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検索結果 603 件

  • 膵頭十二指腸切除術後の門脈狭窄による繰り返す消化管出血に対し門脈ステント留置が奏功した1例

    稲川 敦子, 佐藤 辰宣, 川口 真矢, 遠藤 伸也, 増井 雄一, 松田 昌範, 板井 良輔, 黒上 貴史, 白根 尚文, 大野 和也 日本消化器病学会雑誌 120 (12), 1012-1020, 2023-12-10

    <p>症例は73歳男性.門脈合併切除再建をともなう膵頭十二指腸切除術後,瘢痕狭窄による門脈狭窄を認めた.徐々に側副血行路が発達し,術後5年目に胆管空腸吻合部近傍の静脈瘤から消化管出血を繰り返した.門脈狭窄による門脈圧亢進症を背景にした病態と考え,門脈ステント留置術を選択した.門脈狭窄発症後長期の経過から狭窄突破に難渋したものの門脈ステント留置に成功し,留置後は消化管出血の再燃を認めず経過良好であ…

    DOI PubMed 医中誌

  • 鉄骨はりにCLT壁をドリフトピン接合した構造の水平力抵抗性能

    今村 弘子, 辻 拓也, 荒木 康弘, 古澤 知也, 五十田 博, 松田 昌洋, 中島 昌一, 谷口 翼 日本建築学会構造系論文集 88 (809), 1175-1185, 2023-07-01

    <p>In this research, the structural performance of CLT panel structure was confirmed through full scaled experiments, in which steel beams and CLT were jointed together using steel dowels. The …

    DOI Web Site 参考文献10件

  • HIV-1感染急性期の症例に対するGeenius HIV-1/2 Confirmatory Assayによる判定結果と考察

    重見 麗, 山村 喜美, 岡﨑 玲子, 松田 昌和, 笠原 嵩翔, 清枝 求美, 野村 ひろみ, 矢田 啓二, 今橋 真弓, 横幕 能行, 蜂谷 敦子, 岩谷 靖雅 感染症学雑誌 97 (3), 90-97, 2023-05-20

    <p>2021年,HIV感染症診断における確認検査法として,抗HIV-1/-2抗体を同時に検出できるHIV-1/2抗体確認検査法(Geenius HIV-1/2 Confirmatory Assay;以下,確認IC法)が導入された.しかし,未だ感染急性期・早期症例に対する検査実績が少なく,情報の集積が必要である.特に,急性期の各ステージ(Fiebig …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 嚢胞壁内に浸潤部を有したIPNB with an associated invasive carcinomaの1切除例

    佐藤 辰宣, 川口 真矢, 金本 秀行, 松田 昌範, 寺田 修三, 遠藤 伸也, 高木 哲彦, 徳田 智史, 新井 一守 胆道 36 (4), 515-523, 2022-10-31

    <p>症例は78歳,男性.肝外側区域の嚢胞性腫瘤の精査目的に受診した.画像所見では肝外側区域に造影効果を有する結節を伴う多房性嚢胞性腫瘤を認めた.胆管造影では嚢胞性腫瘤とB3胆管枝との交通が確認された.胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)と診断し,腹腔鏡下肝外側区域切除術を施行した.病理組織学的に腫瘍は主として粘液産生性を有する異型円柱上皮の乳頭状増殖巣からなり,胆管内を裏打ちしていた.多くが中等度程度…

    DOI 医中誌

  • 高度関節水腫を呈した両膝樹枝状脂肪腫の1例

    小畑 彰, 平川 雅士, 松田 昌悟, 津村 弘 整形外科と災害外科 70 (4), 653-656, 2021-09-25

    <p>【はじめに】樹枝状脂肪腫は滑膜下組織が成熟細胞組織に置換され,滑膜が絨毛状に増殖することが特徴であるまれな良性関節内病変である.今回,両膝発症の樹枝状脂肪腫を経験したので報告する.【症例】患者は50歳男性.10年ほど前より誘引なく両膝の腫脹が出現し保存的に加療されていたが改善乏しく,膝痛・腫脹拡大に伴う屈曲制限認めるため当科紹介となった.当科初診時,両膝屈曲伸展動作で轢音著明であり,両膝と…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • TKA術中の屈曲伸展ギャップ差が患者立脚型評価に与える影響

    松田 昌悟, 平川 雅士, 長嶋 優, 池田 真一, 津村 弘 整形外科と災害外科 70 (4), 618-622, 2021-09-25

    <p>【目的】PS型TKAにおける術中屈曲伸展ギャップ差が術後の患者立脚型評価に与える影響を検討したので報告する.【方法】PS型TKAを施行し術後1年以上経過観察可能であった39膝を対象とした.Fit群(0~0.5 mm:20膝),Lax群(2~5 mm:19膝)でそれぞれの術前,術後1年の可動域,術後1年のKnee society …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • SARS-CoV-2 ゲノム配列に基づく分子疫学的動向とその特徴に関する考察(2020年3~10月)

    中田 佳宏, 大出 裕高, 久保田 舞, 松岡 和弘, 松田 昌和, 中筋 美穂, 森 美喜子, 今橋 真弓, 横幕 能行, 岩谷 靖雅 感染症学雑誌 95 (3), 293-300, 2021-05-20

    <p>全世界的に感染拡大しているSARS-CoV-2(severe acute respiratory syndrome coronavirus 2)は,他のRNA ウイルスに比べて変異出現頻度は低く,そのウイルスゲノムは変化しづらいと考えられていた.しかし,昨今の急速な人から人への感染拡大により,SARS-CoV-2 ゲノムが変化しつつある.本邦では,2020 年4 月までにclade L …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献30件

