検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 29 件

  • 1 / 1

  • 寄生虫ミトコンドリアの多様な代謝系

    稲岡 健ダニエル, 林下 瑞希, 北 潔, 佐倉 孝哉 生化学 94 (2), 218-229, 2022-04-25

    寄生虫のエネルギー代謝経路は多様であり,各宿主内の寄生環境部位の炭素源と酸素濃度の変化に伴いエネルギー代謝経路を巧妙に変化させ,環境に適応している.その中でも特にミトコンドリアを中心としたエネルギー代謝経路は重要な役割を担っている.このような観点から,ミトコンドリア機能は,還元力のエントリーポイントである脱水素酵素群の「上流経路」,ユビキノン(Q)プール,最終電子受容体に電子伝達を行う「下流経路…

    DOI

  • GIRKチャネルの,小分子による新規機能調節機構

    陳 以珊, 久保義弘 心電図 40 (2), 107-113, 2020-08-07

    ...<p>Gタンパク質結合型内向き整流性K<sup>+</sup>(GIRK)チャネルは,種々の生理的役割を担うイオンチャネルである.例えば,脳においてはGIRK1とGIRK2のヘテロ複合体が存在し,神経細胞の興奮性を制御しており,心房においてはGIRK1とGIRK4のヘテロ複合体が存在し,心拍の調節に寄与している.われわれは,小分子ライブラリーのスクリーニングにより,抗寄生虫薬として知られるIvermectin...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • LC-MS/MSによる畜水産食品中抗真菌薬の一斉分析法

    中川 由紀子, 神田 真軌, 林 洋, 松島 陽子, 大場 由実, 小池 裕, 永野 智恵子, 関村 光太郎, 大塚 健治, 笹本 剛生, 橋本 常生 食品衛生学雑誌 60 (3), 52-60, 2019-06-25

    ...<p>畜水産食品中の抗真菌薬15剤,抗寄生虫薬2剤およびその他の動物用医薬品3剤のLC-MS/MSによる高感度な一斉分析法を開発した.薬剤の分解を抑制するため,対象食品に50%エタノールを加えてホモジナイズをした調製試料から,アセトニトリルを用いて薬剤を抽出した.抽出液をアルミナNカラムに通液して精製し,得られた試験溶液を全多孔性オクタデシルシリル化シリカゲルカラムで分離しMS/MS測定を行った.これらにより...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献1件 参考文献16件

  • Trypanosoma brucei に対する有機水銀の殺虫作用

    吉崎 響, 西村 和彦, 中川 博史 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-194-, 2019

    ...チメロサールはその殺菌作用によりワクチンの保存剤として使用されており、今後さらなる研究を行うことで抗寄生虫薬としての有用性が期待される。</p>...

    DOI

  • ゲノム探索が明らかにした新規32員環チオペプチド、ラクタゾールの構造と生合成

    尾仲 宏康, 林 昌平, 尾﨑 太郎, 浅水 俊平 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral11-, 2014

    ...結核の特効薬・ストレプトマイシンや抗生物質・エリスロマイシン、免疫抑制剤・タクロリムス、抗寄生虫薬・エバーメクチンなどは放線菌が作る有用な二次代謝産物であり、このことから放線菌は有用な天然有機化合物の宝庫であるといえる。しかしながら、放線菌を実験室で純粋培養しても、本来、菌が作ることの出来る二次代謝産物のほんの一部しか生産していないことが、近年のゲノム解析結果から明らかになっている。...

    DOI

  • 異時性に左右の胸水貯留をきたしたウエステルマン肺吸虫症の1例

    菅野 貴世史, 赤井 雅也, 加藤 智浩, 多田 利彦, 渡邉 創, 塩崎 晃平 気管支学 35 (3), 305-309, 2013

    ...局所麻酔科下胸腔鏡で胸腔内のフィブリン塊を摘出し,胸腔ドレナージを行い,胸水は再貯留なく消失したが,約9カ月後に右気胸後の右胸水貯留のため再び紹介受診した.末梢血好酸球増多と血清IgEの高値を認め,胸部CTでは胸膜から右上下葉に連なる病変を認めた.イノシシ肉の食習慣があり,寄生虫抗体検査を施行したところ,ウエステルマン肺吸虫が陽性であった.局所麻酔下胸腔鏡で胸腔内のフィブリン塊を摘出し,胸水ドレナージの後に,抗寄生虫薬...

    DOI 医中誌

  • 動物由来の回虫による内臓幼虫移行症が疑われた長期透析患者の1例

    丸山 広高, 唐原 靖治, 出口 秀治, 渡辺 篤史, 山内 英治, 松下 芳雄, 松岡 潔, 稲葉 恵, 吉永 健, 有薗 健二 日本内科学会雑誌 99 (11), 2835-2837, 2010

    ...18,100/μl:好酸球45%)を認めた.気管支肺胞洗浄液中の好酸球比率が86.4%と著増していたため好酸球性肺炎と診断.ステロイド治療で肺病変や自覚症状は改善した.好酸球性肺炎の原因として,血清寄生虫抗体検査(Microplate ELISA法)にて血清中のイヌ回虫抗原およびブタ回虫抗原に対する高抗体価を認めたため,イヌ回虫もしくはブタ回虫による内臓幼虫移行症が疑われた.C型肝炎合併例であることから抗寄生虫薬...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • COPD急性増悪に対して副腎皮質ホルモン投与後に糞線虫症が顕在化した1例

    石原 健二, 崎原 正基, 灰本 耕基, 中村 献, 知念 隆之, 石原 淳, 座覇 修, 石原 昌清, 金城 福則 日本内科学会雑誌 98 (12), 3140-3142, 2009

    ...症例は83歳,男性.COPD急性増悪で入院.副腎皮質ステロイドの全身投与により呼吸状態は改善し退院.経過は良好であったが,悪心,腹部膨満が出現し,食事摂取不能となり再入院となった.上部消化管内視鏡検査で,十二指腸に多発性のビランを認め,糞便直接検鏡にて糞線虫の幼虫が多数認められた.腸管糞線虫症と診断され,抗寄生虫薬の投与により消化器症状の改善を認めた.糞線虫症は熱帯,亜熱帯に広く認められる腸管寄生虫感染症...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 1 / 1
ページトップへ