検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 5,797 件

  • タップボルト継手の疲労強度および材間相対変位の評価

    丹羽 雄一郎, 舘石 和雄, 判治 剛, 清水 優 鋼構造論文集 31 (121), 121_115-121_126, 2024-03-29

    <p>In this study, as a preventive maintenance method against root cracks at welded joints of cover plates, the tap bolt joint method with tap holes in both plates was proposed based on the concept …

    DOI

  • 無線通信を利用した移動体位置検知における精度向上と長距離への適応

    小出 洋, 渡辺 亮平, 前田 隆行, 森田 基樹, 福川 浩二 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (2), 72-79, 2024-02-01

    列車のような移動体の制御を行う上で,移動体の位置をできるだけ正確に把握することが重要であり,様々な位置検知手法が用いられている.今回,無線通信による手法を用い,高速移動体の位置を精度よく,長区間に渡り継続的に検知できる仕組みを実用化した.一般に,電波は周辺の構造物等に反射しながら伝搬するため,基地局―移動局間の距離が大きくなるほど,基地局―移動局間距離と伝搬経路長との間には乖離が生じるほか,マル…

    DOI

  • 鉄道き電系統における経済性のあるEV活用の提案

    福田 嵩大, 児玉 安広, 林 泰弘, 林屋 均, 中村 将 エネルギー・資源学会論文誌 45 (1), 23-30, 2024-01-10

    Various organizations are making efforts to reduce CO<sub>2</sub> emissions toward a decarbonized society. Among them, for railway operators, effective utilization of regenerative power is one of …

    DOI

  • JR東日本における地下・トンネル構造物の補修・補強に関する技術資料の改訂と維持管理のレベルアップ

    鈴木 和也, 水野 光一朗, 保坂 直道 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 182-191, 2024

    ...<p> 東日本旅客鉄道株式会社では,坑数が約1,200坑,延長が約950kmの地下・トンネル構造物を維持管理している.本稿では,これらの地下・トンネル構造物の維持管理の特徴と制度について示した.次に,地下・トンネル構造物の措置のうち,補修・補強に着目し,これらに携わる技術者が,実務に活用できるように既往の技術資料を改訂した経緯と改訂した技術資料の特徴や内容について示した.そして,改訂した技術資料により...

    DOI

  • MTT不能箇所における人力作業省略の可能性に関する研究

    大島 大輝, 薄井 裕佑, 帰山 直大 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 196-202, 2024

    <p> 生産年齢人口の減少やデジタル社会への転換など,鉄道業界を取り巻く社会環境や価値観は変化しており,設備メンテナンス部門では,これまで以上に従事員を安定的に確保することが難しくなると予想される.このような状況の中で,鉄道が持続的成長を果たすためには生産性の高い業務執行体制を構築する必要がある.そこで本研究では,MTT(マルチプルタイタンパ)による施工不能箇所に着目し,人力作業の省略に向けた検…

    DOI

  • JR東日本における特殊分岐器の設備故障防止に向けた取り組み

    島田 和則, 堀 雄一郎 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 258-264, 2024

    <p> 特殊分岐器(可動ダイヤモンドクロッシング,シングルスリップスイッチ,ダブルスリップスイッチ)は,構成する部材が多く,かつ構造が複雑であることから,分岐器管理の中でも特に保守に苦慮し,たびたび設備故障を発生させている.JR東日本(以下,当社)においては,これら特殊分岐器の設備故障防止に向けて,特殊分岐器の構造強化対策の実施及び撤去の推進,管理標準等の策定,更には近年発生した事象に対して原因…

    DOI

  • TC型省力化軌道敷設に伴う重軌条化の施工事例

    品川 恒平, 大野 良輔 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 99-105, 2024

    <p> JR 東日本では軌道のメンテナンス作業の軽減を図ることを目的にTC型省力化軌道の敷設を進めている.2019年4月からは第5期工事として,首都圏本部のみならず横浜支社,八王子支社,大宮支社の東京30km圏内の主要線区に敷設を拡大している.横浜支社管内の敷設区間の中でも川崎保線技術センター管内の一部区間が50kgNレールであることから,60kgレールに変更して軌道の耐力を向上させる重軌条化を…

    DOI

  • 新幹線におけるシェリング傷管理に関する検討

    塚田 耕平, 尾崎 剛, 井上 淳 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 26-29, 2024

    <p> 日本国内における生産年齢人口の減少に伴い,鉄道業界の人材不足が深刻な課題となっている.JR東日本の新幹線では、軌道作業の大部分を占めるレール交換の内,傷レール交換は,突発的な作業となることが多いため作業調整や費用面で大きな負担となっている.そこで,シェリング傷の詳細な調査分析を行い,新たなレール傷の管理基準を検討した.調査分析の結果,水平裂長さと横裂深さに相関が低いこと,現行の閾値に対し…

    DOI

  • 軌道材料モニタリング装置を活用したレール交換計画の策定手法の確立

    神林 慶哉, 山崎 花菜穂, 福井 航, 平澤 周一, 榎本 泰典 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 20-25, 2024

    ...<p> 東日本旅客鉄道の保線部門では,毎年多くのレールを交換しており,大宮保線技術センターでは2022年度に約4,200RMのレールを交換している.現在,レール交換計画を策定する際には,現場で交換延長の測定やレール溶接位置の確認,交換時における支障物の確認などを行っており,調査に多くの人件費と労力を費やしている.そこで,線路設備モニタリング装置の効率的活用の観点から,同装置から得られる画像データを活用...

    DOI

  • 落橋により主桁が変形した鋼鉄道橋の再利用

    窪田 利幸, 平林 雅也, 吉川 正治 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 213-222, 2024

    <p> 豪雨等により河川に架かる鉄道橋の鋼桁が落橋・流出する場合があるが,その復旧にあたっては,鋼桁を再利用することで供用再開を早めることが可能となる.実際に落橋して主桁が変形した鋼桁において,解析や試運転列車での実橋測定などにより安全性を確認することで再利用を可能にした事例を示した.また,落橋・流出した鋼桁の再利用可否を判断する際に参考としている「鋼桁の再利用判定基準(案)」を見直した.</p>

    DOI

  • JR西日本『コンクリート補修施工管理技士』制度と継続教育について

    荒巻 智, 河井 勇樹, 藤井 大三 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 34-36, 2024

    ...<p> コンクリート構造物を健全な状態で維持管理していくためには,検査において変状を確実に捕捉するとともに,変状に対する措置を適時適切に実施することが重要である.とりわけ,変状が生じた構造物の補修は使用する材料や機器等の特性を十分に理解して施工しなければ,補修品質を向上することが難しい.そこで,西日本旅客鉄道株式会社は,2001年6月に「コンクリート補修施工管理技士」制度を創設し,補修工事に従事する...

    DOI

  • 常時微動計測による橋脚の固有振動数自動モニタリングの試行

    濱田 吉貞, 金 哲佑, 北川 慎治 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 30-33, 2024

    <p> 大雨等による水位上昇やそれに伴う基礎の洗掘によって,基礎の安定性が著しく低下する恐れがある河川橋りょうでは,桁下水位を指標に運転規制を行い列車の安全を確保している.その後水位が低下して規制解除する際は,衝撃振動試験で橋脚の固有振動数を測定し橋りょうの安全を確認するが,この確認に時間を要すると運転再開の遅れにつながる.そこで,橋脚基礎の健全性をリアルタイムで観測する方法として,橋脚に設置し…

    DOI

  • 省工程塗料を用いた塗替え塗装に関する基礎検討

    山口 真, 坂田 鷹起, 木村 元哉 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 37-42, 2024

    <p> 近年,塗料メーカーから塗膜層数を従来の塗装系より少なくできる省工程塗料が提案されており,塗替え塗装時の省力化やコスト削減効果が期待されている.しかし,省工程塗料を用いた塗装系の耐久性や施工性については不明な点が多く,鋼橋の塗替え塗装に適用される事例は少ない.そこで,本検討では促進サイクル試験や施工性確認試験により,省工程塗料を用いた塗装系の性能評価を試みた.促進サイクル試験の結果,省工程…

    DOI

  • 脈状地盤改良工法の自然地盤への適用性と改良効果の持続性に関する検討

    井澤 淳, 小島 謙一, 荒木 豪, 大西 高明, 林田 晃, 藤原 寅士良, 細井 学, 水野 弘二, 舘山 勝 土木学会論文集 80 (1), n/a-, 2024

    <p> 筆者らは,脈状の改良体を液状化地盤内に割裂注入し,改良体周辺地盤を密実化させることで液状化抵抗を増大させ,効率的に液状化程度を低減する脈状地盤改良工法を開発している.本稿では,自然地盤に対する適用性や改良効果の持続性を検討するために実施した施工試験について報告する.試験の結果,自然地盤に対しても小さな隆起量で所定量を注入可能であること,換算<i>N</i>値の計測から十分な改良効果が得ら…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • バラスト軌道における最適保守管理システムの構築による機械化施工の推進

    山門 健人, 石野 氏暁, 栃倉 善明, 佐々木 純 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 11-20, 2024

    <p> 本研究では,バラスト軌道における機械化施工の推進を目的として,最適保守管理システムを構築した.各種検査データを統合した不良箇所リストの作成,軌道の劣化予測モデルの構築,施工箇所の選定指標を策定した.各種検査データからキロ程情報を基に不良箇所リストを自動作成することで,不良原因及び最適な施工方法の検討が容易になった.また,機械学習を用いた軌道劣化予測モデルにより3カ月後の軌道変位を基に優先…

    DOI

  • 鉄道分野におけるMMSの導入とその活用

    松本 康寿, 平松 孝晋, 上西 大樹 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 235-241, 2024

    <p> 昨今,技能労働者の高齢化や労働志向の変化にともない現場の労働力は不足しており,線路内作業の効率化は国内の鉄道事業者にとって共通の喫緊の課題となっている.そこで,JR西日本では生産性向上と働き方改革の一環として,検査業務をセンサや機械による手法に置き換える「地上検査の車上化」に取り組んでいる.その手段の一つとして,MMS(Mobile Mapping …

    DOI

  • 新幹線大規模改修に向けたGISプラットフォーム(MIM)の開発と3Dモデル詳細度の検討

    大島 竜二, 向井 鷹則, 栗林 健一, 今井 勉 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 10-13, 2024

    ...<p> 東日本旅客鉄道株式会社(以下,JR東日本とする)では2031年度より東北新幹線(東京~盛岡間),および上越新幹線(大宮~新潟間)の土木構造物を対象に大規模改修を計画している.本プロジェクトは10年間の工期で延長約780kmを対象としており,その工事は非常に大規模かつ広域にわたるため,プロジェクト全体の計画・進捗管理は極めて重要である.そのため,JR東日本では新幹線大規模改修における工事計画策定...

