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検索結果 387 件

  • 幼児期における調整力に関する横断的研究

    吉川, 潔, 藤田, 貴久, 西村, 誠, 足立, 哲司, 青木, 好子 佛教大学教育学部学会紀要 23 119-126, 2023-09-30

    ...本研究の目的は,幼児の自発的運動遊びの拡充に努めたうえ,2003 年と 2019 年の調整力の構成要素(走能力・協応性・敏捷性)の各能力の実態について調査し検討した。対象は大阪府下の市街地にある A 園と B 園に在籍する健常な 4 歳の男児および女児の合計 100 名であった。...

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  • 頚髄損傷者に特化した上肢機能評価Capabilities of Upper Extremity Test(CUE-T)の信頼性,妥当性,反応性の検証

    神保 和正, 白石 英樹, 宮田 一弘, 唯根 弘, 高浜 功丞, 吉村 友宏, 岡 駿之介, 筧 麻里, 村上 菜穂, 安森 太一, 菊地 尚久 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (1), 58-69, 2023-01-18

    ...慢性期CSCI者に対して信頼性(評価者間信頼性,内的一貫性)の指標(weighted kappa係数,級内相関係数,Cronbachのα係数)を算出した.また,他の上肢機能評価や日常生活活動評価との相関係数を算出し,妥当性を検証した.さらには,一定期間の間隔で2度評価を行い,CUE-Tと他の評価の変化量の相関関係による反応性とstandardized response mean(SRM)を用いた変化の敏捷性...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 小学校の業間休みを使った縄跳び運動の効果について

    宮口 和義 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 499-, 2023

    ...その結果、5年生では特に体幹筋(上体起こし・立位体前屈)への効果が、6年生男子では心肺機能(シャトルラン)、敏捷性(反復横跳び)の他、立ち幅跳び、50m走に伸びがみられ、SSC能力の向上が示唆された。骨密度も概ね良好な数値を示し、コロナ禍であったが縄跳び運動の効果が認められた。</p>...

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  • 高齢者における反応バランステストと身体機能との関連性

    尾山 裕介, 村山 敏夫 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 465-, 2023

    ...<p>転倒回避動作には敏捷性(外乱に対する素早い反応)や平衡性(反応後の姿勢制御能力)が必要であるものの、これらは単一の転倒関連体力のみで評価していることが多い。我々は敏捷性と平衡性の2つの観点から転倒回避能力を一連の動作で評価するテスト(以下、反応バランステスト)を考案し、転倒リスクが大きいほど反応バランステストが低下していることを明らかしてきた。...

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  • 前方への両足連続跳躍動作における接地局面の動作特性

    高徳 希 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 419-, 2023

    ...これまでの研究においては、調整力を構成する要素のうち、動きの中で平衡性を保つこと(動的平衡性)が敏捷性や巧緻性を生み出す基盤となると考え、動的平衡性能力を評価するための運動課題として規定間隔での前方への両足連続跳躍動作を用いて検討してきた。...

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  • 新型コロナウィルス禍における巡回運動教室と運動動画視聴が身体機能に与える効果の検証

    関 誠 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 154-, 2023

    ...特にTUGの運動要素の敏捷性・平衡性の向上が図られたことは行動スピードが向上し日常生活の大きく関与するものと考えた。今後の取り組みとして、教室の参加者が男性7%であり、このような教室への参加を促す手段を検討していかなければならないこと。再開後の身体機能との比較を検討すること、動画視聴時間を含めた総運動量の把握など、調査しなければならないことを今後の課題とした。...

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  • 幼児における調整力の運動学習効果 : 2年間のデータを基にして

    西村, 誠, 青木, 好子, 足立, 哲司, 山口, 孝治 佛教大学教育学部学会紀要 22 103-113, 2022-09-30

    ...a.目と手の協応性伸長遊び:ボールの投げ受け,円形ドッチボール,方形ドッチボールb.目と足の協応性伸長遊び:サッカー遊び,シュート,サークルボール蹴りc.敏捷性伸長遊び:鬼ごっこ,フットワークゲーム,しっぽとりd.平衡性伸長遊び:平均台前方交叉渡り,太鼓橋を登って渡る,タイヤ上を歩くe.25m走伸長遊び:しっぽとり,サーキット走遊び,ラダー走あそびその結果,ほとんどの種目で幼児期の運動学習による能力...

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  • 地域在住高齢者の転倒不安の有無と身体機能の関係

    山田 諒大, 古後 晴基, 八谷 瑞紀, 久保 温子, 大川 裕行, 坂本 飛鳥, 満丸 望, 藤原 和彦, 岸川 由紀, 溝田 勝彦, 釜﨑 大志郎, 溝上 泰弘, 鎌田 實, 大田尾 浩 理学療法さが 8 (1), 9-15, 2022-02-28

    ...[結論]地域在住高齢者の敏捷性を改善することで転倒不安を軽減できる可能性が示された。</p>...

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  • 体力テストの信頼性を検討する統計モデル

    高橋 信二 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 297-, 2022

    ...本研究では、敏捷性を測定する2つの新しいフィールドテスト(全身反応時間テスト、ラダーテスト)を想定し、2つのICCモデルを比較することにより、フィールドテストの信頼性の分析について検討する。一つのモデルは最も保守的でテストを複数回実施することによる学習効果や疲労(順序効果)を想定しないICC(1, 1)であり、他方のモデルは順序効果を固定効果とするICC(3, 1)とした。...

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  • 2つの測定値を持つパフォーマンステストの評価法

    青柳 領, 小牟礼 育夫, 田方 慎哉, 長嶺 健 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 316-, 2022

    ...<p>【緒言】ボール競技のスキルテストでは、敏捷性を測定するために所要時間を測定すると同時に、「より正確に的に当たったか」や定められた動作がより効果的に行えるかという成果を同時に記録する場合がある。通常、両者は独立した項目として別々に評価される。しかし、本来1つのパフォーマンスの評価であれば、総合的な評価が行われるべきである。...

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  • 慣性センサを用いた片足連続ホッピング時のReactive Strength Index測定の試み

    野田 優希 スポーツ理学療法学 2 (Supplement), S16-S16, 2022

    ...パフォーマンスの一つとして、敏捷性が挙げられるが、その要素に伸張―短縮サイクル(以下、SSC)運動能力がある。SSC能力の評価には、垂直ホッピングやドロップバーティカルジャンプ時のReactive Strengh Index(以下、RSI)がよく用いられており、RSIは各種パフォーマンスと高い相関があることが分かっている。...

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  • 長期間の特定競技継続者の動作周波数の特徴

    新井 彩 スポーツパフォーマンス研究 14 (0), 128-136, 2022

    ...特徴から,長期間に渡る競技経験がもたらす動作特性を検討し,特定競技継続者の特徴から,体力の値の評価や意味を再考できる基礎的知見を得ることを目的とした.長期間特定の競技を継続してきた女子学生アスリート(6 競技,45 名)および特定の競技スポーツに取り組んだ経験のない女子大学生8 名を対象とし,4 種類の律動的な運動を,対象者個人の自然なリズムで行わせた.日常生活動作である歩行には,競技動作で培われた敏捷性...

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  • 反応バランステストにおける利き脚と非利き脚の比較

    尾山 裕介, 村山 敏夫 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 301-, 2022

    ...<p>転倒回避能力の評価には、単一の転倒関連体力である敏捷性や平衡性などの測定を用いることが多い。しかしながら、実際の転倒回避動作には敏捷性(外乱に対する素早い反応)や平衡性(反応後の姿勢制御能力)が含まれ、一連の動作で評価することが望ましい。...

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  • 高齢女性における下肢敏捷性と運動・移動能力との関係

    ヒガシオンナ, アキヨ, オクモト, タダシ, ヨシタケ, ユタカ, Higashionna, Akiyo, Okumoto, Tadashi, Yoshitake, Yutaka 環太平洋地域文化研究 (2) 159-165, 2021-03-31

    ...高齢者において,敏捷性と運動・移動能力との関連性についてのエビデンスは少なく,しかも両者の関連性については明らかにされていない.そこで本研究では,女性高齢者を対象として,下肢敏捷性の指標であるステッピングと運動・移動能力との関係を検討した.本研究の対象者は,女性高齢者108名(平均年齢74±5歳;範囲65-89歳)とした.本研究で用いたステッピングは,椅子座位にて10秒間左右の脚をできるだけ素早く踏...

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  • 高齢女性における下肢敏捷性と運動・移動能力との関係

    東恩納 玲代, 奥本 正, 吉武 裕 環太平洋地域文化研究 = Pacific Rim Studies (2) 159-165, 2021-03-31

    ...高齢者において,敏捷性と運動・移動能力との関連性についてのエビデンスは少なく,しかも両者の関連性については明らかにされていない.そこで本研究では,女性高齢者を対象として,下肢敏捷性の指標であるステッピングと運動・移動能力との関係を検討した.本研究の対象者は,女性高齢者108名(平均年齢74±5歳;範囲65-89歳)とした.本研究で用いたステッピングは,椅子座位にて10秒間左右の脚をできるだけ素早く踏...

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  • 敏捷性と平衡性を複合した新たな転倒回避能力の評価法の考案

    尾山 裕介, 村山 敏夫 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 357-, 2021

    ...つまり、敏捷性である外乱に対する素早い反応と平衡性である反応後の姿勢制御能力を用いて転倒回避動作を構築している。しかしながら、これまで、転倒回避能力の評価には単一の転倒関連体力が測定されることが多く、一連の動作で評価されていない。そこで、本研究では新たな転倒回避能力の評価として、敏捷性と平衡性を一連の動作で評価するテスト(以下、反応バランステスト)を考案し、その信頼性と妥当性を検討した。...

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  • 人工膝関節置換術後のスポーツ活動

    美﨑 定也, 杉本 和隆 スポーツ理学療法学 1 (Supplement), S19-S19, 2021

    ...</p><p>理学療法では,インプラントの種類およびスポーツ活動の特性に留意して,関節可動範囲,筋力トレーニング負荷量,スピード,敏捷性などを設定する必要がある.現在,スポーツ活動への復帰に有効とされる理学療法あるいはトレーニング方法は報告されていないが,人工膝関節置換術後の高強度トレーニングがトレンドになる可能性がある.スポーツ活動への参加の可否は医師の判断によるものの,スポーツ活動の種類に応じて...

