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検索結果 25 件

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  • ボルボックス系列緑藻アストレフォメネに着目した多細胞形質の平行進化の研究

    山下 翔大 PLANT MORPHOLOGY 35 (1), 69-75, 2023

    ...<p>単細胞生物から多細胞生物への進化は生命の歴史の中で何度も独立に起こった現象であり,多くの系統で三次元的ボディプランや細胞分化も独立に獲得されている.多細胞性進化のモデル生物群であるボルボックス系列緑藻において,ボルボックス科とは独立に球状群体,非生殖細胞分化を獲得したアストレフォメネが知られていたが,ボルボックスやボルボックス科に比べてアストレフォメネの多細胞形質の詳細な研究はなく,平行進化に...

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  • 霊長類の腕渡り-その進化とヒト二足歩行能獲得への意義

    藤野 健 バイオメカニズム学会誌 44 (2), 77-83, 2020

    ...新旧両世界の霊長類には特異なロコモーションである腕渡り Br が観察され互いに平行進化を遂げたものと考えられるが,尻尾利用の有無,鉛直線に対する体幹角度の変動,頭部-胸郭-骨盤間の回転位相差の発生,後肢伸展度に違いが見られ た.Br を行う全ての霊長類が程度の差はあるものの必ず二足歩行性 Bp を示す.アカアシドゥクラングール並びにキンシコウは四足歩行性 Q 並びに体長軸回りの...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献8件

  • 日本産エリユスリカ亜科33属の遺伝的関係について

    河合, 幸一郎, 斉藤, 英俊, 阿武, 択磨 陸水學雜誌 78 (1), 45-50, 2017-01

    ...その結果,形態的に近縁な属が遺伝的にも近い傾向が窺える一方,形態的に同じグループに属する属でも遺伝的には遠い場合もあり,これは平行進化による収斂が起こった可能性を示唆する。さらに,本亜科の海域への進出は一度ではなかったことが示唆された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • クモザル腕渡り動作の起源-ホエザルは初期モデルとなるか?

    藤野 健 霊長類研究 Supplement 33 (0), 58-59, 2017

    ...これは旧世界ザルの腕渡りとは独立し平行進化的に獲得された類似のロコモーションであるが,その成因を探ることは旧世界霊長類に観察される腕渡りの発生要因の解明にも繋がるものと考えられる。従来これに関する考察は乏しかったが,今回,同じクモザル科に属し四足歩行性を基本とするとされるホエザルの運動を観察する機会を得,若干の考察を試みた。...

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  • 新世界ザルの動作解析と形態から類人猿の特徴を探ってみる―特にロコモーションに着目して―

    菊池 泰弘, 藤野 健 霊長類研究 Supplement 33 (0), 15-15, 2017

    ...Callithrix jacchus)における肩甲挙筋,,菱形筋,,腹側鋸筋の支配神経について</p><p>江村健児(姫路獨協大・医療保健)</p><p>3.生理学的筋横断面積からみたクモザルと類人猿の後肢特徴</p><p>近藤 健・菊池泰弘(佐賀大・医)</p><p>4.アカテタマリンの胸腰部固有背筋の筋束構成と筋構築</p><p>小島龍平(埼玉医科大・保健医療)</p><p>5.新旧世界に於けるぶら下がり移動の平行進化...

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  • 日本産エリユスリカ亜科33属の遺伝的関係について

    河合 幸一郎, 斉藤 英俊, 阿武 択磨 陸水学雑誌 78 (1), 45-50, 2016

    ...その結果,形態的に近縁な属が遺伝的にも近い傾向が窺える一方,形態的に同じグループに属する属でも遺伝的には遠い場合もあり,これは平行進化による収斂が起こった可能性を示唆する。さらに,本亜科の海域への進出は一度ではなかったことが示唆された。</p>...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 大型類人猿とヒトにおける胎児期を含めた骨格の比較発生研究

    中務 真人, 森本 直記, 山田 重人, 荻原 直道 霊長類研究 Supplement 30 (0), 44-45, 2014

    ...この点は、そうした類似性が平行進化の産物であることを示唆するように見えるが、共通祖先由来の相同特徴を基本に、各系統で若干の進化的修正が加わった可能性も除外できない。これまでの研究は、この問題を解決できなかった。そこで、われわれは骨格特徴の相同性を発生過程から分析する計画をたてた。...

