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検索結果 168 件

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  • 陽子線治療により2年間局所制御されている乳癌オリゴ肺転移の1例

    山村 和生, 宮嶋 則行, 岡崎 泰士, 田中 健太, 大谷 聡, 佐賀 信介, 安藤 修久 日本臨床外科学会雑誌 84 (1), 35-42, 2023

    <p>症例は48歳,女性.42歳時,右乳癌に対し乳房部分切除術とセンチネルリンパ節生検を施行(pT1c,pN0,cM0,ER陰性,PgR陰性,HER2陰性,Ki67 70%).術後補助療法としてEC療法4クールとRT(50Gy/25fr)を施行.45歳時,胸部X線写真で左肺野に結節影を指摘.CTで左肺上葉に17×12mm大の結節を認め,経気管支鏡生検の結果,乳癌の肺転移と診断された.TS-1内服…

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  • ディープラーニングを用いたMRIの撮像時間短縮の初期的検討

    西田 知弘, 篠原 範充 日本農村医学会雑誌 71 (2), 75-87, 2022

    高画質なMR画像取得には,位相エンコードマトリクス数(Number of Phase Encoding Matrix : Mpe)と積算回数(Number of Signal Averages : NSA)などを増加させる必要があり,撮像時間が増加する。本研究では,この問題点に対して,ディープラーニング(Deep …

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  • 腫瘍内感染から皮膚穿破をきたしたpT1a乳癌の1例

    山村 和生, 大谷 聡, 初川 嘉経, 田中 健太, 佐賀 信介, 安藤 修久 日本臨床外科学会雑誌 83 (11), 1900-1905, 2022

    <p>症例は96歳,女性.左乳房に10cm大の嚢胞性腫瘤を認め,精査を行ったが確定診断が得られなかった.1年8カ月後,腫瘤が自壊したため救急搬送された.腫瘤直上の皮膚に1.5cmほどの欠損を認め,膿汁の排出がみられた.38度台の発熱と頻脈を認め,腫瘤直上および周囲の皮膚は蜂窩織炎になっていた.乳癌の皮膚浸潤による皮膚穿破と腫瘍内感染を疑い,後日左乳房切除術を行った.摘出標本の病理検査の結果,嚢胞…

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  • 術後10年目に粘膜下腫瘍の形態を呈し盲腸転移をした肝細胞癌の1例

    北條 由実子, 大谷 聡, 小林 大悟, 田中 健太, 山村 和生, 佐賀 信介, 安藤 修久 日本外科系連合学会誌 47 (6), 750-755, 2022

    <p>症例は83歳男性,10年前に肝細胞癌に対し右葉切除術,横隔膜合併切除術が施行された.4年前に右肺の結節影を指摘されCTガイド下肺生検で肝細胞癌の肺転移と診断され放射線治療が施行された.2年前に便潜血反応陽性となり下部消化管内視鏡検査が行われ,盲腸に粘膜下腫瘍が見つかり経過観察されていた.今回,下血を主訴に当院救急外来へ搬送され,緊急で下部消化管内視鏡検査を施行したところ盲腸粘膜下腫瘍からの…

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  • 顕性小腸出血患者における小腸内視鏡の診断能と治療能に関するシステマティックレビューとメタ解析

    内田 元太, 中村 正直, 山村 健史, 古川 和宏, 川嶋 啓揮, 本多 隆, 石上 雅敏, 藤城 光弘 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (9), 1649-1665, 2021

    <p>【背景】小腸カプセル内視鏡(SBCE)やバルーン内視鏡(BAE)といった小腸内視鏡は小腸出血(SBB)の診療において有用である.しかしながら,特に顕性小腸出血(overt SBB)に対するマネジメント方法は未だ確立されていない.本メタ解析は,overt SBB診療における小腸内視鏡の統合された診断能(DYs)と統合された治療能(TYs)を評価し,内視鏡の適切なタイミングを決定することを目的…

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  • 地域住民を対象とした予防リハビリ教室の介入方法

    加藤 祐亮, 堀 学, 林 伸幸, 塚本 英人 日本農村医学会雑誌 68 (5), 623-, 2020

    近年の要介護,要支援者人口の増加,および平均寿命と健康寿命の差が問題視されている中1),市の地域包括支援センター協力の元,平成28年度より地域住民を対象とした予防リハビリ教室を開始した。平成28年度に1年間を通して実施した結果,次の4点の課題が明らかになった。1.1回あたりの参加者が平均4.6人と少ない事,2.男女比=1:9と男性参加率が低い事,3.各地域あたり1度の開催であるため参加後の状態を…

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  • シャント肢の中心静脈病変におけるCT検査の有用性

    橋本 智史, 稲垣 秀司, 可児 裕介, 塚本 英人 日本農村医学会雑誌 68 (5), 643-, 2020

    糖尿病性腎症に起因する血液透析患者の増加と,維持透析患者の長期化に伴いVA(Vasucular Access)にかかわる合併症が増加している。なかでも中枢側静脈の狭窄または閉塞などの病変(中心静脈病変)に伴う静脈高血圧症は深刻な合併症の1つである。シャント肢の中心静脈病変により高度腫脹や透析困難な状況になると,かつて当院ではシャントを結紮し,他肢に新たなシャントを造設せざるを得なかった。しかし,…

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  • 健診にて発見され,異なる画像所見を呈した先天性気管支閉鎖症の2例

    木村 令, 横山 俊彦, 佐野 未来, 西山 裕乃, 田宮 裕太郎, 篠塚 怜衣, 福谷 衣里子, 小玉 勇太, 青山 大輔, 野村 史郎 気管支学 41 (5), 468-472, 2019-09-25

    <p><b>背景.</b>先天性気管支閉鎖症(congenital bronchial atresia:CBA)の発生機序として,胎生期の気管支動脈の血流障害が提唱されている.<b>症例.</b>症例1は37歳女性.症例2は65歳男性.ともに感染の既往や自覚症状はなく,健診にて胸部異常陰影を指摘された.胸部CTでは気管支の閉鎖と末梢の限局性気腫を共通して認めたが,症例2にのみ粘液貯留がみられた.…

    DOI 医中誌

  • 岐阜県A市の農村部1地区における認知症の地域包括ケアシステムの現状

    平川 仁尚, 稲垣 美代子, 塚本 英人 日本農村医学会雑誌 67 (2), 129-, 2018

    本研究の目的は,限界集落化の危機に直面しながらも地域包括ケアシステム構築に積極的に取り組んでいる農村地区の現状を,特に認知症に焦点を当てて,明らかにすることである。<br>  2017年5月から9月に,岐阜県A市の農村部1地区の医療,介護・福祉関係者6名を対象にインタビューを実施した。テーマは,認知症の地域包括ケアシステムの現状と課題であった。テーマ分析により質的データを構造化した。その結果,対…

