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検索結果 29,279 件

  • 微結晶凝集体形成を伴う高分子結晶化過程

    小西 隆士, 宮本 嘉久 日本物理学会誌 79 (4), 175-180, 2024-04-05

    ...</p><p>この凝集体の成長速度は,驚くべきことに高温で観測される球晶の成長速度の低温への外挿曲線と一致することが明らかになった.つまり本研究の結果は,大きな過冷却度での結晶化過程はノジュール結晶が凝集するという意味で,単純な二次核生成ではないことを示唆しているにもかかわらず,その成長キネティクスは二次核生成成長で説明できるという興味深い実験結果を示している.</p>...

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  • 運動単位活動電位の伝播速度による筋疲労評価システムについての検討

    赤澤, 淳 明治国際医療大学誌 (30) 29-29, 2024-03-31

    ...させることのできる最大の力が低下することである.表面筋電図を用いて筋疲労の程度を評価する方法は数多く開発されている.Farina らは短母指外転筋を対象として,被験者の筋疲労を促進するために止血用圧迫帯を用いて虚血状態において計測を行った. 0~10%MVC において,27 回のランプ状収縮を行い,運動単位活動電位波形の解析を行ったところ,単一運動単位の活動電位波形の振幅が経時的に減少し,波形は緩やかな曲線...

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  • 運動量の確保と食事療法にて小児肥満の改善に至らなかった症例

    佐々木 優太, 中島 卓也, 依田 奈緒美, 楠本 泰士, 真野 英寿 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 99-99, 2024-03-31

    ...</p> <p>【症例紹介】</p> <p> 症例は保育園に通う5歳の男児である.吸引分娩で37週,2846g で出生し,3歳時に言葉の遅れと体重増加を気にされ,月1回の療育施設利用を開始した.カウプ指数が19.2,成長曲線における体重の標準偏差(SD)値が+2.0SD以上であったことから小児肥満と運動発達遅滞と診断され,当院にて週1回40分の理学療法を開始した.介入期間は3歳9ヶ月...

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  • 骨粗鬆症による骨折予防~超音波画像を用いた四肢骨格筋量を予測する取り組みの紹介~

    湯口 聡, 旭 竜馬 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 2-2, 2024-03-31

    ...また、SMI低下を示す腓腹筋の筋厚のカットオフ値を、ROC曲線により求めた。 SMI低下群は16.9% (n=33)であった。ロジスティック回帰分析の結果、腓腹筋の筋厚はSMI低下と独立して関連しており、腓腹筋の筋厚のカットオフ値は<11.6mm(AUC: 0.83, 感度: 0.83,特異度: 0.73, p<0.01)であった。...

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  • フレイル患者におけるocciput-to-wall distance(OWD)との関連について

    天尾 辰也, 小諸 信宏, 吉田 智貴 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 201-201, 2024-03-31

    ...OWDのカットオフ値検討では、受信者動作特性(Receiver Operating Characteristic:ROC)曲線におけるYounden指標を用いて抽出した。 </p><p>【結果】</p><p> 当院入院患者のフレイル群におけるOWDのカットオフ値は 3.0cm(ROC曲線下面積0.756、感度86.0%、特異度58.7%)となった。...

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  • 『当院呼吸器内科病棟の転倒・転落アセスメントシートの有用性』 ~入院時に転倒・転落の予測は可能か~

    黒田 大智, 北村 健人, 岩田 晋 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 226-226, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> 慢性呼吸不全患者において,転倒リスクは立位バランスが関与している.また,急性期病棟入院患者における転倒リスクは,転倒の既往が報告されている.本研究の結果においても,立位バランス低下と転倒の既往が転倒・転落の独立した予測因子であったと考えられる.また,ROC曲線によるカットオフ値から多職種と連携し,必要な患者に対して早期に転倒予防対策を立案することが可能となった....

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  • 心不全入院患者の退院後,再入院するまでの日数に関連する因子の検討

    鈴木 伸治, 下田 隆大, 水越 大輔, 三浦 丈親, 寺井 知子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 377-377, 2024-03-31

    ...のうち自宅に退院後,同期間内に再入院した者177名 (女性 99名,年齢86歳[80-91 歳])とした.対象者の患者背景,検査データ,入退院時に測定したSPPB,10m歩行時間,握力 ,mini-cog,6MWDおよび退院後再入院までの日数をカルテにて後方視的に調査し,再入院までの日数と関連する因子を検討した .統計解析はMann-WhitneyのU検定,Spearmanの順位相関係数および重回帰曲線...

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  • 遺伝子治療を行った脊髄性筋萎縮症I型の症例の呼吸障害への対応

    味岡 祐美, 藪本 保, 藤井 浩史 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 74-74, 2024-03-31

    ...2790gで出 生した.1ヶ月健診で筋緊張低下を指摘され,検査にてSMA I型(SMN1 0copy, SMN2 2copy)と診断された.生後1ヶ月26日にヌシネルセン,2ヶ月9日にオナセムノゲン アベパルボベクの治療が行われた.CHOP INTENDは治療前21点,治療後25点であった.2ヶ月22日に自宅退院し,奇異呼吸を認めるが room airで過ごし,食事は全量経口摂取可能であった.成長曲線...

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  • ペットボトル開栓の質問のみで80歳高齢者のプレフレイルが判別できる

    沢谷 洋平, 広瀬 環, 石坂 正大, 橋本 奈織, 久保 晃, 浦野 友彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 144-144, 2024-03-31

    ...統計解析は、その質問の返答を①群と ②③④群に分け、Receiver Operating Characteristic曲線から KCL得点のカットオフ値、Area Under the Curve (AUC)、感度、特異度を算出した。統計解析にはSPSSver25を用い、有意水準は5%とした。...

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  • 介護老人保健施設入所者における食堂の座席で起立運動を反復できる回数とフロア内歩行の関係

    大村 優慈, 脇島 克介, 酒向 正春, 小笠原 尚和 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 182-182, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p>車椅子群 (10.3±17.5回)より介助群 (16.0±14.8回)で食席起立回数が有意に多く、曲線下面積は0.725、カットオフ値は5回であった (感度:0.900、特異度:0.647)。介助群より修正自立群 (33.1±15.6回)で食席起立回数が有意に多く、曲線下面積は0.788、カットオフ値は20回であった (感度:0.848、特異度:0.700)。...

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  • 運動器疾患患者における初期評価による退院時の階段昇降可否要因の検討

    山田 亮佳, 清 弘明 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 322-322, 2024-03-31

    ...またFBS、FIM運動項目小計の階段昇降自立におけるカットオフ値をROC曲線から算出したところ、FBSは34点 (曲線下面積 0.778)、FIM運動項目小計は44点 (曲線下面積 0.821)であった。 </p><p>【考察】</p><p> 2群間において、今回比較を行った全ての項目で優位な差を認めた。...

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  • 呼吸サルコペニアの将来の健康アウトカムについて

    解良 武士, 河合 恒, 江尻 愛美, 今村 慶吾, 平野 浩彦, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 99-99, 2024-03-31

    ...いくつかの呼吸サルコペニアの診断方法で死亡をアウトカムとしたCox比例ハザード分析による生存曲線分析を行ったところ、サルコペニア+呼吸機能低下のモデルがもっとも死亡率が高かったものの、呼吸機能低下の程度の影響は小さかった。一方で、呼吸機能低下単独で診断した呼吸サルコペニアは死亡率と関連があったものの、共変量を調整すると関係性は極めて小さかった。...

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  • 腰椎変性疾患術後患者のスポーツ・レクリエーション活動中に腰痛を出現させないための身体機能の基準

    古谷 英孝, 廣幡 健二, 見供 翔, 藤澤 俊介, 大坂 祐樹, 星野 雅洋 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 217-217, 2024-03-31

    ...Functional Reach Test (FRT), 5)スポーツ等実施中の腰痛の有無,6)参加しているスポーツ等の種類とした.2)はハンドヘルドダイナモメータを用いて測定した.5)は腰痛を0:全くなし~10:耐えられない,の11段階で評価し,0と答えた群を腰痛無群,それ以外を腰痛有群とした.また,6)から運動強度基準 (METS)より低強度群と中・高強度群に分けた.統計解析は腰痛の有無を基準にROC曲線...

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  • 新型コロナウイルス感染症患者専用病棟入院患者に対する在宅復帰予測のためのClinical Frailty Scaleの有用性

    川村 皓生, 谷本 正智, 松井 孝之, 橋本 駿, 山崎 栄晴, 戸沢 拓, 西村 淳, 永坂 正臣, 増田 悠斗, 加賀谷 斉 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 293-293, 2024-03-31

    ...ROC解析の結果、自宅退院を困難とするCFSのCut-off値は感度70.7%、特異度84.1%で6点以上であった(曲線下面積 0.816)。ロジスティック回帰分析では調整後も自宅退院可否と CFSは有意な関連を示し、オッズ比13.4(95%信頼区間 :3.98-45.4)、判別的中率は81.6%であった。...

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  • 軽症脳梗塞患者の退院6か月後の座位行動は脳卒中の再発に影響する

    芦澤 遼太, 本田 浩也, 武 昂樹, 吉澤 康平, 亀山 裕斗, 山下 翔太, 若林 稔幸, 吉本 好延 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 39-39, 2024-03-31

    ...,急性期病院退院6か月後のSBと身体活動量であった.統計解析は,まず再発群と非再発群の2群間を比較し,次に従属変数を脳卒中再発の有無(再発無,0;再発有,1),独立変数を SB,軽強度活動(Light intensity physical activity:LPA),中高強度活動,歩数として単変量および多変量Cox比例ハザード分析を行った.また,カットオフ値を算出した上で,Kaplan-Meier曲線...

