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検索結果 95,157 件

  • タスク活動と明示的文法指導を取り入れたCLIL志向の授業実践—公立中学校の事例—

    木下 葵, 鈴木 渉 東北英語教育学会研究紀要 44 (0), 25-34, 2024-04-16

    ...木下・斉藤・鈴木(2024)は中学校におけるCLIL志向の授業を実施し,文法の明示的指導を組み込んだ教授法の効果を検討したが,十分な文法理解に至らなかった。その問題点として,文法練習の時間不足,ターゲット文法の強調不足,文法教授のタイミングの誤り,そしてコミュニケーション重視の授業にもかかわらず筆記文法テストのみを使用したことが挙げられた。これらの問題点を踏まえ,今回の実践授業が行われた。...

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  • これからの歯科麻酔科医

    深山 治久 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 80-85, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> 本学会の若手の先生方は各大学に所属して歯科麻酔学の研究・教育・臨床に携わっていると思う.その後,本学会認定医・専門医を取得し,1)大学に残り研究,教育,臨床に携わる,2)病院歯科や種々の診療施設で歯科麻酔の知識・技術を活かす,3)歯科を開業して,それまで培ってきた安全な診療を目指す,4)求めに応じて鎮静や全身麻酔を出張して行う,の4通りがあるかと考える.一方,1)…

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  • 精神科訪問看護における作業療法士の実践から期待できる作業療法士の役割

    辻 陽子, 橋本 弘子 保健医療学雑誌 15 (1), 32-42, 2024-04-01

    <p>【緒言】「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」の構築が目指されるようになり,訪問看護の果たす役割は大きい.訪問看護支援者を対象とした調査研究において,看護師等に対する調査はあるが,作業療法士(OT)に対する調査は見当たらない.本研究の目的は,わが国における精神科訪問看護に携わっているOTの支援の現状から,OTの訪問看護においての役割について検討することである.</p><p>【方法】対…

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  • 中国語話者の依頼メール文に見る待遇表現の実態と指導による変化

    石黒 圭 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 66-81, 2024-04-01

    ...また、宛名では、「尊敬する」を宛名のまえに、「:」のような記号を宛名のあとにつけるもののほか、宛名自体がないもの、所属がないもの、名字のみのもの、「先生」ではなく「教授」「様」「さん」をつけるものなど、誤りとは言いがたいが、受け手に違和感を与えるものが見られた。...

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  • 編集後記

    坂本 惠 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 104-104, 2024-04-01

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  • COVID-19流行下におけるA大学の大学卒業時看護技術到達度の現状

    三木 愛理 関西福祉大学研究紀要 27 11-18, 2024-03-31

    ...している技術内容は,専任教員19 名のうち8 名(回答率42.1%)から回答が得られ,有効回答率は36.8%であった.2 年間の教授状況において教授していないと回答した具体的技術内容は,8 項目であり,そのうち〔70.直腸内与薬の投与前後の観察ができる〕以外の「未経験」割合は低く,COVID-19 流行に関わらず学生が臨地実習で経験することが困難な具体的技術内容を含み,ほとんどの項目は学内演習で補充出来...

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  • 昭和・平成・令和の時代に和漢診療学に携わって

    嶋田, 豊 Toyama medical journal 34 1-7, 2024-03-31

    ...第97回富山大学医学会学術集会教授退任記念講演会において,昭和・平成・令和の時代に和漢診療学に携わった経験をもとに,和漢診療学とは何か,富山医科薬科大学および和漢診療室設置の経緯,現代における漢方の動向(漢方製剤等の生産金額の推移と漢方を取り巻く動向,漢方のエビデンス,漢方医学教育),和漢診療学講座の歩み(沿革,教育,研究),現代医療における漢方の役割と留意点(漢方の役割,漢方薬の副作用)について解説...

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  • 新幹線駅の新設が市区町村の人口に与えた影響―Synthetic Control Methodを用いて―

    竹林 幹人, 瀬谷 創, 村田 祥之 応用地域学研究 2023 (27), 1-16, 2024-03-31

    <p>本研究では、戦後の新幹線駅の新設が市区町村人口に与えた個別の処置効果をSynthetic Control Methodにより分析し、以下のことが示された。第一に、新幹線開業の効果は正負が混在する。第二に、処置効果は開業時の人口と正の相関を持つ。第三に、処置効果は経年的に、特に1980年代以降弱まっている。第四に、処置効果は現在の政令指定都市からの距離の増加に対して急激に弱まる傾向にあるが、…

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  • ICTを活用した遠隔支援により、デイサービスにおける自立支援の機能強化を目指した取り組み

    中瀬 咲子, 安齋 紗保理, 山中 信, 植田 拓也, 新井 武志, 柴 喜崇 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 249-249, 2024-03-31

    ...また、職員は体力測定などの量的評価に慣れていないために、解釈困難な結果も見られ、定期的な評価方法の教授と確認が必要であると考えた。また、初回では評価の目標が空欄であり、目標設定ができていないことが多く、運動機能に関する目標が目立った。しかし、回を重ねるごとに空欄が減り、目標の内容も利用者本人の意向を踏まえた生活機能に焦点化されるなど、目標設定に変化がみられた。...

