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検索結果 692 件

  • 精神疾患の親をもつ子どもに関する研究の動向と課題

    岩根, 由佳, 平野, 真理 お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要 25 147-156, 2024-03-01

    精神疾患の親をもつ子どもは親の精神疾患の影響を受け,ケアの自覚なく感情的なケアを担うことも多い。ヤングケアラーと称される子どもに当てはまる場合もあるが,背景や困難はそれぞれに異なっている。そこで本稿では,精神疾患の親をもつ子どもを対象とした調査研究のレビューを行い,日本における研究の動向と課題を検討した。抽出された15 …

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  • 国外における雨中人物画テストの実証的研究の動向

    廣田, 愛海, 平野, 真理 お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要 25 59-69, 2024-03-01

    個人のストレス状況下における防衛能力や自己イメージを測定する雨中人物画テストは,日本に導入されて以来,様々な臨床現場において知見が蓄積されてきたが,描画を解釈するための客観的な指標は未だ確立されていない。そこで本稿では,国外で実施された雨中人物画に関する知見を概観するため,国外研究のレビューを行い,今後の日本での活用の課題と展望について検討した。最終的に抽出された17 …

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  • 日本における「雨」イメージの検討:雨中人物画の解釈にむけた地域差・性差・精神的健康による比較

    廣田, 愛海, 平野, 真理 お茶の水女子大学心理臨床相談センター紀要 24 107-118, 2023-03-01

    雨中人物画は,個人のストレス状況下における防衛能力や自己イメージを測定する投影描画テストである(Hammer,1958)。雨中人物画においてストレスの象徴とされる「雨」は,地域によってイメージが異なる雨中人物画の「雨」描画の理解を目指し,日本の11 地域,性別,精神的健康度において「雨」をどのように捉えているのかを調査した。その結果,雨のイメージは[ネガティブイメージ][ポジティブイメージ][ニ…

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  • 非認知能力

    小塩 真司, 中谷 素之, 西山 久子, 川本 哲也, 平野 真理, 遠藤 利彦 日本教育心理学会総会発表論文集 65 (0), 32-33, 2023

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  • フードツーリズム計画作成支援システム

    平野, 真誠, 山本, 佳世子 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 919-920, 2022-02-17

    従来の観光、旅行においての飲食は、あくまで副次的な要素に過ぎず主体となることは少なかった。しかし、旅行先での飲食を目的とする旅行形態であるフードツーリズムというものが日本で普及してきている。日本でフードツーリズムに関心を持つ国民は一定数おり、また地域特色の食文化を町おこしに利用する地域も数多く存在することから、フードツーリズムは地域活性化に効果があることが期待されている。 …

    情報処理学会

  • パーソナリティ研究の動向と今後の展望

    平野 真理 教育心理学年報 60 (0), 69-90, 2021-03-30

    <p> 本邦におけるここ数年のパーソナリティ研究の動向を2つの観点から概観した。第1に,ビッグ・ファイブを用いた研究を網羅的に概観し,それらの研究の領域的・国際的な拡がりを確認するとともに,それらの知見の適用に関する限界について言及した。第2に,敏感さやダークトライアドといった,病理や不適応と親和性の高いパーソナリティに関する研究を取り上げ,そうしたネガティブな特性のもつポジティブな側面に関する…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献124件

  • 日本人のレジリエンスと運動習慣の関連居住地域を考慮した階層線形モデル

    上野 雄己, 平野 真理, 小塩 真司 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PB-003-PB-003, 2021

    <p>本研究では日本人を対象に,居住地域の影響を考慮した,レジリエンスと運動習慣(1回30分以上の運動を週2回以上実施,1年以上継続;厚生労働省,2013, 2018)の関係を検討することを目的とした。分析データは,株式会社NTTデータ経営研究所より実施された「人間情報データベースFY18-02」であり,分析対象者は日本人13,072名(男性6,976 名,女性 …

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  • 女性観尺度短縮版の作成

    近藤 有美香, 平野 真理, 三浦 正江, 岡島 義 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PC-036-PC-036, 2021

    <p><b>問題と目的</b> 本研究は,現代の女性観を測定する女性観尺度短縮版を作成し,その因子構造と信頼性・妥当性の検討を目的とした。<b>方法</b> 男女計1,000名を対象に十分な倫理的配慮を行った上でWeb調査を実施した。調査項目は①発表者ら作成の女性観尺度原版93項目,②平等主義的性役割態度スケール短縮版(SESRA-A:鈴木,1994),③性差観スケール(SGC:伊藤,1997)…

