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検索結果 393 件

  • 高齢者が感じる生活支援の必要性と住民との関係性:農村部における生活支援未利用者への横断調査

    齋藤 尚子, 高瀬 麻以, 田口 敦子, 村山 洋史 日本公衆衛生雑誌 advpub (0), 2024

    <p><b>目的</b> 近年,互助を活用した生活支援体制の構築が重視されている。本研究では,地方において生活支援を利用していない高齢者を対象に,生活支援の必要性と住民との関係性との関連を検討することを目的とした。なお,本研究では生活支援を,「高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるように,日常生活を送る上での困りごとを支援すること」と操作的に定義した。</p><p><b>方法</b> …

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  • 自治体保健師のための地区活動に関する評価尺度の開発:地区活動の内容,保健師の認識,組織環境に着目して

    永井 智子, 米倉 佑貴, 梅田 麻希, 麻原 きよみ, 川崎 千恵, 小林 真朝, 嶋津 多恵子, 遠藤 直子, 大森 純子, 三森 寧子, 江川 優子, 永田 智子, 佐伯 和子, 佐川 きよみ, 小西 美香子 日本公衆衛生雑誌 70 (11), 759-774, 2023-11-15

    <p><b>目的</b> 市区町村の自治体保健師における地区活動の実施状況および地区活動に伴う保健師の認識を評価する尺度を探索的に開発することを目的とした。</p><p><b>方法</b> 文献検討,自治体保健師へのインタビュー調査に基づき,尺度案を作成し,全国の自治体保健師を対象に質問紙調査を実施した。自治体の多様性を確保するために人口規模別にリクルートを行い,52自治体2,074人に質問紙を…

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  • 経口がん薬物療法を受ける高齢がん患者の服薬自己管理に対する訪問看護師のケア:質的研究

    本田 晶子, 矢ヶ崎 香 日本がん看護学会誌 37 (0), n/a-, 2023-08-01

    <p><b>目的</b>:在宅で経口がん薬物療法を受ける高齢がん患者に対して,訪問看護師がどのように服薬自己管理に関するケアを行っているかを明らかにする.</p><p><b>方法</b>:在宅で経口がん薬物療法を受ける高齢がん患者への看護の経験がある訪問看護師14名を対象に,半構造化面接とテーマ分析による質的記述的研究を行った.</p><p><b>結果</b>:在宅で経口がん薬物療法を受ける高齢…

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  • 都市部住民における塩味味覚閾値の規定要因に関する検討:神戸研究

    若子 みな美, 佐田 みずき, 久保田 芳美, 西田 陽子, 久保 佐智美, 東山 綾, 平田 匠, 門田 文, 平田 あや, 宮嵜 潤二, 川原 瑞希, 桑原 和代, 杉山 大典, 宮松 直美, 宮本 恵宏, 岡村 智教 日本公衆衛生雑誌 70 (5), 300-310, 2023-05-15

    <p><b>目的</b> 塩味味覚閾値の高値は高血圧との関連が指摘されているが,その規定要因は明らかではない。都市部地域住民集団で塩味味覚閾値の規定要因を明らかにするとともに,複数の規定要因が同時に存在した場合の塩味味覚閾値との関連を明らかにすることを目的とした。</p><p><b>方法</b> …

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  • 遺伝性乳癌卵巣癌症候群と診断された乳癌罹患患者のリスク低減卵管卵巣摘出術後の思い

    今井 芳枝, 阿部 彰子, 村上 好恵, 武田 祐子, 川崎 優子, 板東 孝枝, 高橋 亜希, 井上 勇太, 阪本 朋香, 吉田 加奈子 遺伝性腫瘍 22 (3), 68-74, 2023-02-15

    <p> 本研究は,遺伝性乳癌卵巣癌症候群(hereditary breast and ovarian cancer syndrome;HBOC)と診断された乳癌罹患患者のリスク低減卵管卵巣摘出術(risk reducing birateral salpingo-oophorectomy;RRSO)後の思いを明らかにすることを目的とした.対象者は,HBOCと診断された乳癌罹患患者でRRSO後の20…

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  • 「コンピテンシーを基盤とした看護管理者研修」受講者がコンピテンシーの概念を職場で活用する上での困難と活用に向けた支援ニーズ

    相澤 恵子, 國江 慶子, 深堀 浩樹, 谷口 陽子, 保科 英子, 丸山 美津子, 庄子 由美, 小玉 淑巨, 西田 和美, 奥 裕美 日本看護管理学会誌 27 (1), 237-246, 2023

    <p>本調査の目的は,日本看護管理学会教育委員会が主催している「コンピテンシーを基盤とした看護管理者研修」を受講した看護管理者がコンピテンシーの概念をそれぞれの職場で活用する上で感じている困難や,看護管理者による活用に向けた支援ニーズを明らかにすることである.2019年7月から2022年2月の間に日本看護管理学会が主催するコンピテンシー研修を受講した看護管理者を対象にしてアンケート調査を実施し,…

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  • COVID-19パンデミック下における精神看護専門看護師による看護師支援のプロセス

    福田 紀子, 野末 聖香, 田久保 美千代, 平岩 千明 日本看護科学会誌 43 (0), 547-556, 2023

    <p><b>目的:</b>COVID-19パンデミック下における精神看護専門看護師(精神看護CNS)による看護師支援のプロセスを明らかにする.</p><p><b>方法:</b>17名の精神看護CNSへの半構成的インタビューを行い,グラウンデッド・セオリー・アプローチによる分析を行った.</p><p><b>結果:</b>精神看護CNSによる看護師支援は,【危機状況下で最善のケアを提供するための看護…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • テキストマイニングによる集中治療室入室児の親の不安の検討

