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検索結果 2,543 件

  • GGBSを大量に使用した締固めを必要とする高流動コンクリートの基礎性状

    髙橋 駿人, 鈴木 将充, 加藤 佳孝, 早川 健司 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 410-417, 2024-03-29

    <p>施工の合理化、不具合発生リスクの低減、CO<sub>2</sub>排出量の削減、天然資源使用量の削減を目指した、混和材を大量に使用した締固めを必要とする高流動コンクリートを開発するために、普通ポルトランドセメント(OPC)を高炉スラグ微粉末(GGBS)で70%、80%置換したコンクリートでフレッシュ性状および硬化特性の基礎性状の把握を実施した。OPCコンクリートと比較して、結合材水比則が同…

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  • 地盤改良杭でコンクリート路盤を支持する補強盛土の設計手法に関する研究

    藤井 公博, 小島 謙一, 野中 隆博, 高野 裕輔, 青木 一二三 地盤工学ジャーナル 18 (4), 349-363, 2023-12-01

    <p>トンネル発生土の有効利用を図るためジオテキスタイルを用いた補強盛土内に地盤改良杭を構築し,これによりコンクリート路盤を直接支持することで省力化軌道を支持する盛土には不適とされる材料も適用可能となる盛土構造であるパイルスラブ式盛土を提案している。筆者らは,これまでパイルスラブ式盛土の有効性について,主に耐震性に着目し振動台実験等により確認している。本稿では,パイルスラブ式盛土の動的挙動の確認…

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  • 解析と測定に基づいた床振動に及ぼす間仕切壁の影響に関する考察

    丸尾 純也, 石田 琢志, 原田 雅俊, 伊藤 真二, 植村 友昭, 前川 利雄, 三輪 晋也, 柳沼 勝夫, 山本 耕三 日本建築学会環境系論文集 88 (812), 763-770, 2023-10-01

    <p>In this study, the effects of partition walls on floor vibration were discussed based on analysis and measurement. Vibration measurements before and after removal of partition walls showed …

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  • コンクリートのフレッシュ性状を評価するための目視・触感試験の活用に関する一考察

    田中 基, 加藤 佳孝, 高橋 駿人, 鈴木 将充 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 252-260, 2023-03-31

    <p>本検討ではスランプおよびスランプフローが等しいがフレッシュ性状が異なるコンクリートに対して、動きやすさと材料分離のしにくさの評価が可能であり、また、評価者の経験の差に依存しない目視・触感試験の評価指標の作成を目的として実験を行った。評価者の経験に左右されない評価指標を作成するため、評価結果に差が生じにくい表現方法を検討し評価指標に反映させた。「動きやすさ」と「材料分離のしにくさ」の2軸上に…

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  • 配合条件が締固めを必要とする高流動コンクリートの間隙通過速度と粗骨材量比率に与える影響

    高橋 駿人, 吉田 新, 加藤 佳孝, 鈴木 将充 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 419-426, 2023-03-31

    <p>締固めを必要とする高流動コンクリートの性状を理解するため、配合条件が加振を受けた際の間隙通過速度および粗骨材量比率に与える影響を検討した。S/Cの増加に伴い、間隙通過速度は減少するが粗骨材量比率は増加し、単位粗骨材容積の増加に伴い、間隙通過速度および粗骨材量比率は減少した。また、粗骨材の種類が与える影響は、適切なフレッシュ性状を有する場合に顕著に確認でき、粗骨材の形状は間隙通過速度に、粗骨…

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  • 鋼I桁橋桁端部への補強リブの設置効果に関する研究

    橘 才造, 森山 仁志, 松村 政秀 土木学会論文集 79 (2), n/a-, 2023

    <p> 強地震時の横荷重の作用により,鋼I桁橋桁端部の支点上補剛材に局部座屈や破断が生じ,早期復旧に支障を来した.一方,橋軸方向の水平荷重に対して主桁ウェブや主桁下フランジの局部座屈を防止するため,支点上に設置される補強リブの有無が横荷重を受ける桁端部の耐荷性能に与える影響は明らかにされておらず,横荷重に対する桁端部の設計法も確立されていない.そこで,本論文では,横荷重に対する桁端部の耐荷性能お…

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  • 若年層に着目した地域愛着・街のシンボルへの意識とUJターン行動の関連性

    海野 遥香, 増本 太郎, 寺部 慎太郎, 栁沼 秀樹, 田中 皓介 都市計画論文集 57 (3), 1180-1185, 2022-10-25

    <p>我が国の若年人口が減少し続け,東京一極集中が続く中,UIJターンが注目されている. UIJターンを推進するために省庁によって様々な努力がなされているが,若者が故郷に戻るきっかけとなる可能性のある地域愛着の形成に影響を与える要因について詳細に把握されていない.そこで本研究では,20代の若者に着目し,地域愛着を形成する要因となり得る街のシンボルとUJターン行動との関連性を把握した.アンケートに…

