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検索結果 194 件

  • 1 / 1

  • 切除不能胆道癌に対する放射線治療・粒子線治療

    寺嶋 千貴 胆道 38 (1), 25-32, 2024-03-31

    ...<p>肝内胆管癌,肝外胆管癌に対する放射線治療(X線),粒子線治療(陽子線,重粒子線)は,術前療法・術後療法・単独根治療法として重要な治療選択肢である.切除可能肝内胆管癌では術後補助放射線治療の有効性が示唆され,切除不能肝内胆管癌に対しては放射線治療よりも粒子線治療の有効性が示されている.切除可能肝門部領域胆管癌に対しては強度変調放射線治療を用いた術後補助放射線治療の有効性が,切除不能肝門部領域胆管癌...

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  • 放射線療法

    伊藤 芳紀, 中村 聡明, 大栗 隆行, 染谷 正則, 篠藤 誠 膵臓 38 (2), 121-126, 2023-04-28

    ...放射線療法分野は局所進行切除不能膵癌に対する一次治療のCQを含めて9つのCQが設定された.局所進行切除不能膵癌に対する一次治療のCQでは2019年版と同様に化学放射線療法と化学療法単独が並列で提案された.化学放射線療法前の導入化学療法のCQについては,2019年版と異なり,ゲムシタビン塩酸塩による導入化学療法を行わないことが提案された.新たなCQとして,局所進行切除不能膵癌に対する高精度放射線治療(強度変調放射線治療...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 直線加速器による強度変調回転照射(VMAT)を用いた全脳全脊髄照射

    深田 淳一 日本小児血液・がん学会雑誌 60 (5), 337-340, 2023

    ...<p>直線加速器による全脳全脊髄照射で施行されている強度変調放射線治療のうち,近年増加している強度変調回転照射について報告した.直線加速器は照射野の大きさの制限から,小児においても複数の照射野を組み合わせる必要がある.従来施行されている三次元原体照射では照射野内の線量が基本的に均一であるため,照射野つなぎの位置誤差が大きな線量誤差に直結するリスクがある.強度変調放射線治療は脳脊髄腔への均一な線量処方...

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  • 機械学習を応用した強度変調放射線治療の品質保証

    宇都宮 悟, 坂井 まどか 日本物理学会誌 77 (11), 722-730, 2022-11-05

    ...</p><p>筆者らの専門は,がんの放射線治療の医学物理学である.がんの放射線治療は,がん治療の三本柱の一つとされており,X線などの放射線をがん細胞に一定の量(線量)を投与することでがん細胞を死滅させることを目指す治療法である.近年,放射線治療は急速に「高精度化」を遂げており,その中で医学物理学の果たしている役割は非常に大きい.例えば,強度変調放射線治療(IMRT: Intensity-Modulated...

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  • 第3回 胆道癌の放射線治療の最近の進歩

    吉岡 靖生, 浅利 崇生, 村山 重行, 西村 哲夫, 笹平 直樹, 髙橋 祐 胆道 36 (4), 565-576, 2022-10-31

    ...<p>胆道癌治療において放射線治療(RT)の果たす役割は現状では限定的である.術後RTあるいは切除不能例に対するRTの,他の治療法に対する優越性は明らかでなく,いずれも薬物療法単独が現在の標準治療と思われる.一方,技術革新を背景としたRTの発展は著しい.強度変調放射線治療(IMRT),体幹部定位放射線治療(SBRT),粒子線治療(陽子線治療・重粒子線治療)がその代表で,他の癌腫においては手術と同程度...

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  • 頭蓋底浸潤頭頸部がん治療の現在とこれから

    小川 武則 耳鼻咽喉科展望 65 (1), 10-17, 2022-02-15

    ...さらに, 非手術治療においても, シスプラチン併用化学放射線治療の他, 超選択的動注化学放射線治療 (RADPLAT) が行われ, 放射線治療では強度変調放射線治療 (IMRT) や粒子線治療が根治治療として検討され, 再発がんにおいては, ホウ素中性子捕捉療法 (BNCT), 光免疫治療, 免疫チェックポイント阻害薬などの新治療が保険適応となっている。...

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  • 孤立性単独脳転移を契機に発見された多発胃癌の1治験例

    福島 涼介, 清水 尚, 山口 亜梨紗, 吉田 知典, 矢内 充洋, 宮前 洋平, 黒崎 亮, 宮崎 達也, 井出 宗則, 佐伯 浩司, 調 憲 日本消化器外科学会雑誌 55 (2), 82-90, 2022-02-01

    ...報告する.症例は69歳の男性で,健忘,失書,失語を主訴に紹介医を受診,頭部MRIで左頭頂葉に30 mm大の多房性腫瘍を認め,当院に転送された.胸腹骨盤CTで異常なかったが,CEAおよびCA19-9が著明に上昇していた.上部消化管内視鏡検査で多発胃癌(①体上部小彎0-IIc+IIa type,cT1a,②前庭部前壁0-IIc like advanced type,cT2)と診断,まず開頭脳腫瘍切除後,強度変調放射線治療...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献28件

  • 基準照射と強度変調回転照射の測定電離量比を利用した評価点線量検証法の有用性

    山下 祐美恵, 小野坂 哲, 大谷 侑輝, 米屋 勇佑, 谷 正司 日本放射線技術学会雑誌 78 (5), 492-501, 2022

    ...<p>強度変調放射線治療(intensity-modulated radiation therapy: IMRT)の評価点線量検証において,一般的に使用される吸収線量測定法(以下,絶対量測定法)に対し,基準照射とIMRTの測定電離量比を利用した評価点線量検証法が記述されている米国医学物理学会タスクグループ119を参考にした測定法(以下,TG119法)の有用性を評価した.対象は6 MV X線で強度変調回転照射...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献6件

  • 肺良性転移性平滑筋腫から左上肺静脈に静脈内平滑筋腫症をきたした1例

    駿河 まどか, 川村 直樹, 村上 誠, 川西 勝, 徳山 治, 中村 博昭, 井上 健, 高濱 誠, 保本 卓 産婦人科の進歩 74 (3), 366-375, 2022

    ...悪性所見は認めなかった.70歳時に多発肺腫瘤を指摘され,診断確定目的で主席腫瘤に対して胸腔鏡下左肺部分切除術を実施した.病理組織診断は平滑筋腫でPET/CTにてもFDGの集積もみられないことからBMLと考えられた.その後残存肺腫瘍に対し無治療で経過観察していたが,閉経後の低エストロゲン環境下でありながら増大傾向を示し悪性(低悪性度)の可能性も否定できないため,74歳時に経皮的ラジオ波焼灼療法および強度変調放射線治療...

    DOI Web Site 医中誌

  • 放射線性頭蓋底骨壊死3症例

    木谷 卓史, 三谷 壮平, 佐藤 恵里子, 羽藤 直人 頭頸部癌 48 (4), 323-329, 2022

    ...<br>症例2:78歳男性 上咽頭癌に強度変調放射線治療後5ヶ月頃,上咽頭壊死と頭痛が出現した。頭蓋底骨壊死として抗菌薬が開始され,現在まで投与継続し,安定している。 <br>症例3:55歳男性 篩骨洞癌にシスプラチン+強度変調放射線治療後8ヶ月頃,蝶形骨壊死と頭痛が出現した。抗菌薬が投与され,症状は改善したが,その12ヶ月後,内頸動脈破裂により急死した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • BNCTの臨床、歴史と薬理技術

    山本 哲哉 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-S37-2-, 2022

    ...<p>近年保険収載が進められた粒子線治療は,荷電粒子が一定深度でエネルギーを急速に失い停止する特性を利用している.また,定位放射線治療や強度変調放射線治療(IMRT)に代表されるエックス線・ガンマ線の高精度機器も空間的選択性が高く,合併症を軽減し,より効果的な治療を可能にしている.一方で,脳組織へ浸潤する悪性神経膠腫では,広く脳を照射野に含めた治療が前提であり,腫瘍細胞選択的なアプローチが理想である...

