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酒井, 悠太, 今西, 英雄, 白崎, 健悟, 新部, 広行, 乘越, 亮, Sakai, Yuta, Imanishi, Hideo, Shirasaki, Kengo, Nibe, Hiroyuki, Norikoshi, Ryo 67 (3), 94-99, 2022-12-15
オリエンタル系ユリ‘カサブランカ’を用い,球根の氷温貯蔵前の予冷方法,長期氷温貯蔵後の解凍あるいは芽伸ばし処理時の温度を変えることにより,シュートおよび葉の障害発生に及ぼす影響を調べ,障害発生の軽減法を検討した。1℃のみで予冷する場合は8~12週間とし,12℃から1℃へと次第に温度を下げて予冷する慣行法では6℃以下の期間を8週間以内とすれば,致死あるいは不開花個体の発生率および葉の障害発生率が低…
機関リポジトリ
西川 浩己, 馬目 恭行, 小林 正男, 羽田 直美, 三浦 充, 渡辺 真紀子, 松下 通也, 田村 明 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 404-, 2022-05-30
...そこで、ヒノキ少花粉品種採種木からの高品質栽培の確立を目的として、農業用収穫コンテナを用いた根域抑制栽培を検討している。根域抑制栽培の効果を評価するため、13年間根域抑制栽培により育成している少花粉ヒノキ採種木について、2020年にジベレリン処理した個体の球果および種子生産量を調査した。...
DOI
郷原, 優, 塚本, 俊秀, 奥野, かおり, 椋, 重芳, 石津, 文人, 春木, 和久, 板垣, 紀夫, 武田, 由里, 中村, 歩, 大野, 愛理, 稲田, 修, 宮廻, 克己 島根県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Shimane Agricultural Technology Center (49) 23-31, 2022-03
...また,うどんこ病耐病性も有し,抑制栽培に適した品種である。...
日本農学文献記事索引 Web Site
三浦 恒子, 進藤 勇人 日本作物学会紀事 91 (1), 67-75, 2022-01-05
...<p>東北北部に位置する秋田県でも登熟期の高温による品質低下が1999年,2010年,2019年に問題となった.高温登熟における対策技術として移植の晩期化や,高温登熟耐性品種は活用場面が限られ,現行の作期および品種における対策技術が求められる.そこで,2007年と2010年に秋田県の主要品種であるあきたこまちの育苗箱全量施肥と密植による無効分げつ抑制栽培を,全層施肥基肥と追肥による慣行栽培と比較した...
DOI Web Site 参考文献2件
三浦, 恒子, 進藤, 勇人 日本作物學會紀事 91 (1), 67-75, 2022-01
...以上のことから,無効分げつ抑制栽培は,日照時間が少ない条件や高温登熟条件で白未熟粒発生が減少し,かつ収量低下が小さいことから,作期移動が難しい地域での有効な高温登熟対策技術であることが示された。...
酒井, 悠太, 斉藤, 由理恵, 乘越, 亮, 今西, 英雄 園芸学研究 21 (1), 57-63, 2022-01
...1℃の予冷期間を0~20週と変えた場合,予冷期間が12週以上になると,氷温貯蔵後の抑制栽培において開花率の低下と葉の障害発生がみられ,それと茎先端部汁液のスクロース含有量の低下とが関連すること,Brixの変動はスクロースの変動とほぼ一致することがわかった。...
酒井 悠太, 斉藤 由理恵, 乘越 亮, 今西 英雄 園芸学研究 21 (1), 57-63, 2022
...カサブランカ’ の国内産球根を用い,予冷温度と期間を変えてそれに伴うシュートの成長,茎先端部汁液のBrixと糖含有量の変化を調べた後に,球根を–2.0°Cの氷温に移して貯蔵した.それらの球根を7~10か月後に取り出して植え付け,開花調査を行い,長期氷温貯蔵後の障害発生と予冷温度・期間との関係を明らかにしようとした.1°Cの予冷期間を0~20週と変えた場合,予冷期間が12週以上になると,氷温貯蔵後の抑制栽培...
DOI Web Site 参考文献4件
樋江井, 清隆, 伊藤, 緑, 高木, 俊輔, 番, 喜宏, 恒川, 靖弘 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (51) 23-30, 2019-12
...そこで本研究では、抑制栽培において灌水制限とBER発生・糖度上昇との関係について回帰分析によるモデル化を試みた。栽培方式は、砂壌土を詰めた隔離床における灌水同時施肥とした。処理区には灌水開始点(土壌水分張力pF1.8~2.6)を設け、各処理区は同一施肥量とした。品種は「りんか409」及び「鈴玉」とし、それぞれ4及び2年の栽培試験を実施した。...
杉田 浩一, 有簾 隆 日本土壌肥料学会講演要旨集 65 (0), 289-289, 2019-09-03
ハヤセ, ヨシオ 石川県立大学研究紀要 2 37-48, 2019-03
...農業農村整備事業などによる水利環境の改善と集落排水施設整備が推進され、手取川扇状地の扇央・扇端部においても、水源河川に近い水質の用水が得られるようになり、出穂頃に行う追肥の窒素抑制栽培により、低蛋白の良食味米生産が可能となった。手取川流域の自然資源による恩恵を受益者数で示すと、コメは47万人分、水道水は96 万人分で、流域人口21.4 万人に比べて、多くを流域外の人々に与えている。...
大矢 武志, 折原 紀子 関東東山病害虫研究会報 2018 (65), 83-86, 2018-12-01
...<p>キュウリ抑制栽培において,スワルスキーカブリダニのパック製剤とボトル製剤のタバココナジラミバイオタイプQに対する防除効果を比較したところ,栽培初期からタバココナジラミバイオタイプQの寄生が認められる場合,本作型ではボトル製剤の方が高い防除効果を示した。また,タバココナジラミバイオタイプQが媒介するキュウリ退緑黄化病の感染抑止効果については判然とした結果は得られなかった。</p>...
大矢 武志, 島田 涼子 関東東山病害虫研究会報 2018 (65), 78-82, 2018-12-01
<p>ウイルス病害,およびそれらを媒介する微小害虫の防除が最も困難なトマト抑制作型において,タバココナジラミ類およびアザミウマ類に対する忌避剤,0.6 mm目合い新型赤色防虫ネットならびに天敵製剤のタバコカスミカメ製剤を用いた新総合防除体系の防除効果について検討した。その結果,新総合防除体系区ではコナジラミ類の密度が大幅に増加したことから新型赤色防虫ネットだけではコナジラミ類の侵入ならびにトマト…
西村 幸芳, 西岡 輝美, 瓦谷 光男, 岡田 清嗣 関西病虫害研究会報 60 (0), 61-64, 2018-05-31
<p>2014年,2015年に府内で発生したキュウリのウイルス病について病原ウイルスを調査したところ,ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)の感染が多いことが明らかとなった。また,ZYMV感染によっておこる萎凋症に対する遮光の効果を調査したところ,遮光によりハウス内の温度を下げることは効果的であるが,6~8葉期にZYMVに感染すると萎凋症の発生が多かったため,13~15葉期まではウイルスに感…
DOI Web Site Web Site 参考文献8件
村上 健二, 杉浦 誠, 川嶋 浩樹, 吉越 恆, 村井 恒治, 鈴江 康文, 山崎 敬亮, 吉田 祐子, 生駒 泰基 新近畿中国四国農業研究 1 (0), 7-19, 2018
...簡易PF1 台あたりの冷却域は幅0.9m,長さ5.4m,底面積にして4.86m2,苗の配置は条間15cm の6 条,株間20cm の千鳥で,1本・300cm-2 と確定した.本システム内の気温は約30℃で,その昇温抑制効果によって定植後の減収が回避された.さらに,中山間地に位置するトマト生産農家の育苗施設に導入した本システムで2 次育苗した苗を,平坦地に位置するトマト生産法人のガラス温室に定植して抑制栽培...
山口, 義昭, 津田, 花愛, 佐々木, 厚 東北農業研究 (70) 99-100, 2017-12
日本農学文献記事索引
塚本, 崇志, 岩佐, 博邦, 八槇, 敦 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (9) 1-9, 2017-03
...可給態リン酸含量が127mg/100g(千葉県の診断基準値上限100mg/100g)の褐色低地土において,リン酸を減肥して半促成栽培と抑制栽培でトマトを4作続けて栽培し,生育,収量,糖度,リン酸吸収量,土壌の可給態リン酸含量等を調査した。1. リン酸を基肥及び追肥ともに施用しない栽培を4作続けても,トマトの葉,茎,側枝,果実の乾物重,収量,糖度及びリン酸吸収量は低下しなかった。2....
