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検索結果 190 件

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  • 健常若年成人の位置的頭蓋変形と運動パフォーマンスにおける左右差との関連

    内尾 優, 黒米 寛樹, 河野 龍哉, 笹野 真央, 白水 杏奈, 高岡 翼 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 148-148, 2024-03-31

    ...</p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>本研究は、東京医療学院大学研究倫理委員会 (承認番21-19H)の承認を得たのちに実施した。対象者には研究内容などについて文書および口頭で十分な説明を行い、書面にて同意を得た後に実施した。なお、同意説明文書には、研究参加は任意、同意しなくとも不利益を受けない、同意は撤回できること、研究の意義、目的等を明記した。</p>...

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  • 在宅における医療的ケア児の位置的頭蓋変形の発症状況と運動発達との関連

    内尾 優, 木庭 小百合, 齊藤 ゆう, 石沢 由香, 平原 真紀 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 87-87, 2024-03-31

    ...</p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>本研究は、東京医療学院大学研究倫理審査委員会 (承認番号21-9H)の承認を得たのちに実施した。研究を開始するうえで、同意しなくとも不利益を受けないこと、同意は撤回できること、研究の意義や目的等を記載した同意説明文書を対象児の代諾者である家族に渡し、文書および口頭による十分な説明を行い、代諾者の自由な意思による同意を文書で取得した。...

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  • 地域在住高齢者の呼吸サルコペニアに対する口腔機能を含めた評価

    山口 育子, 内田 学, 岡崎 英治, 渡邊 朋子, 村越 春奈 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 98-98, 2024-03-31

    ...</p><p>【倫理的配慮】</p><p>本研究は東京医療学院大学倫理審査委員会の承認 (承認番号:21-25H)を得て実施した。事前に研究の趣旨や目的を十分に説明し書面にて同意を得た者を対象とし、ヘルシンキ宣言に基づく倫理的配慮を十分に行った。</p>...

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  • 体外式補助人工心臓装着中から心臓移植後まで継続して理学療法介入した拡張型心筋症の乳児症例

    志真 奈緒子, 上野 敦子, 内尾 優, 堀部 達也, 工藤 弦, 横田 祥併, 石戸 美妃子, 新川 武史, 猪飼 哲夫, 若林 秀隆 理学療法学 50 (3), 92-97, 2023-06-20

    <p>【目的】体外式補助人工心臓(ventricular assist device:以下,VAD)装着下の乳児に対する理学療法の安全性の報告はない。VAD装着下の乳児に理学療法を行い,多職種で離床を促したことで安全に発達を促進できたため報告する。【症例と方法】5カ月の女児。日齢6日に拡張型心筋症と診断された。生後4カ月に定頚を獲得した。生後4カ月15日で心不全が増悪し,生後5カ月でEXCOR<…

    DOI 医中誌

  • 糖尿病が随意運動を制御する中枢神経に与える影響

    村松 憲, 玉木 徹, 生友 聖子 日本糖尿病理学療法学雑誌 2 (1), 74-82, 2023-03-31

    【緒言】糖尿病患者には下肢筋力の低下やバランス障害などの運動障害が生じ,その原因として糖尿病性末梢神経障害や筋実質の障害がよく知られている.しかし,近年,末梢神経障害や筋障害だけでなく身体運動を制御する中枢神経系もまた糖尿病の影響を受け,それらの異常が運動障害の原因となる可能性が明らかになってきた.本総説では特に糖尿病に関連して生じる大脳皮質運動野や皮質脊髄路などの随意運動の制御に関わる中枢神経…

    DOI 医中誌

  • Mobile Deviceを活用した総合周産期母子医療センターにおける夜勤帯スタッフの看護行為測定

    西川 美樹, 齋藤 いずみ, 大滝 千文, 寺岡 歩 北関東医学 73 (1), 51-59, 2023-02-01

    <p><b>目 的:</b>Mobile Deviceを活用し,総合周産期母子医療センターの夜勤帯シフトにおいて実際に行われている看護行為と看護行為数を明らかにする.</p><p><b>方 法:</b>総合周産期母子医療センター産科病棟および母体・胎児集中治療室(以下 MFICU)において,夜勤帯スタッフ延べ56名が実施した看護行為の種類・その回数の測定を行った.看護行為分類は日本看護協会看護業…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 統合失調症者におけるリアリティ・モニタリングの特徴

    浅沼 瞳, 菅谷 智一, 森 千鶴 日本看護科学会誌 43 (0), 709-717, 2023

    <p><b>目的:</b>統合失調症者における自伝的記憶の実態から,記憶の判別機能であるリアリティ・モニタリングの特徴を明らかにすることを目的に研究を行った.</p><p><b>方法:</b>対象者は急性期病棟に入院・治療中の統合失調症者20名で,調査内容は対象者背景に加え入院や病気の状況に関する体験記憶の想起を糸口とした半構造化面接を実施し,内容分析を行った.</p><p><b>結果:</b>…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 介護保険施行20年の時点における関連情報知識の現状と課題

    小林 房代, 木下 直彦, 度會 裕子, 谷川 奈々, 山田 智子, Luong Thi Hai Yen, 宇田 優子, 柴山 純一, 瀧口 徹 新潟医療福祉学会誌 22 (3), 78-90, 2023

    <p>わが国の介護保険制度は2000年に一気に家族介護を社会化へと舵を切った。今回、概ね四半世紀経過した現状で、性別、年齢階級別に必要な知識がどの程度定着しているかを検証し、介護保険制度の質の向上に寄与する情報を得ることを目的とした。</p><p>研究デザインは断面調査で、Web調査会社の全国モニターシステムを利用して総計1,008人の無記名のアンケート調査を行った。調査内容は基本情報と18の知…

    DOI 医中誌

  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を扱う病院看護職はどのような差別あるいは激励を受けたか

    度會 裕子, 長谷部 好信, 小林 房代, 木下 直彦, 鈴木 健司, 石上 和男, 伊藤 嘉高, 瀧口 徹 新潟医療福祉学会誌 22 (3), 91-101, 2023

    <p>背景と目的:本研究は、COVID-19治療病院に勤務する看護職が自ら受けた差別・感謝・激励の実態を明らかにし、危機が再来した場合の危機管理体制の要点を探ることを目的とした。</p><p>方法:対象は関東以東の20急性期病院勤務の看護職で、無記名で選択肢形式と自由記載形式の質問がをした。解析は二項ロジスティック回帰分析(bLRA)と自由記載の共起ネットワーク分析(CONA)を行った。</p>…

    DOI 医中誌

  • 統合失調症者の「心の理論」における他者の意図の推論機能と精神症状の関連

    鈴木 美央, 田上 美千佳, 森 千鶴 日本看護科学会誌 43 (0), 520-528, 2023

    <p><b>目的:</b>統合失調症者は,他者の言動の意図の理解に困難を示すことがあり,対人交流上の問題を引き起こす可能性がある.本研究では,他者の意図の推論機能と精神症状との関連を明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法:</b>入院中の統合失調症者45名を対象として構造的面接調査を行った.他者の意図の推論はヒント課題,精神症状はPANSSにて評価した.</p><p><b>結果:…

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 歩行時の加速度変化から認知機能低下を推測できるか?お達者健診研究

    大渕 修一, 小島 基永, 河合 恒, 江尻 愛美, 伊藤 久美子, 藤原 佳典, 平野 浩彦, 井原 一成 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 6-6, 2022-12-01

    <p>【はじめに、目的】</p><p>歩行速度と認知機能の関連については数多く報告されている。Vergheseら(2014)は12年間のコホート研究で認知機能低下の主訴よりも歩行速度低下が認知症の発症をよく説明することを示した。また歩行速度だけでなく歩幅や歩調が認知機能低下と関連するという報告も多い。そこで本研究では、人工知能を使って歩行時の加速度変化を分析することで認知機能低下を判別できるかど…

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  • 軽度認知機能低下にせん妄を併発した症例の運動療法介入

    石村 加代子, 高橋 浩平, 内田 学, 田村 哲郎 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 126-126, 2022-12-01

    <p>【はじめに、目的】</p><p>高齢者は入院時すでに複数疾患や日常生活動作の低下を伴い、認知機能低下やフレイルを発症していることが少なくない。軽度認知機能低下(MCI)やフレイルはせん妄のリスク因子であり、認知機能低下に重なったせん妄(DSD:Delirium Superimposed Dementia)を発症した患者はADL改善が不良で、予後が悪い傾向がある。しかし、認知症やうつ病との鑑…

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  • 民間精神科病院に勤務する新人看護師の精神科看護の体験

