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検索結果 76 件

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  • 2020 年 4 月の第 1 波で,非専門医主体のチームで 救命しえた糖尿病・肥満合併重症 COVID-19 肺炎の 1 例

    本城 聡, 知念 直史, 布川 貴博, 室屋 洋平, 押田 成人, 瀬戸口 雅彦, 小川 亨, 鈴木 亮士, 小野 嘉文, 奥山 隆二, 矢野 雅隆, 橘 俊一 日本病院総合診療医学会雑誌 19 (3), 177-183, 2023-05-31

    ...当院は 277 床の中規模病院で,呼吸器専門医は 1 名, 感染症専門医は 0 名で専門外の医師たちによ るチーム編成を行った。1 週間交代で主治医を変更するシステムであったが,主治医となった医師に呼吸器専門医はいなかった。各医師が総合診療的な能力を発揮して救命しえた症例と思われた。...

    DOI 医中誌

  • 造血細胞移植後の侵襲性カンジダ症

    木村 俊一 臨床血液 64 (9), 1176-1183, 2023

    ...移植医,感染症専門医,眼科医,看護師,薬剤師,検査技師など多職種が協力してマネージメントすることが重要である。本稿では造血細胞移植後の侵襲性カンジダ症の疫学,リスク因子,抗真菌予防,診断,治療についてまとめる。同種移植におけるカンジダとGVHDとの関連についても触れる。</p>...

    DOI PubMed

  • V.ウィズコロナ時代における感染症医療人材育成

    古本 朗嗣, 井手 昇太郎 日本内科学会雑誌 111 (11), 2261-2266, 2022-11-10

    ...<p>新型コロナウイルス感染症の流行は本邦における感染症専門医療職の圧倒的な不足を露呈した.感染症専門医数は日本感染症学会の提唱する人数の半分程度で,地域偏在も認めている.専門医制度の変革もあり早急な専門医数の増加は期待できず,各医療職の感染症専門職は中小規模の地域医療機関でも不足しており,一般医療職による感染症診療・対策の多職種連携実践の促進はその課題解決策の一つになると考えられる.</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 九州沖縄および近畿地区の外部委託施設における微生物検査の現状調査報告

    清祐 麻紀子, 木部 泰志, 口広 智一, 堀田 多恵子, 康 東天 医学検査 71 (3), 485-492, 2022-07-25

    ...<p>国内の多くの医療機関が微生物検査を外部委託に依頼しているが,感染症専門医および微生物検査技師が不在な施設では検査結果を十分に利用できていない可能性が考えられる。2021年4~9月の期間,九州沖縄と近畿地区において外部委託施設の微生物検査に関し,E-mailを介したアンケート調査を行った。九州沖縄地区からは8県77施設,近畿地区からは6府県51施設の回答が得られた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • ~コロナ禍での理学療法~コロナ禍におけるBCPについて

    児玉 美香 理学療法の科学と研究 13 (1), 13_25-13_29, 2022-02-22

    ...コロナ禍において当院では感染症専門医,認定看護師を中心とした感染制御部が指揮を執り感染対策を講じてきた。人口33万人の医療圏の基幹病院であり唯一の三次救急病院でもあるため,コロナ診療も救急医療も継続しなければならない。<br> 時間の経過と共にコロナに関する情報,認識,資源,環境が変わる中で,リハビリテーション科は繰り返し対策を検討してきた。...

    DOI 医中誌

  • COVID-19罹患後ドナーからの脳死肺移植の1例

    土肥 良一郎, 松本 桂太郎, 田中 健之, 朝重 耕一, 町野 隆介, 小畑 智裕, 溝口 聡, 芦澤 信之, 中司 交明, 松本 理宗, 市川 宏美, 辻 あゆみ, 泉川 公一, 永安 武 移植 57 (Supplement), s340_3-s340_3, 2022

    ...感染症専門医へコンサルトし、極めて低いウイルス感染性(高Ct値より)、再検査陰性(気管支吸引痰および鼻咽頭スワブ)、レシピエントの抗体保持への期待(COVID-19既感染、ワクチン2回接種後)を根拠に移植を受諾した。下葉無気肺を有するマージナル肺であったが、左片肺移植を実施した。術後はタクロリムス脳症と急性拒絶の合併があったが、その後の経過は順調であった。...