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  • 中堅・中小企業における人事施策導入の時間差効果

    梅崎 修, 島貫 智行, 佐藤 博樹 イノベーション・マネジメント 21 (0), 1-14, 2024-03-31

    <p>本稿の目的は、中堅・中小企業における人事施策の導入効果について企業調査を用いて探索的に検討することである。特に人事施策を導入してから効果をもたらすまでの時間に差がある可能性を議論したい。従業員のキャリア形成、労働時間管理、労使関係に関する人事施策を取り上げ、その導入時期を考慮して、従業員の労働意欲と改善提案に与える影響、さらに経営業績に与える影響を統計的に検討した。分析結果によれば、導入後…

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  • 東南アジアの農林水産業に従事する障害者とイノベーション

    佐野 竜平 イノベーション・マネジメント 21 (0), 149-159, 2024-03-31

    <p>高度な経済成長を見せている東南アジアにおいて、多くの障害者が農林水産業に従事していると言われている。企業や団体による障害インクルーシブな事業に対して現地の投資家や消費者が関心を高めている中、農林水産業における慈善に留まらない障害者の役割の解明が必要となっている。一方、障害者はそのユニークな経験や生活スタイルから固有の知識である暗黙知があるとされるが、そこに焦点を当てた研究結果が集約されてい…

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  • 公認心理師と産業カウンセラーの歴史

    安齊 順子, 宮田 はる子, 金築 智美, 末武 康弘 イノベーション・マネジメント 21 (0), 179-191, 2024-03-31

    <p>本研究は、心理職の国家資格として誕生してからまだ歴史の浅い公認心理師が、今後、産業・労働分野において活躍の場を広げ、貢献していくための手がかりを見出すことを目的とした。時代の変化にともないストレスが増す産業領域の背景や課題を理解し、文献調査により産業・労働分野におけるメンタルヘルス支援、心理学的視点で関わってきた人物や活動の歴史を概観した。この分野で長く活躍している心理士へのインタビューも…

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  • 生活圏と世代を意識した選挙区割

    松原 千波, 鮏川 矩義, 大澤 義明 応用地域学研究 2023 (27), 28-36, 2024-03-31

    <p>現在、衆議院議員の議員定数465名のうち、289名が小選挙区制で選出されている。これら289議席は、茨城県に7議席、北海道に12議席、東京に30議席といった具合に、人口に応じて各都道府県に配分されている。既存研究では、一票の重みの格差の是正を主な目的として、各都道府県での選挙区割の改善案が示されてきた。本研究では、行政圏と生活圏の不調和と少子高齢化に伴うシルバー民主主義の問題に焦点を当て、…

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  • カルフール・グループ―単一フォーマットからマルチ・フォーマット,マルチ・チャネル食品小売業へ―

    バート スティーブ, 戸田 裕美子 マーケティング史研究 3 (1), 3-32, 2024-03-31

    カルフール・グループは,ヨーロッパのハイパーマーケットの発明者として広く認知されており,この小売フォーマット*は,後に世界中に移転され,取り入れられた。その創業から60年の時を経て,カルフールは国内をベースにした単一フォーマットから脱却し,40カ国以上で14,300店超を構えるマルチ・フォーマットを擁すマルチ市場のグローバル小売業へと進化を遂げた。このカルフールの進化は,この期間に食品小売業の中…

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  • 腰痛に関する予防理学療法を肉眼解剖学の視点から考える

    布施 裕子, 時田 幸之輔, 小島 龍平, 影山 幾男, 相澤 幸夫, 熊木 克治, 平﨑 鋭矢 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 43-43, 2024-03-31

    ...これらの所見の使用にあたっては、日本歯科大学新潟生命歯学部解剖学第一講座、影山幾男教授の許可を得ており、「死体解剖保存法」と「医学および歯学教育のための献体に関する法律」に準拠し調査を行った。ニホンザルの使用にあたり京都大学ヒト行動進化研究センター利用・共同研究拠点専門委員会の審査を受け、承認されている。</p>...

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  • 大学におけるプロジェクトマネジメント教育の実践報告

    山本 智子, 上野 絵里奈, 大藪 涼花, 竹田 梨乃, 谷本 未羽, 福本 純加 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 93-98, 2024-03-31

    <p>川崎医療福祉大学医療秘書学科では,2014年から医療秘書の段取り教育の一つとして,プロジェクトマネジメント教育を導入している.そして,学生は学んだ知識や手法を,その後の学外実習,資格取得あるいはサークル活動に活用している.学習をしたことで,学生の意識や行動には,作業分解してスケジュールを詳細に計画できるようになった,常にリスクを考え事前に対応策を考えられるようになった,コミュニケーションを…

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  • Form 10-Kのテキストを使用した不正会計検知モデルの研究

    宮後 圭佑, 佐藤 夏輝, 小村 亜唯子, 平井 裕久 イノベーション・マネジメント 21 (0), 107-125, 2024-03-31

    <p>2010年代以降、不正会計検知モデルの構築を目的として、財務指標を特徴量とする研究だけではなく、テキスト分析によって抽出されたテキストに関する要素を特徴量とする研究が進展している。このレビューでは、米国市場の上場企業のForm 10-Kのテキストを用いて不正会計検知モデルを構築した研究を対象として、特徴量の抽出過程や構築したモデルの検知精度などに焦点を当てながら、2010年から2020年ま…