  • 多彩な消化管外病変を伴って発症しCrohn病が疑われた1例

    西谷 雅樹, 宮澤 正樹, 松田 昌悟, 渕﨑 宇一郎, 宮森 弘年, 上田 善道 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (6), 1255-1261, 2021

    <p>症例は44歳,女性.発熱,腹痛,水溶性下痢を主訴に受診し上行結腸炎と診断した.治療反応不良のため行った下部消化管内視鏡検査では回腸終末部から全結腸に多発潰瘍を認め,上部消化管内視鏡検査では非特異的な所見のみだったが,生検でいずれの病変部からも非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認めCrohn病(以下CD)が疑われた.経過で肝機能障害,高アミラーゼ血症,好酸球数増加を認め,肝生検およびEUS-FNAを…

    DOI 医中誌

  • World Wide Webのゲーム化とその効用

    白井 良成, 松田 昌史, 藤田 早苗, 小林 哲生, 岸野 泰恵 情報処理学会論文誌 61 (11), 1660-1679, 2020-11-15

    位置情報ゲームをWWWをフィールドとして実現するゲームの概念,WBG(WWW-based games)を提案する.膨大なコンテンツが存在し,多くの人が日常的に利用するWWWをフィールドにしたゲームを構築することで,WWW上のデータを利用したヒューマンコンピュテーション,Webコンテンツを利用した能力開発,Webサイトへの集客効果など様々な効果が実現できる.一方,その構築においては,実世界とは異な…

    DOI 情報処理学会 参考文献1件

  • 関節リウマチによる滑膜増生と鑑別を要した膝関節内悪性リンパ腫の一例

    佐藤 翔太, 糸永 一朗, 田仲 和宏, 河野 正典, 岩崎 達也, 松田 昌悟, 津村 弘 整形外科と災害外科 69 (4), 897-901, 2020-09-25

    <p>症例は67歳の男性.64歳時に左膝関節痛,両手関節痛で発症したRAであり,Golimumabによる加療が開始された.手関節痛は改善したものの左膝痛は持続し腫脹も増悪傾向でありTofacitinibに変更された.しかしその後も改善なく,滑膜切除の方針となった.術中所見では肥厚した滑膜を認め,病理組織検査の結果,悪性リンパ腫の診断に至った.RAに対してMTX投与中に発症する悪性リンパ腫はMTX…

    DOI Web Site 医中誌

  • 招待パネル:情報系のオンライン演習・講義における工夫:Like duck’s webbed feet in underwater

    伊藤 貴之, 中村 聡史, 松田 昌史, 村上 綾菜, 杉原 太郎 Webインテリジェンスとインタラクション研究会 予稿集 16 (0), 37-37, 2020

    <p>本パネルディスカッションは,2020年度のコロナ禍で取り組まれた情報系のオンライン講義,ないしはオンライン演習における工夫を,実施した教員の立場,学生の立場から議論する.また,紹介された講義・演習における営為を社会心理学の知見に基づき紐解いていく.</p>

    DOI

  • 体幹加速度を用いた歩行の質評価と跛行患者の歩容解析

    米田 昌弘, 福田 寛二, 池渕 充彦, 井上 優, 大井 通正, 三橋 亜由美, 西田 篤司, 松田 昌弘, 村上 昌宏, 糸数 万紀 日本機械学会論文集 86 (886), 20-00080-20-00080, 2020

    <p>The purpose of this study is to investigate the gait improvement for lame patients based on the gait quality index estimated by the spectral analysis results of trunk acceleration. The gait …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • World Wide Webのゲーム化とその効用

    白井, 良成, 松田, 昌史, 藤田, 早苗, 小林, 哲生, 岸野, 泰恵 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2019論文集 2019 275-284, 2019-09-13

    膨大なコンテンツが存在し,多くの人が日常的に利用するWWWをフィールドにしたゲームを構築することで,WWW上のデータを利用したヒューマンコンピュテーション, Webサイトへのナビゲーション,Webコンテンツを利用した能力開発などが実現できる.一方,その構築においては,ゲームのWWW依存度,WWWの時空間特性,Webコンテンツの表示同一性などを考慮する必要がある.本論では,WWW上の文字列を擬人化…

    情報処理学会

  • 東海ブロックで流行するHIV-1 の遺伝子多型とインテグラーゼ 阻害剤に対する耐性変異の経年的頻度解析

    重見 麗, 岡﨑 玲子, 大出 裕高, 松田 昌和, 久保田 舞, 矢野 邦夫, 鶴見 寿, 奥村 暢将, 谷口晴記, 志智 大介, 池谷 健, 伊藤 公人, 松本 剛史, 倉井 華子, 川端 厚, 羽柴 知恵子, 中畑 征史, 小暮 あゆみ, 服部 純子, 伊部 史朗, 今橋 真弓, 岩谷 靖雅, 杉浦 亙, 吉村 和久, 蜂谷 敦子, 横幕 能行 感染症学雑誌 93 (3), 312-318, 2019-05-20

    <p> 本調査研究は東海ブロックで流行しているHIVに対し,インテグラーゼ領域の遺伝子多型と薬剤耐性変異の経年的動向を調査した.HIV/AIDS診療拠点病院(東海)に来院した新規HIV-1サブタイプB感染症例をドルテグラビル承認前(2009~2013年)と承認後(2014~2017年)の2群に分け解析を行った. …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 東海ブロックにおけるHIV-1非サブタイプBの動向調査と伝播性薬剤耐性変異の頻度

