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検索結果 928,675 件

  • 気液分離器を用いたCFA法によるアンモニア態窒素分析手法開発

    高橋 のどか, 熊澤 頼博, 神野 良誠, 森久保 諭, 榎本 大佑, 田熊 保彦, 奥西 将之, 前田 広人 環境技術 52 (6), 313-320, 2024-11-20

    <p> 有害物質であるフェノールを用いない迅速簡便なアンモニア態窒素測定法の確立を目指し,連続流れ分析(CFA)による分析法を開発した.試料中の金属イオン等による測定の妨害を防ぐため,エチレンジアミン四酢酸(EDTA)を添加した.そして,EDTA による発色機構への妨害低減および夾雑物質の影響の防止のためPTFE …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 気候変動の予測研究と適応の意思決定をつなぐ

    高薮 出, 花崎 直太, 塩竈 秀夫, 安部 大介, 生駒 栄司, 石川 洋一, 江守 正多, 大塲 あい, 小埜 恒夫, 嶋田 知英, 田浦 健朗, 高橋 潔, 仲江川 敏之, 中北 英一, 西森 基貴, 初鹿 宏壮, 福渡 潔, 真砂 佳史, 三上 直之, 横木 裕宗, 吉川 実, 渡部 雅浩 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    <p> 昨今、気候予測や影響評価に関する様々な情報が創出・発信されている。しかし依然として個々の意思決定者のもとにまでそれらの情報は行きわたっておらず、気候変動適応に関する意思決定がなされるまで効果的に利活用されているとは言い難い。この課題に対し、様々な分野の専門家が集まり、①気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者の関係はどうあってそれぞれ何をすべきか、②気候予測と影響評価の専門家と適応…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 教育用プログラム言語Scratchを用いた降雨流出モデリングゲームの開発とその水文学教育への利用可能性

    山崎 大, 岡田 実奈美, 矢澤 大志 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    ...,という点で重要と考えられる.カリキュラムを考慮すると流域水循環を短時間で効率的に教える必要があるが,降雨流出過程は多様な現象が相互作用する複雑なシステムであるため,記憶に残りやすい体験型教育ツールの開発は難しかった.本研究では,教育用プログラム言語Scratchを用いて視覚的に分かりやすい降雨流出モデルを構築し,地表面状態のキャリブレーションをゲームとして体験できるツールを開発した.東京大学生産技術研究所...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 目次

    検査と技術 52 (5), 466-467, 2024-05-01

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  • 特許情報による技術開発経緯の調査

    伊藤 洋介, 川瀬 翔大 日本建築学会構造系論文集 89 (819), 501-512, 2024-05-01

    <p>Each time a new problem has arisen in the concrete field, solutions have been sought. Although the process of dealing with such problems has been documented in the historical timelines of …

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  • ライフサイエンスに貢献する3D細胞製品

    前川 敏彦 日本薬理学雑誌 159 (3), 144-149, 2024-05-01

    ...の機能を有する大型の人工臓器を,厚生労働省の承認を取得かつ保険収載された新たな製品(「再生医療等製品」)として社会実装することを目指して開発を進めており,いくつかの開発候補品はヒト臨床試験の段階に来ている.一方,この三次元細胞積層技術は,人体に近い環境で細胞を培養する技術に拡張でき,さまざまな分野の新製品の生体への効果を評価する新たな方法論として期待されている.そこで我々は,「機能性細胞デバイス(FCD...

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  • 空にイノベーションを

    西沢 啓 電気学会誌 144 (5), 260-261, 2024-05-01

    ...一つは垂直離着陸機の電動化,もう一つは旅客機の推進系電動化であるが,これらの実現に必要となる要素技術の進歩は予想を超えて早</p>...

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  • エンジン内蔵発電機の開発動向

    井上 知也 電気学会誌 144 (5), 270-273, 2024-05-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>国際民間航空機関(International Civil Aviation Organization:ICAO)が掲げる「2050年に航空機から排出されるCO<sub>2</sub>を実質ゼロにする」長期目標(Long Term global Aspirational Goal:LTAG)を実現するため,さまざまな革新的技術の研究開発が航空機産業界で進められている。...

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  • CO<sub>2</sub>削減に向けたスーパーリーンバーンエンジン熱効率向上のための燃料組成に関する研究

    安武 優希, 内木 武虎, 小畠 健, 渡邊 学 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (3), 89-96, 2024-05-01

    <p>CO<sub>2</sub>削減に向けて社会が進んでいく中,運輸部門のCO<sub>2</sub>削減 · カーボンニュートラル達成は非常に重要なテーマと言える。本研究ではガソリンエンジンにおける有望な高効率化エンジンとしてスーパーリーンバーンエンジンにおいて,さらなる高効率化を達成するためエンジンのリーン限界を拡大する燃料組成を検討した。最初に試薬を用いた単一成分試験により燃料性状とリー…

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  • 生物の神経回路に学ぶ省エネIoT技術

    矢嶋 赳彬 応用物理 93 (5), 289-293, 2024-05-01

    ...<p>神経回路の優れた特徴を模倣して情報処理ハードウェアを設計する手法は,ニューロモルフィック工学と呼ばれ注目を集めている.本稿では,アナログ回路や相転移材料を駆使した神経回路の模倣によって,優れた省エネ性を実現するIoT技術について紹介する.具体的には,神経回路を模倣した回路によって制御や学習を超低消費電力に行う取り組みと,末梢神経の温度センサを模倣したデバイスによって優れた2次元センシングを行う...