    DOI 医中誌

  • 感染防止対策加算の取得状況と感染症専門医・感染管理認定看護師の登録状況―2014 年と2018 年の病床規模別比較―

    平尾, 百合子, 喜田, 雅彦, 剣持, 理恵, 高取, 充祥, 堀内, 愛, 佐藤, 淑子, HIRAO, Yuriko, KITA, Masahiko, KENMOTSU, Rie, TAKATORI, Mitsuhiro, HORIUCHI, Ai, SATO, Yoshiko, ヒラオ, ユリコ, Hirao, Yuriko, キタ, マサヒコ, Kita, Masahiko, ケンモツ, リエ, Kenmotsu, Rie, タカトリ, ミツヒロ, Takatori, Mitsuhiro, ホリウチ, アイ, Horiuchi, Ai, サトウ, ヨシコ, Sato, Yoshiko 山梨県立大学看護学部・看護学研究科研究ジャーナル 7 (1), 47-53, 2021-03-25

    ...感染症専門医は日本感染症学会の専門医名簿から、感染管理認定看護師は日本看護協会の認定看護師登録者一覧から把握した。感染防止対策加算の取得状況は増加がみられたが、大規模病院と中規模病院で占められていた。感染症専門医は19.8%、感染管理認定看護師は50.0% 増加していた。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 腸管感染症診療の現状についてのアンケート調査

    栁原 克紀, 賀来 敬仁, 鈴木 広道, 長尾 美紀, 仁井見 英樹, 松本 哲哉, 三鴨 廣繁 感染症学雑誌 95 (2), 117-121, 2021-03-20

    ...毒素関連遺伝子を検出することができる多項目の全自動遺伝子検査システムが検査現場に導入されており,我が国でも臨床に活用されることが予想される.全自動遺伝子検査システムが導入された際に適切な運用をするためには,腸管感染症の診療および検査の現状と課題を把握することが重要である.それらを把握するために2020 年1 月~2 月に日本感染症学会の会員(医師)を対象にWeb アンケートを実施した.回答者の背景としては,感染症専門医...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 小児血液腫瘍診療における抗菌薬適正使用支援プログラム(Antimicrobial Stewardship Program)導入の有用性

    高地 貴行, 荘司 貴代, 宮越 千智, 宇津木 博明, 平田 健志, 小野田 薫, 神園 万寿世, 卜部 馨介, 牧野 理沙, 小松 和幸, 川口 晃司, 小倉 妙美, 堀越 泰雄, 渡邉 健一郎 日本小児血液・がん学会雑誌 58 (1), 6-11, 2021

    ...PIPC,MEPMは0.34倍,0.13倍と減少した(<i>p</i><0.01).グラム陰性菌に対するCFPMの抗菌活性は70%程度でβラクタマーゼ産生耐性菌の影響と考えられた.緑膿菌に対するTAZ/PIPCとMEPMの薬剤感受性は,移行期は90%未満となったが成熟期に90%を超えた.FNに対しMEPMとTAZ/PIPC使用が激減しても移行期以降重症感染症は増加せず,感染症関連死亡に影響なかった.感染症専門医...

    DOI 医中誌

  • 米国におけるCOVID-19感染症と血液悪性腫瘍患者のケア

    皆川 健太郎, 峯石 真 臨床血液 62 (8), 998-1003, 2021

    ...移植後患者でも治療の意思決定は感染症専門医が行い,原則として一般のCOVID-19感染患者と同様に治療している。現在,ワクチンの接種に関してはCDCのガイドラインに基づき急ピッチですすめられている。我々の施設で,COVID-19の院内感染が疑われる状況が起こった際には医療従事者全員に検査を行い,その後入院患者全員に週1回のCOVID-19検査を実施し,この状況を切り抜けた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • O-1-01 当園におけるCOVID-19園内クラスター報告

    川崎 稔, 岩本 広美, 渡邊 みほ, 金澤 順 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 224-224, 2021

    ...今回、4名の利用者の感染で最小限に封じ込めができた理由として、予め感染時を予測し早期から園全体で取り組んでいたことや、COVID-19発症と同時に感染症専門医である園長中心に感染症対策委員会で対策を検討していたこと、保健所の協力により3名の利用者がCOVID-19専門病院に転院出来たことが挙げられる。...

