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検索結果 1,601 件

  • 変形性膝関節症を有する高齢者の24時間行動ガイドラインの達成状況と精神的健康度および膝痛の関連

    出口 直樹, 小島 成美, 大須賀 洋祐, 畑中 翔, 平野 浩彦, 岡村 毅, 粟田 主一, 笹井 浩行 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 147-147, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>24時間行動に関するガイドラインでは、身体活動、座位行動、睡眠に対する推奨がされており、これらの推奨値を達成すれば身体・精神的な健康利益が期待できる。変形性膝関節症 (膝OA)を有する高齢者では身体活動、座位行動、睡眠が独立して精神的な健康や疼痛に関連する。このため、これらの各項目を複数達成することで、精神的健康や疼痛の有益性がさらに高まると期待される。本研…

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  • 運転支援エージェントの褒め指導による安全確認行動の改善可能性

    佐藤 唯人, 宮本 友樹, 片上 大輔, 田中 貴紘 知能と情報 36 (1), 550-554, 2024-02-15

    <p>本研究では,運転支援エージェントの褒めを含む指導による運転行動の改善の効果を検討することを目的とする.ドライビングシミュレータと視線計測装置によって,運転支援エージェントの褒め指導を体験する前後のドライバの安全確認行動の変化を調査する被験者実験を行った.実験の結果,褒めあり指導は,褒めなし指導よりも改善,持続された場面数が多く,安全確認行動改善の可能性が示唆された.</p>

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 無信号横断歩道における道路交通環境が譲り行動率に与える影響の分析

    西堀 泰英, 岸岡 正樹, 横山 宙季, 小嶋 理江, 若林 拓史, 寺本 浩 交通工学論文集 10 (1), A_183-A_190, 2024-02-01

    <p>生活道路における安全・安心な歩行空間の整備に向けて,運転者に横断歩道の存在を認識させ,横断者に注意を向けさせることが重要である.本研究では無信号横断歩道の視認性を含む道路交通環境が,譲り行動率に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする.大阪市旭区周辺と名古屋市昭和区周辺の21地点で実態調査を行い,譲り行動率を把握するとともに,道路交通環境が譲り行動率に及ぼす影響を分析した.本研究で得られた…

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  • c面配向六方晶酸化タングステン膜の分子ふるい型分離膜としての可能性

    萩尾 健史, 國司 寛人, 和田 慎太郎, 寺尾 年弘, 木下 空, プッタヴーン ワンパサート, ニッチパーニッチ スーピンヤー, パク ジェヒョク, 市野 良一 ゼオライト 41 (1), 9-19, 2024-01-30

    カーボンニュートラルおよび持続可能な社会の実現に向け,エネルギー消費の大きい分離プロセスの省エネルギー化や資源循環に貢献する分離膜は益々注目されている。その中で,膜材料の検討は分離特性を決定づける重要な研究要素の一つである。分子サイズのミクロ細孔を有する無機結晶(ミクロ多孔無機結晶)は分子ふるいとも呼ばれる有望な分離膜材料である。筆者らは,この分子ふるい型膜材料として新たに六方晶酸化タングステン…

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  • 機能性活性炭によるフロン類の吸着特性評価

    徐 祥源, 前城 裕太, MIKSIK Frantisek, THU Kyaw, 宮崎 隆彦 日本冷凍空調学会論文集 advpub (0), 2024

    <p>本研究で吸着材に使用した粉末状活性炭(MSC-30)は,吸着材としてよく使われてきたシリカゲルより比表面積が大きく,さらに大きな吸着量が得られると期待される.吸着質には地球温暖化への影響が非常に小さい低GWP 冷媒のR 1233zd(E)を使用し,その吸着特性を同じ低GWP 冷媒のR 1234yf …

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  • 高齢ドライバのサポカー利用意向に対する意識と運転特性の関係分析

    西堀 泰英, 小嶋 理江, 松尾 幸二郎 自動車技術会論文集 55 (2), 283-288, 2024

    高齢ドライバの交通安全対策の一環として安全運転サポート車(サポカー)やサポカー限定免許の普及が促進されている.本稿では,包括的な簡易質問紙CCDCで把握した高齢ドライバの運転特性とサポカー利用意向の関係を分析した.その結果,CCDCで把握した運転特性がサポカーの利用意向に影響していることを確認した.

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  • COVID-19危機に対峙した看護教員の力量形成プロセス

    田中 千尋, サトウ タツヤ, 土元 哲平, 宮下 太陽 質的心理学研究 23 (Special), S86-S94, 2024

    本研究は COVID-19 危機に対峙した看護教員の経験に着目し,力量形成プロセスを明らかにすることを目的とする。教育実践経験 13 年の教員の語りを,複線径路等至性モデリング(TEM)を用いて分析した。看護教員は,COVID-19 感染拡大時期に家族の病と向き合い[医療従事者との衝突]や[コロナ禍の看取りと生活の狭間で葛藤する]という径路を辿っていた。これらの経験の中で立ち上がった問いは「生き…

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  • 都市構造物を対象とした世代間の同一性判定による建設資材ストック・フロー推計

    太田 裕也, 山下 奈穂, 蛭田 有希, 白川 博章, 谷川 寛樹 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 195-201, 2023-12-08

    <p><tt>耐用年数を迎えた都市構造物や気候変動による自然災害の増加によって,都市に蓄積された物質ストックが将来大量に廃棄物として発生することが懸念される。都市構造物ストックの定量化は,将来の新規投入・排出フローの予測や今後の適切な維持管理計画を検討する上で重要な役割を果たす。本研究では,地理情報システムを活用し,日本全国の建築物と社会基盤施設の建設資材ストックを推計し,経時的な物質動態を明ら…

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  • 下水道管渠を対象とした社会資本ストックの退蔵化リスク評価

    山下 奈穂, 松代 竜毅, 蛭田 有希, 白川 博章, 谷川 寛樹 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 70-77, 2023-12-08

    <p><tt>近年,建築物や社会基盤施設の老朽化が課題となっており,限られた人的資源や財源によってこれら物質ストックを計画的に維持管理・更新していく必要がある。本研究では,全国の下水道管渠を例として,管渠の健全度及び人口予測に基づき将来退蔵化するリスクを検討した。推計結果から,全国の下水道管渠ストック量は</tt>2018 <tt>年に</tt>115 <tt>百万</tt>t …

