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検索結果 560 件

  • Non-Operative Managementを選択した離島での闘牛の角による鋭的気管損傷1例

    松岡 信子, 村尾 佳則, 服部 彬, 大田 修平, 垣本 佳士, 豊田 亮, 遠藤 幸丈, 村上 修, 藤田 安彦, 木村 拓也 日本外傷学会雑誌 38 (1), 8-13, 2024-01-20

    <p> 外傷性気管損傷は気道緊急を来し得る重篤な病態で, 診断・治療の遅れや判断の誤りは致命的結果を招く. 症例は31歳, 男性. 医療過疎地である離島で経験した闘牛による気管損傷症例で, 気管正中に刺創孔と皮下気腫の増大を認めた. 手術適応とされる皮下気腫が増大傾向にある気管損傷症例でも, 鎮静・鎮痛剤と適切な抗菌薬の使用によって慎重に管理することで, …

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  • カッコウアザミ属植物(<i>Ageratum</i> spp.)による牛の植物中毒事例

    大鹿 有加, 山口 貴一, 岩元 伸一郎, 池田 省吾, 上垣 隆一 日本獣医師会雑誌 77 (3), e33-e38, 2024

    <p>鹿児島県奄美群島の黒毛和種繁殖農家で,繁殖雌牛3頭が食欲不振,起立不能,出血傾向を呈し,死亡した.死亡牛及び同居牛の血清生化学的検査所見では,強い肝機能障害が示唆された.直前に給与された飼料には多数のカッコウアザミ属植物が混入しており,残余飼料,圃場植物及び死亡牛の糞便から,ピロリジジンアルカロイド類(PAs)のリコプサミンが検出された.硝酸塩中毒等は否定されたことから,本事例をカッコウア…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 徳之島の秋利神川河口に産する暗色破砕岩脈

    貞包 健良, 山本 啓司, 上田 脩郎, 笠原 慎平, 久保 臣悟, 寺林 優 地質学雑誌 129 (1), 633-642, 2023-12-22

    ...<p>徳之島西部の秋利神川河口には,泥質片岩と砂質片岩からなる岩塊が露出していて,その北東面から東面にかけて暗灰色の脈(暗色脈)が貫入している.暗色脈は厚さが10ないし20 cm程度であり,細粒の基質と岩片からなる.岩片のほとんどは泥質片岩と砂質片岩であり,稀に角閃岩が認められる.暗色脈は基質を含めて母岩と同程度に固結している.岩片のサイズ分布が尺度不変であることと,粉末X線回折プロファイルにおいて...

    DOI Web Site 参考文献30件

  • 奄美琉球世界自然遺産登録地域における住民のペット飼養のアンケート調査 ―島嶼生物多様性保全ネットワーク―

    山田 文雄, 塩野﨑 和美, 石井 信夫, 久野 優子, 鳥飼 久裕, 美延 睦美, 長嶺 隆 自然保護助成基金助成成果報告書 32 (0), 143-148, 2023-10-31

    ...<p>世界自然遺産に2021年7月に登録された「奄美大島,徳之島,沖縄島北部及び西表島」において新たな外来種問題の発生予防を目的に,ペット飼養実態把握や意識変容を明らかにするために,本地域の住民(44,354世帯)を対象にオンラインアンケート調査を2022年6~8月の2ヶ月間実施した.回答数は408件で,有効回答数は378件(回答率0.85%)であった.有効回答のうち,ペット飼育世帯(57.7%)が...

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  • 鹿児島県離島における輸血医療の現状と課題

    古川 良尚, 大木 浩, 宮下 幸一郎, 野村 秀洋, 大塚 眞紀, 砂原 伸彦, 時村 洋, 宮園 卓宜, 高山 千史, 田畑 千穂子, 川上 保浩, 大小田 修司, 竹原 哲彦 日本輸血細胞治療学会誌 69 (3), 418-426, 2023-06-26

    ...</p><p>一方,約390km~600kmと遠距離にある奄美大島,喜界島,徳之島,沖永良部島では,自施設で対応できない場合,当該離島中核医療機関,又は奄美大島の医療機関へ搬送され,輸血目的のみで本土医療機関への搬送は行われていなかった....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 徳之島の鳥類の繁殖分布と森林環境との関係

    八木橋 勉, 関 伸一, 平城 達哉, 木元 侑菜, 寛山 一郎, 小高 信彦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 601-, 2023-05-30

    ...<p>「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」は世界自然遺産に登録されたが、徳之島は比較的森林率が低く、遺産登録地も南北に分断されている。本研究では島内89箇所にプロットを設定し、環境指標として優れている鳥類の分布調査を繁殖期に2回実施した。...

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  • 世界自然遺産登録による地域住民の価値観の変遷 ―徳之島における事例―

    亀﨑 萌衣 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 239-, 2023-05-30

    ...<p>徳之島は鹿児島県の奄美群島に属する離島であり,2021年7月に奄美大島・沖縄県北部・西表島とともに世界自然遺産に認定された。本研究では,徳之島の現状を把握することを目的に,現地にてエコツアーガイドや住民など徳之島に関わる50名以上に対する聞き取り調査を行った。また奄美群島は多くの観光客が年間を通じて訪れるが,観光客と地域住民を区別して入込客数を把握したデータが存在しない。...

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  • 子育てを支える地域社会のしくみ : 伊仙町の人々の生活と子育て

    山下 亜紀子 人間科学共生社会学 12 125-139, 2023-03-31

    ...本研究の目的は、子育てという営為が地域社会においてどのように支えられているのか、という事について、徳之島伊仙町において生活構造論に依拠しながら検討することにあり、生活構造研究会で継続的に実施してきた調査データをもとに、分析を行った。分析の結果、育児をしている人の生活構造として、社会構造への関与には、インフォーマルな社会的ネットワークによる強力な育児のサポートがあることが明らかになった。...

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  • 電気柵設置は農地へのアマミノクロウサギ(<i>Pentalagus furnessi</i>)の侵入防止に有効か?

    中村 南美子, 𠮷本 勝太, 鈴木 真理子, 河合 渓, 赤井 克己, 大島 一郎, 中西 良孝, 髙山 耕二 日本畜産学会報 94 (1), 61-68, 2023-02-25

    ...<p>本研究では,アマミノクロウサギ(以下,ウサギ)の農地への侵入防止に向けた電気柵設置の有用性を検討した.徳之島のタンカン幼木園(周囲100 m,約300 m<sup>2</sup>)に架線高10,20および30 cmの電気柵を設置した.設置前(23日間)のアマミノクロウサギの撮影頻度指数(RAI)は43.5と高かったものの,設置後(406日間)は0.2と著しく低下した(<i>P</i><0.05...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 奄美群島・吐噶喇(トカラ)列島および屋久島の強震観測点近傍の深部地盤S波速度構造

    山田 伸之, 竹中 博士 日本地震工学会論文集 23 (5), 5_21-5_34, 2023

    <p>本研究では,奄美群島,吐噶喇列島および屋久島の島嶼部の11地点で実施した微動アレイ観測の記録を用いて,S波速度3 km/s相当層の地震基盤までの深部地盤のS波速度構造を推定した.その結果,各地点で1~3層と地震基盤のS波速度を示すことができ,地震基盤上面の深度は,喜界島で最大の約2 kmとなり,ほかの島では,0.2~0.6 …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 地質図の新たな産業利用に向けて−農業分野(テロワール)・金融分野への展開−

    斎藤 眞 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 218-, 2023

    ...<p>発表者は,これまで,5万分の1地質図幅の作成(末吉,椎葉村,横山,砥用,豊田),20万分の1地質図幅の作成(宮崎,開聞岳及び黒島の一部,屋久島,中之島及び宝島,徳之島,八代及び野母崎の一部,横須賀,大分)に携わり,その後20万分の1日本シームレス地質図の運営,同V2版の作成に携わっている.そのため作成された地質図の活用事例に強い関心を持ってきた. ...