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  • 平行進化する基質特異性

    小埜 栄一郎, 堀川 学, 中山 亨 化学と生物 50 (1), 16-22, 2012

    自然界は多様な植物二次代謝産物で溢れているが,それらの多くは糖が付加された配糖体として蓄積されている.配糖体化は反応性の高いアグリコンを安定化し,代謝物の細胞内輸送や貯蔵を司る重要な反応である.その配糖体化反応を触媒するUDP糖依存型配糖体化酵素の機能解析を通じて明らかになってきた酵素機能の可塑性と二次代謝産物の構造多様性について解説する.

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献28件

  • SSUおよびLSU rDNA塩基配列の分子系統解析に基づく細胞性粘菌<I>Polysphondylium pallidum</I>–<I>P</I>. <I>album</I>群の形態進化

    川上 新一, 橋本 哲男 日本菌学会大会講演要旨集 53 (0), 58-58, 2009

    ...2006)の系統樹よりも解像度の高い系統樹が得られた.この結果とLSU rDNA D1/D2領域の系統解析の結果を踏まえて,以下のように考察した.1)パターンの限られた形態進化の過程で,原則的に形態の複雑化が生じている(一部において,二次的に単純化も起こっている)2)輪生枝指数および節数の増加,先端セグメントが極端に長くなる現象が本系統群内の別々のクレイドで認められたことから,これらの現象は本種群内で平行進化...

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  • イグサ属植物における単面葉の発生進化機構の解明

    山口 貴大, 塚谷 裕一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0179-0179, 2008

    ...単面葉とは,一般的な葉(両面葉)の背軸面に相当する組織だけで葉身が構成される,背腹性を持たない葉のことであり,このような葉を持つ植物は,単子葉植物で何度も繰り返し進化している.この単面葉は,単子葉植物における葉の極性決定の遺伝的機構,そして,生物の進化過程における平行進化の分子機構を解明するために,独自の優れた材料であると考えられる....

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  • プロジェクトN:ケニア後期中新世の古人類学的調査

    中務 真人, 國松 豊, 辻川 寛, 酒井 哲弥, 實吉 玄貴, 田中 里志, 沢田 順弘 霊長類研究 Supplement 20 (0), 39-39, 2004

    ...チンパンジー、ゴリラの地上性とナックルウォークは平行進化した。人類は地上に降りると同時に二足歩行に進化した。2)三者の人類の最後の共通祖先は地上性のナックルウォーカーだった。人類はその後、二足性に進化した。ナカリ地域での発掘はこの問題に答える証拠を見つけることを目指しているが、発表では現在利用できる資料からこの問題について議論を行う。...

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  • 未知なるTiradelphe schneideriのオス : 蝶のジクソーパズルにおける失われた一片

    VANE-WRIGHT R. I., BOPPRE Michael 蝶と蛾 41 (3), 193-199, 1990

    ...複雑な雄発香器官のシステム(androconial system)[ヘアーペンシルや性斑]を含む,いくつかの顕著な特殊化のことを意味する.マダラチヨウ族においては,大部分の種の雄発香器官は,求愛時に「媚薬」として用いられる「フェロモン移送粒子」(PTPs)を生成する.この「フェロモン移送粒子」は,属が異なれば,とくにDanausとTirumalaの間では,まったく異なった方法で生成され,この粒子が平行進化...

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  • モグリウミツバメとウミスズメの平行進化の形態,解剖学的分析

    黒田 長久 山階鳥類研究所研究報告 5 (2), 111-137, 1967

    モグリウミツバメ(<i>Pelecanoides</i>)は翼の長い飛翔型のミズナギドリ目のなかで,外形上は小型ウミスズメに極めて似た翼の小さい潜水型に進化した。ウミスズメ(<i>Synthliboramphus</i>)と外部形態,翼型,翼面積など比較すると一般的類似のなかで,やはり飛翔型由来を反映する測定比例がみられる。一方翼で潜水する適応として初列部の自由な回転(プロペラ効果)など平行的適…

    DOI 被引用文献2件

  • Mentha Gattefossei Maireの精油

    藤田 安二, 藤田 真一 日本化學雜誌 87 (6), 616-618,A33, 1966

    ...<BR> このことは比較生化学の立場から見てきわめて重要なことで,化学成分の平行進化を示すとともに,また明らかに属の特徴をも示すものである。...

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