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検索結果 44 件

  • 1 / 1

  • 哺乳類の化石記録と白亜紀/古第三紀境界前後における初期進化

    西岡 佑一郎, 楠橋 直, 高井 正成 哺乳類科学 60 (2), 251-267, 2020

    ...<p>化石記録と分子系統の結果が一致しないという問題は今に始まった話ではないが,近年,哺乳類の現生目の起源と放散が中生代なのか,新生代なのかという点が多く議論されてきた.哺乳形類の起源は2億年以上前であり,中生代のジュラ紀から白亜紀にかけて,ドコドン類との共通祖先群から単孔類,有袋類,有胎盤類に繋がる狭義の哺乳類が分岐したと考えられている.化石記録に基づくと,有胎盤類に含まれる現生目の多くが新生代の...

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  • 距骨cotylar fossaの形成位置と足根関節での機能:霊長類と非霊長類の差異

    江木 直子 霊長類研究 Supplement 33 (0), 55-56, 2017

    ...霊長類でも存在するが,アフリカ獣類ではこの上目の数少ない共有派生形質の候補とされ,また有胎盤類外では有袋類のカンガルーにも存在する。本研究では,これら系統的に離れた分類群間でcotylar fossaの位置と形態の違いを比較し,各分類群で位置が足根関節の可動にどのように関係するかを検討した。cotylar fossaには脛骨遠位部の内側踝が接する。...

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  • 単孔類,有袋類ミルクオリゴ糖の種特異的進化と生存戦略

    浦島 匡 化学と生物 54 (3), 159-169, 2016

    ...単孔類(カモノハシ,ハリモグラ)や有袋類(カンガルー,ポッサム,コアラなど)の乳では,多くの有胎盤類(ヒト,ウシなど)とは異なり,ミルクオリゴ糖の方がラクトースよりも優先的である.有胎盤類の乳仔がラクトースを主要なエネルギー源としているのに対し,単孔類や有袋類の乳仔はミルクオリゴ糖をピノサートーシスかエンドサイトーシスで小腸細胞内に取り込み,リソソーム内のグリコシダーゼの働きで単糖に分解し,エネルギー...

    DOI Web Site Web Site 参考文献50件

  • 豪ビクトリア州における野生動物疾病サーベイランスシステム

    WHITELEY Pam, BEVERIDGE Ian, VIZARD Andrew, BACCI Barbara 日本野生動物医学会誌 19 (2), 37-40, 2014-06-30

    <p>Wildlife Health Surveillance Victoriaとは,メルボルン大学獣医学部を拠点とする,一般的な受動型監視サーベイランスプログラムである。本サーベイランスでは,調査対象となる野生動物(オーストラリア固有の哺乳類,鳥類,は虫類,両生類)における死亡事故および疾病発生について,一般市民,州の環境部および第一次産業部,州立公園管理局(Parks …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 哺乳類におけるゲノムインプリンティングの起源と進化

    鈴木, 俊介 信州大学農学部紀要 49 (1-2), 11-18, 2013-03

    ...したがって,生殖様式の異なる真獣類と有袋類においてインプリンティングを受ける遺伝子や領域,メカニズムを解析し比較することは,その起源や生物学的意義,進化を考察する上で必須である。本総説では,これまでのほとんどの研究が対象にしてきたマウスやヒトとは別のグループである有袋類や単孔類を含めた比較解析により見えてきたこれらの知見について議論する。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • クスクスを狩る経験

    吉田 匡興 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2011 (0), 29-29, 2011

    ...本発表は、パプアニューギニアの山地に住むアンガティーヤの人々が、有袋類であるクスクスという動物と如何なる関係を結び、それが文化的・社会的にどのような意味を有しているのかを考察するものである。特に注目するのは、捕食のためにクスクスを狩る局面である。狩りは人間と動物が身体を介して相互に交流する「駆け引き」として理解できるが、そこでの経験と「男らしさ」の構築、「祖先の土地を知ること」との関係を吟味する。...

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  • 菌根性と腐生性キノコ(担子菌類)の比較生物地理

    保坂 健太郎 日本菌学会大会講演要旨集 53 (0), 94-94, 2009

    ...<BR>  ただし同目は地下生の子実体を形成するため、胞子分散は風ではなく小動物(小型哺乳類および有袋類)による。さらには菌根性であり、共生関係にある宿主樹木との間にはある程度の特異性が見られる。そのため同目の分散・定着は特定宿主の存在に依存していると考えられる。つまり胞子分散媒体(小動物)と宿主樹木という2つの系統的に全く異なる生物の存在が、同目の分散・定着の制限となっている可能性がある。...

