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検索結果 74 件

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  • 低位鎖肛術後糞便性腸閉塞により腹部コンパートメント症候群を呈した1例

    久万田 優佳, 石井 大介, 石井 聖也, 元木 惠太, 土川 颯, 上野 伸展, 庄中 達也, 宮城 久之 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (7), 1088-1094, 2023-12-20

    ...<p>症例は21歳女性.低位鎖肛に対して生後3か月にPotts法による鎖肛根治術を施行したが,8歳以降は当科への通院歴はなく,その後は自己管理となっていた.当院搬送1か月前から便秘があり,1日前に前医入院,入院後に糞便性腸閉塞・腹部コンパートメント症候群・下肢虚血を発症し,当院に救急搬送された.緊急全身麻酔下摘便を施行し,9 kgの糞便を排出した.長期間の集中治療を要したが,後遺症なく軽快し,現在は...

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  • 【実践報告】広々と「気持ちよく出す」を叶える地域包括的排便ケア

    榊原 千秋 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会誌 39 (3), 125-132, 2023

    ...<p><b>【背景】</b>排便ケアは、病院や医療介護の現場で日常的に行われるケアであるが、その実態は、3日間便がでなければ下剤が処方され、訪問看護では訪問日を決めて摘便や浣腸を行い、便を「出す」ことだけに主軸がおかれている。われわれは、利用者が便を「気持ちよく出す」ために、地域包括的排便ケアシステムの構築活動を実践しているので報告する。...

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  • 直腸肛門周囲膿瘍・腸閉塞を契機とし,術前化学放射線療法後に治癒切除した痔瘻癌の1例

    桑田 大輔, 三浦 卓也, 坂本 義之, 諸橋 一, 中山 義人, 須藤 亜希子, 笠井 大貴, 袴田 健一 日本腹部救急医学会雑誌 42 (7), 785-787, 2022-11-30

    ...36年前に交通事故による脊髄損傷で対麻痺,膀胱直腸障害となり,以後摘便で排便していた。2年前に痔瘻を指摘された。1ヵ月前に嘔吐,下痢で前医に救急搬送された。CTでは直腸肛門周囲膿瘍とそれに伴う腸閉塞を認めた。膿瘍壁からmucinous adenocarcinomaが検出され,痔瘻癌の診断となった。手術先行での治癒切除は困難と考え,NACRTの方針とした。...

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  • 外来を受診したfecal impaction症例の臨床像

    安達 亙, 塩澤 秀樹, 小松 修 日本大腸肛門病学会雑誌 75 (7), 327-332, 2022

    ...</p><p>結果</p><p>平均年齢は74.6歳,男性36例,女性24例,併存疾患として精神神経疾患を10例に認めた.便秘のある症例が半数以上を占めたが16例では便秘の既往はなかった.51例でFI発症の誘因はなかった.自覚症状は排便困難,肛門部痛が多く診断は比較的容易であったが,8例に溢流性便失禁が認められ,認知症の併存頻度が有意に高かった.浣腸,摘便で改善したが,3例では麻酔を要した.7例に再発...

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  • クエン酸マグネシウム製剤による大腸内視鏡前処置にて著明な高マグネシウム血症を発症した2例

    今津 愛介, 藤岡 審, 岡本 康治, 増原 裕之, 冬野 雄太, 平野 敦士, 梅野 淳嗣, 森山 智彦, 鳥巣 剛弘 日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (9), 1564-1571, 2022

    ...<p>クエン酸マグネシウム(Mg)製剤による大腸内視鏡前処置後に著明な高Mg血症を生じた2例を経験した.両症例とも前処置前には腎障害を認めず,大腸癌による腸管切除歴を有していた.発症時,症例1は直腸吻合部付近の便塊貯留による糞便性腸閉塞を,症例2はS状結腸に吻合部狭窄による通過障害を認めていた.それぞれ全身管理のもとで用手摘便とバルーン拡張にて閉塞を解除することで病状の改善が得られた.潜在的に腸管通過障害...

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  • 経カテーテル的動脈塞栓術が有効であった自然脾破裂の1例

    庫本 達, 米田 浩二, 鈴木 重徳, 宮本 好晴 日本腹部救急医学会雑誌 41 (4), 241-244, 2021-07-31

    ...摘便で腹痛は軽減傾向となったが,経過観察目的に入院となった。第2病日に貧血が進行し,造影CT検査で左上腹部に液体貯留を認め腹腔内出血と診断したが,出血源は同定できなかった。第3病日にさらに貧血が進行したため,再度造影CT検査を施行したところ,脾臓背側に楔状の裂傷を認め,脾破裂と診断した。...