    岡﨑 玲子, 重見 麗, 松田 昌和, 久保田 舞, 矢野 邦夫, 鶴見 寿, 奥村 暢将, 谷口 晴記, 志智 大介, 池谷 健, 伊藤 公人, 松本 剛史, 倉井 華子, 川端 厚, 羽柴 知恵子, 中畑 征史, 小暮 あゆみ, 服部 純子, 伊部 史朗, 今橋 真弓, 岩谷 靖雅, 杉浦 亙, 吉村 和久, 蜂谷 敦子, 横幕 能行 感染症学雑誌 93 (3), 298-305, 2019-05-20

    <p>2009年から2017年までに東海ブロック(愛知県,静岡県,岐阜県,三重県)のHIV/AIDS診療拠点病院を受診したHIV-1新規診断症例から分離されたHIV-1非サブタイプBの動向と伝播性薬剤耐性変異の頻度について解析を行った.<BR> 東海ブロックで検出された非サブタイプBは11.2%を占めていた.CRF01_AE,サブタイプC,CRF02_ …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 他者動感画の活用が動感形成に与える影響

    松田 昌幸, 岡端 隆 スポーツ運動学研究 30 (0), 123-139, 2018-03-13

    <p> Today, in junior high school health and physical education, it is very important to consciously learn forms of movement, as students must acquire not only motor skills but also thinking and …

    DOI Web Site

  • 針供養と民間信仰

    松田, 昌子 佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇 45 101-117, 2017-03-01

    針祭りまたは針供養とは、古い針や折れた針を二月あるいは十二月八日に豆腐や蒟蒻に刺して感謝の気持ちをささげ、あるいは供養を行う行事をいう。先行研究により、針供養の行事全体についてはある程度の考察が重ねられてきたが、年中行事として針が特別視されることや、蒟蒻や豆腐に針を刺して地中に埋める習俗についての研究は十分ではない。そこで針供養と関連する事象についての関係を資料から考究し、針供養の事象について明…

    機関リポジトリ

  • 土砂災害予測に関する研究集会-熊本地震とその周辺-プロシーディング

    飯田 智之, 山田 隆二, 酒井 直樹, 小山内 信智, 檀上 徹, 石澤 友浩, 藤本 将光, 深川 良一, 酒匂 一成, 石丸 聡, 後藤 聡, 木村 誇, 若井 明彦, 佐藤 剛, 檜垣 大助, 林 信太郎, 川合 昭彦, 八反地 剛, 沖村 孝, 地頭薗 隆, 松本 祐樹, 田中 俊和, 清﨑 淳子, 林 幸一郎, 木下 篤彦, 今森 直紀, 田中 健貴, 福囿 輝旗, 笹原 克夫, 伊藤 和也, 吉川 直孝, 平岡 伸隆, 土佐 信一, 大類 光平, 板山 達至, 林 拙郎, 井口 隆, 稲垣 秀輝, ハスバートル, 内田 太郎, 桜井 亘, 松田 昌之, 高山 陶子, 林 真一郎, 櫻井 正明, 島野 敏行, 神谷 静, 上野 将司, 宮城 豊彦, 浅野 陽一, 中埜 貴元, 藤原 智, 森下 遊, 小林 知勝, 佐々木 靖人, 新井場 公徳, 上石 勲, 田中 義朗, 拝崎 昌雄, 本島 明, 中村 真也, 松尾 竜也, 平良 健, 長谷中 利昭, 渡邉 勇, 藤見 俊夫, 北園 芳人, 鳥井 真之, 稲本 義人, 松本 久志, 三木 公一, 佐藤 英和, 中川 理絵 防災科学技術研究所 研究資料 (411) 1-231, 2017-03

    Web Site

  • クラウドワーカを利用したメカニズム設計のための一考察

    櫻井 祐子, 松田 昌史, 小山 聡 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2017 (0), 4O2OS17b5-4O2OS17b5, 2017

    <p>クラウドソーシングでは多様な作業者が存在するため,作業品質管理が重要な課題となっている.そのため,作業者らに適切な動機付け(インセンティブ)を与えるためのメカニズム設計に関する研究も盛んに行われている.しかしながら,メカニズムが難解なため,作業者が十分に理解できないという問題もある.そこで,本研究ではメカニズム設計をクラウドソースド化するという新しい方向性を提案する.</p>

    DOI

  • 共乾施設に導入されたOEM遠赤外線乾燥機の性能に関する調査研究

    土方, 享, 中谷, 紘志, 松田, 昌万, 佐竹, 隆顕 農業施設 47 (2), 1-9, 2016-06

    国内で稼動している穀類共同乾燥調製(貯蔵)施設の多くは設置年数が15年以上経過し,施設の機能を維持することとそのコストのバランスをとることが課題となっている。近年,こうした共乾施設の運営実態に対応させるべく海外製の遠赤外線乾燥機が国内メーカー扱いで導入されている。この乾燥機は燃料消費量の低減効果に優れている遠赤外線加熱方式をとっていることに加え,OEM品を利用することで設置導入にかかわるコストを…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 共乾施設に導入されたサイロ冷却システムの実稼働性能に関する調査研究

    土方, 享, 和田, 聡一, 中谷, 紘志, 松田, 昌万, 佐竹, 隆顕 農業施設 47 (2), 18-25, 2016-06

    共乾施設に搬入される米麦の品種変更や有利販売のために,外気温が高い夏場での刈取り・乾燥が行われる事例が散見されるようになった。火力乾燥方式の乾燥機を有する共乾施設の課題の一つに,これらを背景にした外気温が高い環境下における乾燥・貯蔵への対応がある。すなわち,穀類を乾燥するために外気を加温する必要があるものの,穀類の品質保持の観点から加温には限界があること,貯蔵に入る前の通風による冷却は外気温以下…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 共乾施設に導入されたOEM遠赤外線乾燥機の性能に関する調査研究

