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検索結果 98 件

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  • 好酸球性副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻副鼻腔手術―手術手技とチップス, 最近の私の工夫―

    村上 大輔 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (12), 1288-1296, 2023-12-20

    <p> 好酸球性副鼻腔炎は type2 炎症を主体とする難治性副鼻腔炎で, 内視鏡下鼻副鼻腔手術はその治療, 病勢コントロールの手段として大きな役割を果たしている. また近年, 内視鏡の発展は著しく, 画質もハイビジョンから 4K と高画質になり, またナビゲーションシステムや細径のシェーバーやドリルなどの機器や器具の進歩によって鼻副鼻腔の狭小部位 (前頭陥凹や嗅裂), 危険部位 …

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 経鼻内視鏡下髄膜脳瘤切除術後の頭蓋底再建に有茎中鼻甲介粘膜弁が有用であった 1 例

    村上 大輔, 空閑 太亮, 小宗 徳孝, 迎 伸孝, 宮本 雄介, 鈴木 智陽, 齋藤 雄一, 樋口 良太, 吉本 幸司, 中川 尚志 耳鼻と臨床 69 (2), 116-123, 2023-03-20

    <p>症例は 18 歳、男性。3 年前に意識消失を伴うてんかん発作を発症、その後薬物治療を行うもてんかん発作を繰り返す状態であった。画像検査で中頭蓋窩から蝶形骨洞側窩に陥入する側頭葉の髄膜脳瘤を指摘され、側頭葉てんかんの焦点と考えられたため髄膜脳瘤切除目的に当院入院となった。経鼻内視鏡下に蝶形骨側窩の髄膜脳瘤を切除し、その後、有茎中鼻甲介粘膜弁を用いて多層での頭蓋底再建を行った。術後、てんかん発…

    DOI 医中誌

  • 錐体尖病変 15 例の検討 −錐体尖真珠腫とコレステリン肉芽腫−

    守谷 聡一朗, 野田 哲平, 小宗 徳孝, 宮本 雄介, 村上 大輔, 土橋 奈々, 松本 希, 中川 尚志 耳鼻と臨床 69 (1), 1-8, 2023-01-20

    <p>2013 年 1 月から 2021 年 7 月の期間に手術治療を行った錐体尖病変 15 例を検討した。コレステリン肉芽腫 4 例では、1 例が経乳突的に、3 例は経鼻的にドレナージルートを作成した。錐体尖真珠腫 11 例では初発例 5 例、再手術例が 6 例であり、進展経路は迷路上型が 7 例、広範迷路型 2 例、迷路下型 2 …

    DOI 医中誌

  • Lip-closing strength in children is enhanced by lip and facial muscle training

    野上, 有紀子, 齊藤, 一誠, 稲田, 絵美, 村上, 大輔, 岩瀬, 陽子, 窪田, 直子, 中村, 由紀, 大島, 邦子, 鈴木, 絢子, 山崎, 要一, Hayasaki, Haruaki, 海原, 康孝 Clinical and Experimental Dental Research 8 (1), 209-216, 2022-02-01

    Objectives: Weakening of lip-closing strength (LCS) associated with an incompetent lip seal (ILS) may affect the oral balance between the lip and tongue pressures. The purpose of this study was to …

    機関リポジトリ

  • 腸腰筋膿瘍を合併した深頸部膿瘍の 1 例

    宮本 雄介, 村上 大輔, 小山 徹也, 中川 尚志 耳鼻と臨床 67 (5), 325-328, 2021-09-20

    <p>腸腰筋膿瘍と深頸部膿瘍を合併した症例を経験したので報告する。症例は 85 歳男性で、担癌状態でコントロール不良な糖尿病を既往に持つ症例であった。当初は感染症内科で腸腰筋膿瘍の治療を行われていたが、DIC から脱却できず臨床症状は改善しなかった。 経過観察中の造影 CT 検査で深頸部膿瘍を認め、済生会福岡総合病院で緊急で切開排膿、ドレナージ術を施行することとなり、その後は軽快に向かった。腸腰…