    須田 晶子, 出口 禎子 日本精神保健看護学会誌 31 (2), 1-9, 2022-11-30

    <p>民間精神科病院で働く新人看護師の精神科看護の体験から,離職を考えた要因および離職を思いとどまった要因について把握し,離職予防支援を行うため,新人看護師8名にインタビューを行った.その結果,【精神科看護師を続けることへの迷い】の関連事項として,患者からの攻撃対象となった体験,日々の患者との関わりに確信がもてずにいること,看護人員の少ない夜勤帯への不安が抽出された.その一方で,【精神科看護師の…

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  • 交流集会4 専門看護師の真価を示す実践と成果

    前澤 美代子, 長田 暁子, 藤田 冬子, 山田 雅子, 武用 百子, 渡邉 眞理, 門馬 康介, 和田 由樹, 桑原 さやか, 東 めぐみ, 児玉 久仁子, 長崎 由紀子, 榑松 久美子, 竹森 志穂, 田墨 惠子 日本CNS看護学会誌 9 (supplement), 53-53, 2022-06-28

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  • 2020~2021年の研究に基づく温泉医学におけるCOVID-19のリスクについてのエビデンス・マップ構想

    上岡 洋晴, 早坂 信哉, 武田 淳史 日本温泉気候物理医学会雑誌 85 (2), 25-36, 2022-05-31

    <p>  本研究は,温泉施設や公衆浴場の利用はCOVID-19に感染するリスクは低いというエビデンスの収集を第1の目的とし,さらに入手した報告を中心として温泉医学分野において取り組むべき研究課題の包括整理を行うことを第2の目的とした.</p><p>  文献データベースは,CINHAL,Chochrane Library(Clinical Answer, Cochrane Protocol, …

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  • Leg-Heel-Angleにおける測定方法別の検者内・検者間信頼性

    折原 将太, 志田 真澄, 大峰 浩輝, 羽田 圭宏 理学療法の科学と研究 13 (1), 13_39-13_43, 2022-02-22

    <p> 【目的】Leg-Heel-Angle(LHA)の検者内・検者間信頼性を測定方法別に検討すること。【方法】対象は健常成人男性10名20肢。検者2名(理学療法士7,3年目)。LHA測定方法は実測と画像上計測の3つとした。実測は膝窩中央・アキレス腱中央・踵骨中央を基準(測定方法①),下腿二等分線・踵骨二等分線を基準(測定方法②),画像上計測は下腿遠位1/3の点とアキレス腱付着部を結ぶ線,アキレ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 入院している統合失調症者の人生の意味の関連要因

    小川 賀惠, 森 千鶴 日本看護研究学会雑誌 44 (5), 5_709-5_719, 2022-01-20

    <p>目的:統合失調症者は未来への不安が強く,生きる意味を感じづらい傾向があり,それらは退院を阻害している。希望をもつことや情緒的なサポートを実感することが人生の意味を高め,回復につながると考えた。本研究では,人生の意味,時間的展望,情緒的サポートの関連を明らかにすることを目的とした。方法:入院中の統合失調症者48名から人生の意味を測定するPILテスト,時間的展望体験尺度,情緒的支援ネットワーク…

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  • 投球障害肩に対する肩腱板筋力トレーニング方法の検討

    川井 謙太朗, 舟崎 裕記 理学療法科学 37 (5), 511-515, 2022

    <p>〔目的〕投球障害肩に対する閉鎖運動連鎖トレーニング(CKC ex)と解放運動連鎖トレーニング(OKC ex)の有効性を比較,検討した.〔対象と方法〕投球障害肩と診断された右投げ男性硬式野球選手42症例(投手23例,野手19例)を対象とした.全例に対してCKC exとOKC exを行い,疼痛による施行不可率を調査した.さらに,両方のトレーニングが可能であった19症例を2 …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 極低出生体重児の脳性麻痺発症を予測する評価の検討

    内尾 優, 志真 奈緒子, 中村 花穂, 猪飼 哲夫 日本保健科学学会誌 25 (1), 18-24, 2022

    本研究の目的は、極低出生体重児の入院時の周産期因子及び理学療法評価のうち、 脳性麻痺発症予測に関わる因子を明らかにすることである。対象は、当院出生の極低出生 体重児 145 名(平均出生体重 1,006±303 g、平均在胎期間 28.9±3.0 週)とした。対象を 2 歳時までの脳性麻痺診断の有無で 2 群に分類した。診療録より周産期因子および理学療法 評価である Dubowitz …

    DOI Web Site 医中誌

  • 病棟看護師のワーク・エンゲイジメントに影響する要因

    小澤 理香子, 菅谷 智一, 森 千鶴 日本看護管理学会誌 26 (1), 55-63, 2022

    <p>【目的】病棟看護師のワーク・エンゲイジメントに影響する要因を明らかにすること.</p><p>【方法】2施設の総合病院の病棟看護師535名を対象に,無記名自記式質問紙調査を実施.個人背景,就労の状況,日本語版ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度短縮版,精神的回復力尺度,新職業性ストレス簡易調査票を調査した.分析方法は,ワーク・エンゲイジメントを従属変数としたステップワイズによる重回帰分析…

    DOI 医中誌

  • 一般科看護師の精神障害者に対する社会的距離の関連要因の検討

    鳥海 真希, 菅谷 智一, 森 千鶴 日本健康科学学会誌 38 (4), 165-178, 2022

    目的:一般科において精神障害者と接触する機会は増加しているが、 一般科看護師の精 神障害者に対する社会的距離は遠いとの報告がある。そこで、 本研究では一般科看護師 の精神障害者に対する社会的距離に関連する要因を明らかにすることを目的とした。 方法:2 病院の精神科・心療内科病棟以外に勤める看護師 741 名を対象に、 無記名自記式質問紙を配布し、社会的距離と関連する要因について調査した。 …

    DOI 医中誌

  • 精神科看護職者の看護実践能力評価尺度の作成

    福田 大祐, 森 千鶴 日本精神保健看護学会誌 30 (1), 1-11, 2021-06-30

    <p>本研究は,精神科看護職者の看護実践能力を評価する尺度を作成し信頼性と妥当性を検討することを目的とした.文献的統合により53項目,5件法からなる質問紙原案を作成した.4つの施設に勤務する看護職者206名を対象に質問紙を配布し,有効回答は150部であった.項目分析により3項目を削除し,最尤法(Promax回転)による探索的因子分析を行った結果,13項目が削除され,全37項目,5因子が抽出された…

    DOI 医中誌

  • 作業療法士養成教育における学生の求めるリメディアル教育

    野本 義則 リメディアル教育研究 15 (0), 35-44, 2021-06-01

    <p>本研究は作業療法士養成教育におけるリメディアル教育の在り方について,学生の入学前教育の体験の語りからその示唆を得ることを目指した。筆者が担任をした作業療法士養成校学生を対象に,「入学前に実施した課題について,良かったことや悪かったこと,その改善策」を主題とするフォーカス・グループ・インタビューを実施し,その語りを質的研究方法により分析した。学生の語りの分析から,(1)学習態度の再習慣化,(…

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  • 水中での血流制限を伴う筋力トレーニングが生体に及ぼす影響

    河野 洋志, 近藤 照彦, 武田 淳史 日本温泉気候物理医学会雑誌 84 (2), 59-64, 2021-05-31

    <p>  血流制限を伴う筋力トレーニングは,低負荷強度にて成長ホルモンの分泌が起こり,筋肥大や筋力増加が得られるとされ,高齢者や有疾患者への臨床応用が期待されている.しかし,実施環境は陸上に限られ,水中で行った際の循環動態や成長ホルモン分泌動向については不明確である.そこで,水中での血流制限を伴う筋力トレーニングにおける,循環動態および血漿GHレベルの動向を探った.対象は健常大学生12名とし,利…

    DOI Web Site 医中誌

  • 水中ウォーキングが高齢者の血圧に及ぼす効果

    河野 洋志, 近藤 照彦, 日向 裕二, 武田 淳史 日本温泉気候物理医学会雑誌 84 (2), 81-86, 2021-05-31

    <p>  水中ウォーキングは,浮力や抵抗,水圧,水温等の水の物理的特性が関与し,関節への負担軽減や筋力向上等に有効とされている.しかし,高齢者の血圧変動に関しては一定の見解が得られず不明確である.そこで,高齢者への水中ウォーキングが血圧に与える影響を探った.対象は介護予防教室に通う女性48名とし,初回の血圧測定値から高血圧の診断基準に沿って,高血圧群27名と対照群21名に分けた.両群とも,準備体…