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  • 上腕三頭筋腱皮下断裂の治療経験

    杉浦 洋貴, 堀井 恵美子, 洪 淑貴, 大塚 純子, 山賀 崇, 井戸 洋旭, 長谷 康弘 日本肘関節学会雑誌 25 (2), 268-270, 2018

    <p> 肘頭剥離骨折を伴う上腕三頭筋腱皮下断裂の4例を報告する.2例でMCL損傷,うち1例は橈骨頭骨折も合併していた.4例全例に対しanchorを用い三頭筋腱を修復し,合併損傷の治療も施行した.術後平均経過観察期間は8か月,屈曲137度,伸展-6度,伸展筋力健側比88%,屈曲筋力健側比80%,作業時の軽度疼痛を訴える症例もあったが,全例現職に復帰した.上腕三頭筋腱皮下断裂は,MCL損傷,橈骨近位…

    DOI 医中誌

  • 透析医療におけるシャント閉塞予防への取り組み

    米田 隆史, 高木 朋子, 土屋 孝子, 勝川 ゆかり 日本農村医学会雑誌 65 (1), 98-102, 2016

    血液浄化療法におけるシャントトラブルでは,静脈狭窄起因によるものが最も多く認められている。従来は患者の負担を考慮するため,シャント機能不全末期になるまで外科的な修復を待つ傾向にあった。しかし,近年ではインターベーション治療の発展に伴い,シャント機能不全の早期に軽度な負担でシャント機能を改善する事が出来る様になった。今回A病院の血液浄化センターにおいて,2012年のシャント閉塞による再手術件数を調…

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  • Report:吸入指導薬剤師で喘息死ゼロ:"東濃式吸入指導"の威力とは

    江本 哲朗 日経ドラッグインフォメーションpremium (163) 32-36, 2011-05

    ...「ここ最近、喘息患者が発作を起こして、救急車で搬送されてくることがなくなった」 こう語るのは、東濃厚生病院(岐阜県瑞浪市)アレルギー呼吸器科の医師、大林浩幸氏だ。「東濃地区で、患者の喘息症状をうまくコントロールできているのは、薬局薬剤師の活躍によるところが大きい」と続ける。...

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  • 同一病棟で長期に渡り分離された CTX-M-14 型 ESBLs 産生 <i>Escherichia coli</i>の検討

    安永 さおり, 寺田 さと子, 早川 恭江, 加藤 千景, 鈴木 匡弘, 山田 和弘, 柴田 尚宏 感染症学雑誌 85 (4), 347-354, 2011

    2006 年 4 月から 2009 年 3 月までの 3 年間に,当院の神経内科病棟の入院患者検体より分離された cephalosporins 耐性 <i>Escherichia coli</i> 株 19 症例 30 株について,細菌学的・遺伝子学的解析および患者背景を調査し,比較検討を行った.検体材料別は,尿19/30 株 (63%),喀痰6/30 株 (20%),血液3/30 株 …

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  • 乳腺invasive micropapillary carcinomaの一例

    北村 聡子, 土屋 雅子, 渡邉 常夫, 松下 次用, 市原 幸代, 吉田 正樹, 平林 紀男, 山瀬 裕彦, 野坂 博行 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 185-185, 2011

    【はじめに】 Invasive micropapillary carcinoma(以後IMPC)は乳癌取扱い規約第16版で新規登録された特殊型乳癌の一型である。その発生頻度は乳癌全体の約1~4%と稀であり、リンパ節に転移する症例が多く予後不良とされている。今回我々は、その細胞像、組織像を観察する機会を得たので報告する。 【症例】 65歳女性。2009年3月、左乳房のしこりを自覚し当院受診。 …

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  • LASAYオートRPRの基礎的検討

    菅沼 康久, 木村 裕恵, 松下 次用, 立川 将也, 吉田 正樹, 川島 司郎, 野坂 博行 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 87-87, 2011

    【はじめに】脂質抗原を用いた梅毒検査は、ガラス板法やRPRカード法が一般的であるが、今回、ラテックス凝集免疫比濁法を原理とした自動分析装置RPR測定試薬「LASAYオートRPR」の基礎的検討を行う機会を得たので報告する。 【方法】JCA-BM6050型自動分析装置(日本電子)を使用し、検討試薬(A社:デンカ生研)LASAYオートRPRの基本性能の確認と、対象試薬(B社:極東製薬工業)メディエース…

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  • 当院で分離されたStenotrophomonas maltophiliaの各種抗菌薬に対する感受性

    柴田 尚宏, 土屋 雅子, 大林 浩幸, 岩島 康仁, 野坂 博行 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 32-32, 2011

    目的)Stenotrophomonas maltophiliaは多くの抗菌薬に耐性を示し、院内感染を引き起こす可能性のある菌として重要であるが、緑膿菌やAcinetobacterに比べ、実態は明らかでない。今回、我々は、当院におけるS. maltophiliaの臨床分離株を対象に、各種抗菌薬に対する感受性を調べたので報告する。 …

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  • 亜急性期病棟におけるリハビリ室と病棟でのADLの相違点とその影響要因

    森野 智恵, 林 佑香 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 242-242, 2011

    亜急性期病棟におけるリハビリ室と病棟でのADLの相違点とその影響要因 ~FIMを用いて~ はじめに 病棟では、ADLに介助を必要とする患者が、リハビリ室では同じ動作を介助なしで行えている状況を目にすることが度々あり、リハビリスタッフとの情報共有が少なく病棟看護師が患者のADLを正しく認識できていないと感じた。リハビリ室と病棟でのADLをリハビリとして意識して関われているのかを再認識し、今後の看護…

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  • 体位変換によるBモード観察と造影エコー法が診断に有用であったIPMCの一例

    安藤 秀人, 大久保 久司, 都竹 隆治, 中村 光一, 渡辺 常夫, 森岡 淳, 堀 明洋 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 193-193, 2011

    (症例)70歳 女性<BR> (現病歴)2年前より膵IPMNを指摘され、超音波検査(以下US)などによって経過観察中であった。今回のUSにて囊胞内に結節を疑う所見を認めたため、精査となった。<BR> (入院時検査成績)腫瘍マーカーを含め、血液生化学的検査には異常所見を認めなかった。<BR> (US)仰臥位走査では嚢胞内に結節は見られない。左側臥位走査にて2cm大の囊胞内に1cm大の結節を疑う充実…

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  • 当院の造影超音波検査の現状

    深澤 基, 市原 幸代, 今井 美穂, 不破 武司, 稲垣 秀司, 奥村 功, 松野 俊一, 藤本 正夫, 野坂 博行 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 195-195, 2011

    【はじめに】超音波造影剤ソナゾイドはその特徴(血流評価、後血管相評価)、そして超音波機器のハード、ソフト面の充実により精度の高い検査が可能となった。当院では年間約150件の造影検査を行っており、その内訳、方法、検査内容を報告する。 【対象】平成18年5月から平成23年5月までの5年間に施行した751件260人について調査した。 …

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  • 心臓CineMRIが有用であった、心嚢液貯留にて発症した悪性リンパ腫の1例

    亀井 靖, 橋本 智史, 今井 信輔, 渡邉 常夫, 土屋 雅子, 松野 俊一, 藤本 正夫, 加藤 敏夫, 平林 紀男, 野坂 博行 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 167-167, 2011

