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検索結果 659 件

  • 緩消法の筋弛緩効果に対する諸要因の検討

    杉本 諭, 坂戸 孝志, 古山 つや子, 中城 美香, 古井田 真吾, 中山 智之, 尾嵜 亮, 有馬 枝津賀 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 366-366, 2024-03-31

    ...</p><p>【倫理的配慮】【倫理的配慮,説明と同意】</p><p>本研究の趣旨,自由意志に基づいた研究であることなどについて,書面を用いて説明し,同意を得た後に実施した.本研究は東京国際大学および武蔵台病院の倫理審査において承認を得ている.</p>...

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  • 高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施におけるフレイルの特性と関係性

    小宮山 隼也, 古山 つや子, 早川 舞華, 丸谷 康平, 杉本 諭, 河野 義彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 272-272, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 2020年4月より高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施が始まり、フレイル対策が重要視されているが、取り組みの開始時期や方法は自治体によってばらつきがある。フレイルには複数の要因が関与するが、それぞれの要因の該当状況や、各々の要因の関連については不明瞭である。本研究では各フレイルの特性や他のフレイルとの関係性を検討し、今後の対象者の選定やアプローチの一助…

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  • 建設業に関わる現場作業員の身体的特性と労働生産性に関する探索的調査

    木村 倖晴, 吉田 勇一, 二宮 省悟, 白石 幸太郎, 中野 聡太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 397-397, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 建設業の現場では身体的負荷の高い作業を行っている労働者 (以下、現場作業員)が多いと考えられ、同業界で最も多い疾患は腰痛であることが報告されている。腰痛をはじめとした身体の不調は、現場作業員の運動機能や労働生産性に影響を与える可能性がある。そこで今回、建設業における現場作業員の腰痛の程度、運動機能、労働生産性の評価を行い、これらの関係を探索的に検証した。 …

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  • 対面のアパレル接客場面における「お見送り」を通した別れの先延ばし

    酒井 晴香 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 100 (0), 137-142, 2024-02-20

    <p>本研究では、対面で行われている小売業の接客サービスにおいてしばしば見られる「お見送り」を分析対象とする。「お見送り」は、店内で会計を終えた後に、レジがある場所から店の出入口まで、退店を目的として客が歩いていく際、店員も付き添って一緒に歩いていく活動を指す。特に、郊外型ショッピングセンターのアパレル接客場面における常連客と店員の音声データを中心に、会計終了後からお見送りを経て別れに至るまでの…

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  • 食と農の「民主的」脱政治化

    柄本 三代子 メディア研究 104 (0), 59-69, 2024-01-31

    <p>    Many policy issues are behind the recent eruption of challenges related to food and agriculture, and it is essential to confront these as political issues. For example, the elimination of …

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  • 個人商店における出会いの予測可能性とあいさつ行為

    酒井 晴香 質的心理学研究 23 (Special), S112-S118, 2024

    本研究では,瀬戸内海・島しょ地域でのフィールドワークをもとに,個人商店における店員と常連客のやりとりの中でも,相互行為開始の局面に注目して分析する。既知の間柄にある人々の一般的な相互行為開始の局面では,空間的に近接したうえで互いの存在に気づいたことが確認され,互いにあいさつが行われる。一方,壁やドアなどの物理的境界を有する商店では,相互行為開始のやりとりが空間的特徴から影響を受けると考えられる。…

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  • インターネット利用が精神的レジリエンスに及ぼす影響の縦断分析

    坂部 創一, 山崎 秀夫 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 14-19, 2023-12-08

    <p><tt>インターネット利用が,レジリエンス</tt>(<tt>精神的回復力</tt>)<tt>に向上や低減効果を与える影響度を分析するために,大学生を対象にした縦断調査データを用いて共分散構造分析を行った。その結果,オンライン上で苦楽を共有し相互に励まし合う共感的ネット利用や,精神的な活力を得ることの出来る特定の動画視聴を意味する活力喚起型動画視聴が多い学生ほどレジリエンスが高い傾向を示し…

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  • 鞍点ベクトル場の発散と漸近正規性

    竹内 宏行 日本統計学会誌 53 (1), 1-27, 2023-09-07

    <p>本論文では確率分布の鞍点が持つベクトル場としての性質を利用し,多変量確率分布列に関する法則収束の様子を調べる.鞍点ベクトル場の時間変動が3次元グラフにより可視化されるが,これを流体の収束と見做すことにより,漸近正規性とは接ベクトル空間が均一化していく現象であるという新しい解釈を得る.鞍点・逆鞍点を一般次元へ拡張すると<i>d</i>次元ユークリッド空間に含まれるリーマン多様体の構造を有し,…

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  • 全身振動刺激トレーニングの神経生理学的効果の検証

    一寸木 洋平, Matija Milosevic, 猪股 高志, 酒井 美園 デサントスポーツ科学 44 (0), 164-173, 2023-02-22

    <p>全身振動刺激トレーニングは,アスリート,高齢者,中枢神経疾患患者のトレーニング法として広く用いられている.これまで全身振動刺激が,足関節の底屈筋であるヒラメ筋のH反射興奮性を強く抑制することが報告されてきたが,ヒラメ筋以外の他の筋への効果は不明であった.そこで,本研究では,全身振動刺激が大腿・下腿の屈筋・伸筋の単シナプス反射回路興奮性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした.対象は,健常…

    DOI 医中誌

  • 呼吸器疾患における呼吸困難の発生機序とその対策

    金﨑 雅史 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (2), 96-101, 2023-02-18

    <p>呼吸困難は複数の感覚と情動的側面から構成される.また,呼吸困難は身体活動やQOL,医療費,死亡率と関連することが知られ,そのメカニズムの把握と介入は重要である.しかしながら,多くの患者において,適切な治療でも,なお呼吸困難が残存していることが問題となっており,普段の生活において呼吸困難に関するunmet …

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 外国人児童向け教科学習用読み物の作成

    二口 和紀子, 佐々木 良造, 吹原 豊, 助川 泰彦 日本語教育方法研究会誌 30 (1), 114-115, 2023

    To improve the academic language proficiency and reading ability of elementary school children with foreign backgrounds, we prepared reading materials for science and social studies. This study …