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  • グローバリゼーション/ディグローバリゼーションのダイナミズムと経済システムの変容

    河村 哲二 イノベーション・マネジメント 21 (0), 35-70, 2024-03-31

    <p>1990年代に顕著となったグローバリゼーションの潮流は、アメリカの経済グローバル化を最大の震源として進んだ。それは、第二次大戦後、1950・60年代に全盛期を迎えた、アメリカを筆頭とし、西ヨーロッパ、日本等の先進諸国・地域を中心として高い水準の経済成長が続いた「持続的成長」のシステムが、1960年代末から機能不全に陥ったことに対応して、企業の経営革新・金融革新の模索と、それと相互促進的にI…

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  • 腰痛予防に着目したアクティブ・ラーニング型ヘルスリテラシー講義の効果

    栁澤 海志, 塩浦 宏祐, 原田 亮, 山上 徹也 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 387-387, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>本講義で、腰痛をテーマとして情報の検索・確認方法、見つけた情報の長所・短所の見分け方を教授したことで HLS-Q12のHC領域が改善したと考えた。また、HLS-14で取り扱っているスキルは高度であるため、講義を通し自身のHLが低い事を認識した事で低下したと考えた。腰痛に対しても本講義を通して痛みの改善や対処方法の向上に繋がる可能性が示唆された。...

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  • フード・バリューチェーンにおける第二レイヤーアクターの役割

    木村 純子, 二階堂 行宣, 佐野 嘉秀, 藤本 真 イノベーション・マネジメント 21 (0), 127-147, 2024-03-31

    <p>本稿は、農水産物をもとに食品の価値を生み出す流通プロセスをフード・バリューチェーンとして捉え、農水産物の生産を起点とする地域発展のモデルを導出する。フード・バリューチェーンの中で重要な役割をはたすアクター(当事者)として、地域の複数の農水産物生産者から直接、農水産物を仕入れ、加工等を行い、国内外の市場に向けた流通に乗せる事業者・組織に焦点を当てる。彼らは、農水産物の生産者である第一レイヤー…

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  • 通信社と広告会社の一体経営

    片山 郁夫 イノベーション・マネジメント 21 (0), 15-34, 2024-03-31

    <p>現代はVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代と呼ばれ、社会全体の先行きが不透明で予測困難であるとされる。そのため、社会全体として持続可能性(サステナビリティ)が課題とされ、企業にはパーパスを起点とした企業価値創造が期待されている。</p><p>本稿では、電通の創業からの発展と創業者光永星郎の企業家活動にフォーカスすることで、現代企業におけるキーワードであるパーパス経営について考…

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  • スウェーデンの起業家大学から生まれるハイテク・スタートアップ

    田路 則子, 五十嵐 伸吾 マーケティングジャーナル 43 (4), 31-42, 2024-03-29

    <p>スウェーデンの産業都市ヨーテボリ市のチャルマース工科大学は,起業家大学として知られる。大学を核に地域の技術シーズを活用し,地方都市ながら生存率が高く卓越したスピンオフを数多く輩出してきた。本稿では,「サロゲート型」と「非サロゲート型」の起業類型に沿い,事例を交えつつ,シリコンバレーとは異なる,独自の起業エコシステムを紹介する。「サロゲート型」では,内外の技術シーズを発掘し新たな製品サービス…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 大企業の新規事業開発におけるエフェクチュエーションの活用

    柳 淳也, 吉田 満梨, 並木 州太朗, 竹林 一, 今庄 啓二 マーケティングジャーナル 43 (4), 18-30, 2024-03-29

    <p>大手電気機器メーカーの事例から,大企業におけるビジネスモデル革新(BMI)という文脈において,コーゼーションとエフェクチュエーションという異なる意思決定のロジックが,「なぜ」,「どのように」組み合わせられるのかについて,本研究では新たなパターンを提示した。具体的には,エフェクチュエーションの実践を短期的にはコーゼーションの評価基準から独立させる重要性と共に,長期的には2つのロジックを組み合…

    DOI Web Site 参考文献29件

  • 起業家的シンボリック・マネジメント

    軸屋 泰隆, 山田 仁一郎 マーケティングジャーナル 43 (4), 6-17, 2024-03-29

    <p>本研究は,ベンチャーの事業成長可能性を高める「起業家的シンボリック・マネジメント」の重要性とその影響力を示唆する概念研究である。「シンボリック・マネジメント」とは,複雑な市場環境においてベンチャーが取り組む新しい事業の識別可能性を高め,その意味を効果的に伝える手段である。また,「シンボリック・マネジメント」とは,ステークホルダーの想像力に訴えながら,「シンボル」それ自身の意味の連想をステー…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 畳屋の事業転換と両利きの経営者

    白石 秀壽 マーケティングジャーナル 43 (4), 96-105, 2024-03-29

    <p>畳は日本の伝統的床材であるが,住宅の洋風化に伴い,市場は衰退傾向にある。一般に,畳屋は地域に根差して事業を展開している。なぜなら,畳を敷き込む際には,部屋の間取りや柱の位置に応じて,高さやサイズを調整する熟練の職人的技能が不可欠で,規模の経済を発揮できないからである。また畳は差別化が難しい製品でもある。それゆえに畳業界は典型的な多数乱戦型業界となる。そのような中で,久保木畳店は,全国の飲食…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 企業家マーケティング

