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  • 大都市を流れる豊平川における河川地形の経年変化とサケ産卵環境への影響について

    有賀 望, 森田 健太郎, 有賀 誠, 植田 和俊, 渡辺 恵三, 中村 太士 応用生態工学 23 (2), 295-307, 2021-02-28

    <p>北海道札幌市を流れる豊平川では,1980 年代にまとまった個体数のサケの遡上が再開し,近年の調査では自然産卵由来の野生魚の遡上が平均 700 尾まで回復した.一方で,河川整備が進み,本来の扇状地河川が持つ礫河原の地形は失われてきた.川で自然再生産する野生サケにとって,河川地形の変化は繁殖に影響を与えていると考えられる.そこで,豊平川における地形因子(最深河床高変化量,平均河床高変化量,平均…

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 北海道琴似発寒川におけるサケおよびサクラマスの産卵床分布の比較

    鈴木 享子, 原田 貴之, 有賀 望, 吉冨 友恭 応用生態工学 23 (2), 349-356, 2021-02-28

    本研究では,琴似発寒川におけるサケとサクラマスの産卵床分布を調べるとともに,産卵床の物理環境を計測した.また,産卵期終了後に産卵床内の水温を測定し,冬季の河川水との水温差に着目して伏流水の有無を確認した.その結果,両種の産卵床分布は同一河川内で明瞭に分かれ,JR 函館本線高架下を境にサクラマスでは主に上流区間に分布し,サケでは下流区間にのみ分布していた.産卵床を構成する礫の粒径はサクラマスよりサ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献10件

  • 都市における野生サケと人との共生を目指して

    有賀 望, 森田 健太郎, 岡本 康寿 日本生態学会誌 69 (3), 229-237, 2019

    かつてサケは北海道のどの川にも遡上するほど身近な生き物であったはずである。明治時代に川での捕獲が禁止され、孵化放流事業のために川が堰き止められるようになり、一般市民にとって身近な魚ではなくなってしまった。しかし、札幌のサケは市民運動で復活し、都市の中にも身近な自然があることを教えてくれる象徴的な存在になった。近年は、放流から野生サケ保全の活動が加速し、河川管理者、施工業者、研究機関との連携による…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

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