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検索結果 720 件

  • 不安の文脈で考えるHPVワクチン副反応騒動とこれから

    柳生 一自 小児の精神と神経 64 (1), 49-56, 2024-04-01

    2013年4月に子宮頸がん予防ワクチン(以下,HPVワクチン)が小学6年から高校1年生までの女子に定期接種化された.しかし,同時期より接種後の疼痛,けいれん,運動障害,記憶障害など「多様な症状」がメディアに多く紹介され,同年6月厚生労働省が「積極的な接種勧奨の差し控え」を宣言し,接種率は激減した.厚生労働省での議論を経て,2022年4月積極的な接種勧奨が再開されたが,わが国の接種者数は増加してい…

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  • テクニカルコミュニケーション・リデザイン学術研究会発表論文集 第5号 2023年10月

    島田 英昭 田中 晴子, 冨永 敦子 升田 全, 猪股 健太郎, 多田 美香里, 吉川 典子, 黒田 聡 中西 義人 テクニカルコミュニケーション・リデザイン学術研究会発表論文集 2023 (0), 6-17, 2023-10-14

    一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会では、テクニカルコミュニケーションに関する学術的研究推進すべく、2019 年度からテクニカルコミュニケーション・リデザイン学術研究会を開催しております。 近年、情報機器の普及と情報技術のめざましい進展に伴い、これからの社会では、取扱説明や使用説明に関する情報は、紙印刷メディアによる文書(Documentation)型からWeb …

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  • 自身の価値が明確な大学生アスリートは幸せか?

    荒井 弘和, 榎本 恭介, 栗林 千聡, 金澤 潤一郎, 深町 花子, 宅 香菜子 スポーツ産業学研究 33 (4), 4_281-4_293, 2023-10-01

    The four aims of this study were: (1) Qualitative data were used to identify the diverse content of values expressed by university student-athletes in their own words. (2) Gender differences in …

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  • 教育用ロボットを活用した医療系大学における数理データサイエンスAI教育の実践(応用基礎レベル相当)

    西牧 可織, 二瓶 裕之 薬学教育 7 (0), n/a-, 2023

    <p>数理・データサイエンス・AI教育(応用基礎レベル)に対応する授業として「医療データサイエンス入門I」を,薬学部をはじめとする複数の医療系学部で開講した.本稿では,その授業デザインと教育用ロボットを活用した教材について紹介する.「医療データサイエンス入門I」では,薬剤師など医療従事者を目指す学生がAIやプログラミングに興味を持つよう教育用ロボットを活用した.また,学修プラットフォームとして「…

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  • 生命の尊さを実感させ、自然愛護の心を育む環境学習の工夫-身近な自然環境における気付きを生かして-

    八川 慎一, 岡田 大爾 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (14) 9-22, 2022-12

    本研究では中学校学習指導要領解説特別の教科道徳編1)(平成29年7月、以下解説道徳編とする。)の道徳科の「生命の尊さ」と「自然愛護」の項目と、中学校学習指導要領解説理科編2)(平成29年7月、以下解説理科編とする。)の(7)自然と人間の単元の内容を関連させた身近な自然を生かした環境学習教材を開発した。研究仮説を「身近な地域に生息する生物の受精卵と洗剤を活用した観察、実験を通して、生活環境との関連…

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  • ポジティブ心理学の強み介入による防災教育の試み

    豊沢 純子, 竹橋 洋毅, 島井 哲志 日本教育工学会論文誌 46 (3), 557-566, 2022-09-10

    <p>本研究は強み介入による防災教育の効果を検討した.防災への強みの活用法を段階的に教えるため,防災強みカルタを開発した.強み介入は,強みの診断,カルタの実施,防災への活用法の例示,活用法の自己生成,アイディアの共有,フィードバックのプロセスから構成した.研究1は大学生36名に強み介入を行い,防災対策を実施することを求めた.一週間後に,各自が実施した対策を報告してもらい,強みの活用法の理解を深化…

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  • 対象を実際に把持することが対象を傾ける動作の理解に及ぼす影響

    多田 美香里 日本認知心理学会発表論文集 2021 (0), 81-81, 2022

    目の前にある物体の位置や方向の把握については、自分自身の現在の状況とも照合して判断されると考えられる(Ambrosini & Costantini, 2017)。本研究は、対象を実際に把持することが、対象を傾ける動作の理解に影響するかを調べたものである。本実験の課題は、傾いた対象の写真を提示し、その写真のように対象を傾けるには、どのような動作を行うことが正しいかを判断するものであった。実験参加者…

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  • 対象の把持が動作の理解に及ぼす影響

    多田 美香里 日本認知心理学会発表論文集 2022 (0), 87-87, 2022

    把持に関する運動表象は対象の視覚的入力によって影響を受ける(Chua, Bub, Masson, & Gauthier, 2018)。本研究は、対象を傾ける動作の理解において、対象を実際に把持することによる影響が、動画で提示された対象の傾きの方向による影響を受けるかどうかを調べたものである。本実験の課題は、傾いた対象の写真を提示し、その写真のように対象を傾けるには、どのような動作を行うことが正し…

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  • 新型コロナ禍で自粛中高齢糖尿病患者の血糖値コントロール