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  • 現代における女性観と精神的健康の関係

    平野 真理, 近藤 有美香, 三浦 正江, 岡島 義 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PC-037-PC-037, 2021

    <p><b>問題と目的</b> 本研究は,現代の日本社会における女性観が,女性の精神的健康にどのように影響するか検討することを目的とした。<b>方法 </b>女性 1,000 名(大学生300 名,20-40 代の社会人700 名)を対象にWeb調査を実施し,①女性観尺度短縮版(近藤ほか,2021),②一般性自己効力感尺度(坂野・東條,1986),③本来感尺度(伊藤・小玉,2005),④ハーディ…

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  • 個人と集団活動を通したレジリエンス・プログラムの再検証

    上野 雄己, 平野 真理 教育心理学研究 68 (3), 322-331, 2020-09-30

    <p> 本研究では,上野・平野(2019)が開発した個人と集団活動の両者を含むレジリエンス・プログラムの再検証を行うことを目的とし,統制群を設定した非無作為化比較対照試験を実施した。調査対象者は大学生であり,レジリエンス・プログラム実施群(介入群)49名(男性16名,女性33名,平均年齢18.67歳,<i>SD</i>=0.75),未実施群(統制群)50名(男性17名,女性33名,平均年齢18…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献26件

  • 現代の青年期女子が抱く女性観とは(2)―新しい女性観尺度の妥当性の検討―

    三浦 正江, 近藤 有美香, 五十嵐 友里, 平野 真理, 井上 俊哉 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PB-023-PB-023, 2020-09-08

    <p>問題と目的 研究2では,研究1で作成した女性観尺度と従来の女性観に関する測定尺度との関連性を検討し,研究1で作成した尺度の妥当性を確認することを目的とした。</p><p>方 法 研究1と同様の対象者に倫理的配慮を行った上で,①研究1で作成した女性観尺度,②平等主義的性役割態度スケール短縮版(SESRA-S:鈴木,1994),③性差観スケール(SGC:伊藤,1997)を用いた無記名式の質問紙…

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  • 日本におけるHighly Sensitive Person(HSP)の研究動向

    飯村 周平, 矢野 康介, 高橋 亜希, 串崎 真志, 岐部 智恵子, 平野 真理 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), SS-035-SS-035, 2020-09-08

    <p>1990年代に感覚処理感受性(Aron & Aron, 1997)や差次感受性仮説(Belsky, 1997)に関する論文が発表されて以来,欧米をはじめ日本でもHighly Sensitive Person (HSP) やHighly Sensitive Child (HSC) への社会的関心が高くなっている。しかし,その社会的関心の高さに対して,HSP/HSCに関するエビデンスは十分に蓄…

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  • レジリエンスは「場」によって変わるか―異なる場の自分を想定した同一尺度への回答の比較―

    平野 真理 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PB-009-PB-009, 2020-09-08

    <p>尺度によって測定されるレジリエンスは,どのような状況においても一貫したパーソナリティ特性として測定されている。しかしながら,人は異なる場や異なる関係性の中で,異なるパーソナリティを示すことが多くの研究で指摘されている(e.g. 性格の一貫性論争:渡邊,1999;人格の二面性測定;森,1983)。そこで本研究では,20~40歳代の男女600名を対象に,異なる2つの場の「自分」を思い浮かべても…

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  • 現代の青年期女子が抱く女性観とは(1)―新しい女性観尺度の作成―

    近藤 有美香, 三浦 正江, 五十嵐 友里, 平野 真理, 井上 俊哉 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PB-022-PB-022, 2020-09-08

    <p>問題と目的 本研究は,青年期女子の女性観を測定する女性観尺度を作成し,その因子構造を検討することを目的とした。</p><p>方法 女性観尺度を作成するため,大学生・社会人計1,000名(女性600名,男性400名)を対象にweb調査を行い,19の刺激語に続く文章の記述を求めて得られた19,000記述について大学教員4名で検討し,93項目の女性観尺度原版を作成した。次に,女子大学に在籍する女…

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  • 保護者をめぐる「親」ディスコースの諸相―ミックスメソッドによる臨床心理学的検討―

    綾城 初穂, 平野 真理 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PD-077-PD-077, 2020-09-08