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  • 遠心場降雨発生システムを用いた斜面崩壊挙動の把握とその対策工に関する遠心模型実験

    友岡 亮太朗, 伊藤 和也, 田中 剛, 末政 直晃, 野中 隆博, 田中 卓也, 笹原 克夫 土木学会論文集C(地圏工学) 78 (1), 14-31, 2022

    <p> 降雨時の斜面崩壊は,土壌水分量の増加により,自重増加によるせん断応力の増加とサクション消失によるせん断強度の減少により起こるとされている.しかし,実際の現地斜面は複雑であり,これらの現象メカニズムを詳細に把握して,予測・対策に繋げることは長年の課題である.本研究では,遠心場にて均等な降雨分布となる遠心場降雨発生システムを開発し,それを用いて盛土地盤内への雨水の浸透挙動や崩壊時の変形挙動を…

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  • 現場締固め砂質土の強度変形特性の各種影響要因を表現した経験式

    冨田 佑一, 古関 潤一, 龍岡 文夫 土木学会論文集C(地圏工学) 78 (3), 197-209, 2022

    <p> 盛土の設計に三軸圧縮試験を活用する場合,供試体は室内で側方を拘束したモールド内で一様に突き固めて作製される.一方,現場締固め土は剛な振動ローラーを地盤上で走行させるため,各締固め層内で乾燥密度<i>ρ<sub>d</sub></i>は深さ方向に減少し,また表層が局所的に乱され,非一様である.本研究では大型鋼製土槽内で小型締固め機械を用いて締め固めた砂質土の試験盛土から乱れの少ない供試体を…

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  • PTV技術を用いた有風下での雨滴追跡による風速推定とばらつきの要因分析

    三宅 克典, 栗田 剛, 西嶋 一欽 風工学研究論文集 27 (0), 217-226, 2022

    本研究は、有風下にある雨滴の軌跡からPTV技術を用いて風速値を推定する方法を確立することを目指すものである。既報では基礎的検討として、風洞内に作成した一様流に落下させた水滴の軌跡から風速値の推定を行い、推定風速の平均値が熱線風速計による計測値との誤差5%以内に収まることを確認したが、個々の水滴から推定される瞬間的な風速値にはばらつきが存在した。本報では、瞬間的な風速値にばらつきが生じた原因を特定…

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  • アーム型トンネル点検システムの点検速度向上

    井上 大輔, 中村 聡 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2022 (0), 1A1-D04-, 2022

    <p>We have developed three types of tunnel inspection system with combination of robotics, an acoustic analysis, and an image procession. These systems have robotic hammers and light-section cameras …

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  • 現場と室内で締め固めた砂質土供試体の非一様性の評価と強度変形特性への影響

    冨田 佑一, 古関 潤一, 龍岡 文夫 地盤工学ジャーナル 16 (4), 355-369, 2021-12-01

    <p>盛土構造物の設計で三軸圧縮試験を活用する場合,供試体を室内で作製する時は通常側方変形を拘束したモールド内で一様に突き固める。一方,現場施工では締固め機械を走行させて締め固めるため,各締固め層内で乾燥密度<i>ρ</i><sub>d</sub>は深さ方向に明確に減少し,盛土表層は局所的せん断破壊に伴う乱れが生じる可能性がある。本研究では,大型鋼製土槽内で小型締固め機械で実大締固め実験を行い,…

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  • 異業種連携による資源化施設のデジタル化

    熊谷 豊 Material Cycles and Waste Management Research 32 (2), 131-139, 2021-03-31

    ...本誌では,群馬県立産技術センターとの「建設解体現場で整地に使用する不溶化剤」と「破砕機の振動を利用する発電装置」,東急建設 (株) 技術研究所との「複層・段積みの最上層の対象物を自動選別するロボット」,足利大学飯野研究室との「大型集塵機の排風を利用した発電装置」,(一社) パブリックヘルス協議会・東京大学縄田研究室との「里山と健康」の共同研究の事例を紹介する。...