    山田 冨美雄 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PR-022-PR-022, 2021

    <p>新型コロナウィルス感染予防のために自宅で自粛生活を余儀なくされた高齢糖尿病患者200名を対象として,コロナ禍前と自粛半年経過後の血糖値(HbA1c)を比較した。コロナ禍固有のストレス状態質問紙への回答とHbA1cとの関係を評価した。その結果,コロナ禍での外出制限,運動量減少の自覚の強い患者において血糖値コントロールが低下していた。</p>

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  • クラウドを活用した協働学修による大規模クラスにおける文章指導

    西牧 可織, 二瓶 裕之, 井上 貴翔, 鈴木 一郎, 足利 俊彦, 堀内 正隆, 新岡 丈治, 木村 治, 青木 隆 薬学教育 5 (0), n/a-, 2021

    <p>大規模クラスであっても効果的な文章指導を行うために,クラウドを活用した協働学修を授業に組み込んだ.クラウドを活用した協働学修では,クラス規模の大きさを逆に利点とするために,ネットワーク上に仮想的な共同作業の場を提供することでディスカッションの活性化を図った.その結果,受講生が互いの意見を見ながら,全員がクラウド内で自身の意見を発するようになり,授業最終回には意見の記入回数も増加するなどディ…

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  • アスリートのパフォーマンス向上に対する認知行動療法の適用と工夫勝ちも大事,価値も大事

    高山 智史, 荒井 弘和, 栗林 千聡, 佐藤 寛, 金澤 潤一郎 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), SS-018-SS-018, 2021

    <p>アスリートにとってパフォーマンス向上は重要課題である。パフォーマンス向上のための心理学的支援は,心理的スキルトレーニング(またはメンタルトレーニング)と呼ばれ,認知行動療法に基づくアプローチの有効性が示唆されている。また近年は,勝利を追求するだけでなく,競技生活や日常生活において大切にしていきたい行動の指針となる価値を含めたパフォーマンス支援を重視するようになってきている。しかしながら我が…

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  • A Revised Short Version of Working Alliance Inventory日本語版(J-WAI-SR)の作成

    河村 麻果, 入江 智也, 竹林 由武, 関口 真有, 岩野 卓, 本谷 亮, 坂野 雄二 認知行動療法研究 46 (3), 191-202, 2020-09-30

    <p>セラピストが認知行動療法を効果的に実施するためには、クライエントとの良い治療的関係が必要である。そのなかでも特にアライアンスの質の向上が重要視されている。WAI-SRは、アライアンスを測定するうえで適切な心理測定的ツールであることが明らかとなっているが、その日本語版は作成されていない。そこで本研究では、WAI-SRの日本語版(J-WAI-SR)を作成し、その信頼性と妥当性を検討した。その結…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 大学生アスリートの注意欠如・多動症状と脳震盪の関連

    金澤 潤一郎, 榎本 恭介, 鈴木 郁弥, 荒井 弘和 心身医学 59 (1), 47-51, 2019

    <p>大学生アスリートを対象としてADHD症状と海外で最も研究が進んでいる脳震盪経験との関連について検討した. その結果, 第一にADHD症状が陽性となった大学生アスリートは27.9%であった. 第二にADHD症状がスクリーニング調査によって陽性となった場合, 脳震盪経験が高まることが示された (β=0.25, p<0.05). これらの結果から, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 大阪府における緩和ケア研修会開催支援システムの構築

    川島 正裕, 所 昭宏, 柏木 雄次郎 Palliative Care Research 14 (3), 209-213, 2019

    <p>政府は,がん対策基本法に基づくがん対策推進基本計画において「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により,緩和ケアについての基本的な知識を習得すること」を目標に掲げ,2008年から「がんに携わる医師に対する緩和ケア研修会」の開催を各拠点病院に指示した.2009年より大阪府がん診療連携協議会・緩和ケア部会では,府内の緩和ケア研修会の開催日程調整と,講師登録・派遣を開始した.10年間で延べ357…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 大学生の自閉スペクトラム症傾向と被援助志向性と精神的健康との関連

    長田 有里子, 金澤 潤一郎 CAMPUS HEALTH 56 (2), 171-177, 2019

    本研究では,自閉スペクトラム症 (Autism Spectrum Disorder : ASD) 傾向がメンタルヘルスリテラシーと感情コンピテンスを介して被援助志向性と精神的健康とどのように関連しているかを検討した。大学生309名を対象に,ASD傾向,被援助志向性,メンタルヘルスリテラシー,感情コンピテンス,精神的健康からなる質問紙を実施した。その結果,ASD傾向が高くなるにつれ,感情コンピテン…

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  • ダイエットに関する非機能的信念を測定する尺度の開発

    新川 広樹, 富家 直明, 蜂谷 愛, 村椿 智彦, 林田 雅希, 田山 淳 CAMPUS HEALTH 56 (2), 96-103, 2019

    大学保健領域において,肥満の予防を目的とした認知行動的介入の普及に期待が寄せられるが,その介入ターゲットとして有効と考えられる認知的要因は多岐にわたり,整理されていない状態にある。本研究では,ダイエットに関する非機能的信念を包括的に測定するための尺度(DDBS)を開発し,その信頼性・妥当性の検証を目的とする。調査1では大学生301名,調査2では大学生126名を対象に自記式質問紙を実施した。探索的…

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  • 構文能力スクリーニング検査の学年別変化と,その妥当性と信頼性について