    <p>保護者支援においては,親自身の内的心理だけでなく,親が自他を評価する際の社会文化的文脈(ディスコース)に着目する必要もある。そこで本研究では,日本における「親」ディスコースを明らかにし,保護者支援を検討することを目的とする。小学校から専門学校・大学院生までの子どもを持つ400名の親(男女同数)に対し,「理想的な親」と「理想的ではない親」,及びそれぞれを意識する時について自由記述で回答を求め…

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  • 日本語版青年前期用敏感性尺度(HSCS-A)の作成

    岐部 智恵子, 平野 真理 パーソナリティ研究 28 (2), 108-118, 2019-11-01

    <p>本研究の目的は日本語版青年前期用敏感性尺度(HSCS-A)を作成し,その信頼性と妥当性を検討することであった。本尺度の原版は感受性反応理論の枠組みに立脚し児童期から青年期の感覚処理感受性を測定するものとして開発されている。本研究では青年前期版作成を目的として中学1年生から高校1年生までの942名(女子44%,男子56%)を対象に研究を行った。探索的因子分析の結果,原版同様の易興奮性(EOE…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献30件

  • 個人と集団活動を通したレジリエンス・プログラムの効果検討

    上野 雄己, 平野 真理 日本ヘルスサポート学会年報 4 (0), 17-24, 2019

    <p>本研究では個人と集団活動の両者を含むレジリエンス・プログラムを構成し、その効果を検証することを目的とした。調査対象者は首都圏の大学に所属している学生であり、全てのプログラム(1回90 分の計4回)を受講した者を分析対象とした。Sample 1 は53 名(男性11 名、女性42 名、平均年齢18.66 歳、<i>SD</i>=0.73)、Sample 2 は55 名(男性14 …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 乳酸菌による歯周病原性菌<i>Porphyromonas gingivalis</i>に対する殺菌作用について

    平野 真澄, 岡 俊哉, 三上 正人, 今井 あかね 日本口腔保健学雑誌 9 (1), 10-17, 2019

    <p> 歯周病は口腔内の病原性菌の感染によって引き起こされる疾患で,<i>Porphyromonas gingivalis</i>(<i>P. gingivalis</i>)は慢性歯周炎の主な原因である.現在その予防には,歯ブラシや抗菌剤などによるプラークコントロールが用いられているが,その他に近年,プロバイオティクスと呼ばれる有用微生物を用いた感染予防が注目されている.そこで本研究では,プロバ…

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  • エンドサイトーシス受容体メガリンとリガンドとの相互作用:糖鎖修飾の効果

    平野 真 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 30 (176), J131-J136, 2018-09-25

    <p>細胞の生存には、細胞膜を横切り、細胞の外側から物質を取り込む過程が必須である。受容体介在型エンドサイトーシスは、栄養成分やビタミンの取り込みと、それに続く分解やプロセシングに重要な役割を果たす。メガリンは多様なリガンドを取り込むエンドサイトーシス受容体であり、細胞表面で低分子量タンパク質を吸収する。メガリンは600 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献37件

  • 経口摂取増加を目指す当院NSTの活動

    植木, 明, 平野, 真美子, 林, 聡志, 長谷川, 優子, 由賀, 勝子, 森, 茂子, 小野, 勝, 細川, 真弥, 大西, ゆりあ, 近藤, 有里子, 馬場, 遼, 和田, 英美子, 山本, 耕治郎, 宇山, 広美, 玉置, 信行, 吉波, 尚美 京都市立病院紀要 38 (1), 12-16, 2018-09-15

    type:Article

    機関リポジトリ 医中誌

  • 地域経営学のフレームワーク -経営学からの展開-

    平野 真 福知山公立大学研究紀要 (1) 89-125, 2018-03-31

    近年、政府の地方創生政策の科学的基礎となる地域経営に関する学問体系の整備がうたわれるようになっている。地域経営問題の顕在化は、1990 年代以降急速に進んだグローバル化の流れと対をなすものであり、人類が未だかつて経験したことのないような経済・金融・情報・人的資源・文化などの超流動化となって現れるグローバル化の流れの中で、世界の各地域の新しい枠組みづくりを支える科学的な体系の整備が急がれていること…