    DOI Web Site 医中誌

  • 「統合失調症者の自己概念測定尺度」の作成-信頼性・妥当性の検討-

    森 千鶴, 菅谷 智一, 菅原 裕美 日本健康科学学会誌 37 (4), 161-170, 2021

    統合失調症者が自己実現を目指し自己価値を高めることはリカバリーの観点から重要である。本研究では統合失調症者自身が自分のことをどのようにとらえているか測定する「統合失調症者の自己概念測定尺度」を作成することを目的とした。統合失調症者へのインタビューや先行文献を参考に作成した試案について、 統合失調症者270 …

    DOI 医中誌

  • P11-1 極低出生体重児の脳性麻痺発症を予測する評価の検討

    内尾 優, 志真 奈緒子, 中村 花穂, 猪飼 哲夫 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 175-, 2021

    <p>【目的】極低出生体重児の入院時の周産期因子及び理学療法評価のうち、脳性麻痺発症有無予測に関わる因子を明らかにする。</p><p>【方法】後方視的観察研究。対象は、2010 年4 月~2017 年3 月に当院で出生し、染色体異常・神経筋疾患の合併がある児を除外した極低出生体重児145 名(出生体重1007±303g、在胎期間28.9±3.0 週)とした。対象を、2 …

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  • 極低出生体重児に対する枕使用が修正 3 か月の頭部変形、粗大運動発達に及ぼす影響

    内尾 優, 志真 奈緒子, 中村 花穂, 猪飼 哲夫, 新田 收 日本保健科学学会誌 23 (4), 170-175, 2021

    【目的】極低出生体重児に対する継続的な枕の使用が頭部変形と粗大運動発達へ与える影響について明らかにすることである。【方法】デザインは前後比較試験とした。対象は、神経学的異常を認めない極低出生体重児 9 名とした。2019 年 4 月より枕の使用を開始し、使用期間は新生児集中治療室退院時から修正 3 か月までとした。対象を枕の使用を開始する以前の枕なし群 4 名、開始後の枕あり群 5 名の 2 …

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  • BLS受講後4年間のスキル推移と維持に対する意識の変化

    迫田 典子, 大西 真裕, 池田 尚人, 小菅 宇之 日本救急医学会関東地方会雑誌 41 (4), 400-402, 2020-12-28

    <p>一次救命処置コース受講2年後と4年後のCPRスキル推移と維持に対する意識の変化について, 客観的評価指標と短答式質問紙調査により明らかにした。BLS受講後4年間のCPRスキルの低下は認められなかった。BLS受講2年後まではCPRの質に対する意識が高く, それ以降は, CPRの質を自己評価し, スキル維持への行動に変化していることが明らかになった。正しいCPRスキルの習得が, …

    DOI 医中誌

  • 看護学生が臨地実習指導者にほめられたことによる心理的変化と学修への影響

    詰坂 悦子, 村中 陽子 日本看護学教育学会誌 30 (2), 11-21, 2020-11-01

    <p><b>要旨:</b></p><p>〔目的〕学生が指導者にほめられたことによる心理的変化と学修への影響を質的研究により明らかにすることである。</p><p>〔方法〕私立看護大学2校の4年生14名を対象に、半構造化面接法にてデータ収集し、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した。</p><p>〔結果〕13概念、7カテゴリーが生成された。学生は指導者からほめられることで、自己決…

    DOI Web Site 医中誌

  • 介護予防における吸気筋トレーニング追加併用の効果

    山口 育子, 内田 学, 丸山 仁司 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 28 (3), 471-479, 2020-04-15

    <p>【目的】高齢者の吸気筋に対する直接介入が身体機能に及ぼす影響について明らかにした.</p><p>【方法】介護予防デイケアに通う高齢女性21名を対象に,従来の運動プログラムに吸気筋トレーニング(IMT)を追加併用する1ヶ月間の介入を行った.身体機能の指標として,呼吸機能はVC,FVC,FEV<sub>1</sub>,呼吸筋力はPImax,PEmax,運動機能は握力,膝伸展筋力,歩行速度,CS…

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  • 緊急入院した脳卒中患者のコミュニケーション確立への介入方法

    後藤 陽子, 迫田 典子 日本救急医学会関東地方会雑誌 41 (2), 356-359, 2020-03-31

    <p>心原性脳血栓症により失語症を発症し, 緊急入院した70代女性のコミュニケーションの確立への介入方法について症例より明らかにした。障害の程度は, 失語のみで嚥下障害は認められなかった。これらの状況より, 絵カードの作成, Yes/No反応での質問形式, 家族支援を実施した。この結果, 患者とともに家族も含めて良好なコミュニケーションが確立された。今後は支援方法の有効性を検討していくことが必要…

    DOI 医中誌

  • 運動器不安定症における機能評価基準の検討

    呉服 健一, 市橋 幸三, 猪俣 陽一 日本臨床整形外科学会雑誌 45 (1), 45-46, 2020

    <p>本研究は当院における運動器不安定症患者に対し,FRTと2stepTを測定した.さらに,それぞれの測定値が診断基準である片脚立位保持時間とTUGとの相関関係が認められるか検討した.結果,片脚立位保持時間には相関関係が認められなかったが,TUGにはそれぞれ負の相関が認められた.これらの知見から運動器不安定性の診断の補助にFRTと2stepTを行うことは有用であるということが示唆された.</p>

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  • ハンドボール競技者の下肢筋力と跳躍動作の関連

    羽田 圭宏, 宮地 司, 髙野 吉朗 理学療法科学 35 (1), 1-4, 2020

    <p>〔目的〕ハンドボール競技者の下肢伸展筋力と跳躍動作との関連について検討すること.〔対象と方法〕高校ハンドボール競技者を対象に,等速性閉鎖性運動連鎖での角速度60 deg/secでの下肢伸展筋力ピークトルク体重比と片脚での片脚垂直跳びと片脚交互五段跳びならびに両跳躍動作との関連性について検討した.次に投球側と非投球側の筋力ならび片脚垂直跳びの差に関して検…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 栄養・嚥下理学療法の最新のトピックス

    内田 学 理学療法学Supplement 47S1 (0), J-15-J-15, 2020

    <p> 肺炎を原疾患とする高齢入院患者の多くは誤嚥が原因であるとの報告がなされ,入院期間を延長させる因子として栄養・嚥下機能の問題が提示されている。また,病院,施設における誤嚥性肺炎を発症させる代表的な疾患として脳卒中,認知症,サルコペニアが3大疾患であることも報告された。これらの報告からも,理学療法における対象の多くが誤嚥性肺炎を発症させリハビリテーションの遂行を阻害し入院期間の延長を余儀なく…

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  • 異なる関節角速度での筋力と姿勢制御の関係性

    宮地 司, 羽田 圭宏, 河村 顕治 理学療法科学 35 (1), 17-21, 2020

    <p>〔目的〕異なる関節角速度での筋力と姿勢制御の関係性を明らかにすることを目的とした.〔対象と方法〕健常成人男性70名を対象に,0,60,90,120,180,240,300 deg/secでの関節角速度における膝関節伸展筋力および筋パワーを測定し,片脚ドロップジャンプ着地時の緩衝係数や足圧中心(COP)軌跡長との関係性を検討した.〔結果〕関節角速度の増加に伴い発揮される筋力は有意に減少し,筋…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 小児気管支喘息急性増悪患者における呼吸理学療法の検討

    内尾 優, 志真 奈緒子, 圖師 将也, 永田 智, 猪飼 哲夫 理学療法科学 35 (3), 439-442, 2020

    <p>〔目的〕小児気管支喘息急性増悪患者に対する胸郭圧迫介助法の効果について検討した.〔対象と方法〕対象は,当院へ入院した神経学的異常を認めない平均2.5 ± 1.3歳の小児気管支喘息患者20名とした.対象を吸入時の徒手的な呼吸介助手技実施の有無により呼吸介助実施群11名,非実施群9名の2群に分け,診療録により入院時所見,入院中治療経過を検討,比較した.〔結果〕2群間において入院から酸素投与中止…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • サルコペニアがピークフローに与える影響

    解良 武士, 河合 恒, 平野 浩彦, 渡邊 裕, 小島 基永, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 28 (2), 298-302, 2019-11-30

    <p>【目的】呼吸筋も骨格筋であるため加齢による機能低下を免れることはできない.そのため呼吸筋力の指標としての最大呼気流速(PEFR)が,サルコペニア罹患の影響を受けるかを検討した.</p><p>【方法】当研究所の2015年コホート研究への参加者427名を対象とした.対象者には体組成,スパイロメトリー,身体機能を測定した.それらをサルコペニア群と非サルコペニア群で比較した後,PEFRを従属変数,…