    【はじめに】:今回我々は、心臓CineMRIが有用であった、心嚢液貯留を契機とした悪性リンパ腫の1例を経験したので報告する。<BR> 【症例】:72歳 女性。<BR> 【主訴】:胸部不快感。<BR> 【既往歴】:特記事項無し。<BR> 【経過】:2010年2月より、労作時の息切れ、嘔気が続いたため、2010年4月5日当院内科受診。心電図、胸部・腹部X線撮影、胸部CT、心エコーが施行された。胸部X…

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  • フェイスダウンを妨げる日常生活動作の要因と今後の課題

    西尾 千恵子, 伊藤 真紀, 林 房世, 伊藤 貴子 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 393-393, 2011

    【はじめに】 硝子体手術でガス注入が行われると、術後一定期間、臥床時は腹臥位、移動時は自己の臍や足元を見る様に、頭を下げた姿勢(以下フェイスダウンと略す)を常時行わなければならない。フェイスダウンの確実な実施は術後の経過に影響を与える為、フェイスダウンを常時継続できるよう適した環境を整える必要がある。その為、看護師がフェイスダウン中の日常生活動作を体験することで患者の感じる不便さを明らかにしてい…

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  • 薬剤科における化学療法剤調製時の取り組みとその意義

    管野 秀紀, 梶屋 敏宏, 秋田 浩子, 大塚 守紀, 足立 好三, 奥村 秀雄, 今枝 洋平, 伊藤 めぐみ, 永木 寛之, 山田 学 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 362-362, 2011

    当病院では、化学療法剤を薬剤師が調製する。化学療法剤は投与量、投与間隔等の誤りが重大事故に繋がりかねず、特に慎重を要する。そこで薬剤科における化学療法剤調製時の取り組みについて紹介し、その意義を報告する。<BR> 化学療法を行うにあたり化学療法委員会で承認されたレジメンにしたがって化学療法剤が処方、調製される。レジメンが書かれた化学療法実施計画書が発行されると薬剤師は投与速度や投与間隔、患者の体…

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  • X線発生装置に於ける出力評価の検討

    畑 和宏, 伊藤 道廣, 奥村 功, 亀井 靖, 不破 武司, 深澤 基, 今井 信輔, 大平 栄里子, 松野 俊一 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 264-264, 2010

    【目的】<br>  近年、放射線機器はアナログからデジタル化に移行する中でX線発生装置及びCR装置の管理は必修の項目である。当院ドック施設の胸部撮影装置が2010年3月にデジタル化に移行した。今回我々はX線発生装置の出力に於いて線量計を使用せず、検討をおこなったので報告する。<br> 【使用機器】<br>  X線発生装置 RadNext50 (日立メディコ)<br>  DR装置 …

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  • 病院食のカリウム適正量

    大山 妙子 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 326-326, 2010

    はじめに 透析患者は一般的に、高カリウム血症に対する予防から、カリウム制限の指導や対応が重要視されている。しかし、患者の高齢化による食事摂取量の減少や腎機能が残存している腎のう胞患者等の透析前低カリウム状態にも対応することが必要となっている。 当センターでは、通院中は血清カリウム値に問題がなく透析していた患者が、入院し病院食を摂取するようになると、カリウム値が低下し、透析中にカリウム補正を行うケ…

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  • 岐阜県東濃地区における『喘息死ゼロ作戦』の軌跡とその成果

    大林 浩幸 日本農村医学会雑誌 59 (4), 482-492, 2010

    〔目的と背景〕厚生労働省立案の『喘息死ゼロ作戦』達成には,治療ガイドラインの周知と吸入ステロイド薬を適切に早期使用することが重要である。しかし,専門医数が極めて少ない地区で『喘息死ゼロ作戦』の展開には限界がある。岐阜県医師会東濃ブロックで組織した東濃喘息対策委員会は,病・診・薬・行政介護の4層構造連携システムを独自に構築し活動3年目になった。今回これまでの活動成果を検討した。<br>〔方法〕喘息…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • アンケート調査からみた楽しい看護ができたと感じる要因

    永井 恵子 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 267-267, 2010

    当病院は人口41300人中65%が65歳以上を占めている地域密着型中核病院である。急性期看護が必要とされる患者が当病棟に集中しており、医療の高度化に伴い、高い専門性を要求されている。しかし、日々、処置や治療の介助に追われ、スタッフからは「自分の看護に自信が持てない」、「看護ができていない」という意見が聞かれているのが現状であり、当院の看護部の理念である楽しんで看護をすることが出来ていないのではな…

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  • 抗血小板療法と抗凝固療法中に発生した腸腰筋血腫の2例

    尾崎 智史, 平石 孝, 磯部 真一郎 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 161-161, 2010

    (緒言)近年,抗血小板剤や抗凝固剤の継続服用の必要な患者はますます増加傾向にある。これらの薬剤に起因する合併症の一つに腸腰筋血腫が存在するが,本疾患の発生は比較的稀でもあり,いまだ認識は低いと考えられる。今回,われわれは抗血小板療法と抗凝固療法中に発生した腸腰筋血腫の2例を経験したので報告する。(症例)症例1:83歳,男性。誘因なく右鼠径部の疼痛と同部の皮下出血斑を主訴に来院。既往に脳梗塞による…

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  • 人間ドック・健康診断受診者へのeーGFRによる腎機能の評価

    木村 裕恵, 松下 次用, 吉田 正樹, 野坂 博行, 山瀬 裕彦, 川島 司郎, 平石 孝 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 130-130, 2010

    (はじめに)血清クレアチニン(Cre)は性・年齢による影響をうけるため正確に 腎機能を反映しないとされる。このため日本腎臓病学会から腎機能の評価にe―GFRを用いることが提唱されている。そこで、今回、本院のドック・健診受診者の腎機能をe-GFRで評価し、その有用性について検討したので報告する。 (対象・方法)対象は平成21年3月~7月までの受診者、男219名、女350名(計569名)である。改訂…

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  • CKD指導についての現状と今後への課題

    夏目 愛, 中島 のぞみ, 水野 紀代美 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 325-325, 2010

    (はじめに)腎臓内科及び眼科・神経内科の混合病棟である当病棟では、煩雑な業務の中、多岐にわたるCKD患者指導を行っている。経験年数・勤務移動などに伴い、腎臓内科経験の少ないスタッフが多く、看護師が自分の知識の中で指導をしており、指導に対するスタッフの不安が潜在している現状があった。指導に対する不安をなくすため、指導方法をみんなで学びあう(以降、CKD指導カンファレンスとする)ことができれば、知識…

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  • 大腿骨転子下骨折手術治療例の検討

    尾崎 智史, 磯部 真一郎, 平石 孝 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 148-148, 2009

    〈目的〉大腿骨転子下骨折は通常内固定を要す骨折である が,手術を行っても合併症が多く未だ確立された治療戦略 はない。自験例をふり返り本骨折治療の問題点を検討す る。<br> 〈対象〉当院で手術治療を行った大腿骨転子下骨折24例で ある。年齢は27~94歳(平均74歳),骨折型はSeinsheimer 分類のtype2が最も多く,観察期間は1~104か月(平均 …