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  • 分子動力学法による結晶状態と非晶質状態の11Åトバモライトの局所力学特性

    金舛 育実, 大村 訓史, 竹田 宣典 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 9-16, 2024-03-29

    <p>近年、高耐久であることが知られているローマンコンクリート内部に11Åトバモライトが存在することが明らかとなり、11Åトバモライトの基礎的な力学特性の理解が求められている。本研究では、分子動力学法を用いて、11Åトバモライトの単結晶と非晶質状態での応力-ひずみ関係を詳細に調べた。その結果、11Åトバモライトは引張方向によって異なる変形機構を持ち、強度も異なることが明らかとなった。また、圧縮変…

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 塩害とASRの複合劣化が生じたコンクリート中鉄筋の腐食速度の評価とFAを用いた抑制策の提案

    菅原 典大, 宮里 心一, 斎藤 豪, 鈴木 一帆 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 344-351, 2024-03-29

    ...また、ひび割れ観察、ゲルフルオレッセンス法、細孔径分布、コンクリート抵抗およびカソード分極曲線により、塩害とASRおよびFA混和が鉄筋腐食に及ぼす影響を考察した。以上の結果、水が直接に供給されない環境では、ASRゲルにより酸素供給が阻害され腐食速度が抑制されること、FA混和によってコンクリート組織が致密になり腐食速度が抑制されることを明らかにした。</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 解析竺可桢曲线

    王, 元 経営法学論集 3 (1), 113-125, 2024-03-19

    ...本文拟集中分析被称“竺可桢曲线”的中国长期气温变迁曲线跟中国经济发展、社会稳定以及历代王朝更替之间的关系。本文分析的结果显示,尽管气候的重要性不可否定,但是把气候等同于气温,特别是简单地理解为低温的做法是不可取的。...

    機関リポジトリ

  • 水溶液での「物質の析出量の算出」におけるつまずきの要因分析

    髙橋 純平, 佐藤 雄紀, 石井 俊行 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (4), 13-18, 2024-03-16

    <p>溶液の温度変化や溶媒の質量変化による物質の析出量を算出する問題が,公立高等学校入学者選抜において出題されており,その正答率は約3割と低い.つまり,約7割の生徒は,何かしらの知識・技能等の習得が未熟あるいは未習得であるために,問題に正答できなかったと考えられる.本研究では,物質の析出量を算出する際に,生徒が直面しているつまずきを明らかにすることを目的に調査を行った.その結果,生徒が直面してい…

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  • ネットワーク可視化のためのFocus+Contextを考慮したエッジバンドリング手法

    秋山 桂一, 藤田 秀之, 大森 匡, 新谷 隆彦 情報処理学会論文誌 65 (3), 667-676, 2024-03-15

    ...大規模ネットワーク可視化の課題の1つに,ノードを点,エッジを直線で表現する基本的な手法で可視化すると,多数のエッジが乱雑に重なり合い,可視化結果を読み取ることが難しくなるという問題がある.配置の似ているエッジを束ねて曲線として描画することにより,エッジの重なり合いを低減させるエッジバンドリング(Edge bundling)は,大規模ネットワーク可視化における重要な手法の1つである.ここで,ズームやパン...

    DOI 情報処理学会

  • 逆相クロマトグラフィープロセスにおける最適温度の決定法

    野崎 晋也, 吉本 則子, 山本 修一 日本食品工学会誌 25 (1), 15-22, 2024-03-15

    ...</p><p>既に開発した等分離度曲線決定方法を温度の影響を考慮できるように拡張した.温度が高くなると分離溶媒量が減少し分離時間が長くなり,温度が低下すると分離時間は短縮されるものの多量の溶媒が必要であることが明らかとなった....

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 心臓手術前のサルコペニアリスク評価と術後歩行自立の関連性

    月城 一志 理学療法やまぐち 2 (1), 8-16, 2024-03-15

    ...統計解析は,Kaplan-Meier生存曲線分析で有意差を認めたサルコペニアリスク評価と術後歩行自立の関連をCox比例ハザード分析で検討した。</p><p>【結果】 Kaplan-Meier生存曲線分析では,各サルコペニアリスク評価の中で,術前の5回椅子立ち上がりテストで有意差を認めた。...

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  • 調査用刺網における適切な目合の組み合わせについて

    吉満 友野, 東海 正, 塩出 大輔, 胡 夫祥 日本水産学会誌 90 (2), 95-104, 2024-03-15

    <p> 刺網には目合に応じた体長の魚を効率よく漁獲する網目選択性があるため,資源調査用刺網では複数の目合の刺網が組み合わせて用いられる。そこで,調査対象種の体長範囲における相対採集効率が一定となる条件を検証した。体長に対する相対採集効率は,最適相対体長<i>R</i><sub>0</sub>が6.0–7.0でかつ50%選択相対体長範囲<i>R</i><sub>50%</sub>が2.5–4.5の…

    DOI Web Site 参考文献34件

  • 希有な温暖少雪年を含む3寒候期のスギ人工林小流域からの流出特性

    田村 浩喜, 野口 正二, 阿部 俊夫, 飯田 真一 日本水文科学会誌 54 (0), 13-23, 2024-03-12

    ...このような2020年厳冬期における日流出量は流況曲線全体に分布し,流況曲線の傾きは他の年よりも緩やかであった。これに対し2022年では,厳冬期の平均気温は低く,日流出量はほぼ一定で低水流出量に集中して分布する一方,春期(3~4月)の融雪増水が確認された。これらのことから,温暖少雪年時は融雪流出による災害リスクは低く,春先の降水量が少ない場合には渇水リスクが高くなることが示唆された。...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 環境・バイタルセンサデータによりBPSD予測性能向上のためのBPSD発症時期分析

    新見, 龍之慎, 常盤, 直也, 柴田, 純一, 鈴木, 利一, 柏木, 岳彦, 馬上, 竜也, 嘉村, 魁人, 大沼, 飛宇多, 田野, 俊一, 南, 泰浩 電子情報通信学会技術研究報告 信学技報 : MICT2023-79 123 (446), 12-16, 2024-03-08

    ...認知症患者が発症する行動・心理症状(BPSD)は,介護者の大きな負担となるだけでなく,患者本人の生活の質にも影響を与えている.BPSDを事前に予測し,症状へ対処が可能となれば介護者の負担を軽減できる.先行研究として複数の介護施設から収集した環境・バイタルセンサデータに基づき,機械学習を利用したBPSD予測を行った.しかし未だPR曲線のAverage Precisionが低い.そこで本研究では,BPSD...

    機関リポジトリ

  • 門脈ガス血症および腸管気腫症に対する手術適応判断におけるpan-immune-inflammation valueと乳酸値の有用性

    伊藤 大地, 井口 友宏, 伊勢田 憲史, 佐々木 駿, 本坊 拓也, 定永 倫明, 松浦 弘 日本消化器外科学会雑誌 57 (3), 101-108, 2024-03-01

    ...</b>腸管切除適応群は腸管切除非適応群と比較し腹膜刺激徴候や腸管壊死を疑うCT所見を高率に認めたが,腹水や遊離ガス像に差はなかった.白血球数,CRP,CKは群間で差を認めなかったが,乳酸値,好中球数は腸管切除適応群で有意に高かった.PIVは腸管切除適応群で腸管切除非適応群と比較して有意に高かったが,NLRは群間で差は認めなかった.Receiver operating characteristic曲線解析...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • ブロックチェーン技術の社会への影響

    坂下 哲也 情報の科学と技術 74 (3), 80-85, 2024-03-01

    ...ブロックチェーン技術は,楕円曲線暗号(ECC)を実装し,セキュリティ上強固な仕組みを保有している。その上で,トークンは暗号資産以外への適用も具体的に進み,NFT(非代替性トークン)によってデジタルデータの希少価値の創出,唯一無二性の保証なども可能になった。これらの技術の社会実装の主導権争いが世界では始まっており,日本も乗り遅れてはならないだろう。</p>...

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  • V-Low帯における韓国からのダクト伝搬による受信電力上昇と高層気象のM曲線との関係性評価

    立石 李希人, 小林 真, 新 浩一, 西 正博 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 155-163, 2024-03-01

    ...によってモデル化されてきたが,M曲線を導出するための高層気象は観測点が限られて,ダクト伝搬経路上の高層気象が得られないことが多い.本研究では,伝搬経路上ではない高層気象から得られるM曲線からダクト伝搬を推定することを目指して,M曲線とダクト伝搬による受信電力上昇との関係性を相関係数により評価した.その結果,高さ1,000 m以下でラジオダクトが生じた場合にダクト伝搬が発生しやすいことが確認できたことに...

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  • 普及速度と交友関係:高齢者のイノベーション採用はなぜ遅いのか

    宮崎 正也 研究 技術 計画 38 (4), 476-493, 2024-02-29

    ...この差を生起させている原因を探るため,本論文ではABMシミュレーションを使ってスマホの普及曲線を再現した。再現されたシミュレーション結果から,交友人数の少なさが普及速度を遅くする主要な要因だと確認できた。従来の先行研究は普及速度に影響を与える様々な要因を指摘して,見解が多様に分かれていた。それに対し,本論文では各種条件をそろえて分析し,交友人数が普及速度に与える影響を定量的に図示した。...