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  • 各種の使用率で高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの諸性状および環境配慮性

    金子 樹, 河野 政典, 高橋 祐一, 古川 雄太 コンクリート工学 59 (3), 247-254, 2021

    <p>本報告は,高炉スラグ微粉末を10~70%の範囲で使用したコンクリートについて紹介する。本報告では,室内実験から高炉スラグ微粉末の種類や品質,使用率がコンクリートの諸性状におよぼす影響を,実機実験から実際の生コン工場での製造,施工性および模擬部材等の強度発現性を検討している。また,これらの結果から,高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの調合設計および二酸化炭素の削減効果について考察した。近年…

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  • 深層学習を用いた模様付きヘルメットを装着した人物識別に関する研究

    今井 龍一, 神谷 大介, 井上 晴可, 田中 成典, 藤井 琢哉, 三村 健太郎, 伊藤 誠 土木学会論文集F3(土木情報学) 77 (2), I_58-I_66, 2021

    <p> 建設現場における労働災害をゼロにするには,効果的な安全管理の対策の徹底が肝要である.安全管理の一方策として,ビデオカメラを用いて危険箇所への侵入や建機と接触する恐れのある作業者をリアルタイムに警告することが考えられるが,この場合,作業者の自動識別が必要となる.深層学習を用いた人物識別の既存研究では,顔認証,歩容認証や人物同定などで従来よりも高精度な成果を得ることが報告されているが,服装な…

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  • プレキャストパネルと高強度繊維補強モルタルを用いた耐震補強工法の開発

    笠倉 亮太, 黒岩 俊之, 田所 敏弥, 宇治 公隆 コンクリート工学 59 (6), 502-510, 2021

    <p>筆者らは,鉄道高架橋柱の耐震補強工事の生産性向上を目的とし,新しい耐震補強工法を開発した。開発した工法は,プレキャストパネルを分割された補強鋼板とボルトを用いて既設柱の周囲に配置し,既設柱との隙間に高強度繊維補強モルタルを充填するものである。本工法を構成する高強度繊維補強モルタルは,橋梁等での使用を想定した指針が整備されているが,耐震補強工事に用いた事例は少なく,合理的な耐震補強設計手法を…

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  • 補強鋼材と高強度繊維補強モルタルにより巻立て補強したRC部材の変形性能に関する実験的検討

    笠倉 亮太, 黒岩 俊之, 田所 敏弥, 宇治 公隆 土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造) 76 (3), 229-238, 2020

    <p> 筆者らは,耐震補強工事の生産性向上を目的とし,新しい耐震補強工法を開発している.開発した工法は,プレキャストパネルを分割された補強鋼板とボルトを用いて既設柱の周囲に配置し,隙間に高強度繊維補強モルタルを充填するものである.工法を構成する高強度繊維補強モルタルは,橋梁等での使用を想定した指針が整備されているが,耐震補強工事に用いた事例は少なく,補強材として用いた場合の耐荷特性や変形性能を明…

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  • 直列配置された流水型ダム群におけるカスケード型洪水制御方式の最適化の検討

    押川 英夫, 杉林 高彰, 阪本 こなん, 小松 利光 土木学会論文集B1(水工学) 76 (2), I_475-I_480, 2020

    <p> 直列配置されたダム群において上流側のダムの非常用洪水吐きからの越流を許容する“カスケード方式”を適用する際,最下流のダムを除いて上流側ダムの計画高水流量を最適化することがカスケード方式の効率化のために重要である.本研究では,2基および3基の流水型ダムが直列配置された流域にカスケード方式を適用した場合を対象に,従来は最下流のダムの無害放流量に相当する計画高水流量と同じで一定としていた上流側…

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  • 人の音に近い打音装置を使った変状検出手法

    高橋 悠輔, 前原 聡, 藤井 浩光, 山下 淳 日本ロボット学会誌 38 (1), 113-118, 2020

    <p>In Japan, deterioration of many tunnels and bridges have become a serious problem. Moreover, engineers that manage them are insufficient due to aging. Therefore, we developed the hammering robot …

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  • 材料の不均質性が斜面の安定性に及ぼす影響に関する解析的検討

    佐竹 亮一郎, 若井 明彦 地盤工学ジャーナル 14 (2), 95-109, 2019-06-30

    <p>本研究では,地盤材料の不均質性が斜面を有する地盤構造物の安全率のばらつきに与える影響を評価することを目的とし,せん断強度低減法に基づいた弾塑性有限要素法による斜面安定解析とそれを各試行とするモンテカルロ・シミュレーション(MCS)を実施した。地盤材料の不均質性を支配するパラメータの中で,特に安全率への影響が大きいと考えられるものに対しMCSによる感度分析を実施した結果,MCSにより得られた…

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  • 大規模放射状凍結工の施工結果に関する一考察

    田中 悠一, 高松 伸行, 大畝 丈広, 日比野 義博, 清水 孝之 土木学会論文集F1(トンネル工学) 75 (2), I_30-I_40, 2019

    <p> 東京都下水道局により施行されている隅田川幹線整備事業のうち,隅田川幹線の中間部の拡幅を目的とした「隅田川幹線その3工事」の大規模放射状凍結工について,変位データ等をもとに施工結果の分析を行った.その結果,凍土造成時には,凍結領域内の予測凍上量と実測隆起量がおおむね一致するが,地表面においては,未凍結地盤に介在する軟弱粘性土層の圧密等が原因で,実測値の方が小さくなる傾向があることがわかった…