    栗木 契 マーケティングジャーナル 43 (4), 3-5, 2024-03-29

    <p>The role of entrepreneurs is becoming increasingly important in Japanese industry and society. This role involves realization of innovations that broadly bring about more advanced lifestyles and …

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  • 産業振興・ベンチャー支援から「起業の民主化」へ

    二宮 麻里, 大田 康博, 三井 雄一 マーケティングジャーナル 43 (4), 43-55, 2024-03-29

    <p>本研究では,地方中核都市における起業コミュニティ形成の先端事例として福岡市をとりあげる。1980年代から現在までの文献資料を収集し,福岡市における起業支援で重要な組織や個人を特定して半構造化インタビューを行い,データを時系列で整理した結果,以下の事実が分かった。同市の起業活動は,福岡市の行政支援だけではなく,1980年代以降に福岡県が整備した産業振興・ベンチャー支援インフラも活用して展開さ…

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  • 「いじめ」対策の政治過程 : 教育相談的内容から懲罰的・規範的内容への変容

    岩本, 利裕 政策創造研究 18 85-102, 2024-03-28

    本論文では、第1次安倍晋三内閣期に「いじめ」対策の内容が変容した要因を分析した。政府の「いじめ」対策は、1990年代までは教育相談的内容が重視された。一方、2006年以降、出席停止の活用や懲戒など、懲罰的・規範的内容が重視された。政策が変容した要因には、文教族と文部科学省による教育政策共同体と首相の影響力関係の変容が挙げられる。先行研究では、教育再生会議のとき、教育政策共同体は首相官邸に抵抗でき…

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  • コミュニティ組織再編と行政 : 地域間関係の課題 : 大阪市のコミュニティ施策実施体制調査より

    栗本, 裕見 政策創造研究 18 49-66, 2024-03-28

    人口減少や高齢化に直面する日本では、地域の課題解決の担い手として、学区などの身近な地域の地域団体を結集した地域組織である「地域自治組織」の設立が進んでいる。先行研究の整理からは、「地域自治組織」が課題解決の担い手となるためには、自治体行政と地域との間で形成されてきた地域協働体制の見直しが欠かせないことが論点となる。本稿では自治体行政による「地域自治組織」の制度運用に注目して、この論点についてどの…

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  • 文化経済学におけるMelitzモデルの解釈

    初見, 健太郎 政策創造研究 18 29-47, 2024-03-28

    本論は、21世紀の国際経済学における代表的理論モデルであるMelitzモデルを、文化製品市場にあてはめ、文化多様性を考える上で重要な点について検討した。Melitzモデルでは、世界全体で生産される文化製品の数は、閉鎖経済のときと比べて、開放経済のときに少なくなる。また、開放経済において、世界中で消費される文化製品は同一化されていく。このモデルから、経済の大きな開放が文化多様性にとってよくない帰結…

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  • 政務活動費の適正運用と第三者機関の役割 : ある中核市の取り組みに着目して

    堀, 裕彦 政策創造研究 18 103-117, 2024-03-28

    「事実は小説より奇なり」と言うが、平成26年7月に全国中継された兵庫県議会議員による「政務活動費」の不正使用に関する「号泣会見」は、期せずして制度の存在を広く国民に知らしめるところとなった。その後、この一県議により開かれたパンドラの箱は、全国の地方議会に波及することとなり、その制度自体が「諸悪の根源」であるかのような誤解と錯覚を与える結果になった。筆者は、奇しくも「号泣会見」の直後から、大阪府下…

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  • 治水対策におけるダムと住民の役割の変化 : 流域治水による官民役割分担の進展

    杉浦, 勉 政策創造研究 18 17-27, 2024-03-28

    論争の的になりやすいダムについて、本論は日本の治水対策における位置づけを改めて検討した。令和時代以降に導入された流域治水でもダムの役割は変わっていない。しかしながら、ダムは洪水水量を調整する要ではなくなった。その代わり、ダムを軸とした治水対策に依存していた住民は自主的な選択を迫られている。洪水リスクの低い地域に住むか、即座に避難できる準備をしておくか。流域治水とは官民の役割分担により治水対策を進…

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  • 競合する要求の実現とマネジメント・コントロール―テンションのマネジメント過程の縦断的事例研究―

    桝谷 奎太 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (1), 141-159, 2024-03-28

    <p>本研究では,複数のマネジメント・コントロール(MC)実践が対立的要素を両立させるメカニズムの解明に取り組んでいる.その特徴は,(1)具体的・非集約的なMC実践の捕捉,(2)テンションの鳥瞰的な捕捉,(3)対立的要素の一方から両方の追求に切り替える局面におけるMC実践の展開過程の追跡である.縦断的事例研究の結果,包摂,抑制,分割といった特性を持つMC実践が,組織の異なるレベルで顕在化する三つ…

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  • 親子間事業承継に管理会計システムが及ぼす影響―アメーバ経営の導入企業を例として―