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  • 腹部コンパートメント症候群を合併したため緊急手術を要した慢性機能性便秘症の1例

    山師 幸大, 古川 泰三, 竹内 雄毅, 坂井 宏平, 東 真弓, 文野 誠久, 青井 重善, 田尻 達郎 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 57 (3), 656-662, 2021-04-20

    ...<p>症例は14歳男児.幼少時より便秘を指摘されていた.腹痛出現し,近医にて浣腸,摘便をしていたが,腹満が増強し,嘔吐,頻脈,低血圧を認めるようになり,当院へ救急搬送となった.宿便によるコンパートメント症候群をきたしていると判断し全身麻酔下に摘便を試みたが困難であったため開腹手術に移行し,糞便除去および人工肛門造設術を施行した.術後,ヒルシュスプルング病を考慮し直腸生検および直腸肛門内圧検査を施行したが...

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  • O-14-03 ソフトマッサージを用いた重症心身障害児(者)の便秘改善に向けた介入の一事例

    中嶋 彰子 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 278-278, 2021

    ...自然排便促進効果については介入前と介入期間内の浣腸・ブジー・摘便(以下、便処置)、中等量以上の排便頻度を観察した。 結果 1 脈拍値は開始時平均68.4回/分を超えた全ての実施日で終了後または終了30分後の脈拍値が低下した。SpO2値は開始時平均98%、終了時平均97.3%、終了30分後平均99.3%であり終了30分後に微増。...

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  • 下部直腸後腹膜穿孔の1例

    川原 聖佳子, 西村 淳, 長谷川 潤, 北見 智恵, 牧野 成人, 河内 保之, 新國 恵也 日本農村医学会雑誌 70 (4), 414-418, 2021

    ...また高度な便秘は無く,下剤の処方や浣腸・摘便の既往も無かった。2か月前から体調不良と食欲低下を認めた。3週間前から腰痛のため歩行困難となり,当院整形外科へ紹介された。腹痛や腹部膨満などの腹部症状は無かった。腹骨盤部CTで腰椎骨折は無く,骨盤内後腹膜や臀部,左鼠径部皮下に気腫像が認められ,肛門周囲の炎症が疑われたため当科紹介となった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • O-14-06 重症心身障害児(者)への腹部温罨法の検証

    大楽 加奈子 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 280-280, 2021

    ...3.データ分析:ブリストル便形スケール点数化、排便回数・日数、浣腸、摘便、臨時薬使用回数、をWilcoxon検定にて比較した。 4.倫理的配慮:当施設運営委員会の審査承認を受け研究対象者およびその家族(代理人)に研究の趣旨内容等を説明し同意を得た。 結果 体調の異常を示す症状はなかった。...

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  • 便塞栓を伴う小児慢性機能性便秘症例の臨床像および便塞栓除去法の検討

    大野 幸恵, 岩井 潤, 文田 貴志, 勝海 大輔, 光永 哲也 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 56 (7), 1068-1073, 2020-12-20

    ...疑うべき症状・徴候の頻度は,「画像上直腸に便塊を認める」が96%と最も高く,また90%の症例で合致項目が2項目以上であった.外来治療を行った44例中39例はGEを施行,5例は座薬を使用し,40例(90.9%)で便塞栓が除去された.便塞栓除去不成功4例中3例はGEが施行できておらず,そのうち1例は再度の教育により施行を徹底することができたが,2例は受容困難であった.もう1例はGEのみでは効果不十分で摘便...

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  • 大腸通過時間検査が切除範囲決定に有用であった特発性慢性巨大結腸症の1例

    松本 朝子, 荒木 靖三, 野明 俊裕, 小篠 洋之, 的野 敬子, 石見 雅人, 石見 拓人, 鹿毛 政義 日本大腸肛門病学会雑誌 73 (4), 157-162, 2020

    ...</p><p>症例は67歳,男性.既往歴に糖尿病,精神疾患などあり.嘔吐,左下腹部痛で近医受診し,横隔膜を圧排する巨大なS状結腸と便貯留を指摘され当院紹介入院となった.保存的加療に加え,大腸通過時間検査を含む排便機能検査と消化管検査を施行し,待機手術の方針であったが,摘便後に敗血症性ショックを呈し,予定術式のHartmann手術を施行した.術後は下剤不要で経過良好である....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 小児疾患領域における今後の訪問リハのあり方について