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  • 鹿屋体育大学での一般入学試験で実施した運動能力検査結果の特徴

    藤田 英二, 高井 洋平, 長島 未央子, 幾留 沙智, 山本 正嘉 大学体育スポーツ学研究 18 (0), 112-120, 2021

    ...している.本検査の受験者数は,2019年の時点で1,538名(男子1,246名,女子292名)となった.そこで,本検査結果を集計し,当該年代の標準値との比較や経時変化について公表することとした.その結果,体格では男女とも身長は同世代とほぼ同じであったが,体重は重く,BMIも高かった.経時変化では,男女ともに体格では目立った変化はなかった.運動能力では,下肢の発揮パワーを反映する垂直跳び跳躍高,ならびに敏捷性...

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  • O8-5 当院高齢患者の各運動機能とADL の関連性

    清水 直之 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 50-, 2021

    ...</p><p>【方法】性差を考慮し男女に分け,年齢,体重,HDS-R,BI,歩行速度,下肢筋力,バランス能力,筋パワー,敏捷性の項目各々を集計しグラフ化した.また各々の相関係数,目的変数をBIにして多変量解析を行った.欠損値はペアワイズ法を用いて除外した....

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  • 中年者,前期高齢者,後期高齢者の下肢敏捷性の比較

    山本 裕晃 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 9 (4), 201-204, 2020-01-31

    ...<p>[目的]下肢反復開閉運動を用いて中年者,前期高齢者,後期高齢者の下肢敏捷性の違いを検討することを目的とした。[方法]対象は上肢の整形外科疾患により外来リハビリテーションに通院している45名(男性10名,女性35名,平均年齢68.6±27.7歳,身長156.1±38.9cm,体重56.0±26.3kg,BMI22.8±9.1)とした。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 膝前十字靭帯再建術後の再受傷予防のためのアプローチ

    吉田 昌平 理学療法学Supplement 47S1 (0), J-17-J-17, 2020

    ...瞬発力と敏捷性の評価は,我々が考案したPIA-pedaling testにより,高負荷発揮能力を瞬発力,高回転発揮能力を敏捷性として評価している。</p><p> 本講演では,我々が行っているACL再建術後に対する客観的指標に基づくARの流れについて述べる。</p>...

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  • 敏捷性運動が歩行速度に与える即時的な影響

    山本 裕晃, 伊良部 諒馬 理学療法科学 35 (2), 279-282, 2020

    ...<p>〔目的〕高齢者を対象に下肢反復開閉運動による敏捷性運動が歩行速度に与える即時的な影響について検討し,下肢反復開閉運動のトレーニングとしての有用性を見出すこととした....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 幼児に対するコーディネーション運動が疾走、敏捷性および 跳能力に及ぼす影響

    井川 貴裕, 岡崎 祐介 トレーニング指導 3 (1), 18-24, 2020

    ...以上のことから、幼児に対するコーディネーション運動は疾走、敏捷性および跳能力向上に一定の効果があり、運動の初期段階でより効果が高くなることが明らかとなった。リバウンドジャンプにおいては、短い接地時間の中で行われるバリスティックな跳躍動作を長期的にプログラムに加える必要がある。...

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  • 敏捷性」と「神経と筋の協応性」の関連性

    山田 侑佳, 渡邊 昌宏 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-174_2-H2-174_2, 2019

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>スポーツ場面での重要な要素である「敏捷性」には視覚や音などの感覚入力と筋とが適切に協応する能力が必要であるといわれている。そのため、「敏捷性」に影響を与える神経と筋の「協応性」は運動パフォーマンスを向上するうえで重要となる。</p><p>本研究の目的は、「敏捷性」が重要であるサッカー選手の「協応性」について明らかにすることである。...

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  • 08測-12-ポ-30 中高齢者における連続選択反応テストのパターン実施順の性差と反応時間差

    松本 直也, 松浦 義昌, 内田 雄, 平井 博志, 川端 悠, 長澤 吉則, 吉村 雅文 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 236_2-236_2, 2019

    ...<p> 連続選択反応テストは連続した移動指示刺激に従い素早くステップを踏むことを要求する敏捷性テストである。このテストでは異なる5種の移動パターンが課されるが、高齢者では比較的難度が高く、適切なテスト条件の検討が必要である。本研究では、中高齢者を対象として、連続選択反応テストのパターン実施順の性差と反応時間差を検討する。...

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  • 通所リハビリテーション利用者における長期的な運動療法の効果判定方法の検討,および分析について

    津田 章代 理学療法学Supplement 46S1 (0), G-81_2-G-81_2, 2019

    ...<p>【はじめに・目的】</p><p>通所リハビリテーション(以下:通所リハ)では,理学療法士の指導のもと,生活期の利用者に運動療法を行い,定期的に体力測定を行っている.A施設では3ヶ月に一度定期的に体力測定を行い,身体機能の維持・向上を目的に運動メニューの見直しや利用者への意欲向上につなげている.測定項目は,体組成,筋力,バランス能力,敏捷性,スピード,持久力である.しかしこれまで,長期にわたって...

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  • 10保-12-ポ-04 中高年女性を対象とした短期運動教室が下肢筋力に与える影響

    高橋 珠実 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 293_1-293_1, 2019

    ...<p> [目的]中高年女性を対象とした短期運動教室の効果を検討するため、新体力テストの2項目に加え、敏捷性測定、ロコモ度テストを用いた移動機能の評価を第1の目的とした。また、スクワット運動の効果を検討するために、短期運動教室の効果に加え、自宅でスクワット運動を実施させたスクワット運動介入における効果の検討を第2の目的とした。...

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  • 地域在住高齢女性の立位股関節回旋運動時の角度変化

    熊野 貴紀, 竹内 京子, 梅原 彰宏 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-134_2-I-134_2, 2019

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>高齢者の転倒リスクスクリーニングに、下肢筋力、バランス機能、歩行能力、敏捷性が挙げられ、片脚立位保持やTimed Up & Go(TUG)、ファンクショナルリーチ(FR)では転倒リスクのカットオフポイントが設定されている。地域在住高齢者は自治体などで定期的に評価されているが、対象者の殆どが健常範囲に収まり、危険意識の希薄化や評価の形骸化が懸念される。...

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  • 高齢者在宅生活継続における敏捷性の重要性

    毛井 敦 九州理学療法士学術大会誌 2019 (0), 33-33, 2019

    ...歩行練習や筋力向上運動を実施することで筋力や筋持久力、柔軟性、バランス能力と敏捷性が向上する。しかし、トレーニングの3原理に特異性の原理から考えると、歩行練習や筋力向上運動では確実に敏捷性の向上にアプローチできているのか疑問が残る。下肢筋力やバランス能力は歩行という観点では重要な因子であるものの,在宅生活継続のための日常生活動作では動作の切り換えが要求され、下肢の敏捷性が重要な因子となる。...

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  • 通所型サービスC参加者の生活の広がりに影響する因子について

    河野 桃子, 天久 拓哉, 岸本 愛莉, 山内 裕樹, 比嘉 清志郎, 立津 統, 津覇 健太郎 理学療法学Supplement 46S1 (0), G-133_1-G-133_1, 2019

    ...また、村上らは、筋力やバランスだけでなく、敏捷性が低下することにより生活空間の狭小化が予想されると述べている。本研究においても同様に、歩行能力やバランス、筋力等の身体能力に有意差が出なかったものの、人とのつながり、敏捷性、痛みの有無が生活の広がりに影響を及ぼすという結果が得られた。...

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  • 病院祭りに参加した地域高齢者の転倒リスクチェック

    萩塚 達典, 小林 ちえみ, 石原 香月, 久保田 和之 理学療法学Supplement 46S1 (0), G-63_2-G-63_2, 2019

    ...開閉ステッピングは敏捷性を評価する目的で行われますので、敏捷性の低下を今後の介護予防事業に取り組んで行きたいと考えます。今回は認知項目や二重課題等の項目は含みませんでしたが、今後は転倒要因となるこれらの項目について、転倒経験者に対して検討していく予定。カットオフ値を下回った参加者には町の介護予防事業を勧め、パンフレットを配布した。...

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  • 08測-12-ポ-22 カンボジアシェムリアップ州における子どもたちの体格と体力

    武藤 三千代, 白石 まりも, 渡部 鐐二 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 233_3-233_3, 2019

    ...測定項目については、体格は身長、体重、BMI(身長と体重の値から算出)、体力は、握力(筋力)、長座体前屈(柔軟性)、立ち幅とび(瞬発力)、時間往復走(敏捷性)であった。その結果、体格・体力ともに日本人に比較してシェムリアップの子どもたちが顕著に劣り、今後の対策が急務となった。</p>...

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  • 08測-12-ポ-29 地域在住高齢者の認知症予防のためのペアトレーニングの効果について

    灘本 雅一, 的場 弘起, 新野 弘美, 中谷 敏昭 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 236_1-236_1, 2019

    ...</p><p> 評価項目は、集団認知検査(ファイブ・コグテスト)、骨密度(CM-100)、身体組成(Inbody770)、バランス機能(重心動揺計、リーチングテスト、2ステップテスト)、歩行機能(アップ&ゴーテスト)、敏捷性機能(全身反応応時間、10秒間ステップ)とし、二要因分散分析を行った。...

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  • 沖縄高専1年生における新体力テストの推移と全国比較 : 2012年度から2016年度において

    和多野 大, わたの だい, Watano Dai, 沖縄工業高等専門学校 総合科学科 沖縄工業高等専門学校紀要 = Bulletin of National Institute of Technology, Okinawa College (12) 55-62, 2018-03

    ...総じて男女ともに特に上半身の筋力と短距離長距離の走力が劣っていたが、男子は下肢瞬発力を測る立ち幅とびの成績が比較的良く、女子は立ち幅とびの他にも、敏捷性を測る反復横とび、柔軟性を測る長座体前屈で全国平均と同等かそれ以上のレベルであった年度が複数見られた。今後の課題として、総合的に全国平均以下である運動能力の向上が期待され、学生の日常における自発的な運動習慣の採択および継続が望まれた。...