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  • チョコレート喫食による心理的効果と有効視野範囲の関係

    山中 仁寛, 大本 浩司, 平垣内 一子, 郡山 奈津子, 佐藤 亮太郎 人間工学 60 (1), 43-50, 2024-02-15

    ...があり,チョコレートを喫食することでポジティブな感情が生起することが示されている.これらの先行研究から考えると,チョコレートを喫食することで心理的にポジティブな効果が現れ,視覚的注意範囲である有効視野が拡大する可能性がある.そこで,本研究はチョコレート喫食と感情の変化,ならびにチョコレート喫食と有効視野の関係を明らかにすることを目的とする.実験では,スイーツ心理尺度による感情の評価,ならびに心理測定曲線...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 鏡視下腱板修復術術後6ヵ月時の回復状況が術後1年時のDASHに与える影響の検討

    福島 敏之, 橋本 彩花, 富永 雅子, 藤村 宜史, 中邑 祥博 作業療法 43 (1), 78-87, 2024-02-15

    ...年のDisabilities of the Arm, Shoulder, and Hand(以下,DASH)の改善に与える影響と目標値を調査することを目的とした.術前から術後1年のDASHの改善の有無で2群に分類し,ロジスティック回帰分析で術後6ヵ月の肩関節可動域,筋力,疼痛の改善度と再断裂の有無が与える因子を検討した.結果,有意な変数として外転筋力と疼痛の改善度,再断裂の有無が抽出された.ROC曲線...

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  • 動画広告効果の推定における視覚的変動度の有効性

    茂木 雅祥 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 33-36, 2024-01-31

    ...記述統計上は最適刺激水準(ブンド曲線)と似た動きをしているといえるものの, 分散分析の結果,視覚的変動度と広告効果間に有意差があるとはならなかった. トピック等複数の条件を比較検討しながら視覚的変動度と 動画広告効果の関係を追う必要性が指摘できる.</p>...

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  • 若年健常女性における1日2食の糖質制限が糖質増量後の血糖値に与える影響

    斎藤 宥希, 今井 佐恵子, 梶山 静夫, 橘田 薫, 宮脇 尚志, 梶山 真太郎, 橋本 善隆, 福井 道明 糖尿病 67 (1), 21-29, 2024-01-30

    ...5日目の昼食と夕食に糖質制限食を,それ以外はそれぞれ同一の標準糖質食を摂取し血糖指標を調べた.標準糖質食の炭水化物,脂質,タンパク質のエネルギー比率はそれぞれ64 %,21 %,15 %,糖質制限食は30 %,49 %,21 %であった.糖質制限食摂取当日の血糖指標は,標準糖質食を摂取した前日あるいは翌日より有意に低値を示したが,標準糖質食に戻すと,朝食・昼食の食後血糖値および朝食・夕食の血糖上昇曲線下面積...

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  • 三重県松阪市と東京都および大阪府とのPCRおよびNGSを用いたCOVID-19感染状況の比較

    西尾 美帆, 伊藤 健太郎, 藤原 由妃, 稲垣 早希, 中島 佳那子, 西村 はるか, 宇城 研悟, 畑地 治 医学検査 73 (1), 61-68, 2024-01-25

    ...また三重県とは同様のグラフ曲線を示していたが,東京都や大阪府と比較すると各波の感染ピークまでは時間がかかっていることがわかった。変異株の発生も東京都や大阪府の方が早期に発見されていた。また全ゲノム解析においては,松阪市独自で変異したと考えられる変異株は存在しなかった。【結論】都市部の感染状況を把握することで感染対策を行う時間が確保できるものと考えられた。...

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  • 術前腰椎CTを活用した簡便な骨粗鬆症判定の試み

    古家 雅之, 奥田 眞也, 長本 行隆, 松本 富哉, 髙橋 佳史, 岩﨑 幹季 Journal of Spine Research 15 (1), 3-12, 2024-01-20

    ...</p><p><b>対象と方法:</b>対象は2019~21年に当院で腰椎CTとDXAによる骨密度測定の両検査を6ヶ月以内に受けた138例.3機種のCTで撮影した腰椎CTを用いてT12-L4の椎体海綿骨HU値を測定し,椎体HU値とDXA T-scoreや脆弱性骨折の有無との関連を調査した.更に骨粗鬆症(T-score≦-2.5)の判定閾値や脆弱性骨折ありの判定閾値についてROC曲線を用いて検討した....

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  • 原位置試験における計測の不確実性を考慮した ASME V&V 10.1 に基づく経時計測結果の妥当性確認方法

    佐藤 伸, 原 朗, 森岩 寛稀, 伊藤 真一, 酒匂 一成 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    ...<p>本研究は,原位置試験の再現解析を対象にした妥当性確認方法を提案したものである.原位置試験は熱・流体・力学連成(THM 連成)挙動を把握するためにスイスのモンテリ岩盤試験場で実施されている HE-E 試験を対象とした.THM 連成挙動のうち,相対湿度の再現性に着目し,その妥当性確認方法を検討した.不確実性の定量化については,解析は材料の不確実性に着目し,水分特性曲線のばらつきに着目した.水分特性曲線...

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  • 全般的認知機能低下の判別におけるAdvanced Trail Making Test の有用性に関するパイロット研究

    谷 佳成恵, 津田 彰, 村田 伸 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 13 (3), 131-142, 2024

    ...有意差を認めた項目においてROC曲線を算出した結果,AUC が最も高い値を認めたのは脳年齢であった。脳年齢のカットオフ値は77.5歳で,AUC は89.8%,感度は88.9%,特異度は83.6%であった。ATMTによって測定された脳年齢のカットオフ値が,全般的認知機能低下のスクリーニングとして有用である可能性が示唆された。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • ゾーントラベルコスト法を用いた霞ヶ浦のレクリエーション価値評価の試み

    北村 立実, 久保 雄広, 松崎 慎一郎, 西 浩司, 湯澤 美由紀, 幸福 智, 菊地 心, 吉村 奈緒子, 山野 博哉, 福島 武彦 保全生態学研究 advpub (0), 2024

    ...需要曲線を作成し、訪問1人当たりの消費者余剰を算出したところ、4,087円/人と見積もられた。また、得られた消費者余剰と霞ヶ浦の年間の訪問者数の積から霞ヶ浦のレクリエーション価値を算出したところ246億円/年と見積もられた。</p>...

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  • 同居家族がいる脳卒中患者が入院した場合の退院先の判別要因

    村田 祥子, 秋月 千典, 小林 修二 理学療法科学 39 (1), 30-37, 2024

    ...〔対象と方法〕回復期リハビリテーション病棟に入院中の同居家族がいる脳卒中患者50例とその家族を対象とした.退院先を自宅と自宅以外との2群に分類し,比較検討した.ロジスティック回帰分析で退院先を判別する要因を特定し,受信者動作特性曲線から自宅退院するための機能的自立度評価法(FIM)のカットオフ値を算出した.〔結果〕退院先の判別要因は,入院時のFIM総合計得点であった.カットオフ値は45点であった....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • SW-MTTを活用した分岐器介在区間での施工繰り返し修繕箇所の解消

    勝野 篤紀 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 43-47, 2024

    ...<p> 上諏訪保線技術センター管内では,安全,安定輸送の確保とともに,快適な乗り心地の確保を目指して線路メンテナンスを行う上で,「繰り返し修繕箇所の解消」が課題となっている.その中でも,中央本線の第4甲州街道踏切においては,踏切及び終点方曲線の高低変位による列車動揺が度々発生しており,また,分岐器に近接していることから,SW-MTTによる「分岐器+一般区間」の施工による解消を検討した.しかし,当該踏切...

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  • 繰り返し列車動揺発生箇所における対策の検討

    石川 諒人, 神谷 俊晴 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 5-9, 2024

    ...<p> 列車動揺の管理は,列車の乗り心地に直結し鉄道の安定輸送に影響を与える.一方で,軌道変位など他の軌道状態が比較的良好であっても動揺が生じ,その結果,繰り返し補修が必要な箇所となり管理に苦慮をしている現状もある.本レポートでは,曲線内の踏切前後における繰り返し列車動揺発生箇所についてその原因の究明およびその対策の実施について一例を報告する.</p>...

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  • 名古屋市小規模ため池を用いた市街地小流域の流出特性の検討

    濵島 瞳弥, 水野 僚, 屋上 佳汰, 庄建 治朗 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 都市域・市街化地域では細かな流出実態の把握や,小流域における観測が重要となっている中,名古屋市は洪水対策の一つとして河川流域内ため池の整備・監視を行っている.本研究は名古屋市南部の水位が記録されている二つのため池に着目し,現地調査に基づいて作成したため池の水位流量曲線と水位データ,レーダ雨量データを用いて,実降雨における市街化したため池流域の雨水流出特性を評価した.その結果,二つのため池における...

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  • 物質生産および1果重の違いがパプリカの着果負担および着果率へ与える影響

    本間 優, 安 東赫, 東出 忠桐 園芸学研究 23 (1), 7-20, 2024

    ...Artega’,‘Nagano’,‘Nesbitt’,‘Trirosso’)を対象として,250日間の長期養液栽培を実施し,ソース・シンク比と着果率および収量との間の関連を分析した.中~大果系品種は小果系品種に比べて着果率とソース・シンク比の変動が大きかった.そして,1果重の違いに起因する着果負担の多少が,振幅の大きさに影響を与えていると考えられた.また,開花後1週間のソース・シンク比と着果率との間の回帰曲線...