    DOI 医中誌

  • 高齢者の呼吸筋力・呼吸機能の実態と運動耐容能に影響を及ぼす因子の特定

    山口 育子, 内田 学, 丸山 仁司 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 28 (1), 113-119, 2019-05-31

    <p>【目的】高齢者の呼吸筋力,呼吸機能をはじめとする身体機能の実態把握と,運動耐容能との関連因子について検討した.</p><p>【方法】歩行が自立した地域在住高齢女性60名を対象とした.呼吸筋力はPImax,PEmax,呼吸機能はVC,FVC,FEV<sub>1.0</sub>,PEF,運動機能は握力,膝伸展筋力,歩行速度,CS-30,TUG,片脚立位,FR,6MWD,身体組成は筋量,筋率を測…

    DOI 医中誌

  • 客観的評価機能を用いたBLSコース受講後の胸骨圧迫の質の推移について (第5報)

    迫田 典子, 大西 真裕, 池田 尚人, 小菅 宇之, 奈良 和恵 日本救急医学会関東地方会雑誌 39 (3), 344-347, 2019-01-31

    <p>心肺蘇生 (cardiopulmonary resuscitation ; CPR) の経験が少ない急性期病棟の看護師4名に対して, 一次救命処置 (Basic Life Support ; BLS) コース受講前から受講後2年間 (受講前, 受講直後, 受講後3カ月, 6カ月, 1年, 2年) のCPRの質の推移について客観的評価機能を用いて調査を実施した。胸骨圧迫の質の推移は, …

    DOI 医中誌

  • ECT における右片側性刺激と用量滴定法

    上田 諭 総合病院精神医学 31 (1), 2-8, 2019-01-15

    <p>国内の電気けいれん療法では,右片側性電極配置は未だ少ない。右片側性は,通電電極を頭頂部と右側頭部に接着し,劣位半球を焦点として二次性全般化発作を誘発する。現行の大部分を占める両側性電極配置は,右片側性に比べて効果が早いが,副作用としての認知機能障害の点で劣る。右片側性の発作閾値は両側性より低く,効果につながる発作のために,発作閾値の2.5~6倍の刺激用量が必要である。この治療閾値を知るため…

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  • 産科混合病棟で助産師と看護師が協働する分娩期の看護時間と看護行為

    寺岡 歩, 齋藤 いずみ, 田中 紗綾, 佐藤 純子 日本助産学会誌 33 (1), 82-91, 2019

    <p><b>目 的</b></p><p>分娩取扱い病院で約8割を占めている産科混合病棟の,助産師と看護師による分娩期の看護時間と看護行為を明らかにし,助産師と看護師が協働する分娩期看護の安全性の向上に資する示唆を得ることを目的とする。</p><p><b>対象と方法</b></p><p>正期産経腟分娩の事例を対象とした。産婦の入院から分娩後2時間値の測定終了までを分娩期とし,調査員がタイムスタディ…

    DOI HANDLE Web Site 参考文献1件

  • 脳血管障害者の咳嗽能力に関連する要因の検討

    謝敷 宗秀, 佐藤 祐, 森田 祐司, 石田 茂靖, 荒川 武士, 松本 直人 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-137_1-E-137_1, 2019

    <p>【はじめに・目的】</p><p>本研究の目的は,脳血管障害者の咳嗽能力の指標として最大呼吸流速(peak expiratoryfiow rate,以下PEF)を測定し,嚥下障害の有無で比較することで脳血管障害者のPEFに関連する要因を検討することである.PEFの関連要因が判明することで,咳嗽能力の向上を導く有効な手段の開発につながるものと考えられる.</p><p>【方法】</p><p>対象…

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  • 回復期病院入院患者の栄養状態と嚥下機能および身体機能との関連性について

    煙山 翔子, 岡村 唯, 小林 久美子, 下川 龍平, 山下 幸華, 柳沢 恵未, 荒川 武士, 松本 直人 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-106_2-C-106_2, 2019

    <p>【はじめに、目的】</p><p>当院(回復期病棟83床)入院患者の入院時の栄養状態と嚥下機能および身体機能の関連性について検討することを目的とした。</p><p>【方法】</p><p>対象は、平成29年7月から平成30年1月までの当院入院患者227名とした。選択基準は、意思の疎通が可能、頭頸部・体幹・四肢に問題があるような拘縮・疼痛を認めない、研究に対する同意を得られるとした。除外基準は、…

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  • Isokinetic closed kinetic chainでの下肢筋力評価法の開発

    宮地 司, 河村 顕治 理学療法科学 34 (3), 341-345, 2019

    <p>〔目的〕閉運動連鎖(CKC)は,前十字靭帯(ACL)再建術後のリハビリテーションに有効とされているが,臨床における筋力評価の多くは開運動連鎖(OKC)で行われている.そこで,本研究はCKCでの筋力測定法の開発を目的とした.〔対象と方法〕健常成人を対象に,開発した等速性CKCでの筋力測定法の信頼性について検討を行った.次にCKCでの下肢伸展およびOKCでの膝伸展のピークトルク(PT)について…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • パーキンソン病に出現する嚥下障害の予防

    内田 学, 山口 育子, 月岡 鈴奈 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-107_1-C-107_1, 2019

    ...</p><p>【倫理的配慮,説明と同意】</p><p>本研究は東京医療学院大学研究倫理委員会の承認(17‐37H)を得たのちに実施した.すべての対象者には視覚材料を用いて研究内容を十分に説明し,書面にて同意を得た後に測定および介入を実施した.</p>...

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  • 回復期リハビリテーション病棟入院時の栄養状態の実態と関連要因の検討

    荒川 武士, 煙山 翔子, 岡村 唯, 小林 久美子, 下川 龍平, 松本 直人, 新野 直明 理学療法学 46 (5), 360-365, 2019

    <p>【目的】本研究の目的は,回復期病棟入院時の栄養状態の実態と関連要因について検討することである。【方法】対象はA 病院入院中の高齢者167 名とした。調査項目は,入院時栄養状態の他に基本属性,原因疾患,回復期病棟入院前の状態(手術の有無,急性期病院退院時の歩行自立度・食事形態,急性期病院入院期間),嚥下機能(反復唾液嚥下テスト,舌圧,舌骨上筋群筋力,体幹機能,握力)とした。低栄養群と非低栄養…

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  • 地域高齢者における呼吸筋力の評価としての最大呼気流速

    解良 武士, 河合 恒, 平野 浩彦, 小島 基永, 渡邊 裕, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 理学療法学Supplement 46S1 (0), A-50_2-A-50_2, 2019

    <p>【背景および目的】四肢の骨格筋と同様に呼吸筋も加齢による影響を受けるため、高齢期では呼吸筋力が弱化する。このような弱化は呼吸筋サルコペニアと呼ばれるが、その明確な定義については未だ検討されていない。本研究は呼吸筋力の指標としてスパイロメトリーで得られる最大呼気流速(PEFR)を用い、呼吸筋サルコペニアの定義のためのカットオフ値を検討した。</p><p> </p><p>【方法】本研究所のコホ…

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  • HbA1cと心身機能との関連について

    解良 武士, 河合 恒, 平野 浩彦, 渡邊 裕, 小島 基永, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-57_1-C-57_1, 2019

    <p>【はじめに、目的】糖尿病は狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患や脳血管障害のリスクファクターであり、将来の生活機能やQOLにも重大な影響を及ぼす。この糖尿病罹患の影響はこのような重篤な合併症が発生する以前より始まっており、例えば神経伝導速度や末梢神経の減少を呈する糖尿病性末梢神経障害(DPN) …

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  • 地域在住高齢者の身体機能の特徴

    山口 育子, 内田 学, 丸山 仁司 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-95_1-C-95_1, 2019

    <p>【はじめに、目的】高齢者のフレイル予防や介護予防では,筋力や歩行速度に加え運動耐容能も重要な要素となる.しかし運動耐容能を規定する機能の一つである呼吸器系は,加齢に伴い器質的,機能的に低下する.実際,高齢者では呼吸器疾患の診断がなくとも疾患同等レベルの呼吸機能状態が高頻度に存在することが報告されている.そのため高齢者の運動耐容能の維持・向上を図るには,呼吸機能,呼吸筋力も視野に入れた検討が…

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  • 急性期病棟における救急看護実践能力向上のための教育計画の検討

