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検索結果 51 件

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  • 戦前日本の指揮図形にみる国際的先進性

    石原 慎司 音楽表現学 20 (0), 1-22, 2022-11-30

    <p> 19世紀後半の西洋の指揮法は今日に向けて大きく発達する余地が残されていた。その当時の日本では洋楽受容に取り組み、唱歌教育を普及・振興する必要に強く迫られていた。その結果、明治時代末までに「指揮法」は唱歌教授法として師範学校必修の学習内容となり、多くの指揮図形の開発がなされた。しかし、日本で開発された指揮図形が西洋の指揮法の発達状況に追いつき、先進性を持っていたのか、その状態については未だ…

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  • マルチタスク学習に基づくドラム採譜と拍節構造推定

    鎌倉, 大地, 大山, 偉永, 吉井, 和佳 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 517-518, 2022-02-17

    本稿では,音楽音響信号に対するドラム採譜について述べる.本タスクでは,DNNを用いて検出したドラムの発音時刻に対して,別途推定したビート・ダウンビート時刻を用いて量子化を行う方法が標準的である.ここで,ドラムの発音時刻とビート時刻とは重複しやすいことから,それらを同時推定するマルチタスク学習法も提案されている.本研究では,ドラムパターンは小節単位で反復されやすいことから,ドラムの発音時刻とビート…

    情報処理学会

  • 音楽理論上の術語の伝播過程における翻訳とその影響関係

    西田 紘子, 安川 智子 北里大学一般教育紀要 26 (0), 21-41, 2021-03-30

    ...その結果、英語版は拍節論の受容に比べて、彼独自の和声概念の進展にそれほど影響を受けていない一方で、仏語版では独語第7版(1909年)に沿って更新された項目が多く、原語から一歩進んだ翻訳や独自の編集もみられることが判明した。また、これらの翻訳間の相互作用により、特に独語・仏語版では版を経るにつれ外国語の項目が増え、多言語性を備えた事典へと変貌していく過程が跡づけられた。...

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  • 拍節構造の周期性に基づく深層ビート推定

    大山, 偉永, 石塚, 崚斗, 錦見, 亮, 吉井, 和佳 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 253-254, 2021-03-04

    ...本稿では,音楽音響信号に対して,ビートの周期性を考慮しつつ,ビート時刻を推定する手法について述べる.現在,ビート推定における標準的なアプローチは,入力音響信号に対し,各時刻におけるビートの事後確率を出力するよう深層ニューラルネットワーク (DNN) の教師あり学習を行うものである.しかし,このアプローチでは,拍節構造の周期性を陽にモデル化していないため,事後的なピーク検出により,周期的なビート時刻を...

    情報処理学会

  • 拍節リズムに基づく音読と眼球運動の関連について

    齊藤 真善, 佐藤 凛佳 北海道特別支援教育研究 15 (0), 33-41, 2021

    ...結果、拍節リズム(2モーラ音韻単位)に相当する「2文字ずつ条件」は他の条件に比べ、音読のエラー数、視線の逆行数が少なく、かつサッケードの距離が等間隔になる傾向が認められた。また、サッケードが等間隔になることは音読時間の短縮に影響していた。仮名文字列の音読の際、視覚的な情報の処理単位を最小かつ規則的に抽出することは、流暢な音読を促進すると考えられた。...

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  • 色と絵画を基にした音楽づくり

    小島 千か 音楽表現学 18 (0), 21-32, 2020-11-30

    ...なお、音楽づくりの副産物として、拍節的な部分と拍節のない部分の混在、間まや異なるテーマの重なりなど多様な表現がみられた。これは今回の枠組みを用いたからこそ学習者の独自性が発揮され生み出されたと考えられる。</p>...

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  • 日本民謡の指導方法に関する一つの工夫

    芳賀 均, 中嶋 夏鈴, 大野 紗依 北海道教育大学紀要. 教育科学編 70 (2), 265-280, 2020-02

    ...実践は大学生および小学生を対象にして行い,「大らかにくだけて(格式ばらずに日常的な態度で)『とにかくやってみよう』という形で提示する」「拍節的リズムの曲を用いて手拍子をしながら息を合わせて歌う」「民謡を授業で取り扱う際に,必要な知識を提供する」「難易度表の活用により適切な難易度の曲を教材とする」「鑑賞のみに留まらず実際に歌うことを重要視する」といった配慮による効果が認められた。...

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  • 幼児期における拍知覚の発達

    水野 伸子, 津崎 実 音楽教育学 49 (2), 1-12, 2020

    ...幼児期における拍知覚は, 速い拍の供給が解発刺激となる興奮化や旋律等への中心化を経て, 階層的な拍節構造の理解へと進んでいくことが示唆された。この認知的発達は4歳児から5歳児にかけて急速に進むことが明らかになった。</p>...

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  • nPVIを用いた日本民謡のリズム跳躍の計量分析

    河瀬 彰宏 情報知識学会誌 29 (2), 111-115, 2019-05-25

    ...<p> 本研究では日本民謡の旋律と日本語の音韻の関係解明に向けて,言語研究に用いられているnPVI を日本民謡のリズム分析に適用した.nPVI は拍節の跳躍具合を定量化する指標であり,近年は西洋音楽史におけるリズムの比較分析に用いられている.本研究では日本各地の民謡に対してnPVI 値を比較することで,その跳躍の差異を明らかにした.</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • <論文>舞踊と音楽の不可分性-- 日本の社交ダンスにおける踊り手と演奏家に注目して

    井上, 淳生 コンタクト・ゾーン 10 (2018), 41-71, 2018-06-30

    ...以前に比べ、踊り手は、音楽に身体を対応させる契機としてカウント(拍節)を重視するようになり、演奏家は社交ダンス音楽として規定されるところの、一定のリズム・パターンの反復性、テンポの不変性を重視した演奏を志向するようになるのである。このように、かつてよりも厳格な基準に規定された身体運用と音楽の対応関係が整備されていく過程は、舞踊と音楽の不可分性が人為的に作られる過程であったと言える。...