    DOI 医中誌

  • 小児期における生活環境と齲蝕罹患に関する統計学的検討

    合田 義仁, 稲田 絵美, 村上 大輔, 嘉ノ海 龍三, 山﨑 要一 小児歯科学雑誌 59 (2), 51-58, 2021-06-25

    <p>近年,小児期の齲蝕は統計学上経年的に減少傾向を示している。一方で,多数歯齲蝕により口腔崩壊している子供が少なからず存在し,ほとんど齲蝕のない子供との二極化が問題となっている。子供を取り巻く環境は家族形態等の多様化により複雑化してきているため,自身での口腔衛生管理が難しい乳歯列期の小児の齲蝕罹患は,環境の影響を大きく受けていると考えられる。そこで今回,生活環境と齲蝕との関連について調査した。…

    DOI 医中誌

  • 歯科医師国家試験出題基準に対する日本小児歯科学会としての考え方

    船山 ひろみ, 齊藤 桂子, 森川 和政, 仲野 和彦, 飯沼 光生, 清水 武彦, 下村-黒木 淳子, 馬場 篤子, 内川 喜盛, 島田 幸恵, 齊藤 正人, 倉重 圭史, 福田 敦史, 八若 保孝, 島村 和宏, 早﨑 治明, 大島 邦子, 関本 恒夫, 大須賀 直人, 星野 倫範, 新谷 誠康, 辻野 啓一郎, 苅部 洋行, 白川 哲夫, 岩本 勉, 宮新 美智世, 船津 敬弘, 木本 茂成, 浅里 仁, 守安 克也, 長谷川 信乃, 大川 玲奈, 有田 憲司, 原田 京子, 香西 克之, 岩本 優子, 仲野 道代, 平野 慶子, 北村 尚正, 牧 憲司, 山座 治義, 尾崎 正雄, 藤原 卓, 山﨑 要一, 村上 大輔, 朝田 芳信 小児歯科学雑誌 59 (2), 80-94, 2021-06-25

    <p>教育問題検討委員会では,全国29歯科大学・大学歯学部の小児歯科学の講義を担当する講座を対象に,平成30年度版歯科医師国家試験出題基準の小児歯科学分野における必修の基本事項,歯科医学総論および各論の大・中・小項目の内容に関してのアンケート調査を行った。調査の結果,現状の必修および歯科医学総論の出題基準には,少なからず問題のあることがわかった。歯科医学各論に関しては,必修や総論に比べ,より具体…

    DOI 医中誌

  • 地理的加重法の研究動向と今後の展望

    堤田 成政, 吉田 崇紘, 村上 大輔, 中谷 友樹 GIS‐理論と応用 29 (1), 11-21, 2021

    <p>Geographically weighted (GW) method is a type of spatial statistical framework. GW methods have been developed to tackle spatial heterogeneity in data, with a kernel that moves across …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献62件

  • 本邦における大腸腫瘍と大腸憩室症の関連性に関する検討

    中原 良太郎, 多田 育賢, 結城 崇史, 宮岡 洋一, 串山 義則, 藤代 浩史, 石原 俊治, 天野 祐二, 村上 大輔, 小川 さや香, 氏原 哲郎, 岩城 智之, 勝山 泰志, 早坂 健司, 原田 英明 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (11), 2380-2387, 2021

    <p>【背景】大腸憩室症と大腸腫瘍はリスク因子が共通するため,欧米では両者の関連性が報告されている.しかしながら,アジアでは十分に検討されていない.今回,われわれは本邦における大腸腫瘍と大腸憩室症の関連性を多施設研究で評価した.</p><p>【方法】2016年1月から2017年12月までの2年間に,3施設で下部消化管内視鏡検査と上部消化管内視鏡検査を受けた5,633人の患者を登録し,大腸腫瘍と大…

    DOI

  • Can having siblings increase stuttering as compared to being an only child?

    菊池, 良和, 梅崎, 俊郎, 安達, 一雄, 澤津橋, 基広, 田浦, 政彦, 山口, 優実, 福井, 恵子, 土橋, 奈々, 村上, 大輔, 中川, 尚志 International Archives of Communication Disorder 3 (1), 2020-11-21

    Background: Stuttering is a speech fluency disorder. Although recent studies have shown that most of its etiology is genetic, some parents considered their own caregiving or siblings as the cause of …

    HANDLE

  • Age at Decannulation after Pediatric Tracheostomy

    菊池, 良和, 梅崎, 俊郎, 安達, 一雄, 澤津橋, 基広, 田浦, 政彦, 山口, 優実, 土橋, 奈々, 村上, 大輔, 中川, 尚志 Journal of ENT Care and Otolaryngology Research (JECOR) 2 (1), 2020-11-14