    浅石 梨沙, 近藤 大輔, 黒木 淳 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (1), 185-200, 2024-03-28

    <p>本論文では,日本企業において重要な課題である事業承継のうち,親子間での事業承継に焦点を当てて,管理会計が事業承継に及ぼす影響を考察した.本論文で取り上げた企業のケースでは,管理会計システムの導入を通じて後継者の考え方が変化するとともに,管理会計システムを通じたコミュニケーションによって従業員からの受容が促進されたことが明らかになった.さらに,フィロソフィの影響によってこれらの働きが強化され…

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  • 中小企業管理会計の現状と課題

    山口 直也 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (2), 17-23, 2024-03-28

    <p>中小企業の競争力向上は,日本経済と地域経済・地域社会の持続性を確保する上で極めて重要である.中小企業が厳しい経営課題に適切に対処し,競争力を向上させるためには,管理会計を効果的に活用していくことが極めて重要である.一方で,近年,中小企業における会計情報や経営管理情報の活用に向けた枠組みや手法の整備が進んでいる.このことから,これら枠組みや手法の導入を手掛かりとして,多くの中小企業が管理会計…

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  • 環境業績指標の重視度にステイクホルダーの圧力が与える影響

    小沢 浩, 坂口 順也, 大西 靖 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (1), 125-139, 2024-03-28

    <p>本研究では,質問票調査に基づいて,ステイクホルダーが企業に与える圧力と,企業が環境業績指標を重視する程度との関係を検討した.検討の結果,ステイクホルダーからの圧力が大きくなると,物量指標と事業指標がともに重視されることが明らかになった.さらに,規制ステイクホルダーと社会ステイクホルダーの圧力が大きくなると物量指標が重視され,市場ステイクホルダーとメディア・ステイクホルダーの圧力が大きくなる…

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  • リードタイム短縮とプレミアム価格の関係に影響を与える要因の考察―Hänichen (1995)に基づく2社の事例分析―

    王 志 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (1), 19-35, 2024-03-28

    <p>これまでの管理会計研究においては,販売価格の割引や引き下げに議論が集中し,高い販売価格を提示し収益を獲得することに関してほとんど議論されていないため,本研究はプレミアム・プライシングに焦点を当てた.リードタイム短縮は顧客の納期に対する要望に応えることで販売価格に影響を与えうることから,本研究は両者の関係に着目した.そしてHänichen …

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  • 危機時におけるマネジメント・コントロール―新型コロナウイルス感染症禍におけるオムロン株式会社へのインタビュー調査をもとに―

    吉田 政之, 打田 昌輝, 佐々木 郁子, 三矢 裕 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (1), 53-65, 2024-03-28

    <p>本研究は,危機時のマネジメント・コントロールを明らかにすることを研究課題とする.そのために,オムロン株式会社に対してインタビュー調査を行い,新型コロナウイルス感染症禍において結果コントロールと文化コントロールが目的整合性を確保するためにどのように運用されたのかについての事例を議論した.新型コロナウイルス感染症禍という不確実性の急激に高まった環境では,結果コントロールは平時と運用が変わること…

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  • 中小企業管理会計の適用基準

    本橋 正美 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (2), 61-76, 2024-03-28

    <p>わが国における中小企業は,概して優れた管理会計システムを構築していない.このことは,中小企業における典型的な問題となっている.筆者は本稿で,第1に中小企業管理会計の発展段階モデルについて説明した.第2に,中小企業管理会計の適用基準の説明を行った.すなわち,第1適用基準:TQM/マーケティング管理会計・情報分析アプローチ(TQM/MMAIS),第2適用基準:健康経営アプローチ,第3適用基準:…

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  • なぜバチスカーフFNRS III は日本に来たか。海洋学における日仏協力の始まり

    小松 輝久, ユベール=ジャン セッカルディ La mer 61 (3-4), 87-105, 2024-03-27

    ...日本で深海調査を行っていた東京水産大学の佐々木忠義教授は,1956 年1 月から7ヶ月間,パリ海洋研究所に滞在した。そこで,バチスカーフ・カリプソ運航委員会委員長であるパリ国立自然史博物館・海洋研究所のルイ・ ファージュ教授と出会うことになる。佐々木教授の説得の結果,ファージュ教授はこの潜水艇を日本へ送ることを約束した。...

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  • 戦う女性マネタリスト、 アンナ・ジェイコブソン・シュウォーツ

    宮川 重義 京都先端科学大学経済経営学部論集 2024 (7), 1-37, 2024-03-27

    ...ユダヤ移民の子供として生を受けたシュウォーツは貧しいながらも両親の寵愛を受けバーナード大学に進学し、ゲイヤー教授との出会いから経済学者を志すことになるが、その道は決して平坦なものではなかった。</p> <p> 彼女はゲイヤー教授との出会いから、歴史データを丁寧に発掘し、読み解くという地味な作業の重要性を習う。...

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  • 19世紀末イタリアにおける会計教育の展開と会計プロフェッション化

    岡嶋, 慶 拓殖大学経営経理研究 (125) 45-66, 2024-03-25

    ...その際,科学としての「会計学」という性格がことさら重視され,それが19世紀末にヨーロッパ中で関心が持たれた高等商業教育の問題と密接に結びつき,高等商業教育機関でどのように「会計学」を教授するべきなのかという問題意識となっていった。そこで,各種技術教育機関における会計学の発展と会計プロフェッションの資格付与への影響を中心に考察する。...