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  • 深層学習を用いた建設現場における人物識別に関する研究

    今井 龍一, 神谷 大介, 井上 晴可, 田中 成典, 坂本 一磨, 藤井 琢哉, 菊地 英一, 伊藤 誠 土木学会論文集F3(土木情報学) 75 (2), I_57-I_68, 2019

    <p> 建設現場の労働災害をゼロにするには,効果的な安全管理の徹底が肝要である.その対策として,ビデオカメラを用いて,危険箇所への侵入や建機と接触する恐れのある作業者をリアルタイムに自動で識別して警告する方法が考えられる.深層学習を用いた人物識別の既存研究では,顔認証,歩容認証や人物同定などで従来よりも高精度な成果を得られることが報告されている.しかし,これらの技術では,類似した作業者が往来する…

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  • 工業団地内の緑地と近隣気象観測所における観測値の比較

    胡 家龍, 栗田 剛 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2019 (0), 127-128, 2019

    <p>風環境及び屋外温熱環境評価を実施する場合,評価対象敷地の近くの気象観測所のデータを用いることが多い。しかし,対象敷地と観測所との距離が離れていたり,敷地周辺の地形や建物の影響によって,妥当に評価されない可能性がある。この問題を解決するために,工業団地内にある小規模の緑地内で夏季の期間の実測を行い,実測点と付近のAMeDAS観測所2か所のデータを比較し,傾向を分析した。その結果、夏季晴天日の…

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  • 高齢者におけるロボットと共生する生活空間に関する研究

    加藤 紘也, 渡邊 朗子, 嶋 優之介 日本インテリア学会 論文報告集 29 (0), 25-30, 2019

    本論では,高齢者を対象にロボットと空間の広さ,ロボットとの距離,ロボットの高さ,配置などに着目し,ロボットと高齢者が共生する空間計画における知見を明らかにするために,第一実験(高齢者における空間の広さとロボットの種類に関する調査)及び第二実験(ロボットと配置等における印象評価の実験)を実施し,次の事が明らかになった。 …

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  • 浅層水平型地中熱ヒートポンプの熱交換性能評価 (第1報)採熱量の非定常解析と導入コスト評価

    永野 秀明, 末政 直晃, 及川 喜代文, 富田 健司, 山口 仁士 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.2 (0), 105-108, 2019

    <p>従来の地中熱ヒートポンプシステムは、年間を通じて温度が一定となる深さまで掘削するための導入コストが普及のための障壁となっている。そこで本研究では、建物直下の耐圧盤程度の深さに埋設する場合の採熱量を数値シミュレーションにより検証し、導入コストあたりの採熱量を分析した。</p>

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  • 雨掛かりの有無が中性化によるかぶりの剥離・剥落に及ぼす影響に関する研究

    前原 聡, 伊代田 岳史 土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造) 74 (2), 80-87, 2018

    RC構造物での中性化による鉄筋腐食の進行は,雨掛かりなどによる水分供給の有無に影響を受けると考えられる.本研究では,実構造物を対象として221測点の中性化深さ,かぶりおよび鉄筋の腐食度を調査し,それらの結果に基づいて雨掛かりの有無が鉄筋腐食の進行とかぶりの剥離・剥落に及ぼす影響を整理した.また,実構造物より鉄筋を採取,分析して雨掛かりの有無による中性化での鉄筋腐食の違いとコンクリートの含水率分布…

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  • 建設現場への適用に向けたスマートウォッチによるヒヤリハット及び疲労度把握の可能性実験

    今井 龍一, 神谷 大介, 井上 晴可, 田中 成典, 櫻井 淳, 藤井 琢哉, 本間 伸哉, 伊藤 誠 土木学会論文集F3(土木情報学) 74 (2), I_167-I_177, 2018

    建設現場において労働災害を未然に防ぐには,ヒヤリハットの段階で危険の芽を摘むことや,個人の疲労状態を常に把握することが重要である.近年,道路交通安全対策や健康管理を目的としたヒヤリハットや疲労度を把握する既存研究が多く存在する.その中で建設現場の労働者を対象にしたバイタルサイン,ヒヤリハットや疲労度に関する既存研究もあるが,当該領域の技術は開発途上であり,今後ますます高度化が図られることが期待で…

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  • わんど開口部の向きがカワムツの避難行動に及ぼす影響

    鬼束 幸樹, 秋山 壽一郎, 武田 知秀, 定地 憲人, 内山 僚介, 泉 孝佑 土木学会論文集G(環境) 74 (7), III_463-III_469, 2018