    横田 久孝, 中田 隆文 理学療法学Supplement 46S1 (0), G-99_1-G-99_1, 2019

    ...定期導尿が2例(6%)、バルーンカテーテル留置5例(17%)、浣腸による摘便は12例(41%)、オムツが23例(79%)だった。④16例(55%)が寝たきり状態で体位交換を必要としていた。医療ケアを実施していた21例中、ケアの中心となる者は全て家族であった。</p><p>【結論】</p><p>当院より訪問リハを実施した小児疾患において72.4%の対象者が医療ケアを必要としていた。...

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  • 転倒を契機に横紋筋融解症を呈した超高齢患者一症例に対する理学療法経験

    中本 直子, 池田 耕二, 中川 真優, 大原 佳孝, 池田 秀一 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-100_1-C-100_1, 2019

    ...</p><p> 初期評価時は意識清明であったが,全身倦怠感や食欲低下が認められた.関節可動域(以下,ROM)検査では頭頸部屈曲,右肘関節屈曲・伸展,手指に制限を認め,徒手筋力テストでは両下肢は2レベルであった.寝返り等の基本的動作は中等度から全介助であり,食事動作は全介助,排泄困難のため摘便があり,FIMは39点(運動:14点 認知:25点)であった....

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  • 看護技術の実態調査-研究成果との隔たり

    菱沼 典子, 大久保 暢子, 加藤木 真史, 佐居 由美, 伊東 美奈子, 大橋 久美子, 蜂ヶ崎 令子 日本看護技術学会誌 18 (0), 123-132, 2019

    ...結果: 458部を回収 (回収率96.2%)し, 有効回答は374部 (有効回答率81.7%) であった. ①の例では点滴漏れへの対処に適切な冷罨法の実施は21.4%であった. ②では採血時に親指を中にして手を握ることを90.1%が実施していた. ③では浣腸前の摘便を27.5%が実施していた....

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  • 直腸性便秘に対する看護実践の介護保険施設間の比較

    内藤 智義, 倉田 貞美, 牧野 公美子, 中村 美詠子, 岡田 栄作, 尾島 俊之 日本健康開発雑誌 40 (0), 14-21, 2019

    ...療養型では、「医師から処方された下剤を内服してもらう」「浣腸を実施する」「摘便を実施する」の実践が8~9割と高く他施設と比較して有意差を示した。</p><p><b>考察</b> 3種類の施設間の比較により、直腸性便秘に対する看護実践には差が認められた。その要因としては、入所者の平均要介護度や職種の人員配置基準が異なることが考えられた。...

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  • P-1-07 重症心身障害児(者)の便秘に対するエロビキシバットの有効性

    竹内 元浩, 平城 直子, 平城 徹 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 424-424, 2019

    ...効果判定は、4週間の排便回数が1.5倍以上に増加、浣腸/摘便回数が2/3以下に減少、ピコスルファート使用量が2/3以下に減少のうち、1項目以上を満たした場合を有効と定義した。 結果 対象は17名、年齢は1〜67歳(平均39歳)、ピコスルファート使用者は7名。4週間の排便回数は9.7回から15.2回へ(p=0.006)、浣腸/摘便回数は6.7回から5.3回へ(p=0.03)、いずれも有意に改善した。...

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  • 介護老人保健施設に入所する高齢者の便秘に対する雑穀甘酒の有用性

    山田 博子, 平田 弘美, 大矢 みちこ, 松田 恵, 水本 こずえ, 塚本 京子 人間看護学研究 16 35-40, 2018-03-01

    ...発酵食品である「雑穀甘酒」に注目した.本研究は,介護老人保健施設に入所する便秘症の高齢者8名を対象に,酸化マグネシウム製剤からの離脱をめざし,雑穀甘酒の飲用により,自然排便があるかどうかを検証した.3つの期間( 1)酸化マグネシウム製剤内服中, 2)酸化マグネシウム製剤中止中, 3)雑穀甘酒の飲用中,各2週間)に分けて,データ収集を行った.項目は,排便回数,便の量・性状,浣腸・大腸刺激性薬剤の使用状況,摘便...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 顕在性二分脊椎に対する微温湯を使用した洗腸による排便調整の経験