    機関リポジトリ

  • 丹波圏域在住高齢者における転倒リスクと口腔機能との関連性

    長谷川 陽子, 堀井 宣秀, 櫻本 亜弓, 杉田 英之, 小野 高裕, 澤田 隆, 永井 宏達, 新村 健, 岸本 裕充 老年歯科医学 32 (4), 468-476, 2018

    ...歩行能力・動的バランス・敏捷性などの機能的移動能力を反映するTUGと歯数・咬合力との間には,他の項目と比較して強い相関を認めた。また,歯数と身体活動量においても有意な正相関を認め,歯数が多い対象者は,身体活動量が高い傾向を認めた。咬合支持と身体機能評価との関連性を検討した結果,EichnerのClass C群は身体機能が有意に低値を示しており,身体活動量も有意に低値を示した。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 04生-25-ポ-11 女子学生におけるラジオ体操のトレーニング効果について(第2報)

    宮辻 和貴 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 129_3-129_3, 2018

    ...これらのことから、ラジオ体操における運動群と非運動群の実験前後をそれぞれ比較した特徴として、運動群は「筋力・筋パワー(瞬発力)・全身持久力」などの行動体力、非運動群は「敏捷性」の行動体力にのみ影響を与えていることが明らかとなった。つまり、運動習慣の有無が運動機能に与える効果には、それぞれ差異が生じていることが示唆された。</p>...

    DOI

  • 08測-24-ポ-13 競技レベルの異なる高校水球競技選手における連続選択反応の比較

    当麻 成人, 出村 慎一, 長澤 吉則, 青木 宏樹 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 181_1-181_1, 2018

    ...<p> 近年、オープンスキル系競技スポーツの敏捷性を評価する連続選択反応テストが開発された。本研究の目的は、競技レベルの異なる高校水球選手における連続選択反応を比較検討することであった。対象者は全国大会出場経験のある水球選手14名と出場経験のない水球選手11名であった。</p><p> 対象者は、静止立位状態からパソコン画面上に表示される方向指示に従い素早く移動した。...

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  • 能力開発のための舌の運動『Happy Tongue Exercise』の提案

    栗田 昌裕 国際生命情報科学会誌 36 (1), 39-, 2018

    ...いずれも敏捷性と巧緻性を高めることを経て、中枢神経系を複合的、総合的に活性化することを目指す。第二群の体系は、初歩の段階から、より高度の段階まで、12段階の方法からなる。その過程で、心身の歪み(ストレス)を改善し、神経系の活性化を実現し、不定愁訴や睡眠状態を改善し、身体の柔軟度の高まりと、知的機能の高まりをもたらす。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 消防学校初任教育における妥当性体力獲得マネジメントシステム構築に向けた検証

    早川 健太郎, 藤井 勝紀, 酒井 俊郎, 渡部 琢也 生産管理 25 (2), 119-124, 2018

    ...<p>消防学校初任教育において,妥当性体力を獲得することは大変重要である.しかし,様々な採用基準により採用された各市町村の消防職員である学生を対象にしたマネジメントシステムがないことから,妥当性体力獲得マネジメントシステムを構築する必要がある.そこで,4期にわたる入校時の体格・体力・生活を測定・調査し検討した結果,体格・生活項目において有意差は見られなかったが,体力において筋力,筋持久力や敏捷性には...

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  • 食事性スフィンゴミエリンの運動機能に対する作用

    太田 宣康, 曽我 聡子, 峯岸 慶彦, 矢野 路子, 杉田 聡 Oleoscience 18 (7), 325-331, 2018

    ...中高年齢者の運動機能改善を目指し,加齢に伴う運動機能低下の特徴を探るため体力横断研究を行った結果,敏捷性を始めとする行動を調節する力の低下が顕著であることが示された。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 08測-24-ポ-30 連続選択反応テストと従来の各敏捷性テストとの関係

    青木 宏樹, 出村 慎一, 平井 博志, 当麻 成人 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 186_3-186_3, 2018

    ...<p> 近年、オープンスキル系の競技選手の敏捷性を評価するために、新規に連続選択反応テストが開発された。このテストは、主に反復動作を要求する従来の敏捷性テストとは異なる。本研究の目的は、連続選択反応テストと従来の各敏捷性テストとの関係を検討することであった。...

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  • 08測-24-ポ-05 保育現場への継続した測定と評価支援による体力・運動能力水準の変化

    村瀬 智彦, 岡本 浄実 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 178_2-178_2, 2018

    ...握力(筋力)、体支持持続時間(筋持久力)、反復横跳び(敏捷性)および長座体前屈(柔軟性)の4項目について分析した。測定参加初年度の4項目全体の平均では男児80%・女児77.5%の園の体力・運動能力水準は基準値と同程度であった。継続支援後の次年度に体力・運動能力が向上または維持された割合は男女児とも90%であった。要素別では男女児とも筋持久力および敏捷性の向上が期待できることが示唆された。...

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  • 08測-24-口-05 不安定板上での姿勢保持の成就度および各種体力の経年変化

    杉浦 宏季, 横谷 智久, 野口 雄慶, 青木 宏樹 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 171_2-171_2, 2018

    ...評価変数には、身長、体重、股関節屈曲筋力、膝関節伸展筋力、片脚立ち支持時間、FR、10m歩行時間、敏捷性ステップ時間、及び股関節移動距離を選択した。2要因分散分析(成就×時期)の結果、身長のみ有意な交互作用が認められ、非成就群は身長が低下した。...

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  • 地域在住中高齢者における身体的フレイルに関する一考察

    神谷 碧, 池添 冬芽, 磯野 凌, 加藤 丈博, 山縣 桃子, 佐伯 純弥, 田中 真砂世, 正木 光裕, 田原 康玄, 松田 文彦, 坪山 直生, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 1428-, 2017

    ...</p><p></p><p>運動機能として下肢筋力(股関節屈曲・伸展・外転,膝関節伸展,足関節底屈,足趾屈曲),バランス能力(片脚立位保持時間),下肢筋パワー(5回立ち座り時間),下肢敏捷性(立位ステッピング回数)を評価した。...

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  • ラグビーの競技特性が高校ラグビー初心者の身体特性に与える影響

    渡邉 健人 理学療法学Supplement 2016 (0), 1270-, 2017

    ...</p><p></p><p>測定項目は身体計測,筋力,柔軟性,瞬発力,敏捷性,バランス能力,スピード,持久力とした。統計学的検討として各年次でのポジション間の比較は対応のないt検定,ポジション内の各年次の比較は対応のあるt検定を行った(有意水準は5%未満)。...

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  • 08測−10−ポ−42(42) 運動習慣の違いに着目した伸長–短縮サイクル局面での下肢筋力発揮と日常動作への応用の可能性

    渡辺 峻, 村山 敏夫, 亀岡 雅紀, 松山 健太郎, 宮嶋 秀彰 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 204_1-204_1, 2017

    ...SSCを応用した動作は、階段の素早い駆け上り時など、敏捷性が必要となる日常動作中に見られることも多い。しかし、応用される場面が多々存在するにも関わらず、一般的な人々の生活における運動習慣とSSCの関係性を示した先行研究は未だ少ない。運動習慣がSSCでの筋力発揮に与える影響を明らかにすることは、瞬間的なパワー発揮能力を推測し、日常動作で瞬時の強いパワー発揮が必要な場面に備える上で重要になる。...

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  • リズム系運動の習慣者における健康体力水準

    飯田 路佳, 江藤 幹, 大須賀 洋祐, 辻本 健彦, 清野 諭, 大久保 善郎, 大山卞 圭悟, 田中 喜代次 日本女子体育連盟学術研究 33 (0), 19-27, 2017

    ...活力年齡は包括的健康度の指標として,健康と体力に関連する多項目(全身持久性体力,敏捷性,バランス,血圧,血中脂質,腹囲,肺機能など)から推定される。対象は,肥満群(平均年齢62.0±3.9歳)24名,一般群(平均年齢62.4±4.8歳)28名,およびダンサー群(平均年齢63.8±5.3歳)21名であった。...

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  • 週1回の運動が身体に与える影響

    杉山 弘樹, 成田 崇矢, 小林 孝至, 堀内 美貴也, 安久津 純也 理学療法学Supplement 2016 (0), 0646-, 2017

    ...また,Spearmanの順位相関係数を用い,運動の質と,持久力,敏捷性,瞬発力の各項目との関係性を検討した。有意水準は5%未満とした。...

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  • 地域在住高齢者に対する段差昇段トレーニングの違いが段差昇段時間および運動機能に及ぼす効果

    正木 光裕, 神谷 碧, 荒木 浩二郎, 磯野 凌, 佐藤 駿介, 本村 芳樹, 近藤 勇太, 中尾 彩佳, 山縣 桃子, 田中 真砂世, 沖田 祐介, 北 潔, 池添 冬芽, 坪山 直生, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 1432-, 2017

    ...また,下肢機能の評価において,筋力として股関節伸展・外転筋力,膝関節伸展筋力,筋パワーとして垂直跳び,敏捷性として立位ステッピング回数を測定した。バランス能力として開眼片脚立位時間を測定した。上段・下段の荷重量,下肢筋力,バランス能力は左右測定し,平均値を算出した。</p><p></p><p>統計解析では,群と期間を要因とした分割プロットデザイン二元配置分散分析を行った。...

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  • 08測−09−口−07 2週間のコーディネーショントレーニング(COT)が児童のソフトボール遠投距離に与える効果

    泉山 大貴, 山田 孝禎, 川端 悠 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 186_1-186_1, 2017

    ...<p>[背景]COTとは感覚器から受けた刺激に応じた運動課題を実行することで筋-神経の連動性が向上し敏捷性や協応性等の運動能力の向上に寄与すると考えられている。[目的]本研究の目的は短期間のCOTが児童のソフトボール遠投距離に与える効果を検討することであった。[方法]9名の小学2年生(男児6名、女児3名)がCOT前後に最大努力によるソフトボール遠投距離の測定に参加した。...

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  • 10保−09−口−13 中高年女性を対象とした運動教室の効果について

    高橋 珠実, 新井 淑弘 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 248_1-248_1, 2017

    ...<p>目的:将来の転倒・骨折予防を目的とし、中高年女性を対象とした運動教室を開催し、敏捷性トレーニングを含んだ運動教室の効果について検討した。</p><p>方法:中高年女性を対象に8週間の運動教室を行い、運動教室開始時および終了時に形態測定、骨量評価測定、敏捷性測定、体力測定、心理検査等を行った。また、酸化ストレス指標とされる尿中8-OHdG濃度測定も行った。...

