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検索結果 5,767 件

  • 運動量の確保と食事療法にて小児肥満の改善に至らなかった症例

    佐々木 優太, 中島 卓也, 依田 奈緒美, 楠本 泰士, 真野 英寿 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 99-99, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p> <p> 近年,小児肥満の割合は増加しており,大きな問題となっている.小児肥満は成人肥満に繋がりやすく,学童期肥満で4割,思春期肥満で7割が成人肥満に移行するとされ,幼児期からの対応が重要とされている.肥満治療では運動療法・食事療法を併用し,生活習慣の改善が必要とされ,3歳から5歳までの児では1日3時間の運動が推奨されている.しかし今回,小児肥満児に対して運動量の確保...

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  • 母親の乳がん罹患にともなう思春期の子どもの困難―質問紙調査の自由記述の分析から―

    大城 怜, 上別府 圭子 家族看護学研究 29 (0), 27-36, 2024-03-31

    ...<p>目的:本研究は,母親の乳がん罹患にともなう思春期の子どもの困難を明らかにすることを目的とした.</p><p>方法:病院3施設と患者会2施設で実施した乳がん患者とその家族が経験する心理的変化に関する自記式質問紙調査のうち,12–18歳の乳がん患者の子どもが回答した自由記述欄の回答データを使用した.分析は内容分析を用いた....

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  • 思春期児童の発達障害の有無における姿勢制御の比較 -動的,静的条件を用いて-

    前重 壮寿, 植田 健稔, 下地 千織, 白井 若奈, 伊藤 詩奈, 伊藤 香織, 室下 明子, 森川 敦子, 飯田 忠行 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 108-108, 2024-03-31

    ...そこで,本研究では,思春期児童の発達障害の有無における姿勢制御について,姿勢分類,理想的姿勢の入力 (イメージ,理解)・出力 (再現),身体測定値と静的・動的 (聴覚・ジャンプ動作)条件で測定した重心動揺解析値をもとに姿勢制御の特徴を明らかにした。...

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  • 内側股継手長下肢装具により歩行機能が改善した上位腰椎二分脊椎症の一例

    亀山 啓博, 北原 エリ子, 渡部 幸司, 池野 充, 田中 弘志, 渡邉 篤優, 藤原 俊之 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 38-38, 2024-03-31

    <p>【はじめに,目的】</p> <p> 上位腰椎二分脊椎症患者に対する歩行練習は,骨の健康や身体活動の促進を目標としてReciprocating-Gait-Orthosis(RGO)や骨盤付き長下肢装具(HKAFO)等が適用され実践されてきた (Wilson,2020).成人高位対麻痺患者においては内側股継手装具 (MSH-KAFO) の有用性を示す報告があるが …

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  • 同時入園し目標指向型集中リハビリテーションを実施した学齢期の2症例~HABIT-ILEの報告~

    小川 智美, 大矢 祥平, 川原 佑亮, 田邉 良 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 126-126, 2024-03-31

    ...思春期を迎える学齢期児に対する入園でのHABIT-ILEは、身体機能だけでなく、情緒面にも好影響があると考えられる。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>症例報告について当センター倫理委員会の承認を得た (承認番号:医療5-7)。またヘルシンキ宣言に基づき倫 理的配慮等について本人、ご家族に説明し書面にて同意を得た。</p>...

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  • アレルギーに関する出生コホート研究からの知見

    齋藤 麻耶子, 山本 貴和子, 福家 辰樹, 大矢 幸弘 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 42-50, 2024-03-20

    ...母集団に近づけた一般集団を対象として,後方視的ではなく,バイアスを防いで前方視的に追跡する出生コホート研究である.代表的な出生コホート研究として,国立成育医療研究センターにおける成育コホート研究と,日本で初めての全国規模の研究である子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)が実施されている.これらの調査研究から,日本人におけるアレルギー疾患発症の実態や,母体曝露も含めた様々な関連因子,また思春期...