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  • 1〜2歳児のごはんをすくう行為の分析

    青木 洋子 質的心理学研究 23 (1), 59-77, 2024

    ...また,運動発達の観点からスプーン操作を研究したコノリーとダルグレイッシュ(Connolly & Dalgleish, 1989)が最も高度なすくい方としている「手首の回転」は,環境との調整の観点からはスプーンのボール部の丸みと食器の面を曲線状に沿わせ,スプーンの上の食べ物と食器の面の接触面積を増加させて「食べ物を食具に載せる」ゴールをより確実に遂行する動きと解釈された。...

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  • より効果的な船の「いかり」とは : 矩形板の挙動に着目して

    平野 舜介 課題研究優秀論文集 2023 180-200, 2024-01

    ...さらに、実験で見られた錨の挙動と把駐力の変移を示す把駐曲線から、錨の引張過程が大きく3つの区間に分けられることを発見し、最大把駐力が観測されるときを力学的にモデル化した。モデル化によって得られた式からは、錨の力とモーメントのつり合いが把駐力に影響を及ぼすことが考えられた。このモデルは上記実験の結果に概ね当てはまった。...

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  • 平行移動指数を用いた間隙モデルの保水性推定精度に関する検討

    中島 亮輔, 酒匂 一成, 伊藤 真一, 北村 良介 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    ...<p>土の水分特性曲線は不飽和地盤の浸透挙動を把握するために重要なパラメータである.本研究では,粒度や間隙比を基に間隙径分布を算出し,水分特性曲線を推定する間隙モデルに着目している.本論文では,モデルの推定精度を向上させるために,24 試料の火山灰質砂質土に対してモデルパラメータである平行移動指数を算出し,粒度特性値との関係性について検討した.また,粒度特性値から平行移動指数を推定できる近似式を求めた...

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  • 尿一般検査における無症候性細菌尿の鑑別

    川 健司 Tenri Medical Bulletin 26 (2), 119-119, 2023-12-25

    ...</p><p>【結果】予測値をもとにROC 曲線を描出したところAUC 0.963 と良好な結果であった.計算によりカットオフ値 0.381(感度94.4% 特異度87.5%)を規定した。その結果,無症候性細菌尿が予測された58 検体のうち51 検体は尿 培養検査陰性であった.一方,尿路感染症が予測された52 検体のうち49 検体が尿培養検査陽性であった....

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  • バンコマイシンTDM 解析ソフトPAT とMEEK との予測性に関する検討

    岩前 邦明, 清水 悠弥, 谷 浩輔, 金松 誠, 奥野 智之, 田中 栄作 Tenri Medical Bulletin 26 (2), 117-117, 2023-12-25

    ...<p>【背景・目的】バンコマイシン(VCM)は,その有効性や副作用の回避のために,適切な治療濃度域での使用が求められており,治療薬物モニタリング(TDM)を行うことが望ましいとされている.VCM のTDM の指標として血中濃度-時間曲線下面積(AUC)/ 最小発育阻止濃度(MIC)が有用なパラメーターとして報告されているが,AUC 算出には数ポイントの採血を要するため,最低血中濃度(トラフ値)を代替指標...

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  • コアグピアAPTT-Nを用いたAPTTクロスミキシングテスト判定法であるWaSALD50 法の評価

    下村 大樹, 河野 紋, 高田 旬生, 高田 章美, 嶋田 昌司, 上岡 樹生 Tenri Medical Bulletin 26 (1), 58-59, 2023-12-25

    ...</p><p>【結果】ALD50 はLA 群と因子低下群のROC 曲線から求めたカットオフ値を90.5% としたとき,感度100%,特異度92.9% であった.WaS はVIII i 群とLA 群・因子低下群のカットオフ値を9.0% としたとき,感度85.4%,特異度94.2% であった.ALD50 とWaS を組み合わせたマトリクス表を応用した判別率はLA 群94.7%,因子欠乏群85.7%,VIII...

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  • スパゲッティの非等温調理過程におけるエネルギー消費

    安達 修二, 小林 敬, 小川 剛伸 日本食品工学会誌 24 (4), 121-126, 2023-12-15

    ...</p><p>約5 cmに切断した直径1.6 mmの乾燥スパゲッティ(約50本)を1 Lの純水を入れた鍋に入れ,所定のワット数で加熱した.適当な間隔で試料を取り出し,そのときの水温と試料の含水率(図1)および破断変形‒破断力曲線(図3)を測定した.消費エネルギーはワット数に時間をかけて算出した.対照として,常温の水を沸騰させたのちに乾燥スパゲッティを投入する通常の調理法についても同様の測定を行った....

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • 算数科における投影的な見方に関する調査研究

    箕矢 明音 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 121-124, 2023-12-09

    ...の結果を踏まえ,3次元のものを2次元にかき落とす前段階としては,曲線や凹凸が含まれる立体を平面でよむことができる教材が必要であるとの考えから,「湧き出し型」の視点活動を取り入れた学習指導を提案した....

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  • 高校生に対する定理再発見型授業の試み

    小林 真人, 小林 弥生 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 257-262, 2023-12-09

    <p>大学教員(幾何学専攻)が,高校生に対して100分間の特別授業を行った.その目的は,研究分野の紹介ではなく,現象を素朴な方法で観察し,仮説を立て検証し,定理の再発見に至る過程を体感させて,数学に能動的に関わる楽しさ,数理探求の身近さ,実社会への応用可能性を伝えることである.この授業は,著者の一人が他2名と共同で行った実際の学術研究に基づき,その研究過程の一部を再構成して立案された.多くの生徒…

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  • 三体問題今昔

    浅田 秀樹 日本物理学会誌 78 (12), 692-699, 2023-12-05

    ...</p><p>また,万有引力における三体問題に対して,3個の質点の質量が等しい場合に「8の字解」が2000年に発見された.この解は,3個の質点が閉曲線である「8の字」の形状をした同一の軌道の上を永遠に回り続けるというユニークな状況を表現する.このため,天体力学の研究者だけでなく,数学者や物理学者の関心も集めた.EIH方程式に対する三体問題もまた,「8の字解」を許すことが示された....

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  • 頸動脈プラーク内新生血管の評価における superb microvascular imagingと造影超音波検査の比較

    清川 哲郎, 大浦 一雅, 千葉 貴之, 藤原 俊朗, 板橋  亮, 小笠原 邦昭, 人見 次郎, 前田 哲也 岩手医学雑誌 75 (5), 169-180, 2023-12-01

    ...micro-vascular imaging(SMI)と造影超音波検査(CEUS)を比較検討した.70%以上の頸動脈内膜切除術を受けた患者25名を登録した.SMIにより頸動脈プラーク内の微小血流(IMVF)信号を評価し,IMVF信号強度の最大値と最小値の差(IDIMVF)と内腔の信号強度(IDl)の比を算出した.また,CEUSで造影強度を測定し,プラーク内強度の最大値とベースライン値の差(EIp)と管腔内曲線...

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  • 団粒構造が発達した土壌の水分特性曲線の回帰手法の改良

    関 勝寿, 岩田 幸良, 柳井 洋介, 亀山 幸司 土壌の物理性 155 (0), 35-44, 2023-11-20

    ...土壌の水分特性曲線の近似ではvan Genuchten のVG モデルが広く使われているが,団粒構造が発達した黒ボク土のような土壌では,VG モデルを足し合わせるDurner(1994) のdual-VG モデルがより適している.本研究では,SWRC Fit のdual-VG モデルによる非線形回帰のアルゴリズムを改良した.すなわち,水分特性曲線を高水分領域と低水分領域に分割し,それぞれをVG モデル...

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  • ビジュアル・サウンドエフェクトを用いた筆記行動支援による学習効果の検証

    和田 彪雅, 伊藤 弘大, 矢野 翔平, 小倉 歩, 伊藤 雄一 情報処理学会論文誌 64 (11), 1509-1519, 2023-11-15

    ...な感情は学習効果を向上させることが知られており,ゲームの仕組みなどを学習に取り入れる,ゲーミフィケーションに関する研究が多数行われている.そこで本研究では,学習における行為の1つである「筆記」にゲームの要素を取り入れた視聴覚フィードバックを付与することで,学習意欲・学習パフォーマンスを向上させるシステムを提案し,検討する.具体的には,ディスプレイにペンが触れてから離れるまでのストロークを点・直線・曲線...

    DOI 情報処理学会

  • 減水曲線から流域固有減水定数と土壌蒸発散の季節パターンを推定する試み

    陸 旻皎 水文・水資源学会誌 36 (4), 286-296, 2023-11-05

    ...伝統的な手法である.また,長期的な低水管理にも極めて重要である.蒸発散が減水に与える影響は古くから指摘されているが,これまで明示的に検討されることはほとんどなかった.本研究では,土壌水からの蒸発散,すなわち樹冠蒸発を除いた蒸発散を土壌蒸発散と定義し,本研究者が提案した土壌蒸発散を考慮した減水式を用いて美和ダム流域の減水解析を行い,流域固有減水定数と土壌蒸発散の季節パターンの推定を試みた.その結果,減水曲線...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • デジタルフォレンジック調査における残存リスク曲線を用いた最適工数の計算

    堀川, 博史, 奥村, 紗名, 村上, 弘和, 西垣, 正勝 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 790-797, 2023-10-23

    ...セキュリティインシデントに的確に対処するためには,デジタルフォレンジック調査が重要となる.デジタルフォレンジック調査は多くの場合,専門の調査会社によって請け負われている.現状の見積もりは,調査内容の予測 の難しさから,費用対効果が低い大雑把なものになっている.本稿では,究明の推移に成長曲線を用いた残存リスク曲線を定義し,最適工数を計算することで,従来にはなかった部分実施が現れる.部分実施により,費用対効果...