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  • 蓄電池・燃料電池の大容量・高エネルギー密度化技術

    山北 晃久 電気学会誌 144 (5), 274-277, 2024-05-01

    <p>1.はじめに</p><p>航空機関係の産学官(産:航空会社・航空機/エンジン/装備品メーカ・航空燃料/素材および部品などの供給業者,学:大学・研究機関,官:政府・省庁・関係機関など)は,2050年のカーボンニュートラル(CO<sub>2</sub>排出量ネットゼロ)実現に向けて,さまざまな活動を実施してい</p>

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  • 原著論文 知識の組織化と哲学:「統合的レベル」概念に焦点を当てて

    横山 幹子 情報の科学と技術 74 (5), 161-168, 2024-05-01

    <p>本稿は,知識の組織化と哲学の関係について先に報告した論文で取り上げた「統合的レベル」概念についての更なる検討を行う。この概念は,知識の組織化システムとしての「統合的レベル分類(Integrative Levels Classification: ILC)」を中心となって構築してきたClaudio …

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  • 訂正:低サイクル疲労特性に優れたFe-Mn-Si系合金の製造技術開発と建築用制振ダンパーへの応用

    千葉 悠矢, 大塚 広明, 天野 智, 犬塚 純平, 岩崎 祐二, 井上 泰彦, 本村 達, 櫛部 淳道, 澤口 孝宏, 中村 照美 まてりあ 63 (5), 357-357, 2024-05-01

    ...<p>まてりあ 第63巻 第1号(2024) 60~62頁</p><p> </p><p>新技術・新製品</p><p>低サイクル疲労特性に優れたFeMnSi 系合金の製造技術開発と建築用制振ダンパーへの応用</p><p>千葉悠矢,大塚広明,天野智,犬塚純平,岩崎祐二,井上泰彦,本村達,櫛部淳道,澤口孝宏,中村照美</p><p> </p><p>英文タイトルに誤りがございましたので,下記の通り訂正いたします...

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  • 1分子レベルのタンパク質機能検出による疾患診断技術の開発

    小松 徹, 渡邉 力也, 水野 忠快, 本田 一文, 坂本 眞伍 MEDCHEM NEWS 34 (2), 80-87, 2024-05-01

    ...近年、翻訳後修飾、タンパク質間相互作用などによって多様な分子種を生成するタンパク質の解析において、個々の分子種「proteoform」の違いを区別して機能解析を行うことの重要性が示唆されているが、疾患と関わるproteoformレベルの機能異常を見出すことが可能な方法論として、1分子レベルのタンパク質機能解析を可能とする技術を用いて、疾患と関わる血中の酵素活性異常を見出すことを目指した研究についてご...

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  • 外部階段の視覚的誘引性に関する研究

    牛尾 翔太, 兵郷 喬哉, 小南 弘季, 川添 善行 日本建築学会計画系論文集 89 (819), 789-795, 2024-05-01

    <p>The purpose of this report is to clarify the characteristics of external stairs that draw pedestrians’ eyes into the building and the value of stairs as a boundary space between the city and …

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  • 居室における感染リスク評価手法に関する研究

    庄司 研, 加藤 信介 日本建築学会環境系論文集 89 (819), 251-257, 2024-05-01

    <p>In this study, we propose a quantitative evaluation method and criteria for aerosol infection risk. By using the Wells-Riley model, we derived the infection probability and calculated the number …

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  • J-TECが挑戦する再生医療の産業化

    井家 益和 日本薬理学雑誌 159 (3), 138-143, 2024-05-01

    ...<p>われわれは1999年にバイオベンチャー(ジャパン・ティッシュエンジニアリング:J-TEC)を起業し,わが国初の再生医療の産業化に挑戦した.再生医療の技術を製品化するために新たな数多くの規制に対応し,多くの議論を重ねた結果,2007年に再生医療等製品の第1号となる自家培養表皮ジェイスの重症熱傷を適応対象とした薬事承認を取得した.2012年には自家培養軟骨ジャックの外傷性軟骨欠損症を適応対象とした...