    DOI

  • 日本移植学会のCOVID-19に対する取り組み

    湯沢 賢治 移植 56 (Supplement), s141-s141, 2021

    ...感染症専門医と米国の移植外科医、移植感染症専門医も加わっている。</p><p> 委員会では3月6日に「新型コロナウイルス感染症の移植医療における基本指針第1版」を配信し、本年2月4日の第4.1版まで改訂を重ねてきた。移植患者への啓発、移植の可否、リスク評価、免疫抑制療法、治療について提言を行っている。また、学会HPに専用のサイトを設け頻回に更新し、多くの情報を配信している。...

    DOI

  • 感染症遺伝子検査についての第2 回アンケート調査結果

    栁原 克紀, 賀来 敬仁, 鈴木 広道, 長尾 美紀, 仁井見 英樹, 松本 哲哉, 三鴨 廣繁 感染症学雑誌 94 (3), 297-303, 2020-05-20

    ...<p>日本感染症学会感染症遺伝子検査委員会では感染症遺伝子検査の現状と要望を把握するために2018 年 10 月から11 月に会員を対象に第2 回のWeb アンケートを実施した.回答者は201 名であり,感染症専門医は50.7% であった.病床数では500 床以上が48.8% と最も多く,微生物検査室が院内にあるのは82.6% であった.感染防止対策加算については,加算1 を取得しているのが81.6%...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 小児がん患者および造血細胞移植患者に対する抗菌薬適正使用支援プログラムの効果

    松井 俊大, 庄司 健介, 寺島 慶太, 三上 剛史, 小村 誠, 松本 公一, 宮入 烈 日本小児血液・がん学会雑誌 57 (3), 264-270, 2020

    ...,処方機会数は経年的に減少し,DOTs/1,000患者日数は76から40へ有意に減少した.抗緑膿菌薬全体およびグリコペプチド系薬では,経年的に処方機会数は増加傾向であったが,DOTs/1,000患者日数は有意に減少していた.これにより年間約500万円の医療費の削減が得られたと考えられた.対象期間において全死亡者数と感染症関連死亡者数は明らかな変化は認めなかった.当院で行っている小児がん専門医と小児感染症専門医...

    DOI 医中誌

  • 感染症専門医が在籍しない市中病院におけるCOVID-19診療体制の確立

    恒松 雅, 石山 哲, 髙𣘺 澄加, 吉田 生馬, 大木 隆生 日本臨床外科学会雑誌 81 (8), 1452-1460, 2020

    ...</p><p>目的:感染症専門医が在籍していない病床数112の市中病院におけるCOVID-19診療の目的と,消化器外科医で行った診療体制の確立について報告する.</p><p>方法:4月6日に発熱外来を設置し,4月12日よりCOVID-19患者の受け入れを開始した.4月6日から5月15日までの診療実績を検討した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 当院におけるCOVID-19対策

    纐纈 一枝, 剣持 敬, 星長 清隆, 真野 惠好 移植 55 (Supplement), 198_1-198_1, 2020

    ...感染防止対策は、感染症専門医、環境整備業種を含めた対策チームを結成し行った。地域住民にも繰返し説明会を実施した。計128名の陽性患者及び濃厚接触者を受入れ、院内感染なく全員退所した。この経験を基に、本院でCOVID-19感染防止対策チームを結成、院内の移植医療方針を決定した。...

    DOI 医中誌

  • 黄色ブドウ球菌菌血症治療におけるAntimicrobial Stewardship Team介入の効果

    三橋 達郎, 平野 龍一, 長内 克嘉, 北澤 淳一 日本環境感染学会誌 34 (4), 227-233, 2019-07-25

    ...</p><p><b>【結論】</b>当院のAST活動は,SAB治療の管理に必要な複雑性菌血症の精査,ならびに標準的治療期間の遵守の改善に有益であった.生存率改善には至らなかったが,感染症科がなく感染症専門医も勤務していないASTでもSABへの介入がプロセス指標向上に繋がる可能性が示唆された.</p>...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 福岡市近郊総合病院において実施された定期訪問による感染症コンサルテーション