森 義雄, 鈴木 安和, 山形 敦子, 村﨑 聡, 高田 真美, 矢吹 隆夫, 横井 直人, 間藤 正美, 田附 博, 永井 永久, 矢野 志野布, 小川 貴弘, 廣瀬 信雄, 小田 篤, 中野 善公, 久松 完, 住友 克彦 園芸学研究 16 (1), 27-39, 2017
<p>本研究では,夏秋小ギクの電照栽培技術の開発・普及を目指し,暗期中断を用いた電照栽培で開花調節できる品種を選抜する手法の開発を試みた.3月から5月にかけて採穂および定植の時期を変えて夏秋小ギク品種の暗期中断条件下での発蕾を経時的に調査したところ, ‘すばる’ および‘精ちぐさ’ では長期間にわたって暗期中断条件下での花芽分化は見られなかった.一方, ‘精しまなみ’ …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献11件
赤池, 一彦, 中村, 知聖, 小澤, 明子 山梨県総合農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Prefectural Agricultural Technology Center (8) 29-35, 2016-03
無加温ハウスを利用した11月中旬に収穫する抑制カボチャの立体栽培で,本作型の適品種‘ダークホース’を供試し,単位面積当たりの収量を高めるための栽植密度や親づる,子づるの誘引・整枝法など仕立て方法について検討し,次の結果を得た。(1) 栽植密度を畦幅200cm,株間30cmの1,667株植えとすることで,1果重は1,148gとやや軽くなったが,10a当たり収量は1,914kgと最も多くなった。(2…
西川 浩己, 馬目 恭行 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 294-, 2016
...根域抑制栽培した採種木は、植栽密度が高く、生産された種子の発芽率に影響を与えているのではないかと考えられた。...
大坂 正明, 瀬尾 直美, 関根 崇行, 鈴木 香深, 中村 茂雄 北日本病害虫研究会報 2016 (67), 182-186, 2016
...それらの残存性は,環境条件や農薬使用等により左右されやすい.そこで,<i>M. anisopliae </i>菌の残存性の評価についてqPCR 解析により検討した.初めに,本菌のITS 領域配列情報を基に,特異的検出用プライマーを作製した.作製したプライマーは,土壌中における対象菌を特異的に定量可能であり,製剤菌の残存性の評価には十分な精度であると考えられた.次に,宮城県内2 圃場におけるキュウリハウス抑制栽培...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site
樋江井, 清隆, 伊藤, 緑, 番, 喜宏, 大藪, 哲也 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (47) 41-49, 2015-12
...この手法を8月8日に定植されたトマト抑制栽培に適用し、9月30日まで処理した結果、初期生育が促進され、年内の収量が遮光のみに比べて約14%増加した。...
加藤, 政司, 大藪, 哲也 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (47) 127-130, 2015-12
...愛知県とタキイ種苗株式会社で共同育成したトマト黄化葉巻病抵抗性品種「アイタキ1号」について、抑制栽培における品種特性を把握するため、定植時期の違いが生育や果実品質、収量に及ぼす影響について本県の抑制栽培で広く用いられている「桃太郎ヨーク」と比較して調査した。...
谷川 孝弘, 國武 利浩, 松野 孝敏, 山田 明日香, 巣山 拓郎, 中村 知佐子, 佐伯 一直 園芸学研究 12 (1), 67-74, 2013
...‘夏日和’は,夏秋ギクの白色系統・精雲96-2を種子親とし,同じ夏秋ギクの白色別系統との交配によって育成された.本品種は,夏季の高温期における出荷で貫生花などの奇形花の発生がなく,電照抑制栽培による6~9月出荷が可能な我が国で初めての黄色品種である.ロゼット性を持つことから,10月下旬~1月上旬にかけて自然低温に遭遇した親株から苗を得ることにより,10月下旬~2月上旬まで15℃で加温した親株から得られた...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献7件
近藤 誠, 永野 敏光, 小野寺 康子, 辻 英明 北日本病害虫研究会報 2013 (64), 68-71, 2013
...<p>宮城県の施設キュウリでは抑制栽培と(半)促成栽培の年2 作体系が多いため,ホモプシス根腐病発生圃場では,作付け毎に土壌消毒を実施するには負担が大きい.そこで,キュウリホモプシス根腐病に対する土壌還元消毒の防除効果の持続性について調査した.米ぬか,脱脂米ぬかおよびコーヒー残渣を用いて,抑制栽培前に土壌還元消毒を実施したところ,抑制栽培と2 作目の半促成栽培まで萎凋株は発生せず防除効果が持続することが...
三浦 恒子, 進藤 勇人 日本作物学会東北支部会報 55 (0), 43-44, 2012
DOI 日本農学文献記事索引
鹿島, 哲郎, 星野, 真酉, 草野, 尚雄, 冨田, 恭範 茨城県農業総合センター園芸研究所研究報告 = Bulletin of the Horticultural Institute, Ibaraki Agricultural Center (18) 25-30, 2011-03
...現地の抑制栽培ピーマンにおいて、スワルスキーカブリダニとタイリクヒメハナカメムシを同時に放飼した時の、タバココナジラミおよびアザミウマ類に対する防除効果を検討した。1.スワルスキーカブリダニは、タバココナジラミ少発生条件下でも花粉を餌として増殖し、タバココナジラミの発生を抑制する。...
山田, 文典, 畠山, 雅直, 湯谷, 譲 群馬県農業技術センター研究報告 (8) 23-30, 2011-03
...うどんこ病抵抗性を持つため、うどんこ病の発生しやすい、抑制栽培および4~6月にかかる半促成栽培に適する。...
間藤 正美, 佐藤 孝夫, 山形 敦子, 工藤 寛子, 浅利 幸男, 檜森 靖則, 加賀屋 博行, 柴田 浩 園芸学研究 10 (2), 283-288, 2011
‘こまちホワイトドレス’は,白花一重咲き系統を種子親に,白花奇形八重咲き系統を花粉親にして交雑されたトルコギキョウの一代雑種品種である.花は白色で,フリンジが弱く出る八重咲きである.‘こまちホワイトドレス’は,シェード栽培と第1~2側花の摘蕾を組合せることにより,10月上旬~11月上旬に切り花長80 …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献2件
西川, 浩次, 榊原, 俊雄, 岸田, 史生, 黒澤, 俊, 片岡, 圭子 京大農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Kyoto University (19) 39-40, 2010-12
...また、抑制栽培でも保温方法を改善すればさらに生産性を高められる可能性が示された。...
間藤, 正美, 山形, 敦子, 佐藤, 孝夫 秋田県農林水産技術センター農業試験場研究報告 = Bulletin of the Agricultural Experiment Station, Akita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center (50) 21-30, 2010-03
“こまちホワイトドレス”は、ブライダルシーズンの10月上旬~11月上旬収穫に適する純白で八重咲きを目標に、育成された一代雑種(F1)品種である。2006年に組合せ能力検定、2007~2008年に現地適応性試験を行い、2009年に品種登録出願した。“こまちホワイトドレス”は、シェード栽培と第1~2花の摘蕾を組合せることにより、10月上旬~11月上旬収穫で、確実に切り花長80cmを確保できる。第1~…
白山, 竜次, 永吉, 実孝 鹿児島県農業開発総合センター研究報告. 耕種部門 (4) 1-10, 2010-03
...しかし、11.5時間日長条件による選抜のため、長日開花性は不十分で、8月出しの電照抑制栽培では、開花遅延が発生した。そこで、これらの系統に夏秋スプレーギクを戻し交配して、長日開花性の改善を試みた。夏秋スプレーギクの戻し交配により得られた系統(BC1F1)はF1の系統に比較して明らかに長日開花性が改善され、概ね5割以上の供試系統が8月出しの電照抑制栽培で開花した。...
山岸 菜穂, 川上 暢喜 関東東山病害虫研究会報 2010 (57), 107-109, 2010
...長野県内の夏秋栽培および抑制栽培のキュウリで発生したキュウリ褐斑病菌のボスカリドおよびアゾキシストロビンに対する感受性を検定したところ,ボスカリドでは92.4%,アゾキシストロビンでは98.9%が耐性菌であった。耐性菌に対する防除効果は2剤ともに低かった。また,チオファネートメチル,ジエトフェンカルブ,プロシミドンに対する感受性を検定した。チオファネートメチルに対しては100%耐性菌であった。...
DOI Web Site 参考文献9件
竹本 稔, 深山 陽子, 室井 義広, 藤原 俊六郎 農作業研究 45 (3), 165-174, 2010
...<BR>冬季に排出される抑制栽培トマト茎葉残さは,トマト茎葉残さを破砕した後,同一経営体内で保有する水田に施用して利用することが適切な方法であると考えられた.一方,半促成栽培での残さ片づけ時期(7~8月)は,水稲の作付け時期であり,抑制栽培のように水田に直接投入することは不可能である.このため,夏季に排出される半促成栽培トマト茎葉残さは,ハウス内で水分を低下させた残さを,フレコンバッグに破砕,充てんし...