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  • MHz帯kW級連続運転を実現するインバータ実装法

    山口 正通, 渡辺 大貴, 日下 佳祐, 伊東 淳一 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 144 (5), 399-409, 2024-05-01

    <p>This paper proposes an implementation and design method of a high-frequency and high-power inverter for wireless power transfer systems. The implementation and design of circuits operated in the …

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  • 産学連携の推進とその教育への展開

    鎌土 重晴 電気学会誌 144 (5), 255-255, 2024-05-01

    ...<p>近年の著しい技術革新に伴い,科学技術の在り方と,その社会的役割について新しい問題が提起され,人類の繁栄に貢献し得るような実践的・創造的能力を備えた指導的技術者の養成が強く求められています。</p><p>長岡技術科学大学は,このような社会的要請に応えるた</p>...

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  • 推進モータの高出力密度化技術

    寺尾 悠 電気学会誌 144 (5), 266-269, 2024-05-01

    <p>1.航空機システムへのモータ実装の歴史</p><p>航空機のシステムにモータの実装が最初に検討されたのは1984年のことであった<sup>(1)</sup>。当時のアメリカの空軍研究所が輸送機であるC-141の翼(エルロン部分)に270V駆動のDCモータを電動アクチュエータとして組み込み,翌年に飛行試験を行っている。その後,電気自動車のパ</p>

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  • 環境新技術官民協議会における航空機の電動化に係る取り組み

    江口 真 電気学会誌 144 (5), 278-281, 2024-05-01

    <p>1.航空脱炭素化に向けた取り組み</p><p>国際的な脱炭素社会の潮流の中で,航空の脱炭素化に向けては,国際民間航空機関(ICAO)が2050年までに国際航空分野のCO<sub>2</sub>排出量を実質ゼロにすることを目標としており,各国が各方面で航空の脱炭素化に向けた取り組みを進めている。我が国では,2020年10月に内閣総理大</p>

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  • 原著論文 領域を超えた利活用のためのメタデータ設計

    神崎 正英 情報の科学と技術 74 (5), 172-179, 2024-05-01

    <p>領域を超えて利活用できるメタデータには,多様な情報を柔軟に表現し,グローバルな連携ができるRDFグラフが適する。利用者タスク分析をふまえると,発見のために項目の共通化,典拠形URIによるアクセスポイント,識別子ハブとのリンクが有効であり,識別・選択タスクには構造化ノードで情報を適切に束ねた記述が役立つ。両者を組み合わせた二層モデルは,使いやすさと詳細さのバランスを取り,さまざまなデータの記…

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  • ユビキタスフォノンエンジニアリング

    野村 政宏 応用物理 93 (5), 272-278, 2024-05-01

    ...<p>あらゆる活動に伴うエネルギー消費は熱を生み出す.放置すると環境に消えていくが,ロジック半導体,パワー半導体,光デバイス,生体など,正常な機能と性能を維持するには適切な熱マネジメントが重要となる.正確な熱輸送の理解には,熱キャリヤであるフォノンの振る舞いを深く理解する必要がある.光子や電子と比べるとフォノンは追跡と制御が難しいが,特異な物理の探索と制御技術開発が着々と進められている.本稿では,熱...

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  • 今更聞けない産学連携・技術移転の始め方,育て方

    原 健二, 薄井 竜一, 高柳 亮 応用物理 93 (5), 300-304, 2024-05-01

    ...<p>日本で産学連携が本格化してから25年以上がたち,近年はその重要性がますます高まっている.本稿ではその歴史的背景を踏まえたうえで,筆者の長年にわたる経験に基づき極力実践に即した内容で,技術移転の基本プロセスについて整理し,さらに研究者にとっての技術移転活動の利点およびリスク管理上の留意点についても述べる.大学等の研究者が技術移転活動を進める際の手引きとして役立てば幸いである.</p>...

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  • 耐火物の強度の体積依存性に関する検討

    神尾 英俊, 細木 亮太, 原口 知也, 合田 広治, 森川 勝美 耐火物 76 (5), 192-197, 2024-05-01

    ワイブルのモデルによると材料強度は評価体積によって変化する。不定形耐火物について強度の体積依存性を実験的に調査するため,小型 3 点曲げ試験と大型 4 点曲げ試験を実施した。小型 3 点曲げ試験により得られる曲げ強さとワイブル係数から,大型 4 点曲げ試験の材料強度を推定し,実試験で得られた大型 4 …

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  • ワイヤレス電力伝送における室内外の電波環境とその改善のための超薄型電波吸収体

    橋本 修, 須賀 良介 J107-C (5), 183-191, 2024-05-01

    ...ワイヤレス電力伝送技術においては,室内外の電波環境の把握やその改善が求められる.そこで,本論文では,建材からの反射特性や透過特性の測定法,室外への電波漏洩の測定例,電波環境のシミュレーションの具体例,シミュレーションに不可欠な建材の材料定数の測定例などについて述べる.そして,室外への電波漏洩や室内環境を良好にするための施工性や加工性などに優れた超薄型電波吸収体に着目してその研究例を解説する....