    土方 享, 中谷 紘志, 松田 昌万, 佐竹 隆顕 農業施設 (149) 1-9, 2016-06

    国内で稼動している穀類共同乾燥調製(貯蔵)施設の多くは設置年数が15年以上経過し,施設の機能を維持することとそのコストのバランスをとることが課題となっている。近年,こうした共乾施設の運営実態に対応させるべく海外製の遠赤外線乾燥機が国内メーカー扱いで導入されている。この乾燥機は燃料消費量の低減効果に優れている遠赤外線加熱方式をとっていることに加え,OEM品を利用することで設置導入にかかわるコストを…

    日本農学文献記事索引

  • 共乾施設に導入されたサイロ冷却システムの実稼働性能に関する調査研究

    土方 享, 和田 聡一, 中谷 紘志, 松田 昌万, 佐竹 隆顕 農業施設 (149) 18-25, 2016-06

    共乾施設に搬入される米麦の品種変更や有利販売のために,外気温が高い夏場での刈取り・乾燥が行われる事例が散見されるようになった。火力乾燥方式の乾燥機を有する共乾施設の課題の一つに,これらを背景にした外気温が高い環境下における乾燥・貯蔵への対応がある。すなわち,穀類を乾燥するために外気を加温する必要があるものの,穀類の品質保持の観点から加温には限界があること,貯蔵に入る前の通風による冷却は外気温以下…

    日本農学文献記事索引

  • 共乾施設に導入された省スペース型循環式乾燥機の性能に関する調査研究

    土方, 享, 中谷, 紘志, 松田, 昌万, 佐竹, 隆顕 農業施設 47 (1), 23-31, 2016-03

    国内で稼動している穀類共同乾燥調製(貯蔵)施設の多くは設置年数が15年以上経過し,施設の機能を維持するためのコストの増加と利用料金を中心とした収入のバランスをとることが課題となっている。近年,共乾施設の運営実態に対応させるべく従来の共乾施設向け循環式乾燥機の構造を小型化した省スペース型の乾燥機が開発・実用化されている。この乾燥機は従来機の容量・機能を維持した上で構造を小型化して昇降機を含めた全高…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 特定健診受診者における生育環境要因と生活習慣病の関連調査~出生時体重と耐糖能異常のリスク

    松田 彰, 川崎 竜平, 油井 綾子, セーボレー 純子, 田淵 麻衣, 込山 敦子, 筒井 侑希, 廣瀬 朗子, 吉川 由佳里, 桂 奈緒美, 桜井 順也, 松田 昌文 糖尿病 59 (12), 775-781, 2016

    <p>Non-communicable diseases(NCD)の発症は遺伝素因と環境の相互作用以外に胎生期から幼少期の栄養環境に影響される.当時の成育状況を調査票で調べ代謝指標との関連を検討した.対象は733名(男297女436名,68.9±11.1歳,BMI 22.6±3.4)で,幼少期の貧しい栄養環境,低出生時体重,小学校入学時の低身長に関連を認めた. …

    DOI

  • 共乾施設に導入されたOEM遠赤外線乾燥機の性能に関する調査研究

    𡈽方 享, 中谷 紘志, 松田 昌万, 佐竹 隆顕 農業施設 47 (2), 59-67, 2016

    国内で稼動している穀類共同乾燥調製(貯蔵)施設の多くは設置年数が15年以上経過し,施設の機能を維持することとそのコストのバランスをとることが課題となっている。近年,こうした共乾施設の運営実態に対応させるべく海外製の遠赤外線乾燥機が国内メーカー扱いで導入されている。この乾燥機は燃料消費量の低減効果に優れている遠赤外線加熱方式をとっていることに加え,OEM …

    DOI

  • 幼児は他者に見られていることを気にするのか:良い評判と悪い評判に関する行動調整

    奥村 優子, 池田 彩夏, 小林 哲生, 松田 昌史, 板倉 昭二 発達心理学研究 27 (3), 201-211, 2016

    <p>評判は,人間社会における利他行動の促進や社会秩序の維持に重要な役割を果たしている。評判を戦略的に獲得するために成人は“評判操作”,つまり,他者に見られていることに敏感となり,他者の自分に対する印象や査定を操作する行動をとることが示されている。一方で,就学前の子どもにおいて,幼児が場面に応じてどのように評判操作をするのかは不明な点が多い。そこで本研究では,幼児の評判操作に関して2つの検証を行…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 共乾施設に導入された省スペース型循環式乾燥機の性能に関する調査研究

    𡈽方 享, 中谷 紘志, 松田 昌万, 佐竹 隆顕 農業施設 47 (1), 23-31, 2016

    国内で稼動している穀類共同乾燥調製(貯蔵)施設の多くは設置年数が15年以上経過し,施設の機能を維持するためのコストの増加と利用料金を中心とした収入のバランスをとることが課題となっている。近年,共乾施設の運営実態に対応させるべく従来の共乾施設向け循環式乾燥機の構造を小型化した省スペース型の乾燥機が開発・実用化されている。この乾燥機は従来機の容量・機能を維持した上で構造を小型化して昇降機を含めた全高…

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  • 共乾施設に導入されたサイロ冷却システムの実稼働性能に関する調査研究

    𡈽方 享, 和田 聡一, 中谷 紘志, 松田 昌万, 佐竹 隆顕 農業施設 47 (2), 76-83, 2016

    共乾施設に搬入される米麦の品種変更や有利販売のために,外気温が高い夏場での刈取り・乾燥が行われる事例が散見されるようになった。火力乾燥方式の乾燥機を有する共乾施設の課題の一つに,これらを背景にした外気温が高い環境下における乾燥・貯蔵への対応がある。すなわち,穀類を乾燥するために外気を加温する必要があるものの,穀類の品質保持の観点から加温には限界があること,貯蔵に入る前の通風による冷却は外気温以下…