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  • 大隅半島高山やぶさめに残る伝統的な世界観

    永迫 俊郎, 黒田 安治, 堀 信行 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 286-, 2023

    ...</p><p> 海と川の差こそあれ水のもつ霊力への意識は強く,潮がけを省いてのやぶさめ奉納は想像さえされなかったはずで,波打ち際で採取される真砂も重要視されている.海水が含む塩に注目しがちだが,「ウミシュ(海の砂)は塩になり,ヤマシュ(浜の砂)は米になるというウミシュヤマシュ」(徳之島町・町田進氏 私信)から‘砂’自体の力も考慮するとより豊潤な把握ができそうだ.携わる方々の情熱と少年の成長から元気をもらい...

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  • 徳之島産トゥファからのプラントオパール抽出と植生記録

    加藤 大和, 村田 彬, 狩野 彰宏 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 79-, 2023

    ...鹿児島県徳之島西部の小原海岸では、海岸斜面に湧出した地下水から、様々な形態のトゥファが広範囲に発達している。本研究では、トゥファに含まれる不純成分に着目し、プラントオパール(植物ケイ酸体)の抽出を試みた。プラントオパールは植物細胞を鋳型として形成される非晶質のケイ酸体であり、植物の分類群や器官に固有の形態を持つ。...

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  • 増加するナイトツアーがアマミノクロウサギの行動に与える影響とその対策の検証 ―アマミノクロウサギ研究会―

    鈴木 真理子, 宋 多情, 浅利 裕伸, 大海 昌平 自然保護助成基金助成成果報告書 31 (0), 145-153, 2022-10-14

    ...<p>奄美大島・徳之島・沖縄本島・西表島が世界自然遺産登録の動きにより観光地として注目を集める中,奄美大島では,増加するナイトツアーによるアマミノクロウサギなどの野生動物への影響の懸念や利用者間のトラブルが発生している.特に利用が集中している奄美市道三太郎線周辺では,島内外から過剰利用への対策が求められており,現在行政主導による利用調整が始まった.本研究では,現在の過剰利用がどの程度野生動物への影響...

    DOI 被引用文献1件

  • 1-4-6. 薩南諸島の植物多様性に関する植物標本・現況調査

    田金, 秀一郎 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 26-27, 2022-03-30

    ...薩南諸島の植物相の知見を蓄積することを目的として、鹿児島大学総合研究博物館の植物標本室(KAG)に収蔵されている植物標本のデータベース化の推進とその情報の分析、および甑島列島、屋久島、黒島、奄美大島、徳之島の現地調査を実施した。...

    機関リポジトリ

  • 1-4-2. 異なる光環境における侵略的外来種オウゴンカズラの生存能力

    鵜川, 信, 蜂須賀, 莉子 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 18-19, 2022-03-30

    ...本研究では、徳之島の3か所の森林において、異なる3つの環境条件(林外、林縁、林内)に異なるサイズの植物体(葉と茎の組み合わせが1組、4組、8組の植物体)を設置し、2か月後の生死を測定した。その結果、植物体のサイズに関わらず、林外ではほとんどの植物体が枯死したが、林縁と林内では高い生存率がみられた。...

    機関リポジトリ

  • 1-4-13. 電気柵による農地へのアマミノクロウサギの侵入防止

    高山, 耕二, 中村, 南美子, 河合, 渓 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 42-45, 2022-03-30

    ...【方法】徳之島のタンカン園(周囲100m、2 a)に架線高10~30㎝の電気柵を設置し、設置前23日間を対照区、設置後752日間を試験区とした。カメラで侵入個体を撮影し、両区の撮影率を比較した。試験区では、柵に対するウサギの行動反応をカメラで撮影し、タンカン樹の食害の有無を調査した。柵の資材費、設置と管理に要した時間についても調査した。...

    機関リポジトリ

  • 1-4-7. 奄美群島の普通種を中心とした植物相調査

    鈴木, 英治 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 28-29, 2022-03-30

    ...各島で標本又は写真で2020~2021年に新たに確認した品種まで含む分類群数は、奄美大島(21)、徳之島(82)、沖永良部島(11)、喜界島(35)、与論島(24)となった。各島の分類群数は、奄美大島(1597)、徳之島(1207)、沖永良部島(894)、喜界島(673)、与論島(548)となった。それらの資料を今までに集積されている資料と合わせ、奄美群島の植物1838分類群の分布図集を作成した。...

    機関リポジトリ

  • 1-4-34. 薩南諸島におけるマングローブ林空撮によるグリーンインフラ調査

    平, 瑞樹 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 103-105, 2022-03-30

    ...2021年7月,世界自然遺産に登録された奄美大島・徳之島など南西諸島を含む地域の活性化において,河川や道路インフラの整備は喫緊の課題である.島々を訪れる入込観光客が見込まれることからも,動植物のハビタットの保護,自然林の分布する国立公園や公共施設内の樹木管理なども含む社会資本整備としてのグリーンインフラの重要性が叫ばれている.また,グリーンインフラ資源調査は,津波による防波対策や台風による風水害の対策...

    機関リポジトリ

  • 1-4-36. IoTシステムによる徳之島のサトウキビ畑の圃場面の可視化

    熊澤, 典良 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 108-109, 2022-03-30

    さとうきびは台風や水不足などの影響をあまり受けず過酷な環境下でも育つため,鹿児島県南西諸島の根幹作物になっている.さとうきび栽培において圃場の均平作業はさとうきびの生育ムラを解消するために欠かせない作業であるが,その多くは圃場面の目視により行われる.圃場面の起伏を計測する方法として水準測量があるが,専用の機器と高度な資格を有した技術者が必要な上に測量作業に多大な時間とコストを要してしまう.本研究…

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  • 1-4-10. 南西諸島における在来カンキツの分布とその特性

    山本, 雅史 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 34-36, 2022-03-30

    ...②長島から徳之島まで鹿児島の島嶼域で栽培されているクロシマミカン(シマミカン)が遺伝的に同一であり、これらが栄養繁殖で分布域を拡大したことを示した。③南西諸島に広く分布するカーブチー、オートー、シークー類には種内変異は認められないこと、これらがシィクワーサーやクネンボ、ダイダイを親として発生したことを推察した。...

