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検索結果 44 件

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  • <論文>日本の元号・歴史意識とキリスト教

    平山 朝治 国際日本研究 12 1-22, 2020-02

    日本で途切れることなく定められるようになった最初の元号である大宝は首皇子(後の聖武天皇)誕生に因んだものと思われ、中国の建元が漢の武帝即位を基準とするのとは異なり、キリスト受肉紀元 AD の影響があるのではないかという仮説を立てて検証を試みる。AD は641年には東シリア教会キリスト教とともに唐に伝わっており、久米邦武は聖徳太子伝にキリスト伝の影響があるとし、 7 …

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  • <論文>日本国憲法の平和主義と、安全保障戦略

    平山 朝治 国際日本研究 7 1-25, 2015-03-02

    憲法第9条第2項は、集団安全保障が完全に有効であることを条件として強制力を発揮するプログラム規定であるというのが、その立法趣旨である。このことは、マッカーサーの意図に基づくGHQ草案形成プロセス、議会における吉田首相の答弁や芦田修正の経緯からわかる。残念ながら、冷戦の激化とともにその条件は完全に失われ、立法趣旨も隠蔽された。立法趣旨に適った法理を最初に提唱したのも、後にやむをえず封印したのも、宮…

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  • 母性社会論の脱構築

    平山 朝治 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 24 125-145, 2002-02-28

    古沢平作が、エディプス・コンプレックスという父性原理によって特色づけられる西洋諸国民と日本人を対照するために、阿闍世コンプレックスという母性原理を定式化して以来、河合隼雄らによって、日本は母性社会であるとしばしば主張されてきた。しかし仏典における本来の阿闍世物語は父性的でエディプス物語と極めて似たものである。古沢が阿闍世物語を母性的なものとして解釈した理由は、阿闍世コンプレックスに関する自分の論…

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  • <フォーラム>日本型組織をめぐる諸問題(その2) : 平山朝治氏の批判に応えて

    笠谷 和比古 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 12 73-88, 1995-06-30

    ...本稿は、拙著『士(サムライ)の思想』において論述した日本型組織の源流と、同組織の機能特性をめぐる諸問題について、平山朝治氏から提示された再批判に対する再度の応答である。今回の論争の争点は、一、日本型組織を分析、研究するに際しての方法論上の問題。ここでは平山氏の解釈学的方法に対して実証主義歴史学の立場から、学の認識における「客観性」の性格を論じている。...

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  • <フォーラム>日本型組織をめぐる諸問題 : 平山朝治氏の批判に応えて

    笠谷 和比古 日本研究 11 165-182, 1994-09-30

    ...これに対して平山朝治氏は批判論文を発表された。その批判論点は、日本社会におけるイエの形成のあり方、中世の在地領主ないし武士の自立性の根拠、イエモト型組織と多元的で流動的なネットワーク型組織との関係、土地や農村の文化ではなく日本における成熟した都市文明の伝統、等々に関わるものである。本稿は平山論文への反論であり、右の諸問題についての著者の見解の根拠を明示している。...

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