    鄭 湧, 崎田 大輔, 甲斐 健一, 井上 哲, 下田 慎治, 下野 信行, 中島 淳博, 赤司 浩一 福岡醫學雜誌 110 (3), 151-161, 2019-06-25

    ...入院患者に対する感染症コンサルテーションの重要性が増しているなか,感染症専門医不在の病院における感染症コンサルテーションについては情報が少ない.我々は定期訪問による感染症コンサルテーションの経験について報告する.福岡市近郊の総合病院(369 床)において,毎週金曜日訪問の感染症コンサルテーションが実施された.2017 年6 月から2018 年5 月までにコンサルテーションを受けた患者の診断,治療,予後...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 地域の基幹病院における感染症内科設置の利点と課題

    宇野 健司, 菱矢 直邦 日本内科学会雑誌 107 (12), 2524-2531, 2018-12-10

    ...<p>地方では感染症専門医が少なく,なかでも,過疎地域の医療機関で感染症内科を標榜しているところは少ない.地域基幹病院である南奈良総合医療センター(以下,当院)は,2016年4月,過疎地域の公立病院統合再編により開設され,それと同時に感染症内科も設置された.当院の開院の状況から,地域基幹病院における感染症内科設置の利点及び課題について検討した.地域のなかで感染症専門医が勤務する利点としては,施設における...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 感染症遺伝子検査についてのアンケート調査結果

    栁原 克紀, 賀来 敬仁, 鈴木 広道, 仁井見 英樹, 三鴨 廣繁, 松本 哲哉, 舘田 一博 感染症学雑誌 92 (3), 331-338, 2018-05-20

    ...<BR> 有効回答率は全体で4.5%,感染症専門医では13.8% であった.回答者の病床数500 床以上に勤務している割合が最も高かった.感染症遺伝子検査の意義については,感染症診療で重要・必要であるという回答が93.4%,感染制御では90.8% であった.また,培養困難(長期培養が必要)な病原体の迅速検出が可能という点で有用であるとする回答が多かった.薬剤耐性遺伝子や毒素の検出が可能であることを有用...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 小児市中肺炎と急性中耳炎難治例への対応

    尾内 一信 日本耳鼻咽喉科学会会報 120 (1), 20-25, 2017

    ...小児感染症専門医でもアップデートはなかなか困難である. したがって, これらの基本的な事項に配慮して作成されたガイドラインを使って治療することがより現実的であり, 最適治療の近道である. ガイドラインに従って, 耐性菌を増やさないように常に意識して抗菌薬の適性使用を心がけたい.</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 菌血症診断におけるプロカルシトニンの有効性の検討

    波多野 俊之, 松田 直之, 井口 光孝, 八木 哲也, 江嶋 正志, 足立 裕史, 沼口 敦 日本集中治療医学会雑誌 24 (2), 115-120, 2017

    ...【結果】感染症専門医により,菌血症102例,contamination(擬陽性)30例と判断された。菌血症と擬陽性でPCT(ng/m<I>l</I>)とCRP(mg/d<I>l</I>)の中央値は,それぞれ2.8と0.3,13.2と7.0であり,菌血症で有意に高かった(<I>P</I><0.001,<I>P</I>=0.020)。...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 小児感染症における抗菌薬の適正使用を再考する

    尾内 一信 Pediatric Otorhinolaryngology Japan 37 (3), 290-294, 2016

    ...小児感染症専門医でもアップデートはなかなか困難である。したがって,これらの基本的な事項に配慮して作成されたガイドラインを使って治療することがより現実的であり,最適治療の近道である。ガイドラインに従って,耐性菌を増やさないように意識して抗菌薬の適性使用に心掛けたい。...

    DOI 医中誌

  • P-1-F20 尿路感染からMRSA敗血症を発症した重症心身障害者の一症例

    高橋 佳代子, 上石 晶子, 杉森 光子, 大瀧 潮, 明城 和子, 有本 潔, 木実谷 哲史 日本重症心身障害学会誌 41 (2), 266-266, 2016

    ...感染症専門医に相談したところ、心エコー上の所見は認めなくとも、感染性心内膜炎に準じてVCM6週間の投与を薦められた。投与量は成人の基準である1gを1日2回から開始し、TDMを測定したところ、トラフ値26.4μg/mlと高値であった。血中濃度の正常値はトラフ値10以下であるが、感染症専門医からはトラフ値12〜15になるように投与量を調整するよう指導された。...