    河川において魚がすみやすい環境を創出するためには,洪水時に魚の避難場所となりうる空間を確保する必要がある.既往の研究によって,わんどが洪水時の魚の避難場所として有効であることが解明されているが,魚の避難行動とわんどの幾何学形状との関係は十分には解明されていない.本研究では,わんどの開口部の向きおよび流速の変化がカワムツの避難行動に及ぼす影響について検討した.その結果,わんど開口部の向きが横断方向…

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  • コンクリート打設作業における経験知計測に関する研究

    横田 拓也, 今井 龍一, 栗原 哲彦, 谷口 寿俊, 伊藤 誠 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 34 (0), 748-749, 2018

    <p>コンクリート打設の作業は,機器の操作等の手動が主であり,技能者の経験に依存している.そのため,熟練技能者の経験知を経験の浅い技能者に継承することが極めて重要である.技能者の少子高齢化が進行し熟練技能者が大量に離職していることを踏まえると,技能継承が喫緊の課題である.その課題解決策として,近年普及・発展しているセンサ等の情報通信技術を用いて熟練技能者の経験知を計測・蓄積・形式知化し後進に継承…

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  • 深層学習を用いたヘルメット着用の人物識別の基礎研究

    今井 龍一, 神谷 大介, 井上 晴可, 田中 成典, 櫻井 淳, 坂本 一磨, 藤井 琢哉, 菊地 英一, 伊藤 誠 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 34 (0), 859-860, 2018

    <p>建設現場では多くの産業事故が発生する。また、高齢化や後継者の不足により、労働者の負担が増えている。したがって、労働災害の増加が懸念される。特に、疲労による集中力の低下に伴って人為的ミスの確率が増加すると考えられる。したがって、労働者の状態を常に把握し、安全対策を講ずることが重要である。既存の研究では、血液や心電波から疲労やストレスの度合いを把握する方法がある。しかし、これらの方法は、オペレ…

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  • 屋上目隠し壁の外装材用ピーク風力係数

    本田 宏武, 栗田 剛, 吉田 昭仁 風工学シンポジウム論文集 25 (0), 289-294, 2018

    <p>本論文は、風洞実験に基づき屋上目隠し壁のピーク風力係数について検討したものである。風洞実験は、建物のアスペクト比と目隠し壁の建物端部からの離隔距離をパラメータとし、実験により目隠し壁のピーク風力係数およびピーク外圧係数を求めた。その結果、1) 離隔を有する目隠し壁の場合、離隔距離が大きくなるほど最大ピーク風力係数は大きくなり、最小ピーク風力係数の絶対値は小さくなる。2) …

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  • プレキャストパネルと高強度繊維補強モルタルを用いた耐震補強工法のせん断耐荷特性に関する実験的検討

    笠倉 亮太, 田所 敏弥, 黒岩 俊之, 宇治 公隆 コンクリート工学論文集 29 (0), 55-62, 2018

    <p>生産年齢人口の減少に伴う建設技術者,技能労働者の不足が顕在化しており,耐震補強工事においても,生産性の向上が求められている。そこで,筆者らは,施工の省力化・省人化を目的とし,プレキャストパネルと高強度繊維補強モルタルを用いた耐震補強工法を開発した。高強度繊維補強モルタルを耐震補強に用いた事例は少なく,そのせん断耐荷機構は明らかとなっていない。本稿では,本工法のせん断耐荷特性を明らかとするた…

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  • ウェアラブルカメラの動画像を用いたバイブレータの差し込み位置の計測プログラムの開発

    今井 龍一, 栗原 哲彦, 谷口 寿俊, 伊藤 誠, 横田 拓也 土木学会論文集F3(土木情報学) 74 (2), I_102-I_112, 2018

    コンクリート打設は,技能者の経験則に基づく機器の操作等の手動の作業が多いため,熟練技能者の経験知を後進に継承していくことが極めて重要となる.我が国の建設業では,高齢化の進行によって熟練技能者が次々と引退していくと予想されているため,技能継承が喫緊の課題として挙げられている.課題解決の一方策として,熟練技能者の経験知を計測・収集し,形式知に置き換えて後進に継承できる可能性があるが,現時点では,熟練…

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  • 東京都内で観測した市街地上空風の乱れの性状

    栗田 剛, 小見 崇之 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2017 (0), 93-94, 2017

    東京都内の高さ125mの高層建物において市街地上空の風の観測を実施した。本稿では,2回の季節風と3回の台風の観測結果を用いて風の乱れの性状を検討した。<br />(1)乱れの強さは,平均風速が高くなるとともにばらつきが小さくなり,風速15m/sを超えると粗度区分Ⅲの指針値(0.138)に近い値を示した。<br …