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  • 前期および後期高齢者の運動機能について

    齋藤 由香里, 菅沼 一男, 齋藤 孝義, 金子 千香, 菅沼 真美 理学療法科学 31 (1), 57-60, 2016

    〔目的〕前期および後期高齢者の運動機能について検討することとした.〔対象〕地域に在住する高齢者30名とした.〔方法〕前方最大1歩幅,側方最大横幅,つまさき立ち,座位での足底背屈テスト,座位足開閉テスト,3mジグザグ歩行テスト測定を行った.〔結果〕前方最大1歩幅,側方最大横幅,つまさき立ちにおいて前期および後期高齢者において差が認められ,座位での足底背屈テスト,座位足開閉テスト,3mジグザグ歩行テ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献1件

  • 敏捷性と膝関節周囲筋の関連性

    内田 全城, 塚本 敏也 理学療法科学 31 (6), 865-868, 2016

    ...〔結語〕敏捷性の指標であるTSTは,利足優位の低速域最大トルクと,収縮持続能力との関連性が示唆された....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 立位ステッピングテストと膝・股関節屈伸筋力との関係

    岩根 浩二, 藤田 大介, 西本 哲也, 舌 正史, 長野 真, 原 邦夫 理学療法学Supplement 2015 (0), 1284-, 2016

    ...【はじめに,目的】立位ステッピングテストは敏捷性の評価の一つである。このテストは,スポーツ動作で要求される素早く左右下肢への荷重分散を行い,あらゆる方向へ動き出す(反応する)ための準備能力を評価していると考える。このことを踏まえ,今回の研究の目的は,立位ステッピングテストと下肢筋力との関係を調査し,敏捷性能力向上のためのトレーニングの考え方を明らかにすることである。...

    DOI

  • 大学生バドミントン選手における敏捷性と下肢筋力の関連の調査

    園田 拓也, 西口 周, 福谷 直人, 田代 雄斗, 城岡 秀彦, 野崎 佑馬, 平田 日向子, 山口 萌, 田坂 精志朗, 松原 慶昌, 青山 朋樹 理学療法学Supplement 2015 (0), 1286-, 2016

    ...【はじめに,目的】バドミントンは競技特性上,切り返し動作など高い敏捷性が必要なスポーツである。敏捷性とは,身体の移動や方向転換をすばやく行なう能力であり,代表的な敏捷性の指標として反復横跳びが挙げられる。男子バドミントン選手において,競技成績と反復横跳びの回数との相関があることは報告されているが,敏捷性と筋力との関連性を示す報告はない。...

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  • シャトルランの距離の変化とPIA pedaling testのアジリティ評価の特徴

    吉田 昌平, 豊島 康直, 和田 孝明, 秋本 剛, 原 邦夫 理学療法学Supplement 2015 (0), 1301-, 2016

    ...【はじめに,目的】アジリティは敏捷性と訳されることが多く「身体の位置変換や方向転換をすばやく行なったりする能力」とされる(ブリタニカ国際大百科事典,2014)。しかしながら,実際の競技場面はステップやターンなどの方向転換動作の前の減速動作や加速動作など多くの体力要素が含まれた動作と考えられる。...

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  • 高校ラグビー初心者の身体特性に関して

    渡邉 健人 理学療法学Supplement 2015 (0), 1233-, 2016

    ...BK群はFW群に比べて反復横跳びの値が大きく,300m走,1000m走の値が小さいため,敏捷性,スピード,持久力に優れていることが示唆された。...

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  • 当院における外来血液透析患者の運動機能に関する調査報告

    芦田 正直, 阪本 良太, 伊東 寛貴, 金澤 寿久 理学療法学Supplement 2015 (0), 1592-, 2016

    ...運動機能として,敏捷性,筋力,柔軟性,バランス機能,歩行能力を評価した。敏捷性については,棒反応時間の測定,座位ステッピングテストを実施した。筋力については,握力,膝伸展筋力を測定した。膝伸展筋力については,測定値を体重で除した値を算出した。柔軟性については,長坐位体前屈テストを実施した。...

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  • 07発−25−ポ−07 幼児の両足連続跳び越し動作における動的平衡性能力

    高徳 希 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 209_1-209_1, 2016

    ...本研究では、幼児期に高めておくべき調整力(平衡性、敏捷性、巧緻性など)の中でも、生涯にわたって外部環境の変化に応じた移動運動を円滑に遂行するために必要となる動的平衡性能力に着目した。被験者は年中クラスの幼児30名を対象とし、運動課題は幼児の運動能力調査に用いられている項目の一つである両足連続跳び越しを用いた。...

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  • 高校女子バレーボール選手におけるPIA pedaling testと各種パフォーマンステストとの関係

    村中 進, 西 沙也佳, 岡 光徳, 小松 智, 平川 信洋, 小峯 光徳, 鶴田 敏幸, 吉田 昌平, 和田 孝明 理学療法学Supplement 2015 (0), 1275-, 2016

    ...今回の敏捷性評価項目はHFと高い正の相関を認めた。したがって,PIA pedaling testにおけるHFは,動作の切り返しや各種ステップ動作の敏捷性を反映する有効な手段と成り得る可能性が示唆された。しかし,同じ敏捷性評価項目である反復横跳びに有意な相関を認めなかったのは,股関節外転運動を使った側方への動きとなり,HFの主動作とは異なるためと思われる。...

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  • 女子サッカー選手の身体能力

    井上 由里, 大谷 啓尊, 藤井 瞬, 上杉 雅之, 武政 誠一 理学療法学Supplement 2015 (0), 1273-, 2016

    ...しかし,40mスプリントタイムとアジリティ(敏捷性)能力には有意な差が認められた。これらのことから女子選手では先行報告のように発育段階に応じた発達は筋力だけでなく,バランス能力や全身持久力にも認められない半面,高校生になるとパフォーマンス時のスピードが高まることが明らかとなった。このような能力のギャップが女子高校生のスポーツ傷害のリスクを高める可能性が示唆された。...

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  • 08測−25−口−01 女性高齢者におけるステップ反応テストの動作時間の群間差

    朝倉 優子, 出村 慎一, 藤谷 かおる, 内田 雄, 嶋山 進一 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 220_1-220_1, 2016

    ...敏捷性を評価するために開発された連続選択反応テストは、その動作特性から、高齢者の転倒予防能力評価のために利用可能性が高い。本研究の目的は、運動習慣を有する前期(23名)・後期(29名)高齢者、運動習慣の無い前期(21名)・後期(11名)高齢者、及び若年女性(19名)を対象に、新規に考案したステップ反応テストの動作時間を検討することであった。...

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  • 08測−24−ポ−37 高次脳機能に着目した複数課題反応時間テスト法の提案

    四家 千里, 佐々木 雅咲子, 原 光希, フチ イェリトゥ, 村山 敏夫 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 236_1-236_1, 2016

    ...<p> 高齢者の転倒には敏捷性が関連していると言われ、敏捷性を評価するための反応時間の測定は自身の運動機能を知るために極めて重要である。我々はこれまで、高齢者の反応時間測定の負担軽減を目的として、椅子立ち上がりの単純反応時間(座位立ち上がり反応時間測定法)の測定と評価表の作成を行ってきた。...

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  • P-078 S1 神経根障害による筋力低下が歩行に与える影響について

    野嶋素子, 保地真紀子, 小川幸恵, 中山裕子 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 262-, 2016

    ...</p><p>【考察】S1 群はL5 群と比較しTUG,歩行速度は低下,歩数は増加,階段昇降時に手すり使用者が多く,S1 神経根障害による下腿三頭筋,大殿筋の筋力低下は前方推進力,バランス能力,敏捷性,日常生活機能の低下に関与することが示唆された.S1 神経根障害を含む症例は歩行自立の可否だけでなく,応用的な動作にも注意して評価する必要があると考える.</p>...

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  • 幼児期の調整力の学習効果についての縦断的研究

    西村, 誠, 山口, 孝治 佛教大学教育学部学会紀要 14 109-115, 2015-03-18

    ...調整力の評価にはボール投げ入れ(協応性)、開眼片足立ち(平衡性)、とびこしくぐり(敏捷性)を測定しその値を用いた。その結果、全ての種目において実験群が統制群より優位に高値で、それぞれ有意差が認められ、特に年中児においてその差が大きかった。調整力伸長あそびは幼児の調整力を向上するために効果的であることが示唆された。...

    機関リポジトリ Web Site

  • しゃがみ込み動作が全身反応時間に及ぼす効果について

    冨岡 真吾, 高橋 一男, 清水 茂幸, 澤村 省逸, 清水 将, 上濱 龍也 岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 14 179-183, 2015-03-10

    ...体力の中で敏捷性に着目すると、敏捷性を構成する因子として、筋の収縮速度、筋を支配する運動ニューロンのインパルス発射様式、運動が長い時間にわたる場合の酸素消費能力などがあげられる。これらの要因の組み合わせによってさまざまな敏捷な動作の様式が成り立っている。さらに、敏捷性を体力の要素の1つとしてみる際に、与えられた刺激に対して反応動作が起きるまでの時間、つまり反応時間がある(猪飼1975)。  ...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 敏捷性測定法 505 test の評価視点の検討

    岡本 直輝 体育測定評価研究 14 (0), 33-41, 2015

    In this study, subjects were 90 ball-game players (basketball, rugby, and soccer). The 505 test was conducted to evaluate their agility. The aim of this study was to clarify what the test …

    DOI

  • 高校サッカーチームにおける傷害発生状況の時期別の検討

    田中 佑一, 生駒 成亨, 西原 しょうた, 福島 遼太郎 理学療法学Supplement 2014 (0), 1036-, 2015

    ...佐保らによると11+は成長期サッカー選手に対して傷害予防のみならずフィジカル面でも有益であると述べており,この時期における急性外傷を減少させる為には,フィジカルチェックに即した筋の柔軟性の向上や体幹強化のみならず,ウォーミングアップに11+を取り入れること,フィジカルチェック項目の見直しや入学時から神経筋トレーニングや敏捷性の強化を実施していくことが重要であると考える。...

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  • 地域在住高齢者の段差昇降能力と運動機能との関連

    磯野 凌 理学療法学Supplement 2014 (0), 1914-, 2015

    ...運動機能について,下肢筋力として股関節伸展筋力および膝関節伸展筋力,筋パワーとして垂直跳び,静的バランス機能として開眼片脚立位保持時間,動的バランス機能としてTimed Up and Go test(TUG),筋持久力として30秒立ち座り回数(CST),下肢敏捷性としてステッピングテスト,全身持久力としてシャトル・スタミナ・テスト(SST)を測定した。...