    迫田 典子, 池田 尚人, 大西 真裕 日本救急医学会関東地方会雑誌 39 (2), 246-250, 2018-12-31

    <p>心肺蘇生法 (cardiopulmonary resuscitation ; CPR) の経験が少ない急性期病棟看護師の救急看護実践能力向上のための教育計画を検討した。教育計画導入前の看護師24名のクリニカルラダー (clinical ladder ; CL) 構成は, CL I 4名, CL II 15名, CL III 5名, 導入1年後には, CL I 1名, CL II 14名, …

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  • BLSコース受講後のCPRの質の維持に必要な支援体制の検討

    迫田 典子, 大西 真裕, 池田 尚人, 小菅 宇之, 奈良 和恵 日本救急医学会関東地方会雑誌 39 (2), 219-221, 2018-12-31

    <p>心肺蘇生 (cardiopulmonary resuscitation ; CPR) の経験が少ない急性期病棟の看護師5名に対して, 一次救命処置 (Basic Life Support ; BLS) コース (以下, BLSコース) 受講後2年間のCPRの質の維持に必要な支援体制について聞き取り調査を実施した。CPRの質の維持の方法は, …

    DOI 医中誌

  • 自閉スペクトラム症を持つ人の自己モニタリング機能の活性化を促す看護介入プログラムの効果

    関根 正, 森 千鶴 児童青年精神医学とその近接領域 59 (1), 70-85, 2018-02-01

    <p>青年期以降の自閉スペクトラム症を持つ人が治療を受けるきっかけは二次障害であり,根底には自分に対する意識が希薄という特徴がある。治療として,二次障害に対する薬物療法だけでは長期的な社会適応やQOLの改善は見込めず,心理社会的介入は必須である。しかし,看護師による確立された心理社会的介入は認められず,自閉スペクトラム症を持つ人の特徴を踏まえて実践できる介入プログラムが必要と考えた。そこで,リフ…

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  • 要介護高齢女性における呼吸筋力・呼吸機能と身体組成・運動能力の関係

    山口 育子, 内田 学, 丸山 仁司 理学療法科学 33 (2), 337-342, 2018

    〔目的〕地域在住高齢者の呼吸筋力・呼吸機能の実態把握と,運動機能や身体組成との関係について検討した.〔対象と方法〕対象は歩行が自立した地域在住要介護高齢女性29名とした.呼吸筋力は最大吸気・呼気口腔内圧,呼吸機能は肺活量,努力性肺活量,1秒量,最大呼気流速を測定した.運動能力は握力,等尺性膝伸展筋力,30秒立ち上がり回数,5 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • パーキンソン病の嚥下障害に対する超音波療法の効果検証

    内田 学, 山口 育子, 月岡 鈴奈, 桜澤 朋美, 真鍋 祐汰, 加藤 宗規 敬心・研究ジャーナル 2 (2), 35-40, 2018

    <p>[目的]パーキンソン病患者の嚥下障害に対する超音波療法の効果を検証した。[対象]施設入所中の嚥下障害を呈したパーキンソン病患者16名であった。[方法]舌骨下筋に対して超音波を実施した。介入前後で表面筋電図学的解析、改訂水飲みテスト、相対的喉頭位置、顕性誤嚥回数の比較を行った。表面筋電図学的解析は咬筋、顎二腹筋、甲状舌骨筋の平均振幅と嚥下時間を測定した。[結果]顎二腹筋と甲状舌骨筋の平均振幅…

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  • 職種別のISLS受講目的について

    迫田 典子, 池田 尚人 Journal of Clinical Simulation Research 8 (0), 7-10, 2018

    【背景と目的】脳卒中急性期医療における標準的な診療手順を修得することを目的として神経救急コース(以下ISLSとする)が開催されている。受講生の職種や受講目的は多種多様であるため,職種別におけるISLSコースを受講する目的について明らかにした。<br> 【方法】横浜ISLSコースを受講した医師45名,看護師66名,救命士11名の計122名に対して,ISLSコース終了後に短答式及び記述式回答のアンケ…

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  • 客観的評価機能を用いたBLSコース受講後の胸骨圧迫の質の推移について(第4報)

    迫田 典子, 大西 真裕, 池田 尚人, 小菅 宇之, 奈良 和恵 Journal of Clinical Simulation Research 8 (0), 11-16, 2018

    【目的】CPRの経験が少ない病棟所属の看護師を対象に、客観的評価機能を用いてBLSコース受講直後と2年後のCPRの質の推移について調査することを目的とした。<br> 【方法】BLSコースを受講した看護師34名中、継続して調査協力が得られた5名を対象として、BLSコース受講直後と2年後に客観的評価機能を用いてCPRの質を調査した。<br> …

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  • 都市高齢者における社会的孤立の予測要因:前向きコホート研究

    江尻 愛美, 河合 恒, 藤原 佳典, 井原 一成, 平野 浩彦, 小島 基永, 大渕 修一 日本公衆衛生雑誌 65 (3), 125-133, 2018

    <p><b>目的</b> 本研究は,都市部の地域在住高齢者における社会的孤立の予測要因を縦断的に明らかにし,その予防策を検討することを目的とした。</p><p><b>方法</b> 2012年10月1日時点で東京都板橋区の9町丁目に在住する65歳から85歳の高齢者7,015人を対象として,郵送法による質問紙調査を行った。回答が得られた3,696人に対し,2014年に再度質問紙を送付し,2,375人…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件

  • BLSコース受講前後の意識変化について

    迫田 典子, 奈良 和恵, 笹尾 真美 Journal of Clinical Simulation Research 8 (0), 3-6, 2018

    医療施設内でBLSコースを受講した医療従事者112名(医師17名,歯科医師52名,看護師43名)の職種別に受講前後の意識変化について短答式・記述式調査を実施し分析した。受講動機は,全職種で「急変事の対応を学びたい」,「今まで急変事に対応が出来なかった」,「自信を持ちたい」の回答が多かった。BLS受講前の意識は,「院内研修でのBLSの必要性」と「BLSスキルの臨床への活用」と全職種の8割以上が回答…

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  • 幼児期における運動の協調性と感覚異常の関連性の検討

    松田 雅弘, 新田 收, 古谷 槇子, 楠本 泰士, 小山 貴之 理学療法学 45 (4), 248-255, 2018

    <p>【目的】発達障害児はコミュニケーションと学習の障害以外にも,運動協調性や筋緊張の低下が指摘され,幼少期の感覚入力問題は運動協調性の低下の原因のひとつだと考えられる。本研究は幼児の運動の協調性と感覚との関連性の一端を明らかにすることを目的とした。【方法】対象は定型発達の幼児39 名(平均年齢5.0 …

    DOI 医中誌

  • 脳卒中後に嚥下障がいを呈した2 症例に対する体幹および 頸部筋・喉頭周囲筋への運動療法の経験

    荒川 武士, 松本 直人, 出口 亜衣, 高橋 誠, 塩川 貴子, 平澤 由香, 石田 茂靖, 市村 篤士 理学療法学 44 (5), 378-385, 2017

    <p>【目的】脳卒中後の嚥下障がいを呈する2 症例に対し,体幹および頸部筋・喉頭周囲筋への運動療法を実施し,嚥下障がいの改善を認めたため報告する。【対象と方法】2 症例は嚥下障がいのみならず喉頭挙上不全と体幹機能障がいを呈しており,1 症例目は矢状面での体幹機能の問題を有し,2 症例目は前額面での体幹機能の問題を有していた。それぞれ体幹機能障がいの特性が異なるこの2 …

    DOI 医中誌

  • 心疾患で在宅療養する地域在住高齢者の心身機能の特徴

    解良 武士, 河合 恒, 吉田 英世, 平野 浩彦, 小島 基永, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 日本公衆衛生雑誌 64 (1), 3-13, 2017

    <p><b>目的</b> 心筋梗塞や心不全などの心臓病は生存率が飛躍的に向上したが,その一方で高齢化が深刻である。そのため地域で在宅療養する心疾患を有する高齢者の心身機能を,心疾患を有さない高齢者と比較しその特徴を明らかにすることとした。</p><p><b>方法</b> 対象は本研究所で行っている“お達者健診”に2014年に調査へ参加した地域高齢者758人とした。このうち心疾患を有し治療を継続し…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 地域に在住する肥満高齢者の縦断的観察に関する研究

    解良 武士, 河合 恒, 平野 浩彦, 小島 基永, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 理学療法学Supplement 2016 (0), 1487-, 2017