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  • 屋上目隠し壁に作用する風圧力の性状

    本田 宏武, 栗田 剛, 吉田 昭仁 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2017 (0), 155-156, 2017

    建物の屋上外周部には, 景観上の阻害要因となる設備機器の露出を防ぐとともに, 周辺地区のスカイライン形成を目的として目隠し壁を設置することが多い。本研究では, 風洞実験に基づいて, 目隠し壁裏面圧と屋根面圧から求めたピーク風力係数の差異や目隠し壁裏面圧の性状について検討した。その結果, 風向によって目隠し壁裏面に作用する風圧力が高さ方向に変化するため, …

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  • 多目的ホールにおける温熱環境の検証

    後藤 亮大, 中川 政一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.6 (0), 205-208, 2017

    <p>施設内に計画された多目的ホールで計画上、ステージ部分に吹出し口が設置できず、客席部分の吹出し方式が壁面吹出し、壁面吸込みという空調計画においてCFD解析と実測により検討を行った。</p>

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  • SRC下路桁構造を有するGRS一体橋梁の設計施工

    進藤 良則, 玉井 真一, 米澤 豊司, 藤原 良憲, 阿部 雅史, 白仁田 和久 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 72 (5), II_89-II_101, 2016

    三陸鉄道ハイペ沢橋梁は,東日本大震災の津波により,甚大な被害を受けた旧橋に代わり新設された.本橋は,橋桁と補強土橋台(GRS橋台)が結合した補強盛土一体橋梁(以下,「GRS一体橋梁」)とよばれる新構造の橋梁である.本橋は交差条件の制約により,GRS一体橋梁では初めて上部工に下路SRC構造を採用し,橋桁と橋台竪壁の接合は,鋼桁に取付けたアンカービームを竪壁に定着する方法をFEMで検討し,採用した.…

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  • H形鋼梁部材の単調載荷履歴モデル

    中田 寛二, 井戸田 秀樹 日本建築学会構造系論文集 81 (719), 123-133, 2016

     To develop a hysteresis model for a H-shaped steel beam under cyclic loading, it is necessary to obtain a high-precision load-deformation curve over a wide deformation range under monotonic …

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  • ため池の底泥固化による放射性物質の流出防止技術

    河田 直美, 柴野 一則, 遠藤 修, 椿 雅俊 農業農村工学会誌 84 (1), 49-52,a3, 2016

    <p>放射性物質が蓄積したため池について,その水利用や施設管理に支障となる危惧があることから,営農再開・農業復興の観点から実態の把握と対策が望まれている。筆者らは,セメント系固化材によって表層固化させた底泥から放射性セシウムの溶出を公共用水の排水基準以下にする工法について福島県内のため池において実証試験を行った。実証では,事前にため池の底泥を用いて室内試験を実施し,配合量を決定した。また,施工後…

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  • 既設の鋼桁・橋台形式橋梁の構造一体化による延命・耐震化の実大施工試験

    神田 政幸, 野中 隆博, 須賀 基晃, 横山 知昭, 小林 裕介, 杉本 一朗, 舘山 勝, 龍岡 文夫 土木学会論文集F4(建設マネジメント) 71 (3), 125-141, 2015

    鋼鉄道橋梁は供用後60年以上経過した橋梁数が現存橋梁数の半数を超え,補修・補強・取替え等の措置を必要とする橋梁数も増加する状況にある.代替の新設橋梁の架替えは,工期が長く費用が膨大となるため,既設の鋼鉄道橋梁の延命・耐震化策の確立が急務である.<br> このような背景から著者らは,既設鋼橋梁の構造一体化による合理的な補強工法を提案している.本論文では,鋼桁・橋台・背面盛土の一体化の手法の詳細及び…

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  • 統合地震シミュレータ(IES)の仮想構築モデルに導入するMSSモデルとその応用に関する基礎研究

    細 政貴, 飯山 かほり, 石田 孝徳, 藤田 航平, 山崎 義弘, 市村 強, WIJERATHNE Lalith, 盛川 仁, 堀 宗朗, 山田 哲, 坂田 弘安, 山中 浩明, 廣瀬 壮一 日本地震工学会論文集 15 (7), 7_295-7_305, 2015

    都市デジタルデータに基づき地盤と構造物を表す都市モデルを構築し、地震動と構造物群の応答のシミュレーション結果に基づき都市の地震被害を合理的に予測することを目的として、統合地震シミュレータ(IES: Integrated Earthquake Simulator)の開発が行われている。IESにおける構造物シミュレーションではFIBERモデルやMDOF(Multi Degree of …

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  • 既設廃棄物処分場内に計画された新設廃棄物処分場の設計事例について