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  • 当院におけるロボットスーツHALの歩行練習における即時効果について

    工藤 公晴, 西山 保弘, 村井 祥二 理学療法学Supplement 2014 (0), 1362-, 2015

    ...即時効果の10m歩行時間の短縮は,前方への推進力による歩幅の増大,TUGとCS-30に含まれる椅子から立ち上がり動作の敏捷性が効果出現に関与することが示唆される。要因として①HALの20分の歩行練習は通常の歩行練習よりもアシストされた能動性と随意性の要素が加わり,容易に歩行練習が可能。②効率的に反復された歩行練習により,運動学習効果が即時効果に繋がった。...

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  • ラダートレーニングを用いた転倒予防プログラムの立案

    山下 陽輔, 田野 聡, 高岡 克宜, 田岡 祐二, 鶯 春夫 理学療法学Supplement 2014 (0), 0153-, 2015

    ...加齢による敏捷性の低下が転倒の原因の一つとして考えられるが,敏捷性はトレーニングによって向上が見込めることが報告されている。SAQトレーニングはその代表的なトレーニングであり,速さをSpeed,Agility,Quicknessという構成要素に分けて考案された。その中でも敏捷性の向上を狙って最も多く活用されるのがラダートレーニング(以下,ラダー)である。...

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  • 動脈硬化を有する高齢者の身体的特徴と運動機能に関する研究

    久保 宏紀, 浅井 剛, 福元 喜啓, 岡 智大, 糟谷 明彦, 金居 督之, 春藤 久人 理学療法学Supplement 2014 (0), 0650-, 2015

    ...また,下肢筋力と動脈硬化の進行には関連がないものの,バランスや敏捷性,移動能力などの要素を含めた総合的な運動機能が高いほどCAVIの値は低くなっていたことから,このような運動機能を維持する生活習慣があると動脈硬化が進行しにくくなると考えられる。【理学療法学研究としての意義】理学療法研究として本研究は動脈硬化の進行に疫学的な視点のみならず,身体機能の影響を理解する上で意義があると考える。...

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  • 健常女性における閉経前後での身体機能・骨密度・血管機能に関する横断的調査

    糸川 真帆, 瓜谷 大輔 理学療法学Supplement 2014 (0), 1562-, 2015

    ...【考察】身体機能については,TUGにて閉経後15年以上で有意に高値を示していたが,筋力には有意差を認めなかったことより,平衡性や敏捷性といった筋力以外の要素によって影響を受けていることが考えられた。しかし,敏捷性は筋力よりも後に低下すると言われていることから,本研究では主に平衡性が関係していると考えられる。...

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  • 地域在住高齢者の転倒に影響をおよぼす要因の相互関連性

    小林 薫, 柊 幸伸, 丸山 仁司 理学療法学Supplement 2014 (0), 1656-, 2015

    ...移動関連要因のなかでも,特に敏捷性が転倒に影響することが示唆された。従来の移動関連要因から直接転倒に影響させるモデルではなく,そこに敏捷性を介したことで新しい概念モデルが提案できた。...

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  • 二次予防事業対象者における介護予防教室終了後の追跡調査

    細野 健太 理学療法学Supplement 2014 (0), 1934-, 2015

    ...来室時に問診,血圧測定を行い,運動はストレッチングを中心としたウォーミングアップ,自宅で行えるような筋力強化運動,レクリエーションとして平衡性や敏捷性の要素を取り入れたトレーニングを行い,最後に整理運動を行い終了とした。適宜水分補給や休憩を挟みながら実施した。身体機能評価は体幹屈曲・伸展筋力,膝伸展筋力,10m歩行時間,TUGT,片脚立位時間を測定した。...

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  • 高齢者の努力歩行がMental Chronometryに及ぼす影響

    竹林 秀晃, 滝本 幸治, 奥田 教宏, 宮本 謙三, 宅間 豊, 井上 佳和, 宮本 祥子, 岡部 孝生 理学療法学Supplement 2014 (0), 1360-, 2015

    ...また,運動機能評価として膝関節伸展筋力,開眼/閉眼片脚立位時間,Timed & Up Go Test,Ten Step Test(敏捷性検査)を計測した。自由歩行と努力歩行の心的歩行と実際歩行の時間と歩数の絶対誤差算出した。絶対誤差は,二元配置分散分析(転倒因子×努力因子)を用いて検討した。...

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  • 高齢者の足指握力増強が身体機能に与える影響

    福本 貴彦, 今北 英高 理学療法学Supplement 2014 (0), 0687-, 2015

    ...高齢者ではバランス能力と関係が深いことが報告され,スポーツ分野では瞬発力と敏捷性に関係すると報告されている。しかし,その多くは横断的な報告であり,足指握力トレーニングによる握力の増強が身体運動にどのように影響を与えるかわかっていない。今回は高齢者に三か月の足指握力トレーニングを実施してもらい,身体機能との関係を探ることとした。【方法】対象は,地域高齢者運動機能向上教室に参加している52名。...

    DOI

  • 小学校低学年児童における静的立位姿勢保持能力と運動能力との関係

    真家 英俊 東京未来大学研究紀要 7 (0), 157-164, 2014-03-21

    ...1 年生、2 年生、および3 年生の男女において、単位時間軌跡長および外周面積と反復横とびとの間に有意な相関が認められたことから、発育期において静的立位時における姿勢制御系の安定性が運動能力における敏捷性のパフォーマンスに関与している可能性が示唆された。</p>...

    DOI Web Site

  • 膝前十字靭帯再建術後患者における立位ステッピングテストと股・膝関節屈伸筋力の関係性

    岩根 浩二, 舌 正史, 後藤 美紀子, 齊城 一範, 長谷川 敏史, 長野 真, 河野 茂, 本城 邦晃, 原 邦夫 理学療法学Supplement 2013 (0), 0034-, 2014

    ...【はじめに,目的】スポーツ場面において,敏捷性はパフォーマンスを左右する要因の一つであると考える。敏捷性の評価としてスポーツ選手に立位ステッピングテストを用いその有効性が報告されている。我々は,第48回日本理学療法学術大会においてこのテストを前十字靭帯(以下ACL)再建術後患者のスポーツ復帰時点で実施し,下肢の複合関節運動の協調性や動作の正確性について報告した。...

    DOI 医中誌

  • 動的バランス評価としての足踏み動作の有効性の検討

    河西 謙吾, 小澤 拓也, 政田 純兵, 河合 あづさ 理学療法学Supplement 2013 (0), 1587-, 2014

    ...足踏みを用いた動的バランス評価についての先行研究は回数を指標として敏捷性を評価するステッピングテスト(池添ら2009)や支助の有無など足踏みが安定して行えるか否かといった点を評価する足踏みバランステスト(今泉1999)がある。しかし,これらの足踏みテストも足踏み動作の回数やそれが出来るか否かという指標のみであり,足踏み動作を実施する上での観察点が不十分と考えられる。...

    DOI 医中誌

  • 地域在住高齢者の歩行不安感に影響を及ぼす因子

    柴田 信行 理学療法学Supplement 2013 (0), 0888-, 2014

    ...【考察】棒反応は敏捷性を反映する指標として体力検査でよく用いられる。本調査では,敏捷性の低下及び性別(女性)が地域在住高齢者の歩行不安感に影響を及ぼす因子となる可能性が示唆された。また,痛みが歩行不安感の増加及び敏捷性の低下と強い相関を示したことは痛みがそれら増悪の遠因となっている可能性を示すものであり,敏捷性の改善以外にも介入の余地を示唆する貴重な知見といえる。...

    DOI 医中誌

  • デイサービスにおけるリハビリ用ゲーム機の活用効果

    上島 隆秀, 高杉 紳一郎, 河野 一郎, 禰占 哲郎, 高橋 みゆき, 河村 吉章, 岩本 幸英 理学療法学Supplement 2013 (0), 1281-, 2014

    ...使用したゲーム機は,主に高齢者の運動機能向上を目的として開発されたものであり,上肢の筋力・敏捷性向上を目的とした「ハンマーフロッグ」「ワニワニパニック」,下肢の筋力・敏捷性向上を目的とした「ドキドキへび退治2」,目と手の協調性向上を目的とした「ポンポンタッチ」である。両群とも通常のデイサービスプログラムを行っており,ゲーム群ではさらに,自らの意思で選択したゲームも行っていた。...

    DOI 医中誌

  • 高校女子バスケットボール選手における股関節外転・内転筋力と敏捷性動作との関連性

    芋生 祥之, 久保田 友二, 武井 隼児, 吉田 怜, 松尾 節子, 柏 俊一 理学療法学Supplement 2013 (0), 1305-, 2014

    ...【はじめに,目的】下肢における一側優位性の観点から,高校女子バスケットボール選手の股関節外転・内転筋力における利き脚・軸脚の比較と敏捷性動作への関連性を調査し,その結果を基にトレーニングおよび傷害予防策構築へ示唆を与えることを目的とする。【方法】対象は県大会出場レベルの高校女子バスケットボール選手12名(身長159.5±3.9cm,体重54.4±5.9kg,体脂肪率21.9±3.0%)。...

    DOI 医中誌

  • 椎体骨折の既往を有する高齢者に対する転倒予測指標としてのTen Step Testの応用可能性の検討

    加藤 丈博, 竹本 利絵子, 山田 友里江, 尾山 勝正, 小林 孝彰, 光本 貴雅, 大場 俊宏, 矢吹 文香, 斎藤 圭介 理学療法学Supplement 2013 (0), 0261-, 2014

    ...TSTは10cmの台に足を交互に乗せるステップ課題であり,敏捷性の評価を狙いとしているが,その内容は前後方向への重心移動の要素も含んでいると考えられる。椎体骨折既往者には脊柱の変形を伴う場合も多く,後方への転倒リスクが高い。後方への重心移動の要素を含んだTSTは評価指標として椎体骨折の疾患特性を反映していると考えられる。...

    DOI 医中誌

  • 高齢者におけるMental Chronometryの時間・空間的一致性と身体能力との関係

    竹林 秀晃, 滝本 幸治, 奥田 教宏, 宮本 謙三, 宅間 豊, 井上 佳和, 宮本 祥子, 岡部 孝生, 小松 祐貴 理学療法学Supplement 2013 (0), 0100-, 2014

    ...また,高齢者に対しては,運動機能評価として膝関節伸展筋力,開眼片足立位時間,Timed & Up Go Test,Ten Step Test(TST:敏捷性検査),10m努力歩行を計測した。若年者と高齢者の心的歩行と実際歩行の時間と歩数の絶対誤差は,unpaired t test用いて検討した。...