    Background: Parents of tracheostomized infants often enquire when their children will undergo decannulation. However, there are few studies on the decannulation of children who are tracheotomized in …

    HANDLE

  • データ同化による浸水位推定手法の提案と都市型水害での精度検証

    廣井, 慧, 村上, 大輔, 倉田, 和己, 田代, 喬, 篠田, 陽一 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 10 (3), 55-64, 2020-10-06

    本論文では,観測機器の設置されていない地点での浸水位の時系列変化を実時間で把握,予測するための,状態空間モデルを用いたデータ同化による浸水位推定手法を提案する.提案するデータ同化手法は,水位観測と物理モデルから導出した氾濫解析シミュレーションを統合し,水位観測の行われていない水路において内水氾濫とその浸水拡大過程を推定する手法である.はじめに,数値解析シミュレーションを用いて様々な降水量のパター…

    情報処理学会

  • Awareness in young stuttering Japanese children aged 3-7 years

    菊池, 良和, 梅崎, 俊郎, 安達, 一雄, 澤津橋, 基広, 田浦, 政彦, 山口, 優実, 土橋, 奈々, 村上, 大輔, 中川, 尚志 Pediatrics International 2020-07-21

    Background: Boey et al. (2009) reported seven questions for measuring children's awareness of stuttering and showed that even very young children were often aware of their stuttering. There have …

    HANDLE

  • 悪性黒色腫の空腸転移により腸重積,腸閉塞をきたし,緊急にて腹腔鏡下手術を行った1例

    阪中 俊博, 岩本 博光, 松田 健司, 田村 耕一, 三谷 泰之, 水本 有紀, 中村 有貴, 村上 大輔, 岩橋 吉史, 山上 裕機 日本大腸肛門病学会雑誌 73 (3), 121-126, 2020

    <p>悪性黒色腫の空腸転移により腸重積,腸閉塞をきたし,腹腔鏡下手術を施行した1例を経験したので報告する.症例は49歳,男性.嘔吐を主訴に近医を受診した.造影CT検査にて肛門側空腸への腫瘍先進部の嵌入および,target signを認め,腸重積と診断され,緊急手術の方針となった.手術は腹腔鏡下手術にて開始し,病変部を同定したところで小開腹を行った.病変を体外に挙上し,Hutchinson手技で腸…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術後,経膣的小腸脱出をきたした1例

    兵 貴彦, 水本 有紀, 松田 健司, 田村 耕一, 岩本 博光, 村上 大輔, 中村 有貴, 山上 裕機 日本大腸肛門病学会雑誌 73 (8), 384-388, 2020

    <p>症例は87歳女性.cStageIIの肛門管癌に対し,腹腔鏡下腹会陰式直腸切除術を施行した.術後2年9ヵ月目に腹痛,嘔吐を主訴に当科を受診した.会陰部より小腸脱出を認め,脱出小腸は壊死しており,緊急手術となった.手術時に会陰部を観察すると,会陰創にヘルニアを認めたがその部位からの腸管脱出ではなく,腸管は膣から脱出していた.開腹操作にて観察を行うと,回腸が膣後壁から腹腔外に脱出・壊死していたた…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • Experiences of Teasing and Bullying in Children Who Stutter

    菊池, 良和, 梅崎, 俊郎, 澤津橋, 基広, 田浦, 政彦, 山口, 優実, 村上, 大輔, 中川, 尚志 International Archives of Communication Disorder 2 (2), 2019-12-09

    Purpose: This study explores the experiences of children who stutter (CWS) in terms of others imitating or questioning them, or laughing at their speech patterns. / Methods: Participants were 120 …

    DOI HANDLE 被引用文献1件

  • データ同化による浸水位推定手法の提案と都市型水害での精度検証

    廣井, 慧, 村上, 大輔, 倉田, 和巳, 田代, 喬, 篠田, 陽一 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集 2019 637-643, 2019-06-26

    本論文では,浸水の上昇速度,拡大過程,危険水位に至るまでの時系列を実時間で把握するための,状態空間モデルを用いたデータ同化による浸水位推定手法を提案する.数値解析シミュレーションを用いて生成した浸水予測の基礎データについて,観測データとの因果関係を解析し,基礎データを補正することで,精緻な浸水の時空間解析を実現する.はじめに,数値解析シミュレーションを用いて様々な降水量のパターンでの浸水予測を行…