    DOI

  • SW-MTTを活用した分岐器介在区間での施工繰り返し修繕箇所の解消

    勝野 篤紀 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 43-47, 2024

    <p> 上諏訪保線技術センター管内では,安全,安定輸送の確保とともに,快適な乗り心地の確保を目指して線路メンテナンスを行う上で,「繰り返し修繕箇所の解消」が課題となっている.その中でも,中央本線の第4甲州街道踏切においては,踏切及び終点方曲線の高低変位による列車動揺が度々発生しており,また,分岐器に近接していることから,SW-MTTによる「分岐器+一般区間」の施工による解消を検討した.しかし,当…

    DOI

  • 繰り返し列車動揺発生箇所における対策の検討

    石川 諒人, 神谷 俊晴 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 5-9, 2024

    <p> 列車動揺の管理は,列車の乗り心地に直結し鉄道の安定輸送に影響を与える.一方で,軌道変位など他の軌道状態が比較的良好であっても動揺が生じ,その結果,繰り返し補修が必要な箇所となり管理に苦慮をしている現状もある.本レポートでは,曲線内の踏切前後における繰り返し列車動揺発生箇所についてその原因の究明およびその対策の実施について一例を報告する.</p>

    DOI

  • 塩害環境下における鉄道コンクリート橋梁の維持管理手法の提案

    鵜澤 星一, 髙山 充直, 塚原 高志, 池田 泰博 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 248-257, 2024

    <p> JR 東日本では,海岸線から概ね1km以内に位置する鉄道コンクリート橋梁で,塩害による変状が多く発生している.主な対策として,PC橋には電気防食工法,RC橋には塩化物イオン吸着剤を用いた断面修復工法を適用している.これは,各工法について対策後20年超の経過観察結果から,工法の長期耐久性評価と塩害抑制効果などを総合的に勘案し,当社における塩害環境下の橋梁に対する維持管理の基本的な考え方とし…

    DOI

  • JR東日本における新幹線保線技術者育成に向けた取組みについて

    伊東 謙悟, 尾崎 剛, 藤森 啓之 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 48-49, 2024

    <p> JR東日本は,開業40余年を迎え新幹線の重要度が今後益々高まることから「継続的な人財育成」「特有技術の維持向上」「迅速な意思決定」「未知のリスク対応と管理」という4つの目的を達成するため,2019年4月に新幹線統括本部を設置した.新幹線設備部では「変革できる保線技術者」を目指した人財育成の取組として,弊社OffJTの特徴的な取組み内容である技術育成シート,毎日保線クイズ,新幹線保線ナレッ…

    DOI

  • 気候変動による鉄道沿線の土砂崩壊の将来変化 ―複数の路線を対象とした解析―

    植村 昌一, 鈴木 博人 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 将来,地球温暖化による気候変動に伴って降水が増加することで,土砂災害のリスクは増大するといわれており,鉄道も影響を受けると考えられる.そこで本研究では,東北・関東地域における主要な線区で土砂崩壊の発生頻度が高い3つの鉄道路線を対象に,気候モデル(NHRCM02)によるRCP8.5シナリオに基づく数値実験の出力データを用いて,土砂崩壊発生数の将来変化の線区による差異を評価した.その結果,2…

    DOI Web Site

  • 交通調整からみた異種交通モード間共同経営の歴史的意味とMaaS新時代の交通政策への示唆

    土井 健司, 手嶋 一了, 青木 保親, 葉 健人 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    <p> 本稿では,地域公共交通の存続が最も危ぶまれる地域の一つである四国地方において実現した異種交通モード間の共同経営に注目し,その歴史的意義とMaaS新時代における交通政策への示唆を論じている.異種交通モード間の共同経営を明記した陸上交通事業調整法の経緯を概観し,香川・徳島で実現した新旧2つの事例との関連性を捉えた.両者は,行政と交通事業者が連携したコーディネーションに基づき,地域の輸送資源を…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 気候変動による大雨の変化が列車運転規制に与えた影響の評価

    鈴木 博人, 植村 昌一 土木学会論文集 80 (2), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究では,1976年から2020年を対象に気候変動に伴う大雨の増加が大雨時の列車運転規制に与えた影響を評価した.東日本旅客鉄道株式会社の管内では,大雨による列車運転規制頻度および時間は,増加傾向が有意水準5%で有意である.その頻度は10年あたり15%程度,時間は20%程度増加した.また,1976年から2005年の30年間(前期)と2006年から2020年の15年間(後期)における列車運転規制頻度...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 大糸線信濃常盤駅構内21号分岐器における通り変位解消の取組み

    堀内 一平, 岡田 真治 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 242-247, 2024

    <p> 大糸線信濃常盤構内21号分岐器のヒール部(トングレール後端継目)における通り変位(線路の水平方向の歪み)は,2020年6月頃に管理目標値を超過した.さらに,列車動揺検査においても左右動の管理目標値を超過する状態となり,乗り心地への影響も生じていた.通り変位を解消するため,分岐マクラギの交換を含む通り整正やスイッチマルタイ(以下SW-MTT、分岐器で線路の突き固めを行う機械)施工を実施した…

    DOI

  • 塩害環境下における鉄道営業線内への適用を目的とした断面修復工法の開発

    小瀬 喜巳, 三宅 浩一郎, 細田 暁, 齋藤 誠, 宇津木 浩行 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 106-115, 2024

    <p> 臨海部や感潮河川付近に位置する都市鉄道トンネルにおいて海水に由来する塩化物イオン混じりの漏水の影響によって剥離剥落や鉄筋腐食の変状が発生している.首都圏における営業線内では制約条件として短い施工時間や狭い施工スペースが挙げられ,従来の亜硝酸塩系の混和材を配合したポリマーセメントモルタルによる断面修復工法を営業線で適用する場合には吹付速度や吹付厚さなどの施工性や付着性に課題が残る.そのため…

    DOI

  • 洗掘被害を受けた鉄道河川橋梁での再利用に向けた検討

    岸 滋, 滝沢 聡, 村岡 洋, 松尾 伸二 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 203-212, 2024

    <p> 鉄道河川橋梁では,激甚化する豪雨に伴い洗掘災害が多く発生している.本稿では,洗掘被害を受けた橋梁の早期復旧に向けて,橋脚や橋桁を再利用して復旧する方法を検討した.まず現地調査により,橋桁全体の変位や支点部の変状,橋脚躯体の亀裂や変形の有無,衝撃振動試験で得られる固有振動数の被災前後の変化などを確認し,橋梁全体の健全度を判定する.現地調査により著しい健全度の低下が無ければ,予備載荷試験や静…

    DOI

  • Seeder-Feederモデル及びレーダー立体観測情報の活用による地上雨量推定手法の開発

    中北 英一, 佐藤 克哉, 中渕 遥平 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 日本には急峻な地形が多く存在し, 山岳の影響により降雨が強化され, 多量の雨をもたらす地形性降雨という現象が発生する. 地形性降雨によって, レーダー観測雨量と地上観測雨量にずれが発生することがある. 地上雨量を正確に推定することは, 防災上の観点から非常に重要である. 本研究では, 地上雨量推定の精度を向上させることを目的として, レーダー情報から捕捉率を推定する手法を開発し, …

    DOI Web Site

  • 福井県永平寺町における旅客輸送サービスの多様化と住民ドライバーの拡大

    田中 健作 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 80-, 2024

    ...いずれも公共交通需要の小さな地域に限定した小規模な旅客輸送サービスである。近年,永平寺町の旅客輸送サービスは需要規模に応じて多様化している。</p><p><u>3.旅客輸送サービスにおける住民ドライバーの拡大</u> 永平寺町内では,2020年前後の新しい旅客輸送サービスの導入により住民ドライバーが拡大した。...