    機関リポジトリ

  • 投影法から見るレジリエンスの多様性

    平野 真理, 綾城 初穂, 能登 眸, 今泉 加奈江 質的心理学研究 17 (1), 43-64, 2018

    レジリエンスの個人差は,これまで主に自己評価式尺度による能力測定,あるいは,何らかの一義的な適応基準 (精神症状の有無等)によって判断されてきた。しかしながら,レジリエンス概念を通したより丁寧な支援と理解 を考えるならば,本人が意識せずに有しているレジリエンス能力や,個々人で異なる回復・適応状態の特徴を描き出せるような視点が必要であると考えられる。そこで本研究では,レジリエンスの個人差をより豊か…

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  • 代替食材を考慮した料理レシピ推薦システムの提案

    平野, 眞喜子, 植竹, 朋文 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 371-372, 2017-03-16

    毎日料理を作る人にとって、献立を決めることは困難な仕事の一つである。このような状況のもと、cookpadのような料理レシピを共有・検索できるサービスが提供されてきているが、家にある食材だけで調理するためには、代替や省略・追加できる食材についての知識と経験が必要となる。そこで本研究では、料理慣れしていない人でも、限られた食材で調理可能な料理レシピを推薦するシステムを提案する。ここでは、代替可能な同…

    情報処理学会

  • ディタッチト・マインドフルネスの促進を目的としたゲーム・アプリケーションの可能性の検討

    大上 真礼, 平野 真理, 山本 瑛美, 下山 晴彦 マインドフルネス研究 2 (1), 1-7, 2017

    近年,メンタルヘルスの問題に対してWebページを用いたマインドフルネス・トレーニングが有効であるという報告がなされてきている。また,伝統的なマインドフルネスよりも取り組みやすい実践方法としてディタッチト・マインドフルネス(detached mindfulness: DM)があり,不安やうつ傾向を軽減させる効果がみられている。本研究において筆者らは,より多くの人が手軽に楽しみながらDMの考え方に触…

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  • 大学生運動部員の心理的敏感さとバーンアウト傾向の関係における効果的なレジリエンスの検討

    上野 雄己, 平野 真理 スポーツ精神医学 13 (0), 16-28, 2016-08-22

    <p>本研究では、大学生運動部員の心理的敏感さとバーンアウト傾向の関係における効果的なレジリエンスを明らかにすることを目的とした。調査対象者は、大学の体育会運動部に所属する学生188名(男性33名、女性155名、平均年齢19.7歳、<i>SD</i>=1.2)であり、質問紙を用いた調査を行った。まず、心理的敏感さがバーンアウトを予測し、また運動部員のレジリエンスは心理的敏感さに関連するレジリエン…

    DOI Web Site 医中誌

  • パワーエレクトロニクス用SiCウェーハの高能率CMPプロセスの開発

    平野 真也, 河田 研治, 浅水 啓州, 加藤 智久 砥粒加工学会誌 60 (8), 454-459, 2016

    炭化ケイ素(SiC)は,高硬度かつ,化学的・熱的にも安定であるため,ウェーハ加工には多くの時間と高いコストを要する.とくに,加工の最終工程である化学機械研磨(CMP: Chemical Mechanical Polishing)においては,大幅な性能向上が求められている.我々は,基板との反応性を向上させた強酸化剤型スラリーを用い,かつ,高速回転が可能な研磨機を用いた評価により,Si面で10 …

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  • 成熟産業における技術開発と競争優位性獲得

    竹倉 徹, 平野 真, 田中 秀穂 映像情報メディア学会誌 69 (3), J133-J138, 2015

    本研究はスライドファスナー産業における産業発展と技術進化の過程を日米両国の代表的なメーカであるYKK社とTALON社の特許調査を通して考察したものである.具体的には,技術進化の過程で特許に二つの大きな波が存在し,第一の波はTALON社による産業発展の初期段階で,第二の波は産業が成熟期に達したYKK社によるものである.市場が成熟し技術による差別化が困難な状況下で,後発企業のYKK社が第二の波を起こ…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 単語の分散表現を用いた意見文クラスタリングに対する一考察

    平野 真理子, 榊 剛史, 小早川 健 Webインテリジェンスとインタラクション研究会 予稿集 7 (0), 48-49, 2015

    <p>意見文クラスタリングでは、意見の観点または評価の種類によって分類・まとめ上げをする方法が模索されてきたが、現実はその両方を取り扱って初めて意見全体の俯瞰を行うことが可能になる。また、文書クラスタリングとして最も王道な手法は、文書-単語行列を作成し、ベクトル空間上の類似度によりクラスタリングを行うものであるが、特徴量に単語を用いると、次元数が肥大するとともに、似た意味を持つ表層の異なる単語が…

