角田 寿之, 早川 千絵, 西内 徹, 斎藤 次郎
西日本皮膚科
59
(1),
123-125,
1997
尋常性疣贅44例に対し3%ビダラビン外用療法を行い, その効果を検討した。3ヵ月の観察期間の結果, 有効率63.6%, 治癒率54.5%であった。増悪, 再発した症例は認められなかった。また治療時に疼痛を伴わず治療後も瘢痕を残さないという利点もあり, ビダラビン外用療法は尋常性疣贅に対する有用な治療法のひとつと考えられた。ビダラビンのヒトパピローマウイルスに対する作用機序はDNA依存DNAポリメ…
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