検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 147 件

  • 1 / 1

  • 神奈川県上部中新統大磯層から産出したサイ科化石の分類学的再検討

    半田 直人, 樽 創 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 172-, 2023

    ...サイの臼歯にprotoconeのくびれは未発達であることから、KPM-NNV 50はこれと区別される。一方、くびれたprotoconeや歯冠セメントは、その発達程度はさまざまであるが、アセラテリウムやエラスモテリウムの種にも認められる形質である (例えばAntoine, 2002)。...

    DOI

  • グリーンランド北西部の中原生界Qaanaaq層堆積岩中のアクリターク化石の化学分類学的研究

    安藤 卓人, 原 勇貴, 三瓶 良和, 沢田 健 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 84-, 2022

    ...標準試薬の熱分解実験(30時間程度の真空下での低温加熱)では,400℃以上の熱を受けると芳香化が進み,セルロース,キチン,グルテンは全てC=C結合のピークが顕著になった。また,グルテンに比べて糖鎖が多いセルロースとキチンはC=O結合とフラン環のC-O-C結合が多く,セルロースでは特に顕著であった。...

    DOI

  • 南方熊楠の鉱物・化石標本コレクション

    石橋 隆, 土永 知子 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 193-, 2021

    ...10数ヶ国語を自由に使いこなして国内外に多くの論文を発表し、日本に「ミナカタ」ありと世界の学者を振り向かせ、自然科学、民学などに多くの足跡を残す。生涯在野の学者に徹した熊楠の活動や研究範囲は非常に広範で、現在も全容が解明されるには至っていない。業績面では特に粘菌(変形菌)の分類学の基礎を固めた生物学者としてや、柳田国男らと日本における民俗学ソサエティの立ち上げを行ったことで知名度が高い。...

    DOI

  • 細菌におけるバイオジェニックカルコゲンナノ粒子の生成機構

    三原 久明 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S14-2-, 2020

    ...我々は、分類学上異なる門あるいは鋼に属する細菌である、<i>E. coli</i>、<i>Bacillus subtilis</i>、<i>Geobacter sulfurreducens</i>、<i>Cellulomonas</i>属細菌に注目してカルコゲンオキシアニオン還元およびバイオジェニックカルコゲンナノ粒子生成について研究を行ってきた。...

    DOI

  • 沖縄の海の生物多様性を分類学から探る

    野中 正法, 藤田 敏彦 タクサ:日本動物分類学会誌 42 (0), 1-3, 2017

    <p>During 14 to 17 November 2016, the joint event of the 22nd International Congress of Zoology and the 87th meeting of Zoological Society of Japan was held in Okinawa prefecture. As one symposium …

    DOI Web Site

  • マカ(Lepidium meyenii )は雌ラットにおいて黄体形成ホルモンサージを亢進する

    内山, 文昭, 治京, 玉記, 竹田, 亮介, 緒方, みさと 中村学園大学 薬膳科学研究所研究紀要 (7) 1-8, 2014-09-30

    ...マカ粉末はケミカルプロファイリングおよび植物分類学的方法で同定した。ラット動物実験ではSprague-Dawley ラットを用い、コントロール群には通常飼育で用いられる餌 (CE2) を、テスト群ではCE2にマカ粉末を各々5%、25%、50% 含有させた餌を自由摂餌させて7週間飼育した。ラットの性周期をモニターし、発情前期の18時に断頭採血を行い、血清を採取した。...

    機関リポジトリ

  • 職業観・労働観に現れる価値観の多様性と普遍性

    芝井 清久, 吉野 諒三 データ分析の理論と応用 3 (1), 17-47, 2013-09-01

    ...<p> 本論文では,統計数理研究所による「環太平洋価値観国際比較調査」における労働や職業意識に関する項目を取り上げ,当該の10 か国・地域の特徴を明らかにすることを試みる.労働や職業は人々の所得に直接つながる生活領域の重要な要素であり,また個人と社会との関係を維持,発展させる重要な接点でもある.したがって,労働や職業に関する意識を比較し,その異同を明らかにすることは,異なる政治,経済,社会状況,家関係...