    DOI

  • 人の仕事とシステム2 とSafety-II

    楠神 健 安全工学 62 (6), 419-427, 2023-12-15

    <p>鉄道の仕事をKahneman のシステム2 やHollnagel のSafety-II の概念を用いて考察するとともに,JR 東日本で実施している「『うまくいっていること』にも着目する取組み」の展開を紹介した.具体的には,(1)安全に作業するためにマニュアルが活用されることが多いが,人間の作業のかなりの部分をシステム 1 …

    DOI

  • 幹在直通貨物列車(貨物版ミニ新幹線)導入可能性の検討 : 北海道新幹線を検討対象として

    藤井, 大輔 埼玉学園大学紀要. 経済経営学部篇 23 1-14, 2023-12-01

    ...本論では、稠密に旅客列車が運行されていない新幹線区間で貨物列車を運行することができれば、並行在来線の負担を減らすことができるだけでなく、全国的な鉄道貨物ネットワークを持続的に存続しやすくなると考え、「新幹線と在来線を直通できる貨物列車が技術的に実現し、貨物列車を新幹線で運行できれば、旅客輸送需要に応じて並行在来線を廃止しても大きな問題は生じない」という仮説を立て検討した。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 将来型旅客機の低騒音化設計基盤技術

    村山 光宏 日本航空宇宙学会誌 71 (11), 289-294, 2023-11-05

    <p>宇宙航空研究開発機構(JAXA)の航空技術部門では,エコウィング技術の研究開発事業において環境性能と経済性を向上させる空力技術及び構造技術の研究開発を行ってきた.本研究開発事業では,2020年代から2030年代に開発開始が想定される航空機への適用を目指し,航空機の抵抗低減や構造軽量化による燃料消費量削減及びCO<sub>2</sub>排出量低減を実現する技術と,空港騒音を低減するための設計…

    DOI

  • 列車種別を考慮した鉄道路線ネットワーク解析と駅のアクセシビリティ評価

    大久保 彰洋, 岸本 達也 都市計画論文集 58 (3), 531-538, 2023-10-25

    ...本研究では,東京都市圏の各路線において列車種別の停車駅および運転本数を考慮した鉄道ネットワークモデルを構築し,2018年の首都圏の PT調査の駅間トリップのODデータからより現実の移動に即した旅客流動および移動時間を再現した。そして鉄道ネットワークの解析から駅のアクセシビリティ評価に用いるための11の指標を提案した。...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 電気自動車と電力システムの統合を描くeモビリティ・デジタルツイン

    太田 豊 電気学会誌 143 (9), 560-563, 2023-09-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>運輸部門の省エネルギー・低炭素化には,乗用・業務・貨物・旅客用途あまねく車両の電動化が欠かせず,その普及に向けては,バッテリー搭載容量,充電インフラ導入状況,走行距離や利用形態などを加味した,電気自動車への転換可能性(Transition)とコスト効果(Total Cost of</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 日本における降積雪量の長期変動および環境場との関係 —気象庁の観測データを用いた地点別の解析—

    鈴木 博人 雪氷 85 (5), 293-311, 2023-09-01

    <p>日本の積雪地域全域を対象に,気象官署における降積雪量の長期変動トレンドと,冬期ごとの降積雪量と環境場との関係について,各地点の冬期平均気温の差異に着目した解析を行った.年降雪深および年最大積雪深は,日本海側の地域では冬期平均気温の平年値が3℃程度以上の北陸西部から九州の地点で減少傾向にあり,平年値が高い地点ほど減少率が大きい傾向にある一方,3℃程度以下の北海道から北陸東部の地点では傾向がみ…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 国際航空貨物運送事業における絶対的賠償限度額の合理性

    小林 貴之 研究論集 118 73-89, 2023-09

    ...本稿は、旅客運送事業と貨物運送事業の事業構造の違いに着目し、航空保険と荷主保険によって損失が補填される貨物運送事業においては、損失負担の分水嶺が不安定となる破られる賠償限度額よりも、絶対的賠償限度額がもたらす安定性こそが、国際航空貨物運送に関わるすべての当事者によって望まれ、我が国を含む各国の支持につながっていったと論じるものである。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 電動航空機用超伝導同期モータの電機子コイルへ転位を用いた3本並列導体の電流分流の計算

    川崎 剛輝, 三浦 峻, 宮﨑 寛史, 岩熊 成卓 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 447-447, 2023-08-31

    ...<p>近年、二酸化炭素排出量増加に伴う地球温暖化が深刻な問題であるが、世界の旅客需要は増加傾向にある。そこでIATAは2050年までに航空機の二酸化炭素排出量を実質ゼロとする目標を掲げている。目標達成の手段の一つに超伝導回転機を用いた電動航空機の開発が上げられる。...

    DOI

  • 次世代空モビリティが安全に飛び交う空の実現に向けて

    久保 大輔 安全工学 62 (4), 224-230, 2023-08-15

    ...<p>ドローンや空飛ぶクルマをまとめて次世代空モビリティと呼ぶ.従来の航空交通とは桁違いに多い運航数に対応する新しい運航管理技術・飛行方式が求められている.ドローンを対象として飛行情報共有に基づく新しい運航管理技術の社会実装に向けた研究開発と制度検討が進んでいる.空飛ぶクルマに関しても同様概念の適用検討が進んでいる.旅客機運航も含めた,将来の一般化された飛行方式として,Digital Flight...

    DOI

  • FQUROHプロジェクトの成果とその後の活動

    山本 一臣 日本航空宇宙学会誌 71 (8), 205-211, 2023-08-05

    ...<p>最新の旅客機において空港進入時の主たる騒音源になっている機体騒音に対し,FQUROHプロジェクトでは,低騒音化の設計技術確立を目標に,JAXA実験用航空機「飛翔」を実証機として2017年に飛行実証試験を実施した.そこで得られた高精度な騒音計測データを用いて,設計の基盤となる空力音響風洞試験とCFDの検証を実施し,技術の確立を進めた.その後,研究活動は旅客機での実用化を目指してリージョナルジェット...

    DOI

  • 新幹線回送線・車両センターにおけるローカル5G検証試験

    洞井 裕介, 領木 慎一, 山下 真弘, 長坂 雄一, 仙田 航基, 坂本 洋介 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (8), 582-593, 2023-08-01

    ローカル5Gは,携帯電話事業者による全国向けの5Gとは別に,5Gを企業等が自らの建物,敷地内で整備できる制度である.鉄道事業者においてローカル5Gを導入するためには,車両走行中の伝送品質等の動的変化や,敷地外へ漏れる電波の影響について,鉄道固有環境での検証が必要である.今回,新幹線回送線沿いにローカル5Gシステムを構築し,指令からの監視等,走行中の回送車両上から地上への映像伝送や,車両センターに…

    DOI

  • 機能搭載型自動運転車による既存施設の代替可能性

    中山 健人, 本間 健太郎 都市計画論文集 58 (1), 135-142, 2023-04-25

    <p>自動運転の技術開発が進み、車内空間を活用した機能搭載型自動運転車の実装が予測される。本研究ではエージェントベースシミュレーションを用いて、これまでの自宅と施設間の歩行往復移動時間と、自動運転車による自宅でのサービス享受までの待ち時間を比較する。この結果より必要な車両数の算出とサービス特性を考察する。研究結果から、週一回すべての住民が30分程度利用するサービスでは、ランダム型の需要パターンで…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 『昭和 45 年産業連関表』による日本経済の再生産構造の研究(上)

    寺田 隆至 函館大学論究 54 (2), 37-64, 2023-03-31

    ...他方、非物質的生産部門は、「購入者 価格評価」による産業連関表では、商業と貨物運輸業が物質的生産部門に統合 されることで、旅客運輸業、通信、公務、公共サービス、その他のサービス、 学術研究機関などを中心とした「非物質的生産部門としてのサービス部門」を 設定でき、さらに、ここに、再生産のあり方が共通する金融・保険、不動産業 を含めることで、『産業連関表』の大半の部門が四部門に分類される。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • Hepatic phaseからbiliary phaseまで経過が追えた肝蛭症の1例

    岡野 史弥, 春里 暁人, 徳田 文太, 竹谷 祐栄, 石破 博, 福居 顕文, 尾松 達司, 岡山 哲也, 佐藤 修, 井村 徹也, 沖田 美香, 堅田 和弘, 伊藤 義人 日本消化器病学会雑誌 120 (3), 269-275, 2023-03-10

    <p>症例は60歳代女性.畑に自生するミョウガを摂取し約1カ月後に右上腹部痛が出現,好酸球増多とCT・MRIで多発肝腫瘤を認めたが,精査中に自然に改善した.2年後MRCPで総胆管内に虫体を認め,経過から肝蛭症を疑い半定量的酵素抗体法で肝蛭症と診断,Triclabendazoleで駆虫した.Hepatic phaseからbiliary …

    DOI PubMed 医中誌

  • 実運航を考慮した次世代低ソニックブーム超音速旅客機のブームカーペット評価

    石川, 敬掲, 小金澤, 慎弥, 上野, 篤史, 中, 右介, 牧野, 好和, ISHIKAWA, Hiroaki, KOGANEZAWA, Shinya, UENO, Atsushi, NAKA, Yusuke, MAKINO, Yoshikazu 宇宙航空研究開発機構特別資料: 第54回流体力学講演会/第40回航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム論文集 = JAXA Special Publication: Proceedings of the 54th Fluid Dynamics Conference / the 40th Aerospace Numerical Simulation Symposium JAXA-SP-22-007 247-260, 2023-02-17

    第54回流体力学講演会/第40回航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム (2022年6月29日-7月1日. いわて県民情報交流センター(アイーナ)), 盛岡市, 岩手

    機関リポジトリ

  • ソーシャルメディア上の混雑投稿と列車混雑率データとの関係性に関する基礎検討

    辰井, 大祐, 國松, 武俊, 武内, 陽子, 横山, 元紀, 田中, 峻一, 青柳, 宗之, 小西, 勇介, 坂入, 整 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 5-6, 2023-02-16

    ...輸送障害発生時においては、旅客が必要とする情報を、適切なタイミングで情報提供することが重要になる。そこで、旅客が混雑に関して高い関心をもつ状況を把握できるかを検討するため、ソーシャルメディア上の混雑に関する投稿(以下、定性データ)に着目した。本稿では、定性データが表す混雑を乗車率に数値化し、鉄道事業者がもつ乗車率(以下、定量データ)とを対応付ける基礎的な分析を実施した。...

    情報処理学会

  • 観光事業におけるツアー商品の安全性

    棟方 周一 安全工学 62 (1), 48-56, 2023-02-15

    ...<p>今般,新型コロナウイルス禍において落ち込んでいた観光・旅行事業も回復の兆しを見せ始めてきたなかで,北海道知床半島沿岸において小型旅客船が沈没し,多くの観光客が犠牲となる海難事故が発生した.観光事業におけるツアー商品に内在するリスクが顕在化した際に,非日常の時空間に遊びながらも生還するためには,組織,組織成員,そして客個人が危機に臨んでレジリエントに対処できなければ叶わない.当該事故を切り口に他...