    DOI Web Site 参考文献41件

  • 免疫抑制下における感染制御—腎移植におけるウイルス感染管理を中心に—

    藤枝 幹也, 石塚 喜世伸, 三浦 健一郎, 服部 元史 日本小児腎臓病学会雑誌 37 (0), 25-32, 2024

    <p>免疫抑制下における感染について,特にウイルス感染制御に関して説明する.本稿では,免疫抑制薬を投与されている小児期発症腎疾患の患者,特に,腎移植前後の患者を中心に述べる.ウイルスとしてはサイトメガロウイルス(CMV),BKウイルス(BKV),Epstein-Barrウイルス(EBV)による感染症のモニタリングと治療について,加えて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策についてもワク…

    DOI Web Site 参考文献27件

  • 小児・AYA世代悪性骨腫瘍サバイバーのスポーツ活動の実態

    福島 俊, 岩田 慎太郎, 大木 麻実, 小林 英介, 小倉 浩一, 尾崎 修平, 米本 司, 根津 悠, 浅野 尚文, 中山 ロバート, 小林 寛, 清谷 知賀子, 川井 章 AYAがんの医療と支援 4 (1), 21-25, 2024

    <p> 【目的】小児・AYA世代の悪性骨腫瘍サバイバーのスポーツ活動の実態を多施設共同研究で明らかにすることを目的とした。</p><p> 【方法】2000年から2020年までの間に原発性悪性骨腫瘍に対して当院を含む6つの医療機関で根治的手術が実施され、調査時に12歳から39歳であるサバイバーを対象とした。ウェブアンケートで治療前後のスポーツ実施状況を調査した。</p><p> …

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  • 不登校の実情と対応

    藤田 光江 心身医学 64 (2), 113-118, 2024

    ...<p>不登校は近年,小児・思春期の子どものみならずわが国の社会全体において大きな問題になっている.文部科学省によると,不登校とは児童生徒が1年間に30日以上欠席することをいい,「何らかの心理的,情緒的,身体的,あるいは社会的要因・背景により,児童生徒が登校しない,あるいはしたくともできない状況にあること(ただし,病気や経済的な理由によるものを除く)」と定義している.2021年の統計によると,小中学校...

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  • ライフステージの変化に応じたサポートを必要とした卵巣がんの一例

    釣餌 咲希, 坊本 佳優, 島岡 竜一, 竹中 基記, 古井 辰郎 AYAがんの医療と支援 4 (1), 9-13, 2024

    ...<p> 思春期・若年成人(adolescent and young adult:以下AYA)世代は就職、結婚、出産、育児など多くのライフイベントを迎える世代であり、患者ごとに心理社会的な背景は様々である。そのためAYA世代のがん診療では個々のライフステージに応じた多彩なニーズに配慮することが重要となる。...

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  • 思春期のWeekend catch-up sleep/Weekend oversleepの現状と課題

    神山 潤, 安西 有紀 脳と発達 56 (2), 106-113, 2024

    ...<p> 思春期世代のおおよそ25~84%が眠気を訴えている.その主な原因は睡眠不足だが,思春期の睡眠不足の自覚は週前半には低く,後半で高まる.思春期世代は平日に抱えた睡眠不足を週末に取り戻していると考えられる.週末(休日あるいは非登校日)と平日(登校日)の睡眠時間の差異をWeekend catch-up sleep(WeCUS)またはWeekend oversleep(WeOS)と称するが,この指標...

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  • 骨形成不全症をもつ思春期患者の身体活動における体験

    高橋 沙織, 富岡 晶子 日本小児看護学会誌 33 (0), 54-61, 2024

    ...本人が納得した方法で身体動作を繰り返し練習できる機会をつくること、周囲の支援者が活動内容を配慮すること、思春期患者が自ら支援を求められるよう促していくことが必要な支援として示唆された。</p>...

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  • 小児専門医療施設小児科外来における小児頭痛患者の特徴

    樋口 司 日本頭痛学会誌 50 (3), 612-616, 2024

    ...<p>  長野県立こども病院総合小児科における小児頭痛患者について検討した.約11年間に115名が頭痛を主訴に初診した.男女差はなく,一次性頭痛39%,二次性頭痛61%であり,一次性頭痛の76%が片頭痛であった.二次性頭痛では起立性調節障害,心因性,感染症等に伴う一過性の頭痛が多く,起立性調節障害は思春期に,一過性の頭痛は年少児に多かった.頭痛の家族歴は一次性頭痛で82.9%,二次性頭痛では73.5...