    DOI Web Site

  • マレーシア産ニクバエの1新属新種(双翅目:ニクバエ科)

    倉橋 弘, TAN Siew Hwa 衛生動物 63 (4), 307-312, 2012

    ...マレーシアにおける法医昆虫学上重要なハエ類の分子分類学的研究のためマレー半島で実施した野外調査の際に採集されたニクバエの標本を検査した結果,ニクバエに所属する新属新種を発見したので, ここに, <i>Lehisca cameroni</i> Gen. et sp. nov....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 東洋の植物を求めて― 植物園・プラントハンター・園芸家の文化交渉学―

    野間, 晴雄 東アジア文化交渉研究 別冊 = Journal of East Asian cultural interaction studies 4 109-135, 2009-03-31

    ...大航海時代以降にヨーロッパ,とりわけアルプス以北の寒冷な国々では王侯貴の趣味として,ヨーロッパ以外の花を種子/球根を生きたまま本国に運んで移植し愛でる慣習が広まった。とりわけアングロサクソンのイギリスやオランダはその核心となる。その背景には,薬草学の知識やリンネを頂点とする分類学の発展などがあった。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 日本の海岸砂地と中国の沙漠地帯より採集したフミヅキタケ属菌について

    糟谷 大河, 竹橋 誠司, 柿嶌 眞 日本菌学会大会講演要旨集 53 (0), 52-52, 2009

    ...なり,世界の林地,草地,耕地,砂地などの環境に広く分布する.本属については,かさの被膜とつばの有無,かさ表皮の菌糸構造,縁シスチジアと側シスチジアの有無と形態,及び担子胞子とその発芽孔の大きさが種を識別する重要な分類形質とされ(Nauta, 2005),世界で約100種が報告されている.今回,日本各地の海岸砂地と中国の沙漠地帯より22点の本属菌の標本を採集できたので,これらの形態的特徴を明らかにし,分類学的検討...

    DOI

  • 被子植物テルペノイドバイオマーカーの化学分類学・生理学的研究

    中村 英人, 沢田 健 日本地球化学会年会要旨集 56 (0), 151-151, 2009

    ...を用いた基礎データが乏しい.また,白亜紀以前からのオレアナンの検出が被子植物と絶滅分類群との類縁関係を示唆するという報告もある.本公演では,絶滅分類群を含めた10種の植物化石のバイオマーカー分析の結果をまとめて,芳香被子植物バイオマーカー指標への応用や,化学分類学的意義について議論する....

    DOI

  • 中国東北部科爾沁砂地における植生回復過程下の群落,土壌および種多様性の推移

    烏 云娜, 岡本 勝男, 塩見 正衛 日本草地学会誌 53 (4), 301-307, 2008

    ...種数,種多様性指数,種の均等性指数,群落の生態的優占度指数,生活型組成と分類学的な群落組成の変化は,植生の発達と群落の生態的機能の改善を示した。群落の遷移にともない,初期の不安定な一年生植物が次第に多年生植物におき代わった。アカザ科植物種は遷移のどの段階でも見られたが,特に初期に高い優占度を示した。さらに遷移の進行にともなってイネ科植物種が増えた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献32件

  • ドウケツエビ科の分類に関する研究の概説

    斉藤 知己 タクサ:日本動物分類学会誌 24 (0), 33-46, 2008

    An overview of the taxonomy of the stenopodidean shrimp family, Spongicolidae Schram, 1986 (Crustacea: De capoda) is provided. The family contains 34 described species of 6 genera: Globospongicola …

    DOI Web Site 参考文献34件

  • 有櫛動物の分類学とその胃管接続構造

    堀田 拓史 タクサ:日本動物分類学会誌 19 (0), 42-48, 2005

    This paper briefly reviews recent studies of the phylum Ctenophora with emphasis on the body plan and the gastrovascular canal system. Ctenophores are still very poorly known taxa because of the …

    DOI Web Site

  • Pantoporia veniliaの分類学的位置とAcca属の再記載

    大島 康宏, 矢田 脩 蝶と蛾 56 (4), 297-302, 2005

    ...Eliot (1969)によって認められたミスジチョウ亜の属Pantoporiaに含まれるオーストラリア区固有のPantoporia venilia (Linnaeus, 1758)を, 特に雌雄交尾器の形態によって再検討した.その結果, P. veniliaは, Igarashi & Fukuda (1997)によって報告された特異な幼虫の形態と寄主植物に加えて, 成虫の形態に今まで知られていない...