    DOI

  • 横断歩道外横断における歩行者とドライバーの挙動の把握

    海野 遥香, 安部 みちか, 寺部 慎太郎, 栁沼 秀樹, 田中 皓介 交通工学論文集 9 (2), A_223-A_228, 2023-02-01

    <p>我が国での交通事故件数・死者数は年々減少しているが、歩行中死亡事故に着目すると約60%の歩行者が横断違反をして死亡事故に遭っており、横断歩道外横断のメカニズムに関して明らかにすることが必要である。そこで本研究では、無信号横断歩道でビデオ観察調査を行い、歩行者とドライバーの双方の行動を分析した。その結果、横断歩道外横断者は、左確認をしない、横断前会釈をしないなどの傾向があることが分かった。ま…

    DOI

  • BRT の速達性・定時性に影響を与える要因に関する研究-JR 気仙沼線 BRT を事例に

    永井 孝弥, 谷澤 寛, 角 美咲 交通工学論文集 9 (2), B_16-B_23, 2023-02-01

    <p>東日本大震災の津波で被災した JR 気仙沼線・大船渡線は、鉄道と同等の速達性・定時性を確保し、復興まちづくりの進捗に合わせた地域の交通手段確保を図るため、線路敷を専用道化した BRT 仮復旧がなされ、BRT 化決定後も専用道整備が進捗し概ね完了している。本論文では、気仙沼線 BRT を対象に、BRT …

    DOI

  • コンパクトプラスネットワークの枠組みに基づく公共交通軸の機能評価に関する実証分析 - 長野市公共交通を対象として -

    柳沢 吉保, 轟 直希, 坂口 拓也, 浅野 純一郎, 高山 純一 交通工学論文集 9 (2), B_62-B_72, 2023-02-01

    <p>地域公共交通計画では、役割に応じて設定された公共交通軸が果たす機能を評価し、必要に応じて見直を行うことになる。本計画の重要な役割であるまちづくりの観点から、公共交通軸の機能をトリップの起点側地区の人口集積度合い、終点側の目的用途の集積度合いと、目的用途に対して起点地区が遠方か、それとも近距離を結ぶ軸なのかを検証する必要がある。具体的には、公共交通軸ごとに①駅・バス停のアクセスおよびイグレス…

    DOI

  • 20世紀初頭のイギリスにおける入国管理制度の特質と歴史的意義

    齋藤 翔太朗 経済学論集 83 (4), 93-116, 2023-01-31

    ...されてこなかった.本稿では,1905年外国人法に基づいて実施された外国人の入国管理制度の特質と,その歴史的意義について,同法をめぐる様々な対立・欠陥・相違に注目しながら考察する.本稿は次の点を指摘する.第1に1905年外国人法には,入国管理政策として移民規制と難民庇護という対立的な要素が併せて制度化され,さらに政治的・宗教的難民については「推定無罪」の原則が指示されていた.第2に実際に入国管理の対象となる外国人旅客...

    DOI

  • 時系列光学衛星データを用いた都市鉄道沿線開発状況の把握―バンコクを事例として―

    塩田 彩夏, 森地 茂, 稲村 肇, 日比野 直彦 土木学会論文集 79 (1), n/a-, 2023

    <p> アジア諸外国において都市鉄道整備が活発化している.政府の財源不足からPPP事業による整備が採用され,沿線開発事業による内部補助を志向してきたが,その多くは経営破綻し政府が対応を迫られてきた.本研究の目的は,正確な土地利用データがない発展途上国でも都市開発の進展を把握できる方法を確立し,それを用いて鉄道整備と沿線開発の関連性を分析し,アジアの鉄道建設意思決定者にその知見を提供することである…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 新幹線軌道における道床交換作業の改良と徐行速度の考察

    石見 涼, 小松 伸也, 稲本 耕介 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 31-35, 2023

    <p> 新幹線軌道の道床交換作業後は,初期沈下による列車動揺の発生防止を目的に,翌日の営業速度を160km/h以下に設定している.新幹線の高速化に伴って総遅延時分の削減が求められる一方で,設備の老朽化により,徐行を伴う保守工事の増加が予想されることから,道床交換時の徐行速度を向上可能な施工方法を検証することが求められた.今回は,道床交換作業の施工方法の検討と加振機能付き小型マルチプルタイタンパー…

    DOI

  • 狭隘な箇所に設置可能な落橋防止機能兼用型制震装置の開発

    土井 達也, 豊岡 亮洋, 斉藤 雅充, 和田 一範, 名波 健吾, 福本 守 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    <p> 都市部に多く存在するロッキング橋脚を有する鉄道橋梁の地震時の落橋防止は喫緊の課題である.また,桁の応答変位を制御し,復旧性能を向上させることも重要である.しかし,これらの2つを達成するためには制振装置と落橋防止装置の2つを設置する必要があり,桁座のスペースの制約上,困難な場合がある.そこで著者らは,狭隘な桁座に設置可能で,制震機能と落橋防止機能を兼用できるデバイスを開発した.本研究では,…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 車上計測された軌道変位を利用した高速鉄道橋りょう上の電車線路設備の要注意箇所抽出

    松岡 弘大, 常本 瑞樹, 川﨑 恭平, 田中 博文 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 125-134, 2023

    <p>鉄道設備の維持管理の効率化を目的とし,分野ごとに取得してきた検査データの横断的活用が求められるが,その実証事例は多くない.本研究では,高速鉄道における電車線路設備の異常と橋りょうの共振の相関に着目したうえで,軌道変位を用いた共振橋りょうの抽出法を活用し,車上計測された軌道変位から共振橋りょうを介して電車線路設備の要注意箇所を抽出することを試みた.実路線での検証の結果,過去の電車線路設備の異…

    DOI

  • 多分割平滑化舟体の定置試験と走行試験による追従性評価

    臼田 隆之, 光用 剛, 長尾 恭平, 久保田 喜雄, 高橋 正樹, 若林 雄介 日本機械学会論文集 89 (917), 22-00121-22-00121, 2023

    <p>Toward an advanced high-speed railway system, there are ongoing extensive studies on both of railway vehicles and infrastructures. Reducing the aerodynamic noise emitted from the pantograph heads …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • ドローン搭載型レーザスキャナによる三次元点群データを活用した落石斜面の検査

    細井 学, 植村 昌一, 神谷 弘志, 大島 竜二 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 59-65, 2023

    <p> 鉄道沿線斜面からの落石と列車との衝撃・脱線を回避するために,徒歩巡回や斜面踏査を基本とした落石検査,落石防護設備の強化によるハード対策および落石検知装置等の整備によるソフト対策を実施している.過去の落石災害を分析した結果,落石の恐れのある不安定な領域が広範囲に分布している斜面からの発生が多く,斜面全体を面的に検査することが重要であることがわかった.しかしながら落石斜面は数が多く,また急峻…

    DOI 被引用文献1件

  • 中性化および内的塩害の複合劣化を受けた山陽新幹線RCラーメン高架橋への電気防食工法の適用について

    河井 勇樹, 渡辺 佳彦 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 143-150, 2023

    <p> 山陽新幹線では,RCラーメン高架橋における電気防食工法の適用性を検証するため,2003年度より外部電源方式の試験施工を開始している.2010年度からは流電陽極方式の試験施工も開始しており,施工後の各工法の追跡調査を実施した結果,いずれの電気防食工法においても防食基準を概ね満足し,錆汁等の鉄筋腐食に起因する外観変状も認められず,防食効果を維持していることを確認した.今後の適用については,高…

    DOI

  • 通り変位データを活用したレール張り出し予兆把握の研究

    佐々木 智, 髙橋 啓久 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 43-47, 2023

    <p> 線路設備管理においてレール張り出し事故防止は安全安定輸送の確保のために重要な責務である.保線系統ではレール張り出し事故を未然に防ぐため,ロングレール検査を行い,必要に応じて設定替えを行っている.しかしながら,JR東日本管轄内においてレール張り出しを根絶させることはできていない.そこで本研究では,通常検査の補助手段として通り変位データに着目し,通り変位データを活用することでレール張り出しの…

    DOI

  • 旅客行動から見た産業連関表の再構築

    片山 慎太朗, 小池 淳司 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (5), I_363-I_373, 2023

    ...することができ,国あるいは地域の経済構造を詳細に捉えるのみならず,空間的応用一般均衡モデルなどの基準データとしても活用されている.一方,産業連関表の中の運輸部門に着目した場合,その定義は実際の交通産業よりも広範であること,またヒトの移動(人流)に伴う取引活動が明示的に扱われていないことが指摘できる.本稿では,産業連関表における運輸部門の取り扱いについてレビューするとともに,物流での明示方法を参考に,旅客...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • VR技術を使ったサービスデザインの提案

    松田 賢, 益岡 了, 川合 康央 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 414-, 2023

    ...<p>旅客機が実用化されて以来、機内サービスはすべての航空旅客事業で必要不可欠なものとなっています。しかし航空機の旅行では、他の交通手段と比較して旅客空間内での移動や展望に制限があるなど特殊な環境に置かれます。私たちは旅客空間のデザインやサービスなどを調査し、その課題について検討した。そのために航空会社はさまざまなサービスを提供することで、乗客の利便を図ってきました。...