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  • 第三世代型バイオセンサの開発研究

    足立 大宜, 宋和 慶盛 分析化学 72 (12), 483-491, 2023-12-05

    ...直接電子移動(Direct Electron Transfer; DET)型酵素と電極のみで構成されるシンプルで理想的なシステムである.本システムは,従来技術では必要なメディエータを要求しないため,安価,低副反応リスク,高い生体適合性などの利点を有している.そのため,「いつでも」・「どこでも」・「誰でも」使用できるバイオセンサ技術を実現することが可能となり,サイバー空間とフィジカル空間が高度に融合した未来社会...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献84件

  • 高蔵寺ニュータウンにおける自動運転ラストマイルサービスの実装

    森川 高行 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 48 (2), 106-113, 2023-10-31

    <p>名古屋大学は、文部科学省/科学技術振興機構(JST)のCOI(Center of Innovation)プロジェクトの中で、地域限定・低速走行の「ゆっくり自動運転」を開発し、春日井市高蔵寺ニュータウンでのラストマイル移動サービスとして実装した。このサービスは、地域住民が結成したNPO法人によって運行されており、オンデマンド型の自動運転サービスの運営形態として世界初の実装と考えられる。自動運…

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  • 身体機能,精神機能,認知機能,口腔機能,併存疾患による地域在住高齢者の類型化と転倒経験との関連

    美﨑 定也, 村山 洋史, 杉山 美香, 稲垣 宏樹, 岡村 毅, 宇良 千秋, 宮前 史子, 枝広 あや子, 本川 佳子, 粟田 主一 日本老年医学会雑誌 60 (4), 364-372, 2023-10-25

    <p><b>緒言:</b>高齢者の転倒を予防するためには,高齢者の状態像を多角的に捉える必要がある.本研究の目的は,地域在住高齢者を身体機能,精神機能,認知機能,口腔機能および併存疾患を基にクラスター分析により類型化し,分類した群と転倒経験との関連を検討することとした.<b>方法:</b>2015年に東京都A区において実施された,介護予防に関する調査のデータを用いた.対象者は,要介護認定を受けて…

    DOI Web Site 参考文献25件

  • 未来社会に向けた先端光応用・視覚技術II」

    草場 光博 電気学会論文誌. A 143 (10), 307-307, 2023-10-01

    ...<p>未来社会(超スマート社会)に向けた基盤技術の一つとして光応用・視覚技術が位置付けされている。光応用・視覚技術分野は,テラヘルツ波から極端紫外線の波長領域の新しい光源開発,光ファイバおよび光イメージングによる応用技術,光リソグラフィによる微細化の応用技術とその</p>...

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  • 未来洞察に関する研究の体系化

    長尾 幸郎 デザイン学研究 70 (2), 2_37-2_46, 2023-09-30

    ...そこでは複数の事業部門と共に、未来社会の全体像を示しながら戦略的オプションの提案が求められている。今後は、急速な社会変化にも迅速に対応できる流動的な組織づくりの構築と、社内外の関係者と共にプロジェクトを牽引していくファシリテーション能力が求められる。</p>...

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  • 下肢機能における神経可塑性変化

    大畑 光司 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (9), 773-779, 2023-09-18

    <p>脳損傷後の下肢機能に対する神経可塑性は上肢と比較して不明瞭なことが多い.その理由の1つとして,機能回復に関連する可塑的変化が皮質,皮質下を通じて広範に生じている可能性があることが考えられる.交差する外側皮質脊髄路だけでなく,交差しない皮質脊髄路や網様体脊髄路,脊髄固有路などが下肢機能に対して影響を与えると推察されるが,いまだ詳細についてはわかっていない.神経学的な代償である神経可塑性を利用…

    DOI Web Site 参考文献32件

  • ヒューマン・マシン・データ共生科学研究センター 研究報告

    奥田, 次郎, 赤﨑, 孝文, 伊藤, 浩之, 加藤, えみか, 河合, 由起子, 田中, 宏喜, 中島, 伸介, DOLLACK, Felix B., シャ, カタク 京都産業大学先端科学技術研究所所報 22 37-69, 2023-08-31

    ...ヒューマン・マシン・データ共生科学研究センターは、我が国が目指すべき新しい未来社会の姿として提唱されているSociety 5.0(各種情報技術と人間行動を統合した人間中心の社会)を視野に、人間と情報環境との調和的な共生の実現に向けた基盤研究を推進することを目的とする。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 市民団体の活動量変化に対する影響要因とその関係

    増田 有真, 坂本 貴啓, 白川 直樹, 中村 晋一郎 水文・水資源学会誌 36 (3), 182-193, 2023-08-05

    <p> 近年公共サービスの担い手として市民団体が注目されており,河川管理においても河川管理者との連携が進んでいる.しかし,団体の設立から時間が経過し,活動継続に課題を抱える市民団体も見受けられるようになった.そこで河川に関わる活動を行う市民団体を対象に,市民団体の活動を定量的に評価する「活動量」および既往研究群から抽出した継続要因についてのアンケート調査を実施し,得られた64団体の回答を用いて活…

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • 認知症サポート医が困難事例対応において期待される役割

    井藤 佳恵, 津田 修治, 山下 真里, 菊地 和則, 畠山 啓, 扇澤 史子, 古田 光, 粟田 主一 日本老年医学会雑誌 60 (3), 251-260, 2023-07-25

    <p><b>目的:</b>本研究は,困難事例への対応において,地域の認知症支援システムに関わる専門職が,認知症サポート医に期待する役割を明らかにすることを目的とした.<b>方法:</b>対象は,2021年4月から2022年3月の期間に東京都健康長寿医療センター認知症支援推進センターおよび認知症疾患医療センターが主催した,地域の認知症支援システムに関わる専門職を対象とした研修の受講者1,173人で…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献3件

  • ナノ・マイクロポアデバイスを用いる単一生体微粒子分析法の開発

    有馬 彰秀 分析化学 72 (7.8), 257-263, 2023-07-05

    <p>ナノ・マイクロスケールの細孔(ポア)を用いた粒子検出技術は,単一粒子レベルの感度を持ち,物理性状に基づく非修飾・非破壊の評価が可能であることから,幅広い微粒子の分析に利用されている.本稿では,まず著者らによる低アスペクト比ナノポアを用いた1粒子検出・捕捉技術について概説する.続いて,人工知能を利用したウイルス種識別について紹介する.この研究では,機械学習を利用することでイオン電流シグナルの…

    DOI Web Site 参考文献37件

  • ドライバエージェントを活用した運転行動変容

    田中 貴紘 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 48 (1), 43-50, 2023-06-30

    <p>交通事故総数が減少する中で高齢ドライバの事故率は増加しており、社会問題となっている。高齢ドライバによる交通事故率低減に向け、著者らは自助による運転寿命延伸を目標に、運転行動改善を促すドライバエージェントを提案し、研究開発を進めている。本報告では、これまで行ってきたドライバエージェント実現に向けた検証実験や実証実験について紹介する。</p>