    情報処理学会

  • CSIDHにおける同値な秘密鍵の探索と秘密鍵空間の解析

    高橋, 康, 安田, 雅哉 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1057-1061, 2023-10-23

    ...同種写像暗号は耐量子計算機暗号の候補の一つであり,同種写像問題の計算困難性を安全性の根拠としている.特にCSIDHは鍵共有方式であり,超特異楕円曲線の同型類に対するイデアル類群の作用を利用する.CSIDHの秘密鍵空間はベクトル空間の部分集合であり,与えられたベクトルに対応する作用が一意に定まる.しかし一方で,その対応関係は1対1でなく,与えられた作用に対応するベクトルは必ずしも一意でない.実際,自明...

    情報処理学会

  • ECDSAに対する4-list sum algorithmを用いた攻撃の評価

    大﨑, 俊輔, 國廣, 昇 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 500-507, 2023-10-23

    ...楕円曲線を用いたデジタル署名アルゴリズム(ECDSA)はSSL/TLS やBitcoin など非常に広い分野で使用されている.ECDSA の署名時に一度だけ用いられるランダムな値であるnonce のエラー付き上位ビットが署名,ハッシュ値と共に複数組漏洩した場合の攻撃方法が提案されている.Aranha らはACMCCS2020 で上位 1 ビットがエラー付きで漏洩しいてる192-bit のECDSA...

    情報処理学会

  • 耐量子計算機暗号への移行に関する海外の動向

    宇根, 正志 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1062-1067, 2023-10-23

    ...大規模かつ実用的な量子コンピュータが実現した場合,それを用いていくつかの主要な暗号アルゴリズム(RSA暗号や楕円曲線暗号)を効率的に解読することができるとみられている.この暗号アルゴリズムの脆弱性によるITシステム・リスクに対処するために,耐量子計算機暗号(PQC)への移行に関する検討が海外において進められている.米国(NIST)は,2022年7月,連邦政府のITシステムにおいて用いられる新しいアルゴリズム...

    情報処理学会

  • 脳卒中者の作業遂行の質

    衣笠 真理恵, 吉川 ひろみ 作業療法 42 (5), 564-571, 2023-10-15

    ...<p>脳卒中発症後3週から1年の作業遂行の質の推移について明らかにするため追跡調査を行った.遂行の質は発症後3週→1年の期間で統計上有意に向上していたが,一般的な機能回復曲線とは異なり上がり下がりを繰り返していた.個々のデータを見ると,心身機能が改善しても遂行の質が低下した者もあり,その逆もあった.6ヵ月→1年の期間は統計上有意な変化が見られなかったが,16名中6名の遂行の質が臨床上有意に向上しており...

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  • 果汁を用いて加水分解した大豆タンパク質の乳化性

    江木 伸子, 廣瀬 理恵子, 平尾 和子, 野田 誠司, 齋尾 恭子 日本食品科学工学会誌 70 (10), 505-511, 2023-10-15

    ...本研究の範囲において, 果実の種類, 産地, 熟度, 果汁とSPIの反応条件により, エマルションの外観, SDS–PAGEによるタンパク質分解物のパターン, 流動曲線による物性等が変化した. 電気泳動パターンでは11Sの酸性サブユニットの消失とエマルションの安定性との関係が示唆された.</p>...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 口蓋床の厚さが嚥下音に及ぼす影響

    小嶋, 千栄子, 山村, 理, 藤原, 周 岐阜歯科学会雑誌 50 (2), 67-80, 2023-10

    ...また、音声分析ソフトにて、嚥下音持続時間、Ⅰ音、Ⅱ音、Ⅲ音およびⅠ音とⅡ音合計の嚥下音持続時間、嚥下音開始時から波形が最大値に達するまでの時間およびピッチ曲線高低差を計測した。得られたデータをもとに統計処理を行なった。 【結果】ラウドネスは、口蓋床装着時に値が大きくなる傾向を示し、対照(N)とP2との間に有意な差が認められた。...

    機関リポジトリ

  • 牛乳の食後高血糖抑制効果に対する乳成分の関与

    西, 隆司, 大久保, 岩男 天使大学紀要 24 (1), 1-10, 2023-09-30

    ...併せて、各試験食摂取後120 分間の総血糖上昇量として血糖曲線下面積(AUC)をそれぞれ算出した。その結果、牛乳の飲用では米飯摂取後45~90 分目の血糖値及び総血糖上昇量が対照食(米飯+蒸留水)摂取の場合よりも有意に低下した。しかし、乳糖分解乳、脱脂乳、乳たんぱく質水溶液の飲用では食後90 分目のみ血糖値の有意な低下が観察され、総血糖上昇量は対照食摂取での値と差がなかった。...

    機関リポジトリ

  • XFEMによるクラッド付きCT試験片の疲労き裂進展解析

    李 炎龍, 長嶋 利夫, 永井 政貴, 信耕 友樹, 三浦 直樹 日本計算工学会論文集 2023 (0), 20230006-20230006, 2023-09-01

    ...パリス則に基づいて異種材界面をまたぐき裂の形状を更新し, それぞれの領域における前縁形状を 3 次のベジェ曲線によって平滑化する. なお, クラッドを横等方性材料として扱い, き裂前縁における応力拡大係数範囲 ΔKI を, 漸近解を利用した M 積分を用いずに J 積分から直接評価する方法を用いる....

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  • プリント配線版の穴あけ加工におけるドリル摩耗が加工穴品質に及ぼす影響

    吉村 博仁, 河原 弘樹, 星 幸義 砥粒加工学会誌 67 (9), 509-516, 2023-09-01

    ...を明らかにすることである.逃げ面摩耗のみが発生しているドリル,およびマ-ジン摩耗のみが発生しているドリルを用いて,プリント配線板の穴あけ加工を行い,それぞれのドリルが穴位置精度,穴の曲がり,ならびに穴内壁粗さに及ぼす影響を検討する.マ-ジン摩耗は,逃げ面摩耗に比べて穴位置精度,穴の曲がり,および穴内壁粗さの加工穴品質を悪化させる.マ-ジン摩耗が大きくなるに伴い,穴あけ方向に垂直な平面上のリサ-ジュ曲線...

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  • 可変形状パラメタαによる対数美的曲線の拡張

    土江 庄一, 吉田 典正 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 660-661, 2023-08-31

    ...<p>α-曲線という新しい曲線を提案し,その応用例を示す.α-曲線は対数美的曲線における形状パラメタαが単調変化する曲線である.従来は定数とされていたαを可変にすると,放物線など直線以外の対数曲率グラフも表現されるようになる.その結果,α-曲線の表現力は格段に高まり,実用的なアプリケーション開発の道を切り開く可能性がある.自動車会社の実データを利用して,α-曲線の有意性と応用例の有効性を示す....

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  • 有理Bézier平面・空間曲線の曲率単調領域の可視化

    安田 光, 吉田 典正, 井上 大成, 斎藤 隆文 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 658-659, 2023-08-31

    ...<p>本研究では、有理Bézier平面・空間曲線の特定の制御点について、曲率変化が単調となる領域をリアルタイムに可視化する手法を提案する。斎藤らによって提案された、曲率の分子をBernstein多項式でコンパクトに表現する手法に基づき、有理平面・空間曲線の曲率単調領域の可視化を行う。有理曲線を用いることにより、多項式では不可能な円弧に近い場合でも、曲率変化の単調な曲線を生成できるようになる。...

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  • 直流ヒステリシスと異常渦電流損を考慮した方向性電磁鋼板のヒステリシスモデリング

    吉良 綾音, 高 炎輝, Hamzehbahmani Hamed, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 353-353, 2023-08-31

    ...<p>電気機器の効率を精度よく評価するためには高精度な磁界と鉄損計算が必要である.現在,電気機器の磁界と鉄損計算のほとんどは初磁化曲線と古典渦電流損を考慮した非線形渦電流解析が用いられており,直流ヒステリシス特性と異常渦電流損を考慮することでより高精度な磁界と鉄損計算ができると考えられる.方向性電磁鋼板は,磁気を一方向に流れやすくした電磁鋼板で,静止器の鉄芯としてよく使用されている.本研究では,方向性電磁鋼板...

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  • 嚥下障害が疑われた総合病院入院高齢者における舌口唇運動機能と栄養リスクおよび食形態との関連性

    重本 心平, 堀 一浩, 高橋 順子, 大川 純平, 小野 高裕, 宮島 久 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 27 (2), 117-127, 2023-08-31

    ...±8.0 歳)とした.Geriatric Nutritional Risk Index を用いて,栄養リスク高度群と中等度・軽度・なし群の2 群に分類した.また,食形態は嚥下機能評価および嚥下内視鏡検査の結果をもとに決定されており,ソフト食・ペースト食(JSDR2021 コード:3・2)群,常食・刻み食(JSDR2021 コード:4・3)群の2 群に分けた.舌口唇運動機能の群間差を比較し,ROC 曲線...