    DOI Web Site

  • ミツオシジミ属の1新種およびミツオシジミ亜の種の検索表(鱗翅目,シジミチョウ科,ミドリシジミ)

    矢後 勝也 蝶と蛾 55 (1), 13-25, 2004

    ...はミツオシジミ属とインドミツオシジミ属Rathindaの2属から構成され,前者では今回記載されたウエダミツオシジミを含めて14種が,後者では1種が知られている.これまで本亜全体の種を網羅した検索表は,Cowan(1966)以降,筆者の知る限り新たに改訂されていない.以後現在までに,いくつかの追加種や種レベルでの分類学的変更が見られることから,翅や交尾器などの形態に基づいた本亜の種の新たな検索表を...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 蚊科雄の生殖器の形態に着目した分岐分類学の試み

    高井 憲治, 池本 孝哉 日本衛生動物学会地方支部大会要旨抄録集 123 (0), 9-9, 2003

    ...近年Aediniに関し新しい属を創設したReinert(2000)等を参考に、蚊科の代表的な分類群を、属を中心とした単位で比較して分岐分類学的に構成し直したところ、いくつかの新たな知見が得られた。...

    DOI

  • マメ科ハナハギ属の分類学的研究Ⅱ

    五百川裕, 大橋広好 植物研究雑誌 77 (5), 251-283, 2002-10-20

    ...は, 中国南西部 (貴州省, 雲南省, 広西壮自治区) の他に, インドシナ半島のラオスとタイからも記録されていたが, インドシナ半島の証拠標本を検討した結果, 9. <i>C. decora</i> (Kurz) Schindl. をこの種と誤同定したものであることがわかった....

    DOI

  • ナン県プア郡パイカアム村(タイ王国)でタイルゥ民によって利用されている薬用植物

    CHUAKUL WONGSATIT, SARALAMP PROMJIT 植物分類,地理 50 (1), 81-99, 1999

    薬草採集家にインタビューし,さらに標本の採集と同定を行うことにより,Phu Kham Village, Pua District, Nan Province(タイ王国)のTai Lueがどのような薬用植物を利用しているか,調査を行った。採集標本は農業省の二つの標本室(BK,BKF)にある標本と付き合わせて確認した。その結果,58科に属する123種が利用されていることが分かり,そのうち16種類は薬…

    DOI Web Site 参考文献85件

  • 香港および東南アジアのカバナミシャクの新種と分類学的知見

    GALSWORTHY A. C., 矢崎 克己 蝶と蛾 50 (3), 223-234, 1999

    ...最近Holloway(1997)によってボルネオのカバナミシャクが検討され,大属Chloroclystisがいくつかの属に分離された.しかしながら,ボルネオ以外のアジア地域の本についてはまだ十分な検討がなされていない.本報では香港を中心とした東南アジア地域の本についての知見を報告した.Sigilliclystis gen.n.模式種:Chloroclystis insigillata Walker...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • ミンダナオ島産Boarmiini(エダシャク亜科)7新種の記載

    佐藤 力夫 蝶と蛾 47 (1), 1-9, 1996

    ...である.Aids perplexa Sato,A.kitangladensis Sato,A.mindanalis Sato,A.antinda Sato以上4種は,いずれもインドから記載されたA.variegata(Moore)に近縁で,交尾器の形態が互いによく似ており区別が難しい.むしろ外観の差異が同定に役立つ.今後インド・オーストラリア地域に分布するvariegataグループに属する多くの種の分類学的再検討...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • モリヤスデ属Haplogonosoma BROLEMANNの分類学的検討

    GOLOVATCH Sergei I., MIKHALJOVA Elena V., 田辺 力 動物分類学会誌 53 (0), 71-80, 1995

    ...東アジアに産するモリヤスデ属Haplogonosoma BROLEMANNについて分類学的検討を行ない,以下の結論を得た.Sphalmatogonus JEEKELはモリヤスデ属のシノニムである.モリヤスデ属は本州中部から国後島,千島列島にかけて分布するムツモリヤスデH.implicatum BROLEMANN,1916と,少なくとも九州およびスマトラ(?)...

    DOI Web Site

  • Trichopterigia micradelpha Proutをもとに新属Archaeocasisの提出(鱗翅目:シャクガ科)

    橋本 里志 蝶と蛾 46 (3), 167-173, 1995

    ...2'の中でTrichopterigia micradelpha Proutを記録し,雄交尾器の写真を載せた.同時に,彼は他のTrichopterigia属との雄交尾器の違いを述べ,本種の分類学的地位を明確にするには,さらなる研究の必要性を説いた.また,彼の示した雄交尾器は台湾産のものと同一であった.筆者は,ロンドン自然史博物館のScoble博士のご好意で,Trichopterigia micradelpha...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • スラウェシのカニアシシジミ(アシナガシジミ)

