要陽・陰イオン、重金属(Al, Cd, Cu, Fe, Mn, Znなど)について行った。その結果、_丸1_森林が浮遊物質を捕集するため、森林大気における化学物質の種類や濃度は森林外のそれと大きく異なることが明ら…

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  • 亜熱帯島嶼地域における微地形を考慮した地震動特性評価について

    松島 良成, 矢吹 哲哉, 有住 康則 土木学会論文集 2001 (689), 251-260, 2001-10-21

    ...しかし, 沖縄県のような亜熱帯島嶼地域特有の微地形および地質層序を考慮する必要がある場合には, 従来利用されてきた手法の妥当性の検討が必要と考えられる. そこで, 本研究は, 沖縄県を例にして, 亜熱帯島嶼地域の地形地盤特性を示し, その地形地盤特性と地震動特性の関係について検討する. また, 以上のことを踏まえて, 現行の地形地盤特性および地震動特性の推定手法の評価を行う....

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  • 若莢用インゲンマメ新品種「ハイブシ」の育成

    NAKANO Hiroshi, MOMONOKI Tokuhiro, MIYASHIGE Toshikazu, OTSUKA Hiroo, HANADA Toshio, SUGIMOTO Akira, NAKAGAWA Hitoshi, MATSUOKA Makoto, TERAUCHI Takayoshi, KOBAYASHI Makoto, OSHIRO Masaichi, YASUDA Keiji, VANICHWATTANARUMRUK Nirat, CHOTECHUEN Somsong, BOONMALISON Decha JIRCAS Journal 5 1-12, 1997-11-01

    Snap bean is a heat-sensitive crop. In order to develop heat tolerant snap bean varieties, snap bean germplasm accessions were introduced from tropical countries. A total of 323 breeding lines …

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  • 亜熱帯島嶼の集落立地と生活様式

    大城 直樹 人文地理 42 (3), 220-238, 1990

    This study aims at presenting some concrete features of Kohama, a Ryukyuan traditional settlement, in order to illustrate“Personality”of place, which may be considered as the whole dynamic relation …

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 豊川の歴史

    山本 廣次 日本土木史研究発表会論文集 3 (0), 8-15, 1983

    ...中央構造線は、天竜川を平行に南下し、渥美帯島から西に九州まで延びております。豊川は、その構造線にそって、愛知県東部を流れる流域面積721<I>km<SUP>2</SUP></I>の一級河川である。洪積世時代に、基盤の第三紀層を貫いて鳳来寺山が噴出し、付近一帯が1000m級の準平原を構成した。...

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  • 亜熱帯・温帯境界域としての島おこし課題 -与論における地域特性の再発見と地域振興-

    長嶋, 俊介 南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers 42 102-110,

    ...亜熱帯島嶼・亜温帯島嶼との比較島嶼学的考察で、地域戦略(観光・環境・文化振興)の基本構造を捉えた。「道の島々」復活は、那覇ルート・鹿児島ルート・奄美大島ルート集客ルートいずれにも有効な戦略である。環境・文化面でも、真亜熱帯への入り口地域性と、里海・里山復活、本物志向の見直しが求められる。与論では先導的情報革命が始まっており、共治活動は生活環境5領域を網羅しており、レベルは薩南島嶼の中でも高い。...

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