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  • 小児声帯結節に対する音声治療

    前川 圭子 音声言語医学 65 (1), 1-6, 2024

    ...<p>声帯結節は小児の音声障害の最も多い原因疾患である.声の濫用や誤用が成因のため,成人例ではまず音声治療を行うが,小児例では自然軽快が期待されるため,本邦では積極的な治療介入を行わない施設が多い.しかし,小児期に嗄声が重い症例やアレルギー疾患をもつ女児では,思春期以降も音声愁訴が残りやすい.また,小児でも成人と同様,音声障害を自覚し,社会参加上の不利があるとの報告がある.これらを踏まえ,少なくとも...

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  • 両側性及び片側性のケルビズムの兄弟例:手術介入前後の画像所見

    堂畑 慶之, 安藤 久美子, 大西 龍太郎, 文元 方哉, 石藏 礼一, 山本 信祐, 原 重雄 日本小児放射線学会雑誌 40 (1), 49-55, 2024

    ...<p>ケルビズムは,小児期に顎骨膨隆をきたす,稀な常染色体顕性遺伝疾患である.活動期には進行性に発育するが,思春期以降にしばしば退縮傾向となる.治療方針は経過観察から手術まで多岐にわたる.今回,手術介入した兄弟発症のケルビズムの治療経過をCT画像で追跡することができたため,画像所見を中心に報告する.1例は典型的な両側例,もう1例は極めて稀な片側例であった.両症例とも手術により縮小傾向となった....

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  • 日本における先天性心疾患をもつ子どもの自己概念形成

    遠藤 晋作 日本小児看護学会誌 33 (0), 114-122, 2024

    ...第二に【社会の中の自己】にある青年期における社会適応の困難が課題となり、思春期の段階からの将来を見据えた自己概念形成、【家族の中の自己】の中で主体性を少しずつ親から子どもへ移行していけるような支持的親子関係の構築への支援検討が必要となる。</p>...

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  • 急性骨髄性白血病における同種移植の適応:内科医の視点から

    宮尾 康太郎 日本造血・免疫細胞療法学会雑誌 13 (2), 61-68, 2024

    ...小児と成人のシームレスな移植適応を考えるとき,過渡期である思春期・若年成人(AYA)世代は重要な対象である。他の成人年代と比較しAYA世代は化学療法,同種移植ともに成績良好である。しかし化学療法にて小児型強化レジメンの有益性は証明されておらず,一方で同種移植後の晩期合併症や社会的制限に課題がある。AYA世代を対象とした小児科との協力した取り組みは,AMLの全世代的治療向上につながるだろう。</p>...

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  • 病院前治療におけるmidazolam口腔用液使用の有害事象に関する全国調査

    星出 まどか, 是松 聖悟, 伊藤 進, 下川 尚子, 宮田 理英, 井原 哲, 石井 光子, 渡辺 好宏, 福井 美保, 里 龍晴, 守本 倫子, 宮本 雄策, 三牧 正和, 山中 岳, 山内 秀雄, 村松 一洋, 竹島 泰弘 脳と発達 56 (2), 145-147, 2024

    <p> てんかん重積状態時の病院前治療として使用したmidazolam(MDL)口腔用液の有害事象について日本小児神経学会会員にアンケート調査した.回答数は431人(回答率12.0%)であった.MDL口腔用液総投与例580例中,有害事象(呼吸抑制,ふらつきによる転倒・外傷,1時間以上の鎮静)は14例(2.4%)であった.14例中,呼吸抑制が7例であった.てんかん重積状態時にMDL口腔用液投与の際…

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  • <i>KIT</i>遺伝子変異(Asp419del)が検出された斑状丘疹状肥満細胞症の1例

    深浦 彰子, 沼田 貴史, 千代反田 雅子, 前田 龍郎, 江草 智津, 伊藤 友章, 原田 和俊, 大久保 ゆかり アレルギー 73 (2), 189-195, 2024

    ...遺伝子のexon8領域でAsp419delの変異が検出された.以上より,斑状丘疹状肥満細胞症(MPCM)と診断した.オロパタジン塩酸塩を用いて治療し,初診1年後,瘙痒は改善傾向であるが,褐色斑は残存している.本邦からのAsp419delに変異がある皮膚肥満細胞症(CM)の報告は自験例を含め3例ある.自験例以外の2例はdiffuse CMであり,MPCMは自験例が初である.これまで,小児のMPCMは思春期...