    増田 真也, 岩田 真幸, 西名 諒平, 清水 称喜, 中田 諭, 村山 有利子, 西川 菜央, 辻尾 有利子, 戈木クレイグヒル 滋子 Journal of Health Psychology Research 35 (1), 43-52, 2022-08-17

    <p>This study was designed to clarify the anxieties of parents with children hospitalized in intensive care units. The written, open-ended responses of 197 parents regarding their most severe …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 高齢患者の安全のための服薬アドヒアランス

    岩佐 由美, 藤井 千枝子 日本健康医学会雑誌 31 (2), 150-158, 2022-07-25

    <p>高齢患者の安全な服薬に示唆を得るため,パーキンソン病患者会会員436人に質問紙調査を行った。248人の分析対象者(有効回答率56.9%)の平均年齢は72.2歳だった。173人(69.8%)が服薬の「自己調整なし」,75人(30.2%)が「自己調整あり」と回答した。両群を比較した結果,「自己調整あり」の平均年齢と平均発症年齢は低く,平均罹患期間は長かった。薬の平均種類数と残薬の平均日数は「自…

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  • 「『看護管理者のコンピテンシー・モデル』を活用した教育プログラム」が看護管理者にもたらす変化

    笠松 由佳, 小玉 淑巨, 福家 幸子, 宗村 美江子, 若本 恵子, 深堀 浩樹 日本看護管理学会誌 26 (1), 104-114, 2022

    <p>目的:「『看護管理者のコンピテンシー・モデル』を活用した教育プログラム」を受けた看護管理者が認識した看護管理者としての行動や意識の変化,および組織の変化を明らかにする.さらに,看護管理者が教育プログラムを通してコンピテンシーを理解していく様相を明らかにする.</p><p>方法:看護管理者の育成手法として開発されたこの教育プログラムは,6クラスター,16コンピテンシーで構成され,各コンピテン…

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  • 移植看護学ー移植に関する4つの権利を守る

    添田 英津子 移植 57 (Supplement), s141_1-s141_1, 2022

    <p> 移植医療が他の治療と異なる点は、移植を受けるには提供者から臓器/組織をいただかなければならないということである。それは、移植とは人と人との関係で成り立つという必然的に感情的な治療であるということを意味する。患者にとっては、移植を受けるか受けないかという決断は、自らの生命について考えるだけではなく、人と人とのきずなについても考えることになる。患者は、いつ訪れるかわからない死を意識しながら、…

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  • 抗がん剤変更時における高齢消化器がん患者のフレイルとQOLの関連

    大日方 裕紀, 矢ヶ崎 香, 浜本 康夫, 平田 賢郎, 須河 恭敬, 小松 浩子 日本看護科学会誌 42 (0), 254-262, 2022

    <p><b>目的:</b>抗がん剤変更時における高齢消化器がん患者のフレイルの実態とQOL の関連を明らかにすることである.</p><p><b>方法:</b>抗がん剤変更時の65歳以上の消化器がん患者を対象に横断的観察研究を行った.フレイル及びQOLの測定は,G8とEQ-5D-5Lを用いた.</p><p><b>結果:</b>51名が研究参加を同意し,データ収集と分析を行った.フレイルに該当する高…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • 医療・保健分野における災害に関するコミュニティ・レジリエンスの概念分析

    佐藤 仁美, 松永 篤志, 田口 敦子 日本地域看護学会誌 25 (2), 23-31, 2022

    <p><b>目的:</b>本研究は,医療・保健分野における災害に関するコミュニティ・レジリエンスの定義と構成概念を明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法:</b>Rogersの概念分析法を用いた.対象文献はPubMedに加え,医中誌Webを用い,検索された88文献から無作為に抽出した33文献とした.分析は属性,先行要件,帰結の視点で質的に行った.</p><p><b>結果:</b>…

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  • 看護基礎教育における看護管理学の学習内容の検討:デルファイ法を用いて

    小玉 淑巨, 深堀 浩樹, 國江 慶子, 相澤 恵子, 庄子 由美, 谷口 陽子, 西田 和美, 丸山 美津子, 奥 裕美 日本看護管理学会誌 26 (1), 170-178, 2022

    <p>患者のニーズが複雑化している中で,質の高い看護を効率的に提供するためには,看護管理についての知識や技術を身に着けておく必要がある.そのために,看護師を育成する看護基礎教育から看護管理学を教授していくことが求められる.そこで本研究は,看護基礎教育で教授することが重要と思われる看護管理学の内容について,看護管理者や看護管理研究者を含む有識者の認識から明らかにすることを目的とした.</p><p>…

    DOI 医中誌

  • 急性白血病患者が治療後に経験する生活上の困難感とその対処に関する検討―健康関連QOLの側面に基づく質的分析―

    森 文子, 黒澤 彩子, 山口 拓洋, 森 毅彦, 金森 平和, 大西 康, 恵美 宣彦, 藤澤 信, 河野 彰夫, 中世古 知昭, 齋藤 文護, 近藤 忠一, 梅本 由香里, 名和 由一郎, 加藤 俊一, 橋本 明子, 福田 隆浩, 矢ヶ崎 香 日本造血・免疫細胞療法学会雑誌 11 (3), 177-186, 2022