    DOI 医中誌

  • 放射線治療の歴史, 頭頸部癌との関わり方の変遷について

    小林 雅夫 耳鼻咽喉科展望 64 (1), 50-59, 2021-02-15

    ...</p><p> 強度変調放射線治療 (IMRT) の導入は遅発性有害事象の軽減だけでなく, 高度な進行癌への治療に対し画期的な役割を果たしている。 放射線治療は根治や術後, 緩和など目的に応じて使い分けている。 近年は治療強度を低リスク例に対しては下げる内容も検討されている。</p><p> 治療の進歩による延命で, 再照射を検討する機会が増えている。...

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  • 骨転移に対する体幹部定位照射

    中村 直樹, 岡田 幸法, 宮下 久之, 篠崎 美緒, 小林 真梨子 聖マリアンナ医科大学雑誌 48 (4), 183-189, 2021

    ...<p>脊椎転移に対する体幹部定位照射とは,厳重な固定と画像誘導下に行うピンポイント照射技術と強度変調放射線治療技術を組み合わせて,脊髄の線量を低減しつつ,脊椎転移に対し脊髄の耐容線量を超える高線量を照射する技術である。日本でも2020年4月に保険承認された。<br/>有痛性脊椎転移に対する検証的ランダム化比較試験にて通常照射に対する体幹部定位照射の優越性が報告された。...

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  • 米国の獣医学教育病院における放射線の利用

    髙橋 朋子 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 21-, 2021

    ...の腎臓シンチグラフィ</p><p>・核医学診断と放射性医薬品による治療</p><p> ネコ甲状腺機能亢進症における甲状腺シンチグラフィと、それに引き続く放射性ヨウ素の投与</p><p>・放射性ストロンチウムによる体表腫瘍の放射線治療</p><p> ネコ鼻平面の扁平上皮癌</p><p> ウマの角膜の扁平上皮癌</p><p> インコのくちばしの扁平上皮癌</p><p>・直線加速装置(LINAC)による強度変調放射線治療...

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  • 新しい放射線外照射治療

    全田 貞幹 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 38 (2), 74-76, 2021

    <p>甲状腺癌に対する治療は手術を軸に考えられており,放射線治療は標準治療のメインストリームではない。しかし,近年放射線治療技術の進歩とともに従来の放射線治療の技術を最大限に生かした強度偏重放射線治療(Intensity Modulated Radiotherapy; IMRT),体幹部定位放射線治療(Stereotactic Body Radiation Therapy …

    DOI Web Site 医中誌

  • 高精度放射線治療を支えるQA/QC ~安全性と治療精度の向上へ~

    村上 晋也, 戸成 綾子, 江原 威 杏林医学会雑誌 51 (2), 139-149, 2020-06-30

    ...<br>日本では2000年頃から照射技術として強度変調放射線治療(Intensity Modulated radio therapy : IMRT),2009年頃にはIMRTの技術を更に向上させた回転型強度変調放射線治療(Volumetric Modulated Arc Therapy : VMAT)が臨床導入され,線量集中性と周囲正常組織への線量制限の可能性が広がった。...

    DOI 医中誌

  • 高精度化する放射線治療

    白井 克幸, 赤羽 佳子, 川原 正寛, 高橋 侑大 杏林医学会雑誌 51 (2), 123-126, 2020-06-30

    ...<p>近年の放射線治療の発展は目覚しく,強度変調放射線治療(IMRT : Intensity Modulated Radiation Therapy)や定位放射線治療といったピンポイントに照射が可能な高精度放射線治療が普及してきている。病変部のみに集中的に照射を行い,周囲の正常臓器を避けて治療が行えるため,有害事象の少ない根治的な治療として,放射線治療の役割はますます大きくなってきている。...

    DOI 医中誌

  • 高精度放射線がん治療技術と医学物理士の役割

    西尾 禎治 日本原子力学会誌ATOMOΣ 62 (1), 12-15, 2020

    ...放射線がん治療では,腫瘍に対して高線量を集中させる様々な技術の研究開発が行われており,強度変調放射線治療(IMRT)や陽子線治療といった高精度の放射線がん治療が可能となってきている。この高精度放射線がん治療技術では,理学および工学の知識を基盤とする医学物理学の研究開発が必要不可欠である。...

    DOI Web Site Web Site

  • 頭頸部癌患者に対する強度変調放射線治療中の体重減少に関する検討

    松﨑 秀信, 勝井 邦彰, 松﨑 久美子, 長本 幸子, 高原 陽子, 久保 和子, 梶清 友美, 水川 展吉, 假谷 伸, 𠮷山 昌宏, 浅海 淳一, 木股 敬裕 頭頸部癌 46 (3), 264-269, 2020

    ...これらの結果から,強度変調放射線治療を受ける頭頸部癌患者では,若年者,有歯顎者であることが10%以上の体重減少の予測因子であることが示唆された。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献19件

  • 放射線治療計画の進歩

    石川 一樹, 植原 拓也, 松浦 知弘, 西村 恭昌 頭頸部癌 46 (3), 243-247, 2020

    ...X線画像を用いた2次元の治療計画からCTを用いた3次元の治療計画へと移行し,IMRT(強度変調放射線治療)やSRT(定位放射線治療)と言った高精度放射線治療が可能となった。当院では,より正確な標的輪郭設定(コンツーリング)を行うため,治療用固定具を装着してのPET/CT撮影(PET/CTシミュレーション)を行っている。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 肝・胆・膵領域の難治がんに対する新規放射線療法の開発と将来展望

    澁谷, 景子 大阪市医学会雑誌 68 1-8, 2019-12-25

    ...さらに, 腫瘍への選択性を高める技術として, 定位放射線照射(定位放射線治療, 定位手術的照射)や強度変調放射線治療, 画像誘導放射線治療といった高精度放射線治療が日常臨床として普及しつつある. しかし, 肝癌や胆管癌, 膵癌などの腹部難治がんに対しては, これまで, 根治的な役割を十分に果たすことができていない....

    機関リポジトリ 医中誌

  • 陽子線治療―頭頸部癌治療における陽子線治療の現状と可能性について―

    秋元 哲夫 日本耳鼻咽喉科学会会報 122 (7), 947-953, 2019-07-20

    ...さらに, 照射法やその技術開発ではペンシル状の細いビームを用いるスキャニング照射法とその発展型である強度変調陽子線治療 (IMPT) なども臨床で使用されつつあり, さらなる治療成績向上や有害事象低減に加えて, 現在は強度変調放射線治療 (IMRT) が標準治療である局所進行頭頸部扁平上皮癌への適応拡大も期待できる.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 炎症性乳癌とTrousseau症候群をきたし治療に難渋したLuminal A男性乳癌の1例

    田嶋 裕子, 草薙 佳澄, 武田 祐介, 吉松 克真, 石田 輝明, 篠原 伸二, 平井 文子, 今西 直子, 市来 嘉伸, 田中 文啓 Journal of UOEH 41 (2), 211-216, 2019-06-01

    ...シロスタゾールとリバーロキサバンに変更したが,血栓改善なくさらに末梢循環不全のため左手第2指が壊死をきたし,その後第3指,4指の血流不全,第4指の壊死もきたした.FEC(5-FU,エピルビシン,シクロフォスファミド)療法を導入し4コース施行したところで病状はstable diseaseになったが血管確保が困難になり,化学療法をテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム(S-1)内服に変更し胸壁に対して強度変調放射線治療...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか3件 参考文献2件

