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平畑 光一 日本内科学会雑誌 111 (11), 2239-2244, 2022-11-10

<p>COVID-19後に様々な症状が遷延することがあり，Long COVID（コロナ後遺症，新型コロナ罹患後症状）と呼ばれている．SARS-CoV-2感染者の4～40％程度で発症すると報告されているが，症状が多彩であり，一般的な検査では異常があまり見られないことも多く，診断・治療に苦慮されている先生方も多いのではないかと考える．本稿では，症状及びその生活への影響，現在までに分かっている病態，そ…

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掛村 忠義, 根本 夕夏子, 藤沼 澄夫, 佐藤 浩一郎, 太田 昭彦, 飯田 努, 伊藤 紗代, 平畑 光一, 鴫山 文子, 古畑 司, 横内 幸, 前谷 容 胃と腸 43 (6), 929-938, 2008-05-25

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藤沼 澄夫, 掛村 忠義, 佐藤 浩一郎, 飯田 努, 三枝 善伯, 平畑 光一, 鴫山 文子, 古畑 司, 前谷 容 日本消化器内視鏡学会雑誌 50 (12), 3010-3018, 2008

Mucosal prolapse syndrome (MPS) is thought to occur because of chronic mechanical stimulation, and is often recognized in prolapsing colostomies or prolapsing hemorrhoid at the site of the rectum. …

DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献28件

平畑 光一, 掛村 忠義, 阿部 剛, 根本 夕夏子, 飯田 努, 藤沼 澄夫, 佐藤 浩一郎, 伊藤 紗代, 鴫山 文子, 古畑 司, 前谷 容 Progress of Digestive Endoscopy 72 (2), 110-111, 2008

症例は72歳の男性。血便のため施行した大腸内視鏡で直腸下部に径15mmの直腸カルチノイドを認めた。内視鏡的3次元超音波断層法（3D EUS）を併用し，超音波画像下に腫瘍直下に生理食塩水を十分注入し，腫瘍直下の粘膜下層の付着と，腫瘍の固有筋層からの挙上を確認後，一方のスコープ先端に装着した広口斜径ソフトフードで吸引，他方のスコープを通じワイヤースネアで絞扼，摘除し，病理組織学的に完全摘除を確認した。

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鴫山 文子, 藤沼 澄夫, 飯田 努, 伊藤 紗代, 平畑 光一, 根本 夕夏子, 佐藤 浩一郎, 富永 健司, 須田 浩章, 掛村 忠義, 横内 幸, 前谷 容 Progress of Digestive Endoscopy 72 (2), 96-97, 2008

症例は81歳女性。平成19年6月血性下痢の為入院した。大腸内視鏡では上行結腸に全周性の発赤，びらん，浮腫が著明で，横行結腸右側に縦走性びらんを認めた。上行結腸で大腸内視鏡下散布洗浄液培養を行い病原性大腸菌O157が検出された。LVFXで治療後の便培養で病原性大腸菌O25が検出され，O157，O25の混合感染と考えられた。2種類の病原性大腸菌の混合感染は稀であり報告した。

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平畑 光一, 藤沼 澄夫, 掛村 忠義, 須田 浩晃, 佐藤 浩一郎, 富永 健司, 根本 夕夏子, 伊藤 紗代, 三枝 善伯, 前谷 容 Progress of Digestive Endoscopy 70 (2), 94-95, 2007

症例は67歳男性。パーキンソン病に伴う経口摂取困難のため，胃瘻造設依頼された。上部消化管内視鏡で十二指腸下行脚に発赤・潰瘍と一部に出血を認めた。同部からの生検で粘膜固有層にうっ血・浮腫があり，粘膜下層に出血巣も認められたため，内視鏡的所見と考え合わせて虚血性の変化と考えられた。その後，絶食・制酸剤の投与による改善，食物負荷による増悪を繰り返した。虚血性十二指腸炎は稀であり，文献的考察を加え報告し…

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伊藤 紗代, 藤沼 澄夫, 掛村 忠義, 須田 浩晃, 佐藤 浩一郎, 富永 健司, 根本 夕夏子, 平畑 光一, 三枝 善伯, 大原関 利章, 高橋 啓, 前谷 容 Progress of Digestive Endoscopy 70 (2), 84-85, 2007