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  • 1-4-1. 奄美大島における統合型モニタリングシステムの構築

    鵜川, 信 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 15-17, 2022-03-30

    ...薩南諸島の奄美大島と徳之島には、多くの固有種が生息し、その普遍的価値により2021年7月世界自然遺産に登録された。一方で、これらの固有種は様々なリスクにさらされており、その存続を図る上で、個体群のモニタリングを実施する必要がある。そこで、本研究では、奄美大島の役勝川流域の森林において、固有種とその生息環境を捉えられる統合型モニタリングシステムを構築することを目的とした。...

    機関リポジトリ

  • 日本産チビトガリヒメバチ亜科(ハチ目, ヒメバチ科)数種の分布記録と再記載

    渡辺 恭平 神奈川県立博物館研究報告(自然科学) 2022 (51), 61-72, 2022

    ...すなわち、徳之島からムネブトマメトガリヒメバチ<i>Acrolyta spola</i> Momoi, 1970 とオキナワマメトガリヒメバチ<i>Diatora lissonota</i> (Viereck, 1912) を、本州と伊豆大島からヨネダフタコブチビトガリヒメバチ<i>Phygadeuon yonedai</i> Kusigemati, 1986 を、本州からオオシマチビトガリヒメバチ...

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  • 鹿児島県徳之島におけるカスケード型トゥファと石筍を用いた過去200年間の古気候解析

    村田 彬, 加藤 大和, 狩野 彰宏 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 183-, 2022

    ...</p><p>本研究では、鹿児島県徳之島の小原海岸に広く発達するカスケード型トゥファを対象とした。連続堆積が期待できるサンプルを2地点から採取し、内部に形成された年縞を詳細に観察することで堆積期間を217年(Site 2, 長さ20 cm)、192年(Site 3, 長さ50 cm)であると決定した。その上で、酸素・炭素同位体分析を行った。...

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  • キクの電照栽培の再考察

    白山 竜次 園芸学研究 21 (3), 255-267, 2022

    <p>キクは日長制御による開花調節を活用している品目で,人工光源で開花期を調節したキクは電照菊と呼ばれる.近年,白熱電球から蛍光灯やLEDへの切替えが電照技術を見直すきっかけとなり,電照方法に関する再検証が行われた.本総説では,キクの電照栽培において,どの光質の光を,どの時間帯に,どのように照射すれば効率的な花成抑制につながるかをテーマに,過去の電照方法の変遷,電照試験における留意点を確認しつつ…

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 「地理総合」に向けた「国際理解と国際協力」の単元における授業実践

    神宮 公平 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 149-, 2022

    <p>2022(令和4)年度より全国の高等学校で「地理総合」が実施される。2018年3月告示の高等学校学習指導要領(以下,新指導要領)の「地理総合」に関する内容では,「A地図・地理情報システムで捉える現代社会」「B国際理解と国際協力」「C持続可能な地域づくりと私たち」の3つの大項目から構成される。それに伴い,大学側や現場である高等学校の地理担当者などとで,教材開発や指導方法について多くの議論がな…

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  • コロナ対応からみた徳之島の地誌

    永迫 俊郎, 尾島 圭祐, 堀 信行 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 155-, 2022

    ...</p><p> 本発表では,3町それぞれの新型コロナウイルス感染症対策本部の構成員(これらを束ねる徳之島三町の対策本部にも上層部は加わる)をはじめ,徳之島町4シマ,天城町5シマ,伊仙町3シマの区長さんや住民を対象にした聞き取り(尾島の3回3週間あまりの卒論調査での知見)に主にもとづき,コロナ対応ならびに徳之島の地誌について報告する.永迫の現地調査には令和3年度鹿児島大学教育学部鶴丸優美子研究助成寄附金...

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  • 近現代における沖縄闘牛の歴史

    小木曽 航平 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 383-, 2022

    ...<p>現在、日本では岩手県(久慈市)、新潟県(長岡市・小千谷市)、島根県(隠岐の島町)、愛媛県(宇和島市)、鹿児島県(徳之島)、沖縄県(うるま市ほか)の6県で闘牛が行われている。少ない所で年に数回、多い所で年に数十回の大会が開催されており、各地の闘牛場には数百人から数千人の観客が押し寄せる。...

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  • 世界自然遺産候補地奄美大島の森林における植物の種多様性と伐採履歴および微地形との関係 ―鹿児島大学薩南諸島森林生態研究グループ―

    川西 基博, 酒匂 春陽, 相場 慎一郎, 藤田 志歩, 鵜川 信, 榮村 奈緒子, 田金 秀一郎, 宮本 旬子 自然保護助成基金助成成果報告書 30 (0), 6-24, 2021-09-30

    ...<p>世界自然遺産候補地の奄美大島と徳之島の照葉樹林において森林調査区を設定し,動植物のモニタリング体制の構築を進めている.本研究では,奄美大島の照葉樹林において情報の乏しい国有林以外の森林域を中心に,伐採履歴および微地形と種多様性との関係を把握することを目的として調査を行った.その結果,尾根に近い上部斜面域と,深い谷に面した下部斜面域では照葉樹林の構成種に共通性が見られるものの,明瞭に分布パターン...

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  • 徳之島初記録のコムラサキオカヤドカリ

    笹塚, 諒, Sasazuka, Makoto Fauna Ryukyuana 59 17-18, 2021-03-11

    ...鹿児島県徳之島の天城町岡前にてコムラサキオカヤドカリCoenobita violascens Heller,1862を確認したことを報告する.今回,徳之島にて確認されたことにより,鹿児島県初記録かつ種の分布北限の更新となった....

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  • 徳之島初記録の魚類122種

    和田 英敏, 古𣘺 龍星, 山田 守彦, 藤井 琢磨, 吉田 朋弘, Wibowo Kunto, 荒木 萌里, 伊藤 大介, 赤池 貴大, 中川 龍一, 渋谷 駿太, 是枝 伶旺, 出羽 優凪, 餅田 樹, 本村 浩之 Ichthy, Natural History of Fishes of Japan 7 (0), 35-52, 2021

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  • 徳之島のカスケードトゥファに記録された酸素安定同位体比と太平洋十年規模振動の関係

    村田 彬, 加藤 大和, 狩野 彰宏 日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 54-, 2021

    ...しかし、鹿児島県徳之島の小原海岸には滝からの水の流下地点で成長する石筍状のカスケードトゥファが発達しており、より長期間の古気候記録が期待される。 年縞は薄片観察やCTスキャンで認定でき、徳之島で採取した厚さ50cmのカスケードトゥファの堆積期間が約200年であると分かった。酸素・炭素同位体比の測定結果を気象記録と比較することで、トゥファを用いた長期間の定量的な古気候復元を目指す。...

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  • 農研機構技報 No.6

    農研機構技報 = NARO Technical Report 6 2-39, 2020-09-01

    ...目次(no.6)特集 「農村の活性化・高付加価値化」 4特集によせて 51.機能性茶品種の導入による新たな茶産地「徳之島」の誕生 62.ICTを活用した地域資源管理と農村振興 103.多様な人材が参画する新たな農業モデル 144.地域資源としての生物多様性 4農業から産出される副産物を肥料原料に 22「地図タイル」による地図データの提供と高度利用 26経営改善に向けたGAPの活用方策 30...