  • 食道癌根治的化学放射線療法の最前線

    伊藤 芳紀 日本消化器病学会雑誌 116 (2), 129-137, 2019-02-10

    <p>食道癌に対する根治的化学放射線療法は,切除不能例に対しては標準治療として,切除可能例に対しては食道温存を図ることができる治療選択肢として行われている.根治的化学放射線療法の治療成績は,遺残・再発に対する救済治療も含めた集学的治療によるもので,治療成績向上のために,救済治療の安全な導入を含めた治療開発が行われている.また,T4などの局所進行例では導入化学療法によるconversion …

    DOI PubMed 医中誌

  • 頭頸部がんに対する放射線治療の現状と展望

    山崎 秀哉 日本耳鼻咽喉科学会会報 122 (1), 1-10, 2019-01-20

    ...最近再照射は強度変調放射線治療 (Intensity modulated radiotherapy: IMRT) や粒子線治療なども行われており, 利点, 欠点を考慮して治療選択を行うことが求められる.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献55件

  • 放射線腫瘍学の基礎

    三浦 雅彦 歯科放射線 59 (1), 1-7, 2019

    Recently, advancement of the radiotherapeutic technologies for cancer treatment is striking and the clinical outcomes are greatly enhanced. More and more cancer patients are now receiving …

    DOI

  • 有望な放射線治療について

    佐々木 良平, 出水 祐介, 吉村 亮一, 加藤 逸郎 日本口腔腫瘍学会誌 31 (4), 157-173, 2019

    数々ある放射線治療のモダリティの中で特に口腔悪性腫瘍に対して有用と思われるIMRT,粒子線治療,小線源治療,ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を取り上げ,本誌に残す貴重な機会を得た。<br>IMRTでは腫瘍への線量集中性を向上させ,近接臓器への線量を減量させることによって,高エネルギー外部X線照射の治療効果比を上昇させることができる。口腔悪性腫瘍におけるIMRTの最大の利点は,治療効果を損なわず,…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献42件

  • 小児がんにおける放射線治療

    亀井 美智, 村井 太郎, 岩田 宏満, 高木 大輔, 近藤 知史, 荻野 浩幸 日本小児血液・がん学会雑誌 56 (2), 141-147, 2019

    ...<p>小児がんの治療のためには,化学療法,外科療法および,放射線療法などによる集学的治療が重要である.小児がんの治療成績は目覚ましく改善し,現在は治療の層別化により,治療強度と治療合併症を考慮した治療開発が進められている.放射線感受性のある小児がんのがん腫は多く,放射線治療は重要な役割を担っており,放射線による合併症の詳細が様々な研究で明らかになってきた.近年,陽子線を含む粒子線治療や,強度変調放射線治療...

    DOI 医中誌

  • 頭蓋底手術を施行した鼻腔原発腸管型腺癌の1例

    中村 和樹, 小川 武則, 中目 亜矢子, 大越 明, 石田 英一, 六郷 正博, 石川 智彦, 若盛 隼, 吉田 拓矢, 香取 幸夫 頭頸部癌 45 (3), 337-341, 2019

    ...術後放射線治療として強度変調放射線治療56グレイを施行し,術後2年の経過で局所再発および転移再発を認めていない。本症例の臨床経過と病理像について文献的考察を加えて報告する。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 胆道癌に対する放射線治療,粒子線治療(陽子線,重粒子線)

    寺嶋 千貴 胆道 32 (1), 114-123, 2018

    ...<p>胆道癌の放射線治療の適応病態は切除不能で遠隔転移のない局所進行胆道癌である.近年,従来の腔内照射と体外照射を併用した放射線治療よりも,技術の進歩した定位放射線治療や強度変調放射線治療の生存期間の延長が示されつつある.また陽子線や重粒子線を用いた粒子線治療も,その優れた線量集中性から,微細で複雑な構造をした胆道癌に対する有効性が期待されている.当施設での粒子線治療の治療成績は,切除不能局所進行肝門部領域胆管癌...

    DOI 医中誌

  • 化学放射線療法中の口腔粘膜炎管理を行った症例

    益成 美保, 水野 裕文, 丸山 貴之, 横井 彩, 小林 暉政, 佐々木 禎子, 志茂 加代子, 三浦 留美, 水川 展吉, 江國 大輔, 森田 学 口腔衛生学会雑誌 68 (4), 231-237, 2018

    ...</p><p> 患者は67歳,男性である.右側舌がん(T2N2bM0)に対して舌可動部半側切除術,右側頸部郭清術,遊離前外側大腿皮弁による再建術を施行した.術後の病理組織検査より切除断端陽性,頸部リンパ節の節外浸潤を認めたため,術後CRT(抗がん剤:シスプラチン,5-フルオロウラシル;2クール,強度変調放射線治療60Gy)を行うこととなった....

    DOI Web Site 医中誌

  • 低線量率小線源治療

    三浦 雅彦 日本口腔腫瘍学会誌 30 (3), 123-128, 2018

    ...実際,咽頭がんの根治的治療では,強度変調放射線治療(IMRT)が導入されて耳下腺の線量を大きく低減することが可能となり,今や化学放射線療法が主体になりつつある。しかしながら,口腔がんを対象とする場合,標的となる腫瘍が顎骨に取り囲まれている解剖学的状況と,同じ扁平上皮癌でありながら咽頭がんより放射線抵抗性であるという問題から,外照射による根治は極めて難しいのが現状である。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 直腸癌に対する集学的治療としての温熱療法:

    東海林 久紀, 神保 一樹, 菅原 幸志, 須田 悟志, 茂木 政彦, 村田 裕人, 生越 喬二, 高橋 健夫, 浅尾 高行, 桑野 博行 Thermal Medicine 33 (3), 75-89, 2017

    ...<br>対象は2011年12月から2015年5月までの連続した原発性直腸癌81例(切除例54例,男:女=61:20,年齢中央値63歳(33-89歳)).全例に,放射線治療は強度変調放射線治療(IMRT)で総線量50 Gyを一回2 Gyで25回分割照射.化学療法はカペシタビン(1,700 mg/m<sup>2</sup>/日)を週5日間内服で5週間行った.温熱療法は,サーモトロン-RF8(山本ビニター...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 高精度放射線治療とIMRTの応用

    国枝 悦夫 RADIOISOTOPES 66 (5), 201-206, 2017

    ...<p>放射線治療の高精度化が求められる中,intensity-modulated radiotherapy(IMRT, 強度変調放射線治療)により,ほぼ理想的な線量分布ができるようになってきた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • 膵癌に対する強度変調放射線治療を前提としたEUS-FNA手技を応用したEUSガイド下金マーカー留置

    須田 烈史, 浅井 純, 西川 智貴, 鷹取 元, 卜部 健 日本消化器内視鏡学会雑誌 59 (9), 2422-2427, 2017

    <p>目的:局所進行切除不能膵癌に対し,化学放射線療法が推奨される.線量集中性増強のためIMRTが試みられ,その3次元的な照射野の確定に金マーカー留置が有用である.今回EUS-FNAを応用した膵癌への金マーカー留置後にIMRTを行ったのでその経験について報告をする.</p><p>方法:2013年12月~2014年12月に当院でEUS-FNA手技を応用した金マーカー留置を行ったStageⅠ~Ⅳaの…