    DOI

  • Seeder-Feederモデル及びレーダー立体観測情報の活用による地上雨量推定手法の開発

    佐藤 克哉, 中渕 遥平, 中北 英一 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 272-, 2023

    <p>日本には急峻な地形が多く存在し, 山岳の影響により降雨が強化され, 多量の雨をもたらす地形性降雨という現象が発生する. 地形性降雨の存在によって, レーダー観測雨量と地上観測雨量にずれが発生していることがある. </p><p>地上雨量を正確に推定することは, 防災上の観点から非常に重要である.</p><p>本研究では, 実時間レーダー情報を用いて雨粒による雲粒の捕捉率の値を推定し, …

    DOI

  • 新幹線・在来線の同一ホーム乗換えを実現した新潟駅在来線の全線高架化

    鈴木 雄大, 水野 弘二, 竹谷 勉 コンクリート工学 61 (4), 320-326, 2023

    <p>新潟駅付近連続立体交差事業は,新潟市の都市計画事業として在来線を約2.5 kmにわたり高架化し,2箇所の踏切を解消し4本の都市計画道路を整備する事業である。このうち在来線高架橋は2018年4月に第一期開業,2022年6月に全線高架化開業を迎えた。本稿では新潟駅在来線高架橋の設計・施工における課題と対策から,高架橋構造計画,アルカリシリカ反応対策,工期短縮に向けた施工方法,点群を活用した取り…

    DOI Web Site

  • 横風による車両挙動の空気ばね圧を用いた評価

    喜多 成充, 西村 和彦, 道辻 洋平 日本機械学会論文集 89 (917), 22-00206-22-00206, 2023

    <p>To clarify the behavior of railway vehicles under crosswind, a new method using the left-right balance of air spring pressure is presented in this paper. The rate of off-loading, which is an …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 鋼鉄道橋の塗装塗膜の劣化傾向と塗替え塗装時の素地調整による塩分除去

    吉田 亮, 吉川 正治, 鈴木 隼人, 八嶋 宏幸 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 209-216, 2023

    <p> z鋼鉄道橋の塗装塗膜の劣化状態は,定期検査時に塗膜の状態を評価し,その評価に対応する評点を用いて劣化状態を判定している.管内の各鋼鉄道橋での塗替え後の経年と評点の関係について分析を行ったところ「海岸部」に位置する鋼鉄道橋では劣化が早い傾向にあることがわかった.また,塗膜劣化に大きく影響を与えると考えられる鋼鉄道橋の付着塩分に着目し,塗替え塗装時の素地調整(ブラスト工法+水洗い)での塩分除…

    DOI

  • JR東日本における既設山岳トンネルの耐震対策に関する技術資料の制定

    北川 一希, 水野 光一朗, 安田 武道, 鈴木 尊, 藤井 幹生 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 269-278, 2023

    <p> 本稿では新潟県中越地震および東北地方太平洋沖地震により発生した既設山岳トンネルにおける大規模な被害の状況や被害原因の分析についてレビューを行った.レビューにより,地震被害の対策として行われた原因に基づく復旧の要点,被害を防止するためのトンネル耐震対策の対象箇所の選定の考え方を示した.次に,過去の被害分析の知見を踏まえて制定した山岳トンネルの耐震対策に関する技術資料の制定の経緯や構成,特徴…

    DOI

  • 首都圏空域の活用による航空交通の環境改善効果の研究

    木下 恵太, 屋井 鉄雄 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (5), I_661-I_669, 2023

    <p>世界の航空需要は,新興経済国を中心に年々増加しており,首都圏空港では早急な機能強化が求められている.一方,近年社会情勢や自然環境の急激な変化に伴い,環境影響への対策が求め始められている.また,日本では進入制限エリアである横田空域といった首都圏空域の有効な活用は行われていない現状である.本研究では,羽田空港を対象として首都圏空域を活用した新たな飛行経路を検討し,その効果を分析することを目的す…

    DOI Web Site

  • 鉄道沿線におけるなだれ防止林の雪崩防止効果の統計的評価

    鈴木 博人 土木学会論文集 79 (8), n/a-, 2023

    <p> 鉄道には,なだれ防止林という雪崩による運転支障や列車事故を防止するために設置された防災設備がある.本研究では,上越線と米坂線を対象になだれ防止林の雪崩防止効果を評価した.両線区では,雪崩発生件数は1960年代前半に減少側に不連続的変化(ジャンプ)したが,年降雪深および年最大積雪深に減少側へのジャンプがみられるのは1980年代半ばまたは後半である.一方,両線区では開業後の1930年代から設…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 高齢者農家における貨客混載の意義

    竹川 陽揮 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 116-, 2023

    ...</p><p><b>2.貨客混載の概要</b> 貨客混載をめぐる制度について,鉄道は,2016年10月の法律の一部改正により,旅客鉄道を利用して貨物輸送を行う際に必要な変更手続きの簡素化が実施された.自動車は,2017年9月に旅客と貨物の両事業の「かけもち」ができるよう許可基準の変更が実施され,2023年6月に過疎地域と限定していた許可の範囲がさらに拡大した....

    DOI

  • ジェット旅客機基本空力設計の要諦

    中山 周一, 小糸 裕大, 中野 慎介 日本航空宇宙学会論文集 71 (6), 241-248, 2023

    <p>Range of Passenger Transport Jet Airplanes were estimated by the Breguet equation and estimated results were compared with payload/range charts in airport planning manuals and fairly agreed with …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 航空機の旅客空間デザインの歴史

    益岡 了, 松田 賢, 緒方 誠人, 池田 岳史 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 110-, 2023

    ...<p>有償の航空旅客事業は1914年米国で始まったといわれる。その後米国内の法規制の影響もあって金属製航空機は大きく進歩した。レシプロエンジンからジェットエンジンへの転換、航空路の整備や航続距離の延伸もあり航空旅客事業は発展を続け、現在の大量航空旅客・輸送時代に至った。その間旅客事業者は航空機の旅客空間を事業内容に適合するようデザインし続けた。...

    DOI

  • 新幹線大規模改修に向けたGISプラットフォーム(MIM)の開発と実物大模擬設備を用いた試行

    大島 竜二, 向井 鷹則, 栗林 健一, 秋山 保行 i-Constructionの推進に関するシンポジウム講演概要集 2023 (0), 1-4, 2023

    ...東日本旅客鉄道株式会社(以下,JR東日本とする)では2031年度より東北新幹線(東京~盛岡間),および上越新幹線(大宮~新潟間)の土木構造物を対象に大規模改修を計画している.本プロジェクトは10年間の工期で延長約780kmを対象としており,その工事は非常に大規模かつ広域にわたるため,プロジェクト全体の計画・進捗管理は極めて重要である.そのため,JR東日本では新幹線大規模改修における工事計画策定やプロジェクト...

    DOI

  • 鉄道PC桁に適用した電気防食工法の防食効果と耐久性の長期評価

    髙山 充直, 松尾 賢, 池田 泰博, 松田 芳範 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 76-85, 2023

    <p> 鉄道PC桁に施された5方式の電気防食工法について,導入20年経過後の防食効果と耐久性について調査を行った.モニタリングした電位と復極量の経時変化から,いずれの方式も防食効果を継続していることが確認されたが,内部鉄筋近傍の腐食環境の改善効果は方式によって違いが見られた.また,復極量を面状分布で評価した結果,チタングリッド方式のばらつきが大きく,基準復極量を満たさない箇所があることがわかった…

    DOI

  • JR東日本の在来線におけるレール管理の取組み

    須江 政喜, 品川 恒平, 堀 雄一郎, 元好 茂 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 217-223, 2023

    <p> 昨今の生産年齢人口の減少をはじめ,鉄道業界を取り巻く環境は急激に変化しており,JR東日本の在来線では,線路管理の中で特に比重が大きいレール管理の縮減は喫緊の課題である.そこで,レール検査で発見されたレール傷において,レールの部位,材質,削正の有無,および線形別に発生傾向を調査分析した.この結果,レール傷の発生傾向として,レール頭部表面,熱処理レール,曲線で多数発生することがわかった.これ…

    DOI

  • 狭小トンネルにおける軌道保守管理

    山﨑 正敏, 武者 琢磨, 長井 俊樹 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 263-268, 2023

    <p> 大月保線技術センターは,東京都から山梨県を結ぶ中央本線,藤野~春日居町駅間における軌道の保守管理を行っている.管内は山間区間であり,曲線区間が多く,トンネルや橋梁等の構造物が多いことが特徴である.現在は電化路線だが,蒸気機関車で走行していた時代から使用している構造物も数多く残っている.特に建築限界が十分でないトンネル(以下,狭小トンネル)内の軌道変位に対し保守管理に苦慮している.なおかつ…

    DOI

  • 1960年代の大阪港周辺における水上生活者の生活圏

    市道 寛也 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 18-, 2023

    ...大阪港周辺には、貨物船や旅客船の船員、元請の倉庫業に従事する者、荷役を担う港湾労働者、はしけを管理するはしけ労働者、潜水工事を担う人々、土木業や漁業に関わる人々、商店に勤める人々などが集住した。これらのうち水上で生活していたのは、はしけ労働者の世帯である。大阪港では1886(明治19)年頃にはしけが使われ始めた。...

    DOI

  • 観光MaaSの現状と課題

    澁谷 和樹, 鏡 勇人, 神谷 悠, 鳩 幸大, 山口 晋平 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 129-, 2023

    ...一方で、観光MaaSではバスやタクシー・ハイヤーにくわえ、旅客鉄道を中心として多様な移動手段との連携が図られている。また、シェアサイクルやカーシェアといったシェアサービスを提供する割合もわずかに高くなる。上記の回答を踏まえると、観光MaaSの場合は、交通事業者が以前から取り組んでいた観光客向けの取り組みを発展させたものとして位置づけられる。...