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  • 奄美の新メディア事情

    宮下, 正昭 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 61 81-82, 2020-03-30

    ...一方、奄美大島の脇に追いやれてしまっている感のある徳之島では全戸配布のチラシ業者が島民に親しまれている。そんな徳之島のメディア事情(2018-19年度)も探った。...

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  • 奄美群島と周辺島嶼域の魚類相調査

    本村, 浩之 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 61 54-55, 2020-03-30

    ...2016–2019年度の薩南諸島における魚類相調査によって、屋久島から1,277種、奄美大島から1,615種、および徳之島から505種の生息が確認された。また、調査中に発見された日本初記録の14種に新標準和名を提唱するとともに、8新種を記載した。...

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  • 奄美群島在来カンキツ類の果実特性

    山本, 雅史 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 61 38-39, 2020-03-30

    ...奄美大島、加計呂麻島、喜界島、徳之島、沖永良部島および与論島由来の20系統を供試した。全体に在来カンキツは小果で糖度も低い傾向にあった。熟期は早生から晩生まで分布し、特に“ケラジミカン”は減酸が速かった。“フスー”のアスコルビン酸含量は高かった。採取地が異なっても同種類の系統の果実特性は似通っていた。...

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  • 世界自然遺産候補地奄美群島の森林生態系に関する基礎的研究 ―鹿児島大学薩南諸島森林生態研究グループ―

    相場 慎一郎, 藤田 志歩, 鈴木 真理子, 鵣川 信, 川西 基博, 宮本 旬子 自然保護助成基金助成成果報告書 28 (0), 105-115, 2020-01-10

    ...の優占度が低く,イスノキ・ウラジロガシ等の優占度が高いことから,遷移がより進んだ状態にあるとみなせた.3つの1ヘクタール調査区の間に見られる変異は,標高・地形・撹乱の程度などにより説明されると考えられた.また,奄美大島・徳之島の植生調査区の周辺で,カメラトラップによる動物調査もおこなった.その結果,両島の山地に残された原生的照葉樹林は,多くの固有種を含む哺乳類・鳥類の生息場所となっていることが示された...

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  • トクノシマトゲネズミ(<i>Tokudaia tokunoshimensis</i>)の生息記録と2005年~2016年の分布

    城ヶ原 貴通, 中家 雅隆, 池村 茂, 越本 知大, 坂本 信介, 橋本 琢磨, 三谷 匡, 黒岩 麻里, 山田 文雄 哺乳類科学 60 (1), 105-116, 2020

    ...<p>トゲネズミ属(<i>Tokudaia</i>)は琉球列島にのみ分布する固有属であり,トクノシマトゲネズミ(<i>Tokudaia tokunoshimensis</i>)は徳之島にのみ分布する固有種で,絶滅が危惧されている.本種の分布・生息状況についてはまとまった記録が蓄積されておらず,保全策を検討する上で分布・生息状況を明らかにする必要がある.本研究ではトクノシマトゲネズミの保全に向けた第一段階...

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  • 世界自然遺産候補地奄美群島の森林生態系に関する基礎的研究 ―鹿児島大学薩南諸島森林生態研究グループ―

    川西 基博, 相場 慎一郎, 藤田 志歩, 鈴木 真理子, 鵣川 信, 宮本 旬子 自然保護助成基金助成成果報告書 29 (0), 126-139, 2020

    ...<p>世界自然遺産候補地の奄美大島と徳之島の原生的照葉樹林において森林調査区を設定し,動植物のモニタリング体制の構築を進めている.本報告では,奄美大島の3標高点(標高200,400,600m)の原生的な照葉樹林を構成する樹木と,林床植生を構成する植物群についての結果を報告する.DBH4.8cm以上の樹木は標高200m調査区で2728本52種,400mで2652本64種,600mで3813本53種が確認...

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  • 奄美地域における春播き緑肥鋤込みによるバレイショ増収効果と緑肥の播種時期

    柏木 伸哉, 餅田 利之, 勝田 雅人 日本作物学会九州支部会報 86 (0), 31-34, 2020

    ...%増加することが期待される緑肥の鋤込み量は概ね乾物約60kg/a であった.バレイショ 増収効果の要因は,緑肥鋤込みに由来する土壌炭素含量の増加と関係があると推察された.緑肥の播種期と乾物収量の関係,緑肥播種期の平均気温の平年値と乾物収量の関係はいずれも高い相関が認められ,播種期が遅くなるほど,播種期の平均気温が高くなるほど乾物収量が少なくなる負の関係で,乾物収量60kg/a 以上を得るためには,徳之島...

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  • 島嶼における外来ネコ問題対策のための支援と普及啓発の活動 ―外来ネコ問題研究会―

    石井 信夫, 山田 文雄, 諸坂 佐利, 長嶺 隆, 伊藤 圭子 自然保護助成基金助成成果報告書 29 (0), 295-299, 2020

    ...<p>ペット動物の外来イエネコ<i>Felis catus</i>は,わが国でも特に島嶼において,捕食などにより希少野生動物の存続を脅かしており,対策への広範な理解と支援協力が求められている.そこで,ネコ対策が急務である世界自然遺産候補地の奄美大島と徳之島,および東京において議員や行政担当者らとの勉強会や意見交換会を行い,また,東京において2回のシンポジウムを開催した.そのほか,外来ネコ問題に関する...

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  • 鹿児島県で発生が確認されたアボカドの害虫

    西 菜穂子, 宮路 克彦, 福元 智博, 濱島 朗子, 木﨑 賢哉, 内野 浩二, 熊本 修, 坂上 陽美, 稲森 博行, 坂巻 祥孝 九州病害虫研究会報 65 (0), 24-29, 2019-11-30

    The current arthropod pest fauna on avocado plant in Kagoshima prefecture is investigated in seven places of its production (Hioki City, Ibusuki City, Tarumizu City, Kagoshima City, Minami-satsuma …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 2002〜2017年に鹿児島県内で検出された豚サーコウイルス2型遺伝子の系統樹解析

    平島 宜昌, 坂口 善二郎, 北原 尚英, 西中川  淳, 岩尾 俊, 藤岡 舞, 藏前 保, 高木 道浩 日本獣医師会雑誌 72 (6), 339-343, 2019-06-20

    <p>鹿児島県で2002〜2017年に実施された豚症例の病性鑑定のうち,豚サーコウイルス関連疾病(PCVAD)と診断された16事例を含む22例の豚の材料を用いて,豚サーコウイルス2型(PCV2)の系統樹解析を行い,遺伝子型を調べた.その結果,遺伝子型aは2002〜2009年の4検体,遺伝子型bは2008〜2017年の13検体,遺伝子型dは2014〜2017年の5検体からみつかり,鹿児島県では20…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献16件

  • 世界自然遺産候補地やんばるの森における人間活動の影響を学ぶ

    大島 順子 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 70-, 2019-05-27

    ...<p> 世界自然遺産登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が、2018年5月国際自然保護連合(IUCN)から登録延期の勧告を受け、日本政府が登録推薦を取り下げたことは記憶に新しい。行政が主導してきたこれまでの取組みに対し、多くの地域住民は登録に向けて様々な不安や危機感を持ち合わせている状況下にある。...