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  • ナノワイヤ・ナノポアデバイスによる超高性能細胞外微粒子解析技術

    馬場 嘉信, 有馬 彰秀, 安井 隆雄 生化学 95 (2), 201-208, 2023-04-25

    細胞外微粒子は外因性・内因性のものに大別され,広範な粒子種を包含する.この中でも,健康の指標となるバイオマーカーや,ウイルス・細菌に代表される感染性有害微粒子を高感度・高効率に検出することで,健康長寿社会の実現に貢献することができる.当研究室はナノ空間工学を活用した新しいバイオデバイス,“ナノバイオデバイス”の開発を推進しており,細胞外微粒子に対しても,最先端の微細加工技術と情報科学を駆使してそ…

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  • P2Mフレームワークから俯瞰したJICAグローバルアジェンダの構造と運営についての考察

    竹内 博史, 森川 高行 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2023.Spring (0), 282-294, 2023-04-22

    国際協力機構(以下 JICA)では、援助の戦略性強化や選択と集中を背景に、政府の国別援助方針の下で事業をプログラム化してその下でのプロジェクトを展開してきた。2015年の国連のSDGsの採択以降、世界的な課題への対応に注目が集まる中、JICAは独自のJICAグローバルアジェンダ及びクラスター事業戦略を形成し、組織の強みや経験を生かした対応を行っていくことを打ち出している。本論ではJICAグローバ…

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  • PMMA製ナノワイヤデバイスによる体液中細胞外小胞由来microRNA抽出

    嶋田 泰佑, 竹下 大貴, 伊藤 聡, 安井 隆雄, 馬場 嘉信 分析化学 72 (3), 105-110, 2023-03-05

    <p>体液中の細胞外小胞(EVs)に内包されるmicroRNAs(miRNAs)は,低侵襲な疾病診断を可能にするバイオマーカーとしてとして期待されている.体液からのEVs分離はmiRNA解析の前処理として重要であるが,既存法は多量のサンプルが必要及び分離効率が低いという課題がある.本研究では,少量の体液からEVsを高効率に分離するための,酸化亜鉛ナノワイヤを埋め込んだ使い捨て可能なマイクロ流体デ…

    DOI Web Site Web Site 参考文献20件

  • 運転支援ロボットの抑揚変化が支援受容性にもたらす効果の検証

    岩川 壱, 加納 政芳, ジメネス フェリックス, 早瀬 光浩, 吉川 大弘, 田中 貴紘 知能と情報 35 (1), 581-586, 2023-02-15

    <p>近年,高齢者による交通事故の割合が増加傾向にある.この問題を解決する手段として,運転支援機構の一種である運転支援ロボットが注目されている.本稿では,運転支援ロボットの発話特性がロボットからのアドバイスの受け入れ度合い(支援受容性)におよぼす効果について調査した.その結果,助詞や文末のピッチを下げると知性の印象が高まり,逆にピッチを上げると擬人化の印象が高まることが確認された.また,運転支援…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 単独交差点における協調制御シミュレーションと右折レーン活用効果の検証

    中垣 弦一郎, 田代 むつみ, 三輪 富生, 森川 高行 交通工学論文集 9 (2), A_229-A_237, 2023-02-01

    <p>本研究では,全ての車両が速度,位置,ルートを共有できる自動運転のコネクティッドカーであることを想定し,右折レーンを活用した協調制御方法の提案とそのシミュレーション実験を行った.提案した協調制御方法では,コンフリクト関係にない車両は同時に交差点に進入することが可能であり,これらの車両で構成される車両群を“世代”と呼ぶ.また,交差点流入タイミングが異なることに対応し,1 …

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  • CO2から有用物質を生産し低炭素社会実現へ 「バイオものづくり」が導く低炭素社会

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2022 (2023.1), 4-5, 2023-01-04

    <p>低炭素社会と持続的な経済成長を両立するためには、全く新しい概念や科学に基づいた革新的な「ゲームチェンジングテクノロジー」が不可欠だ。その1つとして近年注目が高まっているのが、バイオテクノロジーで二酸化炭素(CO2)から有用物質を生産する「バイオものづくり」だ。2017年より「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域の研究開発運営会議委員を務める神戸大学の近藤昭彦副学長に、バイオものづくりに…

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  • 通信型運転支援システムからの情報提示の誤報・未報と過信の影響

    原田 あすか, 金森 等, 阿賀 正己, 横井 康伸, Karatas Nihan, 吉原 佑器, 田中 貴紘 自動車技術会論文集 54 (5), 1060-1066, 2023

    自転車事故防止の通信型支援システムでは情報の正確性が課題,具体的には自転車の急な方向転換により遭遇しない(誤報)や情報発信無の自転車と遭遇する(未報)場合である.誤報や未報の程度と受容性の関係を調査した.未報時の過信抑制方策として,交通環境リスク提示による運転注意力維持を調査したので併せて紹介する.

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  • プローブカーデータのマップマッチングによるリンク旅行時間情報の蓄積

    田島 怜路, 三輪 富生, 鶴見 直樹, 森川 高行 土木学会論文集 79 (10), n/a-, 2023

    <p> マップマッチングとは,位置測位誤差を含むプローブカーデータから,その車両の走行経路を特定する技術である.マップマッチングはプローブカーを活用した交通状況調査の前処理に位置づけられ,マップマッチングによって得たリンク旅行時間等は,交通情報として活用されている.本研究では,過去のプローブカーデータのマップマッチングから得られたリンク旅行時間情報を活用し,以降のマッチング候補経路の探索及び選択…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 高齢ドライバの実車走行におけるペダル操作の定量的解析

    平野 昭夫, 青木 邦友, 新海 裕子, 山内 さつき, 稲上 誠, 名切 末晴, 小嶋 理江, 米川 隆, 青木 宏文 自動車技術会論文集 54 (1), 175-180, 2023

    高齢者のペダル踏み間違いによる事故防止に向けた基礎データ収集を目的として同一計測車両を使用して実走行における計測を行った. 計測はモーションキャプチャとドライブレコーダを使用して,走行中に一時停止や後退して駐車するシーン毎に実験参加者の足の動きや踵位置を確認した.

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  • 中等地理教育における地域の見方・考え方の位置づけと展望

    木場 篤 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 171-, 2023

    ...の目的は,これまでの英語圏地誌学における理論の動向を整理した上で,中等地理教育で地域の見方・考え方をどのように位置づけるのかを設計することにある.具体的には,中学校社会科地理的分野,高校必修科目「地理総合」,高校選択科目「地理探究」の3つの段階に求められる地域の見方・考え方を,授業実践の枠組みを踏まえて示す.さらには,中等地理教育の一貫性,ひいては「小中高一貫地理教育カリキュラム研究」に向けて,近未来社会...