    DOI 医中誌

  • 人工膝関節置換術後患者におけるスポーツ・レクリエーション参加の臨床基準:予備的調査

    美崎 定也, 古谷 英孝, 廣幡 健二, 大島 理絵, 山口 英典, 田中 友也, 池田 光佑, 杉本 和隆 理学療法学Supplement 2013 (0), 0964-, 2014

    ...【考察】本研究の結果より,人工膝関節置換術後において,安全に,快適にスポーツ等に参加するためには,膝可動域,膝伸展筋力,敏捷性,片脚立位バランスを向上させる必要があり,また,一定の術後日数を経過する間,減量すること,日常生活での身体活動を高く維持しておくことが身体機能の観点では重要であると考えられる。...

    DOI 医中誌

  • 地域健常高齢者におけるFour Square Step Test の有用性

    若狭, 正彦, 齊藤, 明, 津軽谷, 恵, 石川, 隆志, 小原, 千絵, WAKASA, Masahiko, SAITO, Akira, TSUGARUYA, Megumi, ISHIKAWA, Takashi, OBARA, Chie 秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻紀要 21 (1), 31-36, 2013-03-31

    ...敏捷性は日常生活の中でも重要な運動機能の一つであり, 加齢による運動機能低下の一つとしても考えられている.本研究の目的は, 地域居住高齢者に対してWayne Dite らにより考案されたFour Square Step Test (以下FSST)を用いて敏捷性を評価し, また他の身体運動機能評価項目とどのような関係があるかを明らかにすることである....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 座位両足開閉ステッピングテストと座位交互開閉ステッピングテストとの関係

    小池 武則, 小林 薫 理学療法 - 臨床・研究・教育 20 (1), 34-36, 2013

    [目的]本研究では,座位両足開閉ステッピングテスト(以下開閉ステッピング)をより簡便な方法とすることを目的に,片足ずつ交互にすばやく開閉する座位交互開閉ステッピングテスト(以下交互ステッピング)を考案し,両動作の関係について検討した。[方法]被験者は当院外来高齢者20名(男性6名,女性14名:平均年齢77.8±6.9歳)であり,歩行レベルは全員自立であった。両群ともに測定は1回の練習後,2回実施…

    DOI Web Site 医中誌

  • 地域在住の自立高齢女性における体力と抑うつ状態との関連

    山縣 恵美, 山田 陽介, 杉原 百合子, 小松 光代, 木村 みさか, 岡山 寧子 日本公衆衛生雑誌 60 (4), 231-240, 2013

    ...抑うつ群は非抑うつ群に比べて,筋パワー,敏捷性,筋力,持久力,歩行能力が有意に低値であった。食習慣や運動習慣等の生活状況を交絡因子として調整をしても,垂直跳び,シャトル•スタミナ•ウオーク,等尺性膝関節伸展筋力のような下肢筋力に関連する体力および持久力が有意に低値を示した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献33件

  • 要支援者における生活空間と身体的要因

    村上 健一, 川畑 敏浩, 東海林 直樹, 前原 達也, 柳川 進 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100422-48100422, 2013

    ...TSTの動作課題には、動作速度、運動反応時間、運動の切り換えなど敏捷性を反映する幾つかの運動が内包されており、敏捷性機能を反映しているとされる。これまでは介護予防対象者に対して、筋力やバランス能力が重要となることが言われているが、敏捷性に関してはあまり注目されていなかった印象を受ける。...

    DOI 医中誌

  • 脊椎圧迫骨折患者と健常高齢者の後方ステップ時間の比較

    管原 一禎, 山田 由佳, 小鹿 淳史, 久家 直巳 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100168-48100168, 2013

    ...【理学療法学研究としての意義】 臨床では転倒予測の評価バッテリーとしてTUGやFunctional Balance Scaleを用いることが多いが後方に関する敏捷性はほとんど検討されていない.後方への敏捷性を評価できるテストバッテリーが転倒予防には必要であると考える.今後はBSTを転倒予測のテストバッテリーとして用いるために評価後1年間の転倒有無を調査しカットオフ値を算出していく必要があると考える....

    DOI 医中誌

  • 前十字靭帯再建術後患者の敏捷性の評価

    岩根 浩二, 舌 正史, 後藤 美紀子, 齊城 一範, 長谷川 敏史, 小野 誠, 加治 美咲, 吉井 彩夏, 長野 真, 南 銀次郎, 原 邦夫 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101809-48101809, 2013

    ...【理学療法学研究としての意義】立位ステッピングテストはステッピング回数だけでなくステッピング動作の方法にも注目することでACL再建術後の復帰に向けた敏捷性の評価・再受傷予防の一助になると考えられる。...

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  • 松葉杖免荷3点歩行における最大歩行速度に影響を及ぼす運動機能

    増田 幸泰, 中野 壮一郎, 小玉 陽子, 北村 智之 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101929-48101929, 2013

    ...歩行形態であり,臨床においても歩行獲得のための指導に苦慮するケースがみられる.松葉杖歩行には上肢筋力が関与しているとされ,動作解析やエネルギー消費など様々な検討が過去にもなされている.しかし,実際の臨床において松葉杖歩行を可能にするために必要な筋力以外の運動機能についての詳細な検討はあまりみられていない.そこで,本研究では松葉杖歩行に関与すると思われる運動機能として筋力に加えて,バランスや柔軟性,敏捷性...

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  • 脳卒中後片麻痺患者の後方ステップテストと転倒リスク評価との関連性

    山田 由佳, 管原 一禎, 小鹿 淳史, 久家 直巳 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100170-48100170, 2013

    ...についての評価法は報告されていない.我々は先行研究で,後方への下肢の敏捷性を調べるテストとして後方ステップテスト(Backward Step Test以下BST)を考案し,その信頼性と妥当性を報告した.今回,脳卒中後片麻痺患者の後方への敏捷性を評価することを目的にBSTを実施して健常高齢者と比較し,筋力,立位バランス,動作能力との関連性を検討した....

    DOI 医中誌

  • 体幹安定性と運動パフォーマンス

    中北 智士, 福本 貴彦 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101217-48101217, 2013

    ...体幹安定性とパフォーマンスでは敏捷性との間に有意な相関関係を認めた.素早い方向転換には,体幹の中央での固定性が重要とされる.また,野球選手よりも敏捷性が要求されるサッカー選手で体幹機能が高いとの報告がある.したがって,本研究結果はこれらの報告と一致するものと考える....

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  • 母趾反復動作と母趾単純反応時間との関係

    木村 和樹, 石坂 正大, 鈴木 達也, 小野田 公, 大久保 玲菜, 植西 香織, 貞清 秀成, 田崎 正倫, 久保 晃 関東甲信越ブロック理学療法士学会 31 (0), 305-, 2012

    ...本研究の目的は、母趾のRTと母趾運動の敏捷性との関係を明らかにすることである。<BR>【方法】<BR>健常成人男性24名48肢(年齢30.9±16.2歳、身長168.7±6.7㎝、体65.6±15.3㎏)を対象とした。対象者には研究の内容を十分に説明し同意を得られた者とした。RTの計測は、被験者が青色LEDを確認し素早く母趾で圧力センサーを押すと赤色LEDが発色するようにした。...

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  • 高齢者における転倒評価

    長友 渉, 郡 一覚, 新納 千穂, 上谷 友子, 坂下 絵美, 畦地 一郎, 迫田 勇一郎, 日吉 眞理子, 岡原 一徳 理学療法学Supplement 2011 (0), Eb0614-Eb0614, 2012

    ...しかし、転倒が発生する原因としては個人の歩様や歩行速度だけではなく、歩行中突然出現する障害物や、不安定な足場や段差を移動する際に発生することがあり、筋力や平衡性のみならず、反応の速度や素早い筋収縮などの敏捷性要素が転倒の有無を左右するのではないかと考えられる。また、身体組織(体脂肪率)、筋力、柔軟性、全身持久力、平衡性以外にも、活動的な生活として敏捷性評価の必要性を稲垣らは報告している。...

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  • 地域に根付いた介護予防運動教室の展開と効果検証について

    滝本 幸治, 宮本 謙三, 宅間 豊, 井上 佳和, 宮本 祥子, 竹林 秀晃, 岡部 孝生, 松村 千賀子 理学療法学Supplement 2011 (0), Ed0826-Ed0826, 2012

    ...測定項目は、筋力(握力、等尺性膝伸展筋力)、バランス能力(開眼片脚立位時間、functional reach test)、柔軟性(長座体前屈)、敏捷性(ten step test)、歩行能力(10m歩行時間、timed up & go test:TUG)である。これらの測定結果は自治体に提出し、介護予防事業対象者の選定に活用された。...

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  • 高齢者における座位での体幹の素早い側方反復運動と移動能力との関連

    淵岡 聡, 樋口 由美, 岩田 晃, 小栢 進也, 米津 亮, 岡本 健佑 理学療法学Supplement 2011 (0), Ca0924-Ca0924, 2012

    ...本研究で測定した床反力側方成分は,単位時間あたりに生じる側方への力の大きさを示しており,体幹の敏捷性を反映する一つの指標と考えられる。また,側方リーチと床反力との相関が弱いことから,座位で体幹を側方へ大きく動かす能力と,素早く反復する能力はあまり関連がなく,歩行やTUG等の移動能力は体幹の敏捷性と関連があることが示唆された。...

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  • 座位と背臥位の姿勢から見た運動療法の経時的効果

    加藤 勝行, 北川 優, 本堂 雄大 理学療法学Supplement 2011 (0), Cb0481-Cb0481, 2012

    ...本研究では、先行研究において時系列からみたPNF法の実施後の研究が成されていないことから、パフォーマンスへの反応効果に例えられる敏捷性に着目した。関節運動から敏捷性を体力の要素の一因子としてとらえ、反応時間の短縮が持続するならば、すなわち動作反応の準備態勢を整えていることを示し、素早い動作能力としての敏捷性という機能的向上がもたらされると考えた。...