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  • <i>Caenorhabditis japonica</i> の限定された日本での分布

    吉賀 豊司 日本線虫学会誌 48 (2), 71-73, 2018-12-20

    ...<i>C. japonica</i> は九州、奄美大島、徳之島の6個体群全てで検出されたが、沖縄では検出されなかった。<i>C. japonica</i> の分布がこれらの島に制限されていることは、<i>C. japonica</i> やベニツチカメムシとの便乗関係の起源がこれらの島であることが示唆される。</p>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 徳之島で発見された日本新産種ムシャシダ(メシダ科)

    海老原 淳, 森田秀一, 山室一樹 植物研究雑誌 93 (6), 404-406, 2018-12-20

    ...<p>鹿児島県徳之島において,日本新産種の<i>Diplazium</i> <i>megaphyllum</i> (Baker) Christ(メシダ科)が発見された.和名は過去に台湾で発見された際に名付けられた「ムシャシダ」を採用する.</p>...

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  • 薩摩藩の財政改革と調所広郷 : 島津重豪に重用され,島津斉彬に消された男

    大矢野, 栄次 経済社会研究 58 (1-2), 1-19, 2018-06-25

    ...大島・喜界島・徳之島などの「道之島」から取れる砂糖の専売制を行って大坂の砂糖問屋の関与の排除を行ったり、商品作物の開発などを行ったりなどの薩摩藩の財政改革を行い、天保11年(1840)には薩摩藩の金蔵に250万両の蓄えが出来る程にまで財政を回復させた。嘉永元年(1848)、幕府老中阿部正弘は薩摩藩の密貿易を糾弾し、責任者の調所広郷は進退きわまり、同年12月、江戸の薩摩藩上屋敷芝藩邸にて急死した。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 宝島および奄美群島におけるアオカナヘビTakydromus smaradinus の形態変異の分析

    下之段, 佑一, 山根, 正気, 冨山, 清升 Nature of Kagoshima 44 201-210, 2018-06-01

    ...琉球列島に生息するアオカナヘビTakydromus smaradinus を宝島,喜界島,奄美大島,加計呂麻島,請島,与路島,徳之島,沖永良部島において捕獲し,液浸標本をつくり,体色および頭胴長に対する上腕,前腕,大腿,下腿の長さの割合を島ごとに比較した.その結果,奄美大島と沖永良部島では調査期間中1 個体のサンプルも得ることができず,この2 島においては,生息数が減少してしまっていることが考えられた...

    HANDLE Web Site Web Site

  • 沖縄本島やんばる地域での森林認証制度運用の課題と展望

    芝 正己 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 164-, 2018-05-28

    ...<p> 2016年9月の「やんばる国立公園」の担保処置を受け、世界自然遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」登録を視野に入れた諸活動が活発化している。当該地域の持続的な森林管理SFMという視点に立てば、「公的環境保全と資源利用」という重層的な管理原則の体現化が求められていると言える。...

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  • [43] Crossover

    Crossover 43 1-, 2018-03

    ...・複文化環境における言語学習、言語教育」 [松永 典子] / アジア埋蔵文化財センターでの学際融合研究の現在とこれから [仙田 量子] / 海外レポート / 中国・留学体験記 [坂井華海] / Experience at the Annual Meeting of Taiwan Entomological Society in 2017 [黄 悠然] / 国内レポート / 「奄美大島、徳之島...

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  • 奄美大島及び徳之島産アマミアラカシ堅果の形態について

    新原, 修一 鹿児島県森林技術総合センター研究報告 = Bulletin of the Kagoshima Prefectural Forestry Technology Center (19) 24-32, 2018-02

    ...鹿児島県奄美大島及び徳之島産アマミアラカシの堅果の形態を観察した。両島のアマミアラカシは鹿児島県本土産アラカシに比べて堅果がより長かった。さらに徳之島産のものは最大径と生重量も大きく,より細長かった。堅果の生重量は当年生実生の成長と正の相関が認められた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ベトナムの非感染性疾患対策の現状と課題

    服部 希世子, 宇田 英典, 人見 嘉哲, 矢野 亮佑, 西條 尚男, 渡邉 直行, 里見 真希, 吉田 綾, 大石 修, 山下 剛, 亀之園 明 日本公衆衛生雑誌 65 (4), 170-178, 2018

    <p><b>目的</b> 近年ベトナムは目覚ましい経済成長を遂げ,人々のライフスタイルが変化してきたことに伴い非感染性疾患(NCDs:Non-Communicable Disease)患者が増加している。ベトナムにおけるNCDs対策の現状と課題を明らかにし,ベトナムと日本のNCDs対策について検討する。</p><p><b>方法</b> …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 琉球列島花崗岩類の成因—ジルコンU-Pb年代と全岩Sr-Nd同位体組成からの制約

    福山 繭子, 小笠原 正継 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 121-, 2018

    ...本研究では、中・南琉球の奄美大島、徳之島、沖之永良部島、沖縄本島、石垣島の花崗岩類からジルコンを分離し、U-Pb年代を得た。また各島の花崗岩類のうち、代表的な16試料について全岩主成分・微量元素分析及びSr、Nd同位体比の測定を行い、花崗岩類の地球化学的特徴を明らかにし、その成因について検討した。...

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  • 畦間間作した冬作飼料作物が飼料用サトウキビの株出しでの生育および収量に及ぼす影響

    境垣内 岳雄, 服部 育男, 樽本 祐助, 加藤 直樹, 神谷 充, 吉田 広和 日本作物学会九州支部会報 84 (0), 44-47, 2018

    冬作飼料作物としてエンバクとイタリアンライグラスを供試して,畦間間作した飼料作物が飼料用サトウキビの越冬後の株出しでの生育および収量に及ぼす影響を検討した.この結果,越冬後の株出し飼料用サトウキビにおいて,間作エンバク区では飼料キビのみ区と同程度の乾物収量が得られた.一方で,間作イタリアン区では飼料キビのみ区の約半分の乾物収量であった.この要因として,間作したイタリアンライグラスはルートマットを…

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  • 多収であった2016年の徳之島における夏季の降水とサトウキビ茎伸長およびかん水効果

    佐藤 光徳, 西原 悟 日本作物学会九州支部会報 84 (0), 36-38, 2018

    夏に降水がありサトウキビが多収であった2016年の夏季における茎伸長およびかん水の効果を確認した.梅雨明け後の高温無降水でサトウキビの茎伸長速度は速やかに低下したが,7月と8月の降水によって速度は回復し,この降水によって茎長が長くなり平年より多収となった.またこの様な年でも,夏季にかん水を行うことによって,茎伸長速度を常に高く維持し茎長を伸ばして,より多収が得られた.2016年は夏の降水で多収と…

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  • 琉球諸語における情報構造,焦点および焦点階層について

    下地 理則 言語研究 154 (0), 85-121, 2018

    ...扱った方言は15方言であり,北琉球語から喜界島方言(佐手久,小野津),奄美大島方言(瀬戸内,湯湾),徳之島方言(伊仙),沖永良部島方言(国頭),沖縄本島方言(与那原)の7方言,南琉球語から宮古方言(伊良部島長浜,宮古島保良,多良間島),八重山方言(石垣島真栄里,黒島,鳩間島,西表島船浮),与那国方言の8方言である。本稿では,焦点タイプ(WH焦点vs....

