小野, 顕司, 住田, 一男, 知野, 哲朗, 浮田, 輝彦
全国大会講演論文集
第46回
(人工知能及び認知科学),
187-188,
1993-03-01
論説文などには,内容の構成や論述に構造的なものが感じられる。その構造性は,読者が持つ文章の話題に関する知識に依る部分もあるが,文章の修辞的な特徴から把握されている部分も多い。特に読者の知識を前提としない一般解説記事等では,何が何だから何なのかという論旨の構造を読者に明示するため接続詞等を多用するので,この傾向は著しくなる。我々は,このような修辞的な手がかりをもとに,知識を用いずに文章の構造(文脈…
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