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検索結果 341 件

  • サイバーセキュリティ経営ガイドラインの実践に向けた可視化に関する一考察

    安田, 進, 小山, 明美, 竹村, 敏彦 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 958-963, 2023-10-23

    ...サイバー攻撃による企業活動への影響の可能性が増大かつ深刻化している.一方,企業のサイバーセキュリティ対策は,経営者が実務者に任せてしまっているケースが多く,十分とは言えない.このような状況の中,経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は,経営者の主導のもとで組織的なサイバーセキュリティ対策を実践するための指針として,サイバーセキュリティ経営ガイドラインを策定している.本研究では,IPA の...

    情報処理学会

  • ドローン・エアモビリティ前提社会の実現に向けたデジタルテクノロジー

    南, 政樹 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 882-882, 2023-06-28

    ...を組み,デジタル政策の一貫としてドローンやエアモビリティの社会実装に向けたロードマップを作成している.本発表では,このような現状について解説すると共に,ドローンやエアモビリティが当たり前になった社会,すなわち「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現に向けて,解決しなければならない課題のうち,デジタルテクノロジーに関するものをピックアップし,その取り組みについて紹介する.また,発表者が独立行政法人情報処理推進機構...

    情報処理学会

  • 情報処理推進機構

    日経コンピュータ = Nikkei computer (1095) 64-66, 2023-05-25

    IPAがWebサイトを刷新した2023年3月31日以降、TwitterなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、このような投稿が相次いだ。「404 Not Found」とは、Webサイトが既に存在しないことを示すステータスメッセージのことである。 IPAは同日に「IPAは、ユー…

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  • サイバー攻撃から医療機関を守るために何をするべきか?

    近藤 博史, 長谷川 高志, 釜谷 誠, 山本 隆一 医療情報学 42 (5), 203-204, 2023-03-03

    <p>【セッション抄録】</p><p> 昨年の徳島県半田病院の電子カルテ消失については大きな反響があった.われわれは厚労省の予算を得て2020年9月からCS(サイバーセキュリティ)の対策のためのISAC(Information Sharing and Analysis Center)組織化の調査研究を行ってきたが,昨年度末から急遽,中小病院のCS対策の実態調査を始めている.ランサムウェアは当初の…

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  • Webデータに基づく企業活動評価システムWISDOM-DXによる女性活躍推進企業の評価

    奥村 明俊, 市瀬 規善, 久寿居 大, 石川 開, 鳥澤 健太郎, 大竹 清敬 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3N1GS1101-3N1GS1101, 2023

    <p>企業がDXや女性活躍推進などの経営改革を進める際,状況を調査・分析して自社に適した取組みを計画し実行して評価することが重要である.我々は,各企業の経営改革を支援するため,優良事例を学習データとして企業の活動を評価するシステムWISDOM-DXを開発した.WISDOM-DXは,Webデータに基づく質問応答システムを用いて企業活動を自動的に分析・評価する.WISDOM-DXにより,女性活躍推進…

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  • 提案依頼書におけるセキュリティ要件の実態調査

    村越 竜介, 西浦 生成, 笹倉 万里子, 門田 暁人 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ論文集 29 (0), 229-230, 2022-11-10

    ...<p>近年,サイバー攻撃の脅威が増大しており,情報システムに対して多様なセキュリティ要件を盛り込むことが必須となっている.本研究では地方自治体や図書館などがWeb上で公開している提案依頼書を対象とし,セキュリティ要件がどの程度網羅的に記述されているかについて実態調査を行う.調査においては,独立行政法人情報処理推進機構にて策定された非機能要求グレードに基づいて,網羅性を評価する.</p>...

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  • 企業のバリューチェーン変革に関わるDX進展要因の分析ー「DX推進指標」自己診断結果の利用によるー

    野中, 誠 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2021論文集 2021 101-106, 2021-08-30

    ...企業が DX を推進しバリューチェーンを変革していくには,戦略的対応やデジタル技術の活用に加えて,組織の構造変革や阻害要因の克服などの取組みが求められる.本稿では,情報処理推進機構が収集した DX 推進指標の自己診断結果を用いて,バリューチェーン変革に関わる DX 推進指標の質問項目を目的変数とし,他の質問項目を説明変数とした決定木分析により,バリューチェーン変革に影響する DX 推進要因を分析した...

    情報処理学会

  • テレワークにおけるセキュリティ等への不安に関する分析~ニューノーマルに向けた示唆~

    森, 淳子, 小山, 明美, 小川, 隆一, 竹村, 敏彦 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集 2021 (1), 1466-1472, 2021-06-23

    ...新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,テレワークやオンラインツールなどを活用する企業の数が急増し,現在もテレワークを継続している企業は多数存在している.しかしながら,本来であればこれらの導入前に十分に検討すべきセキュリティ対策やルールの策定が後回しになったケースも少なくなく,テレワーク環境を狙ったセキュリティ・インシデントも報告されている.本研究では,2020 年 11 月に独立行政法人情報処理推進機構...

    情報処理学会

  • ITとシステム化

    松本 隆明 横幹 14 (1), 42-49, 2020-06-15

    In the DX (Digital Transformation) era, the significance of IT, which underpins the socio-economic activities, will continue to increase. IT must be used as an engine for creating new smart services …

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  • アニーリングマシン向けプログラミング言語

    小津, 泰生 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 181-182, 2020-02-20

    ...アニーリングは社会において現実的な問題を解くために広く利用されることが期待されるが,そのためには問題を最適化問題の形に変形する等の専門的な操作を要する.本研究では,問題の制約を直接記述することのできるプログラミング言語及びこれを実行し得られた結果を検証する機能をもつ処理系を開発する.これによりアニーリングマシン上でのアプリケーション開発のための敷居が下がることが期待される.本研究は独立行政法人情報処理推進機構...

    情報処理学会

  • 組織的なブレークスルーにつなげる一点突破型DXに関する研究

    柿木 健 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2020.Spring (0), 60-66, 2020

    ...IPA(情報処理推進機構)の2019年のDX(デジタルトランスフォーメーション)関連調査では、「多くの企業がDXに取り組んでいるが、何らかの成果が出ている取り組みは最大でも3割程度に留まっている」という報告がされている。これは、具体的で取り組みやすいDXやそのマネジメント手法がまだ十分に確立・普及しておらず、取り組みを推進できる人材が不足していることが一因であると考えられる。...

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  • AIシステムのトラスト構築に関する課題分析

    小川 隆一, 島 成佳 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 2Q5OS13b04-2Q5OS13b04, 2020

    <p>筆者らは、機械学習を中心とするAIシステムの信頼構築に向けた課題分析を続け、特にベンダー側が製品の性能あるいは機能としてどこまでを実装することが求められるか、を検討している。この中で、AIの分析性能に加え、AI自身の分析結果が間違っている場合のリカバリー機能が信頼の重要な要素であるとの仮説をたて、ケーススタディを行うこととした。本稿では、自律型ドローンを含むロボット系のAIシステムをケース…

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  • ITサプライチェーンの責任範囲の実態から見た対策強化のための提案

    森, 淳子, 小山, 明美, 小川, 隆一, 竹村, 敏彦 コンピュータセキュリティシンポジウム2019論文集 2019 98-105, 2019-10-14

    ...にされないままでシステム構築等が進められることもある.このような状況であれば,セキュリティリスクに直面した際トラブルなどになることも少なくなく,また,セキュリティリスクへの対応や収束の遅延につながることも懸念される.しかしながら,業務委託契約時において情報セキュリティに係る責任範囲を明確化するべき必要性が求められるが,慎重な意見も見受けられる.本研究では,このような背景を踏まえて,2018年11月に独立行政法人情報処理推進機構...

    情報処理学会

  • 特集:「用語管理と標準化」の編集にあたって

    稲垣 理美 情報の科学と技術 69 (9), 403-403, 2019-09-01

    ...</p><p>最後に,様々なデータ連携を目指した横断的なデータ活用基盤として整備されている情報共有基盤(IMI)について,その取組みと「法人インフォ」における活用事例を情報処理推進機構の斉藤浩氏,清水響子氏にご執筆いただきました。</p><p>今後,用語管理や標準化をどのように活用していくことができるか,知識の伝達を行う多くの皆様のご参考になれば幸いです。...