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  • テンプレートマッチングを用いた大規模点群からの工業部材検出

    木下 洋平, 平岡 慶太, 武田 駆, 河﨑 浩大, 川崎 春菜, 増田 宏 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 272-273, 2023-08-31

    ...<p>点群から配管などの規格部材を検出する手法は広く利用されているが,新規の部材検出への拡張は容易ではない.本研究では,工業部材のCADモデルが与えられたとき,大規模点群から該当する部分点群を検出する手法を検討する.工業部材は,平面や円柱など幾何曲面や,直線や円弧などの幾何曲線で構成されることが多い.そこで,こうした幾何曲面と幾何曲線を点群から検出することで,部材検出を行う手法を検討する.</p>...

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  • 6自由度垂直多関節ロボットを用いた加工作業における関節軸の躍度制約を考慮した手先姿勢修正法

    先﨑 拓真, 金子 順一, 阿部 壮志 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 363-364, 2023-08-31

    ...<p>産業用ロボットによる機械加工においては,目標経路に沿ってツールを連続的に移動させる際に生じる機構部の振動による手先位置誤差を抑制するために各軸角度の急激な変化が生じない動作計画が必要となる.本研究では,手先の姿勢を操作対象として,各軸の角度指令値を曲線補間により一定の躍度の範囲内で修正する方法を提案する.実機を用いた検証では,姿勢急変時の動作の異常停止の回避,手先先端位置の変位の抑制が実現された...

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  • 自由曲線の形状一意性定理の一般化(第2報)

    三浦 憲二郎, Gobithaasan R.U., Yushalify Misuro, 關根 惟敏, 臼杵 深 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 662-663, 2023-08-31

    ...<p>自由曲線の形状一意性定理では,3個の制御点で定義される自由曲線の形状が一致する条件を示した.この定理によれば混ぜ合わせ関数が見かけ上異なっていても,それらの関数がある仮定を満たせば再パラメータ化により完全に一致することがわかる.本報告では,4個の制御点で定義される自由曲線が形状一意性を満足する条件をさらに一般化するとともに,C2内挿スプラインを拡張する.</p>...

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  • 急性期肺炎患者における病棟自立歩行を判定するためのSPPBの有用性

    今岡 泰憲, 山本 桃子, 片岡 みさき, 岩田 悠暉, 守川 恵助, 武村 裕之, 畑地 治 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 31 (3), 359-363, 2023-08-31

    ...</p><p>【方法】肺炎患者143名(平均中央値:85歳)を対象に病棟の自立歩行とSPPBが関連するかロジスティック回帰分析で検証し,receiver operating characteristic曲線によりカットオフ値を算出した....

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  • 水分子吸着がGeO<sub>2</sub>/Ge界面特性に与える影響の超精密計測とその考察

    佐野 修斗, 和田 陽平, 稲垣 耕司, 有馬 健太 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 334-335, 2023-08-31

    ...<i>C-V</i>測定の結果、高い湿度に曝された履歴を持つGeO<sub>2</sub>/Ge MOS構造は<i>C-V</i>曲線が負方向にシフトするという傾向が確認された。これは、水分子吸着が正帯電に寄与していることを示唆する。</p>...

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  • ポリゴンターニングにおける工具軌跡と加工面の曲率

    佐藤 昌彦, Ahmed Abdalla, 島名 賢児, 杉野 直規, 宮本 猛, 山本 通 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 71-72, 2023-08-31

    ...<p>ポリゴンターニングは工具と被削材の回転数比を整数比にすることによって多角形の軸を加工する方法で,工程の合理化に役立つことが期待される.ポリゴンターニングでは回転工具を用いることから多角形の各辺は直線ではなく曲線となる.本研究では,ポリゴンターニングでの工具軌跡を被削材に固定した座標系で表し,軌跡の曲率を求めることで刃数や回転数比の違いによる加工形状や加工面の曲率及び辺の真直度について検討した....

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  • 異種金属接触腐食の機構と対策

    宮坂 松甫 Zairyo‐to‐Kankyo 72 (8), 218-227, 2023-08-10

    <p>製品を構成する部品の材料は,それぞれに必要とされる機能に応じて選ばれるため,各種の異なる材料で構成されることが多い.その製品が電解質中で使用される場合,電位が低い材料は異種金属接触腐食によって激しい被害を受けることがある.本解説では,異種金属接触腐食の定義,機構,腐食事例および対策技術(適切な材料選択,カソード/アノード面積比の減少,回路抵抗の増大,絶縁,その他)について説明する.また,異…

    DOI Web Site 参考文献14件

  • Individual Excitement Level曲線生成手法の多角的評価

    家入 祐也, 吉江 修 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 143 (8), 802-809, 2023-08-01

    <p>The method for designing tourism experiences has changed from summing up the evaluation of each Point of Interest to evaluating the whole of tourism. Individual excitement level (IEL) curves, …

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 一般化透水モデルによる不飽和透水係数の閉形式解

    関 勝寿, 取出 伸夫 土壌の物理性 154 (0), 19-27, 2023-07-20

    ...し,また,飽和近傍で透水性曲線の傾きが極めて大きくなり,不飽和透水係数が飽和透水係数に対して不自然に小さくなることを避けるための修正式の一般式を示した....

    DOI

  • 壁面緑化のための建築物緑化用培土を対象とした保水性の測定による間隙径分布の評価

    浅井 俊光, 藤川 智紀, 藤田 茂, 牧 隆, 森井 浩之, 白井 寛之, 金子 貴徳 土壌の物理性 154 (0), 11-18, 2023-07-20

    ...建築物の屋上緑化や壁面緑化では多孔質で軽量な資材として,建築物緑化培土が用いられる.本研究では壁面緑化用の建築物緑化培土を対象として,水分特性から間隙径分布を評価することとした.測定の結果,いくつかの建築物緑化培土は,あるマトリックポテンシャルで急激に排水が生じることが確認された.水分特性曲線から推測される間隙径分布から,建築物緑化培土をほとんどの間隙の相対間隙径が0.001 ~ 0.01 cmであり...

    DOI

  • スルメイカ冬季発生系群の加入量の定常分布を用いた資源管理の効果の計算

    田中 栄次 日本水産学会誌 89 (4), 324-329, 2023-07-15

    ...<p> ランダムな確率変動を含むBeverton and Holtの再生産曲線とマルコフ過程における定常分布の条件式から,スルメイカの加入量の定常分布が理論的に計算できる。この理論分布を用いて,MSYの値,定常状態における加入量調査に基づくHCRの管理効果を計算した。本論文のHCRよってMSYが実現できる可能性が示唆された。理論式を利用する利点やモデルの改善などについて議論した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 臨床症状と血液検査, 画像診断を用いたCOVID-19の診断予測精度の検討

    石田 茂誠, 大網 毅彦, 村田 正太, 松下 一之, 立石 梓乃, 寺谷 綾子, 中田 孝明 日本救急医学会関東地方会雑誌 44 (3), 265-270, 2023-06-30

    ...Receiver operating characteristic (ROC) 曲線曲線下面積 (area under the curve ; AUC) を算出して臨床症状と検査所見を用いたCOVID-19の診断予測精度を前方視的に検討した。【結果】解析対象患者213名のうちCOVID-19陽性患者は8名であり, 全例でSARS-CoV-2抗原定量検査が陽性であった。...

    DOI 医中誌

  • 二次元コードによる安全でオフライン実行可能な暗号鍵共有

    山口, 夏生, 楫, 勇一 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1239-1246, 2023-06-28

    ...えられる.これに対処するため,スマートフォンのディスプレイとインカメラを用い,QR コードにより情報を符号化して送受信する可視相互通信の仕組みを構築し,そのうえで暗号鍵の共有処理を実行することを検討する.本研究では,はじめに,QR コードのディスプレイ表示によるデータの送信とカメラ読み取りによるデータ受信を行うスマートフォンアプリケーションを実装し,その通信性能を評価する.また,鍵共有の手段として楕円曲線...

    情報処理学会

  • 撤回:人工知能を用いた化膿性脊椎炎とModic変性の鑑別

    向畑 智仁, 牧 聡, 江口 和, 大鳥 精司 Journal of Spine Research 14 (6), 824-830, 2023-06-20

    ...</p><p><b>対象と方法:</b>化膿性脊椎炎とModic変性の患者50名ずつのMRI矢状面T1WI,T2WI,STIRを使用した.CNNには深層学習フレームワークTensorflow,転移学習にEfficientNetB4を用いた.ROC曲線をプロットし,AUCを算出した.CNNと医師4名による診断の正確度,感度,特異度を算出した....

    DOI

  • 塩化ビニル管の繰返し曲げ挙動

    松原 優輝, 小島 紘太郎, 張 子露, 金尾 伊織, 倉田 真宏 日本建築学会技術報告集 29 (72), 824-828, 2023-06-20

    <p>Many buildings have been reported to stop their service due to damage to non-structural members such as equipment piping after large-scale earthquakes. Although data on deformation capacity and …

    DOI Web Site

  • 化学的または物理的な変化に対する感受性の不均一性を記述する動力学モデル

    松野 隆一, 安達 修二 日本食品工学会誌 24 (2), 31-36, 2023-06-15

    ...<i>k</i>の分布にはいろいろな形が考えられるが,一つの試みとして,Eyringの絶対反応速度論[3]を参考に,<i>k</i>と熱失活に対する活性化自由エネルギー∆<i>G</i><sup>≠</sup>がガウス分布すると仮定する.このように考えると,固定化酵素の活性の残存率は式(5)で表され,図2に実線の曲線で示すように実測値をよく表現できた.式(5)は,数学的には速度定数が対数正規分布に従...