DOI 参考文献1件
石倉, 聡, 梶原, 真二, 原田, 秀人, 福島, 啓吾 広島県立総合技術研究所農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Hiroshima Prefectural Technology Research Institute Agricultural Technology Research Center (84) 1-6, 2009-07
キクの花芽分化抑制について、白熱電球の代替が可能と考えられる電球形蛍光灯、赤色LEDおよび白色LEDの三種類の光源を供試し、分光放射計で光エネルギー特性を調査した。さらにこれらの光源を供試して、発蕾所要日数を指標として‘神馬’の開花抑制効果を検討した。光源の違いにより分光分布は全く異なった。電球形蛍光灯では青、緑および赤色光域に顕著な三つのピークが見られた。赤色LEDでは放射スペクトルの半値幅が…
青木 宣明, 張 生仁 農業生産技術管理学会誌 15 (3), 166-171, 2009-03-31
....2.抑制栽培1月からの長期冷蔵後,10月12日に植え付けた区は12月13日に開花した.植え付けが遅くなるほど,開花日は遅延した.植え付け日の早晩に関わらず100%の開花率を示し,切り花本数は2本前後であった.促成・抑制栽培の双方とも,切り花品質に問題はなく,ハイブリッドボタン'オリエンタルゴールド'は2月下旬以降に開花させる促成栽培と年内以降に開花させる抑制栽培が可能であると判断された....
DOI 参考文献17件
牛尾, 進吾, 竹内, 妙子 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (1) 47-50, 2009-03
...2007年3月から2008年2月に、県内のキュウリ促成栽培圃場及び抑制栽培圃場からキュウリ褐斑病菌を採取した。それらの菌株について、ボスカリド剤に対する感受性を調査した。本剤が使用された促成栽培圃場では、いずれの圃場からも耐性菌が検出された。一方、本剤の使用がない抑制栽培圃場では、1圃場を除き耐性菌は検出されなかった。...
野原, 努, 鹿島, 哲郎, 冨田, 恭範 茨城県病害虫研究会報 (48) 9-13, 2009-03
松本, 雄一, 高津, 康正, 宮本, 健次, 手塚, 孝弘, 坂田, 好輝, 宮城, 慎 茨城県農業総合センター生物工学研究所研究報告 = Bulletin of the Plant Biotechnology Institute, Ibaraki Agricultural Center (11) 23-32, 2009-03
...形態特性では、草丈が抑制栽培で高くなり、特にC. metuliferusで顕著であった。開花特性では、雌花到花日数が抑制栽培で長くなり、特にC. metuliferus とC. prophetarumで顕著であった。果実特性では、一果当たり種子量がC. africanus、C. zeyheriで少なく、多量の種子を得るためには多くの交配が必要と考えられた。...
間藤 正美, 工藤 寛子, 山形 敦子, 佐藤 孝夫, 柴田 浩 園芸学研究 8 (2), 201-208, 2009
7月下旬咲き小ギク‘小雨’,‘みちのく’,‘やよい’の生育に及ぼす気温とエセフォン処理の影響について調査した.開花期は,各年の気温によって大きく変動した.変動の要因は,花芽分化期の低温や花芽発達期の高温であり,特に後者の影響が大きかった.‘小雨’は,これらの時期の高温や低温によって発蕾後の花芽発達が抑制されて,開花が遅延しやすい品種であった.‘みちのく’は,花芽分化期の低温により花芽分化および発…
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献25件
岩本 英伸, 林田 慎一, 石田 豊明, 森田 敏雅 園芸学研究 8 (2), 143-147, 2009
...ニガウリの雌性型系統を種子親とした青中長系の一代雑種‘熊研BP1号’を育成し,半促成,早熟および抑制栽培における作型適応性を検討した.本品種は各作型において安定した多雌花性を表現し,特に,対照品種‘えらぶ’の雌花節率が低下した抑制栽培の生育後期においても高い雌花節率を維持した.収量は半促成および早熟栽培では‘えらぶ’に比べてやや多く,抑制栽培では約50%多かった.雌性型を種子親とする一代雑種の有利性...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献16件
佐藤 孝夫, 柴田 浩, 有野 賢三, 工藤 寛子, 間藤 正美, 山形 敦子, 三吉 一光 園芸学研究 8 (2), 155-159, 2009
...アジアティックハイブリッドユリ‘秋田プチホワイト’は雄ずいの先端に葯を形成しない特徴をもつが,栽培時期と温度が葯の表現型や花被片斑点の形成に影響することがわかった.12月定植の促成栽培および5月定植の抑制栽培において,雄性不稔性は安定して発現したが,7月中旬から下旬の定植にのみ,葯が形成され,花粉も形成された.さらに,花被片斑点は,栽培温度が高くなるに従い発現する斑点数が増加した.これらのことから,...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献13件
鈴木, 勝治, 佐藤, 貴裕, 遠藤, 幸子 東北農業研究 (61) 201-202, 2008-12
佐藤, 武義, 五十嵐, 徹, 松田, タカ子, 須田, 茂樹 東北農業研究 (61) 197-198, 2008-12
川崎, 佳栄, 西原, 基樹, 横山, 明敏 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 83 (11), 1179-1188, 2008-11
...抑制栽培。...
五味, 亜矢子, 松野, 篤, 赤池, 一彦, 對木, 啓介, 宮川, 芳樹 山梨県総合農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Prefectural Agricultural Technology Center (2) 1-11, 2008-03
...2.施用窒素成分量を目安に培養液濃度を管理した閉鎖改良区の結果から、半促成栽培では培養液の施用窒素量を摘心予定花房の2段前から慣行区よりも2割、抑制栽培では3割少なくなるよう調整することにより、培地内および貯留液内の培養液ECの上昇およびMg、K等の無機成分の蓄積が抑制される。3.閉鎖改良区では、果実の収量・品質は慣行区と同等である。...
奈尾, 雅浩 愛媛県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Ehime Agricultural Experiment Station (41) 1-9, 2008-03
...2006と2007年にZYMVの2種のワクチンを接種したキュウリをハウス内で抑制栽培し、モザイク病の防除効果と収穫果実の商品性を調査した。定植40日後に無接種区の発病株率が100%となる甚発生条件でも、ワクチン接種による有意な防除効果が確認できた。ウイルス発病果実率は、ワクチン接種区で、無接種区の1/2から1/10以下に抑えることができた。...
鹿島 哲郎, 野原 努, 加藤 史歩, 冨田 恭範 関東東山病害虫研究会報 2008 (55), 113-118, 2008
茨城県内で天敵主体の防除体系を実践しているピーマン生産部会において, タバココナジラミに対するサバクツヤコバチの防除効果が得られない原因について検討した。2006年の抑制ピーマンについてアンケート調査, 生産履歴調査を実施し, 原因を推測した。次に, 2007年の抑制ピーマン栽培において, 推測された原因を改善する対策を生産者に周知し, …
DOI Web Site 参考文献5件
三木 静恵, 漆原 寿彦, 酒井 宏 関東東山病害虫研究会報 2008 (55), 19-20, 2008
...キュウリホモプシス根腐病に対する土壌還元消毒法の効果について, 現地発病圃場で検討した結果, 消毒前の発病株率が38.1%であったのに対し, 消毒後1作目 (抑制栽培) では2.4%であった。さらに, 消毒前後の発病圃場の土壌を採取しポット試験により発病を比較した結果, 現地試験と同様に消毒後の土壌は発病が少なく, 本病に対し土壌還元消毒法が有効な防除手段であることが明らかとなった。...
早瀬 吉雄 農業農村工学会誌 76 (11), 995-998,a2, 2008
...田中國介は, 良質米生産には, 出穂頃に行う追肥の窒素抑制栽培により, コメの蛋白含量を減らすことなどを指摘している。追肥の窒素抑制栽培を行うには, 灌漑用水自体の水質が問題となるので, 能都町山田川・寺田川流域の河川水質を採水分析した結果, 全窒素濃度は水質基準および新潟県別山川と比較しても良好である。...
西村, 林太郎, 工藤, 則子, 高橋, 佳孝 東北農業研究 (60) 163-164, 2007-12
武田, 正人 埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (6) 57-62, 2007-03
...夏期の抑制栽培用苗において接ぎ木前にポット内に肥効調節型肥料の基肥施肥法について検討した。ポット内施肥した苗は、定植後抑制栽培で慣行施肥栽培と同等の生育と収量が得られ、慣行施肥の30%減肥栽培が可能であった。...