    CASSIDY Alan C., 広渡 俊哉 蝶と蛾 46 (1), 1-12, 1995

    ...1985年,イギリス王立昆虫学会によって主催された昆虫相調査'Project Wallace'によってもたらされた材料にもとづいて,スラウェシならびにその周辺域におけるカニアシシジミ分類学的再検討を行い,Logania dumogaとMiletus roseiの2新種を記載した.Logania dumogaは外見上L.marmorataに,交尾器の形状はEliotが示したL.obscuraのものに...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献20件

  • アリガタバチ類のScleroderminiの系統(ハチ目,アリガタバチ科)

    寺山 守 動物分類学会誌 54 (0), 65-73, 1995

    ...アリガタバチ科Epyrinae亜科のScleroderminiを属レベルで点検し,系統関係を推定した.Nesepyris属はAllobethylus属の異物同名とみなした.また,原記載以降長い間所属亜科が不明であったBethylopsis属は,基準標本を点検した結果,本の一員であることが判明した.さらに,本の属の検索表を提供した....

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 北海道産ハマキガ科とシンクイガ科(鱗翅目)の新寄主植物

    〓 良燮, 坂巻 祥孝 蝶と蛾 45 (4), 263-268, 1995

    ...ホソハマキガは,ブドウホソハマキのようにヨーロッパでブドウの大害虫となっているものも含んでおり,日本では現在のところ42種が知られている.しかし,日本では幼虫の寄主植物に関する知見は少なく今後,幼生期を用いた分類学的,生態学的研究が要望されるグループである.本の幼虫はほとんどが狭食性で,根,茎,花床などに潜入するが,まれには草木の葉を巻くものもある....

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 日本産チョッキリゾウムシ科の分類学的研究(鞘麹目, ゾウムシ上科)

    人と自然 2 (0), 1-93, 1993

    ...日本産チョッキリゾウムシ科について分類学的再検討を行った。その結果この地域から12新種,1 新記 録種を含む4 62種が認められた。これらについて記載, 図示を行い, 検索表を与えた。また1 新参異物 同名に対して新名を与えた。 VOSSによって構築された現行の分類体系における属および亜属の学名につ いて命名法の観点から再検討した。...

    DOI

  • 日本産メクラカメムシ科の2新属新種(異翅目)

    安永 智秀 動物分類学会誌 47 (0), 45-51, 1992

    ...日本産のメクラカメムシ亜科,メクラカメムシに含まれる2新属新種を記載,図示した.そのうちCastanopsides hasegawai(シイノキクロメクラガメ:新称)は,西日本に局地的に分布する反面,棲息地では比較的普通に得られる黒褐色の中型種で,シイを寄主植物として生活する.新成虫はシイの花が盛りの4-5月頃に出現し,梅雨期には姿を消すので年1化の発生と考えられる.本種の雄はかなり黒っぽいが,雌...

    DOI Web Site

  • 南西諸島に於ける水生生物の調査水域と調査日

    鈴木 實 動物分類学会誌 46 (0), 1-16, 1992

    ...琉球大学理学部教授・山里清博士、同技官・儀間小夜子と生物学教室からの学生、瀬底熱帯海洋科学センター教授・香村真徳博士、同助手・仲村茂夫、沖縄開発庁総合事務局北部ダム総合管理事務所福地ダム管理支所長・伊良波幸孝、国営沖縄記念公園水館館長・内田詮三、同研究員・長崎佑、名護自然動植物公園取締役公園部長・石井力、東南植物楽園管理学芸調査室係長・樋口純一郎、玉泉洞観光株式会社営業所所長・山内平三郎、沖縄県水産試験場八重山支場研究員...

    DOI Web Site

  • 奄美大島産メクラカメムシの1新属新種(半翅目,メクラカメムシ科)

    安永 智秀 動物分類学会誌 42 (0), 32-36, 1990

    ...奄美大島で採集された顕著な色彩,大きさを有するメクラカメムシの1種を検したところ,これは未記載種であるのみならず,新属を設ける必要があることが判明したので記載,図示した.この新しい属は,メクラカメムシ亜科,メクラカメムシに含まれるもので,Eocalocoris属に近縁である.属名は,本文で述べた通り,宮本正一先生の喜寿を祝してMiyamotoaと名付けた.このメクラカメムシは現在のところ奄美大島特産...