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  • リハビリテーションサービスを受療した患者の満足度と運動に対する動機づけの関連性

    武田 知樹, 尾方 英二, 川江 章利, 大野 智之, 平野 真子 理学療法学Supplement 2013 (0), 0680-, 2014

    【はじめに,目的】患者中心の医療を推進する流れがますます強まる中,リハビリテーションの領域においても患者満足度(Patient Satisfaction)の研究が散見されるようになった。我々は第48回日本理学療法学術大会において,理学療法を含むリハビリテーションサービスを受療した患者88名を対象として患者満足度と運動に対する動機づけとの関連性について報告した。今回,骨関節疾患のリハビリ患者を対象…

    DOI 医中誌

  • YKKファスニング事業の変遷について : 製造業における国際化と現地化の視点から

    竹倉 徹, 平野 真 国際ビジネス研究 6 (2), 77-91, 2014

    一般的にイノベーションは先進国で起こり、先進国で市場を築いた製品は、その後、新興国にも普及していくと考えられている。新興国側では、技術のスピル・オーバーなどにより、安価な労働力を梃にやがて先進国に製品を輸出する立場となっていき、先進企業の競争優位性を脅かしたり、先進国の空洞化を進めたりするといわれる。実際、戦後間もないころ、技術力も低く、新興国であった日本の製造業はいつの間にか先進国であった米国…

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  • 健常高齢者の形態、機能、心理・社会的評価:Health Research Volunteer Studyの性差に関するサブ解析

    道場 信孝, 佐藤 淳子, 甲斐 なる美, 那須美 智子, 斉藤 幸子, 倉辻 明子, 平野 真澄, 赤峰 靖裕, 櫻井 由美, 土肥 豊, 日野原 重明 総合健診 40 (3), 390-398, 2013

    これまで高齢者の形態、機能、心理・社会的側面を網羅した性差に関する前向きコホート研究は見られない。本研究ではHealth Research Volunteer Studyのsub-analysisとしてこれらの問題を検討した。対象は全407例中これらの問題の解析に必要で、かつ適切な全てのデータを有する257例である(男性 …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • リハビリテーションに関する患者満足度と運動に対する動機付けの関連性

    武田 知樹, 大嶋 崇, 尾方 英二, 川江 章利, 大野 智之, 平野 真子 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100442-48100442, 2013

    【はじめに、目的】 医療分野においても患者中心の医療を推進する流れがますます強まる中,患者満足度(Patient Satisfaction)に関する研究も散見されるようになった. 医療機関において提供されている各種サービスの中でも,理学療法士や作業療法士等が行うリハビリテーションに関連するサービス(以下,リハサービス)は,患者自身の主体的参加が不可欠な点や,患者のモチベーションがそのまま治療効果…

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  • 地域における起業と地域共同体 : 高知における椎茸起業事例をもとに(社会人大学院生発表,23年度第3回研究会)

    今井 拓郎, 平野 真 映像情報メディア学会技術報告 36.2 (0), 25-30, 2012

    地方の自立は、逼迫する国家財政と長引く平成不況において、地方行政が取り組むべき重要な課題である。これまでの受動的姿勢から能動的活動へと地域活性化へ向け地域全体の意識改革を行うことが、地域格差の打開へと繋がるのである。一方、格差問題は、障害者など社会的弱者の経済的自立や保障問題にも顕在化している。従って、地域格差問題と、障害者保障の問題は、基本的には同質の問題提起を日本社会に投げかけているのである…

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  • 心理的敏感さに対するレジリエンスの緩衝効果の検討

    平野 真理 教育心理学研究 60 (4), 343-354, 2012

    本研究の目的は, 「生得的にストレスを感じやすい」というリスクを, レジリエンスによって後天的に補うことができるかを検討することであった。18歳以上の男女433名を対象に質問紙調査を行い, 心理的敏感さと, 資質的レジリエンス要因(持って生まれた気質の影響を受けやすい要因)・獲得的レジリエンス要因(後天的に身につけやすい要因)の関係を検討した。分散分析の結果, …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • 社会とのかかわりと認知症発症との関連性の研究