久保 周子, 大井田 寛, 清水 喜一, 津金 胤昭, 野々宮 弘明, 風戸 治子, 中臺 敬子, 竹内 妙子 関東東山病害虫研究会報 2007 (54), 55-60, 2007
...特に10月から11月に集中し, 抑制栽培での発生が多かった。このことは, 8月から9月に一時的にタバココナジラミの割合が高くなることに起因すると考えられた。苗の由来は, 購入苗52%, 自家苗44%とほぼ同程度であった。また, 定植から発病までに要した期間は1ヶ月以上が78%と長期間に及ぶことから, 既に圃場周辺に定着したウイルスがタバココナジラミによって伝播され発病に至る場合が多いと考えられた。...
飛川 光治, 宮永 龍一 園芸学研究 6 (3), 435-439, 2007
...トマトの抑制栽培におけるキオビオオハリナシバチの受粉効果について,セイヨウオオマルハナバチと比較して検討した.試験は連棟型ビニルハウス(225 m<sup>2</sup>: 9 m×25 m)で実施した.各棟に104株ずつのトマトを定植し,それぞれキオビオオハリナシバチおよびセイヨウオオマルハナバチのコロニーを2005年9月12日から2006年3月31日まで,1群ずつ放飼した.ハリナシ放飼区では巣口...
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献1件 参考文献20件
坂本 浩, 土屋 孝夫 園芸学研究 6 (3), 411-416, 2007
開花特性が異なる無側枝性のキク品種を用いて,エセフォン処理が開花と切り花品質に及ぼす影響を検討した.供試した7~8月咲の無側枝性品種のほとんどは,エセフォンの散布処理により開花が遅延し,切り花長,葉数を増加した.また,摘心後処理までの期間が長いほどエセフォンの効果は大きくなった.9~10月咲きの品種では,10品種中8品種で摘心2週後のエセフォン処理により腋芽の発生を増加させることなく開花遅延が認…
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献1件 参考文献18件
平間 信夫, 水澤 秀雅, 小豆畑 二美夫, 松浦 誠司 園芸学研究 6 (1), 65-70, 2007
ハウス内の作業環境の改善を図ることを目的として,午前中の気温と湿度を25℃・40%前後で栽培すると,生育後半の低温期に尻太り果が発生する.その尻太り果の発生を低減する栽培管理について検討した.その結果,果実収穫後に下位節の側枝を基部より除去して畦面への受光条件を改善することで地温が上昇し,尻太り果の発生率が減少した.しかし,下位節から発生する側枝の減少によって1株当たりの収穫本数は減少したが,中…
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献4件 参考文献8件
青木 宣明 農業生産技術管理学会誌 13 (1), 35-40, 2006-05-15
DOI 参考文献38件
竹内 妙子, 久保 周子, 石井 英夫 関東東山病害虫研究会報 2006 (53), 55-60, 2006
...千葉県内の促成栽培及び抑制栽培のキュウリで発生したキュウリ褐斑病菌のアゾキシストロビンに対する感受性を検定したところ, 促成栽培では100%, 半促成栽培では76.7%, 全体では86.7%が耐性菌であった。耐性菌に対するアゾキシストロビン剤の防除効果はほとんど認められなかった。次に, チオファネートメチル, ジエトフェンカルブおよびプロシミドンに対する感受性を検定した。...
平間 信夫, 水澤 秀雅, 小豆畑 二美夫, 松浦 誠司 園芸学会雑誌 75 (4), 331-333, 2006
Varietal difference on forced- and fall-cropped greenhouse-grown cucumbers by reducing assimilation competition between lateral branches and fruits was investigated. The treatments consisted of …
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 参考文献7件
鈴木 誠, 岡本 昌広, 鯉沼 咲衣, 山口 元治, 植草 秀敏 関東東山病害虫研究会報 2006 (53), 41-46, 2006
...抑制栽培では, 定植後2ケ月間の生育期間中に誘引されたミナミキイロアザミウマの総数と, 黄化えそ病発病株率との間で相関関係 (<i>p</i><0.01) が認められた。...
坂本 浩 園芸学研究 5 (3), 261-264, 2006
シンテッポウユリ(<i>Lilium</i> × <i>formolongi</i> hort.)8品種を,2003年5月12日の定植まで,15℃および25℃で培地加温してセル育苗した.25℃で育苗すると,6品種の開花が9月中旬まで遅れたが,ほとんどの品種でロゼット株の発生が多くみられた.唯一‘F1オーガスタ’では,ロゼット株の発生が少なく,切り花品質もすぐれており,秋季生産に適した特性を示した…
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 参考文献12件
川口, 岳芳, 平尾, 晃 広島県立農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Hiroshima Prefectural Agriculture Research Center (78) 29-36, 2005-06
...沿岸島しょ部地域において、ハウス抑制栽培のミディトマトの収量および果実品質を高めるため、品種の選定、定植時期、栽植密度、施肥量およびかん水開始点について検討した。1.ハウス抑制栽培において、供試した8品種の中に、既存品種の‘華クイン’に比べ収量と果実品質が共に優れる品種は認められなかった。2....
杉沼, 千恵子, 中村, 幸二, はい島, 雅之 埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (4) 21-24, 2005-03
ホウレンソウにおけるカドミウム吸収するための栽培技術について検討を行った。石灰資材を施用し土壌pHを上昇させたところ、カドミウムの吸収が抑制された。さらに作土層と下層を併せた全層に石灰資材を施用すると、作土層のみに施用した場合よりカドミウムの吸収が抑制された。また、ノンストレス肥料を用い栽培したところ、土壌pHの低下及びホウレンソウのカドミウム吸収が抑制された。
尾関, 健, 西垣, 孝, 後藤, 光憲, 松村, 博行 岐阜県農業技術研究所研究報告 (5) 20-25, 2005-03
...一方、12月中旬収穫を目標にした抑制栽培は、果実の着色開始時期の9月下旬にビニル被覆を行い、ハウス内気温を20-30℃に管理する。それにより着色が抑制されるとともに、果実肥大期間が長くなり、大果生産が可能となる。12月中旬にカラーチャート7以上に着色した新鮮果実が収穫できる。...
日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件
平井 剛, 後藤 英次, 中村 隆一 園芸学研究 4 (1), 55-58, 2005
Effects of the fruit set position and training method on Brix of fall-cropped muskmelon fruit (cv. ‘Rupia Red’) were examined. Plants were topped at the 3<sup>rd</sup> node and two primary lateral …
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 参考文献18件
萩森 学, 渡辺 直樹, 斎藤 秀章, 由比 真美子, 加藤 紀夫, 白井 建史, 水野 博之, 大崎 伸介 園芸学会雑誌 74 (1), 16-22, 2005
We developed a variety of tomato with high L-ascorbic acid (AsA) content by clonal selection. Initially, 432 breeding materials of tomato (<i>Lycopersicon esculentum</i> Mill.), were evaluated for …
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献2件 参考文献11件
矢部, 和則 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (36) 17-20, 2004-12
...1.収穫葉の水分減少率は、知多1は抑制栽培、促成栽培とも在来系統の中では低く推移した。2.葉柄の押しつけ強度は、在来2系統が対照系統と同程度を示し、他の系統は対照系統より低かった。3.葉柄の乾物率は、在来3系統が対照系統と同等で、その他は対照系統より低かった。4.葉柄中のポリフェノール含量は、1系統が対照系統より明らかに多く、他の系統は対照より少なかった。...
大友, 綾子, 橋本, 佳子, 鈴木, 雅人 茨城県農業総合センター園芸研究所研究報告 = Bulletin of the Horticultural Institute, Ibaraki Agricultural Center (12) 17-22, 2004-03
...また、抑制栽培での収量が著しく少なかった。‘北浦系統No.3’は葉の香りの強さは安定せず、草勢は強かったものの収量は劣った。‘北浦系統No.4’は葉の香りが最も弱く、形状は劣る傾向にあった。草勢は強い傾向にあり、収量は多かった。3.収集した系統の中では、収量・葉の香り・葉の形状に優れる‘北浦系統No.1’が最も適用性が大きいと考えられた。...
定政, 哲雄, 佐藤, 信人 福井県園芸試験場報告 = Bulletin of the Fukui Prefectural Horticultural Experiment Station (14) 38-53, 2004-03
...ミディトマト栽培における葉柄汁液中硝酸イオン濃度の基準値は,半促成栽培では,第3花房開花期から第6花房開花期まで8,000ppm,第6花房開花期以降は5,000~8,000ppmを維持し,抑制栽培では第3花房開花期から第6花房開花後2週間までは8,000ppm,それ以降は4,000~6,000ppmを維持するのが良いと考えられた。...