    DOI 医中誌

  • 小児感染症専門医の役割

    齋藤, 昭彦 新潟医学会雑誌 128 (5), 195-198, 2014-05

    ...小児感染症専門医の役割は大きい. その役割として, 様々な患者の感染症に関する診断, 治療に対して助言を行う感染症コンサルテーション, 医療関連感染症に対するアドバイス, 抗菌薬の管理プログラムの実施, 若手医師の教育, そして専門領域の研究などがあげられる. 海外, 特に米国では, 小児感染症専門医の地位が確立されているが, 国内において, 小児感染症専門医の役割は明確でないところが多い....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • ゲンタマイシン硫酸塩注射液の使用状況に関する アンケート調査結果

    大西 健児, 三鴨 廣繁 感染症学雑誌 87 (3), 357-367, 2013

    ...Gentamicin Sulfate 注射液 (注射用 GM と略す) は,国内での承認用量が海外と大きく異なり,海外よりかなり少ないことから,医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議に対して用法・用量の変更が要望され,国内でも高用量の開発が開始された.そこで,注射用 GM の使用実態を把握すべく,日本感染症学会認定の感染症専門医並びに日本化学療法学会認定の抗菌化学療法認定医・指導医を対象に注射用...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 抗菌薬適正使用における薬剤師の介入による緑膿菌の抗菌薬感受性改善効果

    継田 雅美 日本環境感染学会誌 27 (4), 285-291, 2012

    ...  中小規模病院では感染症専門医や専門看護師,臨床微生物検査技師がいない施設が多い.そのような環境では薬剤師に感染制御の大きな役割が期待される.当院では2008年に MDRP のアウトブレイクを経験し,IPM ならびに AMK に対する緑膿菌の抗菌薬耐性率を改善すべく感染制御専門薬剤師を中心として抗菌薬の適正使用に取り組んだ.細菌培養検査実施の推進,抗菌薬適正使用ラウンド,抗菌薬の TDM を行った...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 感染症教育の現状―グローバル化時代の感染症教育のあり方―

    五味 晴美 日本内科学会雑誌 100 (5), 1401-1408, 2011

    ...医学教育に関する相談業務や医学教育の標準化に関する業務等を行っている.本稿では,感染症教育では,日米欧などの主要先進国の感染症教育がどのように行われているのか,その現状を概観した.国内では,感染症教育に関しては,臓器横断的な教育の実践が望まれ,また医学部での臨床前教育・臨床教育,初期研修,後期研修,生涯教育と一貫した教育体制の整備が必要である.今後,大学,各関連学会,政府機関などが連携し,国内での「感染症専門医...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献20件

  • 外傷患者におけるICTの介入前後での抗菌薬投与の比較検討

    白井 邦博, 豊田 泉, 村上 啓雄, 吉田 省造, 加藤 久晶, 土井 智章, 中野 志保, 竹田 啓, 山田 法顕, 小倉 真治 日本臨床救急医学会雑誌 13 (3), 334-340, 2010-06-30

    ...基本的使用基準の設定と,救急医が感染症専門医とともにICTとして活動することは,抗菌薬の適正使用に有用である と考えられた。</p>...

    DOI 医中誌

  • バンコマイシン(VCM)血中濃度解析を通じた院内感染対策委員会へのかかわり

    継田 雅美, 飛田 三枝子, 山田 徹, 小田 明, 勝山 新一郎, 吉川 博子, 藤井 青, 丸田 宥吉 環境感染 15 (3), 259-263, 2000

    ...院内感染対策の一つとしてバンコマイシン (VCM) 血中濃度測定・解析を行い, その適正使用をはかることができた.VCM使用患者を薬剤部で把握し, 感染症専門医と連絡をとりTDMを行った.施行期間6ヵ月で19症例測定され, 17例に解析を行った.投与方法変更を提案したのは12例 (70.6%) であった.血中濃度測定・解析により早期に至適濃度に調整することが可能であり, 臨床上有用な例が多かったことから...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献8件

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