    奥山 直樹 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 53 (1), 43-48, 2017

    <p>【目的】顕在性二分脊椎症例に対して微温湯による洗腸の有用性について検討した.</p><p>【方法】対象は2004 年から2013 年の間に洗腸による排便管理を行った顕在性二分脊椎の患児12 例とした.洗腸開始年齢は平均9 歳4 か月(4 歳4 か月~14 歳3 か月)であった.方法は,洗腸器はConvaTec …

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  • ペクチン含有濃厚流動食の下痢改善効果に対する胃酸分泌抑制薬の影響

    楠田 かおり, 西岡 弘晶, 池村 舞, 西岡 和子, 東別府 直紀, 橋田 亨 日本静脈経腸栄養学会雑誌 32 (2), 988-991, 2017

    ...栄養剤の変更後に便秘となり、下剤使用または摘便をうけた患者が16例中3例あったが2群間に差はなかった。栄養剤変更の前後で、便回数に有意な変化は認めなかった。【結論】胃酸分泌抑制薬併用の有無は、ペクチン含有濃厚流動食の下痢改善効果に影響しなかった。</p>...

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  • 拡張腸管切除術が有用であった小児重症慢性機能性便秘症の1例

    齋藤 江里子, 東本 恭幸, 佐藤 嘉治, 照井 慶太, 大橋 研介, 岩井 潤 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 51 (7), 1147-1152, 2015

    ...症例は9 歳男児.乳児期より長期にわたり便汚染・失禁を認めており,画像検査では直腸を中心とする部分的な腸管拡張と同部位に巨大な便腫瘤をみとめた.摘便を施行後,直腸粘膜生検を施行し,Hirschsprung 病などの器質疾患は否定された.慢性便秘の最重症例として,以後の排便管理が重要と考えたが,父子家庭であること,患児が肛門操作にトラウマがあることなどより,保存治療の長期継続が困難な状況であった.このため...

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  • 箸使用摘便によるストマ穿孔の1例

    原田 真悠水, 佐々木 愼, 寺井 恵美, 金子 学, 中山 洋, 渡邊 俊之, 坂本 穆彦 日本臨床外科学会雑誌 76 (5), 1075-1077, 2015

    ...free airを認め,ストマ穿孔による汎発性腹膜炎と診断し,緊急手術を施行した.人工肛門より約10cm口側の腸管に穿孔を認め,周囲に膿瘍を形成していた.穿孔部位を含めたS状結腸ストマを切除し,その口側で人工肛門再造設術を施行した.術後麻痺性イレウスが遷延したが,術後27日目に軽快退院した.また,再度現病歴を問診したところ,数日前より洗腸後の排便量が少なく,術当日朝は洗腸後に排便を認めなかったため,摘便目的...

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  • 発熱後に精神症状や認知機能低下を伴った抗NMDA受容体脳炎が疑われた1例

    赤城 真理子, 遊亀 誠二, 日高 洋介, 梶尾 勇介, 柏木 宏子, 池田 学 Kyushu Neuropsychiatry 61 (1), 9-13, 2015

    ...約8週間後,自己摘便やトイレとベッドを何度も行き来する常同行動が出現し,「外に出ると自分は皆から袋叩きにあう」,「今の妻は(本物の)妻じゃない」等妄想的な発言があり,顕著な認知機能低下(Mini Mental State Examination; MMSE 18/30)を呈した。髄液検査で抗グルタミン酸受容体抗体陽性で抗NMDA受容体脳炎が疑われ,ステロイド治療を開始した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 訪問リハサービス提供体制別の非対応疾患特性について

    青山 誠, 赤羽根 誠, 大塚 功, 岡持 利亘 理学療法学Supplement 2014 (0), 1727-, 2015

    ...対応できない疾患では,呼吸器疾患(重度),心大血管疾患(軽・中度),心大血管疾患(重度),特定疾患(重度)でいずれも訪問リハ事業所が有意に多く(p<0.05),対応できない状態像では,認知症が重度,インスリン注射・点滴・中心静脈栄養,摂食嚥下障害,経鼻経管栄養,胃瘻・腸瘻,吸入・吸引の管理,人工呼吸器管理・気管切開の処置,酸素療法管理,創傷処置,褥瘡処置,浣腸・摘便,膀胱カテーテル管理,人工肛門・人工膀胱...