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  • 「法人インフォ」データベースにおけるIMI(情報共有基盤)活用事例

    斉藤 浩, 清水 響子 情報の科学と技術 69 (9), 427-434, 2019-09-01

    <p>経済産業省が運営する400万法人のデータベース「法人インフォメーション(法人インフォ)」は,各府省保有の法人活動情報約160万件を集約しており,データを一元的に検索・取得可能である。法人デジタルプラットフォームの中核データベースとしての対象データ拡充をはじめとする継続的な発展を見据え,IMIを用いて「法人情報語彙」を整備し,多様な情報源からのデータ集約が容易に行える環境を構築した。本稿では…

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  • 手口から学ぶセキュリティ対策:最終回 過去の手口から今後の手口を見通す

    斎藤 幾郎 日経パソコン = Nikkei personal computing (814) 59-62, 2019-03-25

    ...情報処理推進機構(IPA)は、「情報セキュリティ10大脅威」というランキングを毎年公表している。個人と組織を対象に、社会的影響の大きかったセキュリティの話題などを取り上げ、セキュリティの研究者や企業の実務担当者が投票により選出するというものだ。2019年1月には、最新となる2019年版を発表した。...

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  • 国際標準化活動の戦略と戦術─文字情報基盤整備事業の国際標準化活動を例に─

    小林, 龍生 デジタルプラクティス 10 (1), 7-24, 2019-01-15

    ...jure standard)にせよ,W3CやIETFなどの業界規格(de facto standard)にせよ,情報規格の策定過程では,しばしば,国と国,企業と企業,文化と文化の利害が鋭く対立する.ISO/IEC 10646やUnicode Standardなどの符号化文字集合は,標準化の対象が自然言語に用いられる文字であるだけに,特に文化的な利害関係が先鋭化する場合が少なくない.本稿では,(独)情報処理推進機構...

    情報処理学会

  • インタビュー:松本隆明氏インタビュー「IoTシステムと組込み技術」

    平山 雅之, 藤瀬 哲朗 デジタルプラクティス 8 (3), 191-202, 2017-07-15

    ...東京の桜も散り終えた4月の半ば,六義園近くにある(独)情報処理推進機構(IPA)を訪問し,ソフトウェア高信頼化センター所長である松本隆明氏にインタビューをお願いした.松本所長とはこれまでにもお会いするたびにゆっくり時間を取ってIoTなどについてお話をしましょうと意気投合していたのだが,お互いなかなか時間が取れず実現していなかった.今回,デジタルプラクティスのインタビューということで時間を取っていただき...

    DOI 情報処理学会

  • 国際標準と IPA の IT セキュリティに対する取り組み

    甲斐 成樹 日本信頼性学会誌 信頼性 39 (2), 50-55, 2017

    ...組み込まれ,ネットワークに繋がり様々な機能を提供するようになった現在, それら製品のセキュリティに関する関心が高まってきている.見知らぬ人が映像や音声を盗撮・盗聴で きてしまうネットワークカメラ,不正に遠隔操作できてしまうインスリンポンプなど,セキュリティ上 の不具合を報告される製品が後を絶たない.本稿においてはスマートロックを例に取り,そのような問 題が発生してしまう背景を,IPA(独立行政法人情報処理推進機構...

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  • センサ活用に基づく情報セキュリティエコノミクス:ISMSにおける費用対効果の効率化に関する検討

    米田, 翔一, 畑, 健一郎, 下村, 道夫, 谷本, 茂明, 佐藤, 周行, 金井, 敦 情報処理学会論文誌 57 (12), 2743-2756, 2016-12-15

    ...Management System)である.ISMSでは,情報セキュリティに対する要求事項を達成するために,PDCAモデルを採用し,情報資産の機密性,可用性,完全性をバランス良く維持し,継続的な改善を行っていくものであるがその普及は十分でない.主な原因として,ISMSを導入したことによる効果が予測しにくい点,ISMSにおける管理項目数や作成するドキュメントが多すぎる点等があげられている.前者の課題に対し,情報処理推進機構...

    情報処理学会

  • 「文字情報基盤整備事業」における漢字情報の整備と公開について

    武藤, 圭祐, 田代, 秀一 じんもんこん2016論文集 2016 13-18, 2016-12-02

    ...独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では,行政で用いられる人名漢字等約6万文字の漢字を整備する「文字情報基盤整備事業」を推進しており,文字図形と文字情報の構築を行なっている.本稿では,これらの漢字文字情報の整備と,文字情報リソースを格納しオープンデータとして相応しい文字情報を提供する文字情報基盤データベースについて紹介するとともに,文字情報の整備と提供についての課題と今後に向けた取り組みについて報告...

    情報処理学会

  • 情報セキュリテイーと健康

    清水, 徹男 コンピュータセキュリティシンポジウム2016論文集 2016 (2), 1-1, 2016-10-04

    ...IPA (情報処理推進機構) の試算によれば,国内のユーザー企業において情報セキュリテイーに従事する技術者は 26.5 万人であるが,さらに 8 万人が不足であるという.また,現在従事している 26.5 万人のうち,スキル不足の人材は約 16 万人にものぼるとされる.これらの数値が語ることは深刻である.人材不足とスキル不足の両者が,とりわけユーザー企業側で深刻な状態にあることを意味するからである.人材不足...

    情報処理学会

  • ソフトウェア開発記録の多次元データ分析に向けた可視化方式Treemap Forestの設計と実証的評価

    中川, 尊雄, 伊原, 彰紀, 松本, 健一 SEC journal 12 (1), 8-15, 2016-07-01

    ソフトウェア品質の第三者評価を行う分析者は,開発に従事していない者であることが妥当であり,客観的な視点から探索的解析を行うことが期待されている.しかし,ソフトウェア開発データに含まれる様々な要素(成果物,課題票,組織形態)の間にある関連性を考慮しながら解析を行うには工数を要する.本論文では,データ間の関連性に基づき,開発データの俯瞰を次々提示することで多次元データ分析を実現する新たな可視化方式T…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 情報セキュリティ人材育成におけるセキュリティ知識項目(SecBoK)の有効活用

    平山, 敏弘 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 515-516, 2016-03-10

    ...平成26年の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の試算によれば,国内企業において,情報セキュリティ人材は約8万人と大幅に不足しており,さらに情報セキュリティに従事している技術者のうち,約16万人がスキル不足との調査結果が出ており,情報セキュリティ人材の育成は急務である.現在不足している人材の多くは,ユーザー企業において,自社システムのセキュリティ確保を管理できる人材であり,このような人材はセキュリティ...

    情報処理学会

  • オープンデータの名前空間活用の研究

    久永 忠範, 郭 崇, 石井 貴士, 渕田 孝康 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2015 (0), 146-146, 2015

    ...また、IPA(情報処理推進機構)による共通語彙基盤の策定が進めれており、日本語によるオープンデータやビッグデータの活用に注目が集まっている。しかしながら、現状のオープンデータの活用方法においては、特定のデータに偏ったアプリケーションであったり、名前空間に独自のURIを使用していたりと、広く様々なデータを活用するには至っていない。...

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  • 展示:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

    独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 組込みシステムシンポジウム2014論文集 2014 162-162, 2014-10-15

    いま,ITはかってないほど身近にあります.スマートフォンやタブレットは私たちの生活に豊かな彩りを添えてくれます.また,いわゆるビッグデータの活用が進み欲しい情報がいつでも手に入る IT 環境も目の前です.それだけに,サイバー攻撃などのセキュリティリスクへの対応は不可欠です.また,企業活動や私たちの日常生活の社会基盤を支える情報処理システムの信頼性も高めなければなりません.一方で,今後の日本経済を…

    情報処理学会

  • 2409 アジャイル開発のプロジェクト契約モデルの検討(一般セッション)

    吉田 知加, 木野 泰伸 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2014.Spring (0), 308-313, 2014

    ...成功にとって大きな役割を担う.日本のシステム開発契約では請負,準委任,および労働者派遣という三つの契約類型があり,本研究はシステム開発委任契約に関わる請負,準委任を検討する.主に開発フェーズに締結される請負契約では,締結時に決められた要件に基づく最終成果責任が受託側に求められ,そのような場合アジャイル開発に不適切な制約事項が生じてしまう.本研究では,経済産業省の「情報システム・モデル取引契約書」,情報処理推進機構...

