辻田 泉, 大森 誉紀, 木村 浩, 杉本 秀樹
日本作物学会紀事
84
(4),
358-368,
2015
...の生育日数が長く初期生育が旺盛となり,全粒数の増加を通じて多収を得やすい反面,暖冬年には過繁茂の害が,晩霜年には凍霜害が発生し,穂数や1穂粒数が減少した.なかでもヒノデハダカやハルヒメボシでこの傾向は強かった.また開花期の葉中全窒素含有量の増加は,硝子率の上昇と精麦白度の低下をもたらした.一方,晩播きは長日条件であるため,播種~出穂期の生育日数が短く全粒数が減少し,低収となりやすく,低温年や厳冬・暖春年...
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