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  • 排便調整困難な高度の慢性機能性便秘症における3D-CT による腰・仙椎の椎弓癒合不全の評価

    奥山 直樹 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 50 (5), 879-883, 2014

    ...<br>【方法】2003 年から2011 年にかけ,高度の排便困難にてHirschsprung 病が疑われ当科紹介となった157 例に注腸および直腸肛門内圧検査を施行した.Hirschsprung 病およびその類縁疾患6 例を除く151 例に対し排便調整を行った.浣腸以外に自然排便がなく,排便調整を1 年以上続けても症状が改善しない症例,および遺糞症にて鎮静下摘便を繰り返す20 例(13.2%)を,...

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  • P-2-F39 慢性便秘症に対して漢方薬の効果を認めた4症例

    矢野 喜昭, 松田 俊二 日本重症心身障害学会誌 39 (2), 336-336, 2014

    ...症状は改善せず、麻子仁丸を追加したが、著変なく、潤腸湯に変更したところ、摘便は必要だが排便回数が増えた。 考察 一般的に麻子仁丸は弛緩性便秘に有効、潤腸湯は皮膚の乾燥を伴う弛緩性便秘に有効である。今回の4症例では、臨床症状を考慮し薬剤を選択することで、治療効果が認めた。...

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  • P-2-F41 排便コントロールが難しい重症心身障害児(者)にバウエルマッサージを行って

    出島 千代実, 丸箸 圭子, 増田 佳枝 日本重症心身障害学会誌 39 (2), 337-337, 2014

    ...便の貯留が原因と考えられる発作があり、浣腸の他に摘便で排便を促していたが、バウエルマッサージを行うことで、浣腸の使用回数は減少した。症例3は便秘2日目で座薬を使用していた。座薬の反応便が少なく連日座薬を使用することがあったが、バウエルマッサージを取り入れたことで座薬の使用回数は減少した。 まとめ 便秘は腸閉塞を起こし生命の危険を招くことがある。...

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  • 意識レベルが低く便秘症状を有する高齢患者への温罨法効果の検討

    細野 恵子, 堀岡 恒子, 久光 雅美 日本看護技術学会誌 11 (3), 28-34, 2013

    ...便秘症状を有し活動レベルが著しく低い高齢患者 (平均年齢84±10歳) 25名 (男性4名,女性21名) を対象に,下腹部への長時間温罨法による湿熱加温刺激の影響と便通改善の有効性を検討する目的で,温罨法介入前後の便通状態と下剤使用量,浣腸 ・ 摘便の回数,バイタルサインの変化を測定した.温罨法には蒸気温熱シート (めぐりズム蒸気温熱パワー<sup>®</sup>肌に貼るシート : 花王株式会社製)...

    DOI Web Site 医中誌

  • Mendelson症候群による急性呼吸窮迫症候群を呈した症例に対する早期理学療法の一考察

    宮﨑 かなえ, 丹生 竜太郎, 水津 文昭, 森口 晃一 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101556-48101556, 2013

    ...【症例紹介】症例は,80歳代後半の男性.主訴は,血中酸素飽和度(以下, S<sub>P</sub>O<sub>2</sub>)低下,血圧低下であった.既往歴は,小脳出血,高血圧,心房細動,閉塞性動脈硬化症(左大腿切断).入院前ADLは,施設入所され,ADL全介助レベルであった.来院前日の夕方より熱発し,解熱剤と抗菌薬を投与されたが,夕食を摂取した後より腹部膨満感が出現した.その後,浣腸と摘便で少量の...

    DOI 医中誌

  • 自己管理中に生じた人工肛門穿孔の1治験例

    小澤 修太郎, 狩野 契, 藤内 伸子, 鋤柄 稔 日本外科系連合学会誌 38 (6), 1260-1264, 2013

    ...による双孔式人工肛門を造設.その後,人工肛門周囲の炎症が改善し退院.2013年2月,横行結腸人工肛門閉鎖術およびS状結腸人工肛門再造設を施行した.自己管理中の人工肛門損傷は稀で本邦では3例の報告例のみである.摘便操作に伴う人工肛門損傷のメカニズムは不明である.自験例では傍ストーマヘルニアが存在していたため,人工肛門の腹壁貫通部分の組織が弱く,用手圧迫により同部結腸に圧が加わり穿孔したものと思われた....