    DOI Web Site

  • 金魚から分離したMycobacterium sp.の分類学的検討

    SHAMSUDIN M.N., 田島 研一, 木村 喬久, SHARIFF M., ANDERSON I.G. 魚病研究 25 (1), 1-6, 1990

    The causative organism of fish mycobacteriosis in ornamental fish (goldfish, Carassius auratu and red eyed tetra, Moenkhausia sanctaefilomenae) in Malaysia was characterized by examining biochemical …

    DOI Web Site

  • タイ国産キク科植物の分類学的研究8.

    小山 博滋 植物分類,地理 39 (4-6), 151-163, 1988

    ...本誌37巻で発表したサワギクtribe Senecioneaeの続きである。サンシチソウ属Gynuraは旧世界の熱帯から亜熱帯にかけて,100余種が分布するとされているが,その実態は未だ十分把握されていない。F. G. DAVIES(1978)によって,東アジアとヒマラヤ産のものが検討されているが,納得できない部分も多い。タイ国の野外で見る限り,多くの種は大きな群落を作らず,個体数も少ない。...

    DOI

  • アジ科の属の系統的関係

    具志堅 宗弘 魚類学雑誌 34 (4), 443-461, 1988

    A cladistic analysis of all known genera in the Carangidae was made mostly on the basis of external and osteological characters. Polarity for each character was determined by outgroup comparison …

    DOI

  • スジシマドジョウ種群における地方的分化

    斉藤 憲治, 相澤 裕幸 魚類学雑誌 34 (3), 334-345, 1987

    Seven local races of the so-called striated spined Loach (<I>Cobitis taenia striata</I>) were compared morphologically. Here they were called the large, Biwa small, Yodo small, small, Tokai small, …

    DOI

  • Aspidobactrus claviger SHARP(鞘翅目,ハネカクシ科)の再記載および分類学的知見

    直海 俊一郎 動物分類学会誌 34 (0), 46-52, 1986

    ...Aspidobactrus claviger SHARPの再記載を行い,本属のハネカクシ科における分類学的位置について諭じた.本属はこれまでヒゲブトハネカクシ亜科のPygosteniniに分類されていたが,触角第2節が長く,小あごひげが4節,下唇ひげが3節,第9腹節背板は1対の長板から成り,その先端は2叉せず,雄交尾器の片節は前後に2分割されないなどの形態により,同亜科のOxypodiniの一員...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 魚の真菌症

    畑井 喜司雄 マイコトキシン 1986 (24), 5-8, 1986

    ...我が国の真菌症に関する研究はまだ歴史が浅く,しかも研究者が少ないために遅々として進展していない現状にある.一方,近年その理由は明らかではないが,新しい真菌症が次から次へと見出されている.魚の真菌症起因菌は分類学的に変形菌類および担子菌類を除く全ての菌類に属しているが,重要な疾病の原因菌が分類学的に明確にされていないものもある....

    DOI

  • 男女群島のヘビの分類学的位置づけ

    鳥羽 通久 Japanese journal of herpetology 11 (3), 124-136, 1986

    ...男女群島男島で見られるヘビは,十分な分類学的検討がなされぬまま,ザウテルヘビ,<i>Natrix sauteri</i>としてあつかわれる事が多い。本研究では5個体の標本について精査を行い,このヘビをダンジョヒバカリ,<i>Amphiesma vibakari danjoensis</i>として記載した。ヒバカリの他の亜種との違いは,腹板数が少ない,尾下板数が多い,尾率が大きいこと。...

    DOI Web Site

  • タイ国産キク科植物の分類学的研究7

    小山 博滋 植物分類,地理 37 (4-6), 111-116, 1986

    ...最近中国産サワギクtribe Senecioneaeの再検討結果がJEFFREY&CHEN(1984)によって発表された。それによると、これまでのサワギク属Senecio(本誌6巻、265〜275項に北村先生の論説がある)はSenecio, Nemosenecio, Tephroseris, Sinosenecio, SynotisとCissapelopsisの6属に細分されている。...