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  • 歌唱における発声タイミングのずらし時間抽出と発声タイミングモデルの提案

    藤田, 千尋, 竹川, 佳成, 平田, 圭二 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 137-138, 2018-03-13

    ...人による歌唱は必ずしも楽譜上のタイミング通りに発声されるとは限らず,あえて楽譜上の発声タイミングよりも早めに発声する部分や遅らせて発声する部分が存在する.本研究の目的はそれらのようなリズムのずらしを楽曲中から抽出し,音高や歌詞,拍節の遷移を隠れ状態,発声タイミングのずらし時間を出力記号系列とした隠れマルコフモデルを用いたモデルを構築することである.手法としてMelodyneによって楽曲から歌唱部分のみを...

    情報処理学会

  • 文部省唱歌から童謡へ -山田耕筰の童謡観からみた旋律と日本語アクセント -

    山本, 美紀, 筒井, はる香, Yamamoto, Miki, Tsutsui, Haruka 奈良学園大学紀要 8 119-126, 2018-03-10

    ...著述の内容からわかる山田の童謡への姿勢と、そこから生み出された≪あかとんぼ≫の分析から明らかになるの は、「赤い鳥」運動の高い志を保ち芸術的童謡を模索する中で、日本語詩のアクセント論にたどり着き、西洋音楽 理論を超えた日本語固有の拍節感から作品を生み出したことである。 初期の学校教育と社会教育活動は重なる部分が多い。...

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  • 拍節構造を用いたドラム演奏初心者向けフィルイン変換

    佐藤, 航太, 伊藤, 克亘 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 109-110, 2017-03-16

    ...GTTMの理論を参考にドラムのフィルインにおいて拍節構造を表す構造木を作成した.この構造木は相対的な重要度に応じて階層構造が構築されており、これを基にフィルインの簡易化を行った.小規模な被験者グループでの評価実験により,システムを用いて行った変換の有効性を示せた....

    情報処理学会

  • Motion Saliency に基づく舞踊動作の拍節構造の推定

    三浦, 武, 海賀, 孝明, 松本, 奈緒, 桂, 博章, 田島, 克文, 玉本, 英夫 じんもんこん2011論文集 2011 (8), 191-198, 2011-12-03

    ...舞踊という表現形式は,時間領域において,反復と周期性に基づくリズミカルなシーケンスが形成されるという顕著な特性を有する.反復と周期性の様相は,舞踊動作の拍節構造によって特徴づけられる.本研究において著者らは,モーションキャプチャデータから舞踊動作の拍節構造を抽出する手法の開発を試みる.ここでは,身体運動の様相の変化にcue を与えると考えられる舞踊動作のsaliency の取得に着目する.Motion...

    情報処理学会

  • 幼児の遊びにみられる音楽的表現の共有過程

    矢部 朋子 保育学研究 49 (2), 168-176, 2011

    ...3.身体的同調を伴う音楽的表現は何度も繰り返される中で,拍節的・旋律的にまとめられ,音楽的コミュニケーションによる遊びが生み出される。以上に述べた3段階で重要な役割を果たすのが,友だちの存在である。音楽的表現が遊びの中で生まれ,発展していくには,友だちとのかかわりが必要不可欠といえる。...

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  • 拍節構造の階層性と音楽表現

    小畑 郁男 音楽表現学 5 (0), 11-22, 2007-11-30

    ...しかしながら、ここで捉えられる拍節構造は、一義的に決定できるような性質のものではなく、階層性を持つ。拍節構造の階層性という視点に立ち、音楽表現の決定のプロセスである演奏解釈を、演奏者による階層の選択として位置づけ、演奏解釈の多様な可能性に言及していく。</p>...

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  • ことばのリズムと詩歌のリズム研究

    吉崎, 清富 鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science 56 67-88, 2004

    ...日本語は等間隔の拍節によって規制され,二音,三音,四音の言葉が最も多く使われ,最小単位の二音が基調となって,四音を一拍とする堅固な枠組みを構成する。二音,四音のリズムを中心として,高低のアクセント,強弱のアクセント,そしてイントネーション,プロミネンス,ポーズ,などを加えて独特な豊富な表現を作り出している。...

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  • 満族を中心としたツングース系諸民族の音楽

    小島 美子 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 50 371-384, 1993-02-26

    ...エヴェンキ族の民謡について,現段階ではもっとも信頼のおける民謡集で調べたところ,エヴェンキ民謡は,モンゴル民謡と同じく拍節的タイプと無拍のタイプに分かれるが,後者は15%程度で意外に少ない。前者も2拍子系の曲と3拍子系の曲,変拍子や途中で拍子の変わるものが,それぞれ大体25%程度を占めており,韓国朝鮮の民謡のリズムに近い。...

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  • 階層的時間と拍節

    矢向 正人 美学 43 (3), 12-23, 1992

    Music is a systematizing of time, and various characteristics of time are reflected in music. A singular point of time passes is the present, but the present time which we understand practically, …

    DOI Web Site 被引用文献1件

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