    橋本 竜作, 岩田 みちる, 鈴木 麻希, 柳生 一自, 関 あゆみ LD研究 28 (1), 59-71, 2019

    格助詞の補完課題,態の産出課題,文の理解課題からなる構文能力スクリーニング検査を用いて,学童期(小学2~6年生の64名)の構文能力の発達的変化の評価,および検査の妥当性と信頼性を検討した。検査では2名の人物が描かれた図版と単文が呈示され,児童は人物の関係性や文末の動詞から適切な格助詞や態を補完・産出,または文の内容に合致した図版を選ぶことを求められた。結果,格助詞を利用する能力や文の理解能力は3…

    DOI Web Site 医中誌

  • 産後1か月の褥婦における睡眠と主観的精神健康感との関連

    足達 淑子, 澤 律子, 上田 真寿美, 島井 哲志 日本公衆衛生雑誌 65 (11), 646-654, 2018-11-15

    <p><b>目的</b> 産後1か月の褥婦における睡眠と主観的精神健康感の実態を観察し,初産婦と経産婦別にその関連を検討することであった。</p><p><b>方法</b> 対象はA病院で分娩し1か月健診で質問票に回答し,重回帰分析で用いた従属変数と独立変数の回答に欠損がなく,精神疾患既往のない457人の褥婦であった。属性,生活環境,睡眠状況,精神的・身体的健康を初産婦と経産婦で比較した後,VAS…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • Fear of Negative Evaluation Scale日本語短縮版の因子構造,信頼性および妥当性の再検討

    二瓶 正登, 荒井 穂菜美, 前田 香, 青木 俊太郎, 土屋垣内 晶, 岩野 卓, 冨岡 奈津代, 岡村 尚昌, 三原 健吾, 城月 健太郎, 堀内 聡, 坂野 雄二 不安症研究 10 (1), 54-63, 2018-10-31

    <p>Fear of Negative Evaluation Scale日本語短縮版(SFNE)はFNEを測定する1因子構造の尺度である。しかし近年の研究においてSFNEが順向項目因子と逆転項目因子の2因子から構成される尺度である可能性が報告された。本研究ではWeb調査を通して参加した一般成人500名と大学生・専門学校生82名を対象に,SFNEの因子構造,信頼性および妥当性を検討した。探索的因子…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献9件

  • 日本人の主観的幸福感の現状:加齢による上昇傾向

    島井 哲志, 山宮 裕子, 福田 早苗 日本公衆衛生雑誌 65 (9), 553-562, 2018-09-15

    <p><b>目的</b> 日本人成人の主観的幸福感の現状を明らかにし,今後の研究の基礎資料を提供する。また,性別,年齢,配偶の有無などの個人属性にともなう分布を明らかにし,主観的幸福感に関わる要因を考察する。</p><p><b>方法</b> 対象は,20歳以上の成人男女各1,000人合計2,000人であり,インターネット調査会社を通じて,20代から70代までほぼ均等に人数を割り付けた無記名自己回…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件

  • 高密度移動計測データを用いた道路モデル生成(第5報)

    宮崎 龍二, 山本 真 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 553-554, 2018-03-01

    <p>道路線形を表す情報として道路中心線が広く利用されており,計測点群から道路中心線を生成する手法が求められている.しかし,既存手法では高架道路橋など3次元形状としての路面境界を持つ道路に限られている.本研究では,一般的な道路への適用を目指し,MMS計測点群に付随するレーザー反射強度を用いて道路面上の白線抽出と白線の形状モデル化を行い,モデル化された白線を道路境界として道路中心線を生成する手法を…

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  • 頭頸部領域の心身症に対する認知行動療法

    松岡 紘史, 森谷 満, 坂野 雄二, 安彦 善裕, 千葉 逸朗 心身医学 58 (2), 152-157, 2018

    <p>頭頸部領域の心身症に対する認知行動療法では, 症状を悪化・維持させている習慣行動や症状に対する認知的評価が中心的な治療ターゲットであり, その有効性が明らかにされている. 舌痛症およびドライマウスに関しては, 認知的要因の重要性を指摘する研究は存在するものの, 回避行動や安全行動の重要性についての報告はこれまで存在してないが, …

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  • 生体腎移植におけるレシピエント, ドナーのメンタルヘルスの現状と課題

    本谷 亮 心身医学 58 (8), 709-714, 2018

    <p>生体腎移植手術によってレシピエントのQOLは改善するが, 移植手術は身体的側面に加えて, 心理社会的側面にも負担が大きいため, 移植手術前と手術後の両面で, レシピエントのメンタルヘルスに多大な影響が及ぶ. 一方, ドナーも臓器提供という非日常的なストレッサーにさらされることや自身の臓器が移植されるレシピエントの手術後の生活や体調に対する不安を強く抱くことが報告されている. したがって, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 生体腎移植における心理士による腎臓提供意思の第三者確認

    金澤 潤一郎, 佐藤 真澄 心身医学 58 (8), 720-725, 2018

    <p>本稿では10年間実施してきた筆者らの心理士チームによる生体腎移植患者の移植に関する意思決定の第三者確認について実践報告する. 第三者確認は, ①患者の基礎情報の確認と移植コーディネーターとの情報共有, ②レシピエントとの面談, ③ドナーとの面談, ④移植コーディネーターへのフィードバックの手続きで行われる. レシピエントとドナーにはそれぞれ質問票に回答いただき, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 緊張型頭痛に対する認知行動療法