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  • ナノ量子センサーによる細胞イメージング・センシング技術の最前線

    湯川 博, 浦野 大智, 馬場 嘉信 ファルマシア 59 (7), 649-653, 2023

    細胞医薬品の実用化には、細胞の品質担保、生体内動態、及び生体内細胞診断など様々な課題を解決する必要がある。我々は、これらの課題解決の実現に向けて、ナノ量子センサーの開発、リアルタイムで定量的に生体内動態を解析可能な蛍光イメージング技術、及び単一細胞診断に有効な細胞内の物理化学的パラメーター計測技術を開発してきた。本稿では、ナノ量子センサーによる細胞イメージング・センシング技術の最前線を紹介する。

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  • SFプロトタイピングにおけるアイデア創発支援エージェントの開発と評価

    峯岸 朋弥, 大澤 博隆 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2F4GS505-2F4GS505, 2023

    ...本研究では未来社会を創造する過程においてアイデア発想支援を、人と同様の顔を持ち画面上で動作するバーチャルエージェントを通じて行うシステムを作成し、その結果を分析した。バーチャルエージェントは文脈を理解しながらファシリテーションを行うよう開発した。実験から、議論の発散のためアイデアを多く創発することが求められる新しい言葉創造フェーズにおいて、参加者のアイデア数の均衡化が期待できることがわかった。...

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  • ゲリラ豪雨・線状対流系豪雨と共に生きる気象制御に関する初期検討

    山口 弘誠, 竹見 哲也, 西嶋 一欽, 仲 ゆかり, 萬 和明, 中北 英一, 板倉 英二, 内田 孝紀, 鈴木 善晴, 大東 忠保, 田中 智大, 羽鳥 剛史 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 246-, 2023

    ...工学的手法を開発していく.その際,複数種類の工学的手法を考案し,それらを多時点・多段階的にリアルタイムで最適に実施するための制御システムを構築する.加えて,豪雨制御による自然への短期的・長期的影響評価とELSIとRRIの視座から,人が自然を改変することを許容される範囲(すなわち,“自然の懐”)を明らかにし,自然と人を繋ぐキーファクターとして豪雨制御技術を位置づけることによって,豪雨と人が共に生きる未来社会...

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  • 高血圧ラット血管壁内平滑筋細胞の構造変化の観察

    王 軍鋒, 松本 健郎 生体医工学 Annual61 (Abstract), 277_1-277_1, 2023

    <p>大動脈血管壁は一般的に内腔から,内膜,中膜,外膜の3層に大別されており,弾性に富む中膜が発達,それが壁厚の大半を占めている.中膜は主にコラーゲン,エラスチン,平滑筋細胞の3つの要素から構成されており,エラスチンと平滑筋細胞の層が同心円状に交互に積層されている.高血圧状態に長期的に曝されると,壁が肥厚することが知られており,この現象は血圧によって生じる円周方向応力を一定に保つように平滑筋細胞…

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  • ドライブシミュレータにおいて運転振り返りを促すロボットが与える印象効果

    楓 紘希, 石川 育恵, 奥山 竣太, 牧 翔吾, ジメネス フェリックス, 加納 政芳, 早瀬 光浩, 吉川 大弘, 田中 貴紘 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2O4GS802-2O4GS802, 2023

    <p>近年,ロボット関連の技術進展により,教育場面での使用を想定した教育支援ロボットの開発が行われている.教育支援ロボットにおいては, 数学から図画工作などを学習内容として学習者に教示するというものが主流である.一方で,高齢者に対して運転行動の改善を促すロボットも存在する.従来研究では,ロボットが危険運転動画を用いて教示することは,学習システムによる教示に比べて有効であると示唆された.しかしなが…

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  • 名古屋高速 3 号大高線上りにおける交通事故リスク推計と精度検証

    北川 永遠, 中村 俊之, 三輪 富生, 森川 高行 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 81-88, 2023

    高速道路上の事故件数は減少傾向にあるものの,死亡事故率は一般道路上での死亡事故率より高い現状にあり,道路管理者は事故防止対策や削減対策を継続的に担うことが求められている.名古屋高速道路では,首都高速道路,阪神高速道路での事例を参考として,交通事故リスク推計やその情報活用の検討を開始したところである.交通事故リスクの推計は,今後の事故防止対策及び削減対策を実施する上で有用であることから本研究では,…

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  • 志開発がデザイン思考に与える効果

    小島 一浩 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 376-, 2023

    ...<p>産総研デザインスクールは、未来社会に本当に必要なもの(共通善)を探求し、未来社会を創る「共創リーダー」を育成する場です。 2018年からの教育の実践から、社会実装には与えられた社会課題ではなく、個人やチームから沸き起こった課題が必要であるという仮説にたどり着いた。そこで、 2020年より"My Will"の開発を行ってきた。...

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  • 看護師の職域プレゼンティズム(心身不調)をIoTセンシングで早期検出する

    山下 佳子, 大山 慎太郎, 鈴木 輝彦, 坂本 祐二, 出野 義則, 山下 暁士, 赤川 里美, 藤井 晃子, 白鳥 義宗, 森 健策 生体医工学 Annual61 (Abstract), 225_1-225_1, 2023

    <p>看護職は心身不調に由来する顕在化していない労働生産性低下状態(プレゼンティズム)が他職種より多く、不規則な勤務形態や強い心身ストレスにより、離職に至る率も高いのが現状である。類似研究は腰痛に注目してウェアラブルデバイスで筋硬度測定によりプレゼンティズム発生を予測するが、性別や運動経験の有無など個人の特性を大きく反映するため予測が難しいと報告がある。そこで本研究では、プレゼンティズムの主な要…

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  • 高校生を対象としたSTEAM教育に基づいた探究型教育プログラムの実践と評価

    川越 至桜, 志水 正敏, 大島 まり 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 477-480, 2023

    ...<p>将来の予測が難しい時代において,社会的課題を解決するとともに未来社会をデザインしていくことのできる創造性を持った次世代人材の育成は喫緊の課題である.このような中,我が国ではSociety5.0やSDGsの実現に向けてSTEAM教育が注目されている.東京大学生産技術研究所次世代育成オフィスでは,新しいSTEAM教育として,高校生を対象とした探究型教育プログラム「東京大学グローバルサイエンスキャンパス...