    DOI 医中誌

  • 蝶形骨に転移をきたした下顎骨中心性扁平上皮癌への対応

    松原 良太, 川野 真太郎, 丸瀬 靖之, 中村 誠司 日本口腔腫瘍学会誌 29 (3), 84-91, 2017

    局所進行口腔癌の標準治療として切除可能症例に対しては根治的切除を行い,その後,病理組織学的に再発高リスク因子を認めた場合に同時化学放射線療法(concurrent chemoradiotherapy:CCRT)を行うことがNCCNガイドラインで推奨されている。これらの治療法により,近年,原発巣と頸部の局所制御率は向上してきているが,遠隔転移に対してはいまだ有効な治療法が確立されておらず,その予後…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 肺癌に対する重粒子線治療の現状と展望

    塩山 善之, 末藤 大明, 篠藤 誠, 寺嶋 広太郎, 戸山 真吾 肺癌 57 (6), 723-732, 2017

    ...<p>体幹部定位放射線治療(SBRT)や強度変調放射線治療(IMRT)に代表される線量集中性を向上させた高精度エックス線治療が急速に普及し,肺癌領域においても,I期肺癌に対する高線量局所照射の有用性が確認されるとともに,局所進行期肺癌においては心毒性などの低減に有効な可能性が示唆されている.現在,さらなる治療効果の向上を目指した線量増加などの治療法開発が進められている.しかし一方で,放射線治療の対象...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 転移のある甲状腺癌に対する放射線療法

    唐澤 克之 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 34 (4), 223-226, 2017

    ...そこで,当院では特に脊椎転移に対しては,椎弓切除時に術中照射を加えて,局所制御率を向上させることや,強度変調放射線治療の技術を使用して脊髄を巧妙に避けつつ,脊椎転移部分に一回高線量の照射を行う定位放射線治療をいち早く取り入れ,局所制御の向上が得られている。一方脊髄への線量は線量制約を満たしつつ治療が行われているため,重篤な有害事象はほとんど認められていない。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 視神経鞘髄膜腫に対し強度変調放射線治療を施行した神経線維腫症2型の一例

    松野 裕樹, 山田 裕子, 井上 結香子, 金森 章泰, 中村 誠 神経眼科 34 (4), 449-454, 2017

    ...小児の神経線維腫症2型(NF2)に合併した視神経鞘髄膜腫に対し,強度変調放射線治療(IMRT)を施行した一例を報告する.症例は12歳女児.結膜炎で近医受診した際に,右視神経乳頭腫脹を指摘された.矯正視力は左右とも1.5で,Goldmann視野検査(GP)で右眼マリオット盲点の拡大を認めた.頭部造影MRIで,右視神経鞘髄膜腫,両聴神経鞘腫が疑われ,NF2と診断された.6か月後に右眼GPが悪化し,IMRT...

    DOI 医中誌

  • 放射線性腸炎の早期障害による小腸壊死の1例

    宇根 範和, 岸本 浩史, 笹原 孝太郎, 田内 克典 日本臨床外科学会雑誌 77 (6), 1477-1481, 2016

    ...症例は67歳,男性.局所進行直腸癌に対して人工肛門を造設した後に,術前放射線療法を行う方針とした.全骨盤に対して総線量50Gy/25分割の強度変調放射線治療を施行したが,終了した5日後に腹痛を主訴に当院救急外来を受診した.筋性防御を伴う下腹部痛と,腹部骨盤造影CT検査で腹水と骨盤腔にある小腸壁の造影効果の低下を認めた.放射線性腸炎による小腸壊死と判断し,同日緊急手術を施行した.回腸末端の小腸に著明な...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 強度変調放射線治療の線量分布検証における線量分布の高解像度評価

    小野 康之, 近藤 克哉, 三柴 数 映像情報メディア学会誌 70 (12), J265-J274, 2016

    ...強度変調放射線治療(IMRT)において,治療の精度を保証するためにフィルムや2次元検出器を用いた線量分布の検証がある.2次元検出器による検証は,フィルムと比較して即時に測定の評価ができ取扱いも簡便であるという利点があるが,得られる線量分布が低解像度であるという問題がある.線量分布の高解像度化はIMRT事前検証に有用で,本論文では,2次元検出器で得た線量分布の分解能を改善するために,一枚超解像法を用いて...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献14件

  • 頭頸部癌治療における粒子線治療の現状と今後(総説)

    不破 信和 日本口腔腫瘍学会誌 28 (3), 128-133, 2016

    ...最近の放射線治療の進歩として強度変調放射線治療(IMRT)と粒子線治療がある。IMRTは複雑な照射野形成が可能であり,頭頸部癌において最もその特性が活かせる治療法である。一方,粒子線治療は大きな腫瘍に対して効率よく放射線を集中させることが可能であり,殺細胞効果の高さも加わり,通常のX線治療やIMRTで制御困難な大きな腫瘍や放射線抵抗性腫瘍がその対象になる。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 放射線治療を含む術前治療後に切除した門脈腫瘍栓合併肝細胞癌(18cm)の1例

    加籐 透, 青笹 季文, 野呂 拓史, 緒方 衝, 上野 秀樹, 山本 順司 日本臨床外科学会雑誌 77 (9), 2276-2282, 2016

    ...める腫瘤を指摘された.HBs抗原陽性,HCV抗体陰性,肝機能はICG R<SUB>15</SUB> 5.3%,Child-Pugh分類でGrade Bであった.腹部CTで肝左葉に18×10×13cmの全肝の60%以上を占める多血性腫瘤を認め,門脈左枝の完全閉塞および右枝から後区域枝,前区域枝までの腫瘍栓(Vp4)を認めた.肝動注化学療法および腫瘍栓に対して肝動脈化学塞栓療法を施行後に,腫瘍栓に対し強度変調放射線治療...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献22件

  • 小児がんに対する強度変調放射線治療適用の現状と課題

    溝脇 尚志 日本小児血液・がん学会雑誌 53 (5), 371-375, 2016

    ...<p>放射線治療は,多くの小児がんにおいて必須の治療手段の一つとして位置付けられている.一方,放射線治療に起因する晩期有害事象は小児がん患者にとって大きな問題であり,併用化学療法の強度を上げて放射線量を低減したり放射線照射範囲を縮小する試みが行われてきた.近年の技術革新の結果,強度変調放射線治療(intensity-modulated radiation therapy: IMRT)が日常臨床現場に...

    DOI 医中誌

  • 頭頸部癌に対する低侵襲性治療の新展開

    石川 仁, 大西 かよ子, 粟飯原 輝人, 熊田 博明, 水本 斉志, 斎藤 高, 奥村 敏之, 櫻井 英幸 日本耳鼻咽喉科学会会報 118 (12), 1399-1405, 2015

    近年, わが国ではがん患者数の増加と人口の急速な高齢化によって, 手術困難な症例に対する根治療法として放射線治療の期待は高まっている. 特に頭頸部癌は高齢者に多く, 治療後に生じる機能障害は患者の生活の質を著しく低下し社会復帰を難しくする. それ故, 根治性を高める集学療法の一つとしてだけでなく, 低侵襲治療としての役割も放射線治療は期待されている.<br> …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 序文

    杉村 芳樹 Japanese Journal of Endourology 28 (2), 192-192, 2015

    ...<br> 手術治療に関しては,開放的前立腺全摘除術(RRP)が最も一般的であるが,近年では,腹腔鏡下前立腺全摘除術(LRP)が普及し,とくにロボット支援による腹腔鏡下前立腺全摘除術(RARP)が多くの施設で施行されるようになり,前立腺全摘除術の低襲侵化が急速に進んでいる.一方,放射線治療においては,3D-CRTからより副作用の少ない強度変調放射線治療(IMRT)の時代へと移行している.さらに,小線源療法...