    <p> 急性白血病患者の治療後のQOL向上は重要なアウトカムの一つである。本研究は急性白血病治療後患者が化学療法や造血細胞移植後にどのような生活上の困難感を抱え対処しているかについて健康関連QOLの4側面(身体,精神,機能,社会)から探索することを目的とした。方法として,急性白血病治療後の患者524名を対象に行った横断的QOL調査から得られた自由記述データを内容分析し,治療法別に生活上の困難感と…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 日本の認知症高齢者を在宅介護する家族介護者の体験のメタ統合

    寺岡 貴子, 深堀 浩樹, 野末 聖香, 福田 紀子 日本精神保健看護学会誌 30 (2), 39-49, 2021-11-30

    <p>本研究では,日本の認知症高齢者を在宅介護する家族介護者の体験を明らかにするために,Noblit & Hareの手法によりメタ統合を行った.</p><p>対象論文は2008年以降で絞り込み,和文献9件,英文献2件を抽出した.分析の結果,家族介護者の体験は10カテゴリーに統合された.【主体的なストラテジーが構築】できる家族介護者は, …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 地域保健活動における主要用語の定義:デルファイ法を用いた全国調査

    永井 智子, 梅田 麻希, 麻原 きよみ, 三森 寧子, 遠藤 直子, 江川 優子, 小林 真朝, 佐伯 和子, 大森 純子, 嶋津 多恵子, 川崎 千恵, 永田 智子, 佐川 きよみ, 小西 美香子 日本公衆衛生雑誌 68 (8), 538-549, 2021-08-15

    <p><b>目的</b> 保健師が健康な地域づくりを関係職種とともに推進していくために,地域保健活動における主要用語を,保健師および協働する関係職種の意見を取り入れながら定義することを目的とした。</p><p><b>方法</b> 厚生労働省健康局長通知である「地域における保健師の保健活動に関する指針」で使用されている主要用語を抽出し,研究メンバーにて作成した定義案に対する調査をデルファイ法により…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 有料老人ホームの介護・看護職員を対象とした急変時対応教育プログラムの効果

    福田 俊輔, 遠藤 拓郎, 大河原 啓文, 深堀 浩樹, 吉井 肇, 安藤 大吾, 小波本 直也, 吉田 徹, 平 泰彦, 藤谷 茂樹 日本臨床救急医学会雑誌 24 (1), 1-8, 2021-02-28

    <p><b>目的</b>:高齢者施設入所者は重症化のリスクが高く,施設職員の急変時初期対応は重要である。われわれは,有料老人ホーム3カ所でのヒアリング調査に基づき作成した,高齢者施設職員向けの急変時対応教育プログラムの効果について検証した。<b>対象と方法</b>:このプログラムを用いて有料老人ホームの職員70名を対象に研修を行い,その前後でアンケート調査を行った。<b>結果</b>:55名でア…

    DOI Web Site 医中誌

  • 乳がん患者の化学療法誘発性末梢神経障害と身体活動および生活の質の関連

    杉本 美希, 小松 浩子, 林田 哲 日本がん看護学会誌 35 (0), n/a-, 2021-02-26

    <p>本研究の目的は,タキサン系薬剤を用いた乳がん患者の化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)と,身体活動および生活の質(HRQOL)の関連を明らかにすることである.タキサン系薬剤を用いた乳がん患者43名に対し,基本情報,疾患・治療関連情報,CIPN(Ntx subscale),HRQOL(FACT-G),身体活動(IPAQ-SF),抑うつ・不安(K6)について自記式質問紙および診療録で調査した…

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  • COVID-19拡大状況下の看護研究活動の阻害要因と促進要因の探索

    天野 薫, 森本 浩史, 渡邉 梨央, 佐藤 浩二, 深堀 浩樹, 新福 洋子, 吉永 尚紀 日本看護科学会誌 41 (0), 656-664, 2021

    <p><b>目的:</b>COVID-19拡大状況下の看護研究活動の阻害要因と促進要因を探索する.</p><p><b>方法:</b>日本看護科学学会会員のうち,同意を得た1,532名にオンライン質問紙調査をした.2020年4~6月のCOVID-19拡大状況下の研究活動に関する自由記載項目に記入した554名の記述について,研究プロセスを分析枠組みとする内容分析を行った.</p><p><b>結果:<…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献11件

  • 治療過程における患者の自己決定(意思決定)支援

    宮脇 美保子 看護薬理学カンファレンス 2021.2 (0), S1-3-, 2021

    <p>医療は人間の「生老病死」の苦とどのように向き合えばよいのであろうか。高齢化が進み、慢性疾患が増加する中で、患者には「病を治す」ことを目指すというより「病とつき合う」あるいは「病と折り合い」をつける方向へとシフトすることが求められている。患者は自分の意思で治療や療養に関して自己決定するため に、基本的な医学的情報だけでなく、生活者としての自身の価値観や人生の計画等に影響する情報を必要としてい…

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  • 原子力災害に備える保健活動に関するエスノグラフィー

    大森 純子, 川崎 千恵, 中野 久美子, 田口 敦子, 北出 順子 日本地域看護学会誌 24 (1), 4-12, 2021

    <p><b>目的:</b>原子力災害に備える保健活動に関する原子力発電所立地区域の市町村保健師(保健師)の内情を文化として記述する.</p><p><b>方法:</b>エスノグラフィーの手法を用いた.保健師が胸中に秘めている内情を明らかにするため,インタビューによるデータを基軸とし,内情の開示例を用いて記述した.</p><p><b>結果:</b>研究参加者は25人,キーインフォーマントは原子力発電…