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • 急性期脳損傷患者におけるBox and Block Testと食事動作の自立度の関連

    宮内 貴之, 佐々木 祥太郎, 佐々木 洋子, 最上谷 拓磨 作業療法 42 (3), 263-269, 2023-06-15

    ...Block Test(以下,BBT)が,急性期脳損傷患者に対して評価可能な食事動作に関連する評価指標となりうるかを明らかにすることを目的とした.対象は78名(食事動作自立群:54名,非自立群:24名)であった.その結果,2群間でBBTに有意な差があり,その効果量も大きいことが確認された.また,BBTは食事動作の自立度と高い相関関係を示し,Receiver Operating Characteristic曲線...

    DOI Web Site 医中誌

  • 脊椎圧迫骨折患者の歩行自立に影響を及ぼす因子

    保坂 公大, 大田尾 浩, 深草 湧大, 今村 純平, 田中 順子, 柴田 元 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 13 (1), 13-19, 2023-06-12

    ...退院時の歩行の自立に影響する因子をロジスティック回帰により分析し,ROC 曲線から歩行自立の可否を判別するカットオフ値を検討した。[結果]退院時の歩行自立の可否には入院時HDS-R と入院時FIM-M が関係することが明らかになった。歩行の自立を判別する入院時HDS-R のカットオフ値は17.5点であり,入院時FIM-M は32.5点であった。...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 誘導電流検出式表面電位計X1の開発

    野崎 年功, 小林 圭一, 内田 敦久, 野崎 真之介 日本画像学会誌 62 (3), 231-238, 2023-06-10

    ...<p>電子写真技術の感光体廻りの重要プロセスである帯電,露光,現像,転写,除電において,その中心に位置する感光体の表面電位を正確に計測することは,画像形成プロセス設計において非常に重要である.さらに高速化,高画質化の技術課題解決においては高応答性や微小領域における表面電位計測の性能向上が求められている.光誘起電位減衰曲線 (photo-induced discharge curve, PIDC) 測定...

    DOI

  • R–P時間比による下肢動脈の血行動態的評価—ABIとの比較—

    佐々木 有沙, 藤崎 純, 金子 南紀子, 来住野 雅, 高橋 奎太, 大山 貴衣, 宇都宮 誠, 中村 正人, 前谷 容 超音波検査技術 48 (3), 272-282, 2023-06-01

    ...</p><p><b>方法</b>:総大腿動脈,前脛骨動脈および後脛骨動脈にてR–P時間を計測し,前脛骨動脈/総大腿動脈R–P時間比,後脛骨動脈/総大腿動脈R–P時間比を算出し,病変の存在部位別に対照群と病変群の有意差およびROC曲線下面積を求め,最適カットオフ値を算出しABIとR–P時間比で比較検討した....

    DOI Web Site 医中誌

  • 遅延伝搬を抑制する次世代列車制御における閉塞分割効果

    坂井 桂祐, 大西 亘, 古関 隆章, 田中 和広, 森田 隼史, 徳原 克俊, 葛西 光希 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 143 (6), 447-454, 2023-06-01

    <p>The mitigation of delay propagation owing to excess dwell time at stations is crucial for ensuring stable transport in high-frequency urban train services. Previously, we assumed that only one …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • グミゼリー咀嚼時のグルコースの溶出量と篩分法による咀嚼値との関係

    志賀 博, 中島 邦久, 小見野 真梨恵, 荒川 一郎, 横山 正起, 上杉 華子, 佐野 眞子, 仁村 可奈 日本全身咬合学会雑誌 29 (1), 25-29, 2023-05-31

    ...<br>咀嚼値を従属変数,グルコースの溶出量を独立変数として回帰分析を行った結果,両者間には有意な関係が認められ,男女ともに直線回帰よりも2 次曲線や対数曲線などの曲線回帰のほうが適合していた....

    DOI

  • やせや体重減少のある児童生徒に対する養護教諭の対応頻度と知識 : 小児摂食障害に焦点をあてて

    小田 幹子, 佐々田 綾, 山崎 智子, 川崎 裕美 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 63 115-120, 2023-05-31

    ...これらから,A市の養護教諭にとってやせや体重減少のある児童生徒本人への対応に結びつかない要因があること,A市の養護教諭の身近にある発育評価資料では,肥満度−20%以下と抽出され−30%以下になっていない児童生徒について医療側の求める対応水準・知識水準に到達できないこと,成長曲線に関わる養護教諭向けの資料に月経の有無や徐脈などの観察項目の必要性とその意義について記載するとよいことが示唆された。...

    DOI 機関リポジトリ

  • ドローンおよびモバイル型レーザースキャナを用いた相対幹曲線式の作成

    光門 舞花, 加藤 正人, 鄧 送求, 殷 暁, 唐澤 亮 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 121-, 2023-05-30

    ...丸太の造材基準の一つとなる幹直径の推定には幹曲線式を用いる方法が有効であることが既存研究から分かっている。しかし、立木の伐倒と実測を必要とする従来の幹曲線式作成方法は膨大な労力を要し実用性に欠けている。そこで本研究では、モバイル型レーザ計測で取得した幹直径の試料から幹曲線式を作成し、その有用性を検証した。...

    DOI

  • 40年次に優勢であったトドマツ家系の成長曲線の特徴

    花岡 創 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 301-, 2023-05-30

    ...</p><p>トドマツの成長曲線には家系間差が見られ、40年次までの到達樹高が低く、漸近線の収束値が小さくなった劣勢家系と、40年次までの到達樹高が高かった優勢家系の成長曲線を比較したところ、劣勢家系では成長曲線の変曲点が20年以前となっていたのに対して、優勢家系では変曲点が25〜30年次の間に見られた。また、曲線の傾きは優勢家系で小さい傾向にあった。...

    DOI

  • マダケ属3種における稈高曲線の検討

    矢田 滝 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 282-, 2023-05-30

    ...そのため,タケにおける稈高と胸高直径との関係を示す曲線(稈高曲線)について研究する意義は大きい。しかし,タケの稈高曲線に関する研究は,ほとんど存在しない。一方,樹木については,力学的制約に基づくモデルや成長,水力学的制約に基づくモデル,樹高と胸高直径の成長がともに Mistcherlich式にしたがうと仮定したモデルが,理論的な樹高曲線として検討されてきた。...

    DOI

  • 水文観測結果を基礎とした土砂災害発生予測-未経験降雨指数の活用-

    小杉 賢一朗, 福田 幹 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 528-, 2023-05-30

    ...スネーク曲線図上において過去の降雨イベントを遡ると,降雨の規模が現在の降雨と同等かそれ以上である時点を見つけることができる。そのような時刻を未経験降雨指数の候補とする。ここで,降雨の規模は様々な見方からの評価が可能であることから,分析に用いるスネーク曲線図の種類を変えることによって,未経験降雨指数の様々な候補が導出される。...

    DOI

  • 航空レーザデータに基づく立地環境区分による地位指数推定

    向井 花乃, 高岸 且, 近藤 凌平, 長島 啓子 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 117-, 2023-05-30

    ...そして、求めたカテゴリースコアをもとに全ての立地環境における40年生時の樹高を推定し、樹高成長曲線をもとに地位A~Cに分類した。樹幹解析を行った試料木について樹幹解析で求めた樹高の地位と数量化Ⅰ類で推定した樹高の地位を比較した結果、適合率は8割を超えており、高い推定精度が得られた。</p>...

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  • 九州地方国有林ヒノキ林分の最多密度曲線の検討

    近藤 洋史 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 262-, 2023-05-30

    ...最多密度曲線など、林分密度管理図を構成する曲線式の算出は、既存の九州地方国有林ヒノキ林分密度管理図に示された方法に従った。その結果、今回、調製された最多密度曲線は、これまで最多密度曲線より上方に位置することとなった。このことは、これまでの最多密度曲線ではhaあたりの幹材積は過小評価であると考えられ、haあたり幹材積の増加が確認された。...

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  • Y-N理論を用いたウルシ林のサイズ分布予測と林分の最大漆液収量の推定

    会田 裕雅, 中村 大, 真坂 一彦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 357-, 2023-05-30

    ...Y-N曲線の逆数式に含まれるパラメータA、B、そして植栽木の残存本数を目的変数としたときに上層高、地位指数、植栽密度を説明変数として想定した。基本構造として、パラメータA、B、そして植栽木の残存本数は上層高の増加とともに減少する傾向が認められた。...

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  • 高齢林成長データを考慮したスギ林炭素蓄積量の予測

    仲畑 了, 江草 智弘, 熊谷 朝臣 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 306-, 2023-05-30

    ...そこで、パラメーターを階層化したRichards成長曲線を用いて林齢と林分炭素蓄積量の関係をベイズ推定により求めた。得られた関係式を用いて2013年時点からのスギ林の将来数十年間の炭素蓄積予測を行った。高齢林データを考慮すると、そうでない場合と比べて予測された蓄積量はかなり大きくなった。</p>...

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  • イヌマキの根部土壌除去に伴う水ストレスに摘葉と蒸散抑制剤が与える影響

    高橋 玄, 三木 直子, 加藤 正広 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 157-, 2023-05-30

    ...またPV曲線についても作成した。その結果、いずれの処理区も相対含水率は鉢上げ前まで低下し鉢上げ後に回復したが、摘葉処理により相対含水率の低下幅と褐変葉発生個体数が小さくなった。褐変葉の発生には鉢上げ直前の相対含水率の影響が大きく、この値が原形質分離時の相対含水率を下回らないように蒸散を抑制することで樹勢を維持できると考えられた。...