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  • 小学校社会科および理科の教科書語彙の特徴

    山本 裕子, 川村 よし子, 鷲見 幸美 日本語教育方法研究会誌 29 (2), 6-7, 2023

    The presenters have been investigating vocabulary in elementary school textbooks to provide useful teaching materials for supporting foreign children in learning Japanese. In this study, vocabulary …

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  • 作文支援システム「さくら」の開発

    金 蘭美, 金庭 久美子, 川村 よし子 日本語教育方法研究会誌 29 (2), 92-93, 2023

    This study presents features of SAKURA, issues identified, and modifications made during operational trials. SAKURA enables learners of Japanese to practice writing email from beginner level and up. …

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  • 新型うつ傾向とネット依存・デジタル認知症傾向との関連の縦断分析

    坂部 創一, 山崎 秀夫 環境情報科学論文集 ceis36 (0), 167-172, 2022-11-30

    <p>本研究の仮説の「ネット依存症傾向と新型うつ傾向,および生活ストレスが高い学生ほど,デジタル認知症傾向が悪化する」と,「レジリエンスと共同運動愛好度およびQOL が高い学生ほど,ネット依存症傾向や新型うつ傾向およびデジタル認知症傾向が抑制される」は,大学生を対象にした縦断調査に基づく共分散構造分析の手法でほぼ検証された。また,これら3 …

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  • Occupational Gaps Questionnaire(作業ギャップ質問票)日本語版の作成と言語的妥当性の検討

    見須 裕香, 加藤 雅子, 種村 留美, 岡村 仁, 山本 大誠 作業療法 41 (3), 380-384, 2022-06-15

    作業療法では,対象者が行いたいことや必要としていることと実際に行っていることとの間に生じる作業ギャップを把握することが重要となる.本研究の目的は,作業ギャップを測定するOccupational Gaps Questionnaire日本語版(OGQ-J)を作成し,言語的妥当性を検討することである.方法は,標準化された手順に従いOGQ-Jを作成した.その結果,原版との内容的な整合性を保ちつつ,日本の…

    DOI Web Site 医中誌

  • SDGs CompassとBSCの関係性

    奥 倫陽 商学研究 2022 (15), 57-74, 2022-03-31

    The purpose of this paper is to examine how BSC and SDGs-C(SDGs Compass) should be aligned to fulfill their potential roles in realizing the strategy to achieve the SDGs. First, we explained the …

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  • 「自分の健康」だけでなく「みんなの健康へ」という視点

    今関 豊一 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 21-, 2022

    <p>「自分の健康」だけでなく「みんなの健康へ」とは、健康になるための個人の対処で自分自身に向けられる健康行動として、また個人が集まって複数以上で対処する健康行動としてとらえることができる。それらは、個人、お互いの健康が「低下を抑制する」「維持する」「高まる」ように相互作用が行われるであろう。</p><p> …

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  • 小学校社会科教科書の語彙調査

    山本 裕子, 川村 よし子, 鷲見 幸美 日本語教育方法研究会誌 29 (1), 14-15, 2022

    The authors have been conducting research on the vocabulary used in elementary school textbooks with the goal of providing a Japanese language support environment for children. In this presentation, …

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  • プロスポーツクラブスタッフのキャリアに関する研究(社)

    上代 圭子, 野仲 賢勝, 東明 有美 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 78-, 2022

    <p>“DREAM JOB” 多くの候補者の中から選ばれなければならない大人気の職業であることから、スポーツビジネスはアメリカではこのように表現され(Forbs、2016)、日本でも、「スポーツに関連した仕事に就きたい!」と多くの学生が口にし、プロスポーツクラブに就職を希望する学生は多いが、せっかく就職をできても若い人が数年で辞めていく傾向がある。したがって、日本のプロスポーツクラブのマネジメン…

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  • 質疑応答

    町田 隆司, 今里 恵子, 小田切 紀子 離婚・再婚家族と子ども研究 4 (0), 106-113, 2022

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  • イノベーション創出のための組織資産の活用

    奥 倫陽 経営実務研究 2021 (16), 61-75, 2021-12-31

    In this paper, the relationship between innovation, Simons’ levers of control (LOC), and leadership based on PM theory is inquired. Few empirical studies focus on the relationship between LOC and …

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  • 吃音者と非吃音者の調音速度―音読とシャドーイング課題の比較―

    阿栄娜, 越智 景子, 酒井 奈緒美, 波多野 博顕, 森 浩一 音声研究 25 (0), 1-8, 2021-04-30

    <p>本研究の目的は吃音者の調音能力と話速制御が非吃音者と同じかどうかを検証することである。吃音者20名と非吃音者20名を対象に,音読とシャドーイングの課題を行った。それぞれの課題における,発話・調音速度,ポーズ数,ポーズの持続時間を求めた。その結果,音読課題においては,吃音者の調音速度が遅く,ポーズ数が多かったが,シャドーイング課題では非吃音者との有意な差は見られなかった。このことから,吃音者…

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  • クラウドファンディングとしてのふるさと納税

    大平 修司, スタニスロスキー スミレ, 日高 優一郎, 水越 康介 マーケティングジャーナル 40 (3), 19-30, 2021-01-07

    <p>ふるさと納税は,問題点を抱えているものの,着実にその規模が拡大している。一方で,ふるさと納税に関する研究は,その実態把握研究が大半であり,特に利用者研究は限定的な理解に留まっている。本稿では,まずふるさと納税を寄付型および報奨型クラウドファンディングとして理解し,利用者がふるさと納税を行う要因を検討する。次に寄付者が寄付を行う要因を検討する。さらにふるさと納税の返礼品を寄付つき商品と理解す…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献44件

  • 異なる座位姿勢の保持が腰部多裂筋の筋厚・筋硬度に与える影響

    原野 達也, 田島 慎也, 西原 翔太, 吉里 雄伸, 森本 将司, 松下 大輝, 木村 倖晴, 二宮 省悟 理学療法科学 36 (3), 331-335, 2021

    <p>〔目的〕異なる座位姿勢の保持が腰部多裂筋筋厚・筋硬度に与える影響を検討する.〔対象と方法〕対象者は健常成人男性14名.通常座位,各姿勢,各姿勢保持5分後,通常座位に戻った時点に腰部多裂筋の筋厚と筋硬度を測定した.各姿勢は良姿勢,虚脱,バランスディスク上,バランスボール上,右脚組み,左脚組みの6つの座位とした.4回の測定を6姿勢で実施し,通常座位と各姿勢座位の前後比較と姿勢間の変化率多重比較…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 小学校高学年児童を対象としたmodified Star Excursion Balance Testの信頼性の検討