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  • 豪雪地帯農村部において生活支援の担い手となる意向を持つ高齢者の特性

    伊藤 海, 村山 洋史, 田口 敦子, 大森 純子 日本公衆衛生雑誌 67 (12), 860-870, 2020-12-15

    <p><b>目的</b> 高齢化の進展に伴い,心身機能の低下により日常生活に支援を必要とする高齢者が増加していることから,近年,生活支援の担い手となる地域住民の拡充が求められている。中でも,生活支援の担い手となり得る地域住民として,高齢者が携わることに期待が寄せられている。本研究では,生活支援の担い手への意向を持つ高齢者の特性を,細分類した生活支援内容ごとに明らかにすることを目的とした。</p>…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件

  • 横断研究による推定24時間尿中ナトリウム・カリウム比およびBMIと血圧との関連:神戸研究

    野澤 美樹, 桑原 和代, 久保田 芳美, 西田 陽子, 久保 佐智美, 平田 匠, 東山 綾, 平田 あや, 服部 浩子, 佐田 みずき, 門田 文, 杉山 大典, 宮松 直美, 宮本 恵宏, 岡村 智教 日本公衆衛生雑誌 67 (10), 722-733, 2020-10-15

    <p><b>目的</b> 食事中のナトリウム・カリウム比やBMIの高値が高血圧の有病率を高めることは知られているが,これらの組み合わせと高血圧との関連の報告は少ない。本研究では,推定24時間尿中ナトリウム・カリウム比(24h-u-Na/K)(高/低)とBMI(高/低)の組み合わせにおける血圧高値有所見リスクを検討した。</p><p><b>方法</b> …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 都市住民における非特異的ストレス指標K6の悪化予測因子の探索:神戸研究

    田谷 元, 桑原 和代, 東山 綾, 杉山 大典, 平田 あや, 佐田 みずき, 平田 匠, 西田 陽子, 久保 佐智美, 久保田 芳美, 門田 文, 宮松 直美, 西村 邦宏, 宮本 恵宏, 岡村 智教 日本公衆衛生雑誌 67 (8), 509-517, 2020-08-15

    <p><b>目的</b> 非特異的なストレス指標であるThe Kessler 6-Item Psychological Distress Scale(K6)スコアの将来的な悪化を予測できる健康関連要因を探索する。</p><p><b>方法</b> がんや循環器疾患の既往歴がなく,高血圧,糖尿病,脂質異常症の治療中でない,健康な都市住民を対象としたコホート研究であるKobe Orthopedic …

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  • 訪問看護事業所による就業時の教育的支援への臨床経験を持つ新人訪問看護師の認識

    森 陽子, 深堀 浩樹 Journal of the Japan Academy of Nursing Evaluation 10 (1), 31-39, 2020-07-27

    <p> 目的:医療機関等の臨床経験を持つ新人訪問看護師が訪問看護事業所就業時に受けた教育的支援への認識を明らかにし,その結果から就業継続を促進する教育的支援の在り方への示唆を得ることを目的とした.</p><p> 方法:首都圏の訪問看護事業所へ訪問看護未経験で就業し,就業期間が6か月以上かつ3年未満であり,医療機関等の臨床経験を持つ新人訪問看護師を対象に半構造化面接を行った.</p><p> …

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  • 幼児を持つ親の家族エンパワメント尺度の開発

    佐藤 美樹, 荒木田 美香子, 金子 仁子, 三輪 眞知子 日本公衆衛生雑誌 67 (2), 121-133, 2020-02-15

    <p><b>目的</b> 本研究の目的は,幼児を持つ親の家族エンパワメント尺度(Family Empowerment Scale for Parents with Toddlers,以下FES-P)を開発し,妥当性と信頼性を検討することである。</p><p><b>方法</b> まず,先行文献の検討と専門家への面接調査に基づき,尺度原案を作成した。次いで,全国の1~3歳児を持つ親800人(男性40…

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  • 小児・成人のためのCowden 症候群/PTEN 過誤腫症候群診療ガイドライン(2020 年版)

    高山 哲治, 五十嵐 正広, 大住 省三, 岡 志郎, 角田 文彦, 久保 宜明, 熊谷 秀規, 佐々木 美香, 菅井 有, 菅野 康吉, 武田 祐子, 土山 寿志, 阪埜 浩司, 深堀 優, 古川 洋一, 堀松 高博, 六車 直樹, 石川 秀樹, 岩間 毅夫, 岡﨑 康司, 斎藤 豊, 松浦 成昭, 武藤 倫弘, 冨田 尚裕, 秋山 卓士, 山本 敏樹, 石田 秀行, 中山 佳子 遺伝性腫瘍 20 (2), 93-114, 2020

    Cowden症候群/PTEN過誤腫症候群は,<i>PTEN</i>遺伝子の生殖細胞系列の病的バリアントを原因とする常染色体優性遺伝性の希少疾患である.消化管,皮膚,粘膜,乳房,甲状腺,子宮内膜,脳などに過誤腫性病変の多発を特徴とする.巨頭症および20歳代後半までに多発性皮膚粘膜病変を発症することが多い.ときに小児期に多発する消化管病変,自閉スペクトラム症,知的障害が診断の契機となる.また,がん遺…