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  • 特定健診におけるメタボリックシンドロームと動脈硬化指数の検討

    南谷 篤紀, 伊藤 富雄, 松下 次用, 平林 紀男, 山藤 尚文, 宮堂 辰哉, 野坂 博行, 吉田 正樹, 山瀬 裕彦, 平石 孝 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 129-129, 2009

    〈緒言〉平成20年4月より,特定健康診査が行われるよう<br> になった。これは,メタボリックシンドローム(以下メタ<br> ボ)に着目し,該当者及び予備群を減少させるための特定<br> 保健指導を必要とする者を的確に抽出することを目的とし<br> ている。<br> LDL/HDL 比を追加して調査検討したので報告する。<br> 〈方法〉平成20年8月より平成21年3月の間に,当院健康<br> …

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  • 岐阜県東濃地区における『喘息死ゼロ作戦』の軌跡とその成果

    大林 浩幸, 柴田 尚宏 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 222-222, 2009

    岐阜県医師会では,厚生労働省が立案する『喘息死ゼロ 作戦』推進に向け,平成20年度より県全域を岐阜・飛高 山・西濃・中濃・東濃5地区に分け,喘息カード・ガイド ライン普及を軸に,各地区の特性を活かした対策行ってい る。当東濃地区はJR 中央線沿いに,多治見・土岐・瑞 浪・恵那・中津川の5市が並び,3地区医師会にまたがる 南北90km 近い地区である。『東濃喘息対策委員会』は, …

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  • 自検例におけるソナゾイド造影下RFAの検討

    大久保 久司, 藤本 正夫, 不破 武司, 市原 幸代, 松野 俊一 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 240-240, 2009

    〈目的〉今回我々は,TACE 後のRFA におけるソナゾイ ド造影超音波検査の,より有効な実施法について自験例を もとに検討した。<br> 〈対象および方法〉2007年1月から2009年3月までに当院 においてTACE 後にRFA を施行されたHCC20症例,22 結節を対象とした(平均年齢75.1歳,男女比は男性16:女 性4)。対象の症例では,初回のソナゾイド注入にて TACE …

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  • プリセプターを実施する卒後年数についての検討

    金田 さえ子 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 311-311, 2009

    〈はじめに〉当院はプリセプター制度を導入し,10年が<BR> たった。近年,新卒看護師の技術習得不足が問題視され,<BR> 現場教育が重要視されている。教育委員会では,プリセプ<BR> ター体制を見直す必要性を感じ,現状把握のためにアン<BR> ケート調査を実施し,プリセプターを実施する卒後年数に<BR> ついて検討したので報告する。<BR> …

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  • 高コレステロール血症患者に対する、ピタバスタチン36ヶ月間継続投与の臨床効果の検討

    大林 浩幸, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 285-285, 2009

    〈背景と目的〉HMG-CoA 還元酵素阻害薬ピタバスタチ<BR> ンは,短期間で強力な血清脂質低下作用を示すが,3年間<BR> を超える長期的な検討報告は未だ少なく,今回,ピタバス<BR> タチン36ヶ月間継続投与による臨床効果を検討した。<BR> 〈方法〉動脈硬化性疾患診療ガイドライン基準の高コレス<BR> テロール血症新規患者35名(平均年齢61.3±12.9歳,男女<BR> …

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  • 当院における心臓CTの現状

    今井 信輔, 不破 武司, 亀井 靖, 松野 俊一 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 340-340, 2009

    〈緒言〉当院では2007年12月末に東芝社製64列MDCT が<BR> 導入され,心臓CT の撮影を開始した。一方当院の心カテ<BR> 件数は減少し,現在診断カテは心臓CT に置き換わりつつ<BR> ある。診断能向上のため事前に問診,血圧・脈拍測定を行<BR> い,心拍数70bpm 以上に対して検査30分前にβ ブロッ<BR> カーを服用させている。今回,β ブロッカーの必要性につ<BR> …

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  • ミャンマー眼科医療活動

    金田 正博 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 79-79, 2009

    この活動は1999年に徳島市の藤田喜史医師が始めたもの<BR> で,NPO 法人日本ミャンマー交流協会と共同で年1~2<BR> 回,約1週間ミャンマーを訪れ,様々な活動を行っている。<BR> ミャンマーは人口およそ5,200万人と日本のおよそ半数<BR> の人口があるにもかかわらず,眼科医の数は約200人で満<BR> 足な眼科医療が行われる状況にはない。また,軍事政権下<BR> …

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  • 当院における看護部門と他部門との業務調整について

    渡邉 賀津広, 小倉 みゆき, 足立 志保子, 稲垣 美代子 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 319-319, 2009

    〈緒言〉近年,在院日数が短縮し,看護の専門性が求めら<BR> れている。しかし当院は70年前,30床で開院,現在270床<BR> の地方の病院であり,専門分化した少人数構成から成り<BR> 立った,他部門との業務調整は大きな課題である。<BR> そこで当院看護部業務委員会が中心となり,業務調整を<BR> 行ってきた。その主たる成果(過去5年)をここに報告す<BR> る。<BR> …

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  • 夜間のオムツ交換減少のための取り組み

    多田羅 美香 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 266-266, 2009

    〈はじめに〉当病棟は患者の半数が寝たきりでオムツを使<br> 用している。夜間,2時間毎にオムツチェックをするため<br> 患者から苦情を言われることがある。2時間毎にオムツ<br> チェックをしても汚染のない時もある。そこで排泄パター<br> ンチェック表を作成し1週間チェックした後,チェック表<br> を基にオムツ交換ケア表を作成,使用した。その結果,<br> …

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  • 当院における持参薬の状況について

    奥村 秀雄, 梶屋 敏宏, 大塚 守紀, 足立 好三, 秋田 浩子, 直井 秀樹, 永木 寛之, 山田 学, 石原 慎司 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 369-369, 2009

    〈緒言〉DPC を導入している病院においては,入院医療<BR> における薬剤費のマネジメントが経営上重要となる。その<BR> 手段としては後発品の使用促進・薬剤使用の適正化などが<BR> 主となるが,それらとは別の問題として入院中の他科受診<BR> が挙げられる。DPC においては主となる疾病以外への治<BR> 療に対して診療収入を得ることができない。しかし当院の<BR> …

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  • 第2世代抗ヒスタミン薬の眠気の副作用に対する患者認識度調査

    直井 秀樹 日本農村医学会学術総会抄録集 57 (0), 149-149, 2008

    ...第2世代抗ヒスタミン薬の眠気の副作用に対する患者認識度調査 直井秀樹1)、大林浩幸2)、松本恭子1)、重山昌志1)、永木寛之1)、 山田 学1)伊藤美智子1)、服部哲男1)、大塚守紀1)、西尾政則1) 東濃厚生病院 薬局 眠気、抗ヒスタミン薬、アレルギー性鼻炎 〈緒言〉アレルギー性鼻炎治療で用いる抗ヒスタミン薬には、眠気の副作用を生じるもの多いが、患者自身がこの副作用を承知で内服しているか重要...

