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南田 勝也 社会学評論 73 (4), 363-381, 2023
...</p> <p>そのうえで,情報社会が到来した現代において音楽作品は文化資本たりうるのか,という問題を設定する.インターネットの拡散力と生産力によって飛躍的に増大した文化作品群は,上下の区別や系統立った秩序を示すものではなくなりつつある.それでもなお文化と階層の関係を論じる文化的オムニボアの議論がある一方で,社会には趣味を共有するサークルが閉鎖的に林立しているとする島宇宙化論や,アクセスが容易になり...
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片岡 栄美 教育社会学研究 110 (0), 137-166, 2022-07-30
...また日本の1995年と2019年の2時点の全国調査を用いて,文化活動パターンを比較した結果,この24年間で高学歴化が進行したにもかかわらず,ハイブラウ,文化的オムニボア,ロウブラウ,非活動層の構成比率に大きな変化はなく安定していることがわかった。ハイブラウなスノッブの比率は少なく,約60%が文化的オムニボアである。そしてオムニボアの人々は他のタイプに比べて,社会的地位や学歴は有意に高い。...
宮島 喬 教育社会学研究 110 (0), 5-24, 2022-07-30
...その回答として,日本の上層階層の人々が大衆文化も楽しむ「文化的オムニボア」であるからという論が行われた。興味深い指摘であるが,そのことが社会的再生産プロセスにどん影響を及ぼすかは十分明らかではない。</p>...
片岡, 栄美, カタオカ, エミ, Kataoka, Emi 駒沢社会学研究 : 文学部社会学科研究報告 50 17-60, 2018-03
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小林 盾, 大林 真也 理論と方法 31 (2), 304-317, 2016
...そこで, 「自分は自由に文化活動できる」という信念を持ち, さらに等価所得が高く実行機会に恵まれた人ほど, 文化的オムニボアとなると仮説を立てた. データとして2015年階層と社会意識全国調査(第1回SSP調査)を用い, 文化的オムニボアを高級文化(クラシック音楽と美術展)と中間文化(小説)の頻度の幾何平均で測定した(分析対象2,769人)....
村井, 重樹 三田社会学 20 124-137, 2015-07
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