    DOI PubMed

  • 児童思春期精神科医療における作業療法士の役割とは

    南 庄一郎, 髙 登樹恵 作業療法 42 (6), 701-708, 2023-12-15

    ...<p>本研究では児童思春期精神科医療に従事する作業療法士にフォーカス・グループ・インタビューを行い,テーマ分析によって児童思春期精神科医療における作業療法士の役割を明らかにした.本研究の結果,子どもとの関わりに作業(遊び)を活かすことは作業療法士の専門性であり,子どもの自己肯定感と自己効力感を向上させ,生きる力を育むことが作業療法士の役割と考えられた.一方,現行の診療報酬に作業療法士が明記されておらず...

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  • セレン欠乏症患者に対する新規セレン内用速崩錠の開発

    赤垣 恵太, 門田 亜紀, 石田 智滉, 佐川 喬也, 加賀屋 陽子, 川田 敬, 田村 尚久, 白石 久, 常風 興平, 吉岡 三郎, 山本 雅樹, 藤枝 幹也, 宮村 充彦 薬学雑誌 143 (12), 1039-1046, 2023-12-01

    <p>Selenium is an essential trace element and its deficiency causes myositis, myocardial damage, and other symptoms. Patients receiving long-term intravenous nutrition or tube-feeding in particular …

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 不登校と睡眠

    平田 郁子 子どものこころと脳の発達 14 (1), 26-32, 2023-11-30

    ...<p>近年,不登校生徒において,起床困難を中心とした睡眠の問題が目立つことが,注目されるようになっている.不登校児童において最も主要な睡眠の問題は,睡眠・覚醒相後退障害を中心とした,概日リズム障害である.不登校と起床困難が増加する思春期には,生理的な変化に加え,社会的な活動の変化からも,深夜までの覚醒を助長されることが多い.結果として平日の睡眠不足に陥り,是正がなされないと,睡眠・覚醒相後退障害へ移行...

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  • どのような思春期特発性側弯症患者において脚長差による側弯を考慮すべきか?

    須賀 佑磨, 重松 英樹, 川崎 佐智子, 池尻 正樹, 撫井 貴弘, 田中 康仁 Journal of Spine Research 14 (11), 1396-1401, 2023-11-20

    ...<p><b>はじめに:</b>脚長差には大腿骨頭の頂部の高さの左右差を示す機能的脚長差と大腿骨長と脛骨長差からなる解剖学的脚長差の2つがある.本研究の目的は,思春期特発性側弯症(AIS)患者における機能的・解剖学的脚長差を評価し,どのような症例に解剖学的脚長差が有する可能性があるか明らかにすることである....

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  • 秋田県における側弯症検診の現状と課題

    三澤 晶子, 本郷 道生, 工藤 大輔, 若林 玲奈, 木村 竜太, 島田 洋一, 宮腰 尚久 Journal of Spine Research 14 (11), 1366-1371, 2023-11-20

    <p><b>はじめに:</b>本県では1984年からモアレ法による学校検診を行っており,運動器検診開始後も継続している.今回,秋田市教育委員会のデータ提供により,運動器検診の結果とモアレ法による側弯症検診の結果を比較した.</p><p><b>対象と方法:</b>2017~2020年度に運動器検診で脊柱に所見ありとされ二次検診を受診した1,442例と,モアレ検診で所見ありとして二次検診を受診した4…

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  • Risser sign grade 4の思春期特発性側弯症におけるCobb角進行と危険因子の検討

    若林 玲奈, 本郷 道生, 三澤 晶子, 木村 竜太, 工藤 大輔, 島田 洋一, 宮腰 尚久 Journal of Spine Research 14 (11), 1377-1382, 2023-11-20

    ...<p><b>はじめに:</b>思春期特発性側弯に対する装具治療は,一般に骨成熟が終盤と評価されるRisser sign grade 4以上には積極的推奨はされていない.しかし,Risser sign grade 4でもCobb角が進行する症例をしばしば経験する....