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  • 当病棟におけるエンゼルケアの検討

    高木 朋子, 松井 愛, 勝野 美加子, 小板 昌子, 水野 紀代美, 古田 里江子, 矢島 廣美 日本農村医学会学術総会抄録集 57 (0), 315-315, 2008

    ...当病棟におけるエンゼルケアの検討 ~遺された家族と心の通うエンゼルケアを目指して~ 高木朋子(たかぎともこ) 松井愛・勝野美加子・小板昌子 水野紀代美・古田里江子・矢島廣美 東濃厚生病院・混合病棟 エンゼルケア・エンゼルメイク・家族 〈はじめに〉エンゼルケア(以後ケアとする)は死亡確認をされた患者に対する最後の看護であると考え、患者・家族へ誠意をもって提供している。...

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  • 腰痛とBMI

    岡村 秀人, 小鳥川 彰浩, 林 伸幸, 大西 雅之, 岩越 優, 四戸 隆基, 佐藤 正夫 理学療法学Supplement 2007 (0), C1002-C1002, 2008

    【目的】腰痛は、その発生により、時には日常生活に支障を来たし、更には仕事面においても長期欠勤等を引き起こす症状である。その原因は多岐にわたり、骨関節・軟部組織や心因性等様々である。医療従事者が患者教育の面で、肥満は腰痛の原因となり体重増加は症状を悪化させるとの説明をする機会も少なくない。直感的な認識として、肥満が一般的な腰痛疾患の重要な原因ではないかと考えられているが、今回、アンケート調査を基に…

    DOI 医中誌

  • 第2世代抗ヒスタミン薬の眠気の副作用に対する患者認識度調査

    直井 秀樹, 大林 浩幸, 松本 恭子, 重山 昌志, 永木 寛之, 山田 学, 伊藤 美智子, 服部 哲男, 大塚 守紀, 西尾 政則 日本農村医学会雑誌 56 (5), 719-724, 2008

    〔目的〕アレルギー性鼻炎治療で用いる抗ヒスタミン薬には,眠気の副作用を生じるものが多いが,患者自身がこの副作用を承知で内服しているか重要である。今回,眠気に対する患者認識度調査を行なった。<br>〔方法〕平成19年2月~3月末に,アレルギー性鼻炎で当院外来受診し,抗ヒスタミン薬が処方された患者全員257名を対象に,本人同意取得後に薬局窓口にて,抗ヒスタミン薬によって生じる眠気に対するアンケート調…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 阜県下で分離されたインフルエンザ菌の感受性サーベイランス(2006)

    帰山 誠, 水永 真吾, 満山 順一, 山岡 一清, 浅野 裕子, 澤村 治樹, 末松 寛之, 寺地 真弓, 土屋 雅子, 橋渡 彦典, 松川 洋子, 松原 茂規, 宮部 高典, 渡邉 邦友, 三鴨 廣繁 The Japanese Journal of Antibiotics 61 (4), 195-208, 2008

    岐阜県下の医療施設において, 2005-2006年に分離・同定されたインフルエンザ菌 (<I>Haemophilus influenzae</I>) 194株の各種抗菌薬に対する感受性を測定し, 1999-2000年に分離された<I>H.influenzae</I>280株の感受性と比較した。また, 2005-2006年に分離された株については, β-ラクタマーゼ (BL) 産生の有無, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献18件

  • Whole Body スキャンにおける画像標準化のための検討

    近松 克修, 松野 俊一, 三輪 正治, 平松 達, 片渕 哲朗, 福山 誠介, 檜山 征也, 川島 正治, 恒川 明和, 三木 一孝 日本農村医学会学術総会抄録集 57 (0), 130-130, 2008

    【目的】 現在、各施設で作製されている骨シンチの全身画像は、機種や撮像条件が異なるために、施設間に画像の相違が見られている。今回、岐阜県内における10施設を対象に、我々が開発した全身画像評価ファントムを用いて多施設共同実験を行った。そして、この実験から現状を把握し、骨シンチ全身像の標準化について検討したので報告する。 【方法】 …

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  • 排泄援助の統一への取り組み

    水本 奈々恵, 伊藤 明子, 各務 樹里 日本農村医学会学術総会抄録集 57 (0), 103-103, 2008

    はじめに<BR>  当病棟における看護は、主に受傷直後の急性期と、回復期であるリハビリ期で構成されている。<BR> リハビリ期にあり、ADL能力が低下した患者の援助を行なう中で、病棟内における排泄動作が有効なリハビリであると考えた。<BR> しかし、排泄援助に対するケアプランがない現在、看護師によって援助方法に個人差があり、有効なリハビリとなっていないのではないかと感じた。<BR> …

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  • 当院禁煙教室6年間の成果 (1年禁煙継続率の検討)

    大林 浩幸, 服部 哲男, 原 政子, 小林 亜喜子, 小林 ミカ 日本農村医学会雑誌 56 (1), 1-6, 2007

    〔目的〕2006年4月より,一定の要件を満たす条件で禁煙治療の公的医療保険が適用となった。その治療期間は通常12週間であり,その治療形態は従来と同様のニコチン置換療法 (NRT) を用いた外来治療を行なう施設がほとんどであり,その禁煙成功率は以前と同様高くないと考える。当院では外来型禁煙治療の限界を感じ,1999年より独自の禁煙教室を行なっており,今回過去6年間分の禁煙教室の成果をレトロスペクテ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

  • 農村部住民におけるメタボリックシンドロームの実態 (アデポサイトカインとの関連性の検討)

    大林 浩幸, 山瀬 裕彦, 川島 司郎, 林 弘太郎, 野坂 博行, 平石 孝 日本農村医学会雑誌 55 (5), 449-458, 2007

    〔はじめに〕農村部住民のメタボリックシンドローム (MetS) 存在実態を明らかにし,血清アデポサイトカイン値が,MetS診断基準項目や該当数に関連するかを検討した。<br>〔方法と対象者〕2005年4~12月の研究期間中,当院人間ドックを受診した地域住民2,858名 (平均49.8±9.9歳,男1,744名,女1,114名)が対象である。本人同意後,通常の健診採血と併せ,血清レプチン値,アデポ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献36件

  • 喘息コントロールテスト(ACT)を用いた、喘息患者のコントロール状態の評価

    山田 学, 大林 浩幸, 大塚 守紀, 服部  哲男, 重山  昌志, 直井 秀樹, 永木 寛之, 伊藤 美智子, 西尾 政則, 平石 孝 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 313-313, 2007

    【目的】 患者自身が過去4週間の喘息コントロール状態を短時間で自己評価できる喘息コントロールテスト(ACT)を用い、喘息患者の評価をした。<BR> 【方法】2006年3~4月に受診したStep2以上の喘息患者133名(平均65.9±16.3歳、男68女65名)を対象にACTを実施した。専門医患者群90名と非専門医患者群43名間でACT結果の差を検討し、専門医患者群のACT値は、GINAガイド…

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  • 病院職員の腰痛実態調査

    岡村 秀人, 小鳥川 彰浩, 林 伸幸, 大西 雅之, 岩越 優, 四戸 隆基, 佐藤 正夫 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 292-292, 2007