    DOI

  • 水循環過程を考慮した斜面貯留高の解析

    植村 昌一, 平松 晋也, 鈴木 博人 日本地すべり学会誌 60 (4), 143-153, 2023

    <p> 土砂災害予測の指標として用いられる斜面貯留高に着目し, 水循環過程を忠実にモデル化することにより, 斜面貯留高を精度良く推定する手法を提案した。そして, 積雪地域の小起伏の丘陵斜面を対象に解析モデルの精度を検証した。その結果, 斜面貯留高を精度良く計算できることや, 蒸発散過程を考慮することで夏季における斜面貯留高の計算精度が高まることがわかった。また, 蒸発散過程は, 夏季において, …

    DOI Web Site 参考文献13件

  • せん断波速度分布を活用した既設鉄道盛土の耐震診断に関する検討

    高木 翔太, 佐藤 武斗, 松丸 貴樹, 冨田 佳孝, 濱田 吉貞, 塩谷 敦 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    <p> 既設鉄道盛土の耐震診断で用いる土の強度に関する設計用値(以下,設計用値)は,現地の盛土より採取した不攪乱試料もしくは密度検層等に基づく再構成試料を使った三軸試験により設定することを基本としている.現状の設計用値は,軌道から離れた代表点で採取した試料の調査結果に基づき設定し,列車の繰返し荷重に伴う盛土の密実化等の既設盛土の不均一性を考慮できない.</p><p> …

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 金沢港と金沢駅を結ぶシャトルバスの有料化に向けた料金支払意思に関する分析 ―クルーズ船客を対象とした検討―

    山谷 佳史, 藤生 慎, 森崎 裕磨, 中林 弘貴 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 794-800, 2023

    ...<p>クルーズ旅客を対象としたシャトルバスが金沢港~金沢駅間で石川県の負担のもと運行されている.しかしながら,クルーズ船の寄港回数が増加すると,シャトルバスを自治体の負担のみで運行することには財政的な限界が存在するため,シャトルバスの有料化などの対策が必要である.本研究では,シャトルバスの有料化に向けて,クルーズ船旅客を対象として実施したアンケート結果を基に,生存分析を利用したシャトルバスの支払意思額...

    DOI

  • 浮遊性有孔虫化石群集に基づく秋田県中部から北部の鮮新世末から更新世始めの古環境変遷

    小澤 周, 山﨑 誠, 馬場 創太, 向江 祐貴, 椿野 将輝 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 409-, 2023

    <p>後期鮮新世は北半球高緯度域の氷床拡大とそれに伴う寒冷化が起こったとされ,汎世界的な環境変動を理解するために重要な時代である.日本海側地域で石灰質ナンノ化石対比基準面 A が追跡される(Sato and Kameo, 1996)ことから,日本海側でも様々な指標から鮮新世末から更新世始めの古環境の変遷に関する多くの研究が行われた.その結果,後期鮮新世は温暖で,前期更新世で急激な寒冷化が起きたこ…

    DOI

  • 割れ目を通じた溶岩内部への水の浸入によってできたエンタブラチャーの冷却速度-岩手県玄武洞溶岩-

    星出 隆志, 岩橋 慶亮, 石橋 直 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 492-, 2023

    <p>柱状節理の発達する溶岩や溶結凝灰岩には,節理の特徴の違いで区別される2種の層が見られることがある.平面に近い側面をもつ規則的な柱で構成されるコロネードと,一般に側面が曲面をした不規則な細い柱をもつエンタブラチャーである.この2層が認められる岩体では,コロネードの上層にエンタブラチャーが重なる場合と,下部コロネードと上部コロネードの間にエンタブラチャーが挟まる場合がある.エンタブラチャーはコ…

    DOI

  • 東海汽船が携わる島しょ医療

    宇田川 綾介 島しょ医療研究会誌 14 (0), 11-16, 2022-11-30

    東海汽船は本年 132 周年を迎えるグループ会社であり,海運関連事業を中心に展開し,観光及び生活航路の運航している.貨客船(大型船)2 隻と高速船 4 隻を有し東京の島々と本土を結んでいる.医療関係の事業としては,患者搬送,ワクチン搬送,血液搬送,そして災害時搬送などがある.

    DOI

  • 航空機事故に見る技術的リスクとその克服

    小山, 和伸 商経論叢 58 (1), 1-26, 2022-10-31

    ...現在,旅客機の事故確率は100万分の1にまで下がっていると言われる。それでも飛行総数からすれば,約1年に1機の割合で墜落事故が起きる。自動車による死亡事故はケタ違いで,日本だけでも年間4000人程度の死亡事故がある。しかるに,この大型ジェット機10機分の自動車による死亡事故よりも,1機の旅客機の事故の方がセンセーショナルに語られる。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 街中交通としての鉄道の線路脇空間における対鉄道行動の実態

    應武 遥香, 中島 直人, 永野 真義, 宮城 俊作 都市計画論文集 57 (3), 1249-1256, 2022-10-25

    <p>本研究では江ノ島電鉄線沿線地域を対象に、生活景形成と安全確保の両立を念頭に、鉄道の線路脇空間における観光客・非観光客の行動の実態を、その背景にある意識や行動の場の特徴も含めて、ヒアリング調査や現地観察調査を基に考察した。<br />その結果、線路脇空間での行動の種類・行動目的・安全意識と、これらの行為が場の特徴を読み解いて行われており、対象者の意識の違いが行動に表れていることが明らかになっ…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 模型実験による地震時道路段差対策の効果検証

    竜田 尚希, 曽我 宣之, 日下 寛彦, 原 隆史 ジオシンセティックス論文集 37 (0), 13-18, 2022-10-24

    地震に伴い発生する道路盛土のボックスカルバート境界部の路面の段差は,地震後の緊急車両等の通行を阻 害する観点から,道路盛土の耐震上の課題とされてきた.しかしながら,大量に存在する道路盛土を横断するボックスカルバートに対し,経済的な対策の検討が不十分なことから,未だ明確な対策方針が出されていない.そこで本研究では,既存工法である踏掛版と比較して,経済的となり得る可能性の高いジオテキスタイルを用いた…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 環境再現と深層強化学習に基づく省エネルギーと快適性を両立するフィードフォワード型空調制御―大規模ビル共用部への適用と評価―

    児玉 翠, 前島 綜太朗, 角田 啓介, 松山 諒平, 神谷 正人, 工藤 竹弘, 森永 洋祐, 飛松 嵩人, 渡邊 剛, 篠原 廣宣 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J105-D (10), 546-559, 2022-10-01

    本論文では,不特定多数の人が行き交う大規模ビル共用部を対象に,空調運転最適化による快適性と省エネルギー性の両立を目指し,対象空間で計測した人流や室温等のデータを活用して快適性と省エネルギー性を両立する空調制御方法を算出する方法について述べる.従来,一般的なフィードバック型空調制御では時間遅れによる過剰な冷暖房が問題であることから,将来の環境再現に基づいたフィードフォワード型空調制御が注目されてい…

    DOI

  • 220 席級新形態旅客機の前進翼平面形状の空力最適化

    森澤 征一郎 沖縄工業高等専門学校紀要 16 (0), 47-60, 2022-08-31

    ...本研究では,220 席級旅客機への搭載を想定した前進翼に関して,翼平面形状のパラメトリックスタディと遺伝的アルゴリズムによる空力最適化を実施した.その結果,双方ともセミスパン長が大きくなるほど空力性能が向上し,同様の空力性能及び空力最適形状が得られた.一方で,内翼と外翼の前進角の変化やキンク位置での翼弦長は,空力性能に大きな影響を与えない.しかし,セミスパン長と外翼前進角が大きくなると衝撃波失速が生...

    DOI

  • 高速鉄道と競合する航空サービスの廃止が市場成果に及ぼす影響について

    角田 侑史 国民経済雑誌 226 (2), 79-91, 2022-08-10

    ...主要な結果として,このような航空サービスの廃止は,高速鉄道の価格上昇と長距離航空の価格低下をもたらす一方で,高速鉄道旅客の増加と航空旅客の減少につながるため,環境負荷を抑制する効果があることを示している。ただし,環境負荷の軽減と同時に消費者の経済的便益も損なわれる可能性があり,政策判断において環境負荷だけでなく消費者の経済的便益を考慮する必要があることを示唆している。...

    DOI HANDLE Web Site

  • 自動運転の実用化に向けた取り組み

    石井 大稀, 神谷 淳文, 田中 大河 電気学会誌 142 (8), 526-529, 2022-08-01

    <p>1.はじめに</p><p>近年,自動車を取り巻く環境は急激な変革期を迎えており,“CASE”をキーワードに新たな時代へと変貌が進む。“CASE”とは,今後変革が進むといわれているConnected(コネクテッド),Autonomous(自動化),Shared(シェア),Electric(電動化)の4領域からそれぞれ頭文字を</p>

    DOI Web Site

  • 鉄道電気システムにおける雷害対策に関する技術動向

    天田 博仁, 藤田 浩由, 田中 弘毅, 林屋 均 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 142 (8), 362-365, 2022-08-01

    <p>A railway infrastructure equipment requires extremely high reliability. In railway electrical systems, equipment failures due to lightning can lead to transportation failures. Although we are …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 業務車両や自家用車内で喫煙した場合の同乗者の受動喫煙

    職域における喫煙対策研究会, 大和 浩, 姜 英, 朝長 諒, 藤本 俊樹, 中川 恒夫, 平野 公康 産業衛生学雑誌 64 (3), 146-151, 2022-05-20

    ...<p><b>目的:</b>改正健康増進法では,バスやタクシーなど旅客運送用車両での喫煙は禁止され,屋外や家庭,それ以外の車両等で喫煙する場合についても「望まない受動喫煙が発生しないように配慮すること」が求められている.しかし,一般企業の業務車両や自家用車で同乗者が居るにもかかわらず喫煙している状況が散見される.本研究では,車両の中で喫煙した場合の受動喫煙の実態を明らかにすることを目的とした....