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  • 思春期特発性側弯症における骨代謝マーカーと椎体楔状化,Cobb角の関連

    新戸部 陽士郎, 和田 簡一郎, 熊谷 玄太郎, 浅利 享, 石橋 恭之 Journal of Spine Research 14 (11), 1390-1395, 2023-11-20

    ...<p><b>はじめに:</b>思春期特発性側弯症(AIS)において骨代謝が重症度と関連するかは明らかではない.本研究の目的は骨代謝が椎体楔状化,Cobb角の重症度と関連するか検討することである....

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  • 発症から診断までに時間を要した思春期発症卵管捻転の1例

    西田 ななこ, 春松 敏夫, 川野 孝文, 祁答院 千寛, 長野 綾香, 松井 まゆ, 杉田 光士郎, 大西 峻, 武藤 充, 家入 里志 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (6), 1004-1008, 2023-10-20

    ...<p>思春期発症の卵管捻転は稀で,特異的な所見に乏しく診断に苦慮する.今回診断に時間を要した思春期発症の卵管捻転の症例を経験したので報告する....

    DOI Web Site 医中誌

  • 日本総合健診医学会 第51回大会・特別講演2 健診における遺伝子検査

    河島 尚志 総合健診 50 (5), 452-459, 2023-09-10

    <p> 健康診断で行なう遺伝子検査は体質を知り予防や早期発見することが目的である。ヒトの遺伝子はおよそ30億塩基対あるが、一般に標準塩基配列と差のバリアントと各疾患と関連を検索する。このため高コレステロール血症や糖尿病などの生活習慣病やがん遺伝子などの遺伝的要因がある多因子疾患等が対象となる。代表的な家族性コレステロール血症 (FH) …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 青年期の心と内観音楽療法

    石合 洋子 内観研究 29 (1), 53-61, 2023-09-01

    ...<p> 思春期・青年期は強い風が吹き荒れ、大波がうねり逆巻く時代と言われ、激しい心の揺れと情熱を意味すると同時に、「疾風怒濤」の時代だと言われる。(大山康宏 2019)ものの考え方や価値観、そして社会そのものが大きく変化していくことも含んでいる。...

    DOI Web Site 医中誌

  • KCNH2遺伝子にde novo新規ナンセンス変異(c.1490G>A, p.Trp497Ter)を認めたQT延長症候群の1症例

    日高 玲奈, 末廣 寛, 児玉 雅季, 福田 昌和, 國宗 勇希, 岡山 直子, 中原 由紀子, 西岡 光昭, 小林 茂樹, 矢野 雅文, 山﨑 隆弘 山口医学 72 (3), 111-122, 2023-09-01

    ...およびカテコラミン負荷試験でQT延長が認められた.年1回の外来通院で経過が観察されており,これまでに失神等の身体症状は認められていない.遺伝子検査が本人と両親,同胞に対して行われ,本人にのみKCNH2 c.1490G>A, p.Trp497Terのヘテロ接合性ナンセンス変異が認められ,de novo LQT2が確定した.この変異はこれまでに報告はなく,新規の変異と考えられた.LQT2は,女性の場合,思春期以降...

    DOI Web Site Web Site 参考文献20件

  • ストレスに起因する多汗症に漢方薬が奏効した1例

    玉野 雅裕, 高橋 元, 大城 信之, 岡村 麻子, 加藤 士郎, 中村 優子, 小倉 絹子 脳神経外科と漢方 8 (1), 33-38, 2023-08-30

    ...特にストレス下に手掌,足底,顔面に生じる原発性局所性多汗症は思春期前後から若年に多くみられ,学業,勤務の支障にとどまらず,抑うつ,引きこもりをきたす場合も見受けられる。今回,外出時,人混みにおいて頭部,顔面,手掌を中心に極度の発汗をきたすため,外出恐怖症に陥った青年に四逆散が奏効した症例を経験した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 急性腹症で発症し男性化徴候を契機に診断された副腎皮質癌の1例