    有田 剛, 椿 雅俊 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 397-, 2015

    当該処分場は民間の管理型産業廃棄物最終処分場であり、主な受け入れ廃棄物は燃え殻、汚泥、シュレッダーダスト等である。既設処分場の埋立は平成4年から開始されており、新設処分場はその直上に構築する設計である。基本設計としては、既設処分場の埋立廃棄物と覆土の不同沈下量の解析を各断面で繰返し行い、良質土で置換える範囲を検討した。解析結果を元に遮水シートの許容ひずみの確認を行った。現地には沈下板を配置し沈下…

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  • 横座屈で耐力が決まるH形鋼梁の繰返し履歴モデル

    井戸田 秀樹, 中田 寛二, 吉田 卓矢, 小野 徹郎 日本建築学会構造系論文集 80 (711), 819-829, 2015

     The purpose of this paper is to propose the elastic-plastic hysteretic model of laterally unsupported H-shaped steel beams under cyclic loading. We designed the experiment system which can ensure …

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  • 宗像ザピエル聖堂の音響と改修

    大場 梨那, 大庭 ゆかり, 藤本 一壽 都市・建築学研究 26 65-72, 2014-07-15

    The temple of the Catholic Church is used for not only mass but also the place of listening to priest’s speech and religious music. And in recent years, chapel concerts are often held there. The …

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  • ロボット技術・情報通信技術の運用空間に関する研究

    赤尾 伸一, 川瀬 隆治, 泉 敬介, 土田 崇, 大川 慶直, 鍛冶 良作, 神徳 徹雄 日本ロボット学会誌 32 (10), 895-902, 2014

    RT and ICT devices such as robots for assisting daily living are beginning to be introduced to architectural spaces where humans are present. However, there is concern that some metropolitan areas …

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  • 埋立工法が中間処理残渣埋立物の安定化に及ぼす影響

    東條 安匡, 田村 和樹, 松尾 孝之, 松藤 敏彦, 磯部 友護, 椿 雅俊, 小野 雄策 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 405-, 2014

    埋立工法が焼却灰を主体とする中間処理残渣の安定化に与える影響を明らかにするために、同じ搬入物が同時期に埋め立てられた実処分場とテストセルの廃棄物を採取し、安定化の程度を比較した。実埋立地は、従来の高密度締固めと低透水性覆土が採用されている一方、テストセルは、廃棄物の転圧をせず、高透水性覆土の採用で、廃棄物層の通水性、通気性を向上させる工法が採用されている。両者から採取した試料の熱灼減量、固体TO…

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  • 廃棄物処分場埋立地内における鋼管矢板による連続遮水壁の施工事例

    椿 雅俊 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 393-, 2014

    従来、管理型廃棄物処分場における遮水工については表面遮水では遮水シート、鉛直遮水では遮水矢板等があり、施工性や経済性、長期安定性が求められている。特に鉛直遮水工に採用される鋼矢板・鋼管矢板による遮水壁では継手部の遮水性能が求められる。本稿では処分場を上流側と下流側に分断する目的で鋼管矢板による遮水壁を処分場の廃棄物層内に構築した施工事例について報告する。

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  • 夏季を想定ウレタン塗膜防水の品質調査

    長谷川 学, 成田 翔平, 永井 香織, 松井 勇 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2014 (0), 02-, 2014

    従来の建物の防水工事はアスファルト防水が主流であったが、近年では比較的安価でメンテナンス性が良い点からウレタン塗膜防水が注目され、出荷量が年々増加している。防水工事の施工箇所は屋上等の外部空間や、屋内の水廻り等の内部空間と様々な作業環境がある。そのため、夏季や冬季のような厳しい作業環境では品質に問題を与えるのではないかという懸念がある。本研究は、ウレタン塗膜防水の温湿度別硬化時間の把握、物性試験…

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  • 建築ライフサイクルの各種仕上工事における環境騒音の周波数特性と改善手法

    田村 雅紀, 坂上 志帆 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2014 (0), 10-, 2014

    建築活動の行為の一部に、建築仕上げ工事音によるリスク予防が考えられ、居住者を中心に騒音となる音と気になる音などの分類があるといえる。本研究では、建築仕上げ工事を中心に、それに関わる機器の音の伝わり方、また周波数特性について調べた後に、各種建築仕上げに関わる実施工物件を対象とした新築、解体、改修の3種別に分類した上で、それぞれの音の環境影響特性を、質量則、距離、位相の入射位置の観点から実験を行った…

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  • 建築分野における主要構造部に適用するスランプフロー管理の流動化コンクリートの実施工と品質管理