    本谷 亮 心身医学 58 (5), 411-417, 2018

    <p>緊張型頭痛は, 慢性頭痛の一種であり, 生活に支障をきたすきわめてありふれた疾患である. また, 緊張型頭痛は, 発症や維持に心理社会的要因が強く関係する神経・筋系の代表的な心身症であり, 生活障害の改善を目的とした心身医学的治療が不可欠であるとされる. 緊張型頭痛への心身医学的治療では認知行動療法が有効である. 今回, 疼痛の心理学的な維持モデルであるfear-avoidance …

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  • 母親のADHD症状と養育スタイルの関連:感情調節困難に注目して

    佐藤 佑貴, 金澤 潤一郎 発達心理学研究 29 (3), 105-113, 2018

    <p>本研究の目的は,わが国と海外では異なる養育スタイルを示すという結果に基づき,母親のADHD症状と養育スタイルの関連性について,感情調節困難の媒介効果を明らかにすることであった。ADHD症状には連続性が仮定されており誰もが持っている特性であることが指摘されているため,幼稚園,小学校に通う子どもをもつ母親179名を対象とした。媒介分析の結果,母親のADHD症状は感情調節をより困難にすることにつ…

    DOI Web Site 医中誌

  • ADHD(注意欠陥/多動性障害)をもつ子どもへの教育心理学的支援について考える

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 127-136, 2017-12-20

    発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼んだりする。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない、或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害…

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  • キャリア発達を促す総合的な学習の時間の実践的な研究 ー中学校と大学との連携を通してー

    濱保 和治, 岡田 大爾 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 95-103, 2017-12-20

    平成23年の中央教育審議会答申では,社会に出る際に最低限必要なことや将来を考える際の土台となる意欲・スキルについて「基礎的・汎用的能力」として①人間関係形成・社会形成能力,②自己理解・自己管理能力,③課題対応能力,④キャリアプランニング能力をあげているが,現在の中学校でのキャリア教育の現状をみると,職場体験学習やインターンシップなどの職場の体験的な活動や調べ学習,発表などが中心で,これらの能力の…

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  • 生徒指導の視点から学校におけるADHD(注意欠陥/多動性障害)をもつ子どもへの支援について考える

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 23-30, 2017-12-20

    発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼んだりする。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない、或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害…

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  • 教育心理学の視点から「アスペルガー症候群」を考える

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 105-114, 2017-12-20

    発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼んだりする。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害)…

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  • 教育心理学の視点から「高機能自閉症」を考える

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 3-10, 2017-12-20

    発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼んだりする。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない、或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害…

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  • カナー型自閉症の「診断基準」と「一般的状態像」について

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 87-94, 2017-12-20

    発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼んだりする。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害)…

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  • 中学・高校の部活動が生徒の自己形成に及ぼす影響 ー自己指導能力に関する大学生の自己認識を通してー

    小川 潔, 岡田 大爾 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 11-21, 2017-12-20

    教育の目的に「人格の完成を目指す」とある。特別活動の趣旨に関連した中学校・高等学校における部活動は,大学生の人格の完成に結びつく自己形成にどう影響したのか,大学の授業で振り返る演習を行い,部活動の意義及び課題を分析する中で明らかにした。部活動調査において,自己指導能力を育成する生徒指導の機能等と関連して,自分の成長をどう自己認識しているか明らかにする。さらに,アクティブラーニングの主体的な学び等…

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  • 個別の課題を抱える生徒の変容を促す取組みに関する事例研究 ー継続的・包括的取組みを通してー

    八川 慎一, 岡田 大爾 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 137-146, 2017-12-20

    生徒指導提要には,「生徒が抱える課題は一人一人の生徒によって様々であるので,一人一人の生徒の性格,能力などや,さらに生活環境,発達の程度,学校での生活の状況など,一人一人の児童生徒に応じた効果的な生徒指導が必要」と書かれているが,個別の課題を抱える生徒についての変容を促す長期間の継続的・包括的取組みに関する事例研究は少なく,学校現場における長期間の継続的・包括的取組みの目的,方法及び生徒の変容及…

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  • ADHD(注意欠陥/多動性障害)児支援の際の「家庭と学校」の連携を考える

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 49-55, 2017-12-20

    発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼んだりする。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない、或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害…

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  • 自閉症スペクトラムにおける「三つの共通特徴」と「四つの対人関係パターン」について

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 63-72, 2017-12-20

    発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼ぶ。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害)や通常学…

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  • 自閉症スペクトラムにおける「共通の支援ポイント」について

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 147-154, 2017-12-20

    発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼んだりする。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害)…

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  • 高等学校の専門科目における道徳教育 ~「移動体通信工学」での一提案~

    寺重 隆視, 山中 仁昭 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 193-206, 2017-12-20

    高等学校における道徳教育は、学校の教育活動全体を通じて行うことによりその充実を図るものとし、各教科に属する科目、総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて、適切な指導を行うこととなっている。一方、高等学校の専門教科・科目は卒業後の職業やキャリア形成に直接関係していることから、職業倫理の観点からも道徳に関係する内容を包含している単元も多いと考えられる。このため、専門教科・科目を学ぶ際、…

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  • カナー型自閉症における「ライフステージ別の状態像」について

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 169-178, 2017-12-20

    発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼んだりする。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害)…