    【目的】腰痛はDeyo RAら,Frymoyer JWらによると,欧米の先進諸国において,最も頻度の高い症状の一つであり,仕事の長期欠勤の最も一般的な原因であると述べている.また,我が国の腰痛有病率をみてみると,20歳代の男性は29%,女性は22%で,30~60歳代は年齢や性別にかかわらず約30%,70歳代の男性は28%で女性は47%である。特に,職場における腰痛有訴率として甲田は看護業務におい…

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  • MMG・USにて良悪性の質的診断が困難であった乳腺疾患に対するMRIの検討

    丹羽 政美, 安藤 秀人, 伊藤 栄里子, 市原 幸子, 奥村 功, 松野 俊一, 渡邉 常夫, 水野 豊, 藤本 正夫 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 111-111, 2007

    〈はじめに〉乳腺疾患の画像診断において病変の存在診断や質的診断はもちろんのこと、乳癌の場合は広がり診断も治療方針決定のため重要である。一般的に乳腺画像診断はマンモグラフィー(以下MMG)と超音波検査(以下US)にて行われ、精密検査としてのコントラスト分解能に優れるMRIは病変の存在診断のみならず質的診断および乳癌における広がり診断に有用であるとの報告が数多く散見される。<BR>そこで今回当院でM…

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  • メタボリックシンドロームの予防・診断・治療

    藤原  秀臣, 塩飽  邦憲 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 382-382, 2007

    ...そこで、今回のワークショップでは比較的新しい症候概念であるメタボリックシンドロームについて、その疾患概念(今井泰平:土浦協同病院内分泌科科長)、疫学的視点(塩飽邦憲:島根大学医学部環境予防医学教授)、機序と病態(吉川隆志:帯広厚生病院内科医長・健康管理センター)、予防と治療(大林浩幸:東濃厚生病院内科・アレルギー呼吸器科部長)、外科治療(川村功:下都賀総合病院院長)について、5人の先生のご発表をいただきます...

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  • メタボリックシンドロームの予防と治療

    大林  浩幸 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 385-385, 2007

    生活習慣の改善により疾病予防する、国民主体の健康づくり運動『健康日本21』の中間評価報告書が厚労省より最近公表された。その中で、20-60歳代男性肥満者割合が1997年国民栄養調査時のベースラーン24.3%から29.0%(2004年調査)に増加し、2001年以降横ばい状態が続くことが重要視された。この結果、来年4月以降施行される健康日本21に、メタボリックシンドローム(以下、MetS)に関する数…

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  • 前立腺癌におけるMRI診断能の検討

    丹羽 政美, 安藤 秀人, 平松 達, 伊藤 栄里子, 渡邉 常夫, 藤本 正夫, 三沢 大介, 小野木 啓人, 小出 卓也, 岡野 学 日本農村医学会雑誌 56 (4), 624-631, 2007

    前立腺癌が疑われ,生検前にMRI検査が施行された91症例中37症例に癌が認められた。生検をコントロールとしてMRIの診断能を検討するとaccuracy 0.84,sensitivity 0.95,specificity 0.76であった。拡散強調画像が撮像できた26症例 (前立腺癌14症例) においてapparent diffusion coefficient (ADC) 値とprostate …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • Campylobacter fetusによる胸膜炎の一症例

    土屋 雅子, 有賀 充江, 伊藤 富雄, 山田 哲司, 吉田 正樹, 野坂 博行, 平石 孝 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 84-84, 2007

    〈はじめに〉Campylobacter fetusはCampylobacterの中でもCampylobacter jejuniによる腸管感染症と異なり、腸管外感染症を起こす場合が多い。C.fetusの腸管外感染で最も多いのは敗血症次いで髄膜炎であり、肺炎・心内膜炎・腹膜炎・脳膿瘍・卵管炎・骨髄炎・関節炎等の多くの局所感染を合併する。今回我々は、C.fetusによる胸膜炎の症例を経験したので報告す…

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  • 尿崩症、低身長を合併した壊死性漏斗下垂体炎の1例

    佐々木 明 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 51-51, 2007

    〈緒言〉脳下垂体および周辺の疾患は原因別に腫瘍、結核、真菌などによる感染症、サルコイドーシス、ランゲルハンス組織球症、外傷、または分娩障害による下垂体柄断裂等が挙げられてきた。病変の及ぶ範囲により下垂体前葉、後葉ホルモンのさまざまな欠落症状を伴う。近年、画像診断技術の進歩により従来特発性とされてきたものの中に下垂体周辺の新しい慢性炎症性疾患が存在することが明らかになってきた。小児では器質性疾患を…

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  • 瑞浪市公共施設・学校・保育園・郵便局での2005年禁煙アンケート調査結果(2004年度との比較)

    服部 哲男, 大林 浩幸, 西尾 政則, 山瀬 裕彦 日本農村医学会雑誌 54 (5), 756-761, 2006

    われわれは,2004年度,瑞浪市内の公共施設・学校・保育園・郵便局に対し,禁煙アンケート調査を実施し,その禁煙状況を把握し報告した。今回,その1年後の追跡調査を行ない,同施設群での1年間の禁煙進捗状況を検討した。<br> 岐阜県瑞浪市の公共施設・学校・保育園・郵便局64施設に対し,2004年度と同じアンケートを用い,施設内の禁煙・分煙状況及び,職員の喫煙状況を調査した。<br> …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 東濃厚生病院禁煙教室7年間の成果の検討

    大林 浩幸, 服部 哲男, 原 政子, 小林 亜喜子, 小林 ミカ 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 89-89, 2006

    <b><はじめに></b>本邦の禁煙治療のほとんどは、医師面接型の禁煙外来によるニコチン置換療法(NRT)が主流であるが、その成功率は必ずしも高いと言えない。1999年9月に開講した当院禁煙教室は、2006年9月に8年目を迎えた。この間400名以上の禁煙指導・治療を行い、その中で特に当院独自の禁煙プログラムを実施した参加者の1年後禁煙継続率は数年来60%前後を維持している。今回、その教室での禁煙…

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  • JA岐阜厚生連5病院における前立腺癌の臨床的検討

    小出 卓也, 斉藤 昭弘, 清家 健作, 伊藤 康久, 永井 司, 岡野 学, 小林 覚 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 144-144, 2006

    <b><緒言></b>人口の高齢化や生活習慣の欧米化を背景として、前立腺特異抗原(PSA)を用いた前立腺癌スクリーニングの普及などに伴い、前立腺癌は近年増加している。岐阜県下では1998年より前立腺癌検診が開始されたが、2002年までは全市町村のうち4%の実施率であった。しかし、2002年12月以降の前立腺癌に関する報道、自治体関係者に対する啓蒙活動など様々な要因により、検診実施市町村は2003…

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  • 当院における過去3年間のインフルエンザ予防接種の効果の検討

    大林 浩幸, 原田 武典, 平井 房夫, 松下 次用, 古田 悟, 佐々木 明, 野坂 博行, 山瀬 裕彦 日本農村医学会雑誌 54 (5), 749-755, 2006