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  • 不動産物件画像分類におけるラベルノイズの影響

    市原 大也, 岡本 一志, 柴田 淳司 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (5), 311-322, 2024-05-01

    不動産業界では,不動産物件画像の分類のように画像を活用した研究が取り組まれているが,近年ラベルの品質の問題が指摘されている.不動産物件画像にはキッチンやトイレなどの画像に対応するラベルが1対1で存在するが,誤ったラベルが付与された画像や,複数のラベルを付与すべき画像の存在,画像が曖昧であり適切なラベルが存在しない画像,といったラベルノイズの問題がある.本研究では,3種類のラベルノイズを仮定し,そ…

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  • 低周波磁界ばく露による神経スフェロイド内電界分布の推定

    齋藤 淳史, 椎名 健雄, 関場 陽一 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (5), 411-416, 2024-05-01

    <p>Exposure to time-varying, low-frequency and high-intensity magnetic field (MF) induce electric field (EF) inside the human body, producing stimulus effects such as nerve fiber excitation or …

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  • モビリティ電動化に向けたモータ用マグネットワイヤの開発動向

    永田 正義 電気学会誌 144 (5), 282-285, 2024-05-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>地球温暖化対策としての「カーボンニュートラル」はグローバルな課題であり,化石燃料からの脱却と省エネの変革のカギとなるのがモビリティ分野における電動化技術である。一般に,モビリティとは人の移動やモノの輸送を担う手段・手法を指しているが,ここでは電動化分野(eモ</p>...

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  • 配電設備の技術変遷と技術動向

    上野 秀樹, 西廣 雄介 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 144 (5), 298-302, 2024-05-01

    <p>Power distribution equipment is used to supply electricity to consumers, and has been upgraded primarily to improve reliability and efficiency. However, the spread of energy-saving equipment and …

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  • アルマ望遠鏡のアップグレードに向けた広帯域受信機技術

    小嶋 崇文, 増井 翔 応用物理 93 (5), 294-298, 2024-05-01

    <p>南米チリ共和国で運用されているアルマ望遠鏡は,2011年の観測開始からさまざまな成果を挙げている.アルマ望遠鏡は今後も引き続き天文学を牽引(けんいん)していくために,高度な機能強化を行う.これを日本ではアルマ2と呼び,観測システムの同時受信周波数の広帯域幅化が最重要項目の1つとして掲げられている.本稿では,アルマ2に向けた超伝導受信機フロントエンドの広帯域化研究の一部を紹介する.</p>

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  • 二重のネットワーキングとは何か

    山口 一青 赤門マネジメント・レビュー advpub (0), 2024-05-01

    ...<p>Ter Wal, Criscuolo, McEvily, and Salter (2020) は、技術者と研究開発マネジャーのペアを対象に、両者が持つ紐帯がグループレベルでは重複しているが、個人レベルでは重複していないとき、イノベーションのパフォーマンスが高いとした。彼らはこれを「二重のネットワーキング (Dual Networking)」と呼んだ。...

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  • Platypnea-orthodeoxia症候群の食道胃接合部癌症例に対する周術期リハビリテーション

    岩﨑 円, 韮澤 紀文, 穂苅 諭, 大嶋 康義, 髙橋 敦宣, 永井 明日香, 上路 拓美, 菊地 利明, 木村 慎二 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 251-256, 2024-04-30

    <p>Platypnea-orthodeoxia症候群(POS)は,起座位で低酸素血症を来たして呼吸困難が増悪し,臥位では改善するという特徴を持つ稀な症候群である.本邦においてPOS症例の報告は少なく,かつ周術期呼吸リハビリテーション(周術期呼吸リハ)を実施した報告はほとんどない.今回,卵円孔開存による右→左シャントによりPOSを有する食道胃接合部癌患者に対し周術期呼吸リハを実施した.術前は仰臥…

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  • 保険薬局における吸入指導承諾者と非承諾者の患者特性に関する後方視的調査

    浦上 勇也, 原田 亜記, 守谷 縁, 久家 哲也, 山本 和幸, 馬場 香菜子, 飯原 なおみ 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 239-244, 2024-04-30

    <p>【背景】吸入療法は気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患治療において重要であるが,保険薬局における吸入指導を拒否する患者は少なくない.</p><p>【目的】薬剤師による吸入指導の提案をどの程度承諾するかの実態,及び吸入手技不良の因子を検討した.</p><p>【方法】薬剤師がデモ器を用いた吸入指導の提案を行った者を対象に,各種因子を後方視的に調査した.吸入指導の承諾者においては吸入手技不良の因子につい…

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  • 理学療法士が介入したCOVID-19への非挿管下腹臥位療法のアドヒアランスの検討

    服部 暁穗, 東 正徳, 田中 翔太郎, 半崎 隼人, 三角 舞, 武井 紀代美, 井角 勇貴, 島 玲, 福島 有星, 上田 哲也 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 199-204, 2024-04-30