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  • ドイツ教授学の現代的転回

    松田 充 教育学研究ジャーナル 29 (0), 1-11, 2024-03-25

    <p>In the field of educational methods, much attention has been paid to German didactics. However, in Japan, German didactics has not been studied from the perspective of teacher education. This …

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  • 韓国の高等教育における学習環境・学習支援のデザイン

    川面 きよ, 及川 ひろ絵, 遠海 友紀, 岩崎 千晶, 嶋田 みのり, 千葉 美保子 関西大学高等教育研究 15 113-122, 2024-03-25

    ...教授パラダイムから学習パラダイムへの転換やICT技術の進展に伴い、高等教育において物理的な環境だけでなく人的な学習支援も重要視されるようになっている。本研究では高い大学進学率を誇る韓国の大学の学習支援環境に注目し、コロナ禍を経た韓国の大学において学習環境がどのように変化し、どのような学習支援サービスが行われているのか、その特徴について明らかにするために現地調査を行った。...

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  • 「県電統一」の完成と宮城送電興業買収問題 : 宮城県における知事・県当局と県会の対立とその帰結

    加藤 健太 エネルギー史研究 : 石炭を中心として 39 1-31, 2024-03-25

    一 課題と対象 / 二 宮城県による宮城送電興業の買収 /  (一)買収過程 /  (二)資金調達計画とその変更 /  (三)電気事業費のための起債とその償還方法 / 三 買収価格をめぐる再交渉とその帰結―利害の対立と調整― /  (一)契機 /  (二)交渉の争点 /  (三)宮城送電興業の要望 /  (四)交渉の再開 /  (五)交渉の妥結 /  (六)「天引一割」の評価 / 四 …

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  • 翻訳 テュービンゲン大学School of Education の事例から見る教師教育制度化のメルクマール

    トルステン ボール, ニーナ ベック, 久保田 周子, 鈴木 篤 教育基礎学研究 21 13-25, 2024-03-25

    1 はじめに― 近年のドイツにおける教師教育の主な進展 / 2 ドイツにおける教師教育の組織形態と機関 / 3 テュービンゲン・スクール・オブ・エデュケーション(TueSE)の事例 / 4 特徴 /  4.1 パラダイムに関する開放性 /  4.2 ネットワーク化と(関係者の)参加促進 /  4.3 幅広い業務 /  4.4 階層型構造に代わる納得(Überzeugung) /  4.5 …

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  • 創業直後期京都セラミックの営業実態

    沢井 実 稲盛和夫研究 3 (1), 1-15, 2024-03-25

    <p>In later years, Kazuo Inamori recalled the founding period of Kyocera, “we took on the ‘impossible’ and said ‘We can do it,’ and kept on doing it until we actually could do it. It may be a …

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  • 対話の場と社会的学習:福島における1F地域塾の経験から

    朱 鈺, 松岡 俊二 アジア太平洋討究 48 (0), 67-94, 2024-03-22

    <p>原子力発電所の廃炉では,地域住民,行政,事業者,原子力専門家などによる対話の場の形成が廃炉に伴う社会課題の解決につながると考えられている。しかし,2011年3月の福島第一原子力発電所(1F)事故を契機に廃炉が本格化した福島では,地域住民,国,東京電力,原子力専門家の間における社会的溝が深まり,対話が困難になっている。本研究は,こうした状況を念頭におきながら,信頼関係が損なわれた市民,行政,…

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  • 少年刑事司法法典に関する国民議会調査報告書(2)

    フランス刑事立法研究会(訳), 井上 宜裕, 大貝 葵 法政研究 90 (4), 235-248, 2024-03-22

    はしがき / 少年刑事司法法典に関する国民議会調査報告書 /  総説 /  Ⅰ.全関係者の積極的参加のおかげで十分に適用されている野心的な改革 /   A.少年刑事司法の法的枠組みの根本的変化 (以上、90巻2号) /   B.幅広く周到に準備された改革 /   C.困難な状況における迅速な実施 /    1.ある手続から別の手続への迅速な移行 / …

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  • 故意と慰謝料 : 死亡事例を題材として

    高岡 大輔 法政研究 90 (4), 45-98, 2024-03-22

    序論 /  1.問題の所在 /  2.検討の視角 / 第1章 故意不法行為による死亡事例に関する裁判例 /  第1節 生命侵害の故意がある事例 /  第2節 生命侵害の故意がない事例 /  第3節 概観 / 第2章 故意不法行為による死亡事例における故意と慰謝料 /  第1節 検討の方法 /   1.過失交通事故との比較 /   2.比較の方法 /  第2節 一般的な慰謝料の増額事由 / …

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  • 鳩山秀夫 : 人と業績(1)

    七戸 克彦 法政研究 90 (4), 169-234, 2024-03-22

    ...Ⅰ 序:「学説継受」期に関する基礎的考察 /  1 日本民法学史における「学説継受」期の位置づけ /  2 「学説継受」期の学者群像 以上本号 / Ⅱ 生い立ち・就学時代 以下次号 / Ⅲ 講師・助教授教授時代 / Ⅳ 教授退官後 / Ⅴ 付:民法学説の実務に及ぼした影響評価...