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  • CO<sub>2</sub>固定化素材を活用したカーボンキャプチャー都市環境創生に関する基礎研究

    小峯 秀雄, 横井 亨朱, 多賀 春生, 斉藤 泰久, 鈴木 清彦 土木学会論文集 79 (1), n/a-, 2023

    ...複数選定し,独自に開発してきた一定流量通気型CO<sub>2</sub>固定化試験を活用し,CO<sub>2</sub>固定化素材のカーボンキャプチャー性能のデータベースのプロトタイプを提案する.さらに,このデータベースを活用して,具体的な産業廃棄物処分場を例に挙げて,その潜在的なカーボンキャプチャー性能を試算し,森林のそれと比較して有効性を示す.さらに都市環境のカーボンキャプチャー効果の再評価と新しい未来社会構想...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • GROWモデルに基づいて運転行動を教示するロボットが与える効果

    石川 育恵, 楓 紘希, ジメネス フェリックス, 加納 政芳, 早瀬 光浩, 吉川 大弘, 田中 貴紘 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2O4GS803-2O4GS803, 2023

    <p>近年,ロボット関連の技術進展により,教育場面での使用を想定した教育支援ロボットの開発が行われている.教育支援ロボットにおいては, 数学から図画工作などを学習内容として学習者に教示するのが主流である.一方で,高齢者に対して運転行動の改善を促すロボットも存在する.従来研究では,ロボットが危険運転動画を用いて教示することは,学習システムによる教示に比べて有効であると示唆された.ドライバーの運転行…

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  • メタバース動向から見たムーンショット目標1における社会・経済・法・倫理の課題

    萩田 紀博 情報通信政策研究 6 (1), 61-74, 2022-12-22

    ...少子高齢化による労働生産性を向上するためや、災害などに強靭な生産性の維持、非効率ではあるが、安全・安心でゆとりのある生活が可能な未来社会を実現するために、実空間と仮想空間の両方をうまく使いこなすことができるサイバネティック・アバター(CA)と呼ぶアバターやロボットを研究開発する。...

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  • 開放型サービス協創基盤としてのBeyond 5Gアーキテクチャとテラヘルツ波通信技術の展開

    寳迫 巌, 石津 健太郎, 東 充宏, 加藤 明人 J105-C (12), 342-350, 2022-12-01

    ...2030年以降の未来社会は,高齢化や労働人口の他,感染症などの突発的な社会課題にも対応していくことが求められる.情報通信ネットワークは,その社会課題を解決するための基盤として高度化が期待されている.特にBeyond 5Gは,超高速・超低遅延・超多数接続などの特徴をもつほか,上空や海洋への通信エリア拡張,現実世界と仮想世界の融合など,もはや単なる移動通信のためのシステムではなく,移動通信分野以外のシステム...

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  • ヒューマン・マシン・データ共生科学研究センター 研究報告

    奥田, 次郎, 赤﨑, 孝文, 伊藤, 浩之, 加藤, えみか, 河合, 由起子, 末松, 尚史, 田中, 宏喜, 中島, 伸介, 栗, 達 京都産業大学先端科学技術研究所所報 21 31-57, 2022-09-30

    ...ヒューマン・マシン・データ共生科学研究センターは、我が国が目指すべき新しい未来社会の姿として提唱されているSociety 5.0(各種情報技術と人間行動を統合した人間中心の社会)を視野に、人間と情報環境との調和的な共生の実現に向けた基盤研究を推進することを目的とする。...

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  • コロナ・パンデミックと未来社

    山極 壽一 学術の動向 27 (9), 9_12-9_16, 2022-09-01

    <p> 現在、私たちは人新世(Anthropocene)と呼ばれる時代にいる。それは1950年代以降に始まったグレート・アクセレーションという、人口、海外投資額、化学肥料の使用量、海外への旅行者数などに見られる急激な増加に直面していることを意味する。その結果、地球上の哺乳類のバイオマスの9割以上を人間と家畜が占め、地球の陸地の4割以上が人間と家畜の食料を生産する畑地と牧場に変わってしまった。地球…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • テキスト対話システムにおける感情制御を伴う応答生成手法

    片山 晋, 米澤 拓郎, 河口 信夫 知能と情報 34 (3), 568-578, 2022-08-15

    <p>感情を扱う対話システムはユーザの満足度向上や肯定的なインタラクション増加の効果が認められており,人間に寄り添うデジタルパートナーとしての役割が期待されている.対話システムがユーザの感情を認識し,対話システム自身の感情を表現するためには,対話の文脈から適切な感情を選択する感情制御が不可欠である.本研究では,応答時の適切な感情を推定する感情制御を伴うテキスト応答生成フレームワークを提案する.提…

    DOI Web Site 参考文献30件

  • 量子コンピュータがある未来

    根本 香絵 応用物理 91 (8), 491-497, 2022-08-01

    ...<p>この数年の間に,量子コンピュータは非常に身近な技術となった.一方で,量子コンピュータが何を指すのかは,その時々で変わってしまうため,現在の量子コンピュータ技術がどの程度未来社会にインパクトを持ちうるのかについては,明確なビジョンを持つことが難しくなっている.本稿では,未来の量子コンピュータが持つ技術感から,逆に現在の量子コンピュータ技術を振り返ることで,現在の技術レベル,開発の道のり,現在から...

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  • 第5部:「新しい本」のつくりかた〜ボトムアップとバックキャスティング〜

    渡邉 英徳 デジタルアーカイブ学会誌 6 (3), 138-142, 2022-08-01

    ...新講座では、これまでに得られた成果を活かしつつ、未来社会における“新たな読書体験”を提供する「新しい本」を開発し、社会実装することを目指す。そこで、「SFプロトタイピング」「アート思考」「デザイン思考」「ロジックモデル」「センスメイキング」など、ボトムアップかつバックキャスティング的な手法を取り入れた活動を開始している。...

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  • 未来社会に向けた『場』の進化

    勝野 哲 電気学会誌 142 (7), 388-393, 2022-07-01

    <p>1.はじめに</p><p>このたび,会員の皆さまのご推挙により,電気学会の第109代会長を拝命いたしました勝野です。これから1年,会員の皆さまとともに,学会の更なる発展のために,尽力していく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。</p><p>電気学会は,1888年の創設時より,“学術”と“実業”</p>

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  • 未来社会創造

    前田 英作 学術の動向 27 (5), 5_58-5_60, 2022-05-01

    ...本稿では、新しい未来社会像の中で、生存情報学の持つ意義と果たすべき役割について論じる。</p>...