    情報処理学会

  • 亜急性から慢性の経過をたどったアスペルギルスによる浸潤性副鼻腔真菌症の 2 例

    村上 大輔, 澤津橋 基広, 宮本 雄介, 友延 恵理, 山本 陵太, 樋口 良太, 齋藤 雄一, 中川 尚志 耳鼻と臨床 65 (2), 54-60, 2019-03-20

    <p>高齢であるが、ほかに免疫機能低下を来す基礎疾患のない患者に発症し、診断と治療に難渋したアスペルギルスによる亜急性~慢性浸潤性副鼻腔真菌症の 2 例を経験した。浸潤性副鼻腔炎は、副鼻腔から眼窩内、海綿静脈洞、頭蓋内に進展すれば致死的となり、予後不良の疾患であるが可及的な病変の掻爬とその後の抗真菌薬の投与によって病勢のコントロールが可能となった。本邦において今後も高齢者の増加が見込まれ、慢性の…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 群論的スペクトル解析と人口分布の階層性

    恩田 幹久, 村上 大輔, 大澤 実, 高山 雄貴, 池田 清宏 土木学会論文集D3(土木計画学) 75 (4), 262-272, 2019

    <p> 本稿では,恩田ら<sup>1)</sup>以降開発されてきた中心地理論の群論的スペクトル解析手法<sup>1),2),3)</sup>を高度化することで,都市への人口分布に内在する“階層”の深さを統計的に明らかにする手法を提案する.具体的には,多数のスペクトルの中からの効果識別のためにLasso回帰とVariation …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • Evaluation of Vocal Fold Motion During Blocks in Adults Who Stutter

    菊池, 良和, 梅崎, 俊郎, 安達, 一雄, 澤津橋, 基広, 山口, 優実, 村上, 大輔, 中川, 尚志 International Archives of Communication Disorder 1 (1), 2018-04-16

    Background: Stuttering is a speech disorder; the primary symptom in adults who stutter (AWS) is blocks, which halt both speech and breathing. This study aimed to evaluate vocal fold motion during …

    DOI HANDLE

  • 群論的スペクトル解析による空間集積抽出手法の高度化

    恩田 幹久, 村上 大輔, 池田 清宏, 高山 雄貴, 大澤 実, 木暮 洋介 土木学会論文集D3(土木計画学) 74 (4), 398-410, 2018

    Christaller<sup>1)</sup>の中心地理論は古くから知られるが,実データから正六角形状の空間集積パターンを定量化し,妥当性を検討する手法は確立されていない.Ikeda 他<sup>2)</sup>は正六角形状の空間集積パターンを抽出しうる手法を開発したが,次の課題が残されている:(i) 対象領域の客観的な選定法が存在しない点,(ii) …

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 好酸球性副鼻腔炎は、都市部に多く、増加しているのか?

    田淵 みな子, 澤津橋 基広, 村上 大輔, 中川 尚志 耳鼻と臨床 62 (4), 122-127, 2016-07-20

    九州大学耳鼻咽喉科関連施設のうち、役割の違う 3 つの病院において、内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)を行った副鼻腔疾患(腫瘍を除く) 584 例を調べ、ESS における好酸球性副鼻腔炎症例の割合を算出した。2003 年 4 月から 70 カ月間における地方病院(祐愛会織田病院、佐賀県西部)での好酸球性副鼻腔炎の割合は 375 例中 7 例で 2 %だった。2011 年から 2012 …

    DOI 医中誌

  • 当科における嗅覚障害患者の臨床的検討

    久保 和彦, 本郷 貴大, 斎藤 雄一, 西山 和郎, 村上 大輔, 澤津橋 基広 耳鼻と臨床 62 (3), 79-84, 2016-05-20

    嗅覚障害の治療成績が近年進歩したとはいえ、外傷性嗅覚障害(PTOD:post-traumatic olfactory dysfunction)の治療成績は依然として低いままである。当科を受診した嗅覚障害患者の実態を検討し、PTOD の今後の治癒率向上に向けてその臨床像を把握するため、当科を受診した PTOD 患者について臨床的検討を行った。対象は、2010 年 1 月から 2013 年 12 …