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  • 後方ステップテストの信頼性

    小鹿 淳史, 管原 一禎, 山田 由佳, 五十嵐 望美, 久家 直巳 理学療法学Supplement 2011 (0), Eb1261-Eb1261, 2012

    ...の評価に関しても,後方の敏捷性を評価する方法が確立されていない.そこで,今回健常者を対象に,後方ステップに関する敏捷性を調べるテストを試行し,後方ステップテストの信頼性と妥当性を調べ,測定機器を使用せずに簡便に実施することができる後方ステップテストの有効性を明らかにすることを目的とした....

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  • 中・高齢女性の後方ステップテストと年齢の関連性

    管原 一禎, 小鹿 淳史, 山田 由佳, 五十嵐 望美, 久家 直巳 理学療法学Supplement 2011 (0), Eb1247-Eb1247, 2012

    ...【理学療法学研究としての意義】 加齢とともに後方の敏捷性は低下することが示唆された.今後は対象者数を増やして後方ステップの男女差,加齢変化について調査する必要性がある.加齢変化に伴う敏捷性の低下を遅らせること,既に低下した高齢者の敏捷性を回復させることは自立性の維持,転倒の防止の点で重要であると考えられている.そのため転倒予防には敏捷性を評価できるテストバッテリーが必要であると考える.今後は後方ステップテスト...

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  • Kinectを用いた運動及び認知機能評価の可能性

    加山 博規, 岡本 和也, 永井 宏達, 森 周平, 梶原 由布, 西口 周, 山田 実, 青山 朋樹 理学療法学Supplement 2011 (0), Ed1474-Ed1474, 2012

    ...これはNumber Place Kinectの構成要素として、リーチ動作及びサイドステップ動作における不安定な姿勢の保持にはバランス能力や筋力が、解答動作の正確性・敏捷性及び空間認知能力には遂行機能やDT能力が含まれることが考えられる。これらの結果より、Number Place Kinectは認知、運動を加味したDT能力を複合的に評価できる機器として有用である可能性が示唆された。...

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  • 小学生サッカー選手の後足部アライメントが敏捷性・協調性に及ぼす影響

    丹後 孝一, 佐藤 伸明, 井上 敏博, 木澤 清行 理学療法学Supplement 2011 (0), Ca0941-Ca0941, 2012

    ...【考察】 敏捷性とは、素早さであり、静状態からの速い反応動作を示す。走動作のスタートダッシュにおける研究では、接地期後半に足関節底屈筋が大きなパワーを発揮し、5~9歩目より弾性エネルギーの関与が大きくなるとされている。今回規定した敏捷性は、最初の1歩目から9歩目までの要素が強く、そこでの足部の剛性や足関節底屈筋力が重要と考えられる。...

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  • 座位両足開閉ステッピング能力と転倒経験について

    小林 薫, 丸山 仁司 理学療法学Supplement 2010 (0), EcOF1105-EcOF1105, 2011

    ...つまり、敏捷性を評価する開閉ステッピングはこれらの身体要素を反映し、非転倒群に比べより低下していることが予測される転倒群で施行回数の減少を認めたと推察した。しかし、本研究では敏捷性を構成するどの要素の低下が結果に影響したのか分からないため今後の課題となった。...

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  • 施設入所高齢者の生活活動パターンに影響を及ぼす運動機能は何か?

    池添 冬芽, 岸淵 薫, 浅川 康吉, 島 浩人, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2010 (0), EbPI2438-EbPI2438, 2011

    ...運動機能として下肢筋力(膝伸展筋力)、バランス能力(開眼片脚立位保持時間、ファンクショナルリーチ、ラテラルリーチ、静止立位時の重心動揺)、柔軟性(長座体前屈)、敏捷性(ステッピング)について評価した。膝伸展筋力は徒手保持型マイオメーターを用いて膝関節屈曲90度位での最大等尺性筋力を測定した。...

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  • 高齢者の新たな運動能力指標の開発の検討

    眞保 実, 丸山 仁司 理学療法学Supplement 2010 (0), EbPI2397-EbPI2397, 2011

    ...TUGは動的バランスの評価指標として活用され敏捷性、下肢筋力、歩行能力等の運動要素が含まれており、5-FSTにも類似した要素との関連性があるものと考える。本研究では5-FSTの測定に関する信頼性および高齢者の運動能力指標としての妥当性を検討したが、動作における運動要素の分析や高齢者に対して介護予防や転倒予防との関連性を研究するなどの課題があげられる。...

    DOI 医中誌

  • 運動習慣の違いが男子学生の体力テストの結果に及ぼす影響

    山下 陽一郎, 小田 南州生 Journal of Kanagawa Sport and Health Science 44 (0), 47-50, 2011

    ...</p><p>3) 上体起こし, 長座体前屈, 反復横とび, 20mシャトルランテストおよび12分間走については2群間で有意差が示され, 運動群が非運動群より筋持久力, 柔軟性, 敏捷性, 全身持久力に関して優れていることが明らかとなった.</p>...

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  • 看護学科女子学生の入学時の身体的および体力的特徴

    山崎 文夫, 森川 幸子 Journal of UOEH 33 (2), 189-196, 2011

    ...さらに健康状態や運動部活動に関するアンケート調査を行った, その結果, 看護女子学生は同年代の全国平均値に比べて体重が少なく, 敏捷性には優れているが, 筋力の弱いことが明らかとなった. また看護女子学生は中学校および高校で運動部での活動経験が少なく, 体力に不安のある割合が高いことが示された....

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 可搬型床反力板による立ち上り床反力と歩行能力の関係

    西山 保弘, 岩松 尚美, 江崎 智哉, 工藤 義弘, 矢守 とも子, 中園 貴志 理学療法学Supplement 2010 (0), AaOI2018-AaOI2018, 2011

    ...force以下,FRF)の信頼性を本学会で報告している.30歳代から40歳代の下肢・体幹に障害のない健常成人18名(平均年齢40.2±7.1歳、男性7名、女性11名)で測定し、垂直方向SFzで級内相関係数係数0.963.前後方向SFx 0.819で高い信頼性を検証した.瞬時に立ち上る床反力は,ADL能力と相関が高いTimed up and go test(以下,TUG)の一部に含まれスタートの安定性と敏捷性...

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  • 注意干渉が高齢者の転倒防止時ステップ動作に与える影響

    越智 亮, 大竹 卓実, 阿部 友和, 古川 公宣, 下野 俊哉, 山田 和政 理学療法学Supplement 2010 (0), AeOS3004-AeOS3004, 2011

    ...<BR>【理学療法学研究としての意義】高齢者は,転倒のきっかけが生じてからステップを行う際,大きく素早く前方へ踏み出す脚力が損なわれている.転倒予防のトレーニング内容には,筋力増強のみならず,全身反応性や瞬発力,敏捷性の改善を目的とした内容も取り入れるべきである....

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  • 小学生の足指握力と身体機能の関係

    福本 貴彦, 前岡 浩, 瓜谷 大輔, 岡田 洋平, 松本 大輔 理学療法学Supplement 2010 (0), AcOF1004-AcOF1004, 2011

    ...<BR> 運動機能との関係は,成人での報告同様,瞬発力と敏捷性の指標との相関が見られた.短距離走について,50m走では負の相関,25mでは正の相関が認められた.小児期の走行には極短距離で足指握力が関与することがうかがえる....

    DOI 医中誌

  • 中学陸上部の短距離・長距離選手における競技別の特性について

    速水 優, 佐田 正二郎, 重松 雄大 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 217-217, 2011

    ...短距離選手では特に瞬発力・敏捷性を必要とする立ち幅跳び・垂直跳び・反復横跳びに高い値を示していた。往復時間走も短距離選手のほうが有意に高い値を示した。これは計測時間が15秒間であり、場所の都合上、5mシャトルランを実施したことでさらに方向転換時に素早い動きが必要となったため、全身持久力よりも敏捷性に比重が強かったということが推測される。...

    DOI

  • 大学生の身体組成と体力との関係について-第2報-

    千葉, 義信, Chiba, Yoshinobu 国際経営論集 40 109-115, 2010-10-31

    ...未満でBMIが18.5以上25以下の タイプ)、かた太り型(体脂肪率が20%未満でBMIが25以上のタイプ)、かくれ肥満型(体脂肪率が20%以上でBMIが25未満のタイプ)、肥満型(体脂肪率が20%以上でBMIが25以上のタイプ)であった。体力テストの項目は握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、立ち幅とびの6種目であった。 筋力発揮には体重が重たいことが有効であり、筋持久力、敏捷性...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • PNFの持続効果

    加藤 勝行, 丸山 仁司 理学療法科学 25 (5), 821-824, 2010

    ...〔目的〕競技関連に対し,成績向上への一指標を目指すものとして,パターンによる上肢への敏捷性の向上に対する持続効果を肘の屈筋群に着目し反応時間(RT)から検討した。〔対象〕対象者は,健常成人(男子20名)とした。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • スポーツ選手における幅跳びと三段跳びを用いたStretch-Shortening Cycle能力の評価法の有用性の検討

    西村 純, 市橋 則明, 南角 学, 中村 孝志 理学療法学Supplement 2009 (0), A3O2037-A3O2037, 2010

    ...<BR>【考察】幅跳びと三段跳びの跳躍距離から算出した指標よりSSC能力が高いと判断した群においては、6m HopやSide Hopといった敏捷性を要する能力が高く、中・高速度での膝関節屈曲筋力が大きい値を示した。客観的にSSC能力を評価できる機器を用いた先行研究では、SSC能力が高いと敏捷性能力が高く、また高速度での膝関節屈曲筋力が大きくなると報告されており、本研究の結果と一致する。...

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  • 転倒回数と座位足開閉テスト施行回数の関係

    小林 薫, 丸山 仁司 理学療法学Supplement 2009 (0), E3O2198-E3O2198, 2010

    ...本テストは両足を左右同時にすばやく開閉する必要があり、下肢を中心とした敏捷性や筋力、協調性などが関与する。これらの因子は、加齢により低下することや転倒リスクを増大させる内的因子であることが報告されている。本テストはこのような身体要素を反映し、結果に影響を及ぼしたと考えられる。今後、転倒との関連性を更に追究し、妥当性のある評価とすることが課題となった。...