    髙野 祥一, 木下 義晶, 小林 隆, 髙橋 良彰, 荒井 勇樹, 大山 俊之, 横田 直樹, 菅井 佑, 細貝 亮介, 近藤 修平 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (5), 892-898, 2023-08-20

    ...<p>小児副腎皮質癌は稀な悪性腫瘍である.今回我々は急性腹症で発症し,男性化徴候を契機に診断に至った小児副腎皮質癌の1例を経験したので報告する.症例は7歳女児.発熱と右上腹部痛を主訴に近医を受診し,腹部造影CTで右後腹膜に最大径11 cmの腫瘤を認め当科紹介入院となった.右上腹部に圧痛と右季肋下に弾性硬の腫瘤を触知し,思春期男性様の体臭,顔面のざ瘡,陰核肥大の男性化徴候を認めた.副腎皮質癌を疑い血液内分泌検査...

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  • 成人脊柱変形における椎体間骨性癒合に対するLLIF単独解離達成基準の検討

    宮島 崇人, 石原 昌幸, 谷口 愼一郎, 足立 崇, 朴 正旭, 谷 陽一, 川島 康輝, 田中 貴大, 政田 亘平, 安藤 宗治, 齋藤 貴徳 Journal of Spine Research 14 (7), 1023-1031, 2023-07-20

    ...</p><p><b>結果:</b>平均年齢は69.2歳,男性7名,女性7名であった.病態は思春期特発性側弯症(AIS)遺残変形が10例と最多であった.前方単独の骨性癒合,もしくは前後方癒合でいずれも片側癒合の場合は全例LLIF単独で解離が達成されていた.一方前後方癒合のうち,いずれかが両側癒合の症例では前方単独での解離は達成されておらず,すべてPCO併用か,PPSでの矯正時に解離が達成されていた.前後方癒合...

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  • 医学部学生の発達・療育に関する理解度調査

    杉浦 信子, 藤枝 幹也, 松尾 宗明, 北 洋輔, 小沢 浩 小児の精神と神経 63 (2), 145-153, 2023-07-01

    障害児者を社会が正しく理解することがノーマライゼーション推進のためには大切であるが,障害に関わる知識は医療従事者を志す学生の間でも不十分である.本調査では医学部生を対象に発達や障害に関する知識の実態調査を行った.医学部生1年生209名を対象にアンケート調査を行った.発達や障害に関する用語について既知・未知を問い,用語の説明を求めた.説明の記述をもとに得点化し,既報のコメディカル学生との比較および…

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  • 温熱快適性の個人差に関する生理学的解析

    本多, 一騎, Tahera, Hossain, 川﨑, 勇佑, ロペズ, ギヨーム マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 465-474, 2023-06-28

    ...高齢者の割合が大きく,2010 年以降熱中症による死者数のうち,約 80% が高齢者であった.本研究では,ウェアラブルセンサから得られる生理指標を用いて熱的快適性の推定,また性差や年齢差を考慮した際の推定精度への影響を,評価指標を用いて評価する.Nkurikiyeyezu らは心拍変動指標から,人の熱的快適性(暑くて不快・寒くて不快・快適)を最大 93.7% の精度で予測可能であると示した.また,思春期以後...

    情報処理学会

  • 友人・親への自己開示を通してみる青年期の友人関係と親子関係

    須藤, 春佳, 椢原, 美咲 神戸女学院大学論集 70 (1), 77-94, 2023-06-20

    ...現代青年における「友人関係の希薄化」と、「親子関係の友だち化」の現象は、思春期における親からの心理的な分離の遷延化の傾向を背景に、相互に関連しながら生じているのではないかと考えられる。本研究では、上記の関連について検討することを目的とし、大学生を対象に、友人関係と友人と親への自己開示の傾向について、調査を行い検討した。...