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 将来旅客機概念設計及び空港騒音評価

    野村 聡幸 日本航空宇宙学会誌 70 (5), 111-114, 2022-05-05

    <p>エコウィング技術の研究開発事業WP2において,現行技術を想定した220席級ベースライン機3機(Tube & Wingの767相当機,ダブルバブル胴体のHELNA0A, BWB)の概念設計と空港騒音評価を行った.さらに,前記3機に先進技術の効果を入れ,設計パラメータの最適化を行って,2030年代の開発開始を想定した将来機3機(767将来機,TRA2035A, …

    DOI

  • 旅客への影響人数の観点による列車遅延データ分析手法

    國松 武俊, 国崎 愛子, 中挾 晃介 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 142 (5), 418-427, 2022-05-01

    <p>In recent years, train delay on a daily basis has become a major concern in Japan. Although there are many existing studies that have analyzed train delay, most of them are based on the extent of …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 全線の列車運行予測を活用した列車群制御

    貝塚 悠祐, 深見 研一, 佐々木 聡, 大場 寿彦 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 142 (5), 369-375, 2022-05-01

    <p>In recent years, with the development of information and communication technology, automatic train operation has been attracting attention. In this paper, we propose an automatic train group …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献2件

  • 列車自動運転をともなう運転整理MIPモデルの移動閉塞下への適用

    川添 宏介, 山内 拓人, 鄭 顕志, 富井 規雄, 本位田 真一 情報処理学会論文誌 63 (3), 786-807, 2022-03-15

    ...これを混合整数計画法(MIP)のモデルとして定式化することを目的とする.この目的達成のため本研究では,自動運転のみを考慮した既存のMIPモデルをベースモデルとし,その一部の制約式を置き換えることで移動閉塞も考慮するように拡張することを提案する.また遅延シナリオを想定し,拡張したモデルから得たダイヤをベースモデルによるダイヤと比較した.これにより,移動閉塞をモデルに導入した利点にともなう,遅延および旅客影響...

    DOI 情報処理学会

  • 航空コードシェアにおける実行運送人の責任制限

    小林 貴之 研究論集 115 169-187, 2022-03

    ...このコードシェアにおいて、契約運送人と運送契約を締結した旅客が、実行運送人に対して不法行為責任に基づく損害賠償請求を行った場合に、実行運送人に条約上または運送約款上の責任制限をどのように認めるかが、国際航空運送法上の大きな課題となっていた。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • ミリ波の新幹線環境での活用を想定した45 GHz帯伝搬特性の曲線区間での測定・解析及び適切な地上局配置間隔

    松村 善洋, 丹下 智之, 西山 武志, 笹木 栄志, 岩本 功貴, 中村 一城, 荒川 智樹, 井倉 裕之, 眞田 幸俊 電子情報通信学会論文誌B 通信 J105-B (3), 362-374, 2022-03-01

    従来,鉄道における車上地上間の移動体通信には150~400 MHz帯の無線回線を用いた,音声通信や数Mbpsのデータ通信が用いられてきた.しかしながら,近年,様々な分野で映像伝送や膨大なデータを活用した新たなサービスが実用化されており,新幹線においても通信伝送路の大容量化が求められている.そこで,筆者らは無線回線の大容量化を目指して,45 …

    DOI 被引用文献1件

  • COVID-19の航空産業への影響と維持

    李家 賢一, 伊藤 恵理 学術の動向 27 (3), 3_51-3_54, 2022-03-01

    ...しかし、航空旅客貨物輸送は社会経済活動の基本の一つであり、ポストコロナ時代でも、航空は人類を発展させる一助であり続ける。本稿では、運輸、製造、管制分野の航空産業がポストコロナ社会でとるべき方向性を議論する。航空需要がほぼ回復するポストコロナ時代には、新しい生活様式の普及やビジネス形態の変容に伴って航空輸送形態が変容する可能性がある。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 高電圧き電方式用DC-DC変換器の制御方法に関する一考察

    吉井 剣, 森本 大観, 石山 琢麻, 谷内田 貴行, 明石 太輔 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 142 (3), 222-231, 2022-03-01

    <p>A high-voltage DC feeding system, which consists of higher-voltage feeders and DC-DC converters in addition to the existing feeding circuit, can be used to supply vehicles power with a …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • アフターコロナの移動の形とモビリティのあり方

    鹿野島 秀行 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 46 (3), 172-179, 2022-02-28

    ...旅客輸送においては大幅な需要減少がみられたのに対し、物流、特に宅配輸送においては需要の伸びが顕著である等、人々の生活や社会構造に起きた変化の影響が如実に反映された。仮に人々の生活様式が一定程度、不可逆なものとして長期的に残存するならば、モビリティを取り巻く環境も、従前には戻らない可能性がある。...

    DOI Web Site

  • 振替輸送を考慮した運転整理案自動作成システム

    駒月, 善樹, 堀内, 咲江, 田島, 孝治 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 123-124, 2022-02-17

    ...旅客鉄道において、踏切で立ち往生した乗用車に列車が衝突する、駅のホームで乗客が転落し列車と衝突するなどの深刻な事故に対しては大幅な列車の遅延が予想される。これらの大きな事故による遅延の解消のためには、指令室による運転整理が必要である。しかし、運転整理の技術には経験が不可欠であり非常に複雑な判断力が求められる。...

    情報処理学会

  • リスク基準に関わらず効率的にリスクを評価する手法

    吉留 和宏, 齊藤 綾, 榎原 俊太, 寺田 和嗣 安全工学 61 (1), 53-57, 2022-02-15

    <p>当社の事業エリアは,関東・甲信越・東北地方の広域にわたり,鉄道を中心とした事業を地域特性ごとや技術分野ごとに分けて管理している.このように事業エリアが広域にわたる鉄道事業者において,リスクアセスメントを実務的に実施しようとすると,さまざまな課題を克服しなければならない.著者らはこれらの課題を克服しながら,リスク基準に関わらず,リスク値をリスクの大きさに応じて段階的なレベルに効率的に区分し,…

    DOI Web Site

  • 直流電鉄変電所における整流器交流側電路地絡検出手法の検討

    伊東 和彦, 松井 正司, 西村 康之, 長森 正樹, 川原 敬治, 森田 岳, 吉井 剣, 前田 佳伸 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 142 (2), 111-118, 2022-02-01

    <p>There are no ground fault protection devices in the AC circuit between the rectifier transformer and rectifier of DC electric railway substations. Therefore, the ground faults in the AC electric …

    DOI Web Site

  • 電気化学インピーダンス法におけるアドミッタンス解析を用いたコンクリート内鉄筋腐食環境の評価

    板垣 昌幸, 猪平 かな穂, 渡辺 日香里, 四反田 功, 並松 沙樹, 垣野内 隆一郎, 星 芳直 Zairyo‐to‐Kankyo 71 (1), 13-20, 2022-01-10

    <p>プローブ電極を埋め込んだコンクリート実構造物においてアドミッタンス解析からコンクリート内鉄筋腐食環境について評価した.不働態皮膜形成により皮膜抵抗が大きい状況でも,アドミッタンスプロットでは半円の軌跡がみられ,低周波数極限から皮膜抵抗を求めることができた.東海道新幹線高架橋のコンクリート実構造物にプローブ電極を埋め込み,アドミッタンス解析を用いてコンクリート内鉄筋の腐食性について検討した.…

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 実測加速度積分による列車通過時の単純支持橋りょうの変位応答波形の復元

    徳永 宗正, 池田 学, 吉田 幸司 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (1), 47-60, 2022

    <p> 本研究では,線形振動理論を活用した列車通過時の加速度波形から変位波形を復元する手法を提案した.提案手法は,橋りょうのひび割れなどの非線形,列車/橋りょうの相互作用の影響などが大きく表れる固有振動数付近は実測データを生かし,ノイズの影響を受けやすい低周波領域のみを線形理論解に置き換えるもので,同定するパラメータは単一軸重とモード剛性の比のみである.数値実験により,ノイズの標準偏差が0.00…

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献8件

  • 技術者の評価に基づいた地下・トンネル構造物の維持管理戦略の検討と制度の構築

    籠 雅貴, 水野 光一朗, 友利 方彦, 野澤 伸一郎, 露木 寿, 久保木 利明 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 514-520, 2022

    ...<p> 東日本旅客鉄道株式会社では,坑数約1,200,延長約950kmの地下・トンネル構造物を維持管理している.これらは建設年代,覆工材料,地山・地盤条件,環境条件等の組合せが多岐に渡るため,橋梁で研究開発が進んでいる維持管理手法と同様のシステム化が困難であり,維持管理の効率化が課題である.地下・トンネル構造物に生じた変状を分析した結果,各要因と変状の発生傾向に明確な相関性はないことが確認されたため...

    DOI

  • 鉄道コンクリート構造物の凍害と空気量調査

    池田 泰博, 松田 芳範, 三浦 秀一朗 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 423-428, 2022

    <p> 建設から40年経過した新幹線高架橋において,凍害によるスケーリングや断面欠損が生じている.新幹線高架橋は,凍害への配慮としてAEコンクリートなどを使用して建設されてはいるものの,凍害による劣化が年々増加傾向となっている.そこで,既設高架橋の現状把握を目的として,高架橋の一部からコア試料を採取し,空気量の実態調査などを実施した.調査結果から,全体的に空気量が設計値より低くなっていることが確…

    DOI

  • 内在塩分と中性化の複合作用を受けたコンクリート中の鉄筋腐食抑制効果に及ぼす表面被覆工の亀裂の影響

    並松 沙樹, 伊藤 裕一, 久保 淳一郎, 稲熊 唯史, 宮里 心一, 岩波 光保 土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造) 78 (1), 90-104, 2022

    <p> 本研究では,内在塩分と中性化の複合作用を受けたコンクリート中の鉄筋腐食抑制効果に及ぼす表面被覆工の亀裂の影響を把握することを目的に,コンクリートの水セメント比およびコンクリート中の塩化物イオン量,表面被覆工施工後の表面被覆工の亀裂の有無と中性化の進行範囲の違いが鉄筋腐食に与える影響について分割鉄筋を用いた促進腐食試験を実施した.また,実験結果より鉄筋腐食抑制効果が得られる表面被覆工の適用…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 地理空間情報とIC定期券データを用いた教師あり学習による駅商圏の異方的推定

    兒玉 庸平, 朱山 裕宜, 宮崎 祐丞, 竹内 孝 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 3G3OS15a04-3G3OS15a04, 2022