    <p>【はじめに】高齢期は体脂肪量に比べると骨格筋の減少が著しく,加齢に伴いBMIが減少するにもかかわらず体脂肪率は高くなる。サルコペニア肥満はサルコペニアと肥満が合併している状態であるが,脂質代謝異常の増加,体重過多による膝痛発生や運動機能の低下の観点から関心が高い。このサルコペニア肥満は,サルコペニアに肥満が加わったのか,肥満から筋肉の減少が起こった結果であるのかについては,これまで十分な検…

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  • 通所リハビリテーション利用者に対する社会的要因の評価

    杉本 諭, 大隈 統, 古山 つや子, 小宮山 隼也, 関根 直哉, 中城 美香, 室岡 修, 浅野 信一 理学療法学Supplement 2016 (0), 1317-, 2017

    <p>【はじめに,目的】地域在住高齢者の閉じこもりは,活動性減少による心身両面の活動力の低下を助長し,その結果,寝たきり状態を招く恐れが高いと考えられる。先行研究では閉じこもりの原因として,身体的要因,心理的要因,社会・環境要因の関与が報告されている。Lubben Social Network Scale短縮版(LSN-6)は社会的要因の評価指標であり,ソーシャルネットワークに関する6項目の質問…

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  • 嚥下障害を合併した脊髄小脳変性症に対する呼吸リハビリテーションの効果

    内田 学, 月岡 鈴奈, 宮地 司, 加藤 宗規 理学療法学Supplement 2016 (0), 0994-, 2017

    <p>【はじめに,目的】脊髄小脳変性症(以下,SCD)は,嚥下障害の合併頻度が高く誤嚥性肺炎,窒息をきたす事が多く現在でも増加傾向を示す神経難病の一つである。我々は,嚥下筋活動と呼吸機能の関係性について予備研究を実施し,呼吸筋活動が嚥下リズムと同調しない事による嚥下筋活動の抑制について報告した。運動失調を背景にした嚥下機能と呼吸機能は密接に関係している事から,本研究では呼吸リハビリテーション(以…

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  • 要支援高齢者における呼吸筋力・呼吸機能と運動能力の関係

    山口 育子, 鈴木 輝美, 内田 学, 丸山 仁司 敬心・研究ジャーナル 1 (2), 43-49, 2017

    <p>[目的]本研究は、要支援高齢者の下肢筋力、握力、歩行能力、バランス機能、心肺機能等の総合的な運動機能評価を行い、呼吸筋力や呼吸機能との関連性について検討することを目的とした。[対象]通所型介護予防事業に参加している地域在住高齢女性31名(平均年齢86.1±4.6歳)、要支援1が18名、要支援2が13名であった。[方法]呼吸筋力の指標としてPImax, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 客観的評価機能を用いたBLSコース受講後の胸骨圧迫の質の推移について(第1報)

    迫田 典子, 池田 尚人, 小菅 宇之, 奈良 和恵 Journal of Clinical Simulation Research 7 (0), 3-7, 2017

    心肺蘇生の経験が少ない救急領域以外の看護師34名の心肺蘇生(cardiopulmonary resuscitation以下CPRとする)の質の推移について,Basic Life support(以下BLSとする)コース受講前・受講後及び3か月後に客観的評価機能を用いて調査を実施した。胸骨圧迫全体のパフォーマンスは受講前49.4%。受講後58.5%,3か月後61.0%。深さは受講前43.4mm,受…

    DOI 医中誌

  • 客観的評価機能を用いたBLSコース受講後の胸骨圧迫の質の推移について(第3報)

    迫田 典子, 池田 尚人, 小菅 宇之, 奈良 和恵 Journal of Clinical Simulation Research 7 (0), 15-18, 2017

    BLSヘルスケアプロバイダーコース受講1年後の胸骨圧迫の質について,救急領域以外の病棟看護師13名に客観的評価機能評価と記述式質問紙を用いて分析をした。<br>  胸骨圧迫の各項目の平均値は,手の位置は受講前90.5%,受講後90.9%,1年後99.9%。深さは受講前45.4mm,受講後48.1mm,1年後52.3mm。速さは,受講前11.8%,受講後26.8%,1年後60.8%。圧迫回数は,受…

    DOI 医中誌

  • 幼児版運動イメージ評価尺度の開発

    松田 雅弘, 新田 收, 古谷 槙子, 池田 由美, 楠本 泰士 理学療法学 44 (3), 213-218, 2017

    <p>【目的】発達障害児の運動イメージの未熟さが指摘されるが,幼児の運動イメージを評価する方法はない。幼児版運動イメージ評価尺度を開発し,評価の信頼性・妥当性を定型発達児で検討した。【方法】対象は42 名,そのうち13 名に再度同じ評価を実施した。評価は対象児に5 種類の基本肢位から1~2段階の姿勢変化をイメージさせ,その姿勢の絵カードを回答させた。同一評価者が36 …

    DOI 医中誌

  • 全身振動刺激がバランス能力に与える影響

    安野 雄介, 杉本 諭, 大隈 統, 古山 つや子, 小宮山 隼也, 中山 知之, 森山 駿一郎, 鈴木 翔太郎, 新井 都子, 小池 美生, 西蔵 ツワン 理学療法学Supplement 2016 (0), 0873-, 2017

    <p>【はじめに,目的】全身振動刺激(Whole Body Vibration,以下WBV)装置は一定の周波数で支持台を振動させることができる装置である。WBVは当初筋力増強練習に用いられていたが,近年では神経系など様々な作用が報告され,歩行・バランス機能向上に利用されている。しかしながら対象数や対象疾患,刺激の強さや時間などの設定についての検討は十分ではなく,臨床に汎化するためには議論の余地が…

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  • アテトーゼ型脳性麻痺患者に合併した頸髄症性脊髄症に対する術後運動療法に栄養管理を組み合わせた成果

    増田 智子, 高橋 浩平, 内田 学, 田村 哲郎 理学療法学Supplement 2016 (0), 0136-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>アテトーゼ型脳性麻痺(以下,ACP)では二次障害として頸椎症性脊髄症を伴うことが多い。頸椎症性脊髄症の合併により,脊髄障害や筋力低下,筋萎縮などの神経根・前根障害が生じ,そのため日常生活動作(以下,ADL)が低下することがある。</p><p></p><p>近年,リハビリテーション(以下,リハ)栄養の有用性が報告されており,特に運動と分岐鎖アミノ…

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  • 人工骨頭置換術を施行した患者における運動及び呼吸機能と血液・生化学所見の関係性

    内田 学, 山田 真嗣, 岡野 祥悟, 宮澤 龍聖, 山﨑 優斗, 宮地 司, 山口 育子 敬心・研究ジャーナル 1 (2), 37-42, 2017

    <p>大腿骨頸部骨折を呈し人工骨頭置換術を施行した患者は、歩行時に呼吸困難感を訴えるが、加齢による体力の低下と捉えられることが多い。手術侵襲が加わることにより、出血や炎症によるタンパク異化作用の亢進によって、タンパク質由来である赤血球(Red blood cell:以下RBC と略す)やヘモグロビン(Hemoglobin:以下Hb …

    DOI Web Site 医中誌

  • 変形性膝関節症患者の健康関連QOLに関連する要因

    手塚 潤一, 長田 久雄 理学療法科学 31 (6), 869-873, 2016

    〔目的〕変形性膝関節症患者を対象とし,健康関連QOLに影響を及ぼしている要因を明らかにすることを目的とした.〔対象と方法〕変形性膝関節症患者115名.健康関連QOL,JOAスコア,主観的重症度,周辺環境満足感,趣味活動満足感,家族関係満足感,経済状況,楽観性指標,年齢,性別,他関節疾患の有無についての聞き取り調査を行った.〔結果〕SF-8スコアとの重回帰分析の結果,標準偏回帰係数で有意とされた変…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • Pusher現象に対する両下肢固定による立位での能動的課題の介入効果~シングルケースデザインを用いた検討~

    井上 真秀, 藤野 雄次, 杉本 諭, 網本 和, 深田 和浩, 三浦 孝平, 直井 亜莉菜, 高石 真二郎, 牧田 茂, 高橋 秀寿 理学療法学Supplement 2015 (0), 1030-, 2016

    【はじめに,目的】Pusher現象の治療は,垂直指標の付与や座位における非麻痺側での重心移動課題,長下肢装具を使用した立位や歩行練習などが推奨されている。しかし重度のPusher現象例では長下肢装具を使用しても十分なアライメントの補正が得られず,介助下における姿勢保持が困難なことも少なくない。更に装具や杖を使用した立位練習では能動的な姿勢制御が得られ難く,基本動作などに汎化しづらいことを経験する…

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  • 森林浴の生体適応について

    Atsushi Takeda, Teruhiko Kondo 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 770-, 2016