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  • 琉球列島におけるニューギニアヤリガタリクウズムシの新たな侵入地

    内田, 翔太, 山崎, 大志, 齊藤, 匠, 平野, 尚浩, 森, 英章, Uchida, Shota, Yamazaki, Daishi, Saito, Takumi, Hirano, Takahiro, Mori, Hideaki Fauna Ryukyuana 35 1-4, 2017-04-08

    ...筆者らはニューギニアヤリガタリクウズムシと類似した陸生プラナリア類を本種の記録のない津堅島,喜界島, 徳之島, 伊平屋島において発見した.外部形態と遺伝子を用いた同定により, これらの陸生プラナリア類はニューギニアヤリガタリクウズムシと同定された. 本種は津堅島と喜界島は定着しているか定かではないが, 徳之島では多数の個体が採集されたことから徳之島には定着している可能性が高い....

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  • 南西諸島産カラタチゴケ属の 2 新種

    柏谷博之, 文 光喜 植物研究雑誌 92 (1), 27-33, 2017-02-20

    ...</p><p> ヨコタカラタチゴケはコウライシバのほふく茎に着生する.枝が同長二叉分枝を繰り返す地衣体を持つ点では上記のリュウキュウカラタチゴケに似ているが,本種の枝は中空で穿孔があり,偽盃点を欠くので容易に区別ができる.地衣成分はノルスチクチン酸とセッカ酸である.本種はこれまでに徳之島の二カ所で生育が確認されているだけで,南西諸島を含む日本の他の地域からは見つかっていない.種小名の<i>yokotae...

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  • リュウキュウマツの食痕を指標とした徳之島のケナガネズミの分布調査

    城ヶ原 貴通, 越本 知大 哺乳類科学 57 (2), 211-215, 2017

    ...<p>ケナガネズミ(<i>Diplothrix legata</i>)は南西諸島の固有種であり,かつ絶滅が危惧されているが,徳之島における分布・生息状況については,目撃情報やロードキルなどの断片的情報に限られている.我々は徳之島の森林全域において,リュウキュウマツ(<i>Pinus luchuensis</i>)の食痕を指標としたケナガネズミの糞の探索による本種の分布調査を2015年8月に実施した....

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  • 鹿児島県の離島,徳之島における,悪性貧血14例の臨床的および疫学的検討

    小林 晃, 畑 泰司, 山本 浩文, 鈴木 真紀, 竹元 慎吾, 宮上 寛之, 太良 光利 日本プライマリ・ケア連合学会誌 40 (2), 86-90, 2017

    ...<p><b>目的:</b>徳之島の医療施設で経験した14例の悪性貧血について臨床的および疫学的検討を行った.</p><p><b>方法:</b>平成21年3月より平成26年5月までに当院で悪性貧血と診断した14例を対象として,後方視的に検討した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 地域住民の認識から見る奄美群島の価値

    久保 雄広, 山野 博哉, 柘植 隆宏, 三ツ井 聡美, 豆野 皓太, 栗山 浩一 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 796-, 2017

    ...例えば、奄美大島や徳之島の住民の多くは森林や山といった景観を重要視していた一方、与論島の住民はサンゴ礁に対して重きを置いていた。また、自然の利用状況や今後の保全意識についても島ごとに異なっており、実際の自然環境が住民の行動や意識に影響していることが示唆された。今後、これらの認識の違いとその背景を広く関係者間で共有しながら自然保護地域のあり方を議論していくことが肝要である。</p>...

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  • 徳之島産ケナガネズミ<i>Diplothrix legata</i>の精子形成に関する組織学的基礎情報

    加藤 悟郎, 城ヶ原 貴通, 後藤 嘉輝, 篠原 明男, 越本 知大 哺乳類科学 57 (2), 217-220, 2017

    ...<p>ケナガネズミは奄美大島,徳之島ならびに沖縄島北部のみに分布する日本固有の齧歯類である.今回我々は,徳之島において2016年8月に交通事故により死亡した雄のケナガネズミを入手し,その生殖腺の組織学的観察をおこなった.その結果,本個体の精巣では精子形成が認められたものの,精巣上体内の貯留精子は極めて少量であった.したがって,本個体は精巣および精巣上体の形態的な成熟を終え,その後の交尾に向けた繁殖学的機能性...

    DOI Web Site 医中誌

  • 琉球列島の中琉球における新たな二つの国立公園の誕生と世界自然遺産候補地としての課題

    山田 文雄 哺乳類科学 57 (2), 183-194, 2017

    ...<p>琉球列島のうちの「中琉球」とよばれる地域に,2016年に「やんばる国立公園」が誕生し,2017年に「奄美群島国立公園」が新たに誕生した.これらの国立公園指定の意義は,現在,日本政府が登録申請中の「奄美大島,徳之島,沖縄島北部及び西表島世界自然遺産推薦地」の保護区としての保護担保措置のためである.中琉球の生物相は特異的で,ユーラシア大陸から古い時期(後期中新世-更新世初期,1,163万年前–200...

    DOI Web Site

  • 奄美大島の果樹園の同一繁殖穴におけるアマミノクロウサギの繁殖と養育行動の2事例

    鈴木 真理子, 大海 昌平 哺乳類科学 57 (2), 257-266, 2017

    ...<p>養育行動の記録は,親から子への投資や子の発達過程を知るための基礎情報であり,域外保全のためにも重要な情報である.アマミノクロウサギ(<i>Pentalagus furnessi</i>)は鹿児島県奄美大島と徳之島にのみ生息する遺存固有種である.母獣は休息用の巣穴とは別の場所に繁殖用の巣穴を持ち,その中で幼獣を育てる.2015年秋に奄美大島の農地内に掘られた繁殖穴を発見し,2015年9月から2017...

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  • 琉球列島の石斧および貝蓋器遺物に関する実証的研究(第6報)

    具志堅 亮, 基 昭夫, 神 雅彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 725-726, 2017

    ...琉球列島・徳之島戸森遺跡の岩に描かれている船や弓・矢の線刻画に焦点を当て,線刻画の表面性状や断面性状を調査し,描いた年代や工具の材質,形状,線刻方法について推定した.調査結果をもとに線刻実証実験を行った結果,同線刻画は和釘・舟釘を用いた平タガネ形工具による引き加工で描かれたものと推定された....