日本農学文献記事索引 被引用文献1件
定政 哲雄, 佐藤 信人 福井県園芸試験場報告 = Bulletin of the Fukui Prefectural Horticultural Experiment Station (14) 38-53, 2004-03
阿部 清, 永峯 淳一, 小野 惠二 園芸学研究 3 (1), 57-61, 2004
...開花開始期を遅らせないで収穫時期を遅くまで続ける抑制栽培が可能であるとみられた....
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 参考文献8件
劉 政安, 青木 宣明, 山岸 主門, 坂田 祐介 農業生産技術管理学会誌 10 (1), 55-60, 2003-05-15
...ボタンの抑制栽培において,株を鉢に植え付けた状態の鉢植え株長期冷蔵(-0.5℃)により,供試品種の促成栽培での難易や出庫時期の早晩に関係なく,高い開花率が得られた.株の根部を湿ったオガクズで覆う湿式長期冷蔵では,(1)80%以上の高い開花率を示すグループ(中国ボタン'鳳丹'や日本ボタン'連鶴'など,供試23品種中16品種),(2)全く開花しないか,開花しても極めて低率のグループ(中国ボタン'錦綉球'...
DOI 被引用文献3件 参考文献18件
下位, 祐子, 梁瀬, 十三夫 長崎県総合農林試験場研究報告. 農業部門 (29) 33-50, 2003-03
...1)隔離床栽培では定植後の活着が良く、開花日は促成栽培が7日、抑制栽培で2日早く、収穫日も促成栽培で約10日、抑制栽培で約4日早まる。また、本システムが土壌水分をコントロールしやすいことから、果実糖度を容易に高めることができ、特に果実中央部まで糖度が高く、全体的においしい果実の生産が可能である。...
馬場, 高行, 東郷, 弘之, 江口, 洋 鹿児島県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Kagoshima Agricultural Experiment Station (31) 17-23, 2003-03
...アールス系メロンの抑制栽培で、セル成型苗の冷蔵による育苗期間延長方法を検討した。冷蔵した苗は、葉長、胚軸長の伸長が押さえられ、根巻きもみられず、育苗中の生育制御効果が認められた。冷蔵温度は10℃で、冷蔵期間は5日程度、最長でも8日以内が望ましいと考えられた。定植後の生育は、やや初期生育が緩慢であったが、果実品質、収量への影響はなかった。...
坂本, 浩, 榎本, 博之, 永井, 輝行 福井県農業試験場研究報告 (40) 15-23, 2003-03
...1.抑制栽培後の早生品種の切り下株を栽培することで、品質の良い二番花を6月に採花できた。2.12月から3月までの最低温度は、15℃と比較して、10℃で開花はやや遅れたが、切り花品質に差はなかった。3.一番花採花後の切り下株の側枝の仕立ては、3月に行うことで、切り花品質が優れた。4.切り下株の側枝の仕立て本数は、株当たり2本が、切り花品質、採花本数で優れた。...
佐藤, 裕則, 佐藤, 純, 齋藤, 隆 山形県園芸研究報告 (15) 63-76, 2003-03
...抑制栽培の作型は,収穫盛期で8月下旬から10月上旬出しが成立し,労働費を除く費用は従来の移植栽培と大差なく,全労働時間は10%削減した。...
高橋, 和博, 近野, 広行, 駒林, 和夫, 荒澤, 直樹 山形県園芸研究報告 (15) 29-42, 2003-03
...抑制栽培への利用では、普通雪むろ(2℃前後の貯蔵温度)内にオウトウ樹を3月から貯蔵し、6月上旬~中旬頃に出庫することにより、通常より1ヶ月程度遅く収穫する作型が可能となった。また、補助冷房を使った低温雪むろ(-1~-2℃程度の貯蔵温度)内にオウトウ樹を3月から貯蔵する抑制栽培では、10月上旬に出庫することにより、通常より約6ヶ月遅い1月に収穫する作型が可能となった。...
高橋 和博, 近野 広行, 駒林 和夫, 荒澤 直樹 山形県園芸研究報告 (15) 29-42, 2003-03
下位 祐子, 梁瀬 十三夫 長崎県総合農林試験場研究報告. 農業部門 (29) 33-50, 2003-03
劉 政安, 青木 宣明, 山岸 主門 園芸学研究 2 (2), 101-104, 2003
...花芽の発育程度と冷蔵開始時の断根が促成並びに抑制ボタンの開花に及ぼす影響について調査した.促成または抑制栽培において,株冷蔵時に断根した場合,‘新島輝’は花芽の発育が進めば,高い開花率を示した.一方,‘新華獅子’の場合,花芽の発育程度に関係なく,開花率は低率であった.しかし花芽の進んだ株を供試し,鉢ごと冷蔵法により,促成での開花率は80%と高くなり,切り花形質も向上した.従って,この鉢ごと冷蔵法は,...
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献2件 参考文献10件
平間 信夫, 水澤 秀雅, 松浦 誠司 園芸学研究 2 (4), 283-287, 2003
...ハウス内の温度と湿度がキュウリの生育に及ぼす影響を明らかにすることを目的として,午前中を中心に昼の温度と相対湿度を30 ℃・60 %と25 ℃・40 %の2処理区を設けて抑制栽培を行った.さらに,摘心栽培,摘心摘花栽培およびつる下ろし栽培においては,30 ℃・60 %区で初期の果実肥大が促進され,第3次以降の側枝の発生が抑制された.一方,25℃・40 %区では果実肥大が緩慢となり,側枝の発生が促進され...
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献3件 参考文献25件
西澤, 登志樹, 葛西, 久四郎, 野沢, 智裕 東北農業研究 (55) 205-206, 2002-12
宮島, 利功, 種村, 竜太, 田中, 雅生 新潟県農業総合研究所研究報告 = Journal of the Niigata Agricultural Research Institute (5) 53-63, 2002-08
...オリエンタルハイブリッド系ユリ'カサブランカ'の抑制栽培における生育調節のための栽培環境、すなわち施肥、かん水および栽培温度(とくに昼夜温度差)の影響について検討した。 1. 養液栽培において、生育前期の培養液濃度が高いと切り花のボリュームが増加したが、茎の堅さは変わらず、生育後期の培養液濃度が高いと花房部のボリュームが増加し、茎の堅さが低下した。 2....
根岸, 明美, 小林, 拓哉, 町田, 安雄 群馬県園芸試験場研究報告 (7) 47-54, 2002-03
...抑制栽培において、休眠株の貯蔵方法および貯蔵温度を検討した。休眠株を2月にもみがらやビニールで被覆することにより、0℃で11月まで保存することが可能で、馴化を経て出庫後3~5日で開花した。 これらの結果から、ミズバショウを1~3月に開花させるためには、加温による促成栽培が、6~12月に開花させるためには、休眠株の貯蔵による抑制栽培が可能であった。...
金子, 賢一, 鈴木, 雅人 茨城県農業総合センター園芸研究所研究報告 = Bulletin of the Horticultural Institute, Ibaraki Agricultural Center (10) 8-14, 2002-03
...2.特に、抑制栽培では第1段花房の着生節位の低下程度が大きいため、側枝2本仕立てにしても開花の遅れは極めて少なかった。 3.摘心位置を主枝第2節とすることで、開花が早まり、側枝の揃いが良くなった。 4.定植時の土壌pF値を2.5にすることで、適正な草勢の確保と果実品質の向上が図れた。...
椿, 信一, 佐藤, 孝夫, 鈴木, 基, 三澤, 土志郎 秋田県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Akita Agricultural Experiment Station (42) 21-35, 2002
...6)本品種は高温適応性が高い反面、低温肥大性は劣るため、果実肥大期が高温期にあたるハウス抑制栽培に適応する。なお最適播種時期は、梅雨の影響を受けない6月上旬~7月上旬の1ヵ月間であり、収穫期は9月下旬~10月中旬である。...
黒田 栄喜, Duy Pham Quang, 田中 大介, 平野 貢 日本作物学会東北支部会報 45 (0), 33-34, 2002
小林 尚司, 時枝 茂行 園芸学研究 1 (3), 195-198, 2002
...<br> 果実収量は,半促成栽培では連続的使用区の方が全量更新区より優ったが,抑制栽培では連続的使用区でECが3.0 dS/m前後まで上昇したため全量更新区とは差がみられなかった.<br> 以上より,培養液を連続的に使用した場合,各要素の濃度の変動が今回の範囲内では,果実収量の減少はみられず,定期的な全量更新は不要と考えられた.<br>...