    森林浴が生体に及ぼす生体適応効果について検討した。被験者は、24名の男性高齢者である。森林浴および非森林浴調査は、マスクによる嗅覚遮断8名、アイマスクによる視覚遮断8名およびコントロール8名の3グループに群別した。非森林浴は、同一被験者による室内環境において日を変えて測定した。フィトンチッド濃度は、ガスクロマトグラフィー質量分析法を用いた。測定項目は、森林浴ならびに非森林浴前後の気象データ、心拍…

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  • 表面筋電図学的解析を用いた嚥下関連筋の機能評価

    内田 学, 月岡 玲奈, 林 大二郎, 加藤 宗規 理学療法学Supplement 2015 (0), 0819-, 2016

    【はじめに,目的】肺炎は日本人の死亡原因の第3位であり,今後さらに増加する可能性が考えられる。また,65歳以上の高齢者のうち肺炎罹患者の70%が誤嚥によるものであると報告されている。誤嚥に対する機能評価として表面筋電図学的解析を用いた検討は多くなされているが,嚥下全体の筋活動を量的な指標によって検討されているものが多い。嚥下は舌骨上筋と舌骨下筋の協調作用が重要である。今回は,両筋の協調性について…

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  • 通所リハビリテーション利用者の身体活動量に対する諸要因の分析

    杉本 諭, 大隈 統, 古山 つや子, 小宮山 隼也, 関根 直哉, 森山 駿一郎, 中山 知之, 三上 綾香, 安野 雄介 理学療法学Supplement 2015 (0), 1445-, 2016

    【はじめに,目的】高齢者において身体活動量の向上は,加齢に伴う心身機能の低下を防ぎ,健康寿命の延伸に寄与すると考えられる。身体活動量の評価尺度の一つにLife space assessment(LSA)があり,国際的にも広く利用されている。先行研究によると,LSAに関わる要因として特に歩行能力が重視され,運動機能向上を目的とした運動が推奨されている。しかしこれらは介護予防事業の参加者に焦点を当て…

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  • 虚血性心疾患患者におけるダイナミックストレッチングの効果

    林 大二郎, 内田 学, 岩﨑 孝俊, 丸山 大貴, 二階堂 暁 理学療法学Supplement 2015 (0), 1203-, 2016

    【目的】心疾患患者における運動療法の効果は多く報告されており,有酸素運動や筋力増強運動が心臓リハビリテーション(以下:心リハ)における運動療法の中心となっている。一方で,一般的にプログラムの中で,ウォーミングアップやクールダウンなどにストレッチングが取り入れられているが,ストレッチングの効果の検証は少ない。心大血管疾患理学療法診療ガイドラインにおいても,柔軟性の評価は推奨グレードBとされ,明確な…

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  • 多摩ニュータウン森林浴がスポーツ競技選手の心身リラックス効果に及ぼす影響

    TERUHIKO KONDO, ATSUSHI TAKEDA, IWAO UEHARA 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 771-, 2016

    多摩ニュータウン森林浴前後の生体に及ぼす心理・生理学的検討から水泳競技選手の心身リラックス効果に及ぼす影響について検討した。対象は年齢20±1.2歳のK大学水泳競技選手男性20名(水泳群)ならびに同年齢コントロールの一般男子学生10名である。森林浴前後の測定項目は、気象データ、大気中フィトンチッド濃度、POMS検査、血圧、心拍数、血漿カテコールアミン3分画および血漿コルチゾールである。森林浴大気…

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  • FFDと心機能の関係

    林 大二郎, 岩﨑 孝俊, 丸山 大貴, 二階堂 暁, 内田 学 理学療法学Supplement 2014 (0), 1586-, 2015

    【はじめに】理学療法診療ガイドライン第1版(2011)の各疾患・領域の理学療法診療ガイドライン「心大血管」において,理学療法評価(指標)の推奨グレードで,柔軟性は心大血管疾患を対象とした理学療法における評価指標として活用された報告は少ない。したがって,推奨グレードはBとされている。柔軟性の改善にはストレッチを行うことが広く普及し,多くの現場で行われている。心血管疾患におけるリハビリテーションに関…

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  • 脊椎圧迫骨折患者におけるエネルギー摂取量と歩行能力との関連

    高橋 浩平, 内田 学, 石村 加代子, 櫻澤 朋美, 村田 厚, 石田 美幸, 福井 隆弘, 増田 智子, 杉浦 康幸, 岩田 知子, 田村 清隆 理学療法学Supplement 2014 (0), 1816-, 2015

    【はじめに,目的】脊椎圧迫骨折では,受傷後に保存療法として安静臥床を強いられることが少なくない。そのような場合,臥床状態での食事摂取を余儀なくされるが故に食べにくさや疼痛などにより食欲が低下を訴える患者を多く見受ける。エネルギー摂取量の低下により低栄養に陥ると,リハビリテーション(以下,リハ)の帰結に影響を与える可能性がある。高齢の入院患者や大腿骨近位部骨折患者に関しては,入院後に食事摂取量が低…

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  • OSCEにおけるコミュニケーション教育の課題

    吉井 智晴 理学療法学Supplement 2014 (0), 1217-, 2015

    【はじめに,目的】客観的臨床能試験(Objective Structured Clinical Examination,以下OSCE)は,2005年からコア・カリキュラムの実習前実技試験,共用試験OSCEとして,すべての医学部・医科大学80校で実施されるようになり,4年制大学理学療法学科83施設へのアンケート調査では,64%の28施設(回収率53%)で,OSCEが実施されていた(前島2013)。…

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  • 脊椎圧迫骨折におけるエネルギー摂取量と歩行能力との関係

    高橋 浩平, 内田 学, 石村 加代子, 櫻澤 朋美, 村田 厚, 石田 美幸, 福井 隆弘, 増田 智子, 杉浦 康幸, 岩田 知子, 田村 清隆 理学療法科学 30 (6), 839-842, 2015

    〔目的〕脊椎圧迫骨折患者の食事摂取状況を把握し,エネルギー摂取率とリハビリテーションの帰結である歩行能力との関連性を調査する.〔対象〕受傷前歩行が自立していた脊椎圧迫骨折患者31名とした.〔方法〕入院後7日間のエネルギー摂取率(摂取量/消費量)を評価し,1.0以上を充足群,1.0以下を不足群とした.歩行能力の指標であるFunctional Ambulation Category …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献12件

  • 2つの体組成測定装置の互換性についての検討

    解良 武士, 河合 恒, 吉田 英世, 平野 浩彦, 小島 基永, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 理学療法科学 30 (6), 847-851, 2015

    〔目的〕メーカーの異なる2機種をBland-Altman plotを用いて比較し,その換算式を作成することを目的とした.〔方法〕検診に参加した744名の高齢者を解析の対象とした.対象者は裸足で2つの異なるバイオインピーダンス法体組成測定装置で体組成を測定した.得られた2つの装置のデータは相関分析とBland-Altman …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • 都市在住高齢者における1年後のフレイル進展の心身機能的要因の検討

    解良 武士, 河合 恒, 吉田 英世, 平野 浩彦, 小島 基永, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 理学療法科学 30 (4), 549-555, 2015

    〔目的〕都市部在住高齢者の心身機能から1年後のフレイルへの進展に寄与する要因を検討することとした.〔対象〕都市部在住の高齢者913名のうち,すでにフレイルであったもの121名を除き,翌年に調査ができたもの384名を最終的な対象とした.〔方法〕心身機能の調査をもとに,1年後の新たなフレイルの非該当を従属変数,ベースラインでの各評価項目を独立変数とし,性別,年齢を共変量として強制投入したうえで,多重…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献16件

  • 2年後にフレイルから改善した都市在住高齢者の心身機能の特徴

    解良 武士, 河合 恒, 吉田 英世, 平野 浩彦, 小島 基永, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 理学療法学 42 (7), 586-595, 2015

    【目的】フレイルはその後の健康寿命や生命予後にかかわる要因であるため,その予防と改善は重要である。フレイル状態からの改善要因を明らかにすることを本研究の目的とした。【方法】対象者は都市在住のフレイルと判定された高齢者98名とした。フレイル状態から改善した群38名と不変群60名に分け,2群の心身機能と社会的側面を比較した。さらに2群を従属変数,各評価項目を独立変数として多重ロジスティック回帰分析を…

    DOI 医中誌

  • ALS患者に対するMICトレーニングがPCFに及ぼす影響

    齋藤 弘, 内田 学, 寄本 恵輔, 石井 啓介, 蓮沼 雄人, 中村 大祐, 鈴木 浩子 理学療法学Supplement 2014 (0), 1182-, 2015