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  • 確率的トピックモデルによる対人認知傾向と性格特性の関連付け

    熊野史朗, 大塚和弘, 松田昌史, 石井亮, 大和淳司 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 39-40, 2014-03-11

    人が持つ対人認知の傾向を,性格特性及び性別と関連付ける数理モデルを提案する.本研究では,対人認知傾向を,対象とする認知の各状態が,様々な刺激に対してそれぞれどの程度の割合で生成されるかを記述した確率分布とする.性格特性は既存の複数の心理尺度に関して質問紙から得たスコアとする.本稿では,確率的トピックモデルを用いて,これら3要素間の関係性を自動的に学習する方法を提案する.実験では,50名(男性25…

    情報処理学会

  • バーチャル小腸内視鏡により小腸狭窄マップを作成した,原因不明の多発性小腸潰瘍の1例

    吉川 俊之, 白根 尚文, 松田 昌範, 鈴木 直之, 黒上 貴史, 瀧 雄介, 新井 一守, 菊山 正隆 日本消化器病学会雑誌 111 (4), 756-764, 2014

    39歳女性.下痢・嘔吐・貧血・低アルブミン血症で当科紹介となった.バーチャル小腸内視鏡により全小腸が316 cmの長さで描出され,トライツ靭帯から89,100,116,147,154 cmに輪状潰瘍による狭窄を認めた.通過障害の解除を目的として小腸切除術を施行した.トライツ靭帯から58,71,90,130,138,218,225 cmに輪状狭窄を認め,7病変中5つが描出されていたことを確認した.

    DOI PubMed 医中誌

  • <i>Bacillus cereus</i>による敗血症,壊死性筋膜炎をきたした肝硬変症の1例

    松田 昌悟, 桐島 寿彦, 岡本 直樹, 久野 寧子, 高井 孝治, 元好 貴之, 西方 誠, 山下 靖英, 吉波 尚美, 新谷 弘幸 日本消化器病学会雑誌 111 (10), 2013-2020, 2014

    症例は54歳女性.肝硬変症などで通院中.大量吐血し当院へ搬送された.食道静脈瘤破裂と考え,EVLを施行した.第3病日に<i>Bacillus cereus</i>(<i>B. cereus</i>)による敗血症性ショック,両下肢の壊死性筋膜炎を発症したが,早期のデブリドマン,適切な抗菌薬投与により軽快した.<i>B. …

    DOI PubMed 医中誌

  • 虚血性心疾患発症患者の腹膜透析カテーテル留置術の麻酔管理で腹横筋膜面ブロックが有用であった1症例

    茂山 泰樹, 松田 昌子 日本臨床麻酔学会誌 34 (3), 423-425, 2014

      虚血性心疾患発症患者の腹膜透析カテーテル留置術の麻酔管理で腹横筋膜面ブロックが有用であった1症例を経験したので報告する.症例:91歳男性,10年前より腎機能低下が進行していた.1ヵ月前に虚血性心疾患を発症したが,心臓カテーテル検査・治療をする前に透析導入が必要となり腹膜透析カテーテル留置術が予定された.意識下で超音波ガイド下腹横筋膜面ブロックを施行後,手術が開始された.皮膚・筋・腹膜切開時に…

    DOI 被引用文献1件 参考文献2件

  • MM-Space:頭部運動の物理的補強表現に基づく会話場再構成

    大塚, 和弘, 熊野, 史朗, 松田, 昌史, 大和, 淳司 情報処理学会論文誌 54 (4), 1450-1461, 2013-04-15

    複数人物による対面会話場面を実世界に再構成するためのシステムを提案する.本研究では,時間・空間を隔てた会話の状況を,あたかもその場にいるかのように観測できるシステムの実現を目指し,会話者の顔画像をスクリーンに投影しつつ,その人物の頭部運動をスクリーンの物理的な運動として補強して提示するという表現方法を提案する.本システムでは,会話者の配置に合わせて,複数のプロジェクタ,および,透過型スクリーンが…

    情報処理学会

  • 森林特性・地形特性を踏まえたスコリア流出可能性評価

    和智 明日香, 内山 豊, 鈴江 和也, 荒井 健一, 松田 昌之, 伊藤 史彦 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 141-, 2013

    神奈川県の酒匂川上流の水源地域では、H22年9月の台風9号に伴う集中豪雨により、宝永スコリアが各所で流出した。スコリアは一度流出し始めると、連鎖的かつ経年的に拡大が進む性質がある。これを放置すると表層崩壊が進み、水源かん養機能等の森林機能に著しい影響を及ぼすと考えられる。このことから流出防止対策を効率的かつ効果的に実施するため、航空レーザ計測データを用いてスコリア流出の状況を把握し、これらを基に…

    DOI

  • 多発肺結節影にて発症したmethotrexate(MTX)関連リンパ増殖性疾患の1例

    太田 浩世, 児山 紀子, 中村 篤宏, 松田 昌之, 山本 佳史, 友田 恒一, 吉川 雅則, 木村 弘, 榎本 泰典, 大林 千穂 日本内科学会雑誌 102 (10), 2676-2678, 2013

    70歳,女性.68歳より関節リウマチに対してMTX内服治療を開始された.治療経過中の胸部CTにおいて両側肺に多発する結節影を認めたため,当科を受診した.CTガイド下生検による組織診断と,血中EBV DNA定量が高値であったことから,MTX関連リンパ増殖性疾患と診断した.MTX内服中止により腫瘍縮小効果が得られた.MTX関連リンパ増殖性疾患におけるリンパ節外病変の症例で,本症例のように肺に限局して…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献2件