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  • 要配慮者を支える自主防災組織の活動実態と課題

    細谷 紀子, 佐藤 紀子, 雨宮 有子, 石川 志麻 日本地域看護学会誌 23 (3), 39-46, 2020

    <p><b>目的:</b>要配慮者を支援する自主防災組織の活動実態を明らかにし,災害に備えて要配慮者を住民相互の助け合いにより支えるための課題を検討することを目的とする.</p><p><b>方法:</b>要配慮者への支援活動を積極的に行っている10の自主防災組織リーダー18人に半構成的面接調査を行った.聴取内容から自主防災活動開始のきっかけとねらい,要配慮者への支援に関する活動上の工夫,困難に感…

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  • 消化器外科病棟で手術を受ける後期高齢者にクリニカルパスを使用する中での看護実践:質的内容分析

    真志田 祐理子, 深堀 浩樹 日本看護管理学会誌 24 (1), 220-231, 2020

    <p><b>目的:</b>消化器外科病棟看護師がクリニカルパス(以下パス)を使用する中で後期高齢者の特性を踏まえて行っている看護実践を明らかにすること.</p><p><b>方法:</b>臨床経験年数5年以上の看護師9名を対象に半構造化面接を行い,質的内容分析を行った.</p><p><b>結果:</b>看護師は高齢者へパスを使用することに対し,利点と困難さの両方の認識を持っていた.パスを使用する中…

    DOI 医中誌

  • 外来における在宅療養支援に関する啓発ツールの開発と有用性の検討

    倉田 里衣子, 田口 敦子, 松永 篤志, 山内 悦子, 浦山 美輪, 永田 智子 日本医療マネジメント学会雑誌 20 (1), 27-31, 2019-06-01

    <p> 外来患者が在宅療養支援の内容を理解し、必要な時に在宅療養支援を求めやすいよう働きかけることを目的に、啓発ツールとしてパンフレットを作成した。作成したパンフレットについてX病院の外来看護師95名を対象とした質問紙調査を実施し、パンフレットの有用性を検討した。</p><p> 「在宅療養支援必要者を把握していく方法の一つとして、パンフレットは効果的か」等の、パンフレットの有用性に関する質問3項…

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  • 新人保健師を対象としたリフレクションに基づく個別支援実践能力向上プログラムの効果

    佐藤 紀子, 雨宮 有子, 細谷 紀子, 石川 志麻 千葉県立保健医療大学紀要 10 (1), 1_43-1_50, 2019-03-31

    <p> 本研究の目的は,新人保健師を対象としたリフレクションに基づく個別支援実践能力を高める学習プログラムを実施し,受講生に生じた気づきや学びを明らかにし,プログラムの効果を検討することである.</p><p> 本プログラムは,おおよそ2か月ごとに3回,計9時間の講義とグループワーク,自己学習から構成されたものである.使用したワークシートに記述された内容をデータとし,リフレクションを通してどのよう…

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  • 外来看護師が患者の在宅療養支援のニーズに気づくための情報収集

    前田 明里, 永田 智子 日本地域看護学会誌 22 (3), 17-25, 2019

    <p><b>目的:</b>外来看護師が患者の在宅療養支援ニーズに気づくためにどのような情報収集を行っているかを明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法:</b>外来患者の在宅療養支援ニーズを把握し,在宅療養支援を行った経験を有する全国15病院の外来看護師18人を対象として,外来で在宅療養支援ニーズを把握した事例への支援内容について半構造化面接を実施し,在宅療養支援ニーズに気づくため…

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  • 循環器疾患をもつ在宅療養継続者に対する病院内の多職種連携による支援に関する質的研究

    劔持 麻美, 松永 篤志, 田口 敦子, 明珍 千恵, 山内 悦子, 浦山 美輪, 永田 智子 日本地域看護学会誌 22 (1), 35-42, 2019

    <p><b>目的:</b>患者の退院と在宅療養の継続を,多職種の医療職が連携して支援することは重要である.本研究は,退院後に在宅療養を継続している患者に対し,多職種の医療職が連携して行った支援の内容とそれができた要因について,多職種の医療職の認識を記述することを目的とした.</p><p><b>方法:</b>国内の一病院で質的記述的研究を実施した.循環器内科病棟を退院後,定期的に外来通院し,201…

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  • 人工呼吸器管理のような高度医療ケア児の学校における看護ケアをどうするか?

    前田 浩利 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 321-321, 2019

    ...東京医科歯科大学医学部附属病院 小児科/1994年4月 土浦協同病院 小児科医員/1999年6月 あおぞら診療所 設立/2004年11月 あおぞら診療所新松戸 開設/2011年4月 子ども在宅クリニック あおぞら診療所墨田 開設/2013年2月 医療法人財団はるたか会 設立 理事長就任 現職 医療法人財団はるたか会 理事長/東京医科歯科大学医学部臨床教授/東京女子医科大学非常勤講師/埼玉医科大学総合医療センター非常勤講師/慶應義塾大学看護医療学部非常勤講師...