    DOI Web Site

  • タイ国産キク科植物の分類学的研究5

    小山 博滋 植物分類,地理 36 (1-3), 59-68, 1985

    ...はアジアにも広がってきている.それらはBidens, Eclipta, Siegesbeckia Wedelia, Xanthiumである.タイ国にはこれらに加え,世界雄熱帯に広く分布するEnydraとSpilanthesがある.他のと異なり,メナモミでは多くの属が古くから庭園の植込みや鉢植えなどに用いられていきた.その関係で園芸の書物は40をこえる属に和名が与えられている.タイ国でもほぼ同じような...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • タイ国産キク科植物の分類学的研究4

    小山 博滋 植物分類,地理 35 (4-6), 113-125, 1984

    ...オグルマTribe Inuleaeは約200属からなるキク科植物である.大部分の属が南アフリカとオーストラリアに分布し,日本には7属しかなく,タイ国には11属ある.そのうちヤマハハコ属Anaphalis,ツルハグマ属Blumea,ハハコグサ属Gnaphaliumとオグルマ属Inulaの4属が日本と共通である.ツルハグマ属は日本では2種を見るにすぎないが,タイ国には24種記録されている.これまでのタイ...

    DOI

  • タイ国産キク科植物の分類学的研究3

    小山 博滋 植物分類,地理 35 (1-3), 49-58, 1984

    ...ショウジョウハグマTribe Vernonieae はキク科植物で、頭花が両性の筒状花のみから成り、花柱分枝が先端へしだいに細くなり、葯胞の下部付属体が短かく矢じり状となるなどの特徴によって、他のから区別される。約70属からなるが、大部分の属が熱帯域に生育するため、日本ではなじみの少ないものである。...

    DOI Web Site

  • 幼生期形態に主眼を置いたアゲハチョウ科の分類

    五十嵐 邁 蝶と蛾 34 (2), 41-96, 1984

    ...の速度の速いものは進化したものと考えられる.4.食性については,ウマノスズクサ科を摂食するものが最も原始的で,次いでミカン科,モクレン科,クスノキ科の順に進化する.結論として,従来のアゲハチョウ科の分類に対する新解釈として,1.Cressida, Euryades両属を最も原始的とする説を否定し,Luehdorfia, Parnalius属を最も古いものとする.2.従来,幼生期が未知であったため,分類学的地位...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • タイ国産キク科植物の分類学的研究2

    小山 博滋 植物分類,地理 34 (1-3), 1-9, 1983

    ...コンギクAstereaeには約135属、およそ2500種類があるとされているが、大部分は温帯性のもので、タイ国には10属しかない。しかもその10属のうち、コンギク属Asterとイズハハコ属Conyzaを除いた他の8属では、それぞれ1種ずつしか知られていない。...

    DOI

  • Leptostigma属(アカネ科)の概要

    ホスベルグ 植物分類,地理 33 (0), 73-83, 1982

    ...アカネ科のAnthospermaeに新亜Coprosminaeを設立した。この亜は石果(核果)をもつことによって特徴づけられ,Coprosma,Nertera,Leptostigma,Peratanthe,Serissaハクチョウ属の,互にごく近縁な5属を含み,環太平洋の分布を示す。...

    DOI Web Site

  • タイ国産キク科植物の分類学的研究1

    小山 博滋 植物分類,地理 32 (1-4), 56-67, 1981

    ...タイ国産キク科植物のうち,コウヤボウキMutisieaeとアザミCardueaeがこの論文で扱われている。コウヤボウキはおよそ90属が知られている。大部分は南米に分布し,アジアには10属しかない。我国に4属,タイ国に5属ある。両国に共通する属はモミジハグマ属Ainsliaeaとコウヤボウキ属Pertyaで,いずれも日華区系の特産属である。...

    DOI Web Site

  • 西日本産Parapodisma属の2新種

    井上 正志 動物分類学会誌 16 (0), 58-64a, 1979

    ...そこで筆者はこれまで,日本各地で採集された材料に基づいてこの類の分類学的研究を行っているが,今回は西日本産Parapodisma属の下記2新種について記載し,faurieiを除く本属の既知種を含めて検索表を作成した。1.Parapodisma setouchiensis sp. n.セトウチフキバッタ(新称)。模式産地:広島県御調郡御調町大字市。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 日本未記録のPrimnoa属の1新種

    井上 正志 動物分類学会誌 16 (0), 53-57, 1979

    ...ハヤチネフキバッタ(新称)として命名記載し,またPrimnoa属を加えた曰本産フキバッタPodisminiの属の検索表を示した。本属は雄生殖節の形態,ことに亜生殖板が後方に幅広くなり,後縁が截訴状で,肥厚していることでMiramella属と,腹部末端節に小葉片をもつことでParabodisma属と区別できる。...