  • 小学校、中学校における書く力の再考(第1年次) : 他教科や生活への活用を目指して(プロジェクト研究)

    大熊,徹, 細川,太輔, 千田,洋幸, 中村,和弘, 廣川,加代子, 木下,ひさし, 笠井,正信, 上田,真也, 古谷,理恵, 井上,陽童, 福田,淳佑, 青山,尚司, 小倉,勝登, 大塚,健太郎, 成家,雅史, 三浦,尚介, 吉永,安里, 宮嵜佐智子, 岩浅,健介, 森,顕子, 渡邉,裕, 石井,健介, 田中,成行, 松原,洋子, 荻野,聡, 片山,守道, 奥村,千絵, 浅見,優子, 油,史枝, 生島,靖裕, 伊澤,圭花, 石川,尚樹, 薄井,智美, 筧,理紗子, 川畑,秀成, 窪田,雅美, 小林,真理子, 坂本,喜代子, 三枝,美枝, 高桑,美幸, 高瀬,誠哉, 武井,二郎, 藤村,由紀子, 松江,宣彦, 松村,優子, 矢作,朋子, 金野,泰久, 小山,進治, 小川,明夫, 大川,修一, 新井,孝昇, 赤井,聡子, 梅田,芳樹, 星野,真奈美, 諸戸,香織, 佐藤,恵子, 山本,大輝, 高橋,麻樹子, 南館,伸介, 松田,昌幸, 笹平,真之介 東京学芸大学附属学校研究紀要 39 54-60, 2012-08

    type:論文(Article)

    機関リポジトリ

  • 14-1 平成23年3月12日長野県北部の地震における阿部家住宅の被害調査(材料・構造系)

    松田 昌洋, 梅干野 成央, 土本 俊和 日本建築学会北陸支部研究報告集 (55) 23-26, 2012-07-22

    平成23年3月12日に発生した長野県北部の地震における長野県県宝の伝統木造住宅である阿部家住宅の被害調査を行い、本論ではその調査結果をまとめた。また、阿部家住宅の構造的なモデル化を試み、時刻歴応答解析を行った。その結果、解析で得られた最大応答値は地震被害調査の状況をよく表しており、地震動の周期特性が伝統木造住宅の応答に及ぼす影響を検証することができた。

    日本建築学会

  • 9-1 長野市信州新町信級岩下の旧越山はるい家住宅・北の釜屋に関する建物調査報告(計画系)

    梅干野 成央, 松田 昌洋, 土本 俊和 日本建築学会北陸支部研究報告集 (55) 553-556, 2012-07-22

    長野県の長野市信州新町信級岩下に所在する旧越山はるい家住宅と北の釜屋ついて、平成23年(2011)に建物調査を行った。本論では、この建物調査の成果をまとめたとともに、これらの建物について文化的な位置づけを示した。その結果、旧越山はるい家住宅と北の釜屋が、山村の生業、とりわけ、麻の生産をささえた貴重な産業遺産であることを示した。

    日本建築学会

  • 術前3D-MR画像が有用であったvenous angiomaによる三叉神経痛の1例

    井上 卓郎, 平井 久雄, 清水 俊樹, 辻 雅之, 上杉 哲平, 鈴木 文夫, 松田 昌之 Japanese Journal of Neurosurgery 21 (7), 556-561, 2012

    Venous angiomaが関与した三叉神経痛はまれであり,術前3D-MR画像が手術計画に有用であったため報告する.症例は38歳の男性で,内服治療中に症状が悪化したため,微小血管減圧術を検討した.MRIでは小脳,脳幹部にvenous angiomaを認め,三叉神経には流出静脈と上錐体静脈に吻合するcollateral …

    DOI Web Site 医中誌

  • ESDにて一括切除を施行したびまん性胃粘膜下異所腺を伴った早期胃癌の1例

    松田 昌悟, 古志谷 達也, 高井 孝治, 元好 貴之, 山下 靖英, 桐島 寿彦, 吉波 尚美, 新谷 弘幸, 浦田 洋二, 吉川 敏一 日本消化器内視鏡学会雑誌 54 (3), 440-444, 2012

    びまん性胃粘膜下異所腺は切除胃の数%に認められる比較的稀な疾患である.本症は粘膜面に高頻度に胃癌が合併することが報告されており,paracancerous lesionと考えられている.今回,びまん性胃粘膜下異所腺を伴った早期胃癌に対してESDによる一括切除を施行した1症例を経験した.異所腺が嚢胞状に拡張し胃粘膜下嚢胞を形成した場合,内視鏡検査時に併存胃癌の肉眼型や深達度診断に影響を与える可能性…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 中年期以降の女性を対象とした3か月間のストレス緩和介入の効果

    上田 真寿美, 中田 智恵, 齊田 菜穂子, 堤 雅恵, 岡野 こずえ, 生田 奈美可, 木下 みゆき, 砂川 公美子, 亀崎 明子, 田中 満由美, 松田 昌子 日本健康教育学会誌 20 (4), 276-287, 2012

    目的:現代,中年期以降の女性は従来とは異なるストレス環境下にある.ストレスや心身の不調を訴える者は増えているがストレス緩和やその実践方法に関する研究は少ない.このことから自分に合ったストレス緩和法を見つけ,実施できるようになる教育が必要である.そこで,本研究では自身でできるストレス緩和法(アロマセラピー,有酸素運動,漸進的筋弛緩法)を3か月間実施してもらい,実施前後のストレス指標の変化を検討した…