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  • 高等学校「総合的な学習の時間」の題材としてのアマチュア無線

    寺重 隆視, 西田 憲冶, 寺重 理英子 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 247-256, 2017-12-20

    本論文では、高等学校における「総合的な学習の時間」の題材として、アマチュア無線を取り上げることの提案を行っている。「総合的な学習の時間」は、教科・科目、道徳、特別活動とともに、高等学校における教育を構成する4つの領域の一つである。高等学校学習指導要領(平成21年3月)では、「総合的な学習の時間」の目標を「横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判…

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  • 最新の科学技術を活用した総合的学習の教材開発 ー企業や関係諸機関との連携を通してー

    八川 慎一, 岡田 大爾, 寺重 隆視 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 73-86, 2017-12-20

    国際調査OECD生徒の学習到達度調査(PISA2015)で日本の学習意欲の低さが指摘される中,教科や総合的な学習の時間の学習の意義を強く感じさせる教材の開発が求められている。世界が最新の科学技術を駆使して持続可能社会の実現に近づけようと日々真剣に積み重ねている努力と成果の一端を中学生に体験させることで,自分達の未来を守り発展させるために教科等の学びの大切さを実感させることも大変重要と考えられる。…

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  • 幼児・小学生の道徳性発達に関する研究ー動物飼育の効果を中心としてー

    岡田 大爾, 松本 信吾, 山内 宗治, 竹田 敏彦, 小川 潔 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (9) 57-61, 2017-12-20

    道徳教育における動物飼育の重要性や生命の大切さを深く自覚させる取り組みの重要性が述べられている一方で、教育現場において動物飼育によって実際に子ども達の心情のどの部分にどのような影響を与えているかについて必ずしも明確ではない現状が見られる。そこで、動物飼育による教育効果と課題について幼児を見守る教師に質問紙調査を行い、小学校教師に行った同様の調査と比較した。その結果、思いやり、心の落ち着き、生命尊…

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  • 視線情報を用いた音楽テンポが似顔絵描画に及ぼす影響の評価

    大西 厳, 河内 綾香, 依藤 周, 長谷川 輝, 正司 強 バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集 30 (0), 64-67, 2017-11-25

    <p><i>This paper presents how music influences portrait drawing. We had participants listen to an identical melody at slow (75 bpm), medium (100 bpm) or fast (150 bpm) tempos as they drew a portrait …

    DOI

  • 日本語版Valuing Questionnaire(VQ)の信頼性と妥当性の検証

    土井 理美, 坂野 朝子, 武藤 崇, 坂野 雄二 行動療法研究 43 (1), 83-94, 2017

    <p>本研究の目的は、Acceptance & Commitment Therapy(ACT)の文脈における「価値」に沿った行動を測定するValuing Questionnaire(VQ)の日本語版を作成し、信頼性および妥当性の検証を行うことであった。大学生262名を対象に確認的因子分析、構成概念妥当性、内的整合性の検討を行い、大学生65名を対象に再検査信頼性および測定誤差の検討を行った。その結…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 物品の熟知性が把持の正確さに及ぼす影響

    多田 美香里 日本認知心理学会発表論文集 2017 (0), 13-, 2017

    日常生活用品の把持については、物品によって握りやすいと感じる配置に違いがあると考えられる。また、観察者にとって通常は見かけることのない配置である場合よりも、通常よく使う配置である場合のほうが、判断は促進されると言われている。日常生活で接する機会の多い対象では、把持到達運動を繰り返し行った過去の経験から、その使用に応じた把持到達表象が生じるものと考えられる。そこで本研究では、日常生活における把持の…

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  • Rivastigmine patchと作業療法により 日常生活動作能力が著しく改善したParkinson病の1例

    桑原 拓己, 加藤 恵子, 武井 麻子, 田村 至, 森若 文雄 神経治療学 33 (4), 555-559, 2017

    <p>症例は69歳の女性.Parkinson disease(PD)発症2年後に視覚構成機能障害,注意機能障害及び遂行機能障害(注意・遂行機能障害)などの高次脳機能障害が出現した.認知リハビリテーション(認知リハ)を4週間施行後,認知リハとrivastigmine patch貼付を4週間併用した.その結果,認知リハ開始4週後にtrail making …

    DOI 医中誌

  • 不安のコントロール感が社交不安症状におよぼす影響―三つのタイプの安全確保行動を媒介変数として―

    荒井 穂菜美, 青木 俊太郎, 石川 信一, 坂野 雄二 行動療法研究 43 (2), 127-135, 2017

    <p>不安のコントロール感は不安症共通の心理学的脆弱要因である。そして、不安のコントロール感は安全確保行動を介し、社交不安に影響をおよぼすことが示唆されている。しかし、これまでの研究において過活動、制限行動、身体症状を隠す行動という三つのタイプの安全確保行動の媒介効果について実証的に検討を行った研究は存在しない。そこで本研究では、不安のコントロール感から社交不安への影響に対する過活動、制限行動お…

    DOI 医中誌

  • 児童青年期の1型糖尿病患者の血糖コントロールに影響を与える心理学的要因の検討

    関口 真有, 坂野 雄二, 高垣 耕企, 広瀬 正和, 川村 智行, 松本 宙 心身医学 57 (10), 1046-1055, 2017

    <p>本研究においては, 自己管理行動に対するセルフエフィカシー, 結果期待, および抑うつ気分が自己管理行動の遂行度およびHbA1c値に与える影響について検討することであった. 10~18歳の患者77名を対象に質問紙調査を実施した. 階層的重回帰分析の結果, 自己管理行動に対するセルフエフィカシーが, 自己管理行動の遂行度およびHbA1c値に影響を与えている要因として示された. …