    DOI

  • 九州での広域多点調査から見えた植栽後10年間のスギ人工林の変化

    山川 博美, 鶴崎 幸, 江島 淳, 柳本 和哉, 柴田 麻美, 吉本 貴久雄, 寺本 聖一郎, 青木 哲平, 小堀 光輝, 河津 温子, 高宮 立身, 松本 純, 上杉 基, 穂山 浩平 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 347-, 2023-05-30

    <p>スギ・ヒノキの人工林は収穫期を迎え、主伐−再造林が本格化している。しかし、主伐収入に対して再造林コストが高く、植栽・下刈りを担う林業従事者の不足も問題となっている。これらの解決策として下刈り回数や植栽密度の削減が試みられているが、造林地に発生する競合植生は様々で、場所によって植栽木や競合植生の成長速度も異なることから、削減のための基準を一律に評価することは難しい。本研究では、林地による競合…

    DOI

  • 三箇所のスギ壮齢検定林における冬季水分生理特性の幼老相関

    河合 慶恵, 岩泉 正和, 久保田 正裕, 笹島 芳信, 大谷 美穂, 斉藤 雅一, 五十嵐 秀一, 市栄 智明, 池田 武文 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 384-, 2023-05-30

    ...そこで本研究では、上述したスギさし木苗15系統を植栽したもう1箇所の壮齢試験林(和歌山県田辺市、48年生)において、2023年1月に各系統4個体より枝葉を採取し、P-V曲線法に基づき冬季乾燥耐性に関連する水分生理特性を求めた。本大会では、計3箇所で得られた壮齢段階の水分生理特性と幼苗段階の特性との関連性について報告する。</p>...

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  • 樹木細根の水分生理特性は山岳標高差に対してどのように応答するのか?

    増本 泰河, 橋本 裕生, 伊藤 拓生, 牧田 直樹 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 414-, 2023-05-30

    ...一方、Pressure-Volume曲線特性はダケカンバでは有意な変化がみられなかったが、オオシラビソでは高標高地点において原形質分離時の水ポテンシャルとキャパシタンスが有意に低くなった。本発表では、炭素利用の結果を合わせ、細根の水分生理特性の変化を解釈する。</p>...

    DOI

  • 降雨の将来予測データを用いた土砂災害危険度分布の変化の検討

    福田 幹, 小杉 賢一朗, 正岡 直也 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 546-, 2023-05-30

    ...様々な半減期の実効雨量によるスネーク曲線において現在気候の記録する最大範囲と予測気候を比較した場合、多くの地点・雨量指標で現在気候を超過することが示された。一方で地点によっては現在気候の結果を超過しない条件も存在し、超過する場合でも地点によって超過しやすい雨量指標は大きく異なる。このことは地域ごとに増加しやすい災害形態が異なることを示唆している。...

    DOI

  • 2時期の航空レーザ測量による森林評価

    北林 拓, 大野 勝正 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 129-, 2023-05-30

    ...経済性の高い林分がわかることで森林経営管理制度や再造林の推進につながるが、成長曲線を作成するために、多くの現地調査が必要である。</p><p>近年、多くの都道府県で航空レーザ計測により広範囲を一定の精度で森林資源量を把握しており、航空レーザ計測では上層木の樹高が直接計測に近い形で計測できる。...

    DOI

  • 固定試験地におけるスギの成長量と微地形との関係

    上岡 洸太, 中田 康隆, 長島 啓子 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 281-, 2023-05-30

    ...その上で立地環境ごとに平均樹高を算出し、クラスター分析により、成長特性の似たグループに分類し、各グループの樹高成長曲線を求めた。立地環境の組み合わせ別の樹高のバラツキと成長曲線との関係から、成長を把握するのに5.0mメッシュに基づく立地環境が適当であると判断された。...

    DOI

  • OCTオペランド観測による粒子懸濁液の乾燥過程の解明

    髙橋 拓実 ホソカワ粉体工学振興財団年報 30 (0), 65-71, 2023-05-25

    ...<p>粒子懸濁液を扱う製品や材料の製造プロセスにおいて,乾燥時に形成される粒子集合構造は最終的な性能と密接に関係するため,的確かつ自在な制御が強く望まれている.しかし,多様な因子が相互に影響する複雑さから,実環境下での現象の直接的な理解は困難であった.本課題を解決するべく,材料の乾燥特性の標準的スケールである乾燥特性曲線の測定と内部構造変化の観察を同時に行うことができるオペランド観測システムを本研究...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 減水曲線季節変動と蒸発散の関係について

    陸 旻皎 水文・水資源学会誌 36 (2), 129-138, 2023-05-05

    ...<p> ハイドログラフ減水部の分析,減水分析は降雨後に流域内に存在する水,特に地中水の動態を知るための伝統的な手法であり,流出成分の分離,各流出成分の流出過程のモデリングとパラメーター推定,長期の低水管理などに極めて重要である.しかし,減水には様々な要因が複雑に絡み合って影響を及ぼしており,減水分析の結果としての減水曲線あるいは減水式には高い不確実性があると言われている.本研究では,古くから指摘されている...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • フォワーダ走行の心拍計測における光学式心拍センサの適用可能性

    中田 知沙, 山口 浩和, 猪俣 雄太 森林利用学会誌 38 (2), n/a-, 2023-04-30

    ...森林総合研究所内に直線と曲線曲線半径6 mおよび8 m)の周回路を設置し,3名を対象にフォワーダ走行試験を行った。心拍計測には腕時計型の光学式心拍センサであるAppleWatch(Apple社)と胸部装着型の心電図モニタリングデバイスであるmyBeat(WHS-1,ユニオンツール社)を使用した。...

    DOI

  • 山岳地域の公道を中心とする道路網における大型車両の通行性

    鈴木 保志, 吉村 哲彦, 長谷川 尚史, 有賀 一広, 斎藤 仁志, 守口 海, 白澤 紘明 森林利用学会誌 38 (2), n/a-, 2023-04-30

    ...車道幅員は実走によりドライブレコーダ画像から確認し,曲線半径は地理情報の線形データから補間計算により推算した。実際の車道幅員から,林道第2種2級の幅員(3.0 m)と曲線半径に応じた拡幅量を引いた値を余裕幅と定義した。通行性が悪いことが確認されている県道は余裕幅が有意に小さく,小型道路(小型車両;4 tトラック相当)として開設されていることが示唆された。...

    DOI

  • 保育所等における栄養士・管理栄養士の雇用の有無別による栄養管理の状況

    野末 みほ, 石田 裕美, 由田 克士, 原 光彦, 阿部 彩, 緒方 裕光, 岡部 哲子, 吉岡 有紀子, 高橋 孝子, 坂本 達昭, 佐々木 ルリ子, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本公衆衛生雑誌 70 (4), 261-274, 2023-04-15

    ...</p><p><b>結果</b> PDCAサイクルの実施状況について公立と私立ともに栄養士・管理栄養士の雇用あり群となし群の間に有意差が認められた項目は,身体活動レベルの把握,生活習慣の把握,成長曲線の作成であった。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 低頻度外来呼吸リハビリテーションのCOPD 増悪予防効果

    鈴木 翔太, 渋澤 雅貴, 加藤 大悟, 宇賀 大祐, 髙川 啓太, 後藤 真衣, 和田 直也, 笛木 直人, 笛木 真, 土橋 邦生 保健医療学雑誌 14 (1), 23-31, 2023-04-01

    ...リハビリテーションを継続して実施していたCOPD患者(以下,リハビリテーション実施群)と,外来通院のみのCOPD患者(以下,リハビリテーション未実施群)を対象とし,12ヶ月間を診療録より後方視的に調査した.主要評価項目としてCOPD増悪の有無,COPD増悪回数,初回増悪日までの日数を収集した.統計学的解析には基準点の比較は群間比較を実施し,COPD増悪回数,COPD初回増悪までの日数はカプランマイヤー曲線...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • オンライン調査における新たなタイプのスクリーニングの必要性

    澁谷 泰秀, 増田 真也, 村上 史郎, 吉村 治正 青森大学付属総合研究所紀要 24 (2), 1-12, 2023-03-31

    ...項目反応理論(2母数ロジスティックモデル)に基づいて求めた項目反応曲線を用いた比較では、注意深いグループと不注意なグループに明確な相違がみられたことから、不注意グルーㇷ゚に分類された555名をデータ分析から除外すべきという判断は支持された。第2の研究では、質問に誕生年月日を加えて、各回答者の年齢を算出した。...

    DOI

  • 様々なサルコペニア定義におけるSARC-F の有効性について

    解良 武士, 齊田 高介, 樋口 大輔, 小野沢 浩, 篠原 智行, 河合 恒, 大渕 修一 日本予防理学療法学会雑誌 2 (1), 18-23, 2023-03-31

    ...各サルコペニアに対するSARC-F の性能は受信者動作特性曲線(ROC) 解析と感度特異度で比較した。【結果】各サルコペニアの有病率は,各定義方法により15.0%~51.0% であった。曲線下面積は0.717~0.792 で,感度は47.1%~70.0 % ,特異度は72.6%~81.6% であった。...

    DOI 医中誌

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