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献2件 参考文献8件
倉橋 孝夫, 持田 圭介, 小畠 正至 園芸学会雑誌 71 (2), 262-266, 2002
To delay harvest of Japanese persimmon 'Saijo' (Diospyros kaki Thumb.) grown under a greenhouse, the effects of a long-day photoperiod at different light intensities on tree growth and fruit quality …
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献3件 参考文献17件
阿部, 清, 古野, 伸典, 小野, 惠二 東北農業研究 (54) 223-224, 2001-12
阿部 清, 古野 伸典, 小野 惠二 東北農業研究 (54) 219-220, 2001-12
...主要な作型は、半促成栽培、雨よけ栽培、露地栽培及び抑制栽培によって、ほぼ周年供給されている。半促成栽培のうち無加温早熟栽培法については、既に筆者らが報告(1984年)しており、'岩風'を用いた栽培が拡大し、近年は、積極的な加温を行う早出し栽培が増加している。反面、作季の移動等により前後作が限定される等の課題が生ずるようになった。...
里村, 博輝, 宮本, 芳城, 岡室, 秀作 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 (2) 11-17, 2001-03
...これらのことから促成栽培と抑制栽培が可能となった。 4.以上のことから、自然条件での開花に加え、促成栽培、抑制栽培を組み合わせることにより周年生産が可能と判断された。...
高橋, 昭彦, 榎本, 哲也, 前田, 幸二 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (10) 39-49, 2001-03
...キュウリの抑制栽培において,穂木に'シャープ1',台木に'スーパー雲竜'を用いて直接定植を前提としたセル成型苗の自家育苗技術について検討した. 1.50穴セルトレイを用いて接ぎ木方法について検討した結果,断根挿し接ぎした場合に接ぎ木の作業性が優れ,活着率が高く,接ぎ木後の生育も優れた. 2.50穴セルトレイを用いて断根挿し接ぎした場合,台木の胚軸長径が2.9~3.1mm,短径が2.1~2.2mm,穂木...
上山, 啓一, 岩崎, 泰永 宮城県園芸試験場研究報告 = Bulletin of the Miyagi Prefectural Horticultural Experiment Station (13) 7-14, 2001-03
...4.抑制栽培における硝酸イオンの指標値は,第2果房で4000~5000ppm,第3果房で3000ppm,第4~7果房で1500~2000ppmであり,カリウムイオンの指標値は,第2~3果房で5000~6000ppm,第4~7果房で4000~4500ppmである。...
高山, 智子, 杉村, 孝 埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (1) 31-40, 2001-03
...抑制栽培における氷温貯蔵方法はファーストラブ、アプリコットウェーブで-0.5~-1.5℃、他の4品種では-0.5~-2.5℃で、期間は9ヶ月程度と考えられた。...
黒木, 修一, 長岡, 広行, 阿万, 暢彦 宮崎県総合農業試験場研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Agricultural Experiment Station (36) 21-26, 2001-03
...1997年および1998年作のハウス抑制栽培ミニトマトにおいて,マメハモグリバエに対する寄生蜂Digylyphus isaeaおよびDacnusa sibiricaを放飼することによる防除効果を検討した。 1.栽培開始直後の8月上旬から約1週間間隔で4回放飼することにより,11月の栽培終了時の被害小葉率を約5%に抑えた。 ...
富田, 廣 埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (1) 15-30, 2001-03
...しがって日長処理により促成、抑制栽培が可能であった。抑制栽培では花穂が著しく短縮して品質が低下するが、再電照により花穂の伸長が可能であった。 ホトトギス:花芽分化は長日条件で行われ、分化後の発達は短日条件で促進された。自然条件での花芽分化期は7月上旬で、開花は9月中旬であった。花芽分化後の茎頂肥厚期から短日条件にすると開花が早まった。 ...
上山 啓一, 岩崎 泰永 宮城県園芸試験場研究報告 = Bulletin of the Miyagi Prefectural Horticultural Experiment Station (13) 7-14, 2001-03
久松 完, 杉山 祥丈, 窪田 聡, 腰岡 政二 園芸学会雑誌 70 (2), 264-266, 2001
Delaying anthesis by dark treatment in Phalaenopsis 'Yukimai No.24' was investigated. Plants kept at 20°C in the dark survived for 80 days, whereas most of plants kept at 10°C in the dark did not …
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献1件 参考文献5件
土井 元章, 虎太 有里, 馬庭 弘和, 今西 英雄 園芸学会雑誌 70 (6), 740-746, 2001
The effects of long term storage of Freesia hybrida Hort. 'Cote d'Azur' cormlets at 30°C and the combination of 30°C and 2°C were investigated on flowering time and cut flower quality. Irrespective …
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献4件 参考文献9件
横山, 豊哲, 松浦, 誠, 青木, 勝平 三重大学生物資源学部附属農場研究報告 = The bulletin of the Experimental Farm, Faculty of Bioresources, Mie University 11 15-21, 2000-03-01
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機関リポジトリ HANDLE Web Site
横山, 豊哲, 松浦, 誠, 青木, 勝平 三重大学生物資源学部附属農場研究報告 = The bulletin of the Experimental Farm, Faculty of Bioresources, Mie University 11 23-29, 2000-03-01
細川, 卓也, 浜渦, 敬三, 前田, 幸二 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (9) 37-46, 2000-03
豊原, 憲子, 竹内, 麻里子, 森本, 和樹, 奥野, 裕貴 大阪府立農林技術センター研究報告 = Bulletin of Osaka Prefectural Agricultural and Forestry Research Center (36) 27-32, 2000-03
横山, 豊哲, 松浦, 誠, 青木, 勝平 三重大学生物資源学部附属農場研究報告 = The bulletin of the Experimental Farm, Faculty of Bioresources, Mie University (11) 15-21, 2000-03
横山, 豊哲, 松浦, 誠, 青木, 勝平 三重大学生物資源学部附属農場研究報告 = The bulletin of the Experimental Farm, Faculty of Bioresources, Mie University (11) 23-29, 2000-03
細川 卓也, 浜渦 敬三, 前田 幸二 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (9) 37-46, 2000-03
齋藤, 克哉, 岡部, 和広, 栗田, 公司 東北農業研究 (52) 213-214, 1999-12
阿部 潤, 輪達 公重, 高橋 寿一 東北農業研究 (52) 235-236, 1999-12
橋本 岩夫, 千家 正照, 西出 勤, 伊藤 健吾, 天谷 孝夫 農業土木学会論文集 1999 (199), 119-127, 1999
There are some studies of watering management of plant cultured in greenhouse horticulture field. It's available past technologies are limited. Accordingly, we investigated the conditions of …
田尻 尚士 日本食品科学工学会誌 46 (6), 395-403, 1999
We evaluated the effects of different cultivation methods on the maintenance rate of food physical properties and nutrients of thick soybean sprouts after heating treatment. The maintenance rate of …
DOI Web Site 参考文献15件
橋本 岩夫 石川県農業短期大学研究報告 29 (0), 1-28, 1999
...春季定植栽培が最も多く,次いで,秋季定植抑制栽培が多い。二度切り栽培は最も少ない。(3)定植栽培における1回の潅水量の最大量は,潅水が自動潅水に切り替えられた直後に生じている。春季,夏季定植栽培では40〜50mm,秋季定植抑制栽培では30mである。(4)間断日数は,定植栽培の場合,初期生育までの約30日間が1〜2日である。それから以降は,生育ステージが移行するにつれて長くなる。...
谷川 孝弘, 小林 泰生, 松井 洋, 松田 由理子 園芸学会雑誌 68 (3), 655-660, 1999
Bending of flower necks (crooked neck) in greenhouse chrysanthemum often occurs in the winter crop. The factors inducing this phenomenon were studied by examining the histology of the stem, and …
DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献1件 参考文献11件
加藤, 松三, 佐藤, 悦雄 東北農業研究 (51) 243-244, 1998-12
阿嘉, 良弘, Aka, Yoshihiro 沖縄農業 33 (1), 55-60, 1998-08
論文
機関リポジトリ HANDLE
谷川, 孝弘, 松井, 洋, 小林, 泰生 九州農業研究 (60) 178-178, 1998-05
黒木, 修一, 中村, 正和, 阿万, 暢彦 九州農業研究 (60) 81-81, 1998-05
富田, 廣 埼玉県園芸試験場研究報告 (21) 1-6, 1998-03
黒木, 修一, 中村, 正和, 川崎, 安夫 九州農業研究 (59) 80-80, 1997-05
黒木 修一, 中村 正和, 川崎 安夫 九州農業研究 (59) 80-80, 1997-05
舟越, 利弘, 横川, 庄栄, 黒田, 吉則, 北川, 守, 伊藤, 政憲, 大場, 節子 山形県立園芸試験場研究報告 (12) 25-38, 1997-03
...山形県立園芸試験場(以下「園芸試験場」という)において,食味良好,草姿立性で栽培しやすいハウス抑制栽培向けアールス系メロン新品種‘山園M2号’を育成した。種苗法による品種出願は1994年12月に行い,1995年3月31日付けで出願が受理された。1995年2月開催の山形県農作物品種審議会で有望と認められ,1995年4月から県優良品種として編入した。...