    兎澤 良輔, 源 裕介, 浅田 菜穂, 荒井 沙織, 平野 正広, 川崎 翼, 赤木 龍一郎, 加藤 宗規 理学療法科学 36 (4), 543-546, 2021

    <p>〔目的〕小学校高学年児童におけるmodified Star Excursion Balance Test(mSEBT)の信頼性を検討することを目的とした.〔対象と方法〕健常な小学校高学年児童9名にmSEBT を2回連続で実施し,その際の検者内信頼性およびBland-Altman分析(BAA),誤差範囲を算出した.〔結果〕3つの方向の級内相関係数(ICC)(1,1)は0.797–0.875で…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 弁証法的行動療法におけるマインドフルネス

    井合 真海子, 宮城 整, 山崎 さおり, 松野 航大, 片山 皓絵, 成瀬 麻夕, 野網 惠, 遊佐 安一郎 心理学評論 64 (4), 460-475, 2021

    <p>In this paper, the position that mindfulness has in dialectical behavior therapy (DBT) and its effects are discussed in relation to the historical background of the birth of DBT, the main theory, …

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  • 心理学における未解決の課題二項対立,対比概念から

    西川 泰夫, 高砂 美樹 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), L-006-L-006, 2021

    <p>心の哲学史上のみならず自然科学的実験心理学成立以降現状においても心観(ならびに行動観など)の前提となる認識の枠組み(視点,パラダイム)の間の対立解消が図られてきたが解決にはなおほど遠い。典型例は心身二元論と一元論間にみられる。二元論から生じる難問,心身問題を解消する試みの結果精神物理学や新たな数理論理的究明,一方には心身医学がもたらされた。他方,一元論の内部では唯心論からの霊魂論をはじめ,…

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  • 理学療法学科学生におけるライフスキルと学業成績の関連

    井上 由里, 田村 暁大, 櫻井 陽子, 志村 圭太 理学療法科学 36 (4), 617-621, 2021

    <p>〔目的〕本研究では理学療法学科学生のライフスキルの特性を検討すること,学業成績との関連性を明らかにすることを目的とした.〔対象と方法〕2年生70名と4年生78名を対象とした.日常生活スキル尺度(大学生版)の結果を学年間,加えて2年生は性別と学業成績で比較した.〔結果〕4年生と比較して2年生は,対人スキルである「リーダーシップ」と個人スキルである「前向きな思考」,「情報要約力」は低値を,対人…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 筋硬度測定の習熟度と測定機器および測定肢位の違いが検者内信頼性と検者間信頼性に及ぼす影響

    諸角 一記, 森下 勝行, 青木 賢宏, 横井 悠加 理学療法科学 36 (5), 689-698, 2021

    <p>〔目的〕理学療法評価に用いる筋硬度測定の習熟度と,測定機器と肢位の違いが検者内と検者間の信頼性に及ぼす影響を検討した.〔対象と方法〕健常成人男子12名を対象として,測定方法が異なる3種類の組織硬度計を用い,習熟者群3名と初学者群3名が,腰部脊柱起立筋・大腿直筋・上腕三頭筋長頭硬度を筋弛緩位と筋伸張位の2肢位で測定した.〔結果〕検者内と検者間の相対信頼性は測定平均値の比較で高い信頼性を示した…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献15件

  • 日本におけるバイコットおよびボイコットに関する一考察―応援する消費行動の考察に向けて

    水越 康介, 大平 修司, スタニスロスキー スミレ, 日高 優一郎 JSMDレビュー 5 (1), 25-32, 2021

    <p>本研究では,政治的消費行動の一つであるバイコットおよびボイコットに関する研究に焦点をあてる。これまでの研究では,その特徴や歴史とともに,人々の属性や利他性との結びつきが考察されてきた。その一方で,日本ではそもそも政治的消費行動をとる人々は少ないとされ,あまり研究されてこなかった。しかしながら,東日本大震災やコロナ禍を経て,バイコットに似た応援する消費行動(応援消費)が注目されるようになって…

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  • P10-4 両変形性膝関節症を呈した症例の関節液内の白血球数と疼痛および患者立脚型膝評価との関 連

    兎澤 良輔, 中島 琢磨, 長谷川 龍成, 川崎 翼, 高橋 亨 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 173-, 2021

    <p>【目的】膝関節の関節液内の白血球数は膝関節の状態を反映し,炎症性疾患は5000cell/μL 以上,感染性疾患は</p><p>50000cell/μL以上等の基準がある.変形性膝関節症において関節液内の白血球数が疼痛や患者立脚型膝評価と関連があるのか定期的に関節穿刺を行っている症例から検討した.</p><p>【方法】対象は80 歳代男性.2 …

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  • 坪井仙次郎をご存じ?―日本の心理学史の先覚者の一人―

    西川 泰夫, 高砂 美樹 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), L-002-L-002, 2020-09-08

    <p>坪井仙次郎(1854-1945)は,芝新銭座時代の慶應義塾の出身者である。その同級生の一人に,門野幾之進がいる(塾(1890-1900)における日本人初の心理学・論理学の担当者)。坪井の心理学への貢献は,著書『心理要略』で公的記録に残る。これは坪井が京都師範学校で心理学を担当したさいの教科書として執筆したものである。これはヘブンの著(西周訳・奚般氏著『心理学』)を原典としその概要ならびに教…

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  • 主体的にスポーツ実技を選択履修する大学生の運動セルフ・エフィカシーとレジリエンスの特徴

    重藤 誠市郎, 山崎 享子, Sheahan John Patrick, 奥田 功夫, 長谷川 望, 一川 大輔 大学体育スポーツ学研究 17 (0), 3-11, 2020

    <p>本研究は,大学スポーツ実技(実技群)及び健康スポーツ心理学(講義群)を履修した大学生の運動セルフ・エフィカシー(運動SE)とレジリエンスの特徴を明らかにし,運動SEやスポーツ経験などからレジリエンスの規定因を明らかにすることを目的とした.大学生304名を調査対象者とし,運動SE尺度とソーシャルサポート因子,自己効力感因子,社会性因子の3因子からなるS-H式レジリエンス検査(R検査)を初回授…