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  • 糖尿病をもつ高齢者の低血糖に関する語り

    川村 崇郎, 小松 浩子 日本看護科学会誌 39 (0), 227-235, 2019

    <p><b>目的:</b>低血糖は糖尿病患者の予後を左右する.本研究では糖尿病を有する高齢者が低血糖に関してどのような体験をしているのか探究する.</p><p><b>方法:</b>1型あるいは2型の糖尿病を有し,研究参加に同意した日より遡って1年以内に低血糖を経験した65~90歳の高齢者13名に半構造的面接を行い,テーマ分析を用いてデータを分析した.</p><p><b>結果:</b>4つのテーマ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 大腸切除術後に老いを生きる後期高齢者の生活の変化とその対応

    真志田 祐理子, 深堀 浩樹, 太田 喜久子 日本看護科学会誌 39 (0), 278-287, 2019

    <p><b>目的:</b>大腸切除術を受け外来通院する75歳以上の高齢者が術後に経験する生活の変化と変化への対応について明らかにする.</p><p><b>方法:</b>研究参加者9名に半構造化面接を実施し,質的内容分析を行った.</p><p><b>結果:</b>大腸切除術後の高齢者は,生活の変化を経験し様々な変化に対応していた.術後期の生活の変化の認識は《生活機能の低下を経験する》,《気力や体力…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献8件

  • 30歳代常用労働者への定期健康診断後の保健指導

    茂 寿枝, 成瀬 昂, 永田 智子 日本公衆衛生看護学会誌 8 (2), 113-121, 2019

    <p>目的:事業所での30歳代常用労働者の定期健康診断有所見者への保健指導(以下,同保健指導)の取り組み状況と阻害要因を明らかにする.</p><p>方法:全国健康保険協会の3支部が2015年度特定保健指導を実施した事業所を対象事業所,その労働衛生管理担当者または代表者1名を対象者とし,事業所における同保健指導実施状況,未実施理由等について質問紙を用いた聞き取り調査を実施した.</p><p>結果:…

    DOI 医中誌

  • 慶應義塾大学病院におけるがん・緩和ケア領域のマインドフルネス介入の取り組み

    藤澤 大介, 朴 順禮, 佐藤 寧子, 瀧田 結香, 田村 法子, 竹内 麻理, 橋口 さおり, 小杉 哲平, 二宮 朗, 佐渡 充洋 マインドフルネス研究 2 (2), 50-57, 2018

    慶應義塾大学にて進行中の,乳がん患者さん対象のマインドフルネス認知療法,J. HalifaxらのGRACEプログラムを参考に開発した,緩和ケア医療従事者を対象とした,マインドフルネスに基づいた燃え尽き防止のプログラムを紹介した。

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  • 乳がん早期発見のための乳房セルフケアを促す 教育プログラムの効果

    鈴木 久美, 大畑 美里, 林 直子, 府川 晃子, 大坂 和可子, 池口 佳子, 小松 浩子 日本がん看護学会誌 32 (0), n/a-, 2018

    <p><b>要 旨 </b></p><p><b>目的</b>:本研究の目的は,乳がんおよび乳房自己検診,マンモグラフィ検診に対する健</p><p>康信念を高めて行動変容を促進するために,乳がん早期発見のための乳房セルフケアを促す教育プログラムを実施し,その効果を明らかにすることとした.</p><p><b>方法</b>:対照群を置かない前後比較の介入研究デザインを用いた.20 …

    DOI 医中誌

  • 救急外来を受診後に帰宅した患者の30日以内の再受診パターン:

    寺本 千恵, 永田 智子, 成瀬 昂, 横田 慎一郎, 山本 則子 日本看護科学会誌 38 (0), 336-345, 2018

    <p><b>目的:</b>救急外来受診後30日以内の再受診例に関し,再受診の原因や経緯からパターンを見いだすことを目的とした.</p><p><b>方法:</b>診療録による比較事例研究の手法で分析した.2013年2月~12月に都内1大学病院救急外来を受診した患者のうち30日以内に再受診をした者を対象とした.事例―コードマトリックスによる分析から事例をパターン分類し,パターン別に群間比較した.</…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 経皮的冠動脈形成術後急性冠症候群患者の退院後の適応過程における精神的健康

    土肥 眞奈, 深堀 浩樹, 大山 裕美子 日本看護科学会誌 38 (0), 142-150, 2018

    <p><b>目的:</b>経皮的冠動脈形成術後急性冠症候群患者の適応過程である刺激,反応,退院後の精神的健康を記述すること.</p><p><b>方法:</b>発症・術後1か月以上経過した患者10名を対象に半構造化面接を実施し内容分析を行った.ロイの適応モデルに基づき患者の意識が最も注がれる焦点刺激を発症,治療,退院と定義し,刺激がもたらす反応,精神的健康,関連・残存刺激を記述した.</p><p>…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 大学病院におけるマインドフルネス認知療法の取り組み

    佐渡 充洋, 二宮 朗, 小杉 哲平, 朴 順禮, 佐藤 寧子, 瀧田 結香, 田村 法子, 竹内 麻理, 藤澤 大介 マインドフルネス研究 2 (2), 58-65, 2018

    マインドフルネスに対する関心が,近年急速に高まっている。諸外国ではマインドフルネス的介入についての実証的研究成果が蓄積される一方,日本では,まだその効果に関するエビデンスがほとんどない。そこで,我々の大学で進めている,不安障害やウェルビーイングに対する介入研究について,先行研究の結果を含めて紹介する。そのあとで,われわれの取り組みから見えてきた,マインドフルネス認知療法(Mindfulness-…

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  • 2型糖尿病を有する高齢者への教育的支援の方向づけ

    川村 崇郎, 太田 喜久子 日本看護科学会誌 37 (0), 45-54, 2017

    <p><b>目的:</b>2型糖尿病を有する高齢者に教育的支援を行う場面で,外来看護師は教育の方向性をどのように決定するのか明らかにする.</p><p><b>方法:</b>2型糖尿病を有する高齢者へ教育的支援を行った経験をもつ外来看護師6名に半構造的面接を行い,収集したデータを,グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した.</p><p><b>結果:</b>12の概念で構成される【療養ス…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 緩和ケア病棟の看護師にとっての退院支援の意味