    <p>【背景】COVID-19患者に対する非挿管下腹臥位療法による酸素化の改善は報告されているが,患者の協力が必要であり実施率は高くない.</p><p>【対象と方法】集中治療室に入室した重症COVID-19患者9名を対象とし,理学療法士が介入して腹臥位療法を導入した.評価項目は導入後72時間の実施率および有害事象の頻度,初回腹臥位療法時の酸素投与量,経皮的動脈血酸素飽和度(SpO<sub>2</…

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  • 根圏における植物保護細菌の制御

    竹内 香純 土と微生物 78 (1), 17-19, 2024-04-30

    非病原性Pseudomonas属細菌である植物保護細菌P. protegensを対象とし,本細菌の制御に関する研究を進めてきた。P. protegensは多様な抗菌性二次代謝産物を産生しており,このことが自身の根圏における優勢化に寄与している。抗菌性二次代謝産物の産生は,GacS/GacA二成分制御系とその下流にある調節型small RNAを中心とした制御機構(Gac/Rsm …

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  • 巻頭言

    多胡 香奈子 土と微生物 78 (1), 3-4, 2024-04-30

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  • 慢性呼吸器疾患患者が体調の変化に合わせて生活を再調整するためのケア

    伊藤 史 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 151-153, 2024-04-30

    ...<p>慢性呼吸器疾患を抱える患者は,病気と長く付き合いながら様々な生活の変化を体験している.看護外来において,その人らしさを支えるケアのプロセスの中で,患者の病気の体験,苦悩,困りごとを知り価値観を共有する技術,患者が身体の変化を理解することを助け療養法をともに検討する技術,社会資源を活用し生活を再調整する技術を用いていた.また,患者の力を高め支えるために,制御体験,言語的説得,行動に対する意味づけや...

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  • BL14B2 における自動 XAFS 測定システムの更新に向けた試料搬送ロボット <i>HummingBird</i> の技術開発

    大坂 恵一, 渡辺 剛 SPring-8/SACLA利用研究成果集 12 (2), 120-122, 2024-04-30

    ...BL19B2 の小角/極小角X線散乱(SAXS/USAXS)測定で利用されている試料搬送ロボット <i>HummingBird</i> を、透過 XAFS 測定に応用するための技術検討を行い、QuickXAFS システムと組み合わせた自動測定システムを構築した。結果として、XAFS ビームライン BL14B2 の自動測定ロボットシステム更新に向けた設計指針となる知見を得ることができた。...

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  • ChatGPTによる臨床検査技師国家試験正答率の検証

    土井 洋輝, 石田 秀和, 永沢 大樹, 坪井 良樹, 菊地 良介, 市野 直浩, 秋山 秀彦, 齋藤 邦明 医学検査 73 (2), 323-331, 2024-04-25

    ...LLMとは,非常に巨大なデータセットとディープラーニング技術を用いて構築された言語モデルである。LLMは,人間に近い流暢な会話が可能であり,自然言語を用いたさまざまな処理を高精度で行えることから,世界中で注目を集めている。...

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  • 糖鎖の深層理解のための分析技術

    木下 充弘, 山田 佳太 生化学 96 (2), 199-206, 2024-04-25

    ....糖鎖研究には,現状の解析技術をもってしてもカバーできていない領域が残されていると予想される.本稿では,これら糖鎖の未知領域に踏み込むための定量的糖鎖解析法として,マイクロチップ電気泳動による高スループット化技術や硫酸化/リン酸化などの糖鎖の二次修飾解析のための技術について紹介する....

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  • ISO 15189の要求事項に適応した機材管理システムの構築と評価

    三宅 雅之, 飯尾 耕治, 池田 亮, 東影 明人, 大塚 文男 医学検査 73 (2), 316-322, 2024-04-25

    <p>当院の検査部門は2007年7月にISO 15189の認定を取得した。これまでISO 15189の認定を維持管理してきたなかで,内部監査での機材管理に関連する不適合数が減少しないことが問題となった。そこで,機材管理を簡便かつ適切に行える機材管理システムの開発を行った。当院の医療用端末にインストールされているMicrosoft …

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  • メタボローム測定技術の開発と生命科学における意義

    曽我 朋義 生化学 96 (2), 222-231, 2024-04-25

    ...とそのハイスループット化技術,さらにメタボローム解析をオンコメタボライトの機能解析,大腸がんの代謝機序解析,唾液によるがんのスクリーニングへ応用した例について紹介する....