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  • 製品・システムの保全性保証(<特集>製品・システムの保全性)

    松野 裕 日本信頼性学会誌 信頼性 36 (3), 174-179, 2014

    ...Framework for Safety-Sensitive Consumer Devices(SSCD)国際規格について説明する.SSCDは日本のすり合わせ開発をモデル化したプロセスモデル,システムのディペンダビリティに関連する用語モデル,そしてシステムのディペンダビリティを保証するためのアシュアランスケーステンプレートよりなり,日本発のシステムのディペンダビリティ保証の枠組みとしてIPA(独立行政法人情報処理推進機構...

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  • IT部門における非機能要件定義プロセスの定着化に関する事例研究(<特集>プロジェクトの計画と評価)

    角田 仁 プロジェクトマネジメント学会誌 16 (3), 15-18, 2014

    ...近年,スコープマネジメントのうち非機能要件の重要性が注目され,2010年には情報処理推進機構(IPA)が「非機能要求グレード」を定義し,公表している.一方,その主な担い手である企業のIT部門においては,非機能要件定義プロセスの組織的な定着には至っていないのが現状である.本稿では,長年にわたり非機能要件定義プロセスの組織的な定着に取り組んできた東京海上日動システムズの事例研究をもとに,IT部門におけるその...

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  • 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

    組込みシステムシンポジウム2013論文集 2013 179-179, 2013-10-09

    いま、ITはかってないほど身近にあります。スマートフォンやタブレットは私たちの生活に豊かな彩りを添えてくれます。また、いわゆるビッグデータの活用が進み欲しい情報がいつでも手に入るIT環境も目の前です。それだけに,サイバー攻撃などのセキュリティリスクへの対応は不可欠です。また、企業活動や私たちの日常生活の社会基盤を支える情報処理システムの信頼性も高めなければなりません。一方で、今後の日本経済を活性…

    情報処理学会

  • 内部不正インシデント防止対策として有用な職場環境に関する分析と考察

    島成佳, 小松文子, 小川博久, 岡松さやか, 高木大資 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集 2013 1217-1222, 2013-07-03

    ...組織内部者の不正行為が原因となる情報セキュリティインシデントは,風評被害が発生する恐れがあることや関係者との調整がつかない等の理由から一般的に情報は外部に公開されない.情報が公開されないことで,内部不正の実態が把握できず,内部不正対策を検討することも困難な状況である.しかし,内部不正は発生すると影響が大きいため,組織として取り組むべき課題の1つである.このような背景から独立行政法人情報処理推進機構では...

    情報処理学会

  • 2412 スキル調査データにみるプロジェクトマネージャのキャリア(一般セッション)

    森本 千佳子 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2013.Spring (0), 298-301, 2013

    ...ITスキル標準(ITSS)によるITエンジニアのスキル評価は一定の定着を見せている.しかし,現実のプロジェクトではITSSに定義された職種単位でメンバーがアサインされることは少なく,複数の職種を兼務することが一般的である.本研究では,ITSSに基づいたスキル調査データから,プロジェクトマネジメント職種を抽出し,キャリア意識およびスキルの自己評価について俯瞰する.またあわせて,情報処理推進機構(IPA...

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  • 特集3:ついに公開 話題の無償PMツール

    大和田 裕 日経systems (231) 48-53, 2012-07

    ...大和田 裕 情報処理推進機構(IPA)  技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC) エンタプライズ系プロジェクト 研究員 高い品質や新技術へのチャレンジを求められるが、予算も工期もギリギリで余裕はない。そんな難しいプロジェクトが増えるに伴い、プロジェクトマネジャー/プロジェクトリーダー(以下プロマネ)には、緻密なマネジメントが求められてい…...

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  • クラウド時代のソフトウェア開発と技術者像を考える

    青野 慶久, 松田 晃一 SEC journal 8 (2), 50-53, 2012

    企業にクラウドコンピューティングの利用が広がろうとしている。サービスとして提供するソフトウェア開発には、受託開発とは異なるメンタリティが求められる。世界と競争できる日本発のソフトウェアを開発しているサイボウズ株式会社の青野慶久代表取締役社長に、これからのソフトウェア開発や技術者のあり方について伺った。

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  • 一般社団法人TERASの紹介(後編)

    穴田 啓樹, 渡辺 政彦, 高田 広章 SEC journal 8 (2), 91-92, 2012

    SEC journal No.27では、TERAS※1発足の背景を説明し、重要性が増している製品の安全に関する説明責任と、その中でトレーサビリティが担う役割について概説した。また、TERASの事業概要について3年間の計画を説明した。本号では、2012年3月19日の第1回TERAS成果報告会で発表した内容を中心に、検討を進めているツールプラットフォーム仕様について説明する。

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  • フランスCEA-LISTとの今後の連携活動について

    佐々木 勇人 SEC journal 8 (2), 89-90, 2012

    2011年9月に相互協力協定を締結した、IPAとフランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)システム統合技術応用研究所(LIST)は、双方の関係者による国際合同ワークショップを、2012年2月21~23日に沖縄県那覇市内で開催。前号に引き続き、同ワークショップでの議論内容と、両者が連携した今後の取り組みについて紹介する。

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  • 組込み技術者向けキャリアガイドの開発

    井上 克郎 SEC journal 8 (2), 85-88, 2012

    組込みシステム産業振興機構では、ETSS※1を基にして、組込み技術者が自己の現状認識と将来のキャリアパスの確認が容易にできるように工夫した「組込み技術者向けキャリアガイド」(以降、キャリアガイド)を作成した[キャリアガイド]。本稿では、このキャリアガイドの概要や考え方とともに、簡単な利用例についても解説する。

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  • システム開発文書品質研究会 ASDoQ(アスドック)

    山本 雅基 SEC journal 8 (1), 43-44, 2012

    システム開発文書の品質に対する研究を活性化するため、2011年7月に、任意団体のシステム開発文書品質研究会を設立した。本稿では、このシステム開発文書品質研究会の設立の背景や目的、活動内容などを紹介する。

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  • 仏CEA-LISTとの国際合同ワークショップ開催について

    佐々木 勇人 SEC journal 8 (1), 25-25, 2012

    IPAとフランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)システム統合技術応用研究所(LIST)とは、2011年に相互協力協定を締結し、相互協力へ向けた第一歩として、双方の関係者による国際合同ワークショップを2月21日~23日の間、沖縄県那覇市内にて実施した。本稿では、この国際合同ワークショップの概要について報告する。

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  • スマートエネルギーネットワークの実現とITの役割を考える

    渡辺 尚生, 松田 晃一 SEC journal 8 (1), 2-5, 2012

    東日本大震災を境に、エネルギー問題への関心が急速に高まり、電気エネルギーや熱エネルギー、さらに自然エネルギーを組み合わせて、最適なエネルギーシステムを構築する技術、スマートエネルギーネットワークに注目が集まっている。本稿では、東京ガス株式会社 常務執行役員 技術開発本部長 渡辺 尚生氏に、スマートエネルギーネットワークの現状と今後の見通し、そしてスマートエネルギーネットワークを実現していく上でI…

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  • 変革を求められるIT人材

    室 修治 SEC journal 8 (1), 26-29, 2012

    経済産業省及びIPA の調査結果を基に整理したIT人材を取り巻く現状と、組込みソフトウェア開発を取り巻く事業環境の変化について紹介し、今後の人材育成の方向性の一端をSEC及び関連団体の取り組みも交えて紹介する。

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  • SEC2011年度活動概要

    保立 久幸, 江野村 亮輔 SEC journal 8 (2), 54-55, 2012

    2011 年度、SEC は、IPA 第2 期中期計画(2008 年度~ 2012 年度)の終盤の年度として、目標である「IT システムの信頼性確保」、「地域・中小企業の支援」、「海外有力機関等との連携強化」の着実な達成と次期中期計画への展開を考慮した活動を進めてきた。本稿では、2011 年度の主要な成果概要を紹介する。

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  • ソフトウェア工学分野の研究を公募、5件を採択

    SEC 企画グループ SEC journal 8 (2), 93-93, 2012

    IPA/SECでは、ソフトウェア工学分野における研究の活性化を図る目的で、2011年度より研究公募の仕組みを新たに設立した。2012年3月に公募を行ったところ、9件の応募があり、そのうち5件を採択した。本稿ではその事業概要と、2012年度の公募における採択の状況について報告する。