    水井 翠, 蔭山 正子, 御子柴 直子, 横山 惠子, 永田 智子 日本看護科学会誌 37 (0), 170-178, 2017

    <p><b>目的:</b>緩和ケア病棟(以下,PCU)という場において退院支援を行うことが,看護師にとってどのような意味を持つかを明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法:</b>エスノグラフィを用いて,都内にある1病院のPCUに勤務する看護師を中心に,参加観察及びインタビューを実施し,Spradleyの段階的研究手順法を参考にして分析した.</p><p><b>結果:</b>『その…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 産後の下部尿路症状とQOLとの関連性:包括的尺度SF-12ver.2を用いた検討

    高岡 智子, 近藤 好枝, 小林 康江, 谷口 珠実 日本助産学会誌 31 (1), 78-87, 2017

    <p><b>目 的</b></p><p>産後4~9か月の女性において,下部尿路症状(尿失禁と過活動膀胱)の有症率を明らかにすること,および下部尿路症状の有無とQOLとの関連を明らかにすることである。</p><p><b>対象と方法</b></p><p>研究対象者は,生児を得た産後4~9か月の女性で日本語の質問紙への回答が可能な女性である。乳児健診や育児相談に来所した際に質問紙を手渡し,回収箱に入れ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献22件

  • 日本の病院における退院支援看護師の実践状況

    戸村 ひかり, 永田 智子, 竹内 文乃, 清水 準一 日本看護科学会誌 37 (0), 150-160, 2017

    <p><b>目的:</b>本研究は2010年と2014年に全国調査を行い,退院支援看護師(DPN)の実践状況を明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法:</b>全国の100床以上の病院に勤務するDPNに,2010年は819名,2014年は948名に質問紙調査を行った.調査項目はDPNの基本属性,DPNとしての実践能力(Nurses’ Discharge Planning …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献1件

  • 看護師長による医療事故当事者および看護チームへの支援

    福田 紀子 日本看護科学会誌 37 (0), 263-271, 2017

    <p><b>目的:</b>看護師長による医療事故当事者,看護チームへの支援の構造とプロセスを明らかにする.</p><p><b>方法:</b>医療事故当事者,看護チームの支援に関わった経験のある看護師長26名が研究参加者となった.Grounded theory approachに基づくデータ収集とデータ分析を行った.</p><p><b>結果:</b>【チームで取り組む再発防止】をコアカテゴリーとし…

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  • 日本人の「終末期がん患者のスピリチュアルペイン」概念分析

    嶋田 由枝恵, 宮脇 美保子 日本看護科学会誌 37 (0), 456-463, 2017

    <p><b>目的:</b>日本人の「終末期がん患者のスピリチュアルペイン」の概念を明らかにすることである.</p><p><b>方法:</b>日本国内の文献を対象に,Rodgers & Knafl(2000)の概念分析方法を用いて分析した.</p><p><b>結果:</b>7つの属性:【意味への問い】【死に対する不安】【尊厳の喪失】【罪責意識】【現実の自己への悲嘆】【関係性の喪失】【超越的存在への…

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  • 外来看護師による在宅療養支援ニーズ把握の実態

    錦織 梨紗, 永田 智子 日本地域看護学会誌 20 (2), 29-37, 2017

    <p><b>目的:</b>一般病床100床以上の病院における外来看護師による外来患者の在宅療養支援ニーズ把握の取り組みの実態と,病院の特徴との関連を明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法:</b>2015年10月に全国の一般病床100床以上の病院2,541病院を対象に,自記式質問紙調査を実施した.外来看護師による外来患者の在宅療養支援ニーズ把握の取り組みに関する4項目のうち1つで…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 特定機能病院における外来看護師による在宅療養支援の実態

    佐藤 日菜, 田口 敦子, 永田 智子, 山内 悦子, 浦山 美輪, 戸村 ひかり, 鷲見 尚己 日本地域看護学会誌 20 (2), 80-86, 2017

    <p><b>目的:</b>特定機能病院の外来看護師による在宅療養支援の実施内容とその実施状況,および認識を明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法:</b>在宅療養支援の実施内容を明らかにするために,A大学病院の6人の外来看護師を対象に,ヒアリング調査を実施した.また,その実施状況と在宅療養支援への認識を明らかにするために質問紙調査を実施した.対象はA大学病院の外来看護師とし,在宅…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 前立腺全摘除術後がん患者の尿失禁と生活の質の関係

    仙波 美幸, 小松 浩子 日本がん看護学会誌 30 (1), 34-44, 2016

    <b>要 旨 </b>本研究の目的は,前立腺全摘除術後のがん患者の尿失禁の自覚的重症度,情緒的支援の認知とQOL の関係を明らかにすることである.術後尿失禁のある患者77 名に,対象者の属性,尿失禁の自覚的重症度(ICIQ-SF),他者からの情緒的支援の認知(情緒的支援ネットワーク認知尺度),QOL(尿失禁特異性QOL …

    DOI Web Site 医中誌

  • がん患者の抑うつ状態に対する精神看護専門看護師によるケアの効果

    野末 聖香, 宇佐美 しおり, 福田 紀子, 桑原 武夫, 石井 美智子, 福嶋 好重, 林田 由美子, 安藤 幸子, 上野 恭子, 下川 恒生 日本看護科学会誌 36 (0), 147-155, 2016