    今回,インフルエンザワクチン予防接種とインフルエンザ発生状況を調査し,高齢者を中心に,実際に予防接種の効果があったかを検討した。<br> 平成14年度,15年度,16年度の3年にわたり,当院にて(1)インフルエンザ予防接種を実施した全患者,(2)鼻腔スワブ法の迅速検査を実施した全患者,(3)インフルエンザと診断された全患者,の各々をレトロスペクティブに調査した。<br> …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • 岐阜県東濃地方住民のメタボリックシンドロームの実態

    大林 浩幸, 浅井 真理子, 市橋 道子, 木村 裕恵, 羽柴 久美子, 林 弘太郎, 川島 司郎, 野坂 博行, 山瀬 裕彦, 平石 孝 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 318-318, 2006

    <b><目的></b>当院のある岐阜県東濃地方住民のメタボリックシンドローム(MS)の存在実態を調査する。MS診断基準項目や数に応じた、アデポサイトカインの関連性を検討する。<BR><b><方法></b>平成17年4月より12月末の期間中、当院健康管理センター人間ドックを受診した者2858名(平均年齢49.8±9.9歳)を対象とした。対象者全員を本邦MS基準で分類し、存在実態を調査した。また同意…

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  • 東濃厚生病院における過去3年間のインフルエンザ予防接種効果の検討

    大林 浩幸, 松下 次用, 古田 悟, 渡辺 常夫, 土屋 雅子, 原田 武典, 平井 房夫, 野坂 博行, 佐々木 明, 平石 孝 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 346-346, 2006

    <b><はじめに></B>今回、インフルエンザワクチン予防接種とインフルエンザ発生状況を調査し、高齢者を中心に、実際に予防接種の効果があったか検討した。<BR><b><方法></B>平成14年度、15年度、16年度の3年に渡り、当院にて(1)インフルエンザ予防接種を実施した全患者、(2)鼻腔スワブ法の迅速検査を実施した全患者、(3)インフルエンザと診断された全患者、の各々をレトロスペクティブに調…

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  • リセドロネートの骨粗鬆症患者QOL改善効果

    大林 浩幸, 平石 孝 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 176-176, 2006

    <b><はじめに></b> ビスホスホネート系骨粗鬆症治療薬リセドロネートは、海外大規模臨床試験により、椎体等の骨折予防効果のエビデンスが示されているが、QOL改善効果の検討報告は少ない。今回、我々は、日本骨代謝学会による質問紙Japan Osteoporosis Society Quality of Life Questionnaire …

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  • 前立腺癌におけるMRI診断の検討

    丹羽 政美, 安藤 秀人, 平松 達, 深澤 基, 伊藤 栄里子, 安藤 俊郎, 渡邉 常夫, 藤本 正夫, 小出 卓也, 岡野 学 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 143-143, 2006

    ...<BR> 今回、東濃厚生病院と西美濃厚生病院で昨年度一年間に生検前にMRI検査を施行した症例について生検結果と比較検討した。また拡散強調画像が可能であった症例についてADC(apparent diffusion coefficient)値を測定したので報告する。...

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  • 地域医療の将来展望と日本農村医学会の使命

    明石 光伸, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 20-20, 2006

    医療といえどもその時々の社会状況と無縁ではありえない。むしろ表裏一体、密接な関連を有している。とすれば、現状を認識し将来の社会状況を正しく認識する必要がある。加速する少子高齢化、やがて訪れる多死時代、将来の人口の減少。避けられない医療費の伸び、それを支える人口の減少。それらに対し、国は世界に冠たる国民皆保険制度を維持すべく医療の一層の効率化と医療費を抑制(国は適正化というが)するための政策を打ち…

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  • 胃集団検診における高濃度粉末バリウムの検討(第4報)

    安藤 秀人, 丹羽 政美, 深澤 基, 安部 威彦, 伊藤 栄里子, 伊藤 道廣, 末松 弘志, 安藤 俊郎, 山瀬 裕彦, 藤本 正夫 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 254-254, 2006

    <b><背景></b> 第53回本学会において同一被検者による比較検討を行い、「粉末製剤バリウム(以下Ba)250gは、現状使用していた300gに比べ、胃小区および辺縁描出能の低下が明らかで、胃集団検診への導入は困難である。」と報告した。我々は、その原因が50g少ない含有量による胃内Ba濃度の低下であると考えた。そこで、胃内濃度低下を抑えるため、発泡剤を水ではなく、少量Baで飲用する方法を試みた…

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  • 人間ドック受診者における脂肪肝とメタボリックシンドロームの検討

    伊藤 富雄, 松下 次用, 成瀬 貴之, 土屋 重義, 野坂 博行, 大林 浩幸, 吉田 正樹, 林 弘太郎, 山瀬 裕彦, 平石 孝 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 249-249, 2006

    <B><緒言></B> 当院健康管理センターの人間ドックでは、スクリーニング検査として腹部超音波検査を行っている。腹部超音波検査において、最も多い検出所見は脂肪肝であり、内臓への脂肪蓄積として捉え、メタボリックシンドローム(内臓脂肪蓄積、糖・脂質代謝異常、高血圧)の一病態でもあると考えた。脂肪肝有所見者群におけるメタボリックシンドロームの存在実態を調査した。対照として非脂肪肝所見群と比較検討した…

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  • 瑞浪市公共施設・学校・保育園・郵便局での2005年禁煙アンケート調査結果

    服部 哲男, 大林 浩幸, 西尾 政則, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 128-128, 2006

    <b><はじめに></b>われわれは、2004年度、瑞浪市内の公共施設・学校・保育園・郵便局に対し、禁煙アンケート調査を実施し、その禁煙状況を把握し報告した。今回、その1年後の追跡調査を行い、同施設群での1年間の禁煙進捗状況を検討した。<BR><b><方法></b>岐阜県瑞浪市の公共施設・学校・保育園・郵便局64施設に対し、2004年度を同じアンケートを用い、施設内の禁煙・分煙状況及び、職員の喫…

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  • ストレス緩和におけるそしゃく刺激の機能的有意性

    丹羽 政美, 平松 達, 仲田 文昭, 濱屋 千佳, 小野木 啓人, 齋藤 公志郎 日本農村医学会雑誌 54 (4), 661-666, 2005

    本研究ではヒトのストレス緩和に果たす咀嚼刺激の機能的有意性をfMRIを用いて検討した。先ず不快な音刺激(ストレス音)を与えた時の脳賦活部位を同定し,次いでこの賦活が咀嚼運動(チューイング)によってどのように影響されるか調べた。またストレス関連物質であるカテコールアミンとACTHの血中濃度を分析した。チューイングは適度な硬度を有するガムベース(Xタイプ,ロッテ)を使用して行なった。その結果,ストレ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献12件

  • G‐CSF産生退形成すい管癌の1例

    安藤 修久, 福原 政作, 水野 豊, 安藤 秀行 日本消化器外科学会雑誌 38 (3), 318-323, 2005

    A 62-year-old woman hospitalized for fever and systemic malaise and referred for a pancreatic tumorous le-sion detected by computed tomography (CT) and abdominal ultrasonography (US) was found in …