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  • ETロボコンと組込み技術者教育

    星 光行 SEC journal 8 (1), 9-16, 2012

    ETロボコンは、ETソフトウェアデザインロボットコンテストの愛称で、モデリング手法による組込みソフトウェア技術者の人材育成を目的とした、世界的にも大変ユニークなロボットコンテストである。本稿では、今年(2012年)で通算11回の開催となるETロボコンの概要とその教育効果などについて解説する。

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  • 情報システムの障害状況 2011年後半データ

    松田 晃一, 金沢 成恭 SEC journal 8 (1), 6-8, 2012

    SEC journal No.27で報告した2011年前半分のデータに引き続き、2011年7月から12月までの後半(半年分)の情報システムの障害状況を報告する。この間に報道された情報システムの障害は合計18件、月平均3.0件/月であり、ここ数年に無い高い水準となった。今期の障害の中には、急激なトラフィックの増加にシステムの処理能力が追随出来ず、サービスが不安定になる、あるいは停止するという障害が…

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  • 横浜スマートコミュニティの紹介

    有馬 仁志 SEC journal 8 (1), 40-42, 2012

    スマートエナジー研究所の中村良道氏が提唱する「本当に豊かで充実した社会生活のためには、自然に学ぶことが重要である」という理念に共鳴、賛同した企業や団体が集まり、自然エネルギーを実生活に取り入れ、真に有効活用出来る技術を確立するための横浜スマートコミュニティが2011年6月14日に発足した。本稿では、横浜スマートコミュニティのこれまでの活動とこれからのビジョンについて述べる。

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  • エンタプライズ系ソフトウェアプロジェクトにおける層別生産性とその信頼区間

    古山 恒夫 SEC journal 8 (1), 17-24, 2012

    本稿では、SEC journal No.26で掲載した「ソフトウェアプロジェクトデータの量的変数に関する分析の一指針と分析事例」に引き続き、IPA/SECで収集したエンタプライズ系ソフトウェアプロジェクトデータから、アーキテクチャ別、業種別、開発言語別の層別に対して、FP規模(ファンクションポイントに基づいた規模測定量)に対する工数(=生産性)の予測式と予測値の信頼区間を求めた結果を報告する。

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  • ESxRトレーナーズトレーニングの紹介

    石井 正悟 SEC journal 8 (1), 30-34, 2012

    SECでは、我が国の組込みソフトウェア産業の国際競争力を強化するため、組込みソフトウェア開発の作法・手法・ノウハウを体系的に整理すると共に、その成果であるESxRシリーズの普及拡大の一環として、トレーナーズトレーニングの整備を推進している。本稿では、ESxRの概要とその普及活動形態、及び、トレーナーズトレーニングの整備状況などについて報告する。

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  • 定量的プロジェクト管理ツール(IPF)の紹介

    大和田 裕 SEC journal 8 (1), 35-39, 2012

    ソフトウェア品質の確保や納期遵守のためには、プロジェクト進行過程で測定される定量的なデータを用いて、リスクを可視化し、問題を早期に発見する「定量的プロジェクト管理」が必要となる。本稿では、この定量的プロジェクト管理を支援するための定量的プロジェクト管理ツール(IPF)について紹介する。

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  • ウェブブラウザLunascapeの起業戦略と技術戦略

    近藤秀和 デジタルプラクティス 2 (2), 88-95, 2011-04-15

    ...Lunascapeは筆者が開発した日本発のウェブブラウザであり,現在日本のブラウザ市場の1.3%のシェアを持ち,約100万人が利用している.本論文では,大学でのウェブの情報収集効率の向上のための研究のために開発したウェブブラウザを情報処理推進機構(IPA)が実施する未踏ソフトウェア創造事業にて完成させ,その製品を元に試行錯誤しながら起業した経緯を述べる.また,起業後ビジネスモデルを完成させてきた経緯...

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  • SEC journal 論文賞 受賞論文発表

    SEC journal 7 (4), 153-154, 2011

    本稿では、「SECjournal」論文賞として、2009年12月から2011年6月までに投稿された合計9編の論文から選定された優秀賞3編の受賞論文を紹介する。なお、3編の優秀賞受賞論文はSEC journal 22号、24号、26号に掲載されている。

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  • ソフトウェアの品質保証とテスト

    ブラック ポール・イー, 新谷 勝利 SEC journal 7 (4), 156-162, 2011

    IPAフォーラム2011 にあたり、SEC の2011年度の強化方針の一つの「ソフトウェア品質の説明責任の制度化」に関連する技術動向の講演をNISTにお願いした。本稿では、IPAフォーラム2011(2011年10月27日)における「ソフトウェアの品質保証とテスト」の講演内容について報告する。

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  • ソフトウェアの品質説明力強化の取り組み

    田中 和夫 SEC journal 7 (4), 163-169, 2011

    電気やガスの供給、ネットバンキングなどの社会基盤は、ソフトウェアがサービスの実現に大きな役割を担っており、ソフトウェアのバグ(欠陥)等によって障害が起こると、多数の消費者に大きな影響を及ぼす。本稿では、ソフトウェアの品質に第三者がお墨付きを与え、消費者に分かりやすく示すことにより、消費者が安心して製品やサービスを利用できると共に、国際的にも通用することを目指したソフトウェア品質監査制度(仮称)の…

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  • 一般社団法人TERASの紹介(前編)

    穴田 啓樹, 渡辺 政彦, 高田 広章 SEC journal 7 (4), 183-187, 2011

    近年、機能安全規格 IEC 61508、ISO 26262に代表されるように、安全に対する説明責任が課されている。今までは「正しい製品」を作ることが安全性を証明する手段だったが、システムが極めて複雑化しており、完璧な製品を作ることは難しくなっている。今後は製品に問題があった場合にも同様に、企業として十分な努力をしたか、言い換えると「正しい方法」で作ったかを説明・証明することが求められ、第三者によ…

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  • 中小企業のIT経営を支える人財

    播磨 崇 SEC journal 7 (4), 145-145, 2011

    本稿では、中小企業のIT化の促進のために設けられたITコーディネータ制度とITコーディネータ協会の紹介と、これからの中小企業でのIT利活用としての新たなクラウドコンピューティングの活用や、上流ビジネスへの付加価値シフト等の中小ITベンダーでの業態変革などの課題をあげ、IPA/SEC との取り組みの連携の必要性について述べている。

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  • SPINA3CH自律改善メソッド

    倉持 俊之 SEC journal 7 (3), 117-121, 2011

    SPINA3CH自律改善メソッドは、ソフトウェアの開発プロセスに問題意識を持つ技術者向けに、改善活動に役立つヒントなどを盛り込んだツール類をとりまとめたプロセス改善の手法であり、2011年7月7日に公開した。本手法は、プロセス改善に取り組みやすく、改善活動が継続されることを狙いとしている。本稿では、SPINA3CH自律改善メソッドの特徴である3種類のワークシートとこれらの道具を使った改善の進め方…

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  • CoBRA法を使った見積りモデル構築のポイント

    酒井 大 SEC journal 7 (3), 129-136, 2011

    本稿では、アプリケーション開発プロジェクトでの、CoBRA 法による見積りモデルの構築と構築事例の評価の過程で蓄積された見積りモデルの構築手法・運用面のノウハウを紹介する。 CoBRA 法で定義された手順に沿ってモデルを構築していくことが基本であるが,より精度の高いモデルとするため,データの選定や定義,対象プロジェクトや工数の範囲の絞り込み,運用規定構築などの工夫を行った。

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  • ユーザビリティを基軸にしてITシステムのユーザビリティを基軸にしてITシステムの

    鱗原 晴彦, 松田 晃一 SEC journal 6 (4), 162-165, 2011

    ITシステムが社会に広く浸透し、ITシステムの安心・安全を担保することの重要性が増している。そうした中、信頼性の高さを追求することに加えてユーザビリティを考慮したユーザ中心設計が、ITシステムの安心・安全を実現する上で重要な鍵になると期待されている。本稿では、株式会社U′eyes Design 代表取締役/NPO法人 人間中心設計推進機構 事務局長の鱗原 …