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  • スーパーコンピュータ「富岳」の開発目標とシステムの特徴

    加瀬 将 アンサンブル 24 (2), 92-95, 2022-04-30

    <p>2020 <tt>年</tt>6 <tt>月</tt>22 <tt>日,国際スーパーコンピューティング会議</tt>ISC2020 <tt>において,スーパーコンピュータ「富 岳(ふがく)」が世界のスーパーコンピュータの性能ランキングである</tt>TOP500, HPCG, HPL-AI, Graph500 <tt>の</tt>4 <tt>部門で第</tt> 1 …

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  • モビリティ・イノベーションを踏まえた新たな診療手段の選好特性

    御手洗 陽, 小松﨑 諒子, 千葉 磨玲, 谷口 守 交通工学論文集 8 (3), 11-19, 2022-04-01

    <p>MaaS(Mobility as a Service)やADVUS(Automated Driving Vehicle with Utility Services)をはじめとする移動手段の技術革新に加え,ウェアラブル端末など医療分野の技術革新が進み,医療に関わる場所や人,デ ータといった様々な主体を繋げるコネクティッド・メディスンの検討が進められている.高齢者の増加に伴う需要の増加に対する…

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  • コデザインによるスーパーコンピュータ「富岳」プロセッサの開発

    安里 彰 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 15 (4), 300-309, 2022-04-01

    <p>富士通は理化学研究所とともにフラッグシップ2020プロジェクトに参画し,スーパーコンピュータ「京」に続く我が国の旗艦コンピュータシステムとなるスーパーコンピュータ「富岳」を開発した.フラッグシップ2020プロジェクトでは,多様なアプリケーションを高性能かつ低電力で実行可能とすることを目標に掲げ,その達成のためにコデザインと呼ぶフレームワークを導入して「富岳」の開発に取り組んだ.コデザインは…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 運転したくないと感じる走行環境の把握 -高齢ドライバに対する質問紙調査の回答から-

    小嶋 理江, 稲上 誠, 青木 宏文 人間・環境学会誌 24 (2), 24-28, 2022-03-30

    <p>昨今,高齢ドライバによる交通事故が世間の注目を浴び,免許返納が促進されている。その一方で運転をやめることによる生き甲斐の減少や要介護リスクの増加などの問題も指摘されている。高齢者のモビリティを支えるため,有効な運転補助手段や環境整備など運転支援に対する知見を得ることが急務である。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム…

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  • 生体分子固定化カーボンフェルトを用いるフローインジェクション分析式電気化学バイオセンサー

    長谷部 靖, 王 月 分析化学 71 (1.2), 13-24, 2022-01-05

    ...する,FIA式の電気化学バイオセンサーを紹介する.これらのバイオセンサーは,生体分子の触媒活性や特異性に基づき,反応試薬の添加,試料の前処理,カラム分離が基本的に不要であるため,より簡便なシステム・操作で多試料の連続分析が可能である.将来的には,もののインターネット(Internet of Things, IoT)技術と連動させたオンライン型の自動分析装置への展開も期待され,内閣府が提唱する理想の未来社会...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献70件

  • 先住民研究の課題および調査方法の変化と展望

    岸上 伸啓 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2022 (0), E09-, 2022

    ...報告者は先住民社会の問題解決や未来社会の構築のためにはフォーラム型人類学や超学際的アプローチを実践することを提案する。...

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  • SDGs・人口減少社会における出生と麻酔分娩 -社会デザイン学の視点から

    菊地 栄 看護薬理学カンファレンス 2022.3 (0), S2-2-, 2022

    ...国連 が 推し進めている SDGs は次 世 代、すなわち人類誕生の持続可能性を前提とした未来社会のための目標である。</p><p>「reproduction 再生産」は女性の身体に託されているが、女性の身体を自然環境と 見なすエコフェミニズムの考え方に照らせば、環境(身体)へテクノロジーを投入し て管理する従来の開発主義的な麻酔使用は見直す余地があるかもしれない。...

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  • 旋回時に内傾するパーソナルモビリティビークル(PMV)の ステア特性の一考察

    原口 哲之理, 金子 哲也, 景山 一郎 自動車技術会論文集 53 (1), 58-64, 2022

    二輪車同様,内傾するPMVでは横力は主にキャンバ角で得られ,同一軌跡走行に必要な操舵角は車速で変化しない.このステア特性を乗用車や二輪車と比較し,旋回限界の予告方法を考察する.US特性や操舵トルクの飽和がなく,旋回時の車体接地も適さないPMVでは,追加操舵トルクで限界への近接を抑制する必要がある.

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  • 高齢者の外出支援について地域包括ケアシステムとの連携を目指した個別モビリティ・プランの実践

    大野 沙知子, 金森 亮, 森川 高行 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (6), II_470-II_479, 2022

    <p> 高齢者の自家用車運転の断念,傾斜地での歩行能力の減退などにより,日常の外出そのものの機会が減少し,QOL低下を招く傾向がある.本研究では,高齢者人口が一機に増加するニュータウン居住者を対象に,「個別モビリティ・プラン」の作成に取り組んだ.「個別モビリティ・プラン」は,介護における個別ケアプランとの連携を意図しており,自宅の立地,家族構成,身体の状況,移動需要など利用者の多様な特性を丁寧に…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 騒音に励起されるストレスの評価 〜アンケート評価と脳波計測による評価の違いについて〜

    原 進, 満倉 靖恵, 上出 寛子 次世代移動体技術誌 3 (6), 81-90, 2022

    近年,空飛ぶクルマに関する技術が国内外で盛んに研究されている。しかし,空飛ぶクルマやドローンなどの社会受容性については,まだ十分に研究されていない。社会受容性に関する十分な検討を行っていないと,今後ドローンの産業利用や空飛ぶクルマの普及により到来する「空の産業革命」が健全に浸透せず,新たな社会問題が発生することも予想される。そこで,社会受容性評価の方法として二つのアプローチを組み合わせた方法を提…

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  • 組織横断的な原子力教育基盤の構築に向けて

    黒﨑 健, 小崎 完, 中島 宏, 小原 徹, 若林 源一郎, 卞 哲浩, 松山 成男, 阿部 博志, 宇埜 正美, 山本 章夫 日本原子力学会誌ATOMOΣ 64 (9), 520-524, 2022

    ...<p> 文部科学省が支援する国際原子力人材育成イニシアティブ事業において,未来社会に向けた先進的原子力教育コンソーシアム(Advanced Nuclear Education Consortium for the Future Society:ANEC)が2020年度に設立された。本稿では,ANEC設立の背景や経緯,運営体制,人材育成の取り組み状況,将来展望等を紹介する。</p>...