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  • 茎伸長速度から見たサトウキビの効果的な潅水開始時期

    砂川 喜信, 佐藤 光徳, 比屋根 真一, 伊禮 信, 大見 のりこ 日本作物学会九州支部会報 83 (0), 50-53, 2017

    梅雨明け後の高い茎伸長速度は梅雨明け後に速やかに低下すること,一方で潅水することによって茎伸長速度を高く維持できるとした点で佐藤ら(2015)の報告と一致することから,これらのことは琉球弧における島尻マージ地域の茎伸長速度の推移の特徴であり,琉球弧の島尻マージ地域においては梅雨明けからの潅水が非常に重要であることが示された.一方で無潅水区は梅雨明け後約1週間までは,ほとんど降水がない状態でも高い…

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  • ダム管理マニュアルへの「解説版」新規作成による技術伝承

    寺村 伸一, 松本 安弘, 髙瀬 賢一 農業農村工学会誌 85 (12), 1159-1162,a2, 2017

    ...<p>「徳之島地区」は,島内のサトウキビを中心に飼料作物,野菜などに対し,徳之島用水事業により徳之島ダムを築造し,水源を確保するとともに基幹水路などを造成し,中核農家の育成と地域農業の振興に資するため平成9年から事業に着手し平成29年度をもって完了を迎えるところであり,施設管理は土地改良区が行うこととなっている。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 沖縄の森林業の歴史的展開と今後の展望

    芝 正己 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus (63) 51-60, 2016-12

    ...すなわち,亜熱帯常緑照葉樹林は,本島全域の水源地として重要な役割を果たしており,しかも絶滅が危惧されている多くの貴重な固有種の生息地域として,「やんばる国立公園: 2016年9月15日指定」,「奄美大島,徳之島,沖縄島北部及び西表島(鹿児島県・沖縄県)世界自然遺産登録候補地」にもあげられている。...

    日本農学文献記事索引

  • 徳之島の常緑広葉樹天然林における優占樹種の個体群動態

    鵜川, 信 南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers 57 11-13, 2016-03-18

    ...本研究では、徳之島の常緑広葉樹天然林に4haの調査区を設け、そこに優占するスダジイとオキナワウラジロガシの個体群動態の特性を明らかにした。2015年に毎木調査を実施し、2003年のデータと併せて、スダジイとオキナワウラジロガシそれぞれの個体群動態の特性を推移行列モデルによって解析した。その結果、スダジイは新規で参入する個体が個体数の維持に大きく関与していた。...

    機関リポジトリ

  • 徳之島および喜界島産ゴマダラカミキリ類における遺伝子汚染

    坂巻, 祥孝, 三宅, 正隆, クアシ, N’G. ルシエン, 津田, 勝男 南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers 57 41-42, 2016-03-18

    ...喜界島および徳之島に分布する徳之島産のトクノシマゴマダラカミキリ Anoplophora oshimana tokunoshimanaおよび喜界島産のオオシマゴマダラカミキリ A. o. oshimanaは九州本土に分布するホンドゴマダラカミキリ A. malasiaca とちがって、人里のカンキツ樹を加害しないといわれてきた。...

    機関リポジトリ

  • 奄美群島周辺海域に分布する寄生動物相の調査報告

    上野, 大輔 南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers 57 91-93, 2016-03-18

    ...そこで、2015年4月から2015年11月にかけて、奄美大島、加計呂麻島、徳之島、喜界島、与論島沿岸域において、様々な海産動物に寄生する動物相の調査を行った。調査から採集された寄生動物の数は、甲殻類33種(カイアシ類31種、等脚類2種)、貝類5種(ヤドリニナ類4種、イトカケガイ類1種)、多毛類(スイクチムシ類2種)に上った。...

    機関リポジトリ

  • 琉球列島の石斧および貝蓋器遺物に関する実証的研究(第5報)

    神 雅彦, 基 昭夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 529-530, 2016

    ...琉球列島徳之島の三京集落に長径450mm,短径350mmの表面に線刻された転石が祀られている.線刻画は,太平洋の水平線から少しずつ昇ってくる太陽を時系列で描いていると推測される.徳之島の戸森には岩板に舟をはじめ多くの絵が線刻されており,町教育委員会が,描かれた年代や歴史的意味の調査の一環として,線刻方法や工具の調査を行っている.本報では,三京線刻画に焦点を当て,和釘や石材で複製した小刀,タガネ,石斧等...

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  • 遺産化に伴う沖縄島北部地域の観光客数の動向及び予測

    芝 正己 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 6-, 2016

    ...これらの地域には80%以上の森林率を有する豊かな自然環境が残されており、鹿児島県の「奄美大島」と「徳之島」、沖縄県の「西表島」と共に奄美琉球世界自然遺産候補地の一部に指定され、エコツーリズムを基軸とした観光産業振興による地域活性化の取り組みが期待されている。...

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  • 海洋シアノバクテリア由来のリポペプチドの構造

    澄本 慎平, 岩﨑 有紘, 大野 修, 犬塚 俊康, 照屋 俊明, 末永 聖武 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Oral21-, 2016

    ...Kanamienamideの単離・構造決定</p><p> 鹿児島県徳之島の沿岸にて海洋シアノバクテリアMoorea bouillonii 1000 g (湿重量) を採集した (Figure 1)。このものをメタノール抽出し、得られた抽出物を酢酸エチル/水で分配した後、有機層をヘキサン/90%メタノールにて分配した。...

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  • リ-フ沖合海域海砂採取がリ-フ内海浜に与える影響評価-喜念浜の事例解析

    西 隆一郎, 鶴成 悦久, 細谷 和範, Mario de Leon, 松元 勇, 佐々木 秀勝 土木学会論文集B3(海洋開発) 71 (2), I_772-I_777, 2015

    ...バッファ-ゾ-ンとして重要なだけでなく,生物の生息領域や観光資源としても重要である.現在,鹿児島県においてはサンゴ礁内の砂浜や砂地から砂を採取することはないので,砂浜や砂丘に対する海砂採取の直接的な被害は生じていないが,建設用骨材目的で実施しているサンゴ礁沖合海域での海砂採取が,サンゴ礁内の海浜侵食を生じさせないか定量的な検討を行う必要はある.そこで,本研究では,サンゴ礁沖合海域で海砂採取を行っている徳之島喜念浜海域...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 世界自然遺産候補地としてのやんばる森林の現状と保全管理の諸課題

    芝 正己, Azita Zawawi Ahmad, Janatun Jemali Noor 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 756-, 2015

    ...【目的】平成26年1月、「奄美・琉球」世界自然遺産候補地の絞り込み地域として、鹿児島県の「奄美大島」と「徳之島」、沖縄県の「本島北部」と「西表島」の4島がUNESCOWHCに回答され、今後は、科学委員会、両地域WG、地域連絡会議が連携して「推薦書」及び「管理計画」作成に取組む。本研究では、4島候補地の内、「沖縄島北部」に絞って取組みの現状・課題等を検証する。...