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  • 通所リハビリテーションにおける継続的筋電気刺激が機能自立度に及ぼす影響

    黄 啓徳, 田中 齊太郎, 泉 唯史, 森谷 敏夫 理学療法学Supplement 2009 (0), F4P2297-F4P2297, 2010

    ...一方、歩調の増加は、ステッピングによって表される敏捷性の改善によるものと示唆される。<BR> このことにより、通常のデイケアのプログラムにEMS20分を週3回・8週間付加することにより、歩行速度を中心とした機能的自立度の改善の可能性が示された。<BR><BR>【理学療法学研究としての意義】<BR> 本実験では、通常のデイケアプログラムのみを行った群では、実験前後の変化が確認されなかった。...

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  • 男子学生の体格・体力の経年変化

    角田 和彦, 佐々木 敏, 星野 宏司, 蓑内 豊, 三宅 章介 大学体育学 7 (0), 87-96, 2010

    ...</p><p>4.敏捷性や瞬発力には経年変化が認められず、総合的な運動能力の低下はみられない。</p><p>5.全身持久力は、最近の13年で急激に低下した。今後はさらに低下する傾向が予測される。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 6週間にわたる低負荷運動の継続が入所者の心身機能と生活に与える効果

    工藤 真大, 岩月 宏泰 理学療法学Supplement 2009 (0), E4P3187-E4P3187, 2010

    ...<BR><BR>【考察】本研究結果から,低負荷の運動を継続することで,易疲労性と上肢を主とした敏捷性は改善された.それらの改善により,新たな日常生活動作の獲得には至らなかったが,規則的な生活を過すことが出来,運動への関心が高まったことが,体操後の好意的な感想になったものと考える.また,以前は本施設での集団体操の機会は少なかったが,「和の体操」をきっかけとした他者との交流の機会を得られたことが,部屋への...

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  • 介護予防通所介護利用中の後期高齢者における介護度変化と身体機能の関係

    平野 真貴子, 高柳 公司, 大石 賢, 有村 圭司 理学療法学Supplement 2009 (0), E3O2201-E3O2201, 2010

    ...バランス能力は、平衡性、敏捷性、柔軟性、瞬発性、持久性などの要素を統合した能力としてとらえられ、視覚、前庭、体性感覚などの感覚や、筋力などに影響を受けると言われている。静的バランスに膝伸展筋が関与しているとの報告があるが、今回の研究では、膝伸展筋力体重比に有意な変化がないもののバランス能力が低下していた。...

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  • 複数課題条件下での障害物回避能力は24週間の注意・運動介入によって向上する

    山田 実, 永井 宏達, 田中 武一, 竹岡 亨, 上村 一樹, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2009 (0), E1Sh2011-E1Sh2011, 2010

    ...<BR>【考察】<BR> 両群ともに運動機能向上を目的としたトレーニングを行った結果、両群ともに歩行能力、下肢筋力、それに敏捷性の向上が認められた。また両群ともにST条件下における障害物への接触傾向は改善しており、運動機能向上トレーニングおよび障害物回避トレーニングは効果を示したと考えられる。...

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  • 膝前十字靭帯(ACL)損傷予防の視点からみた光刺激に対する全身反応時間とジャンプ着地時の筋活動開始時間の関係

    佐々木 理恵子, 浦辺 幸夫, 山中 悠紀, 秋本 剛, 藤井 絵理 理学療法学Supplement 2009 (0), C4P2182-C4P2182, 2010

    ...生じ下肢関節に加わる衝撃に備えている(Demont et al. 2004).著者らは,高校女子バスケットボール選手に対し,筋力,バランス,ジャンプ着地の3種のエクササイズにより構成されるACL損傷予防プログラムを考案,実施し,介入群においてACL損傷発生率の減少とともに筋力やバランス能力,ジャンプ高の向上と光刺激に対する全身反応時間が短縮するという結果を得た(浦辺ら, 2007).全身反応時間は敏捷性...

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  • スキル獲得におけるブレークスルーに関する一考察

    古川 康一, 升田 俊樹, 松原 正樹, 小林 郁夫, 西山 武繁 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2010 (0), 3G1OS2a3-3G1OS2a3, 2010

    ...<p>スキルのブレークスルーをもたらすコツとして、チェロの音量の増大のための弓の力の入れ方と、敏捷性・正確性のための弓の保持の仕方を取り上げる。それらのコツに対して、それらを使う場合と使わない場合の当該課題をターゲットとする推論スキーマを比較した。その結果、新スキーマは旧スキーマに比べて単純化されていることが明らかになった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 体育実技受講学生の体力・運動能力 : 2007年度体力・運動能力調査について

    池辺 晴美 太成学院大学紀要 11 (0), 1-7, 2009

    ...結果は,全国平均と比較した場合,男子において筋力が低い傾向にあり,筋持久力・敏捷性が高い傾向にあった。女子については,筋持久力・持久力において高い傾向があった。体力・運動能力を5段階評価に分けたところ,段階別に有意な差は認められなかった。項目別では個人差が大きく,自己の体力・運動能力の現状を把握させることは重要であると考える。...

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  • アマチュアスポーツチームへのPTの関わり

    北岡 秀朗 理学療法学Supplement 2008 (0), E3P2233-E3P2233, 2009

    ...<BR>【考察・まとめ】体力測定・アンケート結果より、運動頻度が増える事で、全身持久力、敏捷性、柔軟性の維持・向上がみられた.まず、全身持久力の維持・向上した要因として、運動頻度の向上、ラクロスの競技性(走る機会の増加)が考えられる.次に、敏捷性については、練習中にアップで行っていたラダートレーニングの有効性が考えられる.柔軟性の維持・向上した要因としては、PTによる個別のストレッチ指導を実施し、継続...

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  • 運動特化型通所介護施設における高齢者の機能的体力の経時的変化

    渡辺 元夫, 那須 英里子, 渡邊 陽子, 奥川 慎二, 山上 登茂美, 浅井 友詞 理学療法学Supplement 2008 (0), E3P2207-E3P2207, 2009

    ...<BR>【考察】本運動様式により筋パフォーマンス(AC、CS)、敏捷性(UG)、下肢柔軟性(SR)、で有意な改善を認めた後、そのレベルを維持していることが明らかになった.上肢柔軟性(BS)、全身持久性(12WK)は、他の測定項目と比較して改善に時間を必要としたが有意な改善を認めた.このことから、デイサービスを利用する高齢者に対する運動様式として、これらの体力要素の長期的運動による効果が期待される.しかし...

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  • Trail Walking Exerciseの転倒予防効果

    山田 実, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2008 (0), E1O1009-E1O1009, 2009

    ...<BR>【方法】<BR> 対象は地域在住の特定高齢者60名(80.5±5.6歳)であった.対象者には紙面および口頭にて、研究の説明を行い同意を得た.対象者は、くじ引きによって無作為に、標準的な転倒予防のためのトレーニング(ストレッチ、筋力増強、バランス強化、敏捷性強化など計60分)とTWEを行う介入群30名と、標準的なトレーニングのみを行う対照群30名に分けられた.介入は両群ともに、週に1回、16...

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  • 高齢者がバランストレーニングを行う際の動作速度は効果に影響を及ぼすのか?

    永井 宏達, 市橋 則明, 山田 実, 竹岡 亨, 井上 拓也, 太田 恵, 小栢 進也, 佐久間 香, 塚越 累, 福元 喜啓, 立松 典篤, 今野 亜希子, 池添 冬芽, 坪山 直生 理学療法学Supplement 2008 (0), E2S2007-E2S2007, 2009

    ...【目的】加齢に伴い、筋力、バランス機能、柔軟性、敏捷性といった運動機能の低下がみられ、特に、バランス機能は加齢による低下が顕著であるとされている.近年、高齢者に対するバランストレーニング効果に関する報告が散見されるが、ゆっくりとした動きでのバランストレーニングと素早い動きでのバランストレーニングのどちらの動作速度でのバランストレーニングが効果的であるかは明らかではない.そこで本研究は、施設入所高齢者...

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  • 成長期におけるスポーツ活動とスポーツ外傷の特徴

    緒方 彩, 矢倉 千昭, 濱地 望 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2009 (0), 127-127, 2009

    ...<BR>【考察】<BR> 小学校時は,神経筋機能の発達や平衡性,敏捷性,巧緻性が未熟なため,ボールプレー時に手指の骨折を起こしやすく,転倒する機会も多いことによって下肢の骨折を起こしやすいのではないかと考えられる。...

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  • 人間ドック利用者を対象に体力測定を実施して

    高麗 寿史, 松田 幸枝, 後藤 美加, 田村  勝, 関根 圭介, 近藤 健 関東甲信越ブロック理学療法士学会 28 (0), 58-58, 2009

    ...各項目別では、平衡性の得点が一番低く、加齢と共に徐々に低下して行く傾向が有り、筋力は50歳台から、瞬発力は60歳台から徐々に低下して行き、敏捷性・柔軟性・持久力は60歳台まで比較的保たれているという結果であった。<BR> 【まとめ】人間ドック利用者を対象に実施している体力測定に関して、その参加者と体力測定結果について検討した。...

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  • 高齢者に対する下肢敏捷性向上のための自転車を用いた軽負荷トレーニングの効果

    越智 亮, 髙石 鉄雄, 下野 俊哉 理学療法学Supplement 2008 (0), E2S2008-E2S2008, 2009

    ...<BR>【考察】<BR>軽負荷スプリントトレーニングによって下肢パワー,敏捷性が向上する結果となった.Exerc後の大腿筋活動様相の変化は,高回転ペダリングに適応することでVLは1サイクルあたりの筋活動時間が短縮し,複数の筋活動の切り替えがスムーズになったこと,またBFのピーク筋活動の結果より,Exerc後にペダル引き上げ動作において積極的な膝屈曲を行っていることを示唆する.高齢者の下肢敏捷性の向上...

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  • 思春期特発性側弯症患者の体力に関する検討(第一報)

    山副 孝文, 高石 真二郎, 浦川 宰, 小峰 美仁, 白土 修, 間嶋 満 理学療法学Supplement 2008 (0), B3P1300-B3P1300, 2009

    ...、Handheld dynamometer(JTECH社製、COMMANDER Power TrackII)を用い、椅座位にて体幹屈曲・伸展・左右側屈を行わせ、それぞれの最大等尺性体幹筋力を測定した.敏捷性、瞬発力に関しては、1999年に発表された、文部科学省新体力テストに準じて、それぞれ、敏捷性の指標とされる反復横跳びと、瞬発力の指標とされる立ち幅跳びを施行させた.測定後、それぞれの測定値を文部科学省調査...

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