    DOI

  • 75g経口ブドウ糖負荷2時間後尿中ミオイノシトールを指標とした耐糖能低下者の検出法の検討

    河津 捷二, 山縣 文夫, 富永 真琴, 足立 雅樹, 池田 斉, 矢澤 麻佐子, 土田 温子, 松田 彰, 大村 栄治, 松田 昌文, 今井 康雄, 桂 善也, 大嶋 利枝, 鈴木 幸子, 芳野 原, 岨 康二, 加計 正文, 川上 正舒 糖尿病 54 (1), 27-33, 2011

    同意を得られた390名に75g経口ブドウ糖負荷試験を実施しWHO(1998)およびJDS基準(1999)に従い耐糖能の型分類を行った.正常型のうち糖負荷1時間後の血糖値が180mg/d<i>l</i>以上の者は準境界型とした.糖負荷前および2時間後に採尿し,尿中ミオイノシトール(UMI:尿中クレアチニンで補正)を測定し,2hUMIと前値(0hUMI)を差引いた増加量であるΔUMIを指標とし,耐糖…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 耐震補強を目的とした既存木造住宅の類型化と戸数調査

    藤田 香織, 千葉 一樹, 佐藤 弘美, 松田 昌洋 住宅総合研究財団研究論文集 37 (0), 333-344, 2011

    本研究は主に1981年以前に建設された木造住宅を対象に,過去の地震被害調査結果に基づきその破壊モードの類型化を行うと同時に,存在戸数の調査を行った。その結果1960 年代頃以降の木造住宅は,建設年が新しくなると比例的に被害程度が減少する傾向が認められる一方,1950年代以前は木造住宅の母数が急激に少なくなるが,地震被害と建設年の間に明確な相関が見出せないことを明らかにした.また,限られた数の調査…

    DOI

  • 長期経過観察中に閉塞性黄疸をきたした膵漿液性嚢胞腺腫の1例

    桑原 明子, 古志谷 達也, 松田 昌悟, 高井 孝治, 元好 貴之, 山下 靖英, 桐島 寿彦, 吉波 尚美, 新谷 弘幸, 浦田 洋二, 勝馬 芳徳, 吉川 敏一 日本消化器病学会雑誌 108 (6), 962-968, 2011

    症例は68歳男性.1997年3月より膵頭部の嚢胞性腫瘍にて長期経過観察されていた.2007年6月に閉塞性黄疸で入院.CTにて腫瘍径は約10年間で3.6cmから5.9cmへと増大を認めた.ERBDによる減黄後,膵頭十二指腸切除術を施行した.切除標本の病理診断は膵漿液性嚢胞腺腫であった.本症は一般的に緩徐な発育をする良性腫瘍で,腫瘍径が4cmを超えると有症状になることが多いとされるが,経過中に胆管狭…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献18件

  • (OS招待講演)「仕掛学」の実験研究からのアプローチ

    松田 昌史 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2011 (0), 3A2OS11b5-3A2OS11b5, 2011

    <p>人間の社会行動を分析対象とする方法論には,事例研究法,調査法,観察法,実験法などいくつかの立場がある.当然,それぞれに一長一短があるが,本稿では著者が携わってきた実験法に焦点を当て,「仕掛学」研究推進のためのヒントを示したい.小集団内の対人相互作用に関する実験をはじめ,不特定多数の人々の関わる社会制度の形成・維持に関連した実験研究例を紹介したい.</p>

    DOI

  • 非言語的コミュニケーションのマルチ・チャネル的研究の推進を目指して

    小川 一美, 松田 昌史, 飯塚 雄一, 守﨑 誠一, 高橋 直樹, 横山 ひとみ 対人社会心理学研究 10 55-75, 2010

    対人コミュニケーション研究は、人に関わる研究を展開するうえで、多くの示唆を与えるものである。研究のアプローチは多様であり、近年では、心理学やコミュニケーション学にとどまらず、社会言語諸科学、情報工学などからの注目が増大している。特定のチャネル行動の追究の蓄積を踏まえ、近年はコミュニケーションの機能に着目する視点から多チャネルを同時に扱う研究が進展しつつある。しかし、それは、測定技術、メディアの多…

    DOI HANDLE

  • 土砂災害の被害イメージのアンケート調査による被害指標の検討

    小嶋 伸一, 小山内 信智, 西本 晴男, 小川 紀一朗, 松田 昌之 Journal of the Japan Society of Erosion Control Engineering 62 (3), 47-54, 2009

    It is important to warn local inhabitants of sediment disasters and inform them of their types and sizes. It is necessary and important to develop a worldwide standard index to represent the types …

    DOI 被引用文献1件

  • イリノテカン,シスプラチン併用療法により病理学的著効が得られた胃内分泌細胞癌の1例

    桐島 寿彦, 吉波 尚美, 円居 明子, 松田 昌悟, 高井 孝治, 元好 貴之, 山下 靖英, 高顯 純平, 新谷 弘幸, 水本 雅己, 吉川 敏一 日本消化器病学会雑誌 106 (11), 1616-1624, 2009

    症例は65歳男性.2007年6月に心窩部痛,体重減少にて当院受診.胃前庭部の後壁に2型腫瘍を認め病理組織検査で胃内分泌細胞癌と診断した.多発性リンパ節転移,肝転移を認めたため,イリノテカン,シスプラチン併用療法を3コース行ったところ原発巣PR,転移巣CRで総合PRと評価した.胃切除術を行ったが切除標本に腫瘍細胞の残存を認めず病理学的著効と判断した.術後1年以上経過しているが無再発生存中である.<…