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  • 衣類ハンガー使用摘便による直腸穿孔の1例

    皆川 幸洋, 下沖 収, 遠野 千尋, 藤社 勉, 高橋 正統, 阿部 正 日本臨床救急医学会雑誌 15 (3), 459-462, 2012-06-30

    ...現病歴は,2日間排便がないため,入浴した後に自分で摘便をしようと衣類ハンガーの針金を肛門に挿入した。そのハンガーが抜けなくなり,自分で強引に抜去した後に突然の腹痛を認め,約12時間後に救急センターを受診した。血圧135/82 mmHg,体温37.8℃,脈拍99回/分,下腹部全体の筋性防御を認めた。...

    DOI 医中誌

  • 帯状疱疹が疑われた肛門部痛の1症例

    加藤 英毅, 渡邊 誠治, 小野 陸, 南野 道子, 尾崎 美智子 日本臨床麻酔学会誌 31 (3), 473-476, 2011

    ...  外来透析患者(59歳,女性,糖尿病性腎症)の肛門深部に発症した疱疹病変の症例を報告する.患者は便秘傾向でしばしば摘便処置を受けていた.今回焼けるような肛門部痛を訴えた.直視できる体表面には異常がなく,肛門鏡挿入時に肛門管下部皮膚帯右側のみに易出血性で一部水疱小丘疹を形成したびらんが観察され,帯状疱疹と診断した.歯状線より口側の粘膜には異常はなかった.腎不全のため経口抗ウイルス薬は通常の半量を投与...

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • 直腸性便秘症例に対する理学療法アプローチ

    槌野 正裕, 荒川 広宣, 中島 みどり, 山下 佳代, 西尾 幸博, 高野 正太, 高野 正博 理学療法学Supplement 2009 (0), A2Se2030-A2Se2030, 2010

    ...【考察】本症例は、排便困難により週1回の摘便により排便を行っており、排便時肛門が開かないと訴え当院を受診。肛門診察結果では痔疾患等の器質的疾患は認めなかった。...

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  • 便秘の看護の実践状況と今後の課題

    佐々木, 真紀子, 滝内, 隆子, SASAKI, Makiko, TAKIUTI, Takako 秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻紀要 17 (2), 37-43, 2009-10-01

    ...看 護介入では, 下剤や水分摂取, 浣腸, 摘便の実施頻度が高く, 罨法, 指圧は少なかった. また, 食物繊維の摂取, 摘 便は訪問看護ステーションの看護師が有意に多く実施していた. 今後の課題として, 便秘の看護診断に診断基準を活用することや, アセスメントに基づいた方法の選択, 便秘の看 護介入の技術向上, 便秘の看護介入の効果を客観的に明らかにする研究の必要性が考えられた....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 注腸によるHirschsprung病の病型診断

    蓮田 憲夫, 高野 邦夫, 鈴木 健之, 腰塚 浩三, 松本 雅彦 日本臨床外科学会雑誌 70 (7), 1926-1930, 2009

    ...注腸造影によるHirschsprung病(H病)の病型診断について検討した.われわれが経験したH病症例19例を対象とした.初回注腸造影でtransition zoneが不明瞭だった症例,新生児症例に対し,前処置として浣腸,洗腸,ブジー,摘便を行った後,数回の注腸造影(delayed contrast enema)を施行し,注腸造影のtransition zoneを最終的な病型診断と比較検討した.初回注腸造影...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 認知症高齢者グループホームにおける看護体制 : 訪問看護の利用に焦点を当てて

    片平 伸子, 本田 亜起子, 上野 まり, 北岡 英子, 廣川 聖子, 渡部 月子, 竹田 由美子, 畑中 高子, 別所 遊子 日本地域看護学会誌 12 (1), 59-64, 2009

    ...目的:認知症高齢者グループホーム(以下,GH)における入居者の健康管理病状の変化や事故への対応,看護体制に関する実態と課題を把握する.方法:神奈川県内のGH442施設を対象として郵送法による質問紙調査を行った.結果:175施設から回答があった(回収率39.6%).定期的な通院・往診が必要な入居者がいるGHは7割以上であり,日常的な医療処置として皮膚処置が49.7%,浣腸・摘便が19.4%の施設で行われていた...

    DOI 医中誌

  • 摘便後の便失禁を予防する看護実践モデルの作成および適用による実証的検討

    三輪 真理, 辻村 真由子, 鈴木 育子, 石垣 和子, 山本 則子 日本看護技術学会誌 8 (1), 84-92, 2009

    ...便失禁を予防する技術を看護師 4名 ・ 家族介護者 1名から聞き取ってまとめ, 訪問看護師 8名にこのまとめに基づいて摘便を実施してもらい, 実践からデータ収集して検討した. 12名の療養者への計 68摘便のデータを得た. ①まとめに基づいた摘便の実施により便失禁は減少しなかった. ② 「粘液が出る」 という摘便終了の目安がみられた摘便では, みられなかったときよりも便失禁が有意に少なかった. ③...