    DOI

  • 強度変調放射線療法(IMRT)後における放射線性直腸炎24症例の臨床学的検討

    須古 信一郎, 江口 洋之, 吉田 健一, 上原 正義, 糸島 尚, 古賀 毅彦, 村岡 正武, 工藤 康一, 上川 健太郎, 今村 治男 日本消化器病学会雑誌 112 (7), 1299-1308, 2015

    前立腺癌に対し強度変調放射線療法(intensity-modulated radiation therapy;IMRT)を施行した366例中,大腸内視鏡検査にて放射線性直腸炎と診断した24例(6.6%)を対象に,放射線性直腸炎の内視鏡所見および臨床的特徴について検討した.発症時期は治療後2~29カ月で,症状は下血が22例と最も多かった.大腸内視鏡検査において,病変範囲は直腸Rb前壁に集中する傾向…

    DOI PubMed 医中誌

  • 14 臨床例―適応疾患と治療成績 6)前立腺

    河村 英将, 久保 亘輝 RADIOISOTOPES 64 (6), 438-442, 2015

    ...前立腺癌の放射線治療は強度変調放射線治療などX線照射技術の向上に伴って根治療法として位置づけられるようになった。陽子線治療はその線量分布の良さから当初はX線との併用によるブースト照射として用いられ,その後単独で線量増加を目的に用いられてきた。重粒子線(炭素イオン線)治療はその優れた生物学的効果から治療成績の向上が期待され,さらに短期照射が試みられている。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 下咽頭癌の強度変調放射線治療に際して臼歯部歯科金属除去を行った1例

    窪田 稔 有病者歯科医療 24 (1), 25-32, 2015

    ...強度変調放射線治療(intensity modulated radiation therapy:IMRT)は,腫瘍の3次元的な輪郭に沿った線量分布作成を可能にする技術で,CT画像による高精度な治療計画を必要とする.頭頸部癌の治療では,歯科金属によりCT画像上に金属アーチファクトが発生し,正確な治療計画が不可能になることがある.今回,我々はIMRTに際して予め歯科金属除去を行い,治療計画用CT画像において...

    DOI 医中誌

  • 小児脳腫瘍の放射線治療

    副島 俊典 日本小児血液・がん学会雑誌 52 (3), 294-299, 2015

    ...放射線治療の進歩は著しいものがあり,強度変調放射線治療(IMRT)や陽子線治療などの技術が小児脳腫瘍の治療の現場にも日常の臨床として入ってきている.しかし,放射線治療の現場は照射患者の著しい増加と高精度化による精度管理のため,多忙を極めている.照射患者の増加の理由はがん患者数の増加と欧米からのエビデンスが日本の日常臨床にも広がってきたこと,薬物療法によって長期生存する患者が増加し緩和照射が増えたことによるものである...

    DOI 医中誌

  • 当院の前立腺IMRT のセットアップ精度に関する検討

    南京 貴広, 石倉 誠, 織部 貴広, 石原 修二 松江市立病院医学雑誌 19 (1), 11-16, 2015

    ...強度変調放射線治療(intensity modulated radiaton therapy;IMRT)を実施するうえで,セットアップの精度および適切なマージン設定は治療効果を左右する重要な因子である.画像誘導放射線治療(image guided radiation therapy;IGRT)をおこなうことによって,セットアップの精度を向上することができ,また安全域(マージン)の縮小も図ることができる...

    DOI 医中誌

  • 最新の放射線治療 − 強度変調放射線治療 (IMRT)−

    全田 貞幹 耳鼻と臨床 60 (Suppl.1), S33-S37, 2014-11-20

    ...現在その技術を応用したものに強度変調放射線治療(IMRT)があり、いわゆる「当てたいところに当て、避けたいところを避ける」という計画が可能になった。IMRT は理想に近い手法ではあるが従来の治療法に比べて多くのマンパワーを必要とし、日本の現状を鑑みると安易に多くの施設に導入できる状況ではない。...

    DOI 医中誌

  • 悪性胸膜中皮腫治療後早期に著明な血小板減少を来たした1例

    池田 政樹, 青山 晃博, 松尾 幸憲, 園部 誠, 伊達 洋至 日本呼吸器外科学会雑誌 28 (6), 777-782, 2014

    ...悪性胸膜中皮腫治療後に血小板減少を呈した症例を報告する.68歳男性.右悪性胸膜中皮腫にて右胸膜肺全摘・シスプラチン・ペメトレキセド併用化学療法後,強度変調放射線治療中に放射線肺臓炎を来したため照射中止し,ステロイドを開始した.1ヵ月後血小板2×10<sup>3</sup>/μLに著減し頻回に血小板輸血を行った.サイトメガロウイルス(CMV)抗原血症の診断でガンシクロビル治療後も血小板は増加しなかった...

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 悪性胸膜中皮腫へのTomoTherapy治療経験

    野中 穂高, 冨永 理人, 栗山 健吾, 小宮山 貴史, 大栗 実彦, 今泉 瑛, 大西 洋 山梨肺癌研究会会誌 27 12-16, 2014

    ...近年の放射線治療の進歩に伴い、根治的切除後の補助療法としての放射線治療において強度変調放射線治療(intensity modulated radiotherapy:IMRT)が用いられるようになった1)-3)。しかし手術不能例や緩和的治療に対してIMRTを施行した報告は非常に少ない。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 強度変調放射線治療を用いた術前CRTによりpCRが得られた局所進行直腸癌の1例

    西上 耕平, 多羅尾 光, 山口 智仁, 山口 聖隆, 川見 弘之, 田中 卓 日本臨床外科学会雑誌 74 (7), 1962-1967, 2013

    症例は65歳,男性.下痢,腹痛で近医受診.大腸内視鏡検査にて全周性の直腸癌,ileus状態と診断され,腹部CTにて左後腹膜膿瘍を認め精査加療目的にて当科紹介入院.手術所見にて左骨盤,膀胱に広範な浸潤を認めた.ileus状態,後腹膜膿瘍のため全身状態不良であったことも考慮して横行結腸で双孔式人工肛門のみ造設し,放射線化学療法後に2期的に切除の方針とした.IMRTを用いた放射線化学療法(IMRT …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 切除不能局所進行頭頸部癌に対する放射線治療の役割

    豊増 泰, 不破 信和 日本気管食道科学会会報 64 (5), 320-326, 2013

    ...<br>予後改善,有害事象軽減を目的として強度変調放射線治療や粒子線治療など治療開発が進んできている。唾液分泌障害のリスク軽減は報告されたが,治療成績の改善には至っていない。ただし,放射線治療抵抗性の腫瘍に対する粒子線治療の有効性は証明されつつある。<br>切除不能頭頸部癌の標準治療は化学放射線同時併用療法だが,治療成績はまだ十分とは言えない。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 局所高度進行食道癌への対応

    小野澤 正勝, 秋元 哲夫 日本気管食道科学会会報 64 (5), 338-344, 2013

    ...これらの問題を解決すべく,近年では化学療法において薬剤の多剤化,分子標的薬剤の導入,放射線治療においては多門照射や強度変調放射線治療 (IMRT) および陽子線治療などの粒子線の導入による治療強度を上げつつ,有害事象の軽減を図っている。さらには化学療法や放射線治療が奏効し切除可能となった場合には積極的に外科手術を行うという考え方も出てきており,今後の報告が待たれる。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 局所進行肺癌で放射線療法・化学療法を中心とした検討