    DOI

  • MSR(Machine Stress-Rated)枠組材への適用に向けたスギの各種ヤング係数の評価

    井道 裕史, 加藤 英雄, 小島 瑛里奈 木材学会誌 70 (2), 46-55, 2024-04-25

    ...しかしながら,今後幅広材やより厚い材料を用いるにあたってはいくつかの技術的課題への対応が必要である。スギの寸法型式204,206を用いて各種ヤング係数について検討した結果,以下の結論が得られた。加力面(木表と木裏)の違いが曲げヤング係数に及ぼす影響は認められなかった。最大節の存在が曲げヤング係数に及ぼす影響は小さいと考えられた。...

    DOI

  • 大豆およびとうもろこし加工食品の遺伝子組換えDNA検査におけるDNA抽出精製方法の同等性確認試験

    江木 智宏, 高畠 令王奈, 岸根 雅宏, 曽我 慶介, 吉場 聡子, 柴田 識人, 近藤 一成, 髙嶋 康晴 食品衛生学雑誌 65 (2), 25-30, 2024-04-25

    <p>わが国における食品に関する表示のうち,遺伝子組換え食品の表示については,大豆,とうもろこし等の農産物およびこれらを主な原材料とする加工食品が対象となっている.遺伝子組換え食品の表示が適正になされているかどうかを科学的に検証するために,リアルタイムPCRによるDNA検査法が公定法として定められている.大豆およびとうもろこし加工食品からのDNA抽出精製方法として,公定法には代表的なものが示され…

    DOI PubMed

  • 糖鎖模倣ペプチドの取得と腫瘍標的能を利用した治療法への応用

    野中 元裕 生化学 96 (2), 184-191, 2024-04-25

    ...糖鎖構造の化学合成は一般的に困難であり,専門的な知識と技術が必要とされる.一方で,レクチンなどの糖認識分子の阻害において,ペプチドが代替物として利用可能であることは以前より示されている.これまで,ファージディスプレイ法などを用いて糖鎖認識分子に対してスクリーニングを行うことで,糖鎖を模倣するペプチドが取得されてきた.著者が過去に所属していたMichiko N....

    DOI

  • AEと型寿命影響因子との関係性の評価

    森 満帆, 長洲 慶典, 河田 健一, 楊 明 塑性と加工 65 (759), 58-64, 2024-04-25

    <p>In-process measurements using various sensors, including acoustic emission (AE) sensors and force sensors, in a cold forging process of bevel gears was performed in this study. Furthermore, metal …

    DOI Web Site

  • Friedewaldの式を利用した異常リポタンパクの検出および脂質4項目のデータ保証

    猪田 猛久, 髙橋 秀一 医学検査 73 (2), 285-293, 2024-04-25

    <p>総コレステロール(TC)値,高比重リポタンパクコレステロール(HDL-C)値および中性脂肪(TG)値から低比重リポタンパクコレステロール(LDL-C)値の推定値が得られることは知られている。Friedewaldの式(F式)は,LDL-C値=TC値-HDL-C値-1/5 TG値である。このF式を利用して,TC値からHDL-C値とLDL-C値を差し引き,更にTG値に0.15を乗じた値を差し引く…

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  • 過去の内部精度管理測定値から算出したCVを用いた精度管理幅設定の試み

    村越 大輝, 久住 裕俊, 平松 直樹, 薗田 明広 医学検査 73 (2), 223-229, 2024-04-25

    <p>2017年6月14日に公布された医療法等の一部を改正する法律に伴い,臨床検査技師等に関する法律が改正され検体検査業務を行う医療機関や登録衛生検査所等における精度管理基準が明確化された。生化学検査を実施している施設の9割以上が内部精度管理(internal quality control; IQC)を実施しており,既知濃度の管理試料を測定し,自施設で設定した精度管理幅(以下,管理幅)で精度を…

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  • 型指向翻訳のための任意に型付けされた高水準中間表現

    柏木, 力哉 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 17 (2), 3-3, 2024-04-22

    ...コンパイラ実装技術が成熟するにつれて,コンパイラのフロントエンドにも複数の中間形式を用いるデザインが見られるようになった.本発表では,型の記述が必要ない関数型プログラムから,型が明示された中間言語への変換を行うための高水準な中間言語を提案する.特にHaskellやOCamlといった言語を対象として,高水準中間言語を導入することによるデザイン上の有効性と,具体的な言語の仕様を与える.この高水準中間言語...

    情報処理学会

  • Study of Force Control for Construction Automation

    Hiramatsu Toshifumi, Saiki Miyuki, Hara Naohiro, Yamada Masaki, Sugiura Hisashi Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 284-293, 2024-04-20

    <p>Automatic operation is one of the main research topics in the field of construction for solving labor shortages. However, workers still perform manual work at construction sites and there is an …

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  • Design of a Quasi-Passive Dynamic Walking Robot Based on Anatomy Trains Theory

    Nishii Hiroki, Hattori Shoei, Fukuhara Akira, Ishihara Hisashi, Kano Takeshi, Ishiguro Akio, Osuka Koichi Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 458-471, 2024-04-20