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  • 右折レーンを活用した無信号交差点における協調制御

    中垣 弦一郎, 田代 むつみ, 三輪 富生, 森川 高行 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 623-630, 2022

    <p>本研究では,全て車両が速度,位置,ルートを共有できる自動運転のコネクティッドカーであることを想定し,右折レーンを活用した協調制御方法の提案とそのシミュレーション実験を行った.提案した協調制御方法では,コンフリクト関係にない車両は同時に交差点に進入することが可能であり,これらの車両で構成される車両群を“世代”と呼ぶ.また,交差点流入タイミングが異なることに対応し,1 …

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  • 実路面の摩擦特性計測に関する研究

    栗谷川 幸代, 景山 一郎, 原口 哲之理, 金子 哲也, 淺井 基博, 多比良 峻, 松本 学 自動車技術会論文集 53 (2), 379-384, 2022

    先行研究で設計した摩擦特性計測システムを用いて路面摩擦特性指標を推定する手法の妥当性及び汎用性の確認を行った上で,実時間における路面摩擦特性指標の推定を想定した際の効率化に関して検討した.

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  • 高齢ドライバ安全確認行動の主成分特徴分析

    吉原 佑器, 田中 貴紘, 大須賀 晋, 藤掛 和広, Karatas Nihan, 金森 等 自動車技術会論文集 53 (2), 385-390, 2022

    頭部動作は高齢ドライバの運転評価において有効であるが, 技術的な観点から開発された指標は, 一般のドライバにとって直観的ではない. 本稿では高齢ドライバのシミュレータ運転時の頭部動作に主成分分析を行い, 解釈しやすい直観的な評価軸を得た. さらに運転評価のためのフィードバックを考察した.

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  • オンデマンド・ライドシェア型荒尾「おもやいタクシー」の需要と運用に関するモデル,および実態分析

    八戸 龍馬, 森 俊勝, 溝上 章志, 金森 亮, 松舘 渉 土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (5), I_1023-I_1035, 2022

    <p>本研究では,,2020年 10 月 1 日から 本格運行 が始まった実質的 な相乗りタクシーである荒尾「おもやいタクシー」について,その需要予測のための調査と転換モデルの推定,交通シミュレーションモデルとオンデマンドリアルタイム配車アルゴリズムを Web-APIで連携した 運用シミュレーションモデルによる感度分析を行った.また,運用シミュレーションによる予測値と利用実態データとの比較を行う…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 自動運転が開く明るい未来?

    井上 能行 日本科学技術ジャーナリスト会議 会報 2022 (104), 7-, 2022

    ...名古屋大学未来社会創造機構モビリティ社会研究所の所長で教授の高田広章さんが「『協調型自動運転技術』の最新動向とモビリティ社会の未来という原点」のタイトルで話した。講演は、明るい未来の話だけでは終わらなかった。</p>...

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  • 実路摩擦特性計測とタイヤ特性推定に関する研究

    景山 一郎, 栗谷川 幸代, 原口 哲之理, 金子 哲也, 浅井 基博, 多比良 峻, 松本 学 自動車技術会論文集 53 (2), 213-218, 2022

    実路の路面摩擦特性を推定する手法を検討し,マジックフォーミュラー(MF)を用いて制動時のμ-s特性を推定する手法検討を行ってきた.この結果をうけ,構築したMFのパラメータとブラッシュモデルを連携させ,緊急回避等で用いる横力特性の推定手法を示す.

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  • 高齢ドライバのための短縮版「運転負担感受性チェックシート」作成の試み

    小嶋 理江, 青木 宏文, 山内 さつき, 島崎 敢, 米川 隆 自動車技術会論文集 53 (3), 560-566, 2022

    38項目で構成された運転負担感受性チェックシートは,一般ドライバ向けに作成されたものである.本研究では,高齢ドライバを対象とした短縮版の作成を試みた.その結果,運転に対する負担感がどの程度あるかについて,10項目程度で十分測定可能であることを明らかにした.

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  • 超小型EVを活用した高齢者の自助を支援する中山間地域実践的研究

    大野 沙知子, 中村 俊之, 小池 春妙, 中山 典子, 戸田 友介 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (6), II_592-II_602, 2022

    <p> 高齢者の交通事故,免許返納に関しては,今後さらなる高齢化を迎える我が国において対処すべき重要な課題であるが,都市部と非都市部では取り巻く環境から同様のアプローチでの解決は困難である.本研究は愛知県豊田市の公共交通機関が乏しく,高齢化率が高い中山間地を対象として,超小型電気自動車を活用した高齢者が自らの意思で自在な移動を達成することを目的とした地域実践の取り組みである.</p><p> …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 地域在住高齢者における世帯別の調理担当者および日常的に行う調理方法の男女比較

    鵜飼 千啓, 松下 英二, 岡田 希和子, 宇野 千晴, 矢須田 侑兵 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 49-, 2022

    <p>【目的】高齢期の調理状況は、世帯状況や性別の影響を強く受けると想定される。本研究は、地域在住高齢者における調理状況の現状を、世帯と性別の視点から明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】2021年2月に実施された健常高齢者の長期縦断疫学フォローアップ研究の参加者に、自記式質問票を用いた郵送調査を行った。調査項目は年齢、世帯状況(同居または独居)、調理担当者(本人または本人以外)と…

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  • 高齢ドライバの運転特性に関する簡易版質問紙の作成の試み

    小嶋 理江, 荘島 宏二郎, 青木 宏文, 島崎 敢, 山内 さつき, 田中 貴紘, 米川 隆 自動車技術会論文集 53 (6), 1114-1121, 2022

    研究において,質問紙尺度を複数使うことが多く,負担が大きい.有効な項目を用いて,適切に高齢ドライバの差異を表現することができれば,効率的である.本稿では,潜在ランク理論を用いて分析し,大きな情報の損失なく,既存の質問紙の項目を減らし,運転に関連する尺度を複数取り入れた,網羅的な質問紙を作成した.

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  • <総説>電磁環境と健康の国際動向 --WHOの評価より--

    宮越, 順二 生存圏研究 17 22-33, 2021-11-19

    ...さらに近未来社会では、多種多様な電磁環境は、ますます増加の一途をたどるであろう。電磁環境は目に見えないこともあり、電磁波の健康への影響について不安を抱いている人が多い。ここでは、高周波の電磁環境について世界保健機関(WHO)や国際がん研究機関(IARC)をはじめとした国際機関によるこれまでの人の健康への評価を紹介する。...