    <p><b>目的:</b>がん患者の抑うつ状態を改善するためのケア・パッケージを用いた精神看護専門看護師による介入の効果を検討する.</p><p><b>方法:</b>造血器腫瘍あるいは肺がんの診断を受け,化学療法目的で入院した患者を対象とした.うつ尺度(PHQ-9)によるスクリーニングで軽度から中等度の抑うつ状態にある対象者を介入群(<i>n</i> = 34)と対照群(<i>n</i> = …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 被引用文献1件 参考文献16件

  • 経口抗がん薬治療を受ける 再発・転移性乳がん患者の服薬に関する経験

    矢ヶ崎 香 日本がん看護学会誌 30 (2), 81-89, 2016

    <p><b>要 旨 </b></p><p><b>目的</b>:再発・転移性乳がん患者がどのように病状や治療を認識し,日常生活の中で服</p><p>薬を意味づけ,判断し,行動しているのかなど,服薬に関する経験を明らかにする.</p><p><b>方法</b>:再発・転移性乳がん患者を対象とし,半構造化面接による質的記述的研究を</p><p>行った.</p><p><b>結果</b>:研究参加者4 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 看護学士課程教育における臨地実習指導での大学教員と実習指導者との協働に関する研究

    高畑 和恵, 佐々木 吉子, 井上 智子 日本看護学教育学会誌 25 (2), 1-14, 2015-11-01

    <p>〔目的〕看護学士課程教育の臨地実習指導における大学教員と実習指導者との協働の実態を明らかにし効果的な協働のあり方を検討する。</p><p>〔方法〕教員と指導者を対象とし半構造的面接を行った。両者の協働について語られた箇所を抽出してM-GTAの手法に基づき分析した。</p><p>〔結果〕教員については、【学生への指導効果を向上させるための下準備】、【関係性の構築を図る】、【指導者への期待】、…

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  • 抑うつ・不安を有する慢性疾患患者への精神看護専門看護師による介入の評価

    宇佐美 しおり, 野末 聖香, 安藤 幸子, 上野 恭子, 福田 紀子, 石井 美智子 日本CNS看護学会誌 1 (0), 1-7, 2015-06-13

    <p> 本研究は、1大学病院において、血液疾患を有し、研究に協力の得られた患者で、抑うつや不安が強いと考えられた患者30名に対し、精神看護CNSによるケアプロトコールの介入を行い、その評価を行った。評価は介入前、介入後で行い、NRS、PS、PHQ-9、HADS、SF-8、CSQを用い、患者による自己記載を依頼した。倫理委員会で承認を得た後、平成24年2月から平成25年3月までの間に研究を行った。…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • キャリア中期にある看護職者のキャリア発達における停滞に関する検討

    関 美佐 日本看護科学会誌 35 (0), 101-110, 2015

    <b>目的:</b>キャリア中期にある看護職者のキャリア発達の停滞において生じている現象,および停滞後の過程を明らかにする.<br><b>方法:</b>A病院に勤務する臨床経験10年以上の看護職者8名に半構成的面接を実施し,グラウンデッド・セオリー・アプローチにて分析した.<br><b>結果:</b>《仕事の達成感》のなさからキャリアの停滞を経験した看護職者は,帰結である《目標に向けての踏み出し…

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献3件

  • 医療事故当事者ナースへの看護師長による支援 : トラウマからの再起を後押しする

    福田 紀子 日本精神保健看護学会誌 23 (1), 19-29, 2014

    本研究の目的は,医療事故に関与した当事者ナースへの看護師長による支援の構造とプロセスを明らかにすることである.研究参加者は,当事者ナースへの支援経験をもつ26名の看護師長である.半構成的インタビューによるデータ収集を行い,データ分析はグラウンデッド・セオリー・アプローチによる分析手法を用いた.分析の結果,看護師長による当事者ナースの支援は,【トラウマからの再起を後押しする】をコアカテゴリーとし《…

    DOI Web Site 医中誌

  • 再入院予防を目的とした精神障害者への看護ケアの実態

    宇佐美 しおり, 中山 洋子, 野末 聖香, 藤井 美香, 大井 美樹 日本精神保健看護学会誌 23 (1), 70-80, 2014

    本研究は,退院後早期の再入院予防のための急性期治療病棟および退院後のケアを明らかにすることを目的とした.入院中,退院後の看護ケアを疾病ごとに抽出し,質的な内容分析を行った.ケア対象者である患者の平均年齢は47.4歳,発病からの期間は11.5年であった.ケア提供者である看護師は24名で平均年齢41.1歳,看護師の平均経験年数14.5年,精神科看護の平均経験年数は,10.2年であった.分析の結果,統…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • 都市部在住の乳幼児を持つ母親の孤独感に関連する要因 乳幼児の年齢集団別の検討

    佐藤 美樹, 田髙 悦子, 有本 梓 日本公衆衛生雑誌 61 (3), 121-129, 2014

    <b>目的</b> 孤独感に関する研究は,一般成人や高齢者を対象とした研究は比較的多くみられるものの,乳幼児を持つ母親を対象とした研究は,まだ限られている。本研究の目的は,都市部在住の乳幼児を持つ母親の孤独感の実態ならびに関連する要因について,乳幼児の年齢集団別(4 か月,1 歳 6 か月)に個人要因ならびに環境要因から検討を行い,育児支援に関する実践への示唆を得ることである。<br/><b>方…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献3件

  • 【私のIPE体験】慶應義塾大学

    坂本 のぞみ, 吉田 雅葉, 小澤 英輝, 小川 祥子, 君塚 優, 川村 麻亜紗 日本保健医療福祉連携教育学会学術誌・保健医療福祉連携 7 (1), 32-33, 2014

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