    DOI 医中誌

  • 血友病Aを有する脳性麻痺患者に対し歯周病原細菌の推移を考慮して歯周病管理を行った1例

    稲田 絵美, 齊藤 一誠, 深水 篤, 窪田 直子, 村上 大輔, 糀谷 淳, 大野 幸, 椙山 加綱, 小松澤 均, 松尾 美樹, 山﨑 要一 日本障害者歯科学会雑誌 36 (1), 25-32, 2015

    血友病Aと脳性麻痺を有し,歯周疾患に罹患している患者に対して,行動管理方法を使い分けながら定期的にOne-Stage Full-Mouth Scaling and Root Planing(OS-FM-SRP)を施行して歯周病管理を行い,管理中の歯周ポケットの深さと歯周病原細菌の変化について調べた.<br>歯周治療開始前の歯周病検査では全顎的に4mm以上6mm以下の歯周ポケットが認められたため,…

    DOI 医中誌

  • 地価公示・都道府県地価調査における標準地・基準地点の配置問題への地球統計学の応用

    村上 大輔, 堤 盛人 土木学会論文集D3(土木計画学) 71 (2), 31-43, 2015

    サンプル(標本)の適切な抽出方法の設計は,統計学における大きな関心事の一つである.空間データを対象とした空間統計学の一種である地球統計学においてもその重要性は同様であり,サンプル地点の配置の議論が近年活発化している.本研究では地価公示・都道府県地価調査における標準地・基準地の選定の問題,本稿では特に削減の問題を例に,地球統計学に基づくサンプリングデザインの方法の応用を試みる.まず,標準地・基準地…

    DOI 参考文献13件

  • 高精度モーションキャプチャシステムを用いた刷掃動作の解析

    余 永, 兒玉 瑞希, 稲田 絵美, 齊藤 一誠, 冨山 大輔, 武元 嘉彦, 村上 大輔, 森園 健, 下田平 貴子, 福重 雅美, 北上 真由美, 山﨑 要一 小児歯科学雑誌 53 (3), 383-389, 2015

    <p>ペングリップによる歯ブラシ把持法は,指先などの操作で歯ブラシの細やかな動きを制御することができるため,一般的に推奨されている把持法の一つである。しかしながら,低年齢児は上肢運動の安定性や協調性が低く,また習熟練度が低いために,ペングリップでの歯の刷掃は困難であることが推測される。</p><p>我々は,習熟練度が低い非利き手で歯を刷掃した際の刷掃動作を計測することで,低年齢児の運動不安定性を…

    DOI 医中誌

  • 業務交通トリップデータを用いた東京都区部における産業集積の空間分析

    山形 与志樹, 村上 大輔, 瀬谷 創, 堤 盛人 土木学会論文集D3(土木計画学) 70 (5), I_343-I_351, 2014

    企業間の業務交通が産業集積の一因であることは古くから指摘されている.そこで本研究では,パーソントリップ(PT)調査の業務交通トリップデータを用いて産業集積の度合いを計測することを試みる.具体的には,小ゾーン単位の東京都市圏PT調査の産業分類別打合せ・会議トリップに空間スキャン統計量(spatial scan …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • 高精度モーションキャプチャシステムを用いた刷掃動作の解析

    余 永, 冨山 大輔, 稲田 絵美, 齊藤 一誠, 武元 嘉彦, 村上 大輔, 森園 健, 下田平 貴子, 福重 雅美, 北上 真由美, 山﨑 要一 小児歯科学雑誌 52 (4), 501-508, 2014

    歯面の刷掃時に推奨されている歯ブラシの把持法はペングリップとパームグリップが主流である。我々はこれまでペングリップについて,歯科衛生士の刷掃時の上肢や歯ブラシの動きについて検討し,固有の運動リズムの存在や,上肢各関節の協調運動の重要性について明らかにしてきた。歯面の刷掃は動きの安定性や協調性が必要な事から,運動機能が未熟な低年齢児にはペングリップが困難である可能性が推測される。一方パームグリップ…

    DOI 医中誌

  • 幼児期に多数歯齲蝕を有した患児に対し包括的な長期管理を行った1例

    稲田 絵美, 齊藤 一誠, 村上 大輔, 武元 嘉彦, 森園 健, 岩崎 智憲, 早崎 治明, 山﨑 要一 小児歯科学雑誌 51 (4), 447-455, 2013