    古川 雄太, 大岡 督尚 コンクリート工学 52 (10), 884-891, 2014

    近年,増粘剤一液型の混和剤が開発され,土木分野を中心に普及が進められている。建築分野では,建築基準法およびJIS適合等の制約があり,現場適用を進めるには工事監理者,レディーミクストコンクリート工場および施工会社によって,コンクリートの品質管理および要求性能に対する品質保証を協議する必要がある。今回,増粘剤一液型の流動化剤を用いて製造する,『スランプフロー管理の流動化コンクリート』を主要構造部に適…

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  • コンクリート路盤を改良杭で支持する補強盛土工法における設計手法

    藤井 公博, 小島 謙一, 高野 裕輔, 陶山 雄介, 青木 一二三, 野中 隆博 ジオシンセティックス論文集 29 (0), 49-56, 2014

    新幹線盛土のような高い性能が要求される盛土の盛土材として適さない建設発生土の有効利用を図るために, ジオテキスタイルを用いた補強盛土内に地盤改良杭を打設し,これによりコンクリート路盤を支持する新しい 盛土構造(パイルスラブ式盛土)の開発を行っている.これまで,1/10スケールの模型振動実験や部材の要素 …

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  • 三陸鉄道北リアス線における補強盛土一体橋梁の施工管理

    白仁田 和久, 佐々木 健, 木谷 純, 森澤 仁 ジオシンセティックス論文集 29 (0), 197-200, 2014

    東日本大震災で甚大な被害を被った三陸鉄道北リアス線は,平成26年4月6日に全線運行再開した.最後まで,復旧が進められていた小本・田野畑間の工事において,河川交差部の門形カルバートと道路および河川交差部の2橋梁の計3カ所で,補強盛土一体橋梁(以下,GRS一体橋梁)が採用された.本報告は,GRS一体橋梁の施工管理について報告する.

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  • 津波による長時間の越流に対するジオシンセティックス補強盛土の安定性に関する小型模型実験

    工藤 敦弘, 渡辺 健治, 藤井 公博, 松浦 光佑, 野中 隆博, 青柳 悠大, 菊池 喜昭 ジオシンセティックス論文集 29 (0), 95-102, 2014

    本研究では,津波による長時間の越流に対する補強盛土の安定性を評価するために,小型水路を用いた系統的な模型実験を実施した.越流による実盛土の破壊は主に浸透現象よりも侵食現象により生じている点に着目し,模型実験に用いる盛土材料に浸透性が低く侵食性の高い性質を有するベントナイト混合珪砂を選定することで,盛土の破壊過程を模擬することが出来た.また,補強盛土は,盛土のり面に設置された土のうが堤体内の盛土材…

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  • タスクアンビエント空調による室内環境と省エネルギーに関する効果検証 (第3報)タスクアンビエント併用型吹出口の改良検討実験

    中川 政一, 吉羽 勇人, 廣澤 博嗣, 中村 聡, 山口 仁士 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.3 (0), 109-112, 2014

    <p>本報では前報で報告したタスクアンビエント併用型吹出口の気流性状の把握を目的とした測定結果とタスクアンビエント空調システムの温熱環境、快適性についての調査結果から抽出した技術的課題の解決を行う為に吹出口の形状改良を検討した経緯と実験結果について報告する。実験の結果、タスク開口面積と給気風量のバランスが重要であり、チャンバーボックス内の偏流防止板や風向ガイドが有効であることがわかった。</p>

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  • 災害廃棄物中石綿含有物の迅速判定方法の検討

    山本 貴士, 豊口 敏之, 貴田 晶子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 507-, 2014

    ...迅速判定法として,①2012年度に開発した車載の偏光顕微鏡法,②東急建設技術研究所が開発中の車載(可搬)の近赤外測定装置,③可搬型近赤外測定装置を用いて比較した。迅速判定法の検証のため,採取試料を持ち帰り,公定法(旧JIS法)による定性・定量分析,走査型電子顕微鏡法(SEM法)による定性分析,ISO法による定性分析を行った。...

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  • 塗装の汚れ評価方法に関する研究

    石川 伸介, 奥田 章子, 米丸 啓介, 浦川 和也, 小座野 貴弘, 薗井 孫文, 大岡 督尚, 富田 泰宇 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2014 (0), 21-, 2014

    暴露地ごとの汚れの程度の差異を調べるために、その1で示した屋外暴露試験を国内の10カ所で行っている。また、各地の汚れの程度を評価するために、標準試験片という考え方を導入し、耐久性の高い材料である磨りガラスとPTFEを使用して、塗装材料と同様に屋外暴露試験を行っている。本報告では、暴露12ヶ月間で得られた各種塗装材料の光沢保持率、色差、明度差の結果を暴露地ごとにまとめ、比較検討している。その結果、…

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