    DOI Web Site 被引用文献6件

  • 糖尿病患者におけるヘモグロビンA<SUB>1</SUB>cと神経伝導検査

    加納 孝子, 松下 次用, 鳥羽 貴子, 安藤 操, 吉田 正樹, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 274-274, 2005

    【目的】<BR>糖尿病の三大合併症の一つである糖尿病性末梢神経障害の発症頻度は、年々糖尿病の増加と共に増えている事が、予測される。<BR>そこで、今回我々は、ヘモグロビンA<SUB>1</SUB>cと神経伝導検査との関係を比較し、検討したので報告する。<BR><BR>【方法】<BR>対照は、2004年1月から2005年3月までの期間で神経伝導検査を実施した30代から80代の糖尿病患者30名(男性…

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  • 当院人間ドック受診者におけるメタボリックシンドロームの存在実態

    大林 浩幸, 山田 正樹, 成瀬 貴之, 林 孝政, 佐藤 晴美, 野坂 博行, 川島 司郎, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 57-57, 2005

    1.はじめに<BR>メタボリックシンドロームの概念は1999年WHOで提唱され、現在米国コレステロール教育プログラム(NCEP-ATP III)の診断基準が世界的に普及している。本邦においても平成17年4月に、日本人向きに日本動脈硬化学会等8学会が合同作成した診断基準が示された。今回、我々はこれを受け、当院における人間ドック受診者を対象にメタボリックシンドロームの存在実態を調査した。<BR>2…

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  • 瑞浪市公共施設・学校・保育園・郵便局での禁煙アンケート調査結果

    秋田 浩子, 大林 浩幸, 西尾 政則, 山瀬 裕彦 日本農村医学会雑誌 53 (5), 783-788, 2005

    不特定多数の瑞浪市民が利用する, 瑞浪市公共施設27施設, 学校14施設, 保育園等15施設, 郵便局10施設の計66施設を対象に, 職員と施設の禁煙・分煙状況を把握する目的で, 施設名記名式のアンケート調査を実施した。<BR> アンケート回収率は100%であった。全職員(936名)の20.0%が喫煙者であった。<BR> 施設の禁煙化状況は, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献13件

  • 院内AED講習会を実施してのBLS指導の効果

    牛丸 剛, 河合 輝, 不破 容子, 山口 満, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 152-152, 2005

    はじめに当院は平成15年7月新設され,270床という規模の二次救急病院として機能している。当院においては,東濃地区の消防署を含め地元の消防署の協力を得て救急レベルの向上を目指し救急勉強会を行なっている。平成16年7月にPAD(一般市民による体外式除細動器)が発令され,当院もAEDを購入する事となり全職員対象にAED(自動体外式除細動)講習会を行ない,有効に使用できるよう救急部の医師を中心とし,地…

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  • インスリン自己注射の実態と再指導の必要性

    永木 寛之, 伊藤 美智子, 市岡 秀介, 津山 いずみ, 西尾 政則, 安藤 操, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 240-240, 2005

    〈緒言〉インスリン製剤は患者が医療行為を行うという特殊な製剤であり、患者個人にゆだねられる部分が大きい。インスリンの自己注射は手技によって血糖コントロールが大きく左右される。当院では平成16年3月からペン型インスリン製剤の切り換えを行なった。これを機に再指導を行ない、指導手順の見直し・手技の難解個所を把握する目的で調査を行なった。又、患者の年齢・使用経験年数によって手技手順の正解率が左右されるか…

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  • 透析患者の血液ガス分析結果(Na,K,Cl,Hgb,Hct)から見る従来法との比較検討

    古田 悟, 渡邉 常夫, 松下 次用, 吉田 正樹, 川島 司郎, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 277-277, 2005

    【はじめに】<BR>透析患者は定期的に病態をコントロールするため、多量の採血を必要とされる。また、背景に慢性的な貧血が進行している患者が多いため、採血量を最小限にとどめることが望まれる。近年、血液ガス分析装置の分析能の向上により多数の項目が全血にて測定できるようになってきた。今回、我々はヘモグロビン(Hgb)、ヘマトクリット(Hct)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、クロール(Cl)を対象と…

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  • 噛んで肥満は防止できる!

    丹羽 政美, 平松 達, 仲田 文昭, 濱屋 千佳, 小野木 啓人, 齋藤 公志郎, 藤田 雅文, 渡邊 和子, 小野塚 実, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 39-39, 2005

    〈緒言〉21世紀は病気にならないための予防医学の時代と言われている。さらに心身ともに健康な人としての生活の質の向上が求められている。そうした中、いわゆる現代病と言われる高齢者痴呆・ストレス疾患・肥満はWHOにおいて克服する課題として位置づけられている。わが国でも厚生労働省の科学研究の重点課題として揚げられ、目標達成のための研究が進められている。我々も第52回、53回日本農村医学会において咀嚼と脳…

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  • クレゾール石鹸液の東濃地区での市中販売の現状と在り方―クレゾール中毒患者の臨床経験を通じて考える―

    大林 浩幸, 西尾 政則, 安藤 操, 吉田 正樹, 野坂 博行, 山瀬 裕彦 日本農村医学会雑誌 53 (4), 660-665, 2004

    今回我々は, 使い切れず自宅にあった500mlボトル入りのクレゾール石鹸液残液を自殺企図にて服用した, うつ病患者を経験し, 日常的に一般家庭向けに販売されているクレゾール石鹸液の在り方に疑問を感じたので調査した。<BR> 岐阜県東濃地区4市(瑞浪市・土岐市・多治見市・恵那市)の全一般薬局・薬店128店における, クレゾール石鹸液の販売・在庫状況を電話調査した。<BR> …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 医薬分業についての意識調査

    西尾 政則, 板津 裕恒, 津山 いずみ, 伊藤 美智子, 秋田 浩子, 山瀬 裕彦 日本農村医学会雑誌 53 (1), 38-45, 2004

    医薬分業とは, 医師が患者を診察し, 薬剤投与が必要であると認めた場合, 患者に処方箋を交付し, 院外の保険薬剤師がその処方箋に基づき調剤・薬剤管理・服薬指導を行うことで, 医師と薬剤師がそれぞれの専門分野の役割を分担し, 国民の医療の質の向上を図ることを目的としたものである。しかしながら行政は, 医療費抑制の目的で, 医療機関が薬価差益による利益を得るために, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • メニエール病に対する心理的側面の追跡

    中山 明峰, 志賀 敦, 車 哲成, 砂川 博, 谷川 徹, 稲福 繁, 松崎 圭治, 角谷 昌昭 Equilibrium Research 63 (2), 155-162, 2004

    It is well known that Ménière's disease is related to stress and mental illness. However, the details of this fact are not well documented. By conducting clinical analysis and basic experiments, we …

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献19件

  • 爪楊枝誤飲による大腸穿孔の1例

    安藤 修久, 只腰 雅夫, 水野 豊, 安藤 秀行, 大池 恵広 日本臨床外科学会雑誌 64 (11), 2794-2797, 2003

    Perforation of the gastrointestinal tract by an accidentally swallowed toothpick rarely happens, and its preoperative diagnosis is difficult because these patients rarely relate a history of …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献9件 参考文献19件

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