    【はじめに,目的】筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis:以下,ALS)は呼吸機能障害を有し自発呼吸を制限されていく進行性の神経難病である。呼吸機能は進行性に能力低下を示し,疾患に特異的にみられる肺胞低換気が,高二酸化炭素血症を誘引し呼吸不全に至る。また,ALSの主な死因は窒息や呼吸不全であるとも言われている。ALSの呼吸機能のなかで最大吸気量と咳の最大呼…

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  • 要介護高齢者の歩行自立度の違いに関わる要因の検討

    杉本 諭, 大隈 統, 古山 つや子, 中城 美香, 佐久間 博子, 室岡 修, 小宮山 隼也, 尾澤 勇海, 中村 諒太郎, 田中 莉枝子, 長谷部 唯, 荻原 健一, 脇本 亮平, 関根 直哉, 姉帯 飛高 理学療法学Supplement 2014 (0), 1925-, 2015

    【はじめに,目的】歩行動作の獲得は日常生活の活動範囲を拡大する上で重要であり,臨床においても,歩行自立度の改善を目標とした理学療法プログラムの立案を行うことが多い。先行研究では年齢,運動および知的機能などが歩行自立度に影響を与えると報告されているが,歩行自立度の段階区分が少なく,歩行補助具の違いを加味した検討は行われていない。要介護状態の高齢者では,一人で外出することは少なく,むしろ屋内での安定…

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  • 脊髄小脳変性症の反復嚥下によって生じる嚥下関連筋の機能変化

    内田 学, 櫻澤 朋美, 加藤 宗規, 林 大二郎 理学療法学Supplement 2014 (0), 1971-, 2015

    【はじめに,目的】脊髄小脳変性症は,進行性の小脳失調に加えて痙性麻痺やジストニアなどの多系統変性を呈す。構音および嚥下障害は必発で,誤嚥性肺炎,窒息をきたすことがあり生命予後に大きな影響を与える。我々は,脊髄小脳変性症の嚥下では時系列的に呼吸機能の低下に伴う嚥下の機能制限について報告してきた。今回は,反復嚥下を実施し,嚥下関連筋が時系列的に生じる機能変化について検討した。【方法】対象は,誤嚥を呈…

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  • Trail Making Test簡易版とTrail Making Test日本語版との関連

    杉本 諭, 大隈 統, 古山 つや子, 佐久間 博子, 小宮山 隼也, 尾澤 勇海, 室岡 修, 中城 美香, 木橋 明奈 理学療法科学 29 (3), 357-360, 2014

    〔目的〕Trail making test簡易版(S-TMT)を作成し,日本語版(J-TMT)との関連性を検討した.〔対象〕武蔵台病院および介護老人保健施設日高の里において,理学療法を実施している高齢者29名と若年者18名とした.〔方法〕TMT part Aとpart Bの所要時間およびTMT比を求め,両テストの成績を比較した.〔結果〕両テスト間でTMTの所要時間およびTMT比は,いずれも中等度…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • 体幹後屈時痛の有無と股関節・体幹可動域の関係について

    佐々木 磨美, 中川 貴寛, 羽田 圭宏, 亀山 顕太郎, 岩永 竜也 理学療法学Supplement 2013 (0), 0226-, 2014

    【目的】体幹後屈動作は,腰椎伸展運動に股関節伸展運動と骨盤前後傾運動が同時かつ相補的に行われる複合動作である。臨床上,後屈時に腰痛を有する患者に対し,脊椎への負担改善を目的に骨盤後傾や前方移動を徒手誘導することで疼痛が軽減することを経験する。しかし,後屈時痛の有無と各関節の動きに関する詳細な報告は少ない。そこで,本研究の目的は羽田らが作成した角度測定ソフトMotion Measurement …

    DOI 医中誌

  • 急性期脳卒中患者における麻痺側下肢への荷重バイオフィードバックを利用した起立練習の効果

    國枝 洋太, 金子 誠喜, 今井 智也, 三木 啓嗣 日本保健科学学会誌 16 (2), 74-81, 2013

    脳卒中発症後の効果的な理学療法実施のために,急性期脳卒中患者に対して荷重バイオフィードバック(BF)機器を用いた起立練習が,座位での麻痺側下肢荷重量やADL運動関連項目に及ぼす影響を検証した。発症後3日以内の初発脳卒中患者で,起立動作が軽介助または監視レベルの20名を対象とした。対象を従来どおりの理学療法に加えて起立練習時に麻痺側下肢へ荷重BFを利用する10名と,従来どおりの理学療法を実施する1…

    DOI Web Site 医中誌

  • 脊髄小脳変性症と脳血管障害に発生する誤嚥と呼吸代謝の関係

    内田 学, 林 大二郎, 加藤 宗規 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101542-48101542, 2013

    ...【倫理的配慮、説明と同意】東京医療学院大学倫理審査委員会の承認を得ており(12-01H)、対象者に対しては文書にて説明し同意書を交わした後に測定を実施した。【結果】Run検定の結果は、脊髄小脳変性症のみトレンドを認めた(p<0.05)。SPO2と RRは正のトレンドでETCO2は負のトレンドを示した。...

    DOI 医中誌

  • Motion Measurement Programの作成とその信頼性に関して

    羽田 圭宏, 松本 譲 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101136-48101136, 2013

    【はじめに、目的】理学療法を行う上で日常の動作や歩行を観察し,その状態を解釈することは治療を組み立てるうえで重要になる.しかし,一般的に行われる動作分析では,捉え方には観察者の熟達度により個人差が生じるとともに記録法に関しても標準化が不十分である.そのため,経験の少ない理学療法士や学生にとって,動作分析の結果から障害像の焦点を把握できないことが多い.近年,簡便に使用でき安価である程度の定量化が可…

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  • インフォーマル・エデュケーションとしてのボランティア実習

    吉井 智晴 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101637-48101637, 2013

    【はじめに、目的】理学療法士教育の課題として、社会教育、コミュニケーション教育がある。臨床実習では、知識不足よりも社会常識の不足や患者や指導者とのコミュニケーションが問題で実習の継続が困難になるケースが減らない。本学では、建学の精神として「人にやさしく、地域に貢献できる人材の育成」を念頭に、ボランティア実習を必須科目とした。ボランティアを単位に組み込むことについては賛否両論あるが、専門教育の前に…

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  • 統合医療教育の導入に向けた基礎調査

    縄井 清志, 星 虎男, 松嶋 美正, 林 隆司, 高尾 敏文, 曽根 幸喜, 狩谷 恭子, 澤見 一枝, 足立 妙子, 小島 洋子, 関 千代子, 長島 緑 理学療法学Supplement 2011 (0), Gc0408-Gc0408, 2012

    【はじめに・目的】 統合医療とは、近代西洋医学と伝統医学や相補・代替医療のそれぞれの長所を生かし、統合した新しい医学・医療を目指すものである。その特色は患者中心の医療で、治療のみならず、保健、予防および予後を含め、個人の自然治癒力を最大限に活かすもので、多様な治療法が提供できるとしている(厚労省.統合医療に対する厚生労働省の取り組み,2010)。統合医療は国際標準の動きが加速し、その利用率は米国…

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  • 認知障害高齢者の行動・心理症状に関する検討 在居場面の違いによる差異

    橋立 博幸, 原田 和宏, 浅川 康吉, 山上 徹也, 二瓶 健司, 金谷 さとみ, 吉井 智晴 日本公衆衛生雑誌 59 (8), 532-543, 2012

    <b>目的</b> 日常生活動作(ADL)障害を有し通所施設を利用する地域在住高齢者において,認知症高齢者および軽度認知障害(MCI)高齢者の通所施設および自宅における認知症の行動•心理症状(BPSD)の差異について検討するとともに,BPSD と介護負担感との関連について検証することを目的とした。<br/><b>方法</b> 対象は2009年12月から2010年 2 …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献68件

  • 会話分析を援用したトランスファー指導

    吉井 智晴, 鈴木 輝美, 原田 恭宏, 大橋 裕之, 福島 豊, 高橋 奈央, 曽根 幸喜 理学療法学Supplement 2011 (0), Ge0073-Ge0073, 2012

    【はじめに、目的】 トランスファー技術の習得は、臨床実習で患者の安全確保するためにも学生にとって重要な要素の1つである。その学習は当学科では複数学年、複数科目で繰り返し学べるようにしてある。臨床実習前には、当学科独自の客観的臨床能試験(Objective Structured Clinical Examination,以下OSCE)を実施しているが、トランスファー課題も含まれている。OSCE実施…

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