    DOI Web Site

  • 日本産イワナ属魚類に関する研究-VIII : 佐渡産イワナ属魚類の分類と狆頭標本

    本間 義治, 石川 佐吉 動物分類学会誌 14 (0), 55-62, 1978

    ...佐渡島に生息するイワナ網魚類の種を明らかにするため,同島北部の13河川より採集した約70標本を材料として,斑紋や体原形質を検討した。また,比較のために,佐渡沿岸で採捕される大型の降海性アメマスの標本も調べた。その結果,佐渡産の本属魚類は変異に富み,俗にいわれていたエゾイワナの系統より,むしろニッコウイワナの系統の方が主体をなしていた。...

    DOI Web Site

  • タカアシガニ研究の現状

    向井 宏, 長谷山 則夫 日本ベントス研究会連絡誌 1976 (11-12), 13-21, 1976-04-30

    ...タカアシガニに関する分類学的研究はいくつか行なわれているが、分類学上の問題点があまりないこともあって、分類学者の興味は高くなかったようである。しかし、幼生と未成体についての報告はあまり多くない。Ai kawa(1941)が最初に第1ゾエアを記載し、Tanase(1967)が抱卵した雌から採集した卵を飼育してメガローパまでの形態を報告しているのみである。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • トゲモミジガイの初期発生

    小黒 千足, 小松 美英子, 加野 泰男 動物分類学会誌 11 (0), 49-52, 1975

    トゲモミジガイAstropecten polyacanthusの卵は透明で直径約160μ,卵割は全等割放射型で25℃において(人工)受精の5時間後に中空胞胚を経て皺胞胚期に入る。皺胞胚期はその3時間後に終了し,さらにその1時間後陥入による原腸形或がはじまる。孵化は受精の9時間半後におこるが,その時の胚は体長・幅がそれぞれ200μ,170μである。孵化の25時間後に繊毛帯が明らかになり,受精の5日…

    DOI Web Site

  • 新潟地方のフナ属魚類(予報)

    関谷 伸一, 本間 義治 動物分類学会誌 9 (0), 63-70, 1973

    ...新潟地方におけるフナ属魚類の種分化と分布状態を明らかにする研究の一端として,新潟平野と佐渡島の8地点より採集したフナ属魚類について,形態ならびに体節制形質の比較,および染色体数の観察をおこなった。その結果,佐渡島達者と新潟市小新地区ではキンブナ系のフナが生息していたが,鰓耙数は群馬県城沼産キンブナより多く,達者産のものでは46〜61,小新産のものでは37〜63であった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • カブトエビの種分化 Ⅰ.香川県における2種の地理的分布と形態

    谷本, 智昭 香川生物 5 49-54, 1972-04-01

    ...香川県には, 雄雌が出現する種と雌だけしかいない種が地理的に分布域を異にし, 両種が分布する接点には同一水田内に両者が混生している. 2. 雌雄が出現する種では, 背甲形後部の形態で背甲正中線へのきれこみが雌雄とも丸形であり, 雌だけしかいない種では, そのきれこみが鋭く三角形となり種分類学上の特徴となる....

    機関リポジトリ

  • 蚕の腸内における好気性細菌フローラ

    滝沢 義郎, 飯塚 敏彦 日本蚕糸学雑誌 37 (4), 295-305, 1968

    The normal aerobic bacterial flora in the gut of larvae of the silkworm, <i>Bombyx mori</i> L., was examined by using some selective media. A large number of different bacteria species was isolated …

    DOI

  • イネ科雑記XIX

    館岡 亜緒, 高木 虎雄 植物学雑誌 80 (952), 394-403, 1967

    ...イネ科の系統分類学において, 葉の表皮にみられる微毛の有無とその形態はきわめて重要な意義をもつものと考えられている. ウシノケグサ亜科ではこの微毛が存在せず, 他の亜科の種類は通常微毛をもっている. このたび葉の表皮にみられるのと同様の微毛が鱗被の表皮にも存在する場合のあることが判明した. 146属に属する288種の鱗被を観察したが, そのうち27属55種の鱗被に微毛が見出された....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 日本産蚊亜科の胸部側板による分類学的研究

    栗原 毅 衛生動物 14 (4), 191-207, 1963

    ...日本産の蚊科に属する58種について, その成虫の胸部側板の特長を記載した.これにより, , 属, 亜属ないし種の分類と検索があるていど可能であり, しかも胸部側板の構造が他の部分の特長よりもそれらの識別に有利な場合もあることが示された.蚊の胸部側板の各部位に生ずる剛毛, 鱗片の有無, 数, 配列などは分類学上の特色を示す場合が多く, とくにppn-bの有無は, Tribeの区分に, psp-b,...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 種子でんぷん粒とイネ科の系統分類

    館岡 亜緒 植物学雑誌 75 (892), 377-383, 1962

    ...また, その3つの型がでてくるは相当数ある. この点か ら, 第2型, 第3型, 第4型の間の差異は大きな分類学的意義をもつものとは思われない.<br>一方, 第1型と他の3つの型とははっきりと異なり, その中間的なものはほとんどみられない....