    <p>Dynamic human movements are achieved by appropriate constraints on the degrees of freedom of the complex and flexible human body. The anatomy trains (ATs) theory explains such constraints with …

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  • 部分清拭時のウォッシュクロスの扱い方による温かさ・気持ちよさの違い

    山口 夕貴 日本看護技術学会誌 23 (0), 8-17, 2024-04-20

    <p> 本研究の目的は, 清拭時のウォッシュクロスの扱い方により, 温かさと気持ちよさに違いがあるのか生理的指標および主観的指標により明らかにすることである. 健康な男女12名を対象に, ウォッシュクロスを巻く方法, 握る方法, 畳む方法で右前腕の清拭を実施した. 測定項目は, 皮膚表面温度, 自律神経活動, 主観的な温かさと気持ちよさ (VAS) とした. …

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  • RGBD-Wheel SLAM System Considering Planar Motion Constraints

    Kitajima Shinnosuke, Nakazawa Kazuo Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 426-437, 2024-04-20

    <p>In this study, a simultaneous localization and mapping (SLAM) system for a two-wheeled mobile robot was developed in an indoor environment using RGB images, depth images, and wheel odometry. The …

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  • 静脈血採血における血管怒張を促すマッサージの手技に関する検討

    新関 幸子, 明野 伸次 日本看護技術学会誌 23 (0), 37-44, 2024-04-20

    <p> 本研究の目的は, 採血時のマッサージの手技として回数と接触面の違いが血管怒張に及ぼす影響を明らかにすることである. 健常な18歳以上の46名を対象とし, 回数 (5回, 10回) と接触面の大きさ (接触面が大きい:第2指から第5指と手掌が対象者の前腕に接触, 接触面が小さい:第5指の尺骨側が対象者の前腕に接触) が異なるマッサージを駆血10秒後に10秒間実施した. …

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  • 化粧品における乳化の基礎

    宇山 允人, 山下 裕司 色材協会誌 97 (4), 119-123, 2024-04-20

    ...本稿では化粧品の製剤化に必要不可欠な乳化技術に焦点を当て,乳化技術を支えている界面化学を中心に実際に市販の製品に利用されている技術についても解説する。</p>...

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  • Development of Wireless Communication Status Monitor Function for Mobile Robot Tele-Operation

    Shibukawa Fumiya, Yamazaki Shunichi, Kaneshima Yoshiharu, Murakami Hiroki, Endo Daisuke, Hashimoto Takeshi, Yamauchi Genki Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 365-374, 2024-04-20

    <p>At unmanned construction sites, machinery generally stops functioning or tele-operation is interrupted owing to the problems related to wireless communication. However, the entry of human workers …

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  • Fluid-Driven Soft Actuators for Soft Robots

    Nakamura Taro Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 251-259, 2024-04-20

    <p>This paper focuses on soft actuators that utilize fluid power to drive soft robots and describes their features and applications. First, it discusses how soft actuators function as elemental …

    DOI

  • Data Fusion for Sparse Semantic Localization Based on Object Detection

    Uygur Irem, Miyagusuku Renato, Pathak Sarthak, Asama Hajime, Yamashita Atsushi Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 375-387, 2024-04-20

    <p>Semantic information has started to be used in localization methods to introduce a non-geometric distinction in the environment. However, efficient ways to integrate this information remain a …

    DOI

  • Cam-Like Mechanism in Intertarsal Joints of Ratites and its Design Framework

    Ito Kazuki, Hida Sayaka, Kinugasa Tetsuya, Chiba Kentaro, Okuda Yu, Ichikawa Miwa, Okoshi Tsukasa, Takasaki Ryuji, Hayashi Ryota, Yoshida Koji, Osuka Koichi Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 406-414, 2024-04-20

    <p>In this study, the cam-like passive mechanism, known as the engage–disengage mechanism (EDM) of the intertarsal joint of ratites, and its design principles are investigated. This mechanism …

    DOI

  • 地域高齢者の口腔衛生管理の実施状況と口腔健康に関する自覚症状, 健康意識, 教育との関連性

    新木 基子, 森崎 直子 日本看護技術学会誌 23 (0), 30-36, 2024-04-20

    <p> 目的:地域高齢者の口腔衛生管理の現状を調査し, 口腔健康に関する自覚症状, 健康意識, 教育との関連性を明らかにすることを目的とした. <br> 研究方法:自記式質問紙を用いて地域高齢者638名に調査を行った. 調査項目は対象の属性と口腔衛生管理の実施状況で, 関連性はχ<sup>2</sup>検定またはFisherの正確確率検定を用いて分析した. <br> …

    DOI

  • 縮小する産地の社会的分業におけるボトルネックの考察

    吉原 元子 中小企業季報 2024 (1), 1-12, 2024-04-20

    ...需要を搬入するリンケージ企業と集積内分業の柔軟性という二つの枠組みから産地縮小に関わる先行研究を整理したうえで,集積内分業の主要な担い手である専門技術企業が産地のボトルネックとなる可能性を考察した。また,繊維産地に対するアンケート調査結果から,専門技術企業による産地間取引のさらなる拡大が課題になることを示した。...