    矢内 悠里, 篠原 亮次, 杉澤 悠圭, 童 連, 田中 笑子, 森田 健太郎, 冨崎 悦子, 平野 真紀, 渡辺 多恵子, 恩田 陽子, 望月 由妃子, 難波 麻由美, 伊藤 澄雄, 安梅 勅江 日本保健福祉学会誌 18 (2), 21-28, 2012

    目的 65歳以上の地域在住高齢者に焦点を当て、社会とのかかわりが認知症発症に与える要因について明らかにすることを目的とする。方法 対象は、大都市近郊農村に居住する65歳以上の高齢者558名に対し、2002年に配票留置の記名自記式質問紙を用いた調査を実施した。質問紙の内容は、年齢、性別、介護の有無、慢性疾患の有無、ライフイベントの有無、家族構成、社会関連性指標である。2002年の社会とのかかわりと…

    DOI Web Site 医中誌

  • 地域社会における建設業存続に関する一考察 : 高知県西南地域の事例をもとに(社会人大学院生発表,23年度第3回研究会)

    横山 文人, 平野 真 映像情報メディア学会技術報告 36.2 (0), 31-36, 2012

    近年の建設産業における閉塞状況は、年々厳しさを増しており、地域の雇用や防災・インフラ整備などを担ってきた地域の建設業も、その置かれた環境は同様である.その中においても、高知県西南地域は、「地方の中の地域」とも呼ばれ、経済的・地理的条件から非常に疲弊した地域である事は否めない。その西南地域に根ざし、長らく地域を支え地域と共に生きてきた地域建設業が、今後どのように自らの生き残りを図っていけばよいのか…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • くも膜下出血後の脳血管平滑筋収縮性亢進の分子機構

    吉川 雄一郎, 佐々木 富男, 平野 真弓, 平野 勝也 福岡醫學雜誌 102 (12), 325-332, 2011-12-25

    脳血管攣縮は,くも膜下出血発症後4日目から14 日目頃にかけて遅発性に生じる脳動脈の可逆的狭窄である.脳血管攣縮は,血管造影上約70%の患者に認められ,脳虚血症状の出現頻度は20~30%と言われている.血管攣縮は,重篤な神経障害や死をもたらす場合があり,急性期を脱したくも膜下出血患者の機能予後および生命予後を決定する重要な合併症といえる.脳血管攣縮は,くも膜下出血発症後一定の時期を経て,遅発性に…

    DOI HANDLE Web Site ほか2件

  • 環境技術開発を基盤とした持続可能な環境経営システムの構築に向けて第4報

    榎本, 惠一, 松元, 信也, 大濱, 武, 堀澤, 栄, 有賀, 修, 角, 克宏, 両角, 仁夫, 井上, 喜雄, 冨澤, 治, 那須, 清吾, 平野, 真, 草柳, 俊二, 馬渕, 泰 高知工科大学紀要 8 (1), 73-79, 2011-07-15

    バイオマスを利用したエネルギー生産は、環境経営の中心となる技術である。バイオマス利用の一例として、食用作物キャッサバから澱粉を抽出した後の残渣を原料とし、無蒸煮法でのアルコール発酵を実験室スケールで行なった。その結果を通常の高温蒸煮法及び低温蒸煮法による発酵と比較したところ、最適な無蒸煮法でのアルコール発酵は、高温及び低温蒸煮法と同等またはそれより優れていることが明らかとなった。一方、淡水産の藻…

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  • 八代市中心市街地活性化について

    松田, 佳紀, 堀内, 千歌, 荒木, 卓哉, 草野, 明香, 小出, 康文, 白木, 栄吏, 高瀬, 陽子, 立川, 慶, 藤堂, さやか, 中村, 昴, 原口, 紘也, 平野, 真理子, 松下, 祐輔, 山内, 智紗, 内田, 圭亮 熊本大学政策研究 2 121-130, 2011-03-25

    中心市街地の衰退は全国各地で問題になっている。本報告書で取り上げた熊本県八代市本町商店街も郊外大型店舗の進出やモータリゼーションの発達により衰退の一途を辿っている。著者らは高校生と成人を対象としたアンケート調査および実地調査、八代市本町商店街関係者からの聞き取り調査を実施し八代市中心市街地の現状を調査した。調査結果から、中心市街地が生活の拠点としての役割を失っており、高校生に対するアンケート調査…

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  • 当法人通所介護におけるマシントレーニングへ介入して

    有村 圭司, 平野 真貴子, 大石 賢, 横田 悠介, 前田 龍人, 高柳 公司 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 176-176, 2011