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  • 理学療法士としての研究留学 ─トロント大学留学記─

    新貝 和也 呼吸理学療法学 3 (1), 82-90, 2024-03-22

    ...Darlene Reid教授の研究室に博士研究員として1年間留学する機会をいただいた。今回,理学療法士としての研究留学について,その経緯や渡航までの流れ,カナダと日本の研究・教育システムの違い,および筆者が感じた留学のメリット等を中心に,その活動を報告する。最近の留学事情について,自身の実体験を中心にお伝えすることで,現在留学を検討している理学療法士の方々の一助になればと思う。</p>...

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  • 公務員関係における裁量審査 : 最三小判令和5年6月27日民集77巻5号1049頁を素材として

    鈴木 崇弘 法政研究 90 (4), 1-44, 2024-03-22

    はじめに /  1 社会観念審査+判断過程統制 /  2 公務員に対する懲戒処分――「慎重な考慮」 /  3 最三小判令和5年6月27日民集77巻5号1049頁 /  4 本稿の課題 / Ⅰ 最三小判令和5年6月27日民集77巻5号1049頁 /  1 事実の概要 /  2 判旨 /  3 本判決の特徴 / Ⅱ 公務員関係における裁量審査の枠組 ―― 抽象的審査枠組(1) /  1 …

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  • 臨床研究における患者の同意の必要性について : 「観察研究」を中心に

    田中 教雄 法政研究 90 (4), 135-168, 2024-03-22

    はじめに――医療行為における患者の同意の必要性について / 1 臨床研究における患者(研究対象者)の同意の必要性について / 2 観察研究 /  2.1 観察研究の定義 /  2.2 観察研究と介入 /  2.3 通常の診療を超えた医療行為と介入 /  2.4 通常の診療と介入 / 3 名古屋高裁金沢支部判決 /  3.1 治療方法選択に当たっての説明義務違反 /  3.2 …

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  • 熟練教師の授業認知過程に関する事例研究

    改発 智也, 浅田 匡 日本学級経営学会誌 6 (0), 1-12, 2024-03-21

    ...教師は教授学習過程を中心とした授業認知をしながら,教授学習過程以外と他の多様な教育過程とを同時に達成する関係や,どちらかの指導過程を優先する対立関係が明らかとなった。...

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  • 定年退職の方々を送る

    飯野, 雄一, 濡木, 理, 塩谷, 光彦, 小澤, 岳昌, 須藤, 靖, 吉田, 直紀, 舘野, 正樹, 種子田, 春彦, 程, 久美子, 黒田, 真也, 樋口, 秀男, 岡田, 康志, 星野, 真弘, 今田, 晋亮 東京大学理学系研究科・理学部ニュース 55 (6), 4-10, 2024-03-20

    ...線虫に魅せられて/生物化学科を背負って来た飯野教授へ/「未来の種」/塩谷光彦先生を送る/宇宙越しに世界を見る/須藤先生と相対論/日光植物園での四半世紀/舘野正樹先生,ありがとうございました。/RNA干渉から創薬へ/程久美子先生を送る/「幼少の思い65まで」/生物の動きを科学しつづけて/研究遍歴:地球から宇宙へ,プラズマの世界/星野真弘先生の背中を追いかけて...

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  • GBS 理論に基づく「旅行の文脈で学ぶ日本文化学習コース」の設計

    田嶋 晶子, 鈴木 克明, 戸田真 志, 合田 美子 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 225-228, 2024-03-20

    <p>本研究は,スイスの語学学校における旅行の日本語コースを,旅行の文脈を残しながら日本文化を中心に学ぶコースへと改善することを目的とした.コースはゴールベースシナリオ(GBS)理論に沿って設計・開発し,その妥当性と有用性を検証した.その結果,eラーニングの主教材であるストーリー型教材のみの文化学習では中程度の学習効果となり,ストーリー型教材と課題,授業への参加,振り返りを組み合わせたブレンド型…

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  • 教授ストラテジーの異なる学習課題における知識の正確性ならびに知識再構築に対する自己効力感の変化と相互影響過程

    中西 良文, 梅本 貴豊 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 173-176, 2024-03-20

    ...<p>本研究では,学習者が有する2つの自己効力感,すなわち,知識正確性に対する自己効力感と知識再構築に対する自己効力感に対して,概念教授ストラテジーに関する2つの方法(ル・バー対決型ストラテジーとル・バー懐柔型ストラテジー;伏見・麻柄 1993)の影響がどのように異なるかを検討した.その結果,2つの自己効力感ともに,最初の情報教示後に大きな変化が見られること,また,教授ストラテジーの違いによって,3...