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  • 経営力強化に直結するIT経営の推進

    関 隆明 SEC journal 6 (4), 161-161, 2011

    特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 会長 関 隆明氏による、経営力強化に直結するIT経営の推進について紹介する。

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  • 地域の特色を活かした産業発展モデルを創造する

    宮原 秀夫 SEC journal 7 (1), 1-1, 2011

    組込みシステム産業振興機構 理事長 宮原 秀夫氏より、組込みシステムの重要性と、2010年6月に設立した「組込みシステム産業振興機構」のねらいについて、また、SECへの期待について紹介する。

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  • 九州地域組込みシステム協議会(ES-Kyushu)の紹介

    牛島 和夫 SEC journal 7 (2), 49-49, 2011

    本稿では、組込みシステム産業にかかわるネットワーク形成、人材育成、関連企業の競争力・技術力の向上による新事業・新産業の創出をもって、九州経済の発展に資することを目的に設置した、九州地域組込みシステム協議会の設置の背景と経緯、活動内容、会員数、他団体との連携協力関係等を紹介する。

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  • 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 工業試験場

    波 通隆, 堀 武司 SEC journal 7 (2), 91-93, 2011

    2010年4月に誕生した本試験場の工業試験場情報システム部が、道内情報産業分野への支援として、ソフトウェア開発の高度化を目指して、組込みシステム開発技術に係る形式手法への取り組みを紹介する。

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  • 重要インフラ情報システムの信頼性向上のための指針

    金沢 成恭, 山下 博之 SEC journal 7 (2), 62-62, 2011

    本稿では、統合系プロジェクトの2010年度の活動として、重要インフラのソフトウェアの信頼性を確保する知見の収集・整理を目的に、「事業者に求められるこつ」、「事業者が持つ重要な考え方」、「ガイドブック」の活動成果の概要を紹介する。

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  • ソフトウェアの高信頼化手法の実践にむけて

    新谷 勝利, 藤瀬 哲朗, 三毛 功子, 向山 輝 SEC journal 7 (2), 60-61, 2011

    本稿では、統合系プロジェクトの2010年度の活動として、欠陥挿入の抑止、製品の検証と妥当性確認に関する技法として、「形式手法」、「高信頼性のための手法」、「高信頼化ソフトウェアのための開発手法」、「信頼性自己診断ツール」の主な活動成果の概要を紹介する。

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  • SEC2010年度活動概要

    保立 久幸, 佐々木 勇人 SEC journal 7 (2), 54-55, 2011

    本稿では、IPA第2期中期計画(2008年度~2012年度)で目標としている「ITシステムの信頼性確保」、「地域・中小企業の支援」、「海外有力機関等との連携強化」の達成に向けた、2010年度の主要な活動成果の概要を紹介する。

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  • 車載組込みシステムフォーラム(ASIF)

    中村 俊夫, 森田 隆介, 田中 憲昭, 佐藤 倫子, 鈴村 延保 SEC journal 7 (3), 137-140, 2011

    最近の自動車産業では、基本性能や安全技術が飛躍的に向上しており、それを実現する技術として、組込ソフトウェアの重要性と期待が格段に高まってきている。こうした中、関連する最新技術の習得や企業交流、情報流通の場を設け、東海地区のソフトウェア産業、ひいては日本の車載ソフトウェア産業を発展させることを目的として、車載組込みシステムに関連する企業・大学を軸に産学連携した研究会「車載組込みシステムフォーラム(…

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  • デジタル・ネット時代の知の基盤を考える

    長尾 真, 松田 晃一 SEC journal 7 (3), 98-101, 2011

    情報のデジタル化やインターネットの普及は、情報流通の在り方を一変させ、書籍の電子化の波が広がりはじめた。また、ブログやツイッターなどボーン・デジタルと呼ばれる情報が数多く生まれては消えて行っている。本稿では、国立国会図書館長 長尾 真氏に、このような時代における知識・情報の収集や蓄積、流通、利用などの基盤となる新しい図書館の在り方について伺う。

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  • 情報システムの障害状況 2010年データ

    松 田 晃一, 金沢 成恭 SEC journal 7 (3), 102-104, 2011

    情報システムの事故を出来るだけ減らし、サービスを安定して継続することが、安心・安全な国民生活を守る上で重要である。そのためには、実際に起こった情報システムの事故の状況を分析し、得られた知見を次に生かしていくことが有効である。本稿では、SECにて収集している情報システムの事故に関するデータを紹介する。本号では、2010年のデータを報告し、以降、継続的に最新のデータを連載し、定点観測的なデータとして…

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  • 「不具合」の認識を変える

    平沢 尚毅 SEC journal 6 (4), 181-184, 2011

    SEC journal No.21に掲載された『特別セミナー「組込みソフトウェアの信頼性を考える」より』の内容を元に、人間中心設計の立場から、組込みシステムを巡る新しい品質問題について考察し、その持続的な改善のために何をすべきかを紹介する。

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  • 構造化日本語仕様書としてのVDM仕様

    佐原 伸 SEC journal 7 (1), 23-27, 2011

    形式仕様記述言語であるVDM++により記述した仕様を「構造化日本語仕様」と捉え、形式手法の基礎的な技術と回帰テスト等のソフトウェアエンジニアリング技術の活用によって、品質と生産性に大きな成果を得た。本稿では、その概要を紹介する。

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  • 大問題プロジェクトのステークホルダー分析

    大高 浩, 深澤 良彰 プロジェクトマネジメント学会誌 13 (3), 19-25, 2011

    ...IT分野において,社会・経済活動に大きな影響を及ぼす大問題プロジェクトの原因としては,プロジェクト・マネージャーだけでなく,顧客,上司,営業担当(以下,この三者のステークホルダーを企画責任者と呼ぶ)も係わりうる.しかし,従来,企画責任者と大問題プロジェクトとの因果関係について,客観的な手法で,明らかにされていなかった.本稿では,結果が恣意的に導かれないような手続きを用いることで,(独)情報処理推進機構...

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  • 消費者機械安全性・信頼性保証の国際標準化

    大畠 明, 松野 裕, 田口 研治, 中坊 嘉宏 SEC journal 7 (4), 170-176, 2011

    消費者機械とは、一般ユーザが利用する自動車、家電、サービスロボットなどの機械製品に対する造語である。これらは、産業機械とは異なり、技術者の手を離れ、多様な環境で多くのユーザに利用される。些細な不具合が深刻な事態を招く可能性があり、安全性と信頼性が特に重要である。ここでは、消費者機械の安全性・信頼性・セキュリティを含むディペンダビリティを保証する組込み制御ソフトウェア開発に関する国際標準化へのIP…

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  • 形式手法導入のための産学連携PBLの活用

    荒木 啓二郎 SEC journal 7 (4), 177-182, 2011

    近年、我が国においても形式手法に基づくソフトウェア開発が注目を集めているが、その導入にはまだ障壁が高いと思われているためか、ソフトウェア開発の現場への普及が進んでいるとは言い難い状況である。九州大学では、大学院修士課程におけるPBL(Project Based Learning)科目において、企業との連携のもとに、企業での実際のソフトウェア開発プロジェクトの一部で学生チームが形式手法を適用した結…

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  • CEA-LIST フランス原子力・代替エネルギー庁システム統合技術応用研究所

    Thomas ILJIC, Karima NAHHAL, Xavier APOLINARSKI SEC journal 7 (4), 188-189, 2011

    CEA-LISTは、スマート・ディジタルシステムに注目した研究開発を実施する研究所であり、フランス原子力・代替エネルギー庁の1機関である。フランスのパリ郊外にあり、700名の研究者と技術者(PhD120名含)を擁し、情報通信技術(ICT)、エネルギー、交通、セキュリティ&防衛、健康、製造の各分野に関する研究を行っている。本稿では、CEA-LISTの研究内容とその特色、ビジネスモデル、安全性とセキ…

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  • 「外部と繋がる車」がもたらす未来とITが果たす役割を考える

    野辺 継男, 松田 晃一 SEC journal 7 (4), 146-149, 2011

    今、自動車が外部と繋がる世界が誕生している。通話だけでなく、様々なサービスが利用可能になりつつある。本稿では、日産自動車株式会社 ビークルインフォメーションテクノロジー事業本部 General Manager 野辺 継男氏に、これら新たな展開における、自動車向けのサービスの行方、そしてITが果たす役割について伺う。