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  • スマートフォンアプリケーションを使用した胸腰部屈曲可動域測定の検者間信頼性の検討

    兎澤 良輔, 浅田 菜穂, 荒井 沙織, 源 裕介, 平野 正広, 川崎 翼, 加藤 宗規 理学療法科学 35 (3), 409-412, 2020

    <p>〔目的〕胸腰部屈曲可動域測定において,スマートフォンアプリケーション(アプリ)を用いた測定方法の信頼性を検討すること.〔対象と方法〕男子大学生20名に座位での体幹屈曲運動をスマートフォンで撮影後,撮像からアプリ(グリット線撮影アプリProfessional)を用いて検者2名(理学療法士,学生)によるアプリ測定を実施した.検者2名のアプリ測定の結果について検者間信頼性および測定誤差を算出した…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献10件

  • 世界のエネルギー転換シナリオと政策面での整合性確保の可能性

    武石 礼司 国際経済 71 (0), 169-189, 2020

    <p>世界の主要なエネルギー研究機関等から出されている世界のエネルギー需給の将来シナリオを比較検討すると,シナリオの差異が大きく,将来の世界をいかに描くかにより,エネルギー供給と消費の内容が大きく異なる。世界各国は,エネルギー自給率の高低,国の脆弱性次第で,エネルギー政策に差異が生じており,OECD加盟国とそれ以外の発展途上国とを比べても,政策面での世界的な整合性を得ることは難しい状況がある。<…

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  • 異なる価値観を持つ人々が共に生きる「開かれた共生社会」の原理

    稲垣 みどり, 金 泰明 言語文化教育研究 17 (0), 33-52, 2019-12-31

    <p>本稿は,異なる他者と価値観の違いを認め合いつつ共に生きるための原理を共生論の立場から紹介し,その言語教育における実践の事例を報告する。日本国内外の言語教育の現場において,共生論の原理をどのように文脈化できるかを考察することが本稿の目的である。まず,哲学,人権論および共生論が専門領域である金泰明が,カント,ヘーゲル,ホッブズ,フッサールらの近代哲学の思想を概観しながら共生論の原理を「自由の相…

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  • 「演じること」による教師の変容の可能性

    宇佐美 洋, 岡本 能里子, 文野 峯子, 森本 郁代, 栁田 直美 言語文化教育研究 17 (0), 383-403, 2019-12-31

    <p>日本語教育関係者を対象に,フォーラム・シアター(FT)と呼ばれる演劇ワークショップを実施した後で,参加者に対するインタビューを実施し,各参加者にどのような変容があったかを分析した。その結果,ある参加者はFTへの継続的な参加を経て,ネガティブ・ケイパビリティ(すぐに答えを求めず考え続ける能力)を深化させていったことが確認されたが,一方でFTに明確な終着点を求めてしまう参加者もいたことが確認さ…

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  • 日本の国内法制と言語権―国際法上の言語権概念を国内法へ受容するための条件と課題―

    杉本 篤史 社会言語科学 22 (1), 47-60, 2019-09-30

    <p>言語権概念は社会言語学領域ではすでに十分な合意があるものの,憲法学の領域ではまだあまり馴染みのない概念である.本稿はこのような日本における言語権の理解状況をふまえて,法律学の見地から国際法上の言語権概念をいかにして日本国内法において受容せしめるか,またその条件は何かについて検討する.まず国際法上の言語権概念の発展過程を追い,ついで,日本国内法への言語権の受容を妨げている日本国憲法の問題につ…

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  • 追悼特集 詫摩武俊先生を偲ぶ

    渡邊 芳之, 瀧本 孝雄, サトウ タツヤ, 田中 信市 パーソナリティ研究 28 (1), 1-6, 2019-07-01

    日本パーソナリティ心理学会(旧・日本性格心理学会)初代理事長で本学会名誉会員でもある詫摩武俊先生のご逝去については,パーソナリティ研究第27巻1号の訃報でお知らせしたとおりです。訃報記事で予告しましたように,本号では詫摩先生にゆかりのある3人の本学会会員から寄稿を得て追悼特集とし,会員の皆さまとともに詫摩先生を偲びたいと考えます(渡邊芳之)。

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  • 視覚的重さと希少性の知覚

    平木 いくみ, 外川 拓 マーケティングジャーナル 38 (4), 35-46, 2019-03-29

    <p>身体化認知理論への注目により,感覚が消費者行動に及ぼすさまざまな影響が明らかになっている。本稿では,製品の希少性知覚に対して視覚的重さが及ぼす影響を検討する。製品パッケージのカラー(実験1)と製品画像の掲載位置(実験2)を操作した2つの実験を通して,視覚的重さの経験は,当該製品に対する希少性知覚へ影響を及ぼすことが明らかにされた。さらに,視覚的重さが希少性知覚へ及ぼす影響は,製品間の陳列ス…

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 心理学史におけるLittle Albertをめぐる謎

    高砂 美樹 行動分析学研究 33 (2), 128-134, 2019-02-10

    <p>John B. Watsonの条件性情動反応の研究(Watson & Rayner, 1920)に出てくるAlbert B.として知られるLittle Albertは本当は誰だったのだろうか。この9か月齢の子どものことは心理学史ではよく知られてきたが、Albertは実験の後に生後ずっと暮らしていた大学病院から連れていかれ、その後どうなったかについては何の手掛かりもなかった。近年になって、B…

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  • 高校部活動選手におけるコンディション実態および時期特性

    青山 真希子, 坂田 淳, 塩田 真史, 窪田 智史, 鈴川 仁人 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-81-F-81, 2019

    <p>【はじめに,目的】</p><p> 我々は生徒の健康管理や競技力向上を目的に市立の高等学校に週3回訪問し,選手の身体機能面の相談,コンディショニング指導を実施している。本報告では,高校部活動選手における身体コンディションの実態および時期特性を明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】</p><p> …

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  • 歩行時に左下肢の振り出しが遅延した右前頭葉内側皮質下出血の症例

    矢田 拓也, 川崎 翼 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-184_1-E-184_1, 2019

    <p>【はじめに・目的】</p><p>補足運動野(以下SMA)は,歩行時に下肢の内的なリズム生成を行い,歩行時の自律的な下肢の交互運動に関与していると報告されている.今回運動麻痺は軽度であったのにも関わらず,歩行時に左下肢の振り出しが遅延するといった特異的な歩行障害を呈した症例に対し,内的なリズム生成に着目し介入した結果,歩行能力改善を認めたため,その経過を報告する.</p><p>【症例紹介】<…