池田 幸弘 園芸学会雑誌 66 (2), 371-377, 1997
This study was carried out to establish a year-round production system of <I>Lilium rubellum</I> by retarding or accelerating the flowering process. the system involved alternating temperatures …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献10件
上杉, 壽和, 小澤, 智美, 松木, 宏司, 小口, 伴二 長野県野菜花き試験場報告 (9) 1-9, 1996-03
川村, 藤夫 滋賀縣農業試驗場研究報告 (37) 31-36, 1996-03
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
庄司 俊彦 関東東山病害虫研究会年報 1996 (43), 81-82, 1996
...抑制栽培の接ぎ木キュウリに, キュウリモザイクウイルス, カボチャモザイクウイルス, ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの各弱毒株を混合接種した結果, モザイク病の発生が抑制された。これによって, 収穫果における退緑斑点, 奇形, 曲がりなどの発生が減少し, 可販果率が高まった。...
小牧 孝一, 清田 洋次 九州病害虫研究会報 42 22-25, 1996
...1.メロン黒点根腐病汚染圃場の夏期1か月間の湛水処理は,抑制栽培メロンにおいて本病の発生を軽減できなかった。<BR>2.促成栽培メロンにおいて,マルチ資材の相違は,定植後1か月程度の地温に差を生じ,本病の発病進展に影響があった。地温が低く推移した黒色ポリ被覆が透明ポリ被覆より発病程度が低くなった。<BR>3.本病に対する太陽熱処理の防除効果は,認められなかった。...
矢吹, 隆夫, 山口, 繁雄 東北農業研究 (48) 277-278, 1995-12
渡辺, 朋恵, 伊藤, 美和, 佐藤, 利美, 鈴木, 武, 高橋, 亨 山形県立農業試験場研究報告 = Bulletin of the Yamagata Prefectural Agricultural Experiment Station (29) 37-48, 1995-03
岡崎 桂一, 川田 穣一, 国重 正昭, 村上 欣治 園芸学会雑誌 63 (4), 825-833, 1995
...促成栽培では,開花期は3月下旬 (12月25日定植), 抑制栽培では11月上旬 (9月7日定植) であった. 雑種は十分切り花や交配母本として用いられるものと思われた....
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献2件
市村 勉, 原 敬之助, 中島 久仁夫, 長塚 久 関東東山病害虫研究会年報 1995 (42), 213-215, 1995
...1992年から3年間, 被害の多い作型である抑制栽培現地ハウスにおいてトラップによる捕獲を行ったところ, 被害の多かった1994年は, 誘殺虫数が多く, 発生初期の6月上旬に他の2か年には見られない誘殺のピークが認められた。これらのことから, フェロモントラップは本種の発生消長を知るのに有用であると考えられる。...
小林, 保, 山元, 義久 兵庫県農業技術センター研究報告. 農業編 = Bulletin of the Hyogo Prefectural Agricultural Institute. Agricultural section (42) 33-36, 1994-03
記事分類: 農林水産学--農産--作物および栽培--園芸作物および栽培--蔬菜
小池 安比古, 大引 明, 森 源治郎, 今西 英雄 園芸学会雑誌 63 (3), 639-644, 1994
...<BR>抑制栽培のためには, 花芽未分化の段階から5°~10°Cの低温でりん茎を乾燥貯蔵し, この長期貯蔵球を適宜取り出して30°Cで3週間, ついで25°Cで12週間おいた後に植え付け, 15°~20°Cの温度下で栽培することにより可能であることが明らかとなった....
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献5件
渡辺, 朋恵, 伊藤, 美和, 佐藤, 利美 東北農業研究 (46) 293-294, 1993-12
鈴木, 雅人, 中原, 正一, 浅野, 伸幸 茨城県農業総合センター園芸研究所研究報告 = Bulletin of the Horticultural Institute, Ibaraki Agricultural Center (1) 57-64, 1993-03
小池 安比古, 今西 英雄 園芸学会雑誌 62 (1), 181-187, 1993
The effects of various duration of precooling followed by a long term storage at freezing temperature on flowering of Asiatic Hybrid lily cultivars were studied. Bulbs of cultivars, which had not …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件
藤原, 一道 東北農業研究 (45) 305-306, 1992-12
伊藤, 美和, 鈴木, 武, 高橋, 亨 東北農業研究 (45) 257-258, 1992-12
花田 勝美, 竹下 繁, 鳥飼 芳秀, 松石 貴裕 九州大学農学部農場研究資料 14 24-27, 1992-03
...本研究はキュウリ及びメロンの半促成栽培と抑制栽培とを組合わせた,輪作体系の一貫として,大 型ハウス内において,セルリーの冬どり栽培を行い,栽培試験の基本である栽植密度について試験を 行ったものである。 大型ハウス内の長さ23m,幅lmの畝を3列供試して,それぞれの列を栽植距離20cm,25cm,30cm の2条植えとした。 ...
DOI HANDLE
伊達 寛敬, 尾崎 克己, 白川 隆, 那須 英夫, 畑本 求, 岡本 康博 日本植物病理学会報 58 (2), 220-227, 1992
An unknown bacterial wilt of the cucumber plants grafted on pumpkin rootstocks was occurred under vinylhouse conditions in Okayama, Japan, in 1989. In the wilted plants, yellowing was observed at …
諸岡, 淳司, 北村, 信弘, 林田, 富重 長崎県総合農林試験場研究報告. 農業部門 (19) 65-75, 1991-03
記事分類: 農林水産学--農産--作物および栽培--園芸作物および栽培--花卉・観賞植物
浜田, 守彦, 細木, 高志, 後藤, 貴洋 島根大学農学部研究報告 (24) 13-16, 1990-12
Flowering of tree peony (Paeonia suffruticosa, Andr.) in the early summer and in the middle autumn by short- or long-term cold-storage were examined. Plants stored at -2℃ from February 13 to …
機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献3件
小川 幸持, 西川 司朗, 井上 昇, 青木 勝平 園芸学会雑誌 59 (3), 597-601, 1990
...<br>抑制栽培の10月, 正常に生長している単為結果の果実における内生サイトカイニンの消長を調査した. 果実のアルコール抽出物から精製して得た塩基性の分画をペーパークラマトグラフィで展開してヒモゲイトウ幼苗のベタシアニン形成による, 検定法を用いてサイトカイニン活性を調べた....
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献5件
小川 幸持, 井上 昇, 青木 勝平 園芸学会雑誌 58 (2), 327-331, 1989
...抑制栽培で11~12月に大型ガラス室内でM式水耕法により育成しているキュウリ(長日落合2号)の開花中の花に, 各種濃度(10~1000ppm)のジベレリンA<sub>3</sub>(GA<sub>3</sub>)とジベレリンA<sub>4+7</sub> (GA<sub>4+7</sub>) の溶液を処理すると果実の発育が促進される....
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献5件
鈴木, 智博, 青柳, 光昭, 桜井, 雍三 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (20) 172-180, 1988-10
上野 正夫, 安藤 豊, 藤井 弘志, 佐藤 俊夫 日本土壌肥料学雑誌 59 (3), 316-319, 1988
...トマトの抑制栽培では、尻ぐされ果の生理障害が問題になっている。著者らが、ロックウール栽培で3種類の[Table]培養液処方を検討した結果、障害の発生の少ない処方は次のとおりであった。1)肥料配合は第1表のとおりである。2)この処方は、アンモニア態窒素の使用量が少ないことを特徴としている。...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件
北宜, 裕 神奈川県園芸試験場研究報告 = Bulletin ... of Kanagawa Horticultural Experiment Station (34) 15-21, 1987-10
井上, 満, 土岐, 知久 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (28) 1-8, 1987-03
...九十九里海岸砂地地帯は,トマトの抑制栽培,促成栽培の県内における主産地である。このため,低湿地に出易い青枯病が抑制栽培に,また,褐色根腐病などの新土壌病害が促成栽培に発生し,対策として接ぎ木栽培が求められている。しかし,トマトは,栽植本数が多く,大量の苗を必要とする。そこで,大量育苗のための新接ぎ木法として腋芽部挿し接ぎ法を考案し,その特性を検討した。1....