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  • 情報システムの障害状況 2011年前半データ

    松田 晃一, 金沢 成恭 SEC journal 7 (4), 150-152, 2011

    本稿では、SEC journal No.26で報告した2010年分のデータに引き続き、2011年1月から6月までの半年分の情報システムの障害状況の調査結果を報告する。この間に報道された情報システムの障害は合計9件、月平均1.5件/月であり、これは2010年と同水準である。この期間中には、国民生活に大きな影響を与えた障害が多く発生した。また、原因を見ると、運用や保守における人為的なミスがきっかけと…

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  • 日本発アセスメントモデルのSPEAK-IPA

    室谷 隆 SEC journal 7 (3), 112-116, 2011

    SPEAK-IPAは、国際規格(ISO/IEC 15504)に準拠した、プロセス改善及びプロセス能力判定のためのアセスメント体系を規定する日本発のアセスメントモデルである。初版は2007年9月に発表された。その後、数回の実証実験を重ね、その結果のフィードバックを受けて2011年3月に改訂版を発表した。本稿では、国際規格であるISO/IEC 15504 …

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  • 車載ソフトウェア開発におけるプロセス改善

    中田 武志, 日高 建二, 福原 綾介 SEC journal 7 (3), 122-128, 2011

    車載制御向けの小規模ソフトウェア開発でプロセス改善を行う上での課題の一つが、改善の影響による開発工数の増加である。本稿では、小規模開発に特化した管理工数を抑えるプロセス改善の取組み方法と、改善活動の中で、新人~中堅層の一部に現れた「深掘りしない」、「受身姿勢が当たり前」といった傾向と、その対策として実施した小集団改善活動の活動事例について報告する。

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  • ソフトウェアの信頼性に関する説明責任と品質監査のあり方について考える

    平野 晋, 松田 晃一 SEC journal 7 (1), 2-5, 2011

    ソフトウェアが自動車や家電などの製品に組み込まれ、ソフトウェアの役割が大きくなるに伴い、ソフトウェアの信頼性及び安全性に対する関心が高まり、ソフトウェアの品質に関する説明責任やソフトウェアの信頼性を検証する仕組みが大きな話題になりつつある。本稿では、これらを考える上で参考となる、製造物責任の考え方とソフトウェアの品質監査のあり方について中央大学総合政策学部教授の平野 晋氏にお話を伺った。

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会

    久保寺 良之 SEC journal 6 (4), 202-205, 2011

    2001年2月に設立された特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会は、設立以来10年にわたって、我が国の経済の活性化、国際競争力の強化のためにITコーディネータ資格者の育成・普及に取り組んできた。既にITコーディネータ資格取得者は累計で9,200人を超え、その活動場面も多岐にわたっている。本稿ではITコーディネータ制度の概要、ITコーディネータ人材の特長及び活動状況の一端を紹介する。

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  • 組込みシステム産業振興機構

    舩戸 稔弘 SEC journal 7 (1), 42-45, 2011

    関西を組込みシステム産業の一大集積地とするための産学官協働プラットフォームとして、人材育成サービスをベースとした企業の競争力の向上と、開発支援サービスによる組込みシステム開発の品質向上と受発注機会の拡大を図るために設立された組込みシステム産業振興機構の活動の概要を紹介する。

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  • CoBRA研究会

    石谷 靖 SEC journal 7 (1), 40-41, 2011

    2009年4月に発足し、“CoBRA法”の活用を考える自主的な集まりとして活動をしているCoBRA研究会について紹介する。CoBRA法は、現場の“勘”を見える化してソフトウェア開発の工数の見積りモデルを構築する手法で、CoBRA法の活用経験に基づいて議論し、見積りモデルの構築方法から見積りモデルを活用したプロセス改善等、CoBRA法のより良い活用方法を探求することを目的に活動している。

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  • 災害に強い情報システムのあり方を考える

    澁谷 裕以, 松田 晃一 SEC journal 7 (2), 50-53, 2011

    本稿では、東京海上日動火災保険の執行役員・IT企画部長、澁谷裕以氏に、東日本大震災で、被災地域で素早く業務を立ち上げることを可能にした情報システムと、その強さの根幹にある同社の「抜本改革」と「アプリケーションオーナー制度」について伺った。

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  • SECにおける国際学術活動展開

    神谷 芳樹 SEC journal 6 (4), 166-180, 2011

    SECは2004年にIPAの新設組織として誕生して以来、ソフトウェア・エンジニアリングに関する調査・研究の拠点として国際的に認知される存在となるべく精力的な活動を進めてきた。 過去6年間の活動を俯瞰し、Part 1では、活動の概要として、参加した国際会議とそこで発表した論文や成果を紹介する。Part 2では、国際交流を深める中での筆者の所感と今後の展望について紹介する。

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  • モデルベース開発技術による信頼性向上にむけて

    田丸 喜一郎, 室 修治, 藤瀬 哲朗, 小林 直子, 秋本 芳伸, 藤原 由起子 SEC journal 7 (2), 59-59, 2011

    本稿では、統合系プロジェクトの2010年度の活動として、開発力強化、信頼性向上にむけ、上流工程のの取り組み強化として「モデルベース開発技術の信頼性向上」に向けた技術や技術応用、技術者スキル検討の3WGの主な活動成果の概要を紹介する。

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  • 統合系プロジェクト設置の狙いと取り組みについて

    立石 譲二 SEC journal 7 (2), 56-57, 2011

    本稿では、情報システムと組込み系システムを有機的に一体連携する「統合系プロジェクト設立の背景」、「統合系システムの安全性・信頼性に関する特徴と課題」、「統合系プロジェクトの取組み方針」、「新成長分野としての役割と期待」について概要を紹介する。

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  • VSEセンター

    白坂 成功, 神武 直彦, 竹内 元子 SEC journal 7 (3), 141-142, 2011

    慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(以下、SDM)は、SDM研究所内のラボラトリーの一つにVSEセンター(Japanese VSE Center)を2011年2月16日に設立した。VSEセンターは、小規模組織(VSE)でのシステム開発に焦点を当て、そのプロセス改善を推進するコミュニティーで、産学が連携し、開発現場の改善に貢献することを目指している。本稿では、VSEセンターの設…

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  • 情報システムの信頼性向上とSECへの期待

    髙仄 淳 SEC journal 7 (3), 97-97, 2011

    本稿では、従来型の情報システムと組込みシステムが統合化されたシステムの信頼性確保の重要性と、SECでの信頼性確保のための取り組みを紹介し、社会システムの信頼性を担うソフトウェアエンジニアリングの中核機関としてのSECの活動への期待を述べる。

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  • 社会の“インテリジェンス”活用推進に向けた考察

    山下 博之 SEC journal 6 (4), 185-197, 2011

    社会活動における多くの作業がIT化されるのに伴い、社会の“インテリジェンス”にかかわる情報として、市民の生活や企業の社会経済活動に伴う大量のデジタルデータの収集が行われる。本稿では、この収集された情報から、有用な情報や知見を得て社会のために役立てる“インテリジェンス”について、具体的事例を通して、現状と課題を述べると共に、その解決法について紹介する。

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  • 非機能要求グレード解説

    柏木 雅之 SEC journal 7 (1), 20-22, 2011

    非機能要求を適切に決めることの難しさを説明し、システム基盤の非機能要求を段階的に漏れなく決める手法である非機能要求グレードについて解説する。また、非機能要求グレードの使い方についても事例を通して紹介する。

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  • オムロン株式会社

    SEC journal 編集部 SEC journal 7 (1), 28-29, 2011

    非機能要求グレードの活用や社内外での非機能要求の認識共通化の仕組みを構築しているオムロン株式会社の取り組みについて、同社公共ソリューション事業部 開発部開発2課主事の押山浩之氏にお話を伺った。

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  • 検出漏れの無い割込み干渉検出システムの開発

    稲森 豊, 山田 信幸 SEC journal 7 (1), 6-9, 2011

    割込み処理を多用する車載制御ソフトウェアでの割込み干渉(割込み処理に起因するデータ競合)の未然防止対策として、ソフトウェア実装工程で開発されるCプログラムを対象に、割込み干渉の発生箇所を検出するためのシステムについて紹介する。

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  • 特定デザインパターンに基づく大規模基幹システムのオープン化技法

    北川 陽一 SEC journal 7 (1), 10-19, 2011

    証券リテール基幹システムの再構築に際し、レガシーシステムである既存基幹システムのオンライン処理システムをオープンシステムに再構築したが、その際適用した特定デザインパターン手法を紹介する。通常のオブジェクト指向分析設計では膨大な期間・工数を要すると予想されていたが、本手法により、期間・工数を大幅に短縮することが出来た。

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  • クラウド・セキュリティ : 4.クラウドセキュリティアライアンスとその活動について

    勝見, 勉 情報処理 51 (12), 1620-1626, 2010-12-15

    ...ベストプラクティスの普及を目指す団体で,2009年4月発表のクラウドセキュリティガイダンス(Security Guidance for Critical Areas of Cloud Computing)は世界的注目を集めた.その後も各種レポートの発行や世界各地での講演等精力的に活動を展開し,クラウドコンピューティングのセキュリティ研究においてひとつの極を形成している.日本では日本支部を設立し,また情報処理推進機構...