    機関リポジトリ

  • 乳児期に肝芽腫を発症後,思春期に乳房線維腺腫を発症したBeckwith-Wiedemann症候群の1例

    小林 完, 藤野 明浩, 古金 遼也, 沓掛 真衣, 森 禎三郎, 狩野 元宏, 高橋 正貴, 米田 光宏, 金森 豊, 義岡 孝子 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (4), 804-809, 2023-06-20

    ...<p>Beckwith-Wiedemann症候群(Beckwith-Wiedemann syndrome: BWS)は臍帯ヘルニア,巨舌,半身肥大,新生児低血糖など多彩な症状を呈する先天性疾患である.その特徴の1つとして肝芽腫や腎芽腫などの胎児性悪性腫瘍を発症しやすいことが知られている.我々は乳児期に肝芽腫を発症後,思春期に乳房に線維腺腫(fibroadenoma: FA)が多発した症例を経験した....

    DOI Web Site 医中誌

  • 結核性脊椎炎による脊椎変形が基礎にありスポーツ外傷を契機として脳脊髄液漏出が生じた1症例

    林 文昭, 石川 慎一, 南 絵里子, 小橋 真司 日本ペインクリニック学会誌 30 (4), 88-92, 2023-04-25

    ...には至らず8カ月間頭痛は継続し,当院へ紹介となった.脊髄MRIおよびCT脊髄造影を施行し,脊椎変形部位に一致した胸椎での髄液漏出を確認した.その後,硬膜外自家血注入治療を1回行った.起立性頭痛は速やかに改善し,登校が可能となり現在まで再発していない.前医では脊髄MRIによって髄液の漏出を指摘されなかった.漏出部位に一致した脊椎の楔状変形などを受傷前から示しているため診断が困難になったと推測される.思春期...

    DOI 医中誌

  • 「学校の怪談」ブームの社会的背景:恐怖のパラドックスの心理学 的理解に基づいて

    吉岡, 一志 山口県立大学学術情報:基盤教育紀要 16 97-106, 2023-03-31

    ...これまで、子どもたちが怖い話を求める理由は、思春期における危機の克服と説明されてきた。しかしながら、近年の心理学研究では恐怖と楽しみの同時活性化モデルが提案されている。このことを踏まえ、現代社会では、子どもが恐怖を楽しむことが、認められていないことを指摘した。結論として、子どもたちの生活から恐怖を経験する機会が奪われていることを「学校の怪談」ブームの社会的背景として説明した。...

    機関リポジトリ

  • 新型コロナウイルス感染症禍で小児看護学実習を経験した学生の学び

    空田, 朋子, 小迫, 幸恵 山口県立大学学術情報:看護栄養学部紀要 16 41-46, 2023-03-31

    ...学生は臨地実習を通して、新生児期から思春期までの様々な発達段階の子ども達と接することによって【発達段階に応じた関わり方】を学んでいた。また、子どもという対象の特性を理解し、【観察することの重要性】やケア時には『家族の協力が必要不可欠』であり【小児看護における家族】という大切な視点を学び取っていた。...

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  • 中学生の将来志向性の特徴:性差及び小学生と比較した学校段階の差に着目して

    ヤマガミ, ヒロコ 児童学研究 : 聖徳大学児童学研究所紀要 25 41-49, 2023-03-25

    ...要旨  思春期に入ったばかりの中学生は,自分の将来への夢は未だ不確かであり,「志向する生き方」についても非現実的で,漠然としたイメージを描いていることが考えられる。本研究では,その中学生に焦点をあて,中学生が自分の将来についてどのような夢や希望を持ちどのような生き方を志向しているのか,性差及び小学生と比較した学校段階の差に着目して,中学生の将来志向性の特徴を明らかにすることを目的とする。...

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  • 小児・思春期「メンタルヘルスワークショップ」開催報告

    田中 道徳, 松下 明 日本プライマリ・ケア連合学会誌 46 (1), 29-32, 2023-03-20

    ...<p>不登校など精神的な診療を必要とする小児患者が増加し,その背景には発達障害や愛着障害を抱える事例が増えている.小児の精神的な診療において必須の発達障害や愛着障害などの知識を持つ必要があると考え,今回,小児・思春期領域のメンタルヘルスワークショップを開催した.開催後には学習者が学んだ内容を活かして実践を試みる様子がみられたため,プライマリ・ケア領域のメンタルヘルス分野の新しい教育取組として報告する...

    DOI Web Site 参考文献1件

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