    増本 愛, 秋山 博彦, 小林 国彦 日本気管食道科学会会報 64 (5), 359-365, 2013

    局所進行非小細胞肺癌は一定の割合で治癒が望める疾患である。根治的放射線治療が行える場合,放射線療法と化学療法を同時併用することが,現時点での標準治療である。本稿では,局所進行非小細胞肺癌に対するガイドラインの内容,著者らの施設での治療成績に加え,新たな治療戦略についても概説する。

    DOI Web Site 医中誌 参考文献24件

  • 膵がん放射線療法の現状と展望

    佐々木 良平, 宮脇 大輔 日本消化器病学会雑誌 110 (12), 2073-2080, 2013

    放射線療法は,切除可能膵がんに対しては術後の補助療法として有用との報告があり,切除不能進行膵がんに対して化学放射線療法の有用性が広く研究されている.5-FU併用の化学放射線療法が標準とされるが,近年,膵がんにはゲムシタビン塩酸塩やS-1が奏効すると報告されている背景からも,将来的にはゲムシタビン塩酸塩やS-1併用の化学放射線療法が主体となる可能性が高い.放射線治療計画では胃,十二指腸などの周囲臓…

    DOI PubMed 医中誌

  • 遠隔放射線治療計画支援 : 当院の現状と将来

    渥美 和重, 中村 和正, 吉留 郷志, 塩山 善之, 佐々木 智成, 大賀 才路, 吉武 忠正, 篠藤 誠, 浅井 佳央里, 坂本 勝美, 平川 雅和, 本田 浩 福岡醫學雜誌 103 (8), 159-162, 2012-08-25

    ...さらに, 技術の進歩により, 定位放射線治療, 強度変調放射線治療, 画像誘導放射線治療などの高精度放射線治療が普及し, 放射線治療そのものが高度で専門性の高い, 複雑なものとなってきている. これらに対応する放射線腫瘍医の負担は, 予想をはるかに超えて重いものとなっている....

    DOI HANDLE Web Site ほか2件

  • 重粒子線がん治療の現状と今後の展開

    塩山 善之, 篠藤 誠, 松延 亮, 松本 圭司, 吉武 忠正, 鎌田 正, 辻井 博彦, 本田 浩 福岡醫學雜誌 103 (4), 73-81, 2012-04-25

    ...放射線治療は,外科治療および化学療法とならんで「がん治療」の3本柱の1つである.これまではガンマ線やX線が主に用いられてきたが,体表近くでエネルギーが最大となり徐々に減衰はするものの体内を透過してしまう性質を持つため,線量の集中性が低いことが問題であった.そのため,近年,病巣へ多方向から集中して照射する3次元原体照射法(3D-CRT)や,更に放射線強度を部分的に変化させて線量分布を最適化する強度変調放射線治療...

    DOI HANDLE Web Site ほか2件

  • 強度変調放射線治療とは?

    幡野 和男 RADIOISOTOPES 61 (1), 45-55, 2012

    IMRTは腫瘍に高線量を,周囲正常組織に低線量の照射を可能とする照射法である。日本で臨床応用が開始されたのは2000年であり,中枢神経系腫瘍,頭頸部腫瘍,前立腺癌に対して、主として行われてきたが,2010年4月から全ての限局性固形腫瘍に対して保険適応となった。GBMでは局所制御率改善が得られ,頭頸部腫瘍においては耳下腺への照射線量減少から唾液分泌障害の軽減が得られた。また,前立腺癌においては晩期…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献40件

  • 乳癌に対する放射線治療の進歩とHER2阻害薬の適応

    酢谷 真也, 茂松 直之 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 29 (4), 301-306, 2012

    乳房温存手術を施行された場合,浸潤癌,非浸潤性乳管癌いずれにおいても基本的に全例で術後照射が推奨されている。乳房切除術後の放射線治療は局所再発率の高い腋窩リンパ節転移陽性例に推奨され,胸壁および鎖骨上窩リンパ節領域に対して照射が行われる。近年,照射技術の進歩により標的体積内の線量分布均一性は向上しており,メタアナリシスにて,術後照射は局所制御率向上のみならず生存率の向上にも寄与することが示されて…

    DOI Web Site 医中誌

  • 展望・解説: ポリマーゲル線量計

    林 慎一郎 放射線化学 93 (0), 23-, 2012

    ...近年,正常な組織へのダメージを低減しつつ腫瘍の形に合わせて線量を集中させて照射を行う強度変調放射線治療や定位放射線治療,あるいは陽子線や炭素線を用いた粒子線治療等の高精度放射線治療が可能になってきている。それに伴いその3次元線量分布を直接測定できる線量計の開発が求められており,その候補としてポリマーゲル線量計が注目を集めている。...

    DOI

  • 放射線治療が著効した悪性黒色腫の2例

    西坂 尚大, 高田 知明, 柳澤 健二, 肥田 時征, YONETA Akihiro, 山下 利春, 坂田 耕一, 古畑 智久, 近藤 敦, 神保 孝一 Skin Cancer 27 (1), 107-113, 2012

    ...しかし,強度変調放射線治療や陽子線治療など,近年の照射機器の向上により,正常組織を回避し,より高線量の放射線照射が可能になってきた。今後,悪性黒色腫の根治的治療の選択肢の一つとして放射線治療が用いられることが期待される。...

    DOI 医中誌 参考文献4件

  • 肺定位放射線治療中における標的の移動量の評価

    今江 禄一, 芳賀 昭弘, 木田 智士, 早乙女 直也, 白木 尚, 矢野 敬一, 中川 恵一, 篠原 広行 Medical Imaging Technology 30 (5), 262-267, 2012

    Volumetric modulated arc therapy (VMAT) is a rotational intensity-modulated radiotherapy (IMRT) technique capable of acquiring projection images for cone-beam computed tomography (CBCT). CBCT during …

    DOI 医中誌

  • TomoTherapy導入による当院の放射線治療の現状

    伊東 宏也 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 93-93, 2011

    ...TomoTherapy導入による当院の放射線治療の現状<BR> 鈴鹿中央総合病院 放射線科 伊東宏也<BR> 近年、IMRT(強度変調放射線治療)やIGRT(画像誘導放射線治療)等の技術を用いた“高精度放射線治療”に注目が集まっている。...

    DOI

  • 当院における高精度放射線治療の現状

    江部 和勇, 丸山 裕崇, 徳山 克一, 山岸 隆宏, 馬場 竜太, 高頭 浩正, 宮川 敬子, 北島 昌樹, 丸山 美和, 外山 譲二 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 341-341, 2011

    ...〈結果〉(1) 照射技法:MHI-TM2000では,定位照射,強度変調放射線治療(IMRT),イメージガイド放射線治療(IGRT)が,Varian Clinac iXでは,標準的分割照射,定位照射,IMRT,IGRTが可能となり実施された。(2) 診療実績;2009(H21)年08月より診療が開始され,本年05月までの治療患者数は,271例,治療部位数は,292となった。...

    DOI

  • 再発上咽頭癌に対しての放射線治療 - トモセラピーによる強度変調放射線治療の有用性の検討 -

    古平 毅, 後藤 容子, 野村 基雄, 富田 夏夫, 立花 弘之, 古谷 和久 耳鼻と臨床 56 (Suppl.1), S46-S53, 2010

    Helical Tomotherapy を用いて上咽頭癌の局所再発症例に IMRT を用いた再照射例の経験を報告した。従来の 3 次元治療成績と比較して対象は進行症例が中心であったが従来の治療法に匹敵する治療結果であり、観察期間は短いが有害事象の増加を認めていない。IMRT は危険臓器への線量を低減することにより本疾患に対しての臨床的有用性が高いと考えられた。

    DOI

  • 上顎洞扁平上皮癌治療成績の検討

    土井 勝之, 木下 崇, 浅野 貴徳 頭頸部癌 36 (1), 16-18, 2010

    ...2005年から2007年は主にcisplatin(CDDP)大量動注同時併用強度変調放射線治療(IMRT)を行った。<br>全体の5年生存率,5年無病生存率,5年局所制御率はそれぞれ80%,72.6%,72.7%であった。IMRTにCDDP大量動注を併用した群は その他の群よりも良好な成績であった。...