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  • 低温貯蔵がカボチャ果実の品質に及ぼす影響

    鮫島 陽人, 満留 克俊, 德永 太藏, 桑鶴 紀充 日本食品保蔵科学会誌 41 (2), 59-64, 2015

    <p> We studied the effects of chilling temperatures on the occurrence of injury and content composition of squash fruit to determine the optimum storage temperature and shelf life. Pitting of the …

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 奄美地域の12月収穫におけるサトウキビ品種「Ni23」の多回株出し栽培での生産力

    小牧,有三, 藤崎,成博, 四藏,文夫, 長井,純一, 馬門,克明 日本作物学会九州支部会報 31-33, 2014-05-15

    奄美地域の大規模経営体では収穫や植付けなどの受委託作業が増加し,製糖期間中は他の作業ができないため植付けなどが遅れ,単収低下の一因となっている可能性がある.この対策として収穫の早進化と多回株出し栽培による収穫後の作業の効率化を図ることで,単収の増加と生産の安定が期待できる.そこで,株出し萌芽が優れるNi23について2007年春植え栽培~2011年株出し栽培4回目まで12月収穫で5作の栽培を行い,…

    NDLデジタルコレクション

  • 細裂NIR法によるサトウキビ品質測定に適した甘蔗糖度算定方法

    長井,純一, 藤崎,成博, 四藏,文夫, 馬門,克明, 樋高,二郎, 小牧,有三 日本作物学会九州支部会報 34-37, 2014-05-15

    サトウキビ品質取引に新たに導入された細裂NIR法において使用するカッターグラインダーで原料を細裂すると,従来法のシュレッダーで細裂した場合と甘蔗糖度等が一致しないため,カッターグラインダー原料の分析値を補正する換算式を作成した.作成した換算式の推定精度は十分に高く,これらの換算式を利用することで,細裂方法変更前後の分析値を相互比較することが可能となった.また,作成した換算式で算定した甘蔗糖度を細…

    NDLデジタルコレクション

  • 九州沖縄農業研究センターニュース No.47

    九州沖縄農業研究センターニュース 47 1-10, 2014-03-31

    ...概要 〈巻頭言〉 産業の新展開を支える技術開発 〈TMRとは〉 はじめに:TMR とは何か… 〈研究の取り組み〉 九州沖縄農研におけるTMR の取り組み 〈TMR施設事例〉 ・錦江ファームTMR センター:焼酎粕を活用したTMR ・八代TMR センター :地域の資源を利用したTMR ・徳之島町TMR センター:飼料用サトウキビを活用したTMR 〈最近の研究成果〉 焼酎粕濃縮液を活用した...

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  • 薩摩半島南部,南九州市八瀬尾地域の蛇紋岩体と四万十帯白亜紀堆積岩類との高角境界

    斎藤 眞, 中川 充 地質学雑誌 120 (3), 105-114, 2014-03-15

    ...の堆積岩類に垂直ないしは高角で南北に延びた岩脈状に迸入したことが明らかになった.その根拠は,彼らが低角境界で堆積岩類に重なるとした尾根上の蛇紋岩体と白亜紀の堆積岩との間に高角~鉛直の境界が存在すること,彼らが指摘した谷沿いに分布する蛇紋岩の孤立岩塊,岩屑堆積物は,明らかな蛇紋岩露頭であることなどの明確な産状による.さらにそれら蛇紋岩の露頭は,谷間で小さな滝を作り,山腹では急崖を作る.この蛇紋岩体は徳之島...

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  • 標識個体の遺伝的性判別からみたアマミヤマシギ<i>Scolopax mira</i>の行動と形態の性差

    江田 真毅, 鳥飼 久裕, 木村 健一, 阿部 愼太郎, 小池 裕子 日本鳥学会誌 63 (1), 15-21, 2014

    ...アマミヤマシギ<i>Scolopax mira</i>は奄美大島とその属島,および徳之島で繁殖する日本の固有種である.IUCNのレッドリストでは危急種に指定されている.同種の保護対策の検討のうえで,標識個体を性判別することは行動上の性差を明らかにするために重要である.しかし,アマミヤマシギの形態上の性差は知られておらず,形態による性判別基準は確立されていない.そのため,行動上の性差もほとんど分かっていない...

    DOI 参考文献2件

  • 南九州畑地集水域における降雨流出特性

    髙木 東, 籾井 和朗, 肥山 浩樹, 伊藤 祐二 農業農村工学会論文集 81 (6), 601-608, 2014

    ...特殊土壌が分布する南九州豪雨地帯の畑地集水域における降雨流出特性の解明は農地保全上重要である.本研究では,シラス,国頭礫層および琉球石灰岩を基盤とする畑地集水域における流出特性を,米国農務省提案のHフリュームを用いた流量観測に基づいて検討した.シラス台地クロボク土壌の集水域のピーク流出係数は最大で0.096,ビニールマルチを施した場合は,被覆率45%のときに最大で0.50の高い値を示した.徳之島国頭礫層上...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • “うた”が舫うシマづくり

    広瀬 伸, 内山 五織 農業農村工学会誌 82 (9), 707-710,a1, 2014

    ...<p>奄美群島・徳之島での“うた”(文化要素)とその基盤(サブシステンス)となる稲作作業を復興した活動を報告する。本活動には,この島独自の田植え唄の演奏を伴う田植え作業から収穫・脱穀に至る一連の農作業に,唄や踊りを伴う稲作由来の伝統行事「むちたぼれ」や自然観察会,食品加工ワークショップなどが組み込まれた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 豚鞭虫卵に汚染された堆肥による子豚の豚鞭虫症の発生事例

    木本 裕桓, 中島 亮太朗, 大園 正陽, 齋藤 剛敏 日本獣医師会雑誌 67 (4), 259-262, 2014

    鹿児島県内の一貫経営養豚場の放牧場併設簡易子豚舎において,死亡を伴う豚鞭虫症が子豚に発生した.発生農場では,4年前にオガクズ敷料を使用中に豚鞭虫症の発生があった.今回の発生豚舎は,この敷料を堆肥として散布していた畑の上に直接設置された簡易豚舎で,今回の豚群に初めて使用された.Oリング法により農場内の豚鞭虫卵のEPGを計測した結果,発生豚舎の豚房(600EPG),放牧場の表土2カ所(680,800…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献7件

  • 徳之島の振り茶に関する聞き取り調査

    木下 朋美 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 66 (0), 35-, 2014

    ...<br><b>方法</b> 2013 年 12 月に徳之島を訪問した.伊仙町歴史民俗資料館の方のご協力の下,振り茶を継承してきた方のご自宅を訪問し,振り茶を実際に作って頂き,振り茶の作り方やどのような時に飲まれたかなど調査した.その他,徳之島町や天城町でも聞き取り調査を行った....

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  • 海洋シアノバクテリア由来のマクロリドbiselyngbyaside類の単離と生物活性

    森田 真布, 大野 修, 渡邊 絢音, 杖田 淳子, 矢守 隆夫, 豊島 近, 末永 聖武 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral39-, 2014

    ...鹿児島県徳之島産のシアノバクテリアLyngbya sp.(湿重量400 g)をメタノールで抽出し、得られた抽出物を酢酸エチル/水で分配した後、有機層をさらにヘキサン/90%メタノールで分配した。その結果、90%メタノール画分に顕著な細胞増殖抑制活性が認められた(IC<sub>50</sub> < 0.1 mg/mL)。...

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