    DOI 医中誌 被引用文献6件 参考文献27件

  • テーブルトップインタフェースを用いた発想支援システムの開発と適用

    大橋, 誠, 伊藤, 淳子, 宗森, 純, 松下, 光範, 松田, 昌史 情報処理学会論文誌 49 (1), 105-115, 2008-01-15

    KJ 法は日本の代表的な発想法の1 つであり,様々な場面で広く活用されている.KJ 法はもともと付箋紙を使って行われてきたが,計算機で支援するKJ 法(計算機型KJ 法)もあり,それぞれ固有の問題が存在する.紙面上のKJ 法は,複数の作業者で行う場合,対面で付箋紙を使用するため,反対側で付箋紙の文字を読み取る作業が容易ではない.計算機型KJ 法は複数台のPC …

    情報処理学会 Web Site 被引用文献1件 参考文献17件

  • 平成19年新潟県中越沖地震における木造社寺建築の被害

    腰原 幹雄, 松田 昌洋, 津和 佑子 生産研究 60 (2), 138-142, 2008

    平成19年新潟県中越沖地震の社寺建築の被害調査を通して, 伝統木造建築の被害と復旧について整理した.今回の地震でも, それぞれの伝統木造建築の被害は, これまでの地震の被害原因とほとんど同じものであった.震災復旧工事にあたっては, 2度の被災経験から耐震補強を合わせて実施するケースが増えているが, 合板による補強など, …

    DOI Web Site

  • 垂れ壁付き独立柱の終局挙動に関する研究

    松田 昌洋, 加藤 圭, 腰原 幹雄 生産研究 60 (2), 115-118, 2008

    伝統的木造住宅の耐震要素である垂れ壁付き独立柱の動的挙動や大変形領域での破壊挙動を把握し, 既存の垂れ壁付き独立柱の評価法を検証することを目的として, 垂れ壁付き独立柱を含む構面を試験体とした振動台実験を行った.実験の結果, 柱の折損が生じると同時に差鴨居端部の柱からの引き抜きによる荷重の低下も見られた.これより垂れ壁の両側にある柱の径が異なり, 各柱の曲げ剛性に大きな差があるような構面では, …

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  • 平成19年能登半島地震における木造住宅の被害

    腰原 幹雄, 福本 有希, 松田 昌宏 生産研究 60 (2), 132-137, 2008

    平成19年能登半島地震の木造住宅の被害調査を通して, 木造住宅の耐震要素と被害の関係を整理した.今回の地震でも, それぞれの木造住宅の損傷の原因は, これまでの地震の被害原因とほとんど同じものであり, 垂れ壁付き独立柱では, 解明されつつある耐震要素のさまざまな被害形式が観察された.こうした構造的欠陥は, …

    DOI Web Site

  • 胸腺腫摘出術後に細胞性免疫能の低下を認め1型糖尿病を発症した症例

    桝澤 政広, 上地 英司, 松田 昌文, 本島 新司 糖尿病 51 (12), 1093-1098, 2008

    症例は59歳,女性.高血糖,ケトーシスにて入院.抗グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)抗体が55,400 U/m<i>l</i>と高値で,内因性インスリン分泌の低下を認め1型糖尿病と診断した.胸腺腫摘出術の既往があり,術後に口腔カンジダ症を繰り返していた.13歳時に肺結核にて治療の既往があるにも関わらず,ツベルクリン反応は弱陽性にとどまり細胞性免疫能の低下が示唆された.末梢血CD4<sup>+</s…

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  • 航空レーザー測量データから作成されたDEMの解析に基づく地すべり地形発達プロセスの推定

    笠井 美青, 池田 学, 藤澤 和範, 松田 昌之, 鈴木 雄介 日本地すべり学会誌 45 (2), 118-124, 2008

    本研究では航空レーザー測量データの解析値を地すべり判読の際の客観的な判断材料として将来活用することを視野に入れて, 地すべりの発生していない2斜面及び6個の地すべりについて, 航空レーザー測量データ起源の2mグリッドDEMを用いて地形解析を行った。解析要素には斜面勾配と固有値比を用いた。また各地すべりでは踏査により現地状況を調査した。その結果, …

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献7件

  • 日本におけるHIV‐1遺伝子型薬剤耐性検査のコントロールサーベイ

    藤崎 誠一郎, 藤崎 彩恵子, 伊部 史朗, 浅黄 司, 伊藤 俊広, 吉田 繁, 小池 隆夫, 大家 正泰, 渡邊 香奈子, 正兼 亜季, 上田 幹夫, 潟永 博之, 松田 昌和, 貞升 健志, 長島 真美, 岡田 清美, 近藤 真規子, 秦 眞美, 溝上 泰司, 森 治代, 南 留美, 白阪 琢磨, 岡 慎一, 杉浦 亙, 金田 次弘 日本エイズ学会誌 9 (2), 136-146, 2007

    <I>Objective</I>: Most laboratories in Japan are performing the HIV-1 genotypic drug-resistance testing with their in-house methods based on the one developed by National Institute of Infectious …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献25件

  • 言語表現と統計グラフの相互変換に関する基礎検討

    小泉 尚之, 松下 光範, 松田 昌史, 馬野 元秀 人工知能学会全国大会論文集 JSAI07 (0), 2H56-2H56, 2007

    <p>本研究のゴールは、様々な形式で表現された情報を利用者の要求に応じて適切な表現に変換し提供する技術の実現である。その端緒として言語情報 (テキスト) と視覚情報 (統計グラフ) の相互変換技術について研究を進めている。このような技術の実現には、統計グラフを表現する語彙や着目点の選択基準、修辞構造など、テキストと統計グラフの対応関係を明らかにする必要がある。そこで本研究では被験者実験を通じ、人…

    DOI Web Site

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