    【はじめに】<BR> 当法人の通所介護では、個別リハビリテーション、物理療法、集団体操、マシントレーニング等を提供している。個別リハビリテーション、物理療法については、理学療法士が個別的に対応し、訓練プログラム立案及び実施、物理療法の処方を行っている。その他、スタッフ指導の元、集団体操、マシントレーニングを実施している。マシントレーニングは、要支援者に対して利用者の主観に任せ、適切な負荷量を設定…

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  • 屋内超音波測位システムを用いたオンオフ変調とSS変調による計測可能範囲と測位精度の比較

    平野 真樹, 鈴木 彰真, 伊与田 健敏, 崔 龍雲 自動制御連合講演会講演論文集 54 (0), 350-350, 2011

    本稿では,ロボットの位置制御を対象とした超音波による屋内測位システムにおいて,既存のオンオフ変調と提案手法であるSS変調のそれぞれについて計測可能範囲と測位精度を比較した.これまでの研究で,SS超音波の対雑音性によってオンオフ変調より長い距離の計測が可能であることが示唆されてきた.一方,本稿では測位システムの構成や測位環境を同条件とした比較実験を行うことで,SS変調に起因する測位特性の変化を検討…

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  • 環境技術開発を基盤とした持続可能な環境経営システムの構築に向けて 第3報

    榎本, 惠一, 堀澤, 栄, 有賀, 修, 松元, 信也, 大濱, 武, 角, 克宏, 両角, 仁夫, 井上, 喜雄, 冨澤, 治, 那須, 清吾, 平野, 真, 草柳, 俊二, 馬渕, 泰 高知工科大学紀要 7 (1), 125-131, 2010-07-29

    森林や海洋の自然環境の保全には、その資源の適切な利用と管理が欠かせない。森林資源である木質バイオマスを利用するために、木材腐朽菌が生産するセルロース分解酵素の遺伝子配列の決定を試みた。他生物で明らかにされているアミノ酸配列などの生物情報を参照し、遺伝子増幅に必要なCODEHOPプログラムを用いて、迅速簡便に標的遺伝子配列を得ることができた。また、殺藻作用をもつ赤色色素であるプロディジオシン類を生…

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  • グローバル連携による地域事業価値創出過程

    平野 真, 劉 鳳 組織科学 43 (3), 33-42, 2010-03-20

    <p> 経営資源や競争優位性に乏しい地域が立ち上がるのは容易なことではない.本研究は,日本と中国の地域における花卉関連事業の事例を通して,地域がグローバル連携をひとつの触媒として,競争優位の核となる差異化価値の種子を生み出し,これを上手に育て上げ事業開拓を行っていく過程を調査・分析した.力の弱い地域が立ち上るための貴重な示唆として,事例に示されるような多様なグローバル連携の意義を考える.</p>

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  • 就学前児用社会的スキル尺度の妥当性に関する検討

    恩田 陽子, 篠原 亮次, 杉澤 悠圭, 童 連, 田中 笑子, 冨崎 悦子, 平野 真紀, 渡辺 多恵子, 望月 由妃子, 川島 悠里, 難波 麻由美, 徳竹 健太郎, 安梅 勅江 日本保健福祉学会誌 16 (2), 23-28, 2010

    目的:本研究は、子育ち・子育て支援における評価指標として活用が可能な「就学前児用社会的スキル尺度」の「かかわり指標」との基準関連妥当性について明らかにすることを目的とした.方法:対象は2〜6歳の保育士により気になる子どもとしてあげられた全国98か所の認可保育園に在籍する保育園児121名であり、担当保育士による「就学前児用社会的スキル尺度」の評価、および同一検査者による「かかわり指標」子ども側面を…

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  • 空気圧サーボ弁の動特性を考慮した圧力制御系の設計法

    藤田 壽憲, 渡邊 大貴, 坂西 立也, 平野 真裕 自動制御連合講演会講演論文集 53 (0), 174-174, 2010

    空気圧固有の柔らかさは力制御に適しており、疲労試験機をはじめ広く利用されている。単純な力制御の場合は減圧弁が用いられるが、高精度な力制御が必要な場合はサ―ボ弁で圧力をPI制御する。力制御の性能は弁の動特性に負うところが大きいことは知られているものの、従来の空気圧による力制御の研究では弁の動特性は無視されてきた。 …

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