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  • OSSを題材に用いた実践的情報技術教育の実施と評価

    飯尾淳, 松崎和賢, 清水浩行, 白井康之 情報教育シンポジウム2010論文集 2010 (6), 151-158, 2010-08-11

    ...近年,情報化社会を支える基盤技術として.オープンソースソフトウェア(OSS)のニーズは確固たるものとなったが,その利用と開発に関する教育プログラムは十分ではない.その結果としてOSSを十分に活用できるIT技術者の不足が取り沙汰されており.OSS普及を妨げる原因の1つともなっている.本研究では,(独)情報処理推進機構が2006年度に策定したOSSモデルカリキュラムをベースに構築したOSSの学習体系および...

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  • 安全性向上への要求工学の貢献の可能性

    中谷 多哉子 SEC journal 6 (3), 130-133, 2010

    SEC journal No.21では、特別セミナーの様子が報告されていた[SEC journal21]。本稿では、セミナーでの筆者の発言を補うために、関係する事項について解説を行う。セミナーが開催されたことから分かるように、最近では、身の回りのほとんどの機器がソフトウェアによって制御されるようになっている。そのためか、重大事故が組込みソフトウェアの不完全さに起因して起きることも多くなってきた。…

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  • 上流工程での品質確保のための発注者責任

    田倉 聡史 SEC journal 6 (2), 94-99, 2010

    システム開発プロジェクトの成否を分ける重要なカギは上流工程の品質であり、株式会社東京証券取引所のarrowhead プロジェクトにおける発注者側の品質確保の取り組みについて紹介する。

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  • ソフトウェア開発現場への形式手法導入

    荒木 啓二郎 SEC journal 6 (2), 104-107, 2010

    近年、システムの機能安全やソフトウェアシステムの不具合が社会に及ぼす影響の大きさに対する認識から、ソフトウェア開発における形式手法について関心が持たれていることを紹介する。しかしながら、我が国では残念なことに、開発現場への導入や適用はあまり進んでいないため、開発現場に導入するための参考となるよう、形式手法適用の実経験を通して得られた知見や教訓を紹介する。

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  • ITサービスの信頼性向上を目指して

    浜口 友一 SEC journal 6 (1), 1-1, 2010

    2007年3月に、社団法人 情報サービス産業協会(JISA)はIPA/SEC との間で「JISA-IPA/SEC の連携体制の構築について」を策定し、情報システムの信頼性向上に取り組んでいる。本稿では、その内容など両者の連携について紹介する。

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  • SEC journal 論文のまとめ方

    平山 雅之 SEC journal 6 (1), 40-45, 2010

    本稿では、日頃のソフトウェア開発現場での経験を基に、ソフトウェア工学の実践論文を作成していくための考え方等を紹介する。また、分かりやすい論文にするためのチェックリストを掲載する。

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  • 一般社団法人組込みスキルマネージメント協会

    大原 茂之 SEC journal 6 (1), 50-51, 2010

    本稿では、組込みスキルマネージメント協会(SMA)でのETSSをベースとするスキルに関する研究、普及啓発、標準化等の活動の取り組みと、SMAを設立した背景と活動目標等について紹介する。

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  • 株式会社東京証券取引所

    SEC journal 編集部 SEC journal 6 (2), 100-101, 2010

    2010年1月4日に稼働した株式会社東京証券取引所の新・株式売買システム「arrowhead」では、高い信頼性と注文受付通知をミリ秒単位で行う高速処理が求められた。本稿では、これらの要件を実現し成功に導いた背景にある、IPA/SECの「経営者が参画する要求品質の確保」の実践について紹介する。

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  • 国際競争時代におけるSEC への期待

    片山 卓也 SEC journal 6 (2), 57-57, 2010

    現在社会は情報システムなくしては成立せず、それを動かすソフトウェアはまさに社会の基盤であり、最高レベルのソフトウェア技術を持つことは、国際社会において産業競争力を持ち続けるための基本要件であると紹介する。

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  • ビジネス・プロセス改善領域

    新谷 勝利, 長谷部 武, 倉持 俊之 SEC journal 6 (2), 76-78, 2010

    2009年度のビジネス・プロセス改善領域での活動概要につして、共通フレーム及び「超上流から攻めるIT化の原理原則17ヶ条」の活用事例やプロセス診断改善モデル・手法「SPEAK IPA版」の改訂などについて紹介する。

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  • 組込みスキル領域

    室 修治 SEC journal 6 (2), 68-71, 2010

    2009年度の活動及び成果としては、ETSS導入推進者制度及び育成についての検討、ETSS導入・運用プロセスの明確化、国際展開への活動を紹介する。また、JASPAR次世代車載ソフトウェア開発プロジェクトにESPR/ESMR、ETSS、EPMツールが採用され大きく貢献したことを紹介する。

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  • 高信頼ソフトウェア領域

    藤瀬 哲朗, 伊久美 功一, 新谷 勝利 SEC journal 6 (2), 82-83, 2010

    2009年度の高信頼ソフトウェア領域の活動概要につして、大規模化、複雑化が進む情報システムの開発技術として、欠陥の挿入の抑止から製品の検証と妥当性確認に関する技法及び手法などについて紹介する。

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  • 重要インフラ情報システムの信頼性向上に向けた取り組み

    金沢 成恭, 山下 博之, 平山 雅之 SEC journal 6 (2), 84-84, 2010

    重要インフラとそれを支える情報システムが一般の情報システムより高い信頼性が求められが、信頼性とコストのバランスを取ることが重要であることを紹介する。SECでは情報システムの特性からそのシステムの信頼性要求水準を求める方法やその水準を満たすための信頼性向上策について、それらの実用性や各事業者での実施状況の調査結果を紹介する。

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  • 統合系

    藤瀬 哲朗, 秋本 芳伸 SEC journal 6 (2), 86-88, 2010

    情報システムは複雑化、大規模化がますます進み、相互に有機的に連携する一体的システム(統合システム)に変化してきており、この変化に対応した有効な信頼性対策が求められている。そのため、SECでは「エンタプライズ系」、「組込み系」という枠組みを超えた新たな領域である「統合系」に関する検討組織を創設した。本稿では、この「統合系」の活動について紹介する。

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  • 九州工業大学におけるパーソナルソフトウェアプロセス教育

    秋山 義博, 片峯 恵一, 梅田 政信, 橋本 正明, 乃万 司 SEC journal 6 (3), 118-125, 2010

    PSP<SUP>※1</SUP>は、Watts S. Humphrey博士が米国・カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所(CMU/SEI<SUP>※2</SUP>)において、ソフトウェアプロフェッショナルが身に付けるべきプロセス改善能力とスキルを明らかにし、その修得を可能にする教育プログラムとして開発したものである。九州工業大学大学院 …

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  • Eメールアーカイブのクラスタリングによる開発コンテキストの可視化

    大蔵 君治, 川口 真司, 飯田 元 SEC journal 6 (3), 134-143, 2010

    情報化の進む現代社会において,ソフトウェアはインフラの重要な構成要素となっている.しかしながら,ソフトウェア開発プロジェクトでは今もなおコスト超過や納期遅れといった“失敗”が相次いでいる.失敗の原因の1つに「プロジェクト分析の不足」が挙げられる.プロジェクトの事後分析は人的・時間的なコストが掛かるため,分析に十分な時間を確保することが難しいのが現状である.そこで,本研究ではソフトウェア開発におい…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 組込みソフトウェアによる信頼性及び安全性  信頼性の高い組込みソフトウェアを開発するには