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  • ハードル走の実技と知識の学習を関連させたアクティブ・ラーニングによる授業の成果

    財津, 藍, 日髙, 正博, 佐々, 敬政, 後藤, 幸弘 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 10 (2), No.5-, 2024-04-16

    ...その結果,50mH 走のタイムと速度維持率,及びハードリング技術(踏切距離,着地後1 歩距離,踏切角度,ディップ角度)は,両群とも有意に向上が認められた。ただし,タイム,速度維持率はNL 群,ハードリング技術や授業評価における「できる」因子,運動有能感の「身体的有能さ」はAL 群の方がそれぞれ伸びが大きかった。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 非接触型ごみ収集システムにおける自律走行型ロボットの開発と社会実装に向けた検討

    小川, 聡久, 久保田, 耕介, Pandyaswargo, Andante Hadi, 壺内, 良太, 小澤, 健, 澤田, 真, 小野田, 弘士 情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(TDP) 5 (2), 1-9, 2024-04-15

    ...高まってきている.筆者らは住宅団地での社会実装を目標に掲げ,ごみ収集の非接触化を実現する屋外走行可能な自律走行型のロボットの開発を行った.また,本ロボットを活用し,南栗橋駅前街区の住宅団地で非接触型ごみ収集を行うことができるか確認する実験を行い,社会実装に向けた考察を行った.その結果,非接触性の向上や作業負荷の軽減が見込めることが分かったが,現状の開発物は凹凸のある路面下では運用が難しくなるという技術的課題...

    情報処理学会

  • グルコース酸化物を利用したクロム鞣し牛革の濃色着色

    大江 猛, 吉村 由里香 Journal of Textile Engineering 70 (2), 17-21, 2024-04-15

    <p>Our laboratory has reported in many papers on the coloration of fiber materials with amino groups, such as wool, silk, and nylon, using the Maillard reaction, i.e., the reaction with sugars. In …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • メタバース:もうすぐ手の届く次世代技術を麻酔・疼痛管理へ―MoT(Metaverse of Things)と生成系AIの融合がもたらすものとは?―

    小林 透, 田中 祐大, 原田 拓実, 石下 里奈, 戸川 大樹, 深江 一輝, 荒井 研一, 今井 哲郎, 鮎瀬 卓郎 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 65-71, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> 昨今,「メタバース」と「生成AI」が注目を集めている.著者らはこれまで「メタバース」が仮想空間ではなく,現実空間の問題解決のキーテクノロジーになるのではないかと考え研究を進めてきた.そこで本稿では,著者らのこれまでの「メタバース」を活用したソリューション開発事例を紹介する.特に,現実空間の「もの」をメタバース化することで,新たな付加価値を創出する「MoT(Meta…

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  • 安全対策の経済的評価 (2)

    牧野 良次 安全工学 63 (2), 73-81, 2024-04-15

    <p>2000 年に中央労働災害防止協会が行った調査研究「安全対策の費用対効果 - 企業の安全対策費の現状 とその効果の分析 - 」は , 安全対策の費用対効果比を 1:2.7( 事業場平均の推定値 ) としつつ , 企業が安 全 ( 労働災害防止 ) 対策費の持続的投入を進めていくためには費用投入の重要性の根拠とその効果を示し ていく必要があると指摘した . …

    DOI

  • 物体検出技術を用いたスクリーンショットからのUIリモデリング

    四十崎 航, 加藤 聡太郎, 篠澤 佳久, 飯村 結香子, 斎藤 忍 情報処理学会論文誌 65 (4), 768-780, 2024-04-15

    システムモダナイゼーションでは,既存システムの分析モデル作成のための情報源確保が重要である.一般的に,設計書などのドキュメント,プログラムコード,利用者へのインタビューがモデルの情報源として用いられるが,情報の欠損による実システムと作成モデルとの乖離や情報の収集コストが課題である.本研究では,システム操作時のスクリーンショットを情報源として,システム画面の構成要素(UIパーツ)を明らかにするUI…

    DOI 情報処理学会

  • 新時代の認知症医療における作業療法士の役割と期待

    池田 学, 石丸 大貴, 永田 優馬, 香月 邦彦, 堀田 牧 作業療法 43 (2), 171-175, 2024-04-15

    <p>2023年6月に成立した認知症基本法では,認知症の人が地域において他の人と共生することの重要性が強調されるとともに,認知症の予防,診断・治療・リハビリテーション等に関する研究成果を普及・活用・発展させるという基本理念が示されている.今後,本法律の理念に沿った地域での生活支援に,科学的な介入や環境調整が実施できる作業療法士(以下,OT)の役割は重要である.また,同年9月には本邦で初めてアルツ…

    DOI

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