森下, 昌三, 本多, 藤雄 野菜試験場報告. C, 久留米 = Bulletin of the Vegetable and Ornamental Crops Research Station. Series C (Kurume) (9) 13-22, 1986-12
鈴木, 智博, 山田, 金雄, 伊藤, 克己, 高瀬, 尚明 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (18) 121-127, 1986-10
丸山, 進, 塚田, 元尚, 大谷, 英夫 長野県野菜花き試験場報告 (4) 27-34, 1986-03
青木, 宏史, 石川, 正美 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (27) 33-42, 1986-03
...作型と品種に関しては,促成長期間栽培では千葉ファースト,ほまれ114,大宮163,半促成栽培では瑞健,ほまれ114,大型瑞光,ハウス抑制栽培ではれいしゅう,瑞秀,サターンがそれぞれ適していた。2. 作型と定植苗の大きさに関しては促成長期間栽培では5葉苗,半促成栽培では5葉苗,ハウス抑制栽培では5葉苗,7.5葉苗,10葉苗のいづれでも適していた。3....
丸山 進, 塚田 元尚, 大谷 英夫 長野県野菜花き試験場報告 (4) 27-34, 1986-03
富樫, 二郎, 早坂, 剛 山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science 10 (1), 1-9, 1986-01-20
論文(Article)
機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site
吾妻 浅男, 犬伏 貞明 園芸学会雑誌 55 (2), 221-227, 1986
...この栽培法と現在行われている抑制栽培を組み合わせることによって, わが国でのスターチス•シヌアータの周年栽培が可能になるものと思われる....
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献4件
鈴木, 智博, 大竹, 良知, 菅原, 眞治, 伊藤, 克己 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (15) 171-177, 1983-10
細谷 毅, 吉良 秀美, 麻生 昇平 日本土壌肥料学会講演要旨集 29 (0), 153-, 1983
松本, 理, 吉山, 久雄, 福田, 昭二郎 山口県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Yamaguchi Agricultural Experiment Station (34) 7-20, 1982-03
細谷 毅 日本土壌肥料学会講演要旨集 28 (0), 274-, 1982
大竹, 良知, 菅原, 真治, 伊藤, 克己, 武井, 昭夫 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (13) 165-173, 1981-10
青柳, 光昭, 牧野, 朗, 伊藤, 裕朗, 岩本, 重治 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (13) 174-182, 1981-10
元木 征治, 古山 芳広 日本土壌肥料学会講演要旨集 27 (0), 236-, 1981
南出 隆久, 中川 工, 緒方 邦安 コールドチェーン研究 6 (2), 52-60, 1980
With cucumber fruits cultured in the different seasons, the effect of maturation, cultivation and various temperatures on shelf life and contents of some chemical compounds were investigated.<BR>1. …
長井, 雄治, 竹内, 妙子 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (20) 57-69, 1979-03
...L11Aは夏トマトや抑制栽培など各種の作型で,発病抑制と減収回避にすぐれた効果のあることが確認された。7. L11A接種後8日以内にTMVの濃厚感染を受けると,のちに50%以上のモザイク株を生じたので,この時期にはまだ干渉効果が十分でないとみられた。しかし,L11A接種後18日以上経過するとすぐれた効果が認められた。ただし,接種後70~80日経過すると効果が若干減退することがあるようであった。...
細谷 毅 日本土壌肥料学会講演要旨集 25 (0), 159-, 1979
松原, 幸子, 益田, 忠雄 岡山大学農学部学術報告 52 (1), 13-23, 1978
...抑制栽培では品種によりさし木苗と,実生苗で収量の高いものがみられ,それは1株あたりの果数が多いことによっている. 正常果率はほとんど変らず,異常果としてはさし木苗区で小粒果が多かった。...
機関リポジトリ Web Site 被引用文献3件
小川 幸持, 青木 勝平 園芸学会雑誌 46 (2), 245-249, 1977
...キュウリの促成栽培や抑制栽培は, 低い気温や弱い日光など, 果実の発育に不適当な環境条件のもとで行なわれている. この時期は, 果実の生長が低下し,"ながれ果"とよばれる発育不良果を生じることが多い. このような時期のキュウリ果実の発育に及ぼす植物生長物質の作用を調べた....
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献6件
木村 喜久夫 照明学会誌 60 (8), 452-456, 1976
DOI Web Site Web Site
松本 猛, 伊東 正敏 日本土壌肥料学会講演要旨集 22 (0), A70-, 1976
青木, 宏史, 荻原, 佐太郎 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (14) 135-143, 1974-03
...作型別の接種効果は,栽培環境の悪い越冬栽培がもっとも大きく,栽培環境の比較的すぐれた抑制栽培や半促成栽培ではそれほど大きくなかった。4. 品種間の接種効果は越冬栽培で検討したところ,「東光K」,「高知ファースト」,「はごろも」などで顕著であり,「ハウスはまれ」,「強力五光」などではそれほど大きくなかった。...
樋浦, 厳 山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science 6 (3), 551-555, 1972-01-25
松井 貞雄 地理学評論 40 (8), 409-425, 1967
In the Atsumi Peninsula where it is mild in winter there is a district where a great crop of <i>Denshokiku</i> (chrysanthemum cultivated in greenhouses with electric illumination) is raised in …
DOI Web Site 被引用文献5件
小西 国義, 稲葉 久仁雄 園芸学会雑誌 36 (1), 131-140, 1967
In the previous papers, the authors reported the possibility of dahlia culture for the cut flower in winter by controlling the day-length. The young plants must be prepared by the end of autumn for …
小西 国義, 稲葉 久仁雄 園芸学会雑誌 36 (2), 243-249, 1967
Using plants propagated from crown-tubers or cuttings, the authors studied the factors affecting the dormancy of axillary buds of dahlia. After the plants were grown under the photoperiod of 10, 11, …
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件
小西 国義, 稲葉 久仁雄 園芸学会雑誌 35 (2), 195-202, 1966
This study deals with the flowering behavior of dahlia plants under various day-lengths using the variety“Futarishizuka”from cuttings. Particularly, the effects of day-length at the early stage of …
小西 国義, 稲葉 久仁雄 園芸学会雑誌 35 (1), 73-79, 1966
The process of flower bud formation, and the effects of photoperiod on flower initiation and development in dahlia were investigated. Especially, the difference between the optimum photoperiod for …
小西 国義, 稲葉 久仁雄 園芸学会雑誌 35 (3), 317-324, 1966
In the experiments reported here, the effects of night temperature and amount of the natural light upon the shoot growth and flowering of dahlia were examined. In the first experiment plants …
小西 国義, 稲葉 久仁雄 園芸学会雑誌 35 (4), 422-428, 1966
In the present experiments, three items on flowering in dahlia were studied separately.<br>1. Effects of phtoperiod prior to decapitation on the growth rate and flowering of the lateral …
小西 国義, 稲葉 久仁雄 園芸学会雑誌 34 (1), 71-76, 1965
The authors reported that marketable cut flowers of dahlia were obtained in winter season when plants were grown under a favorable day-length of 13 to 14 hours, using young plants propagated by …
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塚本 洋太郎, 田中 豊秀 園芸学会雑誌 33 (2), 147-154, 1964
The author reported in a previous paper that an application of 50ppm of NAA at three-day intervals inhibits the flower bud differentiation of December King chrysanthemums placed under an …
小西 国義, 稲葉 久仁雄 園芸学会雑誌 33 (2), 171-180, 1964
Some experiments have been carried out for the purpose of establishing the day-length treatment for cut flower production of dahlia plants during winter season. This report deals with the optimum …
DOI Web Site Web Site 被引用文献2件
中山, 昌明 信州大学農学部学術報告 8 1-32, 1963-04-25
...その結果,木子の播種量は,その発芽率を40パーセント内外と考えた場合,1a当り5lを標準として抑制栽培をかねる場合にはそれより少な目に播種するのが適当であると考える。...
安田, 勲, 是松, 博文 岡山大学農学部学術報告 11 (1), 69-77, 1958
...1.螢光燈が白熱燈即ち普通の電燈と同様,菊の抑制栽培(電照)に対し効果があるか否かを知らんがためと電照の強さが菊の抑制に何等かの差異があるか否かを試そうがために1956年の夏から秋にかけて寒牡丹と雲仙を用いてこの実験を行なつた.2.電照中に於ける草丈の伸長率は品種によつて差があるが,螢光燈と白熱燈との間には特別の差異は見られなかつた.また,螢光燈及び白熱燈のワットの強さと草丈の伸長との間にもはつきりした...
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岡田 正順, 平城 好明 園芸学会雑誌 23 (3), 193-198, 1954
Winter flowering chrysanthemums which are reta-rded by artificial illumination bear generally some-what deformed flowers, having fewer number of ray-flowers, exposing flower center, then of lower …
岩間 誠造, 岩井 茂松 園芸学会雑誌 21 (3), 183-188, 1952
...<br>(7) 以上の結果から木子を用いて抑制栽培を行うには生育中の環境如何にかかわらず, 收穫最終を降霜前170~180日に植付れば良いことになる。...