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  • ストレスチェック制度における心理職の役割

    中村 亨, 坂野 雄二 心身医学 57 (9), 934-938, 2017

    <p>2015年12月より実施されたストレスチェック制度の中で臨床心理士や産業カウンセラーなどの心理職の担う役割は限定的であるものの, 実務を行うにあたって, ストレスチェックにおいて高ストレスと判定された労働者に対する医師による面接指導に先立つ情報聴取を目的とした面接を, 心理職が行うことが考えられる. このため, 心理職は, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 道路中心線点列からの道路パラメータ推定手法の開発

    宮崎 龍二, 山本 真 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 569-570, 2017

    道路設計において用いられる道路パラメータは,設計だけでなく先進運転支援システムや自動運転用道路地図情報としても活用が期待されている.現在,MMS計測点群からの道路パラメータ推定は熟練者による手動での作業が主であり,人的コストの高い作業となっている.本報告では点群処理技術により平面線形パラメータ推定を行うことで,点列として表された道路中心線情報から道路パラメータ推定の自動化を試みる.

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  • 構造圧縮された木構造データからの頻出部分木枚挙アルゴリズム

    堀部 智也, 糸川 裕子, 内田 智之, 鈴木 祐介, 宮原 哲浩 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2017 (0), 4A14-4A14, 2017

    <p>順序木の構造圧縮に文字列圧縮手法の 1 つである LZ 法を応用して得られた 木構造データ(構造圧縮された順序木集合)から、 解凍することなく頻出する連結部分グラフ(部分木)を 全て枚挙する高速なアルゴリズムを提案する. さらに,簡潔データ構造ライブラリを用いて提案アルゴリズ ムを計算機上に実装し, ランダムに作成された人工データを用いた評価実験を行ったのでその報告を行う.</p>

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  • 小規模公立高等学校におけるクラウド型ICT教材の活用事例 ー基礎学力と自律的に学習する態度を育てるためにー

    寺重 理英子, 江草 章仁, 長原 啓三, 鹿嶌 達哉, 齋 礼 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (8) 43-61, 2016-12-15

    21世紀型知識基盤社会を見据えた現行の学習指導要領に「基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくむとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かす教育の充実に努めなければならない」と示されている。一方、基礎学力の低下も懸念され、「義務教育段階での学習内容の確実な定着」も明記されている。広島県立豊田高等…

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  • 不本意入学した女子学生の事例

    鶴田 一郎 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (8) 33-41, 2016-12-15

    本研究では、不本意入学した女子学生の事例を提示し、その学生相談家庭を具(つぶさ)に検討していくことを通して、学生相談における「不本意入学」学生への支援の方法について考察した。その結果、有効な援助となるためには次のことが重要であることがわかった。①クライエントが自分という存在に気づくこと(自己覚醒)、②クライエントが自身を受け容れること(自己受容)、③クライエントが自分としてどう生きるかを選択する…

    DOI 機関リポジトリ

  • 道徳性発達における動物飼育の効果と課題 ー小学校教員への調査を中心としてー

    岡田 大爾, 山内 宗治, 竹田 敏彦 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (8) 3-10, 2016-12-15

    道徳教育における動物飼育の重要性や生命の大切さを深く自覚させる取り組みの重要性が小学校学習指導要領等に述べられている一方で、教育現場において動物飼育によって実際に子ども達の心情のどの部分にどのような影響を与えているかについて必ずしも明確ではない現状が見られる。そこで、動物飼育による教育効果と課題について小学校教師に質問紙調査を行った。その結果、動物愛護や生命尊重のみならず、思いやり、責任感、協力…

    DOI 機関リポジトリ

  • 骨固定型ピックアップから導出した直接骨導音の音響特性

    前田 秀彦, 西澤 典子, 武市 紀人, 本間 明宏, 前田 昌紀, 玉重 詠子, 米本 清 音声言語医学 57 (3), 294-304, 2016

    <p>bone anchored hearing aid(Baha<sup>®</sup>:骨固定型補聴器)のチタニウムインプラントと圧電式加速度ピックアップ(骨固定型ピックアップ)を利用した頭蓋振動検出システムを構築し,発話者音声を皮膚経由しない直接骨導音として検出を試み,以下のことを明らかにした.1)頭蓋骨の振動実験において,直接骨導音導出系では,20 …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 特異的言語障害を伴う発達性ディスレクシアの 1 例

    橋本 竜作, 岩田 みちる, 下條 暁司, 柳生 一自, 室橋 春光 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 36 (3), 432-439, 2016

    <p>  症例は 11 歳 5ヵ月の女児。主訴は漢字の学習障害であった。本例は口頭および文字言語の習得を阻害する要因 (知的発達障害や感覚障害) はなかった。検査の結果, 音読速度は遅く, 漢字の書字困難を示した。さらに絵の叙述において困難が認められた。新しく作成した構文検査を本例に行い, 生活年齢対照群および語い年齢対照群の成績と比較した。結果, 本例は格助詞の使用に特異的な困難を示し, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 痙攣性発声障害に関する全国疫学調査

    兵頭 政光, 弘瀬 かほり, 長尾 明日香, 吉田 真夏, 大森 孝一, 城本 修, 西澤 典子, 久 育男, 湯本 英二 音声言語医学 57 (1), 1-6, 2016

    本邦における痙攣性発声障害患者数や臨床像を明らかにすることを目的として,アンケート方式による疫学調査を実施した.本疾患の音声所見を収録したサンプルCDを作成したうえで,全国の主要な耳鼻咽喉科医療機関655施設に調査表を送付した.その結果,過去2年間にこれらの医療機関を受診した患者は1,534例あり,このうち新規患者は887例(0.70人/10万人)いることが確認できた.これにより,有病率は3.5…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献2件

  • 喫煙は看護師のインシデント発生を高めるか?