    DOI Web Site 医中誌

  • 寝たきり患者の排便コントロールの検討

    高木 ひろ美, 湯本 恵美 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 268-268, 2009

    ...<br> <br>〈結果及び考察〉ココア注入施行後,患者の排便回数の増<br> 加,排便間隔の短縮,下剤使用頻度の減少,処置(摘便・<br> 浣腸)回数の減少という結果が出た。これはココアの注入<br> によって,腸管の蠕動運動亢進,食物の腸内滞留時間の短<br> 縮及び,腸管内水分保持,ポリフェノールによる抗酸化作<br> 用などが働きかけたと考える。...

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  • 線維筋痛症患者様への一考察

    橋本 剛士 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2009 (0), 217-217, 2009

    ...また、排便コントロールが悪く浣腸や摘便でコントロールを行っていたが、ほぼ毎日トイレに行かれるようになる。<br>【考察】<br> FMS発症の背景には身体的外傷や身体的過負荷、心理的ストレスなどが原因となり慢性疼痛に発展していくと考えられている。また、神経因性疼痛であり侵害受容器神経路の脊髄・脳レベルでの中枢性感作・過敏症の成立であるとも考えられている。...

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  • 当院回復期リハビリテーション病棟における脊髄損傷者の動向について

    松村 彩子, 堀 竜次, 稲村 一浩, 平木 治朗 理学療法学Supplement 2006 (0), B0137-B0137, 2007

    ...排便管理はトイレ排便自立37%、トイレ自己摘便自立19%、トイレ介助19%、ベッド上介助摘便25%であり、重症なほどベッド上での介助摘便処置を行っていた。排尿管理は自尿自立32%、CIC自立34%、自尿介助6%、CIC介助6%と続き、膀胱皮膚瘻も13%を占めた。膀胱皮膚瘻を増設した多くが高齢かつ重度の頸損者であり、その大半が在宅へ退院されている。...

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  • 透析室患者における便秘改善の取り組み

    徳永 美由紀, 内山 奈美, 河合 嘉子, 石川 美智子, 石田 満子 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 353-353, 2007

    ...なかでも、摘便・浣腸を施行しなければ排便がなかった患者も、定期的に自然排便がみられるようになった。しかしながら対象者のうち、1番高齢で独居の患者は、排便に不満と答えながらも、ツボ指圧・マッサージの継続ができなかった。松浦は「高齢者は加齢や心身の障害に伴って他者への依存を余儀なくされている」と述べているが、このことが継続困難の原因の一つと考える。...

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  • 訪問看護ステーション実習における学生の看護技術経験の実態

    大村 由紀美, 秦 桂子, 時松 紀子, 中村 喜美子 看護科学研究 6 (2), 27-32, 2006

    ...学生が経験した看護技術の中で、実習に出るまでに習得度が低いものは、褥創ケア、摘便、胃ろう・腸ろうの管理の看護技術であった。学内演習で習得していた看護技術であっても、実習場面では学生1 人で実施する機会は少なかった。手順を覚えただけでは在宅場面で実際に援助することが難しい可能性が考えられる。...

    DOI 医中誌

  • 繰り返す虚血性大腸炎に広範な大腸粘膜剥離を認めた1例

    江里口 芳裕, 綱田 誠司, 雨森 貞浩, 渡邉 顕一郎, 藤瀬 剛弘, 吉川 敦, 大谷 響, 大谷 顕史, 坂田 祐之, 岩切 龍一, 水口 昌伸, 藤本 一眞 日本消化器病学会雑誌 103 (10), 1152-1156, 2006

    ...症例は82歳,女性.5回の虚血性大腸炎治療歴があり,突然の左下腹部痛にて来院.摘便後に多量の新鮮血と,大腸内視鏡で剥離粘膜様の索状物を認めた.虚血により大腸壁が脱落する病態の報告はまれで,colon castと表現されている.Colon castは,腹部大動脈瘤術後など結腸に強い虚血が生じた状態での報告が大半である.本症例では腹部大動脈瘤や手術などの既往なしに大腸粘膜剥離を認め,特異な症例と考え報告...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 新人看護職員職務適応状況の検証

    杉山 小夜子 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 225-225, 2006

    ...<br><B><結果></B>調査結果<br> 基礎看護技術3ヶ月後のC評価項目は特殊部署を除き、輸液中の下半身シャワー・ドライシャンプー・視力障害者の食事介助・摘便・男性・女性導尿の項目であった。与薬の舌下剤・中殿筋による筋肉注射・輸血は対象者が少ないためのC評価であると考えられる。皮内注射については、抗菌薬テストが廃止になった為と思われる。...