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  • 11教-11-ポ-20 クリケット的要素を導入した中学校ベースボール型授業の研究

    石塚 諭, 菊地 孝太郎, 阿部 隆行, 久保 賢太郎 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 323_3-323_3, 2019

    <p> 学習指導要領では、ボール運動・球技系の領域は、「型」に分類されることで、「種目」ではなく「型」に共通する学習内容が設定されている。そのような考えのもと、修正されたゲーム教材が数多く提示されてきた。中でもベースボール型に着目すると、ベースボールという固有の競技名が型の名称に入っていることもあり、ベースボール(野球)をもとにした教材が数多く提案されてきた傾向がある。その具体的なゲーム修正の視…

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  • 11教-12-口-28 保健体育科におけるICT活用指導力育成プログラムの開発に向けた基礎的研究(2)

    木原 慎介 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 305_1-305_1, 2019

    <p> 教育の情報化の進展に伴い、各教科における教員のICT活用指導力の育成・向上が求められている。体育授業においてICT活用が有効であることについては多くの実践報告がある一方で、保健体育教師のICT活用指導力は全教科の教師と比較して低調であることが分かっている(木原、2019)。したがって、体育授業でICTを活用した指導を展開する上では何らかの課題があると考えられるが、十分な分析的研究はなされ…

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  • コーパス分析システムCo-Chu の作文指導への活用

    本間 妙, 山本 裕子, 川村 よし子, 小森 早江子 日本語教育方法研究会誌 26 (1), 62-63, 2019

    When teaching composition, it is important not just to point out mistakes, but also to understand each student's pattern of errors as well as those common among the entire class. Co-Chu, the corpus …

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  • Mirror Visual Feedbackを得る際の対象側手の条件の違いが運動学習に与える影響

    針谷 遼, 川崎 翼, 矢野 秀典 理学療法科学 34 (1), 97-101, 2019

    <p>〔目的〕Mirror Visual Feedback(MVF)を得ている間の鏡に隠された対象側手を,非対称側の運動と同期して動かすことが運動パフォーマンスの向上に有益か否かを明らかにすることとした.〔対象と方法〕健常成人30名を,MVFを得ている間に対象側手を脱力する群(MVF群),非対象側手と同期した運動を行う群(MVF+rotation群),コントロール群の3群に分け,ボール回し課題に…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 02社-12-口-09 大型公共スポーツ施設における付加価値施設・設備の創出

    上代 圭子, 秋吉 遼子, 東明 有美, 高橋 季絵, 舟木 泰世 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 108_3-108_3, 2019

    <p> スポーツ庁(2016)は、コストセンターからプロフィットセンターへの変換を打ち出し、スタジアムやアリーナを本拠地とするスポーツチームの利用方法や多様な利用シーンを設定することが収支に大きな影響を与えるとして、付加価値を生み出すことが重要であるとしている。だが、付加価値創出に対する取り組みや考え方を明らかにした研究は見受けられない。そこで本研究では、施設所有者と管理者および利用団体の付加価…

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  • スマートフォンアプリケーションを使用した定量的体幹可動性評価の信頼性、妥当性の検討

    兎澤 良輔, 浅田 菜穂, 川崎 翼, 中村 浩, 加藤 宗規 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-173_2-H2-173_2, 2019

    <p>【はじめに、目的】</p><p>体幹の関節可動域測定は,基本軸(仙骨後面),移動軸(第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結んだ線)に角度計を当てることが難しく,非常に難易度が高い測定法である.また,指床間距離測定は簡便であるが,体幹の可動性に加え,股関節の柔軟性の影響を受ける.そこで,本研究では,スマートフォンのアプリケーション(以下,アプリ)を用いた定量的体幹可動性評価方法を行い,その信頼性…

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  • 膝前十字靭帯再建術前の異常歩行が術後の歩行動作中の下肢キネマティクスに与える影響

    中田 周兵, 窪田 智史, 永野 康治, 来住野 麻美, 玉置 龍也, 鈴川 仁人 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-116-F-116, 2019

    <p>【はじめに,目的】</p><p> 我々はACL損傷者の異常歩行について,立脚初期の足関節異常運動が近位関節の運動変化に関与することを報告した。しかし,ACL再建術前の異常歩行が,術後の歩行動作にどのような影響を与えているかは明らかではない。本研究では,ACL再建術前後の歩行動作を縦断的に比較した。</p><p>【方法】</p><p> …

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  • 筋骨格シミュレーションによる学童野球選手における肘内側障害発生の危険因子の検討

    坂田 淳, 窪田 智史, 来住野 麻美, 玉置 龍也, 鈴川 仁人 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-67-F-67, 2019

    <p>【はじめに,目的】</p><p> 本研究では,筋骨格シミュレーションにより,投球時の肘内側側副靭帯にかかる張力を推定し,肘内側障害発生の危険因子を検討することを目的とした。</p><p>【方法】</p><p> SIMM(MusculoGraphics社)を用い,肘内側側副靱帯前部線維(AOL)の前方線維(AB),後方線維(PB)の三次元筋骨格モデルを作成し,検証を行った。次に学童野球投手7…

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  • 野球用ヘルメット着用の有無が打者の頭部動作と打点位置に与える影響

    赤池 行平, 麓 正樹 日本トレーニング指導学会大会プログラム・抄録集 2019 (0), 48-, 2019

    【背景】野球の打撃に関する研究では、水平方向に移動する物体を視覚追従する研究はあるが、 リリース直後に一瞬上方に抜けるような軌道を描く、「カーブ」に代表されるような球種に対 する研究はほとんどない。また、視野制限をもたらす可能性がある野球用ツバ付きヘルメット (以下ヘルメット)の着用は、上方に抜けるような軌道を描く球種を視覚追従する際には、そ …

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  • 足関節運動の視覚誘導性自己運動錯覚が運動イメージに与える影響

    酒井 克也, 川崎 翼, 池田 由美 日本保健科学学会誌 21 (4), 208-214, 2019

    視覚誘導性自己運動錯覚(Kinesthetic illusion induced by visual stimulation:KiNvis)とは、自己の身体運動の映像を観察することで、錯覚が生じることである。本研究はKiNvis が運動イメージ能力に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。対象は健常人20 名とし、2 群(KiNvis 群、コントロール群)に割付けた。KiNvis …