    野々口 陽子, 濵田 咲子, 山野 洋一, 岩原 昭彦, 山田 冨美雄 健康心理学研究 28 (Special_issue), 143-149, 2016

    The possibility that lifestyle factors such as smoking and sleep-wake habits could affect incidents caused by nurses was investigated. Nurses (<i>N</i>=1,622, 1,515 women and 107 men) participated …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 禁煙治療における健康心理士の役割と今後の発展

    山野 洋一, 高橋 裕子, 山田 冨美雄 健康心理学研究 28 (Special_issue), 121-128, 2016

    Varenicline is a popular smoking-cessation drug used in medical facilities in Japan. In this article, we have described our smoking-cessation treatments, and indicated five possible roles for health …

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 新しい公民科目と「法教育」 -主権者教育・シティズンシップ教育との関係と課題ー

    吉村 朋代 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (7) 35-54, 2015-12-15

    高等学校の公民科に新たに必修科目「公共」(仮称)が設置される見込みとなり、法教育の推進にとっては朗報といえる。しかし、この新科目の設置段階から強い影響を示してきた自民党マニフェストとの異同は注意しておかなければならないであろう。さらに、この新科目は、これまで学校教育に要望されてきた数々の○○教育に、教科化という形で応えたものともいえ、必ずしも法教育にとって明るい材料ばかりではない。法教育は、共通…

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  • シティズンシップを身につける主権者教育・法教育ー政治参加を学ぶための学習指導案例ー

    吉村 朋代, 桑原 萌子 広島国際大学 教職教室 教育論叢 (7) 55-64, 2015-12-15

    本稿は、高等学校「現代社会」ないしは「政治・経済」の国会・立法過程を扱いながら、さらに選挙や政治参加に結びつける形でアクティブ・ラーニングを取り入れて、法と政治を市民の活動と結びつけて、より深く実践的に学ぶことのできる授業提案である。一つの活動で、法教育・主権者教育・シティズンシップ教育、すべてに関わることができるよう工夫している。知識偏重になりがちな学習単元だが、国会や国会議員の役割を、市民活…

    DOI 機関リポジトリ

  • 環境変化の影響で嚥下が確認できなかったと考えられた経管栄養児の1症例

    大島 昇平, 服部 佳子, 木下 憲治 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 19 (2), 172-178, 2015-08-31

    <p>摂食嚥下障害のある子どもへの援助には食べることの意欲を育て,食事を楽しんでもらえるようにしていくことが大切である.しかし,誤嚥性肺炎により,経口摂取が禁止されている経管栄養児では,安全に経口摂取できる条件が整わないと経口摂取を開始することは難しい.今回われわれは,経口摂取を禁止されていた障害児であったが,経口摂取が可能な条件を確認できた症例を経験したので報告する.</p><p>1歳6カ月の…

    DOI 医中誌

  • 小学生における単発睡眠教育

    古谷 真樹, 石原 金由, 田中 秀樹 学校保健研究 57 (1), 18-28, 2015-04-20

    <p> The present study investigated the effect of a one-time sleep-education lecture for elementary school children. The sample consisted of 317 children in the fifth and sixth grades attending two …

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  • 奥付

    北海道医療大学心理科学部 北海道医療大学心理科学部研究紀要 : J Psychol Sci (10) 2015-03-31

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  • 認知症患者の家族介護者の役割間葛藤の記述的検討

    森本 浩志, 古田 伸夫, 河野 光慧, 壁谷 真由美 広島国際大学心理科学部紀要 2 (1), 15-28, 2015-03-01

    本研究では,認知症患者の家族介護者が,仕事と介護を両立するうえで経験する役割間葛藤(仕事―介護葛藤)と,同葛藤へのコーピングについて記述的に検討した。認知症患者の家族介護者で働いている者47 名(男性15 名,女性32 名,年齢56.6 ± 9.6 歳)に調査を行い,得られた自由記述をKJ 法の手続きを用いて分類した。その結果,仕事―介護葛藤は介護から仕事への影響,仕事から介護への影響,介護や仕…

    DOI 機関リポジトリ

  • 長期気管切開児への電気式人工喉頭によるアプローチの検討

    葛西 聡子, 玉重 詠子, 西澤 典子, 福田 諭 音声言語医学 56 (2), 186-191, 2015

    近年の周産期医学の発展に伴い気管切開児は増加傾向にあり,その施術年齢は低年齢化し,長期的な気管切開管理が必要なケースも増加している.これまで長期気管切開児には身振り,AACなど代用機器の利用,文字言語の習得訓練などが主に行われており,積極的な音声言語獲得に向けての訓練はいまだ報告が少ない.また,これらの症例のなかには吸着音による口腔囁語が出現することがあり,これが異常構音として定着するとその後の…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献2件