    HANDLE Web Site

  • 諸外国における卒前老年医学教育

    古川 勝敏, 宮澤 イザベル, 金子 英司, 石木 愛子, 荒井 啓行, 石川 崇広, 大西 丈二, 葛谷 雅文 日本老年医学会雑誌 58 (4), 570-578, 2021-10-25

    <p><b>目的:</b>超高齢社会を迎えた我が国において,高齢者医療の果たす役割はこれまで以上に重要になっている.より良い高齢者医療を国民に提供するには医学部生ならびに若い医師への老年医学の教育は必須である.<b>方法:</b>本論文においては,日本老年医学会教育委員会が,インターネットにて諸外国の医学部における老年医学の卒前教育について情報を収集,解析し,日本の状況と比較検討を行った.<b>…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献21件

  • ヒューマン・マシン・データ共生科学研究センター 研究報告

    奥田, 次郎, 赤﨑, 孝文, 伊藤, 浩之, 加藤, えみか, 末松, 尚史, 河合, 由起子, 田中, 宏喜, 中島, 伸介 京都産業大学先端科学技術研究所所報 20 29-54, 2021-07-31

    ...ヒューマン・マシン・データ共生科学研究センターは、我が国が目指すべき新しい未来社会の姿として提唱されているSociety 5.0(各種情報技術と人間行動を統合した人間中心の社会)を視野に、人間と情報環境との調和的な共生の実現に向けた基盤研究を推進することを目的とする。...

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  • ポストコロナのモビリティ社会

    青木 宏文 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 46 (1), 57-63, 2021-06-30

    <p>100年に一度といわれるモビリティ革命により、モビリティは人や物の単なる物理的な移動だけでなく、情報やエネルギーといった目に見えない移動も含んだ巨大なネットワークシステムへと変化している。そして、移動を取り巻く人口動態や環境が変化をする中、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)により、モビリティ革命が加速している。本稿では、モビリティ革命の概要と日本を取り巻く社会的状況を踏まえた上で…

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  • NEWS & TOPICS

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2021 (6), 14-15, 2021-06-04

    ...<p>【研究成果】新型コロナウイルスをわずか5分で検出 高感度で高精度な新しい診断技術を開発</p><p>【研究成果】危険なガスを減圧プラズマで無害化 効率的な電子デバイス製造を実現</p><p>【研究成果】自律成長する材料探索AIが新物質発見 常識を超える高磁化合金の合成に成功</p><p>【話題】「香り」の活用で、未来社会を豊かに~香り4.0研究会 報告書を公開~</p>...

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  • 広島大学の挑戦: グローバル戦略と地方創生の統合

    越智 光夫 学術の動向 26 (6), 6_46-6_49, 2021-06-01

    ...<p> 広島大学は、世界の頭脳循環に参画しながら、科学技術イノベーションが次々と社会実装され、SDGsの達成にも繋がるSociety 5.0を実現すべく、未来社会ビジョンを共有する地元自治体である東広島市との間で新しい連携体制を構築した。...

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  • 新たな社会を見据えた3領域が発足 未来社会創造事業、提案の公募開始

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2021 (5), 2-3, 2021-05-11

    ...<p>社会・産業が望む未来社会の実現を目指し、社会的にインパクトのあるターゲットを明確に見据えた研究開発を支援する未来社会創造事業。既存の5領域に加え、2021年度からは新たに3つの領域がスタートする。研究開発提案の公募にあたり、各領域の運営統括に話を伺った。</p>...

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  • 低速自動運転車両走行時における交通流及び後続車両への影響分析

    中井 良輔, 小澤 友記子, 中村 俊之, 和田 沙織, 森川 高行 交通工学論文集 7 (4), A_40-A_46, 2021-04-01

    <p>自動運転の技術開発が世界各地で進められ,実証実験や法整備が分野横断的に展開されている.本研究では,市街地一般道路において低速自動運転車両が交通流及び後続車両に与える影響を把握することを目的とする.具体的には,愛知県豊田市における実証実験での観測調査で収集したデータを分析した結果,信号交差点では低速自動運転車両が混入することで車頭時間が増加し,通過交通量が減少することが確認された.また単路部…

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  • 事業性とアクセシビリティを考慮した実用的なワンウェイ型カーシェアリング評価手法

    桑原 昌広, 吉岡 顕, 尾方 竜登, 西垣 友貴, Jan-Dark Schmoecker, 宇野 伸宏, 中村 俊之 交通工学論文集 7 (3), 1-10, 2021-04-01

    <p>ワンウェイ型カーシェアリングシステム (OWCS) は、公共交通との連携性を高めることにより、様々なモビリティサービスの選択肢が提供されるマルチモーダル交通環境を成熟させ、過度な自家用車利用からの脱却に寄与できると考えられる。OWCS と公共交通との連携した利用を活発化させ、継続的に事業を展開していくため、事業性と公共交通連携性を考慮できる OWCS …

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  • 最新AI技術とAI医療

    山口 高平 日本口腔インプラント学会誌 34 (1), 34-40, 2021-03-31

    ...AIが犯罪予測や食欲予測に利用されていること,知識に基づき議論・討論するAIでは,クイズAIワトソン,平均的な人と討論すれば勝利するProject Debater,知識グラフを利用したQAロボットを紹介し,多様な知能を統合したAIロボットとして,クラスルームAIとマルチロボット喫茶店を紹介する.この後,AIによる外科手術,およびAIによる歯科医療の最近の研究について紹介し,最後に,人とAIが協働する未来社会...

    DOI 医中誌

  • 教育社会心理学研究の動向と「未来社会を切り拓くための資質・能力」を育成する研究の概観

    中西 良文 教育心理学年報 60 (0), 49-68, 2021-03-30

    ...本稿の後半では,新学習指導要領において取り上げられている「未来社会を切り拓くための資質・能力」を自律性に関わる要因と社会性に関わる要因から捉え,それらの育成に教育社会心理学研究がいかなる貢献ができるかについて議論した。ここでの議論を基に,各教科における教育社会心理学研究がより展開されることと,年齢段階に対応したカリキュラムを充実させることの重要性について論じた。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献28件

  • ナノワイヤデバイスとAIによる尿中細胞外小胞miRNAの網羅的解析とがん検知への展開

    安井 隆雄, 馬場 嘉信 Drug Delivery System 36 (2), 124-129, 2021-03-25

    リキッドバイオプシー(液体生検)と呼ばれる検査法は、血液や尿、唾液などの体液の採取・検査のみでがんの検出や追跡ができると期待されている手法である。リキッドバイオプシーは、組織生検と比較して極めて低侵襲に検体を採取して解析ができること、長期追跡にかかせない繰り返し・頻回検査が容易に実施可能であることなどの利点がある。リキッドバイオプシーの解析対象の生体物質として、近年、細胞外小胞(Extracel…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献25件

  • おわりに

    伊藤 公平 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2021.1 (0), 11-11, 2021-02-26

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  • 会長挨拶

    波多野 睦子 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2021.1 (0), 1-1, 2021-02-26

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