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  • 一過性高強度トレーニング前後の脳活動の変化

    麓 正樹 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 43_1-43_1, 2019

    <p> 近年、アスリートではない一般健常者や生活習慣病の疾患者に対し、短時間の間欠的高強度運動(HIIE : high intensity interval exercise)を実施すると、低強度から中強度で行われる持久性運動と同様の心血管機能や筋代謝機能の向上がもたらされることが報告され、注目を集めている。HIIEの利点は、健康の維持増進のための運動を重要と考えていながら、時間的余裕がない一般…

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  • ウエイトリフティング選手のトレーニング負荷のモニタリング

    三好 英次, 三宅 敏博 日本トレーニング指導学会大会プログラム・抄録集 2019 (0), 55-, 2019

    背景:日々のトレーニング負荷を定量化し、身体への内的負荷をモニタリングすることは、選 手の身体的負荷を的確に把握し、コンディションの予測や傷害予防の面でも有益といえる。 実践報告の目的:筆者らはウエイトリフティング選手の身体負荷の指標として心拍変動(Heart rate variability:HRV)を、またクラウドシステムを通じて主観的な指標を継続してモニター …

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  • 大学体育における武道種目受講学生の武道イメージ

    小林 優希, 平岡 拓晃, 桐生 習作, 鍋山 隆弘, 麓 正樹, 石川 美久 武道学研究 50 (2), 79-87, 2018-01-31

    <p>This study clarifies the change of image toward budo among students attending budo classes after a half-term of university-level physical education classes have been completed.</p><p>In this …

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  • 時間選好率および現在バイアス性がオンラインゲーム内コンテンツへの課金行動に与える影響

    盛本 晶子 行動経済学 11 (0), 1-13, 2018

    ...<p>本稿の目的は,人々がオンラインゲーム内コンテンツの購入もしくはオンラインゲームをプレイすることに対して料金を支払う,いわゆる「課金」行動について時間割引の観点から検証することである.東京国際大学の有志学生に対してアンケート調査を行い入手したデータを分析した結果,(1)時間選好率は課金行動に影響を与えないこと,(2)現在バイアスの程度が強いほど課金する傾向があること,(3)ナイーブの度合いが強いほど...

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  • 「やさしくなーれ」は学習者の読解に役立つのか

    八木 真生, 川村 よし子 日本語教育方法研究会誌 24 (2), 100-101, 2018

    This article reports the study conducted on the Japanese simplification system called Yasashikunaare. The aim of the study was to gain learners' perspectives on the practicality of the Japanese …

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  • 11教-24-口-58 体育授業の事前計画における小学校教師の認識傾向に関する研究

    石塚 諭, 阿部 隆行 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 257_1-257_1, 2018

    <p> 体育授業では、状況と文脈に応じた即時的な意思決定が、専門的な力量として教師に求められている。先行研究では、教師の即時的な意思決定は、教師が有する事前計画と強い関連があることが明らかにされてきた。石塚・鈴木(2016)は、体育授業に関して小学校教師が、事前計画に対してどのような認識を持っているかということを検討するため、12名の小学校教師から得られたデータを質的内容分析により分析した。その…

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  • 02社-24-口-19 稼げるスタジアムとしてのVIPエリアの活用に関する研究

    上代 圭子, 秋吉 遼子 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 84_1-84_1, 2018

    <p> 2017年6月、スポーツ庁と経済産業省は、大型スポーツ施設を活かすための「スタジアム・アリーナ改革ガイドブック」を作成した。そして、スタジアムやアリーナを本拠地とするスポーツチームの多様な利用方法や利用シーンを設定することは施設の収支に大きな影響を与えるとして、VIPルームや特徴のある座席等による付加価値を生み出すことが重要であるとした。</p><p> …

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  • ⾜関節背屈運動の視覚誘導性⾃⼰運動錯覚が運動イメージ能⼒に与える影響

    酒井 克也, 川崎 翼, 池田 由美 日本保健科学学会誌 21 (Supplement), 45-45, 2018

    【⽬的】視覚誘導性⾃⼰運動錯覚 (KiNvis)とは,⾃⼰の⾝体運動の映像を観察することで,錯覚が⽣じることである.KiNvis では運動イメージ時 (MI)と共通した脳領域が活動すると考えられているが,MI に及ぼす影響は明らかではない.そこで,KiNvis がMI に及ぼす影響を明らかにすることを⽬的とした.【⽅法】対象は健常⼈20 名の右⾜とし,無作為に2 群(KiNvis …

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  • 組織発展におけるBSCの貢献

    奥 倫陽 経営実務研究 2018 (13), 51-63, 2018

    In this paper, the contribution of Balanced Scorecard(BSC) in organizational development is examined, based on four types of organizational development and change process by van de Ven & Poole …

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  • 脳腫瘍不全麻痺患者に対する肩甲骨アライメントへの介入が立位姿勢,歩行能力へ及ぼす効果

    矢田 拓也, 川崎 翼, 大平 雅弘 理学療法科学 33 (5), 845-850, 2018

    〔目的〕肩甲骨アライメントを修正することを目的とした介入による,脳腫瘍患者のバランス機能,歩行能力の改善効果を検討した.〔対象と方法〕左上下肢不全麻痺により歩行不安定性を呈した脳腫瘍患者1名に対し,肩甲胸郭関節の安定化訓練と立位,歩行訓練を40分の介入で5日間行わせた.肩甲骨アライメント,立位時の身体重心,バランス,歩行評価から治療効果を検証した.〔結果〕介入によって,立位,歩行時の肩甲骨アライ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 03心-24-ポ-35 高校生までのスポーツ経験年数及び運動部での役職経験とレジリエンスの関連性

    重藤 誠市郎, 奥田 功夫, 一川 大輔 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 107_1-107_1, 2018

    <p> レジリエンスは社会で生活していく上で不可欠な能力であり、レジリエンスを育むためにスポーツ経験(自己開示、挫折、挑戦達成、周囲からのサポート、努力忍耐など)が有益である可能性が示唆されている(葛西ほか, 2009)。スポーツ経験は経験年数が長いほど多くの経験を積める可能性があり、運動部において部長などの役職経験を有する者には、役職経験のない学生と比較すると豊富なスポーツ経験を積んでいる可能…

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  • 11教-25-口-71 保健体育科におけるICT活用指導力育成プログラムの開発に向けた基礎的研究(1)

    木原 慎介 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 261_2-261_2, 2018

    <p> 求められている教員のICT活用指導力向上に関して、文部科学省は全公立学校教師(=全教師)を対象に全国調査を実施しているが、教科別の実態は明らかとなっていない。本研究の目的は、保健体育科における教員のICT活用指導力の実態を明らかにし、今後の教員養成や教員研修において、教科の特性を踏まえたICT活用指導力の育成・向上策の在り方を検討する際の基礎資料を得ることである。調査は中・高等学校の保健…

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  • 02社-24-口-14 スポーツ選手の国際移籍はキャリア形成につながるか?