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  • 泌乳の開始ならびに初期進化に関する新仮設 : Olav Ofedal博士による見解

    浦島, 匡, 上村, 祐介, 中村, 正, 佐々木, 基樹 ミルクサイエンス = Milk science 53 (2), 81-100, 2004-07

    ...また、有袋類における乳腺毛の初期個体発生時の存在とその後の退化に、その証拠が残されている。単孔類の乳頭のない乳腺区分にあるmammo-ピロ-脂腺単位の密集した集団は、透水性を示す卵への水分や他の成分の補給のための構造的進化を反映しているのかもしれない。ラクトースなどの成分は、初期Synapsidの祖先アポクリン腺から分泌されていたかもしれない。...

    日本農学文献記事索引

  • ミルクオリゴ糖とラクトースの進化

    Messer Michael, Urashima Tadasu Trends in Glycoscience and Glycotechnology 14 (77), 153-176, 2002

    Living mammals comprise monotremes, marsupials and eutherians (placental mammals). These three Infraclasses, although they differ markedly in their patterns of reproduction, have in common the …

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献9件 参考文献110件

  • 哺乳類分類における高次群の和名について

    遠藤 秀紀, 佐々木 基樹 日本野生動物医学会誌 6 (2), 45-53, 2001

    ...また,有袋類を複数の目に分割する必要性が生じ,新たな和名を提案することとなった。近年,行政や出版界から,学校教育・社会教育の現場に影響する形で,学術的検討成果を顧みない安易な目名の変更が提案された経緯があり,本結果が哺乳類の高次分類群の和名について,学界のみならず社会的にも有意義な示唆となることを期待する。...

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献17件

  • オオネズミクイの下顎腺の微細構造について

    鈴木 秀作, 西田 隆雄, 松崎 哲也, 西中川 駿, 大塚 閏一 Experimental Animals 39 (1), 55-63, 1990

    ...今回観察したオオネズミクイの下顎腺の腺胞は, 有袋類であるオポッサムや他の多くの哺乳動物のものと異なり, 2種の漿粘液細胞から構成されていた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • オオネズミクイの下顎腺の微細構造について

    鈴木 秀作, 西田 隆雄, 松崎 哲也, 西中川 駿, 大塚 閏一 Experimental Animals 39 (1), 55-63, 1990

    ...今回観察したオオネズミクイの下顎腺の腺胞は, 有袋類であるオポッサムや他の多くの哺乳動物のものと異なり, 2種の漿粘液細胞から構成されていた。...

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  • 哺乳類のハーダー腺

    坂井 建雄 Archivum histologicum japonicum 44 (4), 299-333, 1981

    It is proposed that the Harderian glands are those ocular glands that have tubuloalveolar endpieces with wide lumina and secrete lipid by a merocrine mechanism.<br>The Harderian gland occurs in …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献10件

  • 哺乳動物肝組織のLDHアイソザイム

    荻原 正雄, 今泉 忠芳, 中井 靖典, 立木 成之, 堀口 正晴 生物物理化学 21 (1), 15-19, 1977

    Liver lactate dehydrogenase (LDH) isozyme compositions were studied in mammals of 17 species (newly studied 12 species and previously studied 5 species, by new samples obtained). Results are …

    DOI 医中誌

  • 哺乳類橋内顔面神経の走行について. II

    杉本 力夫, 田中 耕三, 加藤 盛雄, 森田 昭夫 Archivum histologicum japonicum 9 (3), 433-439, 1955

    1. The course of the intrapontine facial nerve was studied, with the brains of 19 species of animals belonging to the orders of Carnivora and Rodentia.<br>2. Of the position of the genu in relation …

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  • 哺乳類橋内顔面神経の走行について. III

    松尾 由也, 阿部 源, 阿部 利吉, 加藤 盛雄, 斉藤 逵夫 Archivum histologicum japonicum 9 (3), 441-445, 1955

    1. We have studied the courses of the intrapontine facial nerve in 13 species of Ungulata.<br>2. In almost all cases, the genu was placed more or less to the medial of the abducens nucleus (Type …

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  • 哺乳類橋内顔面神経の走行について. I

    山本 重亮, 田中 耕三, 杉本 力夫, 松尾 由也 Archivum histologicum japonicum 9 (3), 423-431, 1955

    1. The course of the intrapontine facial nerve was studied with 20 specimens of mammalian brain stems as material.<br>2. The position of the genu was classified into three types in relation to the …

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