    近年,小児の齲蝕は減少傾向にあるものの,一方で多数歯齲蝕により口腔崩壊している子どもが少なからず存在し,ほとんど齲蝕のない子どもとの二極化が問題となっている。その背景として,子どもを取り巻く環境が複雑化し,周囲の大人の「子どもの口の生活習慣にまで手が回らない生活状況」という,社会的決定要因が一因となっている。今回我々は,社会的決定要因の影響により,口腔衛生状態の不良や,その原因となる食習慣といっ…

    DOI 医中誌

  • 下顎に対する理学療法が咀嚼動作に及ぼす影響

    楓 公士朗, 後藤 崇晴, 田中 佑人, 菱川 龍樹, 藤野 智子, 前田 望, 村上 大輔, 米田 博行, Alexander Wirianski, 小嶺 祐子, 服部 佳功 日本顎口腔機能学会雑誌 18 (2), 161-166, 2012

    理学療法,とりわけ運動療法は,筋骨格系の慢性疼痛性疾患の重要な治療法のひとつであるが,同じカテゴリの疾患である顎関節症における運動療法の応用は一般的ではない.運動療法が顎筋活動に及ぼす影響が明らかでないことは,その理由のひとつであろうと推察される.本研究の目的は,下顎基本運動に関わる運動療法が咀嚼動作に及ぼす影響を明らかにすることにある.顎口腔系に機能異常のない成人14名を無作為に訓練群と対照群…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献34件

  • 固有ベクトル空間フィルタリングに基づく面補間

    村上 大輔, 堤 盛人 土木学会論文集D3(土木計画学) 68 (1), 59-69, 2012

     Most of socio-economic data are provided after aggregated in specific spatial units. As the result, the differences among the spatial units of such data often complicate their analysis. The …

    DOI 参考文献22件

  • 高精度モーションキャプチャシステムを用いた刷掃動作の解析

    余 永, 有村 栄次郎, 稲田 絵美, 齊藤 一誠, 伊藤 千晶, 武元 嘉彦, 村上 大輔, 下田平 貴子, 福重 雅美, 北上 真由美, 山﨑 要一 小児歯科学雑誌 50 (3), 202-209, 2012

    歯科臨床において,刷掃指導を行う機会は非常に多いにも関わらず,これまで刷掃動作そのものの指導や評価のための指標は確立されていなかった。そのため我々は過去に,刷掃時の歯ブラシの動きに着目し,刷掃の際に生じる固有運動リズムが動作の指標となり得ることを示した。しかしながら,刷掃動作は口腔に対する上肢の細かい協調運動により成り立つ。よって,固有運動リズムの成因と上肢の細かな動作調節を明確にし,刷掃動作の…

    DOI 医中誌 参考文献21件

  • Krigingを用いた実用的な面補間法

    村上 大輔, 堤 盛人 GIS‐理論と応用 19 (2), 115-125, 2011-12-31

    <p>Spatial unit convergence, called areal interpolation, is often applied to address this problem. Of the many areal interpolation methods that have been proposed, a few consider spatial …

    DOI Web Site Web Site 参考文献31件

  • 問診票活用による患者満足度を配慮した花粉症治療

    澤津橋 基広, 清原 英之, 柿添 亜矢, 村上 大輔, 織田 正道, 小宗 静男 耳鼻と臨床 57 (3), 89-95, 2011

    2009年の花粉症シーズンに、われわれは、患者とのコミュニケーション向上を目的として、花粉症用の問診票を活用し、患者の治療薬に対するニーズを把握できたので報告する。対象は2009年に祐愛会織田病院耳鼻咽喉科サージセンターを受診し、スギ花粉症と診断された202例である。男性78名、女性124名、年齢は7歳から73歳、平均32.5歳であった。過去の報告を基に、第2世代抗ヒスタミン剤を大きく2種類に使…

    DOI 医中誌

  • 高精度モーションキャプチャシステム を用いた刷掃動作の解析

    余 永, 有村 栄次郎, 稲田 絵美, 齊藤 一誠, 武元 嘉彦, 村上 大輔, 下田平 貴子, 福重 雅美, 北上 真由美, 山﨑 要一 小児歯科学雑誌 49 (5), 452-458, 2011