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献11件

  • 進歩を遂げる放射線治療

    三橋 紀夫 頭頸部外科 20 (1), 47-55, 2010

    Recently, as Japanese society has aged and radiation therapy technologies have progressed, people are demanding less invasive cancer treatment without deterioration of QOL. Therefore, cancer …

    DOI 医中誌 参考文献29件

  • 再発癌・超進行癌の治療をどこまでするか  ‐放射線科医の立場から‐

    鈴木 恵士郎, 西尾 正道 頭頸部癌 36 (4), 424-427, 2010

    ...IMRT(強度変調放射線治療)のような新しい放射線治療の技術や分子標的治療薬を含む新薬は,手術適応がない超進行癌にも治癒の機会をもたらすものである。また,抗癌剤の超選択的動脈内注入もこういった症例における一つの選択肢となりうる。IMRTは,従来禁忌と考えられていた根治照射後の再発に対する再照射にも用いられ,有効であり副作用も認容できる範囲であったとの報告がある。...

    DOI 参考文献3件

  • 放射線治療部門の診療報酬改定による変化

    鈴木  昭義, 高田  知恵, 大山  勝彦, 福田  恭子, 平井  正幸, 山内  めぐみ, 大原  潔 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 216-216, 2010

    ...今後は、呼吸同期放射線治療や強度変調放射線治療(IMRT)など、より高精度な治療を行う予定である。...

    DOI

  • 舌癌放射線治療の現状と展望

    清水谷 公成 日本口腔腫瘍学会誌 21 (3), 190-197, 2009

    ...この目標への解答が小線源治療であり,粒子線治療であり,強度変調放射線治療(IMRT)である。<br>近年,放射線治療における照射技術はコンピュータを導入した高線量率遠隔照射技術が主流となり,医療従事者の被曝が皆無となった。さらに隔離病室を必要とせず,また治療計画時にはコンピュータの最適化プログラムによって任意断面での最適な線量分布を獲得し,確実な線量を投与することができるようになった。...

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • 強度変調放射線治療のためのデジタルマイクロミラーデバイスを用いた電子ビームの光学変調

    近藤 孝文, 楊 金峰, 菅 晃一, 法澤 公寛, 小方 厚, 吉田 陽一 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2009f (0), 120-120, 2009

    ...強度変調放射線治療のためにフォトカソードRF電子銃加速器を用いた光学的な手法による電子ビームの強度変調を研究している。微小がんへの照射と呼吸同期を実現するには、高空間分解能と高速な光学変調素子が必要であり、我々はデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いた。DMDを用いた電子ビームの光学的強度変調と動的制御について報告する。...

    DOI

  • 乳癌放射線治療の最前線

    唐澤 久美子, 伊藤 佳菜, 齋藤 アンネ優子, 廣渡 寿子, 伊沢 博美, 古谷 智久, 黒河 千恵, 小澤 修一 順天堂医学 55 (3), 330-334, 2009

    ...温存乳房に必要な線量を均一に照射するのは, 旧来の方法では困難で強度変調放射線治療 (IMRT) などの高精度な照射技術が必要で, 順天堂医院では2004年から強度変調を用いて治療を行っている. またそれにより, 1回の線量を増加させて短期に放射線治療を安全に施行できる短期照射法を施行して, 皮膚炎などの有害事象の軽減を認めている....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 前立腺癌に対しての回転+固定門放射線治療の初期経験

    能谷 雅文, 飴谷 資樹, 堀 郁子, 謝花 正信 松江市立病院医学雑誌 13 (1), 1-6, 2009

    ...特に強度変調放射線治療(Intensity Modulated Radiation Therapy ; IMRT)といった手法が注目されているが、複雑なコンピューター計算が必要であり、まだ一般病院での普及は十分ではない。今回我々は従来の照射装置をそのまま利用し、IMRT に匹敵する線量分布を持つ照射方法を考案・施行したので、その初期経験を発表する。 ...

    DOI 医中誌

  • 北海道大学病院での頭頸部癌に対する強度変調放射線治療の成績

    鬼丸 力也, 長谷川 雅一, 安田 耕一, 木下 留美子, 白土 博樹, 本間 明宏, 折舘 伸彦, 福田 諭 頭頸部癌 35 (3), 245-249, 2009

    ...2002年5月から2007年12月までに北大病院放射線科にて強度変調放射線治療(Intensity modulated radiation therapy, IMRT)を行った37例を検討した。上咽頭13例,中咽頭19例,下咽頭3例,上顎1例,口腔1例であった。<br>死亡は4例で認められた。治療終了後4ヶ月で中咽頭癌(後壁T3N0)が咽頭膿瘍後の誤嚥性肺炎で死亡したが,他の3名は他癌死であった。...

    DOI

  • 前立腺癌に対する高線量放射線治療

    福原 昇, 松本 好正, 笹本 孝広, 長沼  敏彦, 熊本 隆司, 伊藤 和正, 飯村 高行, 水上 律子 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 251-251, 2009

    〈目的〉当院では放射線治療機器を更新した後,限局性前 立腺癌に対する根治放射線治療として高線量外部照射を実 施してきている。今回は照射技術を中心に当院での治療方 法を報告する。<br> 〈方法〉<br>《使用機器》C アームライナック(三菱電機社 製),自走式4列マルチスライスCT アステオン(東芝 製)。寝台は放射線治療装置とCT とで共有されておりこ れら機器は180度の位置に設置(CT …

    DOI

  • 特集:【放射線治療】癌のみに狙いを定め高線量を照射

    日経メディカル = Nikkei medical 37 (12), 51-55, 2008-12

    ...強度変調放射線治療や、定位放射線治療、粒子線治療などメニューも豊富だ。初期の肺癌、子宮頸癌などでは手術に匹敵する成績も収めつつある。 現在、基幹病院の放射線科は癌患者であふれかえっている。例えば進行の遅い前立腺癌では、最先端の放射線治療を受ける場合、1年待ちもざらだ。...

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  • 放射線治療を目指した強度変調電子ビームの加速

    近藤 孝文, 加嶋 宏章, 楊 金峰, 菅 晃一, 法澤 公寛, 吉田 陽一, 田川 精一 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2008s (0), 137-137, 2008

    ...高機能な強度変調放射線治療を目指して、フォトカソードRF電子銃加速器を用いた光学的な手法による電子ビームの強度変調を研究している。フォトカソード入射光学系において、光学変調素子を用いて電子ビームの形状や強度分布を変調した時の、加速後のビーム形状と強度分布の保持能力について報告する。...

    DOI

  • 頭頸部癌に対するトモセラピーを用いたIMRTの初期臨床経験

    古平 毅, 不破 信和, 立花 弘之, 中村 達也 頭頸部癌 33 (3), 406-410, 2007

    ...近年の治療技術および計画支援コンピュータの進歩により強度変調放射線治療という高精度の新しい放射線治療技術が臨床的に行える様になってきた。しかしながら治療計画や計測,実際の治療手順などが複雑であることが大きな問題点である。トモセラピーは強度変調放射線治療専用機でありこれらの複雑な治療作業が洗練された手法により簡易化されており臨床的な有用性も高いと報告されている。...