症例は54歳女性。胃内視鏡で胃体中部前壁に有茎性の粘膜下腫瘍をみとめ，内視鏡的超音波断層法で内部に隔壁をもつ第3層内低エコー腫瘤として描出された。20×15×15mm大の摘出標本は，病理組織学的に粘膜下層に嚢胞状拡張した腺管群と，粘膜筋板の欠損を通じた異所腺と粘膜固有腺の連続所見をみとめ，submucosal heterotopia of gastric glands（胃粘膜下異所腺）と診断した。

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須田 浩晃, 伊藤 紗代, 三枝 善伯, 平畑 光一, 根本 夕夏子, 佐藤 浩一郎, 掛村 忠義, 藤沼 澄夫, 酒井 義浩, 高橋 啓 日本消化器病学会雑誌 104 (4), 579-583, 2007

症例は23歳女性．上気道炎後に発熱が続き，右下腹部に鶏卵大の腫瘤が触知され入院した．腹部超音波，CT, MRIでは右腸腰筋前面に6cm大の内部に壊死巣をともなう病変で，経皮針生検で組織球性壊死性リンパ節炎と診断された．組織球性壊死性リンパ節炎は上気道炎症状後に頚部を中心にリンパ節腫脹が出現するが，本症例は腹部に限局した腫瘤として出現し，経皮生検で診断しえたまれな症例であった．<br>

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三枝 善伯, 伊藤 紗代, 平畑 光一, 阿部 剛, 富永 健司, 佐藤 浩一郎, 須田 浩晃, 掛村 忠義, 藤沼 澄夫, 酒井 義浩 Progress of Digestive Endoscopy 68 (2), 138-139, 2006

69歳男性。味覚異常，下痢を主訴に来院。内視鏡では回盲弁の発赤浮腫，その対側に径55mm大の発赤した塊状病変を認めた。臨床症状，病理組織像よりCronkhite-Canada症候群と診断し，投薬開始。回盲弁は平坦化し，対側の隆起も縮小したため，内視鏡的に摘除し，非腫瘍性であった。CCSに大きな病変がある場合，悪性腫瘍の合併が多いが，非腫瘍性では治療にて縮小しうるため，質的評価が重要と思われた。

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三枝 善伯, 伊藤 紗代, 平畑 光一, 阿部 剛, 富永 健司, 佐藤 浩一郎, 須田 浩晃, 掛村 忠義, 藤沼 澄夫, 酒井 義浩, 高橋 啓 Progress of Digestive Endoscopy 69 (2), 104-105, 2006

72歳男性。前立腺癌治療中に便鮮血陽性があり受診。内視鏡では直腸下部に3分の1周性に粘膜下腫瘍様の隆起があり，表面は発赤していた。内視鏡的超音波断層像では前立腺から連続する腫瘍を認め，生検で前立腺癌の直腸浸潤と診断した。前立腺癌が直腸に浸潤する際，Denonvillier筋膜や筋層が防御壁となり，筋層下を全周性に浸潤することが多いが，本症例は，輪状狭窄を呈することなく，直接直腸粘膜へ浸潤している…

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平畑 光一, 伊藤 紗代, 三枝 善伯, 根本 夕夏子, 阿部 剛, 富永 健司, 佐藤 浩一郎, 須田 浩晃, 掛村 忠義, 吉田 光宏, 藤沼 澄夫, 酒井 義浩, 大原関 利章 Progress of Digestive Endoscopy 69 (2), 92-93, 2006

症例は72歳女性。貧血のため施行した上部消化管内視鏡で胃体部小彎に不整潰瘍を認め，生検で印環細胞癌と診断された。大腸内視鏡では脾曲部に全周性狭窄と，Ｓ状結腸に陥凹を伴う発赤隆起を3カ所認めた。内視鏡的超音波断層像で，Ｓ状結腸の病変は第3層までの腫瘤像が描出され，第4層が肥厚・連続していた。同部の生検で印環細胞癌が検出され，胃癌の転移と考えられた。胃癌の大腸転移は稀であり，文献的考察を加え報告した。

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伊藤 紗代, 三枝 善伯, 平畑 光一, 飯田 努, 根本 夕夏子, 阿部 剛, 掛村 忠義, 藤沼 澄夫, 酒井 義浩 Progress of Digestive Endoscopy 68 (2), 82-83, 2006

挿入部外径を15mmに細径化した試作3D直腸プローブ（XRU-75M-DP2，オリンパス社製）を用い臨床的有用性を検討した。シリコンチューブを装着することによって，プローブ表面の多重エコーを除くことができ，近距離分解能が向上した。臨床的に十分活用可能であり，直腸肛門部病変の診断に有用と考えられた。

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