    歯科医療従事者が患者に対して歯の刷掃指導をする際,患者の手技の習得段階は主観的にしか評価されていないのが現状である。また,口腔の健康と全身の健康の関連性が徐々に明らかになってきているものの,口腔の健康に大きく影響を与える刷掃手技に関して,指導・評価の指標も明確にされていない。歯科医療従事者が適切な指導を行い,評価するためには,刷掃動作を定量的に評価する方法を確立し,科学的な根拠を示す必要がある。…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献23件

  • 重粒子線治療後に様々な合併症を来した鼻腔悪性黒色腫の一例

    吉川 沙耶花, 澤津橋 基広, 村上 大輔, 藤 翠, 橋本 和樹, 小宗 静男 日本鼻科学会会誌 50 (4), 451-457, 2011

    鼻・副鼻腔腫瘍, 頭頸部腫瘍に対する重粒子線治療後の重大な合併症に関する報告は少ない。今回, 重粒子線治療後に様々な合併症を来した鼻腔悪性黒色腫の一例を経験した。症例は70歳男性, 鼻出血と左鼻閉を主訴に来院した。左鼻腔より鼻中隔を超えて右鼻腔に突出する白色腫瘤を認め, 組織診で悪性黒色腫と診断された。Magnetic resonance imaging (MRI) では, …

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • 耳管開放症症例における耳管機能検査の検討

    村上 大輔, 君付 隆, 小宗 静男 Otology Japan 21 (3), 233-237, 2011

    病歴、症状、呼吸時の鼓膜所見から耳管開放症と診断できる症例でも耳管機能検査が陰性であることも多い。本研究では、病歴、症状、呼吸時の鼓膜所見から耳管開放症と考えられた症例の耳管機能検査陽性率を検討し、診断における耳管機能検査の有用性を検討した。耳管機能検査による陽性率は、インピーダンス法によるTTAGで53.1%、sonotubometryで84.4%でありsonotubometryはTTAGと比…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 京都を事例とした景観評価実験と眼球運動の測定による好ましい屋上緑化形態の検討

    田中 健, 村上 大輔, 下村 孝 日本緑化工学会誌 34 (1), 133-138, 2008

    京都市内を事例として,好ましい屋上緑化のデザインを明らかにするため,市内の屋上から撮影した4種類の景観写真と4パターンの屋上緑化写真を組み合わせた合成画像を用いて景観評価実験を行なった。その結果,同一の背景で緑化形態(緑量)を変化させた場合に,緑量が増える程評価が向上することが示され,さらに,和風庭園風緑化が高い評価を得ることが示された。また,アイマークレコーダ(EMR)による眼球運動の測定を行…

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  • 緑化された屋上の異なる3地点における温熱環境要素の測定と主観申告実験による快適性の検討

    村上 大輔, 下村 孝 日本緑化工学会誌 33 (1), 152-157, 2007

    ビルの緑化された屋上で,緑化形態の異なる3地点(芝生地点,アスファルト地点,パーゴラ地点)を対象に,温熱環境要素の計測及び主観申告実験を行ない,物理量と心理量の双方がそれぞれの地点で異なることを明らかにした。特に,夏季に,パーゴラ地点では,他の2地点に比べ,気温とグローブ温度が低く,涼しい側と快適側の申告頻度も高かった。温度と快適性評価の2次回帰線と中立評価軸の交点より求めた快適範囲はパーゴラで…

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  • 間接法による葉面積密度推定法に関する研究

    花平 愛, 吉田 治典, 村上 大輔, 伊藤 麻美子 日本建築学会環境系論文集 71 (603), 111-117, 2006

    In order to improve the thermal environment in outdoor space around residential buildings by greening, it is important to clarify not only the characteristics of transpiration rate but also leaf …

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  • 1970年土佐湾高潮の特異性に関する解析

    柴木 秀之, 村上 大輔, 村上 和男 海岸工学論文集 52 226-230, 2005

    1970年に土佐湾へ来襲した台風10号による高潮は, 高知で2, 35mの潮位偏差を記録し, 外洋沿岸で発生する最大級の値となった. この異常な高潮の主成分はwave setupによる水位上昇であることが高潮推算から確認された. そこで, 土佐湾に来襲した他の台風による高潮についてもwave setupによる水位上昇を考慮し, 台風7010号による高潮のみが有する特異性の要因を解析する. …

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