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献6件

  • 頭頸部腫瘍におけるIMRT臨床応用の現況と問題点

    幡野 和男, 酒井 光弘, 荒木 仁, 土井 勝之, 浅野 貴徳, 藤川 陽 頭頸部癌 33 (3), 327-331, 2007

    ...強度変調放射線治療(IMRT)は,腫瘍に高線量を,周囲正常組織に低線量な照射を可能とする照射法であり,頭頸部腫瘍においては非常に有用なものである。これまでの照射法に比べ,局所制御率を維持しつつ,晩期有害事象の発生頻度は減少している。特に,唾液分泌障害においては従来の照射法に比べ,照射後の唾液分泌機能改善がかなり認められている。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献15件

  • 強度変調放射線治療

    成田 雄一郎 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 13-13, 2007

    ...強度変調放射線治療(IMRT/IMXT/IMPT)は年々臨床使用頻度が増加している治療法である。米国では、がん患者の60%が放射線治療を受け、うち70%以上がIMRTであるとの報告もある。本邦で放射線治療を受ける患者は、全がん患者の20%程度、IMRTを開始した施設は30施設程度(2004年調査)でしかないのが現状である。...

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  • フォトカソードRF電子銃における電子ビームの動的光学制御

    近藤 孝文, 加嶋 宏章, 楊 金峰, 法澤 公寛, 吉田 陽一, 田川 精一 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2007f (0), 127-127, 2007

    ...小型加速器を用いた強度変調放射線治療の高機能化を目指して、フォトカソードRF電子銃加速器を用いた光学的制御による電子ビームの強度変調を研究している。フォトカソード入射光学系において、光学変調素子を用いて電子ビームの波形制御や強度を変調した。治療では呼吸同期が要求されるので、今回、特に動的な制御を行った。その結果を報告する。講演では詳細を報告する。...

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  • 高機能強度変調放射線治療のための電子ビーム強度変調

    近藤 孝文, 加嶋 宏章, 楊 金峰, 山本 保, 吉田 陽一, 田川 精一 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2007s (0), 110-110, 2007

    ...加速器を用いた次世代の高機能強度変調放射線治療のために、フォトカソードRF電子銃加速器を用いて、光学的制御による電子ビームの強度変調を研究している。フォトカソード入射光学系において、光学変調素子をもちいて、電子ビームの波形制御や強度を変調した。その結果、形状制御した電子ビームを加速する事ができた。講演では詳細を報告する。...

    DOI

  • 食道癌放射線治療の最前線

    唐澤 久美子, 伊藤 佳菜, 廣渡 寿子, 伊沢 博美, 古谷 智久, 黒河 千恵, 小澤 修一 順天堂医学 53 (4), 567-575, 2007

    ...さらに近年の進歩は, 照射技術そのものの改善であり, 強度変調放射線治療Intensity Modulated Radiation Therapy (IM-RT), イメージガイド放射線治療Image Guided Radiation Therapy (IGRT) などによりさらに高精度で有効な治療が可能となってきている....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 頭頸部癌に対する強度変調放射線治療 ― 2 方向X線透視による位置補正法の応用―

    木下 留美子, 土屋 和彦, 大森 桂一, 小日向 謙一, 藤田 勝久, 青山 英史, 笈田 将皇, 西岡 健, 鈴木 恵士郎, 白土 博樹 日本放射線腫瘍学会誌 18 (4), 191-197, 2006

    ...【背景】強度変調放射線治療(IMRT)は標的体積の三次元形状に合わせて線量集中度を高めることが可能である.頭頸部領域においては耳下腺線量低減を主目的としてIMRTが行われている.一般的にIMRTでは治療時間が長いこと,および線量勾配が照射野内に存在することより,従来の放射線治療と比較し,より精度の高いセットアップが必要とされる....

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献21件

  • 悪性脳腫瘍に対する放射線治療(標準治療と最新動向)

    宮武 伸一 Japanese Journal of Neurosurgery 15 (1), 10-18, 2006

    ...満足すべき状況とは決していえないのが現状である.本稿ではこの治療成績を踏まえて, 最近の治療法を4種類紹介する.Micro multi-leaf collimatorを用いたstereotactic conformal radiotherapyは, 従来のガンマもしくはX-ナイフでは適応とならない比較的大型の腫瘍もコリメーターを変化させることで対応可能であり, 定位的治療が可能となった.また, 強度変調放射線治療...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献25件

  • 3D-CRT・IMRTを用いた放射線治療と化学療法の併用にて局所制御が得られた鼻腔・副鼻腔原発横紋筋肉腫の1例

    武藤 絵美, 塩山 善之, 中村 和正, 大賀 才路, 野元 諭, 鳥羽 隆史, 吉武 忠正, 添田 博康, 寺嶋 廣美, 本田 浩 福岡醫學雜誌 96 (10), 363-369, 2005-10-25

    ...また,オトガイ下および左副神経領域にリンパ節転移と考えられるリンパ節腫大を認めた.鼻腔腫瘤からの生検にて,横紋筋肉腫・胞巣型と診断された.頭蓋底部への浸潤および胸椎転移を認めた為,手術適応なしと判断された.治療として,原発巣への放射線治療60Gy/30分割および化学療法(VAC療法)3サイクルを行った.放射線治療には,局所線量増加と周囲リスク臓器線量低減目的にて,3次元原体照射(3D-CRT)および強度変調放射線治療...

    DOI HANDLE Web Site ほか2件

  • フォトカソードRF電子銃加速器による濃淡電子線パルスの発生

    近藤 孝文, 黒田 洋一, 菅 晃一, 武本 将, 浅野 明, 楊 金峰, 吉田 亮, 古澤 孝弘, 吉田 陽一, 田川 精一 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005f (0), 88-88, 2005

    ...加速器を用いた次世代の強度変調放射線治療のために、フォトカソードRF電子銃加速器を用いて、濃淡電子線パルス発生や電子線パルス波形制御の研究を行っている。フォトカソードRF電子銃は、低エミッタンスの電子線発生が可能である。電子線パルス発生にレーザー光を用いるために、入射光パルスを加工する事により、電子線パルスの波形や強度分布が制御できると考えた。...

    DOI

  • 強度変調放射線治療(IMRT)の実際 : すべては患者さまのために(第60回総会学術大会)

    成田 雄一郎 日本放射線技術学会雑誌 61 (5), 624-633, 2005

    ...ここまで多くのマスコミ等に取り上げられている強度変調放射線治療(intensity modulated radiation therapy : IMRT)であるが, 現在日本国内でこの治療を行っている施設は限られている.臨床的にはすべての疾患に有効であるとはいえないが, IMRTだからこそその利点を最大限にいかし, 根治に導ける症例も数多い.技術的には, 放射線治療装置からのビーム線束に対し多分割コリメータ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献44件

  • 強度変調放射線治療(IMRT)の臨床応用

    幡野 和男, 成田 雄一郎, 酒井 光弘, 荒木 仁 日本放射線腫瘍学会誌 14 (4), 199-204, 2002

    Intensity modulated radiation therapy (IMRT) is the most advanced form of 3D-CRT. As with medical imaging, its development requires the professional activity of physicists and engineers. Recently …

    DOI 医中誌 被引用文献3件

  • IMRT(強度変調放射線治療)における線量検証

    成田 雄一郎, 幡野 和男, 清水 孝行, 清水 英樹, 岩瀬 勉, 宇田川 王男, 石垣 秀世, 岡崎 紀雄 日本放射線技術学会雑誌 58 (6), 761-772, 2002

    As part of dosimetric verification for IMRT intensity modulated radiation therapy, we examined the selection of a dosimeter in accordance with the purpose of physical measurement and the process of …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献9件 参考文献29件

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