  • 高密度移動計測データを用いた道路モデル生成(第4報)

    宮崎 龍二, 山本 真, 泉 宏明, 花本 英治 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 481-482, 2015

    本報では,高密度なMMS計測点群から,道路と縁石の境界などの構造物境界を保持した3次元モデル生成手法を提案する.高密度MMS計測データは,形状情報としては座標情報しか持っておらず,ポリゴンモデルなどの3次元モデルを構築した場合に不適切な境界辺が生成される場合がある.そこで,平面構造抽出により得られた境界辺を拘束辺として用いることで,適切に本来の形状を表現可能な3次元ポリゴンモデル生成法を提案する.

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  • ためこみ傾向を有する日本の青年の臨床的特徴

    土屋垣内 晶, 黒宮 健一, 五十嵐 透子, 堀内 聡, 安藤 孟梓, 鄧 科, 吉良 晴子, 津田 彰, 坂野 雄二 不安症研究 6 (2), 72-85, 2015

    本研究の目的は,Saving Inventory-Revised(SI-R)日本語版を開発し,ためこみ傾向を有する日本の青年の臨床的特徴について検討することであった。調査対象は365名の大学生・専門学校生であった。確認的因子分析の結果,SI-R日本語版は3因子構造であることが示された。内的整合性,再検査信頼性,妥当性ともに十分な値が示された。SI-R日本語版の合計得点について,欧米のカットオフ値…

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献14件

  • Fear of Positive Evaluation Scale日本語版の信頼性と妥当性の検討

    前田 香, 関口 真有, 堀内 聡, Weeks Justin W., 坂野 雄二 不安症研究 6 (2), 113-120, 2015

    他者からの肯定的評価への恐れは,社交不安症の認知的特徴である。本研究の目的はFear of Positive Evaluation Scale(FPES)日本語版の信頼性と妥当性を検討することであった。対象者は324名の大学生であった。確認的因子分析の結果,原版と同様に8項目1因子構造が確認された。また,内的整合性と5週間の再検査信頼性は原版と同様に高いことが示された。妥当性を確認するために,他…

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献8件

  • 自閉性スペクトラム障害の障害特性に関する知識尺度 (Literacy Scale of Characteristics of Autistic Spectrum Disorder : LS-ASD)の開発

    酒井 貴庸, 設楽 雅代, 脇田 貴文, 金澤 潤一郎, 坂野 雄二, 園山 繁樹 自閉症スペクトラム研究 12 (1), 19-28, 2014-11-30

    <p>発達障害児者への適切な関わりには周囲の理解が必要とされており、教育現場においても国内外を問わず、発達障害の理解が重要視されている。そして、特別支援教育の推進や近年の発達障害への認知の広がりに伴い、発達障害についての講演や研修会が全国各地で開催されている。また、発達障害をもつ生徒に関わる教師に対し、障害特性に関する知識の促進や対処方法についての知識や技術を促進することを目的とした介入研究が報…

    DOI Web Site 医中誌

  • 児童に対する抑うつ改善プログラムの効果 : 多様性のあるコーピングとリラクゼーションの習得

    高橋 高人, 岡島 義, シールズ 久美, 大藪 由利枝, 坂野 雄二 行動療法研究 40 (3), 189-200, 2014-09-30

    本研究の目的は、小学生児童(5、6年生)を対象とした抑うつ低減のための認知行動的プログラムの効果を検討することであった。217名(10、11歳)の児童がスクールベイスドの介入群と統制群に割り当てられた。プログラムの内容は、多様性のあるコーピング、リラクゼーションを習得することを目的とした。対象児は、プログラムの実施前後に自記式質問紙を用いて抑うつとコーピングについて評価された。その結果、抑うつ症…

    DOI 医中誌

  • メタアナリシスによる病的ギャンブリングに対する認知行動療法の効果の検討

    横光 健吾, 入江 智也, 斎藤 了, 松岡 紘史, 坂野 雄二 行動療法研究 40 (2), 95-104, 2014-05-31

    本研究の目的は、病的ギャンブリングに対する認知行動療法がどの程度有効であるかを検討するため、PGの診断を受けている参加者に対して実施され、かつ研究の質の高い治療効果研究を対象にメタアナリシスを実施することであった。論文検索にはPsycINFO、MEDLINE、PubMed、CiNii、医中誌を使用した(2012年2月時点)。また、各論文の引用文献による検索を行った。抽出された213件を対象に、適…

    DOI 医中誌

  • 小・中学校の養護教員に対する睡眠指導の効果 : 自己調整法と睡眠教育の比較検討

    田村 典久, 田中 秀樹 行動療法研究 40 (2), 83-93, 2014-05-31

    本研究では、小・中学校の養護教員22名に対して、睡眠教育および日誌記録を併せた自己調整法が生活習慣、睡眠、朝の気分や意欲に与える効果について検討することを目的とした。睡眠教育を実施後、教育のみ群と自己調整群(教育+セルフモニタリング)に分けた。両群に対して標的行動を設定するよう教示した後、自己調整群に対してのみ2週間、睡眠日誌に達成度を記録するよう求めた。その結果、自己調整群では就床時刻の前進や…

    DOI 医中誌

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