    <p>鉄道事業者は新駅設置時の需要推定や駅改良の効果測定に際して,駅勢圏(駅周辺エリアで居住・就業する人がどの駅を利用しているかを示す商圏の一種)の推定を実施する.従来は駅中心ら半径数km以内を駅勢圏とし,国勢調査などの統計データを用いて鉄道利用者数を推定する手法が用いられるが,異方性を考慮しないため,実際の駅勢圏に即しておらず予測と実態との間に大きな乖離が生じている.近年,IC定期券サービスや…

    DOI

  • パイピング孔進展と水位履歴に着目した河川堤防のパイピング破壊のメカニズムと矢板効果

    伊神 友裕, 前田 健一, 澤村 直毅, 一瀬 守 河川技術論文集 28 (0), 97-102, 2022

    <p>河川堤防の強化工法の1つに矢板の設置が挙げられるが,現状その効果については不明な点が多い.そこで,本研究では河川堤防のパイピング破壊のメカニズムおよび矢板の効果解明を目指し,浸透流解析を実施した.その結果,堤体下のパイピング孔の進展を模擬した浸透流解析から,堤外からパイピング孔先端に向けて流速の大きな浸透流が集中することが,パイピング孔貫通による破堤のトリガーの1つであることが明らかになり…

    DOI

  • 地山補強材により耐震補強を行った盛土ののり面工の効果に着目した模型振動台実験

    松丸 貴樹, 中島 卓哉, 濱田 吉貞, 渥美 知宏 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (4), I_592-I_600, 2022

    <p> 近年鉄道盛土の耐震補強が進められており,地山補強材による盛土堤体補強が実施されている.一方,降雨に対する浸透や侵食防止を目的として盛土ではのり面工が施工されるが,のり面を被覆するものは盛土内を不飽和状態に保ち耐震性向上に寄与すること,またのり面工と地山補強材の連結によってより大きな補強効果が発揮されることが期待される.しかしながら,これらののり面工が盛土の耐震補強に果たす効果は十分には解…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 横断歩道外横断における歩行者とドライバーの挙動の把握

    安部 みちか, 海野 遥香, 寺部 慎太郎, 栁沼 秀樹, 田中 皓介 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 165-170, 2022

    <p>我が国での交通事故件数・死者数は年々減少しているが,歩行中死亡事故に着目すると約60%の歩行者が横断違反をして死亡事故に遭っており,横断歩道外横断のメカニズムに関して明らかにすることが必要である.そこで本研究では,無信号横断歩道でビデオ観察調査を行い,歩行者とドライバーの双方の行動を分析した.その結果,横断歩道外横断者は,左確認をしない,横断前会釈をしない,自転車に乗るなどの傾向があること…

    DOI

  • 車いす利用者の駅構内経路選択行動モデル構築のための Stated Preference 調査

    日下部 貴彦, 新井 祐子, 本間 健太郎, 杉野 勝敏, 菅 芳樹, 丹羽 由佳理 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 215-222, 2022

    <p>駅をはじめとした公共施設では、バリアフリールートの整備が進められてきた。これまでのバリアフリー施策では、利用者を基軸とした利便性等の観点からの評価が十分には実施されていない現状がある。本研究では、離散選択モデルに基づく経路選択行動モデルに適用し、パラメータを求めることが可能な駅構内の経路選択に関する Stated Preference(SP)調査を設計し、実施した。SP …

    DOI

  • 自家用車を活用した輸送サービスの継続可能性に与える要因

    竹内 龍介, 吉田 樹, 猪井 博登 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 813-816, 2022

    ...一方、NPO 等が運営する自家用有償旅客運送や許可又は登録を要しない運送による輸送手段が提供されてきているが、活動に掛かる人材や費用負担の問題等より将来的な継続可能性に課題があるとみられる。...

    DOI

  • 公共交通路線網による都市機能施設へのアクセス効果分析- 長野市立地適正化計画を対象として-

    柳沢 吉保, 轟 直希, 坂口 拓也, 浅野 純一郎, 高山 純一 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 837-844, 2022

    <p>各都市において立地適正化計画および地域公共交通計画の立案が進んでいるが、コンパクト+ネットワークを評価するためにも、まちづくりに寄与する公共交通軸の果たす機能を評価し必要に応じて見直を行うことになる。そこで、設定された公共交通ネットワークが、まちづくりに対してどれだけ機能しているか検証する必要がある。具体的には、①公共交通軸ごとに駅・バス停のアクセスおよびイグレス勢力圏の規模、②各軸の駅・…

    DOI

  • JR 気仙沼線 BRT での速達性・定時性確保について

    永井 孝弥, 谷澤 寛, 角 美咲 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 861-866, 2022

    <p>東日本大震災の津波で被災した JR 気仙沼線・大船渡線は、線路敷を専用道化した BRT 仮復旧により、鉄道と同等の速達性・定時性を確保しつつ、復興まちづくりの進捗に合わせた早期の地域交通手段の確保を図る意図で導入されており、BRT 化決定後も順次専用道整備が進捗し概ね完了している。本論文では、定時性確保を目的に、運行当初より導入されている GPS 位置情報を活用した BRT …

    DOI

  • Iビーム支点首部の簡易な疲労き裂対策

    丹羽 雄一郎, 池頭 賢, 木村 元哉, 七村 和明 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 278-287, 2022

    <p> 鋼鉄道橋Iビームの支点首部の疲労き裂対策は,従来から桁取替が妥当な対策と考えられてきたが,桁取替は施工労力やコストが大きいことや,施工条件の制約から桁取替の実施自体が難しい場合もあることから,桁取替以外の簡易な対策が求められる.本研究では,実橋調査によりIビーム支点首部のき裂発生原因を確認し,FEM解析および実橋試験施工により桁取替以外の有効かつ簡易な対策の検討を行った.さらに,ストップ…

    DOI

  • モンテカルロシミュレーションを用いた山陽新幹線高架橋の劣化予測に関する一考察

    柏原 茂, 野村 倫一, 渡辺 佳彦 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 429-438, 2022

    <p> 長期にわたって健全な状態で供用を続けるためには,高架橋等の構造物の状態を将来にわたり把握することが重要であり,劣化予測は構造物の状態を時系列で推測するものである.鉄筋コンクリート構造物の性能低下は鉄筋腐食によるものが多く,その劣化速度は中性化速度,塩化物イオン濃度,かぶり,コンクリートの含水率等の要因との相関がある.これまでの暴露試験や促進試験から得られた劣化速度予測式や各影響要因ごとの…

    DOI

  • 連接軌道におけるブロック交換を伴うレール重軌条化の施工事例

    山﨑 正敏 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 202-206, 2022

    <p> 青梅線東青梅~青梅間は年間の列車通過トン数が26百万トンと列車本数の多い単線区間である。同区間では、軌道の耐力向上を目的に2016年度から2020年度にかけて50Nレールから60kgレールに交換する重軌条化工事及びそれに伴う付帯工事を実施した。工事区間には連接軌道構造の踏切道が2箇所、総研型踏切舗装版構造の踏切道が4箇所介在している。特に連接軌道構造の2箇所は、急曲線中に介在している幅員…

    DOI

  • JR東日本における鉄道橋支承部の変状対策

    川田 真也, 塚原 高志, 窪田 利幸, 松田 芳範 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 445-451, 2022

    <p> 橋りょうの支承部は,上部工の荷重を下部工に伝達する重要な部位であり,時代の変化とともに,その時点で最適と考えられる構造や方法が採用されてきた.しかしながら,支承部の変状は経年とともに増加傾向にあり,国鉄時代に作成された「鋼鉄道橋支承部対策の手引き」も,既に作成から30年以上が経過しており,記載されている事例は古く,最新の技術基準とも整合を図る必要があった.そこで,当該手引きの内容を全面的…

    DOI

  • 大型保守用車取扱い時の踏切鳴動の原因解明と対策の提言

    鶴田 雄一郎 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 196-201, 2022

    <p> JR東日本管内では,2003年度から列車と保守用車の衝突防止対策として保守用車の短絡走行が開始された.在来線で短絡走行をするには,踏切への影響を考慮しなければならない為,保守用車用短絡器(以下,LPF)を開発し,低周波軌道回路及びATOS線区の保守用車に順次導入してきた.しかし,LPF走行にも関わらず踏切が鳴動する事象が発生しており,原因の特定に至っていない.そこで,本研究では保守用車の…

    DOI

  • 容積率規制緩和に伴う超高層ビル建設が鉄道需要に与える影響

    山下 洋平, 日比野 直彦 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (6), II_142-II_158, 2022

    <p> 東京をはじめとする大都市では,容積率規制の緩和に伴い,都市再開発,超高層ビルの建設が行われている.超高層ビルの建設と鉄道駅整備に要する時間に差があることから最寄り駅では過度な混雑が発生し,快適性だけでなく安全性においても問題が生じている.本研究は,2000年以降に東京都区部に建設された超高層ビルを対象とし,容積率規制の緩和に伴う超高層ビルの建設が鉄道需要に与えた影響を定量的に明らかにした…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • COVID-19流行前・流行時の旅客の移動経験に基づく快適性の検討

    菊地 史倫, 斎藤 綾乃, 中川 千鶴 日本認知心理学会発表論文集 2021 (0), 45-45, 2022

    ...本研究ではコロナ禍前およびコロナ禍中に鉄道を利用した移動経験のある旅客の快適性について検討を行った。コロナ禍前において各移動局面の快適性を説明変数、移動経験全体の快適性を目的変数とする重回帰分析を行った結果、全ての局面が正の影響を与え、移動経験全体の快適性を約7割説明可能であった。...

    DOI

  • 自家用車を活用した輸送サービスの供給上の特性と持続可能性に関する一考察

    竹内 龍介, 吉田 樹, 猪井 博登 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (6), II_262-II_272, 2022

    ...<p> 高齢者における免許自主返納者等の増加等に伴い,外出が困難な高齢者に対し,従来の公共交通を補完する自家用有償旅客運送の活用及び,ボランティア団体や地域の助け合いによる「互助」による,買物・通院等外出支援が今後重要性を増すと考えられる....

    DOI Web Site

ページトップへ