    DOI 被引用文献5件

  • 鹹水白点病に関する研究

    四竈 安正 水産増殖 10 (2), 75-107, 1962

    ...<br>16) 本病原体の動物分類学上の位置は淡水産の<i>I. multifiliis</i>と同属と考えられる。 しかも本属自体が将来さらに検討される必要があろうかと考える。...

    DOI

  • ステロイドの微生物変換に関する研究(第1報)

    磯野 正雄, 阿部 又三 日本農芸化学会誌 35 (7), 672-677, 1961

    ...<br> (4) A系およびC系に,属する菌株として選択された57株は分類学上<i>Corynebacterium, Arthrobacter, My-cobacterium, Mycococcus, Nocardia</i> (A系細菌株は以上のいずれかに所属する), <i>Micrococcus, Flavobacterium</i>および<i>Bacillus</i> (C系細菌株は以上のいずれかに...

    DOI 医中誌

  • 東亜産カヤツリグサ科の分類學的研究4

    小山 鐵夫 植物分類,地理 16 (2), 33-41, 1955

    ...9.東亜のヒメクグ亜屬 カヤツリグサ屬はカヤツリグサ類(狭義のカヤツリグサ屬)・アゼガヤツリ類・ミヅガヤツリ類・イヌクグ類・ヒメクグ類・ムツヲレガヤツリ類の6群に分けることが出来るが,私は研究の結果之等の6群をそれぞれ独立の屬と考へる事には賛成出来ない.今迄,邦産のホタル〓亜科(カヤツリグサ・ホタル〓等)を研究せられた唯一人の専門家大井博士は先生の大著に於て6群中ヒメクグ類のみを屬の階級に残された...

    DOI Web Site

  • 微生物による芳香化合物の代謝に関する研究

    有馬 啓, 駒形 和男, 風間 政二, 杉山 晋一 日本農芸化学会誌 28 (8), 638-642, 1954

    1) Taxonomic studies were carried out on the fifteen strains which possess strong assimilative activity on aromatic compounds from among 130 strains of bacteria isolated from sewages and soil etc. …

    DOI

  • 日本産新菊科植物

    北村 四郎 植物分類,地理 5 (1), 27-36, 1936

    ...陸前宮戸島は先住民の貝塚などある古くそして美しい島であるが,木村有香氏がこの島に變つた菊があるから研究してはどうかと云つて下さつたのは本年の初春であつた.今秋同氏のお伴してこの島に渡り問題の菊を勸察したのは美しい思ひ出である.もつとも前から其の菊の性状をくわしく話して頂いたので小生の勸察は蛇足であつたかもしれない.この島に澤山に咲きほこつてゐるコハマギクに比するに莖が長く50-70センチあり下部は...

    DOI

  • 台湾産菊科植物

    北村 四郎 植物分類,地理 1 (4), 277-296, 1932

    ...シヤウジヤウハグマ(Vernoniae) シヤウジヤウハグマ屬(Vernonia). I. 海濱に生ずる約10糎ばかりの小さき植物…ハマシヤギク(Vernonia maritima HAYATA). 2米乃至10米に達する攀〓植物…シヤウジヤウハグマ(Vernonia gratiosa HANCE). 30糎乃至80糎に及ぶ直立性の草本…II. II....

    DOI

  • 本邦産姫蜂亞科のJoppini分類學的研究

    内田 登一 動物学雑誌 37 (444), 443-457, 1925-10-15

    ...姫蜂科の如く殆んどすべてが他の昆蟲の幼蟲(多くは鱗翅目の幼蟲)に寄生し以て吾人と經濟上重大なる關係を有するにも拘はらず、其の分類學的研究は極めて幼稚にして、現在本邦産として著者の知る範圍に於ては僅かに三十一種なり。...

    DOI NDLデジタルコレクション

  • 多島研だより : 53

    鹿児島大学多島圏研究センター 多島研だより 53 1-8,

    多島圏研究センターにおける最近の海外調査研究動向 / 桑原季雄(法文学部・多島研プロジェクト部会長)

    機関リポジトリ

  • 1 / 1
ページトップへ