    山浦 恒央 SEC journal 6 (3), 126-129, 2010

    電子製品、家電品が発達した現在、マイクロプロセッサを搭載していない製品を探すのは極めて難しい。社会の末端まで組込み系の製品が浸透しており、大規模な汎用システムと共に、社会の基幹機能を担っている。<BR> ソフトウェアは、ハードウェアと共にコンピュータシステムの根幹をなすが、ソフトウェアの生産性、開発方式、品質制御技法は30年前からほとんど進化しておらず、コンピュータシステムの革命的な処理性能、機…

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  • 独立検証及び妥当性確認と形式手法がもたらす<BR>ソフトウェア開発プロセスの高信頼化

    山本 修一郎 SEC journal 6 (3), 146-149, 2010

    重要なシステムの事故が後を絶たない。このため、ソフトウェアの独立検証及び妥当性確認(IV&V<SUP>※1</SUP>)が注目されている。本稿では、ソフトウェア独立検証及び妥当性確認の重要性を示すと共に、形式手法が持つ客観性がIV&Vでも必要になることを示す。また我が国における独立検証及び妥当性確認の先駆的な事例を紹介し、これらの事例に共通する「ソフトウェア開発プロセス改革」の核心を明らかにする。

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 九州地域組込みシステム協議会

    芦原 秀一, 犬塚 智彦 SEC journal 6 (1), 52-53, 2010

    九州地域組込みシステム協議会(ES-Kyushu)は、組込みシステム事業に係るネットワーク形成、人材育成、競争力・技術力の向上による新事業・新産業の創出をもって九州経済の発展に資することを目的に設立された。本稿では、本協議会の「産学官」一体の組織構築や関連組織・企業の連携、情報共有、情報発信、販路拡大等の活動について紹介する。

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  • これからの企業のIT 活用の方向とCIO の役割を考える

    石黒 不二代, 松田 晃一 SEC journal 6 (1), 2-5, 2010

    ITの活用が業務の効率化から企業戦略の実現サポートへと変わってきている中、CIOの役割の重要性が増し、CIOにとって重要な能力や今後のIT活用策について、ネットイヤーグループ代表取締役社長 兼CEOの石黒不二代氏に伺った。

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  • 株式会社CSK システムズ

    SEC journal 編集部 SEC journal 6 (2), 102-103, 2010

    1990年代から組織的に定量的プロジェクト管理を推し進めてきた株式会社CSKシステムズでの取り組みについて、見積りや品質の妥当性を確認する物差しとして自社で独自に蓄積・収集したメトリクスデータとSEC 版データ白書を活用し、見積り精度の向上や品質保証に役立てていることを紹介する。

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  • 沖縄IT 津梁パーク

    米須 清光 SEC journal 6 (2), 108-108, 2010

    情報通信関連産業の一大拠点形成を目指して、沖縄本島中部の中城湾港新港地区に整備を進めている、「沖縄IT津梁パーク」の概要を紹介する。

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  • SEC2009年度活動概要

    SEC journal 編集部 SEC journal 6 (2), 62-63, 2010

    SEC2009年度活動概要として、情報システムの信頼性向上に向けたソフトウェア・エンジニアリングの推進、地域・中小企業を支援するための活動、SEC成果の国際的情報発信・国際連携の3点について紹介する。

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  • 株式会社沖縄ソフトウェアセンター

    佐藤 和浩 SEC journal 6 (2), 109-109, 2010

    将来にわたり国際競争力を持ち、高付加価値事業の展開を図る目的で設立された株式会社沖縄ソフトウェアセンターについて紹介する。

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  • 定量的マネジメント領域

    三毛 功子, 神谷 芳樹, 小林 健児, 秋田 君夫 SEC journal 6 (2), 72-75, 2010

    定量的マネジメント領域の4つのワーキンググループである定量データ分析WG、定量的品質管理WG、プロジェクト見える化WG、価値指向マネジメントWGの活動概要について紹介する。

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  • 組込みソフトウェアプロジェクトの状況

    平山 雅之, 松田 充弘, 三原 幸博, 山崎 太郎, 吉澤 智美 SEC journal 6 (2), 64-67, 2010

    2009年度、組込みソフトウェアプロジェクトで検討を進めてきた普及施策等の活動について紹介する。具体的にはESPR/ESMR/ESQR/ESCR のさらなる普及推進のための体験セミナーの実施、導入推進ワークショップの開催、セミナー機会の拡大のための施策展開、ESCR C++ 言語版の普及に向けたセミナーなどの活動について紹介する。

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  • 要求・アーキテクチャ領域

    小林 健児, 藤瀬 哲朗, 柏木 雅之 SEC journal 6 (2), 79-81, 2010

    2009年度の要求・アーキテクチャ領域での活動について、機能要件の合意形成ガイド、非機能要求記述ガイドをベースにアーキテクチャ記述とアーキテクチャに関係する非機能要件の正確な記述方法の検討などについて紹介する。

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  • 非ウォーターフォール型開発の現状と課題

    伊久美 功一 SEC journal 6 (2), 85-85, 2010

    アジャイル型等開発の普及のための課題を整理するため実施した調査結果に基づき明らかになった経営層の理解や契約、マネジメント上の課題を紹介する。

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  • 組込みソフトウェアプロジェクトの状況

    平山 雅之 SEC journal 6 (2), 89-93, 2010

    「組込みソフトウェアの信頼性を考える」という特別セミナーでのソフトウェアの信頼性に造詣の深い4名の識者によるソフトウェアの信頼性やその向上についての議論を紹介する。

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  • 新しい社会サービスの実現に向けてその課題と解決策を考える

    岩野 和生, 松田 晃一 SEC journal 6 (3), 114-117, 2010

    RFIDやセンサ技術とインターネットが融合し、森羅万象に関するデータを取得することが可能となっている。ITの進化を背景にエネルギーや水等、社会の物理インフラを最適化する動きが具体化している。しかし、それを実現していくために解決すべき課題も控えている。日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員の岩野和生氏に新しい社会サービスを実現するためにソフトウェアが担うべきこと、そして社会制度のあり方等について伺…

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  • ETIひろしま<BR>Embedded software Technology Initiative

    岡本 勝幸 SEC journal 6 (3), 154-157, 2010

    中国地域の産業は、鉄鋼、造船、輸送機械製造に代表される産業を中心とした瀬戸内工業地帯の歴史的背景から、経済の中心を製造産業に置く産業構造となっており、域内総生産(GRP)で約7.5兆円の製造能力を持つ。この地域における製造業ニーズは、GRPで約6.3兆円と推計されており、約1.2兆円の余剰生産を誇っている。<BR> …

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  • BOOK REVIEW

    新谷 勝利, 渡辺 登 SEC journal 6 (3), 159-159, 2010

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  • 共通フレーム2007 第2版 解説

    長谷部 武 SEC journal 6 (1), 6-12, 2010

    SEC BOOKS『共通フレーム2007』を2年振りに改版し、第2版として2009年10月1日に発行した。本稿では、ガイダンス等の強化や日本独自のプロセス内容の見直し、原理原則17 ヶ条の本質の訴求の観点から2009年10月に改版したSEC BOOKS『共通フレーム2007』第2版について解説する。

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  • ソフトウェア開発データ白書の効果的な活用法

    小椋 隆 SEC journal 6 (1), 20-23, 2010

    本稿では、『ソフトウェア開発データ白書2009』について、収集した累計2,327 プロジェクトのデータから分析した、規模、工数、工期、信頼性等のソフトウェア開発プロジェクトの主要な要素に関する分析結果とその活用法を紹介する。

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  • 流用開発を意識したソフトウェア実装品質向上手法

    山口 有紀, 田中 尉氏, 市川 裕章 SEC journal 6 (1), 24-31, 2010

    本稿では、民生用光学機器のソフトウェア開発において、IPA/SEC が策定したコーディング作法を参考に、静的コード解析ツールと目視レビューを組み合わせ、流用開発におけるコードの保守性を向上させた試みについて報告している。

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