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  • 在宅における固形化経腸栄養の試み

    守山 浩子, 筒井 ふく, 出口 光子, 宮木 綾子 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 115-115, 2006

    ...<BR> 事例3) 脳梗塞の患者、自然排便なく週3回の訪問看護の際に摘便にて排泄していた。経管栄養施行中に胃瘻を自己抜去することが2回あった。固形化法導入後、翌日より自然排便を認めたものの、しばらくすると摘便をしないと排便を認めなくなった。しかし、注入中介護者がいることより自己抜去はなくなった。...

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  • 思春期(14歳時)に根治手術を施行したヒルシュスプルング病の1例

    西村 透, 下竹 孝志, 津田 知樹, 青井 重善, 出口 英一, 岩井 直躬 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 41 (6), 796-800, 2005

    ...では, 思春期から成人に初めて確定診断され根治術を施行される例が稀に認められる.我々は幼少時より慢性便秘症として加療され, 14歳時に根治術を施行したヒルシュスプルング病の1例を経験したので, 思春期における診断と治療の特徴について検討し報告した.患児は生後8カ月時より頑固な便秘をきたしていたが近医にて保存的加療を施行されていた.当院への紹介時, 患児は結腸の著明な拡張および巨大な宿便が認められ, 摘便処置等...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 脊髄血管障害に対する理学療法の経験

    碓井 孝治, 川村 昌嗣, 森山 武, 齋藤 香織, 山下 康次, 吉岡 純子, 山中 友貴, 成田 芳行 理学療法学Supplement 2003 (0), B0576-B0576, 2004

    ...第51病日摘便後より肛門部の疼痛を訴え、理学療法進行上の問題となった。第75病日当院へ転院。第77病日理学療法開始となり、肛門部の疼痛、両側の大腿内側部及び膝より末梢でしびれあり。触覚、痛覚は両下肢で鈍麻、脱失を認めた。関節可動域は正常で、筋力は右腸腰筋、股関節外転・内転筋群が1のほかは0、左下肢筋群は2~3レベルであった。寝返り、起き上がりは自立しており、端坐位保持は良好であった。...

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  • 箸使用摘便による直腸穿孔の1例

    原 浩平, 山田 礼二郎 日本臨床外科学会雑誌 63 (11), 2734-2737, 2002

    A 75-year-old woman who had had a weak long constipation, was seen at the hospital because of lower abdominal pain. She had no signs of retroperitoneal inflammation at that time, but then she had …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 直腸粘膜脱症候群の経過観察例の検討

    佐田 美和, 五十嵐 正広, 内藤 吉隆, 松倉 徳江, 高橋 裕之, 勝又 伴栄, 西元寺 克禮, 三富 弘之 消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy 45 (0), 106-109, 1994

    ...下剤・摘便・浣腸の使用は4例,“いきみ”の習慣は全例に認められた。病悩期間は最低2ヵ月から最高40年と幅があった。内視鏡による経過観察は最長81ヵ月から最短4ヵ月であった。③診断時の内視鏡所見は潰瘍形成4例,潰瘍形成+ポリープ2例,ポリープ状の隆起2例であり,主に肛門縁より10cm前後の直腸前壁に病変は認められた。...

    DOI 医中誌 参考文献2件

  • 急性出血性直腸潰瘍の6症例

    重松 忠, 米田 充, 山上 正仁, 松本 高士, 玉垣 俊幸, 赤松 尚明, 加藤 一晴, 岡森 博史, 鳥居 幸雄, 小野 紀弘, 福山 一郎, 岡島 純一郎 日本消化器内視鏡学会雑誌 33 (1), 97-102_1, 1991

    We experienced 6 cases of acute hemorrhagic rectal ulcer (AHRU) which caused sudden onset of fresh anal bleeding with neither abdominal pain nor anal pain. The patients were 3 males and 3 females. …

    DOI 医中誌

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