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  • CO<sub>2</sub>ハイドレートによるCCSの貯留可能量の推定

    鳥羽瀬 孝臣, 安田 尚登 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (2), 188-194, 2024-03-20

    <p>CO<sub>2</sub>ハイドレートによるCCSの貯留に関して,地質学的観点から貯留適地を探索し,シンプルな貯留層モデルを用いた圧入シミュレーションにより単位面積当たりの貯留可能量を求めて,日本周辺海域におけるCO<sub>2</sub>ハイドレート貯留の貯留可能量を推定した。</p>

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  • 1人1台の情報端末を活用した授業におけるティーム・ティーチングが担任教員の教授知識に与える影響

    滝沢 雄太郎, 佐藤 和紀 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 109-112, 2024-03-20

    ...<p>本研究では,小学校で1人1台の情報端末を活用した授業において,校内の情報教育係の推進教員と担任教員とのティーム・ティーチングにより,ICT に関する教授知識の習得を目指した研修を行った.そして,担任教員のICT に関する教授知識に与える影響とその要因を検討することを目的として質問紙調査,授業記録,半構造化インタビューを実施した.その結果,ティーム・ティーチングが担任の教授知識に影響を与えていた...

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  • 情報端末を活用した授業における机間指導中の教師による学習の自律性の支援に関する発話の特徴

    八木澤 史子, 遠藤 みなみ, 佐藤 和紀, 堀田 龍也 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 25-28, 2024-03-20

    <p>情報端末を活用した授業における机間指導中の学習の自律性に関する教師の発話を分析した.2名の教師の発話を学習の自律性の支援の観点から分類した結果,いずれの教師の発話も90%以上が学習の自律性の支援に関する内容で,その内容は,児童の行動の意図を尋ねる「意図」,児童の活動にヒントを与える「ヒント」など9種類のカテゴリに分類された.また,教師の発話の約20%が情報端末の活用に関連する内容だった.一…

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  • 「大富豪」の戦略をプログラムする教材を利用した教授法の検証

    村川 弘城, 中島 智秀 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 209-212, 2024-03-20

    ...<p>本研究は,大富豪のカードの出し方に関する戦略をプログラムする教材を利用した教授法が,プログラミング的思考力に与える影響を明らかにすることを目的としている.この教授法は,自らの戦略をフローチャートに表すまでと,プログラムの2つの段階に分かれているため,それぞれの前後にあたる3時点において,プログラミング的思考力に関する質問を行い,t 検定で比較する.結果,全体としては事前と事後に,また,複数項目...

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  • 海外調査余話

    樋口, 義治 地域政策学ジャーナル 13 15-24, 2024-03-19

    ...樋口と地域政策学部の阿部聖教授は,中部地域企業のアジア進出について,2000年代はじめに計13回,現地を訪れ海外調査を実施した。現地においては公式報告以外にさまざまな事象や事態を経験してきた。今回,タイ(2004年現地調査)とインド(2006年現地調査)について,こうした海外調査にまつわるいわばよもやま話を『海外調査余話』として紹介する。...

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  • フリーミアムのサービスを宣伝するテレビ広告が購買に与える影響

    榎澤 祐一 マーケティングレビュー 5 (1), 30-37, 2024-03-19

    <p>基本利用料が無料のフリーミアムのプラットフォームでは,事業者が広告費用を負担せずにユーザー獲得できる利点があるとされる。しかし,日本の事業者は一般的に高額な費用を要するとされるテレビ広告を出稿することが多い。そこでフリーミアムのサービスにおける広告効果の実証を試みた。具体的にはフリーミアムのマンガアプリ2社の2時点でのテレビ広告視聴数と会員状況に関するシングルソースデータを基に,テレビ広告…

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  • 購買履歴データと心理データを突合したモバイル・アプリ・エンゲージメントの包括モデル

    髙橋 広行 マーケティングレビュー 5 (1), 55-63, 2024-03-19

    <p>本研究は,モバイル・アプリ・エンゲージメントに関する研究である。近年,エンゲージメントに関する研究は研究面でも実務面でも注目されている。本研究はモバイル・アプリ・エンゲージメントに影響する要因とロイヤルティを測定し,実際の購買行動データを突合した包括モデルによって,構造的な関係性を明らかにする。調査は,食料品企業のモバイル・アプリの会員に対して行った。分析の結果,モバイル・アプリのデザイン…

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  • プレイス・ブランディングと潜在的復興力の関係の探究

    木村 慎之介, 長尾 雅信, 八木 敏昭 マーケティングレビュー 5 (1), 38-46, 2024-03-19

    <p>近年,ソフトパワー向上による災害に強い地域社会の構築が課題となっている。そこで本研究ではプレイス・ブランディングの知見を援用し,これまで地域防災の文脈で論じられてきたソーシャル・キャピタル(SC)だけでなく,プレイス・アタッチメント(PA)および自然資産も含め,潜在的復興力を基準変数とする包括的なモデルを提示した。分析に関しては,まず探索的因子分析により潜在的復興力の構成要素を抽出した後に…

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  • サービス品質評価の不均一性が利用客の総合評価に及ぼす効果

    犬塚 篤 マーケティングレビュー 5 (1), 47-54, 2024-03-19

    <p>宿泊施設におけるサービス品質評価の不均一性が,利用客の総合評価にどのように影響しているかについて,大手宿泊予約サイト「楽天トラベル」のユーザーレビュー(7,210施設,576,449レビュー)を用いた検証を行った。その結果,多くのサービス機能において,品質評価の不均一性が大きい宿泊施設では,利用客の総合評価が低くなる傾向があることが示された。またその傾向は,レジャー利用客の方がビジネス利用…

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