    東明 有美, 野川 春夫, 上代 圭子 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 82_2-82_2, 2018

    <p> スペインサッカー界で活躍するメッシ選手やロナウド選手を筆頭として、スポーツ選手にとって国際移籍はキャリア形成のための重要な選択肢となっている(Agergaad & Ryba、2014)。こうした流れは日本においても例外ではなく、プロ野球やJリーグには多くの外国人選手が流入する一方で、キャリア形成を目指して海外に流出する日本人選手は男女を問わず増加している。 …

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  • Avolio and Bassの取引型リーダーシップ

    長谷川 直樹 経営実務研究 2018 (13), 1-14, 2018

    Avolio and Bass's Full Range Leadership Theory, which had been popular for more than 30 years in English-speaking countries, has also been studied in Japan. However, Transaction Leadership has …

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  • 身体と食の公共性を奪うもの

    柄本 三代子 スポーツ社会学研究 25 (2), 5-20, 2017-09-30

    本論は、身体や食をめぐる公共性がいかに剥奪されているかということについて考察する。そこで重要な社会的装置として機能しているのが「2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」(以下「2020 東京オリンピック」)であることを明らかにすることで、新自由主義における規範的理性がいかなるものであるか考察する。<br> …

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  • 食品風評被害につながる情報に対する認知的評価―情報取得形態の違いに着目して―

    尾関 美喜, 天野 正博 実験社会心理学研究 57 (1), 1-11, 2017

    <p>人々の日常会話における噂話は時として風評被害をもたらすことがある。本研究は,友人間における食品に関するこのような噂話の機能を明らかにすることを目的とした。312名の女性が,牛乳から放射能が検出されたという情報を1)ニュースで聞いた 2)知らない人によるTwitterの投稿 3)親しい友人から聞いた,3つの架空のシナリオのいずれかの場合について,その情報についてうわさの機能や属性を評価する尺…

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  • Lévy の反転公式と鞍点近似法の比較

    竹内 宏行 日本統計学会誌 46 (2), 113-135, 2017

    <p>Daniels (1954) によって統計学に導入された鞍点近似法は,特性関数にLévy の反転公式を適用し密度関数を計算する際の簡便法である.今日の計算機環境はこのような方法に依存することなく,Lévy の反転法のような複素数を含む数値積分をも実行可能としている.本論文では数値計算例に基づきLévy …

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  • 日本語学習者に役に立つ語は何か

    金庭 久美子, 川村 よし子, 山森 理恵, 小林 秀和 日本語教育方法研究会誌 23 (2), 88-89, 2017

    This project aims to create an automated word substitution system for converting standard Japanese into simple Japanese. This substitution occurs on a word-by-word basis, but some things are …

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  • 相手の要求に応じられない場合の対応の仕方

    金庭 久美子, 金 蘭美, 橋本 直幸, 川村 よし子 日本語教育方法研究会誌 24 (1), 80-81, 2017

    This study analyses emails written by 30 Japanese native speakers (JNS) and 90 Japanese language learners (JLL). Each participant wrote an email for Task A, "Declining a request for a translation" …

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  • 運動様式の異なる一過性運動が中年女性の気分に及ぼす影響

    早川 洋子, 大熊 慶, 高橋 裕子, 内海 舞香 International Journal of Human Culture Studies 2017 (27), 39-46, 2017

    <p>本研究は,ボクシングエクササイズ(BE)とヨガエクササイズ(YE)の実施が気分(POMS)に対してどのような急性の心理的影響をもたらすかを明らかにすることを目的として実施した.対象者は,T市立体育館のフィットネスプログラムであるBEプログラムもしくはYEを取り入れたプログラムのいずれかの教室に自主的に参加している中年女性40名(各プログラム20名)であった.両教室ともに各運動プログラムを6…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 02社-09-口-01 イスラムとスポーツの関係に関する研究の動向

    東明 有美, 野川 春夫, 工藤 康宏, 上代 圭子, 秋吉 遼子 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 74_1-74_1, 2017

    <p> 2012ロンドンオリンピックでは、サウジアラビアから初の女性選手が参加しこと(ロイター、2012年7月29日)や、開催期間がムスリムが断食をおこなうラマダンの期間と重なったことで、イスラム教徒(ムスリム)選手への注目が集まった(読売新聞、2012年8月2日)。</p><p> 日本で開催される2020オリンピック・パラリンピックにおいても多くのムスリム選手の参加が予想される中、現在日本では…

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  • 02社-09-口-02 イスラム系在日外国人のスポーツ・ライフに関する調査研究

    上代 圭子, 野川 春夫, 秋吉 遼子, 工藤 康宏, 東明 有美 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 74_2-74_2, 2017

    <p> 移民や長短期滞在者にとってスポーツは、社会内包(Inclusion)につながるインフォーマルな社会ネット構築に有効なツールであると考えられる。また、2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催され、多くのイスラム圏の人々の来日が予想されるが、ムスリム(イスラム教徒)はひとたび国際社会に出ると、食べ物や服装など宗教的な問題が出てくるにも拘わらず、日本のイスラム圏におけるスポーツに…

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  • ゴルフスイング動作とパッティング能力の測定からみた授業成果に関する研究

    一川 大輔, 奥田 功夫 大学体育学 14 (0), 16-23, 2017

    <p>本研究の目的は,15週にわたる大学ゴルフ実技を履修する初心者のゴルフ能力を評価することであった。7番アイアンを用いた際の3次元ゴルフスイング動作は,授業期間中のゴルフ能力の向上を評価するために記録された。本研究におけるスイング分析項目は,1. ヘッドスピード,2. バックスイングのトップ時点での肩角度,腰角度, 3. バックスイングのトップ時点での捻転差とダウンスイング中の最大値,4. …

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  • 青年期から中年期の成人における犬の飼育状況と健康関連QOL との関係

    早川 洋子, 荒尾 孝 International Journal of Human Culture Studies 2017 (27), 47-56, 2017-01-01

    <p> 犬の主たる飼育者とペットの非飼育者を対象に,犬の飼育と健康関連 QOL の3 側面(身体的,精神的,社会/役割的)の健康状態との関係を明らかにすることを目的とした.成人を対象としてインターネットにより,健康関連 quality of life (QOL)(MOS 36-Item Short-Form Health Survey : …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 店舗空間における感覚マーケティング

    石井 裕明, 平木 いくみ マーケティングジャーナル 35 (4), 52-71, 2016-03-31

    <p>近年,感覚マーケティングに大きな注目が集まっている。特に小売店舗においては,市場環境の変化により,感覚マーケティングに寄せられる期待が高まっている。こうした中,店舗空間における感覚マーケティングを取り上げ,その影響の大きさと実務への適用可能性を検討することには大きな意義があるだろう。本稿では,まず,感覚マーケティングの議論の特徴に触れ,研究動向を感覚ごとに紹介することで,店舗空間における感…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献42件

  • 確率分布の<i>γ</i>-分解について

    竹内 宏行 日本統計学会誌 45 (2), 231-245, 2016

    <p>確率分布の規準化は,分布より期待値・分散という情報を取り去る作用をもつ.本論文では期待値・分散,及びそれ以外の情報への分解のひとつとして規準化を特徴づけ,そのような方法一般をγ-分解として定義する.このとき確率分布に対応する鞍点のsp-曲率はγ-分解を与えることが明らかにされる.統計量の漸近正規性を評価する場合,sp-曲率によるγ-分解が極めて自然である理由が示される.サンプルサイズに依存…

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  • 新聞記事における慣用表現の出現頻度の調査

    北村 達也, 川村 よし子 日本語教育方法研究会誌 22 (3), 32-33, 2016

    This study aims to reveal how much time and effort Japanese language learners should devote to learning idiomatic phrases, and which idiomatic phrases should be learned preferentially. We measured …

    DOI DOI 研究データあり 参考文献1件

  • 02社−26−口−26 既婚女性のスポーツ参加要因に関する研究

    上代 圭子, 野川 春夫, 東明 有美 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 104_2-104_2, 2016

    <p> 日本の成人女性の週1回以上のスポーツ実施率は39.4%(文部科学省、2015)と、目標である65%には程遠い。日本人女性のスポーツ参加には、育児や家事などの性役割で「時間がない」という阻害要因が多く(新谷、1992、2003;女性と余暇研究会、1999;佐藤、2004)、また、結婚や出産を機に競技スポーツだけでなく日常のスポーツ活動から離脱する既婚女性が多く、特に中高年女性は定期的なスポ…

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  • ファンクショナルムーブメントスクリーンのゴルファーへの応用

    一川 大輔, 重藤 誠市郎, 宮澤 太機, John Patrick SHEAHAN, 奥田 功夫 理学療法科学 31 (6), 875-881, 2016

    〔目的〕ゴルフパフォーマンスと年齢によって,身体機能特性がどのように異なるのかを調査することとした. 〔対象と方法〕ゴルフパフォーマンスと年齢により4つのグループに分けられた46名のゴルファーとした.被験者の身体機能特性は,Functional movement screen(FMS)をもとに著者らが開発した項目により評価された.〔結果〕若年ローハンディキャップグループは,FMS項目の合計得点に…

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 作文支援ツール「文体チェッカー」の開発と評価

    金庭 久美子, 川村 よし子, 橋本 直幸 日本語教育方法研究会誌 23 (1), 66-67, 2016

    This study aims to develop a Japanese writing style checker as a tool of a writing tutorial system on the web. This tool will divide input text into words, and show the writing style of each …

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  • 02社−26−口−19 東アジアにおける公共スポーツ施設政策の国際比較研究

    東明 有美, 野川 春夫, 高橋 季絵, 上代 圭子, 趙 倩穎 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 102_1-102_1, 2016

    <p> 公共スポーツ施設は、一般的に採算性が低く、補助金や運営費交付金という名目の「金喰い虫で稼げない」施設と位置付けられ、他の公共施設同様に『指定管理者制度』が導入されて市場原理が導入されてきた。経済の減速化と税収の落ち込みが世界的に拡大する中、生涯スポーツの振興の基盤となるスポーツ施設の新築・改修に積極的に取り組んでいるのが、英国・台湾・シンガポールである。また、スポーツ活動の場の確保という…

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  • スキー・スノーボード実習の現状と今後の課題

    大橋 信行, 伊藤 巨志, 木村 博人, 栗原 祐二, 青木 通, 新井 健之, 北原 澄高, 三好 英次 運動とスポーツの科学 21 (1), 85-95, 2015-12-30

    <p>To investigate the current situations of skiing and snowboarding lessons, questionnaires were sent to 1055 higher educational institutions around the country, and 491 responses were obtained. The …

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  • 確率分布のsp-変換

    竹内 宏行 日本統計学会誌 45 (1), 19-40, 2015

    2次元ユークリッド平面における曲線としての鞍点の長さによって,基準化された標本平均<i>S<sub>n</sub></i>に関する漸近正規性を捉える.この結果はsp-変換により,フィッシャー計量が定義された正規分布のモデル多様体ℳ上へ拡張される.sp-変換は鞍点すなわち確率分布をℳ上の曲線(sp-曲線)へ移すが,これは``鞍点を包絡線とするような接線群を考える''というアイデアによって得られる.…

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  • 被ばくの語られ方

    柄本 三代子 社会学評論 65 (4), 521-540, 2015

    本稿は, 東日本大震災後多くの人びとの関心を引きつけながら専門家の評価・判断が依然として分かれたままの, 福島第一原発事故後の放射能汚染による被ばくのリスクと不安について, わかりやすさが求められるテレビ報道において, いかに説明され語られているかを考察した.<br>たんに福島第一原発事故後の被ばくのみを分析